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16/04/05 大井 ブリリアントＣ |
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４日の大井競馬ではまずまずのスタートから控えて中団を追走。じりじりポジションを上げていき直線を迎えるが、伸び切れず６着まで。「何とかいい時の走りを引き出したいという一心で騎乗しましたが、重賞を制した時のような走りを見せることはできませんでした。本当に申し訳ありません。右、左の違いはあるにしても、やはり以前と違って少し反応しきれない部分があるのは否めません。馬場や展開もベストとは言えませんが、それでももう一段階あるギアを使えていませんし、悔しさしかありません」（今野騎手）「もう一度、重賞を制した時の走りを取り戻させてあげたいと考えていましたが、ベストな結果を出すことはできませんでした。期待に応えることができず申し訳ありませんでした。パドックから気持ちは入っていましたが、状態は変わらず良かったですし、あとは結果を出すだけでした。ただ、以前なら勝負どころからもう一段階伸びていたところで動ききれませんでした。ウィークポイントをケアしながら取り組んできましたが、結果につながらず非常に無念でなりません。悔しさは残りますが、ここまで本当によく頑張ってくれたと思います。今後については状態を見た上でよく話し合えればと考えています」（川島師）復活を果たすべく大きく条件を変えてレースへ挑みましたが、最良の結果を出すことはできませんでした。左右の違いはありますが、これまでであれば４コーナー付近からもう一段階ギアを使えていましたが、ここ最近の競馬と同様に肝心のところから伸び切れませんでした。今後についてはレース後の状態を見た上で方針を検討していきます。
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16/03/08 船橋 柏の葉オープン |
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８日の船橋競馬では少しゆっくり目のスタートとなるも促して前々でレースを進める。好位を維持して直線へ向かうものの、伸びは見られず６着。「状態自体は間違いなく良いのですが、何か気持ちが競馬に向いていないですね。イメージ通りに進めることができたので、あとは正重の馬を交わすだけだと思っていたのですが、そこから全く反応できませんでした。難しい面があるとは言え、力を出し切れず申し訳ない結果になってしまいました」（今野騎手）「体もしっかりキープできていましたし、道中のポジションも問題ありませんでした。あとは直線で伸びてくるだけというところですが、そこからが反応し切れませんでした。今野と話してもペースが合わないという感じではありませんが、何か動き切れない要因があるのかもしれません。ここで巻き返しを図りたかっただけに本当に残念です。いい結果を出せず申し訳ありませんでした」（川島師）力を出し切れなかった前走の借りを返すべく、今日のレースへ挑みました。好位から競馬を進め、絶好のポジションで直線を向いたかに見えましたが、伸び切ることはできませんでした。気持ちの部分が影響する馬ではありますが、状態の良さを結果に結び付けられない現状だけに歯痒い限りです。今後はレース後の状態を見た上で検討していきます。
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16/02/17 船橋 報知グランプリＣ |
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１７日の船橋競馬ではまずまずのスタートから道中は中団で競馬を進める。勝負どころから追い上げを図るも、上手くギアをあげることができず直線も伸びはなく１３着。「状態の良さは先生からも聞いていましたし、何とか結果に結びつけたかったのですが、勝負どころから行くに行けませんでした。終始団子の競馬で上手く直線へ導いてあげることができなかったです。最後もまったく脚を使えませんでした。連覇のかかったレースで本当に申し訳ない結果になってしまいました。すみませんでした」（矢野騎手）「内枠を引けましたし、上手く導ければ必ず結果はついてくると思っていましたが、終始包まれる形で良さを活かすことができませんでした。枠が逆に仇になった格好で残念でなりません。連覇のかかった大事なレースでしたし、このような結果に終わってしまい悔しい限りです。調子の良さを活かせず今日は参考外ですが、まさかここまで負けるとは思いもよりませんでしたし、レース後の状態をよくチェックした上で次に向かいます。今日は期待に応えることができず本当に申し訳ありませんでした」（川島師）強烈な末脚で制した昨年の報知グランプリＣから１年。連覇を目指して挑んだレースでしたが、昨年の埼玉新聞栄冠賞のように内々で包まれてしまい、自分の競馬をさせてもらうことができませんでした。前走の走りからもここまで負ける馬ではありませんし、今日の結果は悔しい限りです。今後についてはレース後の状態を見た上で検討していければと考えています。
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16/01/03 川崎 報知オールスターＣ |
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３日の川崎競馬ではまずまずのスタートから前々で競馬を進める。勝負どころから前を射程圏に入れて直線では先頭に立つが、最後は勝ち馬に交わされて２着。「あと一歩でしたが、粘り切ることができませんでした。本当に申し訳ありません。直線と３コーナーあたりで止める面を出したので気合いを付けましたが、それがなければと思うだけに悔しいです。前を見ながら進めてほしいという指示でしたが、返し馬でかなり気持ちが入っていたので、心配になりましたが、レースに行くとスムーズでした。勝てなかっただけに残念ではありますが、馬は以前から変わってきていますし、次は一番いい結果を期待したいですね」（真島騎手）「勝つつもりで挑んだレースでしたが、あと僅かのところで交わされてしまいました。２着では意味がありませんし、期待に応えられず悔しいです。ただ、残念ではありますが目標の報知グランプリＣへ向けて変わり身があったのは収穫ですし、次走では勝利と共に連覇を果たせればと思います。今野とも相談して今までのように後ろから行かせるとトボける面があったので今日は前々を突きながら進めましたが、止めるところを見せたものの、最後まで頑張ってくれたと思います。次走まで期間もありますし、きっちり仕上げられるように取り組んでいきます」（川島師）前走後は復活をかけて様々な面を変えてきました。その効果もあって大幅な前進を見せてくれたと思います。あと僅かの差で逃した勝利の喜びは、次走の報知グランプリＣを連覇で飾って噛み締めたいところです。今後はレース後の状態を見た上で問題ないようであれば２月の報知グランプリＣへ向かう予定です。
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15/12/08 船橋 総の国オープン |
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８日の船橋競馬ではまずまずのスタートから道中は後方を追走。ジリジリ追い上げていき、勝負どころでは前を射程圏に入れるが直線では伸び切れず７着まで。「スタートを決めて道中も上手く脚を溜めることができたと思いましたが、最後まで伸び切れませんでした。報知グランプリＣを勝ったあたりでは勝負どころからもう一段くるものがありましたが、それがありませんでした。息が上がっているわけではなく、力を出し切っていないので非常に悔しいです。レースの運び方に問題はないのでしょうが、どこかで馬に慣れが出てきているかもしれません。何かを変えないといけないと思いますし、次は馬具を装着してみるのもいいかもしれないですね」（今野騎手）「正直、今回は状態も良かったですし、ここまで負けると思っていなかったので心の底から悔しいです。息も上がっていませんし、競馬をしていないのは明白です。期待を裏切る結果になってしまい、本当に申し訳ありませんでした。レース後の状態を見る限り、今野が言うように走れていないのは気持ちの部分もあると思います。目標を来年の報知グランプリＣ連覇に置いていますが、今のままではいけないですし、何かを変えないといけないのかもしれません。まだまだ頑張れる力は残っているので、次の報知オールスターＣでは何とか変わり身を引き出せるように対策を練りたいと思います」（川島師）状態の良さを活かして最低でも先につながる競馬を見せてほしかっただけに、今日の結果は残念でなりません。２月の報知グランプリＣでは前を射程圏に入れた４コーナーから更に伸びを見せました。来年、そのレースの連覇を狙うのであれば、もう一段階あるはずのギアを引き出す必要がありますし、何とか変わり身を見せられるように対策を検討していければと思います。
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15/10/28 浦和 埼玉新聞栄冠賞 |
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２８日の浦和競馬ではまずまずのスタートから控えて後方を追走。勝負どころから仕掛けていこうとするも動くに動けず、腹を括って内を攻めていくが伸び切れず７着。「力はある馬だけど今日はそれを出し切ることができませんでした。チャンスはあると思っただけに本当に悔しいです。申し訳ありませんでした。道中に控えて脚を溜める狙いだったのですが、かなりのスローペースということに加えて外に馬がいたので上がるに上がれませんでした。今日は全くの参考外だと思うのでコース云々は言えませんが、すごいパワーの馬だし、噛み合えばまだまだやれる力はあるでしょう」（的場騎手） 「叩き２戦目で間違いなく、状態は上がっていたと思うだけに結果を出せず非常に残念でなりません。レース前に的場さんからの依頼でメンコは外しましたが、それ自体は競馬に影響はありませんでした。ただ、如何せん道中は動くに動けない、厳しい位置での競馬を強いられてしまいましたね。出たい時に出られず窮屈な形になってしまいましたし、力を出し切れたとは言えない結果ですから、余計に悔しいです。ここはいい勝負ができると思っていただけにこの悔しさは次できっちり返したいですね。今後のレース選択をどうするかについては少し悩ましい部分もありますし、よく検討した上で決めていきます」（川島師）状態も良く、ここはしっかり結果を出したいレースでしたが、勝負どころから動くに動けず得意の捲りを決めることはできませんでした。的場ジョッキーもその力を認めてくれていますが、今日は如何せん流れに乗り切れない不完全燃焼なレースとなってしまいました。今回の悔しさは次走以降で晴らしたいところですが、今後については状態を見た上で判断していければと思います。
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15/10/07 船橋 日本テレビ盃 |
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７日の船橋競馬では五分のスタートから後方を追走。末脚勝負にかけるが、直線では伸び切れず７着。「直線では伸びかかったけど、そこで止まってしまいました。休み明けにしては体もいい感じでしたが、多少テンションが高かったですね。得意の船橋競馬でいい競馬をお見せしたかっただけに結果が出せず残念です。ただ、次は中身から変わってきそうですし、今日の分も次走では巻き返しを図りたいと思います」（今野騎手）「休養明けでしたが、いい形で体は仕上がったと思いましたが最後は伸び切れませんでしたね。今野はテンションが高かったと言っていましたが、ナイター競馬も影響しているのでしょうか…。そのあたりは何とも言えませんが、使って心身ともに変わってくると思いますし、次はしっかり結果を出せればと考えています。休養した効果をお見せできず残念ですが、次走では今日の借りを返したいですね」（川島師）休み明けの一戦でしたが、重賞を制した得意の舞台で如何なる走りを見せてくれるかに期待は高まりました。結果はベストなものとはなりませんでしたが、次走では変わり身が見込めるでしょうし、結果につなげていければと思います。今後は状態を見た上で問題ないようであれば月末の浦和開催で組まれる埼玉新聞栄冠賞を目標にしていきます。
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15/06/17 船橋 京成盃ＧＭ |
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１７日の船橋競馬ではまずまずのスタートから後方を追走。勝負どころから仕掛けていくが、馬場の影響もあってか直線ではいつもの伸びは見られず９着。「返し馬の感触もよく、これならレースも楽しみだと思っていたのですが一気に捲ろうと促してもなかなか反応してくれませんでした。ペースも合うと思いましたが、馬場を気にしていた感じもありますし、ベストな結果を出せず本当に申し訳ありませんでした。距離は問題ありませんし、パワーのいる馬場なら違ったと思います。ここでもやれる力はありますし、次は巻き返したいですね」（今野騎手）「午前中までの馬場状態なら差しも決まってこの馬にベストだと思ったのですが、昼間の大雨の影響がモロに出ました。バトードール自身も頑張って追い上げようとしたのですが、さすがに前が残るこの馬場では厳しかったです。ここは結果を出したかったですし、本当に悔しいですね。申し訳ありませんでした。次は最良の結果が出せるようにまた立て直しを図りたいと思います。今後についてはレース後の状態をよく見た上で決めていきたいと考えています」（川島師）船橋で行われる初めてのナイター競馬だっただけに是が非でも結果を出したいところでしたが、スピードが要求される馬場の影響は大きく、バトードールの持ち味を出し切ることはできませんでした。最後もよく追い上げを見せたものの、前で粘り込む勝ち馬との差は詰まりませんでした。ただし、持っている力はこんなものではありませんし、次走以降でしっかり巻き返しを図れればと思います。今後はレース後の状態をよく見た上で判断していきます。
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15/05/05 船橋 かしわ記念 |
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５日の船橋競馬ではまずまずのスタートから脚を溜めるため後方でレースを進める。向こう正面から仕掛けていき、前で進める中央馬に挑むが最後は掲示板にあと一歩届かず６着まで。「もう少し頑張って上を目指したかっただけに今日の結果には満足できないですし、悔しいです。勝負どころでよりスムーズに捌けていれば更に上の着順も狙えたと思います。ただ、ＧT馬が５頭も揃った競馬で船橋代表としてよく頑張ってくれたと思います。やはり左回りの走りはスムーズさが違いましたし、南関重賞であればまだまだ大きな活躍を見せてくれるでしょう。今日の経験を糧に次も頑張りたいと思います」（今野騎手） 「今日はパドックから落ち着きがありましたし、いい状態でレースへ向かうことができたと思います。本音はもう少し頑張ってほしかったのですが、人馬共に懸命に追い上げてくれました。あれ以上、前で進めていれば脚も溜まらなかったでしょうし、今野もギリギリのところで進めてくれました。まだまだやれる力は証明しましたし、今日の流れを経験できたのは次に活きるはずです。次走は地元の重賞でしっかり結果を出せればと思います」（川島師）３歳のＪＤＤ以来のＧT挑戦となり、前回以上の結果に期待がかかりましたが、掲示板に僅かに届かず６着となりました。更に上の着順を狙っていただけに悔しさは残りますが、強敵を相手に戦った今日の経験は必ず次に活きるはずです。次走は状態を見た上で地元の重賞・京成盃グランドマイラーズへ挑む予定です。
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15/04/07 大井 ブリリアントＣ |
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７日の大井競馬ではゆったりめのスタートから後方を追走。速めに仕掛けていくが最後の終いは甘くなってしまい９着まで。「今日は状態面も良さそうで、いい競馬ができると思ったんですが、最後は終いが甘くなってしまいました。あの展開でしたので、少し速めに道中で動かざるを得ませんでしたが、ラストは伸びかけて止まってしまいました。頓挫があったとは言え、ここではしっかりいい勝負をしたかっただけに本当に申し訳ありませんでした」（今野騎手）「今日の展開なら終いでもう少し来れてもいいと思うのですが、期待に応えることができず本当に申し訳ありませんでした。もしかすると距離も少し長かったのかもしれませんし、そのあたりは今後もう少し考えていければと思います。ここを使って体調は更に良くなると思いますからレース後の状態を見た上で次については考えていきます」（川島師）ダイオライト記念を回避して、ここでは復活の走りに期待がかかりましたが、最良の結果を出すことはできませんでした。終いの切れを見ると気持ち距離も長かったのかもしれません。ここを使ったことで状態面は更に上がると思いますし、今後についてはよく考えた上で検討していければと考えていきます。
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15/02/11 船橋 報知グランプリＣ |
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１１日の船橋競馬では道中は後方で控えてじっくりと脚を溜める。勝負どころから徐々に仕掛けて、直線で末脚を爆発させるとゴール前できっちり２着馬を差し切って優勝。「ありがとうございました。このメンバーを相手にして最良の結果を出すことができて本当に良かったです。道中は川島先生と話した作戦通りに進められましたし、直線で目の覚めるような末脚を使ってくれました。リラックスして走れていましたし、その甲斐あってしっかり脚も貯まりました。８歳で待望の重賞初制覇ということですし、本当にすごい馬です。年齢も全く感じさせませんからまだこれから頑張ってくれたらと思います」（今野騎手） 「会員の皆様、おめでとうございました。こちらへ移籍してから少し時間はかかってしまいましたが、遂に重賞制覇という形で期待に応えることができたと思います。今野も作戦通りにうまく騎乗してくれました。状態は今までで一番でしたし、結果に繋がって良かったです。今後ですが、権利を獲った地元で行われるダイオライト記念は魅力的ですが、距離が少し長いような気もしますね。また、ゲート内でバタバタした時に右トモを外傷してしまいました。厩舎に戻ってすぐに獣医に診てもらった感じでは骨に影響があるほどではないということですが、様子見は少し必要でしょう。そのあたりも鑑みながら今後の予定を決めていければと考えています」（川島師）デビュー以来、長きに渡って活躍を見せてくれたバトードールですが、移籍した南関東で遂に花開き、重賞制覇という長年の夢を達成しました。今日の強力なメンバーを相手に完勝と言える内容だっただけにまだ夢の続きを見ることができそうです。今後はゲート内で負った右トモの状態をよく見た上で次なる目標を定めていきます。
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15/01/03 川崎 報知オールスターＣ |
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３日の川崎競馬ではまずまずのスタートから控えて後方を進む。勝負どころから一気に捲っていくが、直線で勝ち馬を交わすことはできず３着。「今回は作戦通りに後方でしっかり脚を溜めて進めることができました。最後に少し脚は上がってしまいましたが、それでもすごい末脚を使って追い込んでくれましたし、３コーナー付近では勝ったと思ったほどです。やはりこの形が合っているようですね。今日は勝ち切ることはできませんでしたが、これだけのメンバー相手に頑張ってくれましたので、先が楽しみです。南関東では年明け初めての重賞でしたから余計に結果を出したかったのが本音ですが、また次も頑張ってくれるでしょうし、期待したいと思います」（今野騎手）「最後は少し甘くなってしまいましたが、それでも力は出してくれたと思います。やはり得意の形で運べればこれくらいは十分やれる力は持っていますね。本当は勝って堂々と川崎記念へ乗り込めればと思っていただけに残念ですが、まだまだ年齢を感じさせずに今年も頑張ってくれそうです。重賞クラスである程度やれる目処は立ちましたし、今後については状態をよく見た上で検討していければと思っています。調子はいいですし、更に上を目指して頑張っていきます」（川島師）新年の幕を開ける南関東での重賞・報知オールスターＣに挑みましたが、結果はあと一歩届かず３着と敗れました。しかし、移籍初戦で見せた末脚は健在で十分に力は示してくれたと思います。今後は厩舎へ帰ってからの状態をよく見た上で次なる目標を決めていきます。
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14/11/26 大井 勝島王冠 |
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２６日の大井競馬では五分のスタートから内々の先団でレースを進める。勝負どころから仕掛けて直線は空いた最内を突くが思ったほどの伸びは見られず１０着。「今日はこの馬場だったので、前走の位置からでは届かないと考え、ある程度のポジションで進めていきました。直線は前で運んでいたトーセンアドミラルの内を上手く突くことができたので、シメシメと思いましたが交わしたところでこの馬も止まってしまいました。スピードのいる馬場よりパワーのいる良馬場が良いのは間違いありませんが、結果的には作戦も前走のようにしっかり脚を溜めた方が良かったかもしれません。続けていい結果を出したかったのですが、期待に応えられず申し訳ありませんでした」（今野騎手）「叩き２戦目でだいぶ芯が入ってきて調子も上がっていましたし、間違いなくいい競馬をしてくれると思ってレースへ送り出しました。この馬場だったので、ある程度前めのポジションを取らせにいきましたがそれが裏目に出てしまいましたね。最良の結果が出せず本当に申し訳ありません。今野の言うように力のいる馬場の方が力を出せるのでしょうし、今日は能力を出し切らせてあげることができませんでした。徐々にこの馬のことを掴んできていますし、次はしっかり巻き返せればと思います。今後はクラブともよく相談をした上で次のレースを考えていきます」（川島師）新しい面を見せた転厩初戦でしたし、２戦目で如何なる競馬を見せてくれるかに期待がかかりました。不良馬場を考えて道中は前めの位置取りで進めましたが、直線では思ったような伸びを見せることはできませんでしたし、道中で息を潜めていた馬が大外から差し切ったように前々でレースを運んだ有力馬には辛い展開となってしまいました。ただし、流れが向かず実力を出し切れたレースではありませんでしたし、次での巻き返しに期待したいと思います。今後は厩舎に戻って状態を見た上で次走を検討していきます。
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14/10/28 船橋 千葉日報賞 |
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２８日の船橋競馬では道中後方からになるも、向こう正面から仕掛けていき直線では素晴らしい末脚で前をまとめて交わして優勝。「地方への移籍初戦でしたが、しっかり結果を出せて良かったです。ありがとうございました。ゲートで少しバタつく様子を見せたり、道中の位置取りは少し後方になりましたが、勝負どころから促して直線へ向かうと素晴らしい伸び脚を見せてくれました。今日は完勝と言っていいでしょうし、能力は上に行っても通用しそうですね。７歳ですが元気はいっぱいですし、これからが本当に楽しみですね」（今野騎手）「こちらに移籍してから色々ありましたが、無事に初戦から結果を出してくれました。楽しみにされていた会員さんはもちろん、天国の親父も喜んでくれてるんじゃないかな。追い切りの感じからも能力があるのはわかっていたし、１週延ばして体調を整えたのは正解だったようです。ジョッキーも力を感じたみたいだし、ここからもうひと華咲かせてあげたいですね。今日のレースを使って調子は更に上がると思いますし 、次の目標へ向けて進めていきます。今後は状態次第ではありますが、大井の勝島王冠をメインに検討していきたいと思います」（川島師）最後に見せた末脚はここまでのレースでは見られなかったもので、見る者を圧巻させる走りでした。亡くなる前に川島正行調教師が指摘した左トモをケアしたことがバトードールの復活、そして新たな一面を見せる結果に繋がったのかもしれませんし、川島再生工場の偉大さを改めて感じさせるものとなりました。復活の勝利を飾ったことで、次に目指すは悲願の重賞制覇となることでしょう。今後はレース後の状態次第で決めていきますが、更なる飛躍を目指して進めていきます。
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14/07/05 中京 白川郷Ｓ |
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５日の中京競馬ではまずまずのスタートから周りを見つつ中団を追走。直線はジリジリ脚を使うが１４着。「ある程度の位置で進めたかったのですが、外枠でしたし、あまり追っ付けていくとものすごい外を回らされますから、無理せず追走しました。手応えも悪くなかったのですが、脚抜きのいい馬場で前も止まらず、差を詰めきれませんでした。もっと力のいる馬場がいいですね」（太宰騎手）「直線に賭ける内容は良かったけど、今日は馬場が緩んで良さが活きませんでした。それでも内容は良くなっていますし、この後も楽しみです」（吉村師）今日は外枠も影響しましたが、スムーズならもっと前々で進められたでしょう。まだ良くなる余地はありますし、しっかり状態を把握していきます。
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14/05/11 京都 桃山Ｓ |
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１１日の京都競馬ではまずまずのスタートから好位の後ろを追走。勝負どころから動いて先団に取りつき、直線もしぶとく伸びて４着。「馬のリズムであまり極端に出していかず、中団でスムーズな競馬を心がけました。先生からはしぶとい脚を活かしてほしいと聞いていたのて３コーナーから動いて行きましたが、かなりズブくて追い通しでした。それでも直線に入るとまた伸びてくれましたし、最後までよく頑張っています。本当にしぶといですし、もう少し前で進められる流れならもっとやれそうです」（太宰騎手）「このところだいぶこの馬らしさが出てくれていましたし、今日もいい走りができるだろうと思っていましたが、最後はよくしぶとさを発揮してくれました。着順も上げていますし、この馬の走りはできたと思います。こうやって放牧を挟みつつ出走する形もうまくハマッてきましたね。この後もいつもどおり放牧に出してリフレッシュさせる予定です」（吉村師）一時は低迷しましたが、ここにきてこの馬らしさが戻ってきたように思います。ひとつずつ着順も良くなっていますし、ひと息入れての前進に期待したいと思います。
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14/03/29 阪神 甲南Ｓ |
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２９日の阪神競馬では五分のスタートから積極的に押して好位をキープ。直線を向くと早めに手が動くが、最後までしぶとく粘って５着。「枠順も良かったので前々で競馬をしたかったのですが、芝部分でなかなか行き脚がつかず、なんとか好位を追走していきました。道中は縦長の展開になりましたが、スローになるよりしぶとさを活かせる形になったのはプラスでしたね。４コーナーで勢いがつけば良かったのですが、最後までよく踏ん張ってくれています。もう少し楽に前へ行ければまた違ってくると思います」（北村宏騎手）「この休み明けは、うちの厩舎に来て一番と言っていいぐらい具合が良かったし、期待していたんです。スタートの芝部分で行き脚がつかなかったのは枠が枠だけに残念でしたが、最後苦しい形になってからもしぶとさを見せてくれましたし、本当によく頑張ってくれました。ここ２走がこの馬の力をしっかり出せていますから、今の状態をうまくキープしていきたいですね」（吉村師）もう少し楽に前へ行ければまた違ったかもしれませんが、最後までしっかり止まらずにしぶとさを発揮してくれましたし、この馬らしさは見せた内容でした。状態は良さそうですから、この後もさらにいいレースを期待したいと思います。このあとはこれまでと同じようにひと息入れて次走に備える予定です。
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14/02/23 東京 金諦Ｓ |
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２３日の東京競馬ではまずまずのスタートから先手を奪ってレースを進める。直線では一旦差されるものの、粘り越しを見せて６着。「直線半ばまで粘ってくれていただけに悔しいですね。あと一歩踏ん張りきれませんでした。申し訳ありません。ただ、道中も気分よく走っていましたし、勝負どころまで楽に進められました。これなら行けるかと思ったんですが、最後は交わされてしまいましたね。気持ち一つのところはありますが体調は良さそうですし、今日はこの馬なりに一生懸命頑張ってくれたと思います」（石橋騎手）「今回が試金石と思っていましたから何とかいい走りをしてほしいと願っていました。すんなり先手を取れていい感じで運べていましたし、直線を向いたときも余力がありそうだったので思わず力が入りましたね。交わされてからも差し返そうとしていましたし、良さを見せてくれました。使ったことで乗り手も獣医さんも状態が上がってると言っていたし、それが実戦でも活きてくれたように思います。頑張ってくれた分ひと息入れるかもしれませんが、その際、今後については状態を見つつＮＦしがらきのスタッフとも相談しながら考えさせてください」（吉村師）ここ最近の競馬ぶりから考えると今日のレースではしっかり前進を見せてくれたと思います。直線での走りには見どころがありましたし、使って良化している証でしょう。真の復活とは言えませんが徐々に前進させていきたいところです。今後は状態を見た上で検討していきます。
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14/01/25 中山 アレキサンドライトＳ |
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２５日の中山競馬では気合いを入れつつ先行集団の外を追走。直線でしぶとさは見せるも最後は踏ん張りきれず１０着。「いいところからしぶとさを活かすような競馬をしたいと思っていたので出していきましたが、ステッキを入れつつでした。最初はちょっと勢いがつかなかったのですが、コーナーに入る頃には形になり先行策に持ち込めました。可能ならせこく乗ったりしたいところなのですがブレーキをかけるのは良くないでしょうし、枠も外めでしたからあの形に徹したんです。最後も盛り返そうとする面も見せてくれたし、流れひとつで頑張ってくれる馬だと思います」（石橋騎手）「この中間は自分でも跨がって感触を確かめていましたが、具合はいいと感じていたんです。調教はあまり動かないのですが、状態のよさを活かして自分の形で競馬をできれば悪くないと思っていたんです。前回は躓きもありましたが、焦らずにスタートを切って、そのあとは積極的に運んでくれました。終始外をまわる格好になって苦しくはなりましたが、一瞬いいところを見せてくれていましたし、良くなってくると思うんです。レース後のダメージがあるようなら無理はしませんが、使いつつ良くしていきたいですね」（吉村師）前走は気持ちが空回りしてしまい残念な結果となりましたが今回は人馬ともに焦らずスタートを切り自分の形に持ち込もうというスタイルで競馬ができたと思います。最後は辛くなったでしょうが、踏ん張り返そうとしたあたりは良かった点ですし、何とか復調してほしいものです。このあとに関してはレース後の状態をもとにして、ダメージがあったり、リフレッシュが必要と思えば柔軟に対応することも考えつつ、使いながらいい走りにつなげていければと考えています。
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14/01/05 京都 初夢Ｓ |
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５日の京都競馬は落馬競走中止になりました。「ゲート内はうるさいわけではなかったのですが、かなり気合いが入っていました。気を付けていたのですが、開いた瞬間に気持ちだけ前に出て脚が上がらず、躓く格好になってしまいました。本当に申し訳ありません」（藤岡康騎手）「決して気が悪いということはないのですが、前向きすぎるところが悪い方に出てしまった感じです。申し訳ありません。幸いすぐに捕まって、目立った外傷もなさそうですが、まずはトレセンでしっかり状態の確認をしてからどうするか考えます」（吉村師）前走の内容からも、ひと叩きしたここは楽しみなレースでしたが、今日は気合いが空回りしてしまいました。幸い大きな異常はなさそうですが、今後についてはしっかりと馬体をチェックしてから検討します。
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13/12/14 阪神 摩耶Ｓ |
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１４日の阪神競馬ではやや立ち遅れ気味のスタートも気合いをつけて中団の内をキープ。直線もジリジリと脚を使って７着。「久々の分だと思うのですが、今日はゲート内が落ち着かず、チャカチャカしたままスタートが切られてしまいました。気合いをつけたら行き脚はつきましたが、勝負どころでペースが上がった時にスッと動けるタイプではないので、できればもう１、２列前が欲しかったです。最後はジリジリした伸びになりましたが、追ってからも反応はしてくれていますし、一度使って変わってくると思います」（藤岡康騎手）「今回は転厩初戦で久々の一戦でしたから、ブリンカーなど矯正馬具は一度すべて外してリセットして臨みました。スタートがもうひとつでしたが、その後はスムーズに進められましたし、内容は悪くなかったのではないでしょうか。休み明けを使って上積みが見込めますし、このあとは在厩のまま調整していきたいと思います」（吉村師）約半年ぶりの実戦とあって、ゲートでは落ち着きのないところもありスムーズに先行できませんでしたが、最後までしぶとく脚を使っていたあたりはこの馬らしい走りだったと思います。一度使って良くなってくるでしょうし、次走に期待したいと思います。次走についてははトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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13/06/22 東京 夏至Ｓ |
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２２日の東京競馬ではスタートから出していくも勢いがつかず後方から。最後も伸びがなくそのままで１６着。「極端な話、行けるなら前に行ってやろうくらいのつもりでスタートから出していったのですが、押しても叩いてもまったく反応がなく進みませんでした。切り替えて進めるようにしたところ抱えてるときはハミを噛んでくるくらいでやる気を見せるのに出すとやる気を見せなくなります。バーッと出されていくことに嫌気がさしているのか人に反抗しようという気があるのか…。気難しいところが全面に出ているのは確かでしょう。もう少しゆったりとした条件で、前なら前、後ろなら後ろとメリハリをつけた方がいいのかもしれません」（蛯名騎手）「相手に遅れた点で物足りなさはありましたが、稽古の動き自体はそこまで悪いわけではなかったと思うんです。しぶとさを活かせる形になれば違うと思い、前回からの巻き返しに期待していました。ただ、スタートから押してもまったく反応がなく自分の形に持ち込むこともできませんでした。どこか悪いところがあるのかとも心配しましたが、大きな問題はなさそう。気持ちによるところが大きそうです。追い切りに跨ってくれていたクレイグが先々で条件の変更を検討してみるのもありではないかと言ってきてくれたのですが蛯名ジョッキーもいいんじゃないかと言ってくれました。もちろん球節を中心とした脚元の状態次第ですが、少し刺激を与えつつ良さを引き出していくことも考えていきたいです」（池江師）持ち前のしぶとさを発揮できればこのクラスでも上位争いができるだけに巻き返してほしいと思っていましたが、スタートから行く気がなかなか見られず鞍上の鼓舞に対しても反応が乏しい走りでした。最後も進んでいかずに力をしっかり発揮できないまま終わってしまっています。気持ちによるところが大きいのではないかという見解を持っていますので、いったんリフレッシュのための放牧を挟み、変化もつけつつ何とかいいときの走りに近づけていければと考えています。
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13/05/25 東京 薫風Ｓ |
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２５日の東京競馬では３番手のインコースからになるも、直線では思ったように伸びることができずに１１着。「スタートから押して好位に付けていったのですが、外の馬との位置取り争いが厳しくなってしまいました。それでも直線に向いた時の手応えは悪くなかったものの、狭くてスムーズに追えないうちに自分から走るのを止めてしまいました。以前に跨がって悔しい結果でしたし、今回は一番いい結果をと思っていただけに申し訳ありません」（ウィリアムズ騎手）「積極的に行ってくれたのですが、結果的にプレッシャーがきつい競馬になってしまっていました。それによっていい結果を残した時よりもフォームが小さく見えましたし、馬自身でストップしてしまったのかもしれません。レース直後の歩様は問題ありませんでしたが、タフな競馬になってしまいましたし、まずは状態をしっかりと確認してから次を考えていきます」（池江師）前々から粘り込むような競馬を狙いましたが、位置取り争いだけでなく結果的に後ろの馬に有利な流れになってしまったのも響きました。この後はレース後の心身の状態をチェックした上でどうするかを判断していきます。
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13/02/24 阪神 伊丹Ｓ |
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２４日の阪神競馬ではやや立ち遅れ気味のスタートから後方の内を追走。馬群の内を避け、早めに外に持ち出して３コーナーに入るが、直線は伸びを欠いて７着。「ゲートの中で潜ろうとして、なんとか横を向かせたりしていたのですが、一歩目で立ち遅れてしまいました。先生からは、逃げるか、前に行けなかったらモマれない競馬をしてほしいと言われていたので、そういう形で外目を上がって行ったのですが、スッと動けず最後はジリジリした脚になってしまいました」（浜中騎手）「ゲートでモタれるような格好になって行き脚がつきませんでしたし、前半から流れに乗り切れなかったのは痛かったですね。状態は上向いていたと思いますし、ハンデ戦とはいえもっといい走りをさせたかったのですが、申し訳ございません。今日は中山競馬場に臨場していましたのでまずは状態を直接見てからですが、今日のような競馬の後ですからより慎重にチェックしてからどうするかを決めていきます」（池江師）最内枠ということもあって前々での競馬ができればベストだったのですが、ゲート内で潜るような格好をしていたこともあって立ち遅れてしまいました。これが最後まで響き、この馬のしぶとい脚を活かす競馬ができなかった形です。このクラスでは上位の力があるだけに残念ですが、今後の巻き返しに期待したいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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13/02/10 小倉 北九州市制５０周年記 |
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１０日の小倉競馬では道中中団を追走し、勝負どころでは早めに追い出して直線では前との差を詰めるも３着まで。「スタートを出てくれたらもちろん前々で運ぶつもりでしたが、それほど速くなかった上にペースが上がりそうでしたし、あまりちょこちょこと脚を使えるタイプではないのでそこからは無理に追いかけませんでした。小回りの走り自体はぎこちなく感じることはなかったものの、ズブいところがあるので勝負どころでは早めに手を動かして行きました。今日は勝ち馬が強くて時計が早かったのですが、トップハンデの中で終いまで脚を使って頑張ってくれています」（北村友騎手）「前回に引き続き浅めのブリンカーを着用してレースに臨みましたし、理想としてはもう少し前からと思うところはありましたが、ジョッキーはレースの流れの中で上手く切り替えて乗ってくれたと思います。この馬も上位に来る力は持っていますが、今日は結構時計が早くなってしまいましたし、トップハンデと言うことを考えても悪くない走りをしてくれていると思います。この後はトレセンで状態を確認して、番組を見ながらどうするかを考えていきます」（池江師）前半は無理をせずに中団からになりましたが、直線では終いまでいい脚を使ってくれました。ハンデを考えてもこのクラスでやれる力はあるはずですし、上手く流れを味方につけて勝利の美酒を味わいたいところです。この後はレース後の状態と番組を見ながらどうするかを決めていきます。
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12/12/15 阪神 摩耶Ｓ |
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１５日の阪神競馬では五分のスタートからスッと好位につけてスムーズに追走。勝負どころから外目に持ち出して前を追うが、そこからの伸びを欠いて５着。「今までのレースＶＴＲを見ていると、４コーナーを回ってからしぶとく頑張れていたのですが、今日は内枠で出していった分、脚を使ってしまったようです。最近はスタートから二の脚がつかずズブさを見せていたようですが、それがかえって最後のひと踏ん張りにつながっていたのかもしれません。今日はスムーズに運びすぎたところもあり、この馬の粘りを引き出し切れませんでした」（スミヨン騎手）「前走後、クレイグの助言もあって今日は浅目のブリンカーを着けてレースに臨みました。その効果もあってか、スタート後はスムーズに先行できましたし、勝負どころから追い出すまで完璧。そこからの伸びがもうひとつだったのは案外でしたが、大きく負けているわけではありませんし、馬もよく頑張ってくれたと思います。このあとは馬の状態をよく見てから考えます」（池江師）今日はスタートから楽に前へ行けて、終始スムーズな競馬でしたが、最後のひと伸びを欠いた格好です。残念な結果ではありますが、このクラスでは安定して力を出せていますし、悲観する内容ではないでしょう。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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12/12/01 阪神 堺Ｓ |
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１日の阪神競馬では五分のスタートも二の脚がつかず押して好位の後ろをキープ。向こう正面から徐々に前を伺い、直線の追い比べに持ち込んだが、わずかに及ばず２着。「もう少し前で競馬がしたかったのですが、年齢的なものでズブくなっているのか、思ったように二の脚がつきませんでした。道中はジワッとポジションを上げましたが、やはり最初の位置はもっと前にいたかったですね。それでも直線はしぶとく伸びてくれたのでなんとかしたかったのですが、今日は勝ち馬が強かったです」（ウィリアムズ騎手）前半は思ったような位置取りになりませんでしたが、ジョッキーも手の内に入れていてうまく前々へ誘導し、最後はしぶとい脚を発揮しました。惜しくも２着ではありましたが、この馬の持ち味は活かせたレースでしたし、使っての次走に期待したいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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12/10/08 京都 平城京Ｓ |
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８日の京都競馬では五分のスタートから押して出ていくも内が速く中団を追走の形。直線は馬場の外目をしっかりと伸びたが６着まで。「気合い乗りが良く、仕上がりはいいように感じました。ただ、内の各馬も速くて、思っていたような位置を取ることができませんでした。直線はよく伸びていますが、やや反応が鈍かったですし、ちょっと馬が苦しがっているようにも感じました。もう少し前で運べればまた違ったと思うのですが、そこは枠も含めて展開ですから仕方ありません。力のある馬に乗せていただいたのに結果を出せず申し訳ありません」（ピンナ騎手）復調して安定したレース運びができていましたが、今日は外枠からの競馬ということもあり、好位をキープすることができず、この馬の持ち味を活かし切れない格好になってしまいました。それでも直線はしっかりと脚を使っていますし、ジョッキーの言うとおりもう少しいい位置が取れればまた違ったはずです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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12/09/09 阪神 オークランドＲＣＴ |
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９日の阪神競馬では五分のスタートから気合いつけて中団をキープ。ペースが落ちたところで動いて前を射程圏内に入れたが、最後は勝ち馬を捕え切れず２着。「スタートから気合いをつけて行って、向こう正面のペースが緩んだところで番手までポジションを上げました。ここまでは予定どおりでしたが、問題は３コーナーから。スッと動く脚がないので、前へ並ぶにも１頭分内を空けておかないとならない。あそこで楽に前へ行く脚があれば違うんですが…。直線もしぶとく伸びているだけに残念です」（小牧騎手）器用な脚がない分、後手を踏む感じにはなりましたが、この馬らしいしぶといレースはできています。あと一歩の競馬が続いてもどかしいですが、安定して力を発揮できているのは頼もしい限り。次こそは勝ち切ってもらいたいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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12/07/29 小倉 ＫＢＣ杯 |
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２８日の小倉競馬では五分のスタートも二の脚がつかず中団後方を追走。向こう正面でペースが落ちると徐々に進出し、早めのスパートで押し切りを図るが、横一線の攻防に惜しくも敗れ５着。「行き脚がつかず、前半はヒヤヒヤしたけれど、ペースが落ち着いたところで動いていったら抜群の手応え。これなら押し切れると思ったんだけど、最後は同じ脚色になってしまいました。結果的に外を回らざるを得なかったのも痛かったです。完歩が大きいし、追走に苦労したあたりを考えても、小回りよりは広いコースのほうが走りやすいと思います」（小牧騎手）小回りコースとあっていつものような先行策は取れませんでしたが、早めに動いて押し切ろうかという勢い。敗れはしたものの着差はわずかで、一時の不振からは脱却したと見て良さそうです。広いコースで前々で運べればまたこの馬らしいレースが見られるでしょう。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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12/06/30 中京 白川郷Ｓ |
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３０日の中京競馬ではスタートからジワッと前を伺い、中団前めを追走。徐々に動いて前へ取り付き、直線はビッシリ追われて２着。「大型馬で行き脚がなかなかつきにくいタイプ。器用さに欠ける分、エンジンがかかってからはいい脚を見せてくれたし、ゴール過ぎてからも伸びていたぐらいでした。こういう馬だから、内で閉じ込められたりするよりも今日のように外枠でスムーズに進められる方がいいのかもしれません」（安藤騎手）「中間は調教での気配がかなり良化していましたし、期待して送り出したんです。前半からもう少し前に行っても良かったかな、とは思いますが、久々にこの馬らしさを見せてくれたレースでしたね。ハンデや着差を考えても今日はこれが精一杯という感じでしたが、ここを使って次走はさらに良くなると思いますよ。アンカツさんと話をしたところ、ブリンカーを試してみてはどうかという提案を受けました。諸刃の剣でもある馬具ですから使用には慎重を期さねばなりませんが、前向きに検討したいと思っています」（池江師）近走はこの馬らしいレースぶりが見られませんでしたが、今日は久しぶりにいい競馬ができたように思います。エンジンがかかってからノンストップでゴールまで突き進める外枠というのも良かったようですし、これをきっかけに復調してくれるはずです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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12/06/09 阪神 灘Ｓ |
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９日の阪神競馬では五分のスタートから気合いをつけて好位につける。スムーズな追走だったが、４コーナー手前からやや手応えが悪くなり、直線はしぶとく粘るも８着。「以前乗った時とは馬が違っていて、本来の闘争心が欠けているように思いました。スタートから積極的なレースを心がけましたが、元々はもっと行きっぷりのいい馬。おそらく久々のレースということが大きいのでしょうが、気持ちの面で物足りない感じを受けたので、ブリンカーやチークピーシズなど矯正馬具を試してみてもいいかもしれません」（ウィリアムズ騎手）調教でもこの馬本来の活気ある動きにはあとひと息というところでしたが、やはり休み明けが響いたのか最後は粘り切れませんでした。ジョッキーからはブリンカーなどの着用のアドバイスがありましたが、まずは実戦を叩いた効果を確認しつつ、今後のプランを検討していくことになります。
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12/03/11 阪神 甲南Ｓ |
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１１日の阪神競馬ではゆっくりしたスタートから押して行くも、二の脚がつかず中団を追走。直線へ向いて追われるとジリジリと伸びるが１０着。「自分のペースで行ければ強い馬ですし、スタートから前に行くつもりだったのですが、押しても動いてくれません。最後も止まっているわけではないんだけど、思った以上にズブく感じました。今日は前に行った馬のレースになってしまって展開も合いませんでしたし、力を出せず申し訳ありません」（岩田騎手）叩き２走目で前走よりも動けるかと思われましたが、予想以上に前へ行けませんでした。結果的に先行勢に有利な決着となり、行き脚がつかなかったバトードールには苦しい展開でした。このクラスでは上位の力の持ち主ですし、自分の形でレースを進めての巻き返しに期待したいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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12/02/26 阪神 伊丹Ｓ |
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２６日の阪神競馬では五分のスタートから積極的に押して行くも、二の脚がつかず中団から。４コーナー手前からムチが入り、直線はジリジリ伸びたが６着まで。「かかるぐらいの行きっぷりだから気をつけてと言われていたのですが、スタートから押して行っても思ったほど進みませんでした。勝負どころでモサモサしていましたし、５８キロの斤量も響いたと思います。久々ということもあるようで、追い切りに乗ったときでもやや重く感じたので、使ってグッと良くなると思います」（浜中騎手）「いつもは行きっぷりがいい馬なので目標にされないように少し抑え気味に行ってもいいかとは思っていたのですが、今日に関してはむしろ自分から進んで行かなかったようですし、位置取りが悪くなってしまいましたね。斤量はカバーできると考えていたのですが、結果からもその影響がなかったとは言い切れませんし、結果を残せず申し訳ありません。今日は中山競馬場に臨場していて直線馬を見られていないですし、負担のかかりやすい球節などをしっかりと確認してからになりますが、一度使っていい意味でピリッとしてくる部分もあるでしょうから、問題がなければ続けて競馬を使っていきたいですね」（池江師）今日はこの馬らしい先行力が見られず、予想外の敗戦になってしまいました。とはいえ、休み明けで５８キロの斤量と厳しい条件もありましたし、ここを使っての良化に期待したいところです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討しますが、問題なければ在厩のまま次走に向けて調整していく予定です。
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11/12/25 中山 フェアウェルＳ |
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２５日の中山競馬では道中２、３番手から進め、４コーナーで早めに先頭に立って押し切りを図るも、最後の坂上で勝ち馬に強襲され２着。「道中はずっとプレッシャーをかけられていて、正直楽な競馬ではなかったね。それでもほんのちょっとの差でしたし、あそこまでいったら勝ちたかったです。状態が良かったから余計に悔しい結果だったけど、馬は本当に頑張っているし、馬を誉めてあげてください」（ウィリアムズ騎手）「連闘でさらに輸送がありましたが、体を減らさずに出走できたのはよかったと思います。スタートして両サイドからプレッシャーを受けていたし、向こう正面でもようやくいい位置になったと思ったら外からきた馬がいて厳しい展開になってしまいました。それでも２着に踏ん張っているのだから力はあるのでしょうが、結果を求めてられていたので申し訳ない気持ちです。連闘をしましたし、年明けにいったん放牧させたいと思います」（池江師）連闘策で勝ちにいく競馬をしましたが、あと僅かなところで勝ち馬に差されてしまいました。それでも負けてなお強しの内容でしたし、次走こそは先頭でゴール板を駆け抜けてほしいものです。この後は間隔を詰めて競馬を使ってきましたし、年明けに放牧に出してリフレッシュさせる予定です。
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11/12/17 阪神 サンタクロースＳ |
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１７日の阪神競馬では五分のスタートから好位で前を見る形。スムーズに追走し、直線半ばでは先頭に立ったが、最後外から交わされて２着。「以前重賞（ユニコーンＳ）で乗せていただいて２着に来ているように、力があるのは分かっていましたが、調教で乗った感じは切れるというよりも追わせるタイプ。早めに動けるよう、逃げ馬を見ながら追走しました。勝った馬は強かったけれど、追ってからの伸びは調教よりも良かったですし、次は勝てます。勝負服は返さないで持っておきますよ」（ウィリアムズ騎手）最後は勝ち馬の脚に屈しましたが、しぶとく２着を確保するあたりは能力ですし、ひと叩きした効果もうかがえました。使いつつ良くなっているのは明らかですし、次走も引き続き楽しみです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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11/11/19 東京 錦秋Ｓ |
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１９日の東京競馬では先団を追走し直線へ。外に出してジリジリ伸びるも５着。「事前にＤＶＤでチェックしたところキックバックを嫌がる面が見られるように感じたのである程度出して前々で運ぼうと考えていました。ただ、前半からやや忙しくていいところに取り付けませんでした。馬場の兼ね合いもあるかもしれませんが、ここ最近は中距離を走っていた馬ですし、久々のマイルがやや影響したような気がします。いい馬場であれば違ったでしょうし、１８００ｍくらいで前々、なんなら逃げるくらいな積極的な競馬ができればいい勝負になります。このクラスで力上位なのは確かだと思いますよ」（メンディザバル騎手）「前々で流れに乗れていましたし、直線に向いてからはもう少し脚を使ってくれるとは思ったのですが…。いくら久々で脚抜きのいい馬場だったとは言え、オープンで戦っていた馬ですから今日の結果には満足出来ませんね。一度使ったことで良化はしてくれるでしょうし、レース後に問題がなければ年内にもう一戦はさせたいと思います」（池江寿師）久々の競馬でさらに走りにくい馬場でしたが、最後まで頑張って走ってくれました。特に直線でいったん下がりかけたところで、外から来られてからもう一度闘志に火がついて盛り返してくれた内容は、次に期待を抱かせるものでした。今後はレース後の状態を見てから決定したいと思います。
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11/04/17 小倉 エスペランサＳ |
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１７日の小倉競馬はスタートで後手を踏み中団やや後方から。じわじわとポジションを上げ、直線でもまずまずの伸びを見せるも前２頭との差を埋めることはできず３着まで。「稽古での感じが良かったので期待してレースに臨めました。それだけにスタートが痛かったですね。隣が結構うるさかったのでそれを気にしたところが大きかったです。勝負どころで気を抜くこともなかったし、小回りの競馬にも上手に対応してくれました。最後も伸びているのですが、前の２頭はさすがに強かったですね。ただ、序盤から流れに乗れていい位置取りで運べていればまた違ったかもしれません」（藤岡康騎手）ここ数戦は勝負どころで集中力に欠けるところが課題でしたが、今回は稽古からそのような面が目立つことはなく、競馬でも進展を見せてくれました。今日はスタートで後手を踏んだのも痛手でしたし、スムーズな競馬ができればこのクラスでも十分に渡り合っていけるでしょう。このあとはレース後の状態と番組を照らし合わせて目標を決めていきます。
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11/01/23 京都 平安Ｓ |
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２３日の京都競馬では五分のスタートからスムーズに中団の内を追走。３〜４角からしっかりと追われて前との差を詰め、直線でもジワジワと伸びたが６着まで。「いい感じで道中追走できたのですが、３、４コーナーの勝負どころから自分で行こうとしないんです。そこからはビッシリ追いましたが、それでも最後は止まっていませんし、力があるのは間違いありません。今日は結果を出せず申し訳ありませんでした」（安部幸騎手）課題だった勝負どころからの行きっぷりは今日ももうひとつだったようですが、鞍上にしっかりと追われて最後まで脚を伸ばしていたことは評価できます。使いつつ徐々にレースぶりが良化してきていますし、このクラスのメドも立ったと言える内容でした。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。 |
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10/12/25 中山 師走Ｓ |
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２５日の中山競馬ではスタートから鞍上が押して行くも、馬に進む気持ちが見られず中団より後方からの競馬。１、２着馬が動いていったところで置いていかれてしまうが、直線ではしぶとく伸びて７着。「積極的な競馬を指示されていたので、スタートから押して行きましたが思うように進んでくれませんでした。さらに３コーナーでペースが上がった時に、自分から止めてしまいそうになりました。そこで諦めずに最後までビッシリと追ったので直線でもジリジリとは伸びてくれました。調教でインバルコに乗ってバトードールの動きを見ていたのですが、手ごたえは非常に楽でしたし、このクラスを勝つだけの能力はある馬だと思います。今日のレースで最後まで気持ちを抜かせなかったので、次は勝負どころの手ごたえも良くなると思いますよ」（三浦騎手）「ジョッキーは促しているのに馬が進んでいきませんね。調教ではインバルコとの併せ馬でも手ごたえで勝っていましたしズルイ面を見せないのですが、レースで止めようとしますね。ここ２走が勝負どころで手ごたえがなくなると無理をさせない競馬をしていたので、馬自身が楽をすることを覚えてしまっているようです。今回は最後までビシッと追ってくれたので、次は勝負どころの手ごたえも変わってくると思いますが、それでも同じようなレースが続きそうであれば、ブリンカーなどの馬具の着用も考えていこうと思います」（池江寿師）ここ２走の内容が自ら止めてしまう内容が続いていましたし、この馬本来の前にいってジリジリと脚を使う競馬を試みましたが、スタートからの行きっぷりが悪く考えていたレースはできませんでした。それでも、三浦騎手が最後までしっかりと追ってくれたことで次走への変わり身が期待できるでしょう。今後は馬の状態を確認してからになりますが、次走も積極的な競馬で活路を見い出したいと思います。
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10/12/11 阪神 ベテルギウスＳ |
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１１日の阪神競馬では五分のスタートから中団をスムーズに追走したが、３角から徐々に手ごたえをなくし、最後は流れ込むように１０着。「スタートから道中ずっとスムーズに追走できていたし、いい雰囲気だったのに、３コーナーあたりから急に手ごたえがなくなってしまったんです。直線止まっていないので脚が上がっているわけじゃないし、能力はあるので、なにかきっかけがほしいですね」（安藤勝騎手）「しぶといタイプの馬なので、スタートから押してでも好位を取りに行っていれば、結果は違っていたと思います。今日の競馬ではあまりダメージもないでしょうし、よっぽど脚元に疲れが出ない限りは中１週で中山に遠征するつもりでいます。次走のジョッキーにはもう少し積極的に乗ってもらうつもりです」（池江寿師）ひと叩きした上積みが感じられるデキでしたが、残念な結果になってしまいました。古馬相手のオープンクラスに慣れてくればまた違うレースができるでしょうし、長い目で見守りたいところです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してからになりますが、問題なければ中１週の競馬を検討しています。
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10/11/14 東京 武蔵野Ｓ |
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１４日の東京競馬では中団から虎視眈々と情勢をうかがい、直線で前を捕えにかかるも思ったような伸びを見せられず１１着。「道中はまずまずリズムよく走れましたが、勝負どころから直線にかけてもう少しスッと動きたかったですね。今日は休み明けの一戦でしたし、一度使ってピリッとしてくれればと思います。まだ若い馬ですので、今日のような競馬も糧にして今後につなげていってほしいですね」（江田照騎手）「力がついてくればまだまだ上のレベルの走りができる馬ですが、今日は内からの競馬になりましたし、厳しい戦いになりましたね。休み明けでも太め感はなかったようにまずまずの状態で送り出せました。ただし結果からも息や中身についてはまだ良化途上でしたね。結果は残念ですがこういった競馬もいい経験になりますし、態勢を立て直して巻き返しを図りたいと思います」（池江寿師）東京競馬の広いコースに替わり好走を期待されましたが、内枠や休み明けの影響か伸びを欠いてしまいました。本来の走りができず悔しい結果となりましたが、経験を積むことでさらなる成長を促し、ステップアップしていってほしいものです。今後についてはレース後の状態を確認してから決めていきます。
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10/07/14 大井 ジャパンダートダービー |
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１４日の公営・大井競馬では好スタートから道中は内々で脚を溜め、直線では苦しくなりながらもしぶとく伸びて３着。「スタートはまずまずでムチを入れて先頭に行ききりたかったけど、逃げた経験がなく、初ナイターということもあって馬が躊躇してしまいました。力んで走っていたし、道中も内々で窮屈な位置取りになり厳しい競馬になってしまいました。３〜４コーナーではもう手ごたえがなかったけど、最後の直線では前を捉えようとよく頑張ってくれました。経験が浅いにも関わらず、これだけの競馬ができるのですから素質はありますね。徐々に力を付けていくタイプでもあるし、これからの成長が非常に楽しみですね」（安藤勝騎手）「道中は外から馬が来ていて窮屈になってしまいましたし、飛びが大きいですからもう少し外目をのびのび走らせてあげたかったですね。その中で差のない３着まで来ていますし、地力でカバーしてくれたと思います。本来はパサパサのダートでパワーを活かしたほうがいい馬が、今日の湿った馬場でここまでやれるんだからこの世代トップクラスの力があることは示せたと思います。血統やキャリアからもまだまだこれからの馬ですし、今後の成長に期待したいと思います。この後は一度リフレッシュさせて、今秋以降の競馬に備えたいと思います」（池江寿師）自分のリズムで走り切ることができず、勝ち切るまでにはいきませんでしたが、自力を示して最後まで粘り強い走りを見せてくれました。まだ粗削りな走りを考えても一戦一戦の競馬が大きな糧となってくれるはずです。今後は一度栗東トレセンヘ帰厩し、近日中にグリーンウッドへ放牧に出る予定です。グリーンウッドでレース後のケアをしてから山元トレセンを経由し、ノーザンファームへ移動する予定です。
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10/06/06 東京 ユニコーンＳ |
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６日の東京競馬ではスタート後に押して２番手につける。直線で勝ち馬と馬体を併せて叩き合いに持ち込もうとするも、最後は離されてしまい２着。「積極的に前に行って自分の競馬ができました。この馬もいい脚を持っていますし、直線でもがんばって走っていますが、今日は勝ち馬が強かったですね。ただし、キャリアの差もありますし、まだこれから強くなってくれるでしょう」（ウィリアムズ騎手）「前にカラ馬がいたし、少し走りにくかったかなと思っていたのですが、ジョッキーに聞いたところ『それほど影響はなかった』と言っていました。作戦通り勝負根性を発揮できる形に持っていければチャンスはあると考えていましたが、思っていたよりも勝った馬は強かったですね。今日のところは力の差を感じさせる内容でしたが、バトードールはまだキャリアも浅く、これからもっと良くなる馬です。賞金を加算できたことは今後において大きいことですし、まずは頑張りを評価してあげたいですね。このあとはジャパンダートダービーを目標にするつもりです。血統的に考えても距離延長はこちらのほうがやや有利でしょうし、今回の差を詰め、そして逆転できるようにしたいですね」（池江寿師）レース後の状態をよく確認した上で判断しますが、いったんグリーンウッドへリフレッシュ放牧に出す予定です。数週間の短期放牧を経て７月１４日の公営・大井競馬（ジャパンダートダービー・ダ２０００ｍ）を目標に調整していく予定です。
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10/05/02 京都 端午Ｓ |
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２日の京都競馬では外枠から積極的に出して行き、好位でレースを進めると、直線で抜け出して優勝。「レース前から前向きさを前面に押し出していましたが、レース中も素晴らしい闘争心を見せてくれました。他の馬がきても『自分の方が強い』というしっかりした気持ちで走っていましたし、ゴール後もまだ走りたいとアピールしていたほどです。とにかく強い馬ですね」（ウィリアムズ騎手）「いい位置で競馬ができなかった前走を踏まえ、ジョッキーには積極的な競馬をしてほしいと指示していました。そのとおり、非常にうまく乗ってくれましたね。このあとは問題ないようならユニコーンＳへ向かいます」（池江寿師）この馬本来の走りを見せて前走の敗戦をしっかり巻き返してくれました。このあとは、３歳ダート界の頂点を目指し、６月６日の東京競馬（ユニコーンＳ・ダ１６００ｍ）を目標にします。
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10/04/04 中山 伏竜Ｓ |
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４日の中山競馬ではスタートしてからの行きっぷりがひと息で、最後方からの競馬。徐々に出していこうとするも反応が鈍く、終いはじりじりと伸びてくるも７着まで。「ゲートを出てからなかなか前に進んでいかなかったので、その時点で腹をくくって向正面から出して行こうとしました。砂を被ってやや気にしていので、外に出して仕掛けたのですが、そこでの反応もあまり良くなかったです。こんなはずはないのですが…。キャリアの浅い馬でそのあたりが影響しているのかもしれません。最後はそれなりの脚を使っているし、力があるのは確かだと思います。いい馬に乗せてもらえて楽しみにしていただけに、いい結果を出せなくて申し訳ありません」（内田騎手）わずかながら馬体重は絞れていましたし、まずまずの状態でレースへ向かうことができました。３連勝の期待がかかりましたが、序盤から行きっぷりがもうひとつでキャリアの浅さを露呈する結果となってしまいました。敗戦は非常に残念ですが、まだまだこれからの馬で改善の余地はありますので、経験を積みながら成長を促していきたいと思います。脚元を含めてレース後の状態をよく確認してから次走の目標を決めていきます。
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10/02/07 東京 500万下 |
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７日の東京競馬では前を走る馬たちを見ながら中団の外を追走。直線半ばから先頭に立ち、余力たっぷりな走りで優勝。「プロフェッショナルな馬ですね。砂を被っても怯むことはなかったですし、他馬を怖がることもありませんでした。とにかく息遣いが上手でエネルギーを無駄に使わない、とても賢い馬ですね。将来がとても楽しみだと思いますよ」（ルメール騎手）「輸送で絞れるかなと思っていましたが、体重は減っていませんでしたね。それでも体は引き締まっていたし、一度使って中身が良くなっていたので心配はしていませんでした。ゴール前はつめられたように見えますが、最後まで余裕がありました。まだ走り足りなかったのか、レースから帰ってきてからもケロッとしていました。着差以上に強い内容だったと思います。芝でのスタートのこの条件で適性を見てみたい気持ちがあったのでジョッキーに聞いてみたところ、『芝を走った距離が短すぎたから何とも言えないが、ダートに入ってからのほうが走りはよりスムーズだった』と言っていました。球節に疲れが出やすい馬ですし、冬場の硬い芝を無理に使うことはこの馬にとって良くないでしょうから、今後も脚元が固まるまではダート路線でいきたいと思います。相当な素質を感じさせますし、先々は上までいける馬なので、大事に育てたいですね」（池江寿師）最後まで余裕があり、着差以上に強い内容でデビューから２連勝を飾ってくれました。将来性が非常に高い馬ですが、まだ脚元など固まっていません。大事に育てていけば、さらに成長した競走馬になってくれることでしょうし、これからがとても楽しみな逸材です。レース後の状態をしっかり確認してから次を考えていきますが、目標のレースが先になる場合はグリーンウッドへ短期放牧に出る可能性もあります。
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10/01/23 京都 新馬戦 |
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２３日の京都競馬では好位のインでソツなく運び、直線で追い出されると一完歩ごとに差を広げて３馬身差の快勝。「スタートが速くないと聞いていたので、押して行って前でレースを進めました。馬込みが苦手とのことで外に出そうと思ったのですが、内からのプレッシャーがあったので無理せず落ち着かせたら我慢してくれました。前が開いてゴーサインを出すとスッと反応してくれたし、最後はほんとうにすばらしい伸びでしたね。すごくセンスのいい馬ですし、距離も問題ありません」（ルメール騎手）「予想していたよりも重い体重での出走になってしまいました。木曜日を軽めの運動にしたので、リバウンドしてしまったのかもしれません。その影響があって体を持て余すような走りでしたね。勝ち時計はそれほど速くありませんが、最後の１ハロンのラップは一杯に追っていないのに速かったように能力はかなり高いですよ。このあとは脚元の状態に問題がなければ続けて使っていくつもりです。馬体が絞れてさらにいい走りができると思いますし、ポンポンと勝っていけるだけの素質馬だと思います」（池江寿師）直線で前が開いてからのスピードの乗りはすばらしく、大きな可能性を感じさせる走りを見せてくれました。芝・ダート問わず、これからの活躍が大いに期待されます。
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