エメラルドインディ
美浦・黒岩陽一 厩舎

■ 大樹レーシングクラブ公式ホームページより

(12/06/11)［ビクトリーホースランチ］栃木県・ビクトリーホースランチ那須分場担当者 「先週の基本メニューは変わらず、週の中ごろまでダク1000m、ダートコースでハッキングキャンター2500m20-17で乗られましたが、4日（月）にはキャンター2500mを2本、1本目は5F73秒程度のペースで、2本目は半哩52秒後半の速い時計で、帰厩へ向けピッチを上げて調教を行ないました。ところが7日（木）の調教中に脚を捻ってしまったようで、右前脚に熱感が出てしまい、幸い歩様に異常は出ていないものの、ここで１度ペースダウンせざるを得ない状況です。それに伴い、当初予定していた帰厩の時期もずれる見込みで、今後のレースプランは未定となってしまいました。その事を本馬を管理されている黒岩陽一調教師に報告したところ『未勝利の身ですので、今後のレース出走が確実ではない中、夏競馬で休養に入る馬も多くなりますので、3場開催になって登録がバラけたタイミングを狙おうと思っていただけに、ここでのペースダウンは痛いですね。ここまで現役を続けて来ましたが、とりあえずこうなってしまった以上、今後の進退も踏まえ関係者と協議に入りたいと思います』との事でした」 このような本馬の現状を踏まえ、黒岩陽一調教師および関係者と慎重に協議を行なった結果、誠に残念ながら近日中に競走馬登録を抹消し、中央競馬での現役を引退することとなりました。なお、出資会員の皆様には、詳細を書面にて発送致しますので、今しばらくお待ちくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 ★今後につきましては関係者で協議の結果、誠に残念ですが競走馬登録を抹消し、繁殖牝馬になる事が決定致しました。 (12/06/04)［ビクトリーホースランチ］栃木県・ビクトリーホースランチ那須分場担当者 「先週はダク1000m、ダートコースでハッキングキャンター2500mを20-17で乗られるメニューで調整されていました。また5月30日（水）と31日（木）には、ダートコースでのキャンターを、少し強めに追い切る調教も行っています。追えばビュッと反応するという感じではありませんが、息遣いや動きも素軽く良い状態ですね。また先日、本馬を管理されている黒岩陽一調教師が来場し、状態を確認されましたが『あと2週間ぐらいをメドに調整を行なってもらい、厩舎に戻して福島開催での復帰を考えています』との事でしたので、それまでは引き続き緩める事無く、しっかりと調整を進めていきます」 (12/05/28)［ビクトリーホースランチ］ 栃木県・ビクトリーホースランチ那須分場担当者 「先週も精神面での安定が見られましたので、調教ペースを強めダク2000m、ダートコースでハッキングキャンター2500mを20-17で乗られるメニューで調整されていました。また、23日（水）と25日（金）には、終いの時計を少し詰めた速い追い切りも行っています。先々週までは重かった息遣いも軽くなりましたので、ここへきて良化傾向が見られますね。また、25日（金）には本馬を管理されている黒岩陽一調教師が状態を確認しましたが『現状は使える番組が無いので、3場開催になるタイミングまで待った後、この馬の精神面を考慮し一度10日競馬を試してみましょう』との事でしたので、引き続き帰厩までは、こちらでしっかりと調整を続けていきます」 (12/05/21)［ビクトリーホースランチ］栃木県・ビクトリーホースランチ那須分場担当者「先週はダク2000m、ダートコースでハッキングキャンター2500〜3000mを20-17のペースで乗り込んでいます。精神的にも落ち着きがありましたので、本馬場での調教を取り入れ、ペースアップを図っています。先週はかなり気分が良かったらしく、抜群の手応えで走っていましたよ。このままの精神状態が続いてくれれば、もう少し時計を詰めた調教を行なう予定です」 (12/05/14)［ビクトリーホースランチ］栃木県・ビクトリーホースランチ那須分場担当者「先週はダク2000m、ダートコースで20-17のキャンター2500mのメニューで主に、僚馬タイキソレイユとの併せ馬を中心にしたメニューで進めていました。また、11日（金）にはダートコースのキャンター半哩を20-17のペースで調教を行ないました。終いだけ少しピッチを上げたのですが、スーッとスムーズな感じで気持ち良く走っており、先週の半ばからは明らかに、以前に比べ走る事を嫌がる仕草は見せなくなりました。また、先週は本馬を管理されている黒岩陽一調教師からご連絡があり、『もうすぐ2場開催に切り替わりますが、そうなると今まで以上にレースの出走は難しくなりそうです。ですが、あえてそのあたりで厩舎へ戻し、しっかりと調教を積んだ上で、また3場開催に戻り出走登録がバラけそうなタイミングを狙って、万全の状態で福島競馬か新潟競馬での出走が出来れば、と思っています』との事でしたので、それまではこちらで引き続き調整を行い、気性面の成長を促せれば、と思っています」 (12/05/07)［ビクトリーホースランチ］「先週はダク2000m、ハッキング2000mを行なった後、馬の精神面・やる気に合わせダートコースでキャンター3000mを20-17か、2000mを20-17のメニューで調整されていました。2日（水）に本馬を管理されている黒岩陽一調教師からお電話があり、『2〜3週間後をメドに帰厩を考えています。またこの馬の精神面を考え、入厩後数週間でレースに使い、そこでどれだけの結果がでるのかを見てみたいので、ある程度状態を引き上げておいて欲しい』とのお話でしたので、今後は更に乗り込み運動を進めていきます。馬は状態も良く、体調面では一切不安はありませんが、中々その良さが精神面とマッチしません。本当に歯がゆい思いなのですが、引き続き創意工夫をしながら、調整を続けます」 (12/04/30)［ビクトリーホースランチ］「先週は、強めの調教を続けた事により疲れが出たため、角馬場で30分ほど身体をほぐした後は、ダートコースでキャンター3000mを20-20の軽めメニューで調整されていました。念のため先週末に、色々と張りがあった部分を触診したのですが、もう張りも無くなり随分疲れも抜けて来たようでしたので、今週から再度ピッチを上げて乗り運動を進めていく予定です」 (12/04/23)［ビクトリーホースランチ］栃木県・ビクトリーホースランチ那須分場担当者「先週は角馬場でしっかりと身体を暖めた後、ダク2000m、ハッキング2000m、ダートコースでキャンター2000mを20-17のメニューで乗られていました。また、週に1回はキャンターを17-15にペースアップしています。気性面では、ここ最近は気の悪さが出る事もなく、かなり落ち着いてきた様子を見せていています。随分馬体もふっくらとしてきましたね。調教時の動きにも柔らかみが出て来ましたので、今後はこのまま時計を詰めていく様な強めの調教を行いつつ、精神面のケアは怠る事なく調整を続けていきます」 (12/04/16)［ビクトリーホースランチ］「先週はダク2000m、ハッキング2000m、ダートコースでキャンター3000mを20-17のメニューで乗られていました。状態面では何も心配なく、上向いて来てますね。ただ、引き続きスピードの加減時に、遊ぶようなところを見せたり、道中ソラを使う様なところも見られます。先々週に比べると、いくらかは良くなりましたが、まだもう少し時間がかかりそう、という印象です。とにかく乗り味や走り方などからも、真面目に走ってくれさえすればもっとやれる馬だという感触はありますので、引き続き黒岩陽一調教師と密に連絡を取りながら、調教メニューを工夫して乗り込みを進めていきます」 (12/04/09)［ビクトリーホースランチ］「先週からダク1000m、ハッキング2000m、ダートコースでキャンター2500mを20-20のメニューで、時には坂路で20-20を織り交ぜながら乗られています。調教を始めると集中して走れているのですが、時々どうも馬が遊んでいるようで、乗り込みを始める際にこちらから促すまでは、あまり自分から積極的に行こうとしない時があります。こちらでも多少気の悪さが出て来たのかもしれません。体調面では飼い葉食いも良く、馬体もどんどん大きくなっていますので、しばらくは精神面を鍛えるメニューを中心にして、進めていきます。また、先日黒岩陽一調教師が来場され、馬の状態を確認されましたが、『このまま状態が良ければ、2〜3週間後に帰厩を考えています』とおっしゃられていましたし、何とかそれまでには精神面での成長を促す事が出来る様、努力を続けていきます」 (12/04/02)［ビクトリーホースランチ］「ダク1000m、ハッキング1500m、ダートコースでキャンター2000mを20-20のメニューで乗られています。黒岩陽一調教師からは『競馬で気の悪い部分を見せる』と聞いていたのですが、こちらではリラックスしており、走りだせば気の悪さを見せる事もなく、特に問題はありません。今週から気分転換の意味も兼ねて、坂路での調教を織り交ぜますが、まずは馬の気分を大切に乗り込んでいく予定です。こちらで色々な経験をさせる事で精神的な安定を促すことが出来れば、と思っていますので、今後も黒岩陽一調教師と相談しながら、随時調教メニューを工夫し、乗り込みを進めていきます」 (12/03/26)［ビクトリーホースランチ］栃木県・ビクトリーホースランチ那須分場担当者「21日にこちらに来てから、少しイライラする素振りを見せていましたので、しばらくは心身のリフレッシュを図るため、ウォーキングマシン60分ほどの軽めのメニューで進めています。黒岩陽一調教師から『今後は障害戦・平場戦の両方での出走を視野に入れています』と伺っていますので、今後の乗り込みメニューに関しては、調教師と連絡を密に取りながら進めていこうと思っています」 (12/03/15)［美浦トレセン］黒岩陽一調教師「今週も火曜日に北の角馬場にて、僚馬ラパリーガと一緒にクロスバーと横木での飛越の練習を行いました。ラパリーガのように障害コースに入り、このまま本格的な障害練習に突入するかどうか決めかねていたところ、今週の中京500万下のダート中距離戦の空きが目立ったので、昨日坂路で追い切り、出走を決めました。結果、フルゲート16頭のところに11頭。転厩初戦でまずは入着が目標と言いたいところですが、それではダメだということはわかっていますし、障害戦転向前の箸休めだとも思っていません。とにかく頑張って欲しいです」 03/11　池崎　　美南坂稍（１回） 　　　　　　　 53.1-39.2-25.5-12.4　　　馬なり余力（ｵﾒｶﾞﾌﾚｸﾞﾗﾝｽ強目を0.2秒追走同入） 03/14　池崎　　美南坂良（１回） 　　　　　　　 54.5-40.3-26.1-12.7　　　末強目追う（ﾇﾁﾊﾞﾅ強目と同入） (12/03/08)［美浦トレセン］黒岩陽一調教師「火曜日に北の角馬場にて同厩舎のラパリーガと一緒に障害練習を行いました。少し気難しい面が見られたので､クロスバーのみでの練習となりました。昨日はラパリーガとウッドチップコースにて5Fから併せ馬。ラパリーガの胸を借りる形になってしまいましたが､この馬なりには順調だと思います。今のところ飼い葉もしっかり食べていますので､体調面での心配はなさそうです。3回中山開催､間に合わなければ2回東京開催での障害デビューに向けて調整していきますが､障害練習ばかりするとストレスが溜まってしまいますので､4月7日より始まる1回福島開催の平地レースでの復帰も検討します」 03/07　助手　　美南Ｗ　稍　５F 　　　　　　　　68.7-52.6-39.1-13.9　６　一杯に追う（ﾗﾊﾟﾘｰｶﾞ馬なりの内0.2秒追走0.1秒遅れ） (12/03/01)［美浦トレセン］黒岩陽一調教師「本日付で厩舎を新規開業し、無事にエメラルドインディも入厩してきました。しばらくは厩舎経営という意味では手探りな状況ですが、エメラルドインディに関しては、前管理調教師であった久保田貴士、高柳瑞樹両調教師より、これまでの経緯、特徴、癖、馬体、脚元などの話を伺い、きっちりと引き継ぎ、そのうえで実際にビクトリーホースランチ那須分場に赴き、調教を視察し、馬体等のチェックも済ませていますので、ご安心ください。平場ではなかなか勝ち切れなかったようですが、やはりいい馬だと思います。どちらかというと細身ですので、背、腰、トモ脚を中心とした筋肉のパワーアップを図るためにも、この中間から障害練習を取り入れていく予定です。正式に障害に転向するかどうかは、練習での内容次第で決定したいと思いますが、とにかく初勝利を目指し頑張っていく所存ですので、今後とも宜しくお願いいたします」 (12/02/27)［ビクトリーホースランチ］株式会社大樹レーシングクラブ代表者変更、主要株主変更により、預託管理厩舎の変更を行うことになりました。それに伴いまして、美浦・高柳瑞樹厩舎より美浦・黒岩陽一厩舎（2012年3月1日新規開業予定）に3月1日付にて転厩することとなりました。 今回の預託管理厩舎変更につきましては、所属馬の出走環境を改めて見つめ直し、出走頭数・出走回数の増加を図り、「勝利」という結果が得られるよう改善することを目的に、再整備を決定した結果でございます。 出資会員の皆様のご賢察、ご理解を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。 出資会員の皆様には、書面にてご通知いたしますので、今しばらくお待ちいただきますよう、宜しくお願い申し上げます。 栃木県・ビクトリーホースランチ那須分場担当者 「先週はダク1500ｍ､ハッキングキャンター1500ｍ､20-20のキャンター2000ｍのメニューで調整し､障害練習も行ないました。低いクロスバーを跳んでいる段階ですが､前向きに走っていますし､時間は掛からなそうですね。背中も柔らかいですし､センスがあると思いますよ。1日（木）に入厩する予定ですので､新しい厩舎で心機一転を期待したいですね」 (12/02/13)［ビクトリーホースランチ］栃木県・ビクトリーホースランチ那須分場担当者「こちらに到着してからカイ食いが細く、乗り運動をすると自然とテンションが高くなってしまうと思いますので、とりあえずウォーキングマシン運動で様子見しています。馬体、脚元等を入念にチェックしましたが、大きなダメージはありませんので、全体的な疲労回復と馬体をフックラさせることに重点を置いて調整します」 (12/02/02)［美浦トレセン］高柳瑞樹調教師「「出走が確定したことにまずは一安心。中1週での出走となるため、追い切りは軽めで済ませていますが、小倉競馬場に滞在しているので、大きな体調の変動はありません。距離を延長することでの変わり身に期待しています。前走よりも更にスローペースになることは間違いなく、追走も楽になるでしょうから、しっかりと先団に付いて行ければ、長くいい脚が使えるタイプなので、おのずとチャンスが生まれてくるでしょう」 01/29　助手　　小倉Ｄ　稍　３F 　　　　　　 　　　　　 　　 45.2-15.2　４　馬なり余力 02/01　助手　　小倉Ｄ　稍　５F 　　　　　　　　73.3-57.9-41.9-12.3　６　一杯に追う（ﾄｰﾎｳｱﾚｽ一杯の外1.3秒先行0.7秒遅れ） (12/01/26)［美浦トレセン］高柳瑞樹調教師「今週の想定表を見たところ、先週と同条件となるダート1700ｍの牝馬限定戦に空きがあるので連闘することを検討しましたが、背中からトモにかけて張りが見られるので、今週の出走は見送り、来週のレースを使いたいと思います。再来週の小倉開催最終週（2/11・12）はおそらくどの条件も出走ラッシュになると思いますが、その分今週同様に来週もすくと予想されるので、まず問題なく出走に漕ぎ着けるでしょう。何かしらのキッカケを掴みたいので、距離を延長することを考えています。新味を引き出したいですね」 (12/01/19)［美浦トレセン］高柳瑞樹調教師「ギリギリまで除外の可能性がありましたが、結局頭数割れし、先週からの希望通りのレースを使うことが出来るようになりました。昨日､小倉競馬場のダートコースで最終追い切りを行いましたが、マズマズの動きでしたし、自分も今日小倉競馬場に駆けつけ状態を確認しましたが、フックラとしていていい出来にあると思います。ここ数戦スタートしてから行き脚がつかなかったこともあり、集中力を高め、前向きにするため、本番ではチークピーシーズを装着する予定です。ここで決められるよう、積極的な競馬を大野拓弥騎手にはしてもらいます」 01/15　助手　　小倉Ｄ　良　半哩　　　　　　　　　　 61.5-45.0-14.8　４　馬なり余力 01/18　助手　　小倉Ｄ　良　半哩　　　　　　　　　　 54.8-39.7-12.4　５　馬なり余力（ﾏｯｸｽﾛﾉ一杯の外0.7秒先行0.1秒先着） (12/01/12)［美浦トレセン］高柳瑞樹調教師「小倉への輸送を無事クリアし､昨日､小倉競馬場のダートコースで追い切りを消化。いい状態に仕上がったと思います。ただ､今週の想定の段階でのダート1700ｍ戦の全レースが除外必至で､辛うじてダート2400ｍ戦に空きがある状況でした。通常､ローカル開催の開幕週というのは､出走馬が集まりにくいものなのですが､まさかこんなに出馬ラッシュになるとは思いませんでした。本来､古馬未勝利という身分を考えると､出られるところに出すのがセオリーかもしれませんが､休み明け＆長距離輸送後にいきなり2400ｍ戦を使うことに､少し抵抗を感じ､1週待って来週のダート1700ｍ戦へスライドしたいと思います。ただし､来週もダート1700ｍ戦への出走が叶わない場合は､ダート2400ｍ戦へ向かう予定です。元々新潟のダート2500ｍ戦を使うプランもありましたからね」 01/12　助手　　小倉ダ良 　　　　　　　　　 　　73.2-58.8-43.3-12.7　　　末強目余力（ﾏｯｸｽﾛﾉ一杯の外1.2秒先行同入） (12/01/06)［美浦トレセン］高柳瑞樹調教師「小倉競馬場の出張馬房が確保できましたので､明日小倉競馬場へ出発し､1月14日（土）からの小倉開催での出走を予定したいと思います。長距離輸送を控えていることからも､年末年始の追い切りをあえて軽目にセーブ､馬体を膨らませることが出来たと思います。あとは小倉競馬場への輸送を上手にこなし､競馬場の馬場で追い切りを行えば､きっちり仕上がるでしょう」 12/25　助手　　美南坂良（１回） 　　　　　　　 59.0-43.3-28.6-14.9　　　馬なり余力 12/30　助手　　美南坂良（１回） 　　　　　　　 55.5-40.8-26.9-13.1　　　馬なり余力 01/04　助手　　美南Ｗ　良　半哩　　　　　　　 　　　57.0-41.4-14.8　４　馬なり余力（ｺｽﾓｶﾞﾗｻ馬なりの内0.3秒追走同入） (11/12/22)［美浦トレセン］高柳瑞樹調教師「放牧先でしっかり乗り込んでいたので､いい状態で帰厩してくれました。年明け1月14日（土）からの第1回小倉開催に照準を合わせて調整していきます。開幕週から使っていきたいと思っていますので､すでに小倉競馬場の出張馬房の申請を行いました。1週前の1/7（土）頃に小倉競馬場へ移動させる予定で､現在は調教を15-15程度にセーブし､カイバをしっかり食べさせて､長距離輸送で馬体を大きく減らさないように準備をしています」 (11/12/19)［松風馬事センター］美浦近郊・松風馬事センター担当者「先週もキャンター1600ｍを2セットというメニューで乗り込み､こちらを出発する時の馬体重は458kgでした。右トモの状態も良くなり､良い形で送り出せましたが､欲を言えば､もう少し体重を増やし､フックラさせて送り出したかったところですね。それ以外は特に気になる点もありませんし､すっかりリフレッシュしてパーフェクトの状態だと思います」 (11/12/12)［松風馬事センター］ 美浦近郊・松風馬事センター担当者「先週はペースを上げて､17-18のキャンター1600ｍを2セットというメニューにしました。乗り役の指示に柔軟になったきた感じで､スムーズに調整できています。年末の入厩に向けてこのまま進めていきます」 (11/12/05)［松風馬事センター］美浦近郊・松風馬事センター担当者「乗り手に甘えたり､バックしたり反転したりしていたので､復習も兼ねてロンジングと角馬場での乗り運動に切り替えた日もありましたが､火曜から25-23のキャンター1600ｍを1セット､金曜からは2セット3200ｍをインターバルトレーニングの形で乗っています。金曜に高柳瑞樹調教師が来場して状態を確認され､『トモのバランスも戻ってきたし､年末か年明け早々に帰厩させましょう』と仰っていました」 (11/11/28)［松風馬事センター］美浦近郊・松風馬事センター担当者「週の前半は舎飼で針治療の経過を確認し､金曜から乗り運動をスタートしました。12月末の帰厩を目標に進めていきます。まだテンションが高い部分があるので､しっかりリラックスさせることと､体をもっとフックラさせたいので､そのあたりに重点を置いて調整します」 (11/11/21)［松風馬事センター］美浦近郊・松風馬事センター担当者「高柳瑞樹調教師から指示があり､右トモの股関節を中心として､三日針と笹針の中間ぐらいの針治療をしました。5〜7日間ぐらいは舎飼でゆっくりさせてから､運動を始める予定です。腰回りの肉が落ちている感じがありますので､その回復に重点を置いて進めていこうと思います」 (11/11/17)［松風馬事センター］高柳瑞樹調教師「先週のレースで反抗する面が見られたのは､やはり連戦による疲れがピークに達しているということだと思いますし､この中間も馬体をチェックすると､右トモを中心に疲れがあるようです。小倉開催に続戦しても､おそらく同じ繰り返しになるでしょうから､年内の出走は諦めます。水曜日に自分が跨って運動をさせたのですが､いい背中をしており､このまま引退させるのは実に惜しい逸材で､本当にもったいないと思いました。もうしばらく現役続行でお願いしたいと思います。放牧先で針治療などを行い､疲れを取り切りリフレッシュさせてあげて､初勝利へ再チャレンジ､年明けの小倉開催を目指したいと思います」 (11/11/09)［美浦トレセン］「来週のダート2500ｍ戦を使う予定でしたが､先週の同条件のレースを見ると､やはりダートの長距離戦に実績があって､そこを目標に据えていた馬が好走するレースであると思いました。また､長距離戦はレース後のダメージが余計に尾を引くこともありますので､やはり現状は走り慣れている1800ｍ戦の方がいいかもしれません。前走と同じ馬体重をキープしていますし､追い切りも馬なりで調整し､疲れもなくフレッシュな状態にあります。出走予定頭数も手頃な10頭､前走で好感触を掴んでくれている古川吉洋騎手が乗ってくれるのもいい材料です」 11/03　助手　　美南Ｐ　良　半哩　　　　　　　 　　　59.1-43.0-13.5　５　馬なり余力 11/09　助手　　美南Ｐ　良　５F 　　　　　　　　68.1-53.8-39.6-13.0　５　馬なり余力（ﾀﾞﾉﾝｽｽﾞﾗﾝ馬なりの外1.2秒先行同入 (11/11/02)［美浦トレセン］今週はニューポリトラックコースでの調整。高柳瑞樹調教師は「前走の疲れもすっかり取れ､馬体重も回復。引き続き､体調はいいですね。あとはトモのバランスが良くなれば…､といったところでしょうか。次走は今のところ新潟最終週を予定していますが､エメラルドの状態と他馬の出走状況次第で､来週のダート1800ｍ戦への出走も検討したいと思っています。そのあたりを視野に入れ､今週末､来週も追い切る予定にしています」と話していました。なお次走は11月20日､新潟・3歳以上500万下（ダ2500ｍ）を予定しています。 11/03　助手　　美南Ｐ　良　半哩　　　　　　　 　　　59.1-43.0-13.5　５　馬なり余力 (11/10/27)［美浦トレセン］今週は軽目の調整。高柳瑞樹調教師は「夏場からここまで､完全に緩めるような休養もなく連戦してきたこともあり､やはりレース後は全体的に疲れが残っているようです。特に右腰角に疲れが感じられますので､今週は馬場入りせず､厩舎回りの引き運動のみに終始します。前走で騎乗した古川吉洋騎手が『いいモノを持っているし､慣れてくればチャンスがありそう。500万下でも遜色のない競馬ができるはずです』と話していたように､このクラスでも十分やっていけるという見解に変わりはありません。自身の持つダート1800m戦での持ち時計を大幅に詰めていますからね。次走は､中3週で新潟最終週のダート2500ｍ戦を第一候補にし､想定次第で再度ダート1800ｍ戦への出走も視野に入れています」と話していました。よって次走は11月20日､新潟・3歳以上500万下（ダ2500ｍ）を予定しています。 (11/10/20)［美浦トレセン］10月23日､新潟・3歳以上500万下（ダ1800ｍ）に古川吉洋騎手にて出走。高柳瑞樹調教師は「転厩前に短期放牧に出しましたが､その際も休みなく緩めず乗っていましたし､しかも疲れが溜まりやすく､抜けにくいタイプと聞いているので､息を整える程度で､あえて猛時計は出していません。追い切り後の馬体重が452kg。現時点では少し余裕のある馬体の造りですが､新潟までの輸送を考えると､前走とほぼ同じ馬体重で臨めると思います。少々骨っぽい相手もいますが､ギリギリまで相手関係を見ながら決定した転厩初戦のレース。なんとか結果を出したいですね」と話していました。 10/17　助手　　美南坂良（１回） 　　　　　　　 58.1-42.3-27.6-13.6　　　馬なり余力（ﾏｽﾀｰﾍﾞｽﾄ馬なりと同入） 10/19　助手　　美南Ｗ　良　半哩　　　　　　　 　　　52.8-38.8-14.2　６　馬なり余力（ｸﾗｳﾝｴﾚｶﾞﾝｽ強目の内1.0秒追走首先着） (11/10/13)［美浦トレセン］今週はニューポリトラックコースでの調整。高柳瑞樹調教師は「今日の追い切りは単走で馬なりでしたが､1週前としては悪くない動きでした。今週末と来週であと2本追い切れますので､臨戦態勢は整うと思います。来週土曜日の牝馬限定のダート1800ｍ戦を本線に考えています。今週からの新潟開催の500万下のレースはフルゲート割れのレースもあり､2週目以降になるとよりそれが顕著になるとは思いますが､未勝利の身分ですので､他のレースに変更せざるをえない状況も考えられます。久保田厩舎時代に芝のレースでデビューし､また調教時の動きやトビを見る限り､芝でもいけると思いますので､ダートだけではなく､芝のレースも選択肢のひとつに入れたいと思っています。それに合わせて地方交流競走も定員割れすることが十分に考えられますので､情報のアンテナを張り巡らせて､あらゆる条件の中から相手関係も見据えて､臨機応変にレースを選びたいと思います」と話していました。なお次走は10月22日､新潟・3歳以上500万下（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 10/10　助手　　美南坂良（１回） 　　　　　　　 59.2-44.6-29.5-14.3　　　馬なり余力 10/13　助手　　美南Ｐ　良　５F 　　　　　　　　67.7-52.6-38.9-12.5　８　馬なり余力 (11/10/06)［美浦トレセン］引き続き､美浦近郊の松風馬事センターにて調整された後､厩舎馬房の都合がついたことから､10月6日に美浦トレセンへ帰厩しています。高柳瑞樹調教師は「キャンセル待ちをしていたところ検疫がとれたので､今日､入厩させました。針治療後から松風馬事センターで緩めることなく入念に乗り込んでいたので､馬体､中身ともすでに出来ている状態です。目標としている新潟開催の2週目までは､まだ2週間ほど時間がありますので､きっちりと仕上がった状態で出走させられると思います。久保田貴士調教師から長所や短所を引き継ぎましたし､なんとしてでもエメラルドインディが初勝利を獲得できるように頑張ります。一戦一戦全力投球で臨み､新潟開催中に決めたいと思っています」と話していました。なお次走は10月22日､新潟・3歳以上500万下（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 (11/10/03)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。管理調教師である久保田貴士調教師と相談したところ､エメラルドインディの出走を最優先に考えた際､自厩舎の馬房の都合がつきにくいとのことで､同トレーニングセンター所属の高柳瑞樹調教師に9月29日付にて転厩いたしました。高柳瑞樹調教師は「帰厩のタイミングを逃したくないということで､エメラルドインディを任されることとなりました。責任を持ってお預かりさせていただきます。惜敗が続き､あと一歩のところで初勝利を逃がしたように､500万下でも紙一重だと思います。11月20日までにどうにか2回は出走させたいと考えており､そのためにもトレセンの施設を利用して､厩舎で腰を据えてじっくり調整する予定で､近々帰厩させたいと思っています。なんとか初勝利をもぎ取りましょう」と話していました。担当の方は「検疫次第で今週帰厩する予定になりましたので､先週はしっかり乗り込み､フラットワークと普通キャンター1600ｍを2本のメニューにしました。以前は成長途上ということもあって､ある意味お嬢様扱いしていましたが､今回はスパルタ式でビシビシ鍛えています」と話していました。 (11/09/26)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週は舎飼での管理となっています。担当の方は「金曜日に予定通り三日針治療を行ないましたので､今週からウォーキングマシンと引き運動を始め､週の半ばには乗り運動に移行する予定です。レースの敗因はいろいろあると思いますが､今回に関しては､長期間トレセンにいたことで､中から漲っていない感じで､しぼんでガス欠になったような印象を受けました。厩舎にいる間に体高が伸びて､シルエットが脚長に映るようになりましたし､まだまだ成長途上という部分も大きいと思います。馬体が変わりつつある段階ですので､帰厩するまでに上手くマイナーチェンジさせるよう調整していきます」と話していました。 (11/09/22)［松風馬事センター］馬体調整を目的として､9月21日に美浦近郊の松風馬事センターへ放牧に出ています。3歳未勝利戦の終了に伴い､今後について久保田貴士調教師と協議したところ､10月15日から11月20日までの第5回新潟開催に格上挑戦で続戦し､その結果を見てから進退を決するとの結論に至りました。久保田貴士調教師は「前走は詰めが甘いのを解消するため､内に入れて脚を溜める作戦が裏目に出てしまい､まともに砂を被り変な格好で走り､ブレーキがかかってしまい､残念な結果となってしまいました。5月産まれということもあり､ようやく良くなってきていましたし､潜在能力は高く､500万下でも通用する器だと思いますので､第5回新潟開催で初勝利を目指すことにしたいと思います。まずはレースの疲れを取ることが先決なので､昨日短期放牧に出しました。両前脚には全く問題は見つかりませんでしたが､やはりトモに疲れが見られますので､今週末に三日針治療を行う予定です。秋のローカル開催は1週目こそ頭数が揃う傾向にありますが､2週目以降はフルゲート割れすることが少なくありません。まして今開催の新潟は､3歳以上500万下のダート1800m戦が毎週7鞍程度組まれており､メンバーが分散しやすいので､未勝利馬にも出走のチャンスは十分あるでしょう。2週目以降に復帰できるよう逆算して帰厩させたいと思いますが､自厩舎の馬房の都合がつかない場合は､転厩も辞さない覚悟でいます」と話していました。 (11/09/15)［美浦トレセン］9月17日､中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）に田辺裕信騎手にて出走。久保田貴士調教師は「今週は中山でダート1800ｍ戦が2鞍組まれていたので､相手関係などを慎重に吟味しましたが､前走のように時計勝負になるとつらいので､やっぱり牡馬相手よりも牝馬限定戦の方がいいでしょう。中山ダート1800ｍ戦は3走前に田辺裕信騎手で使っていますので､鞍上もイメージが沸きやすいと思います。今週はウッドチップコースで一杯に追いました。ラストが少しかかってしまいましたが､長めから追い切りましたし､5ハロン65秒台は合格点と言えるでしょう。泣いても笑ってもこれがラストチャンス。悔いのない仕上げができたと思いますので､あとは彼女の能力を信じて､自ら未来を切り拓いてくれることを祈るだけです」と話していました。 09/11　助手　　美南Ｗ　良　５F 　　　　　　　　72.5-56.3-41.6-13.8　５　馬なり余力（ｶﾞﾝﾄﾞｯｸﾞ馬なりの内0.5秒追走0.2秒遅れ） 09/14　助手　　美南Ｗ　良　６F 　　　　 81.9-65.8-52.3-39.3-13.9　７　一杯に追う（ﾄﾞﾗｺﾞﾝﾗｲｽﾞ末強目の外0.4秒先行0.2秒遅れ） (11/09/08)［美浦トレセン］今週はウッドチップコースでの調整。久保田貴士調教師は「左トモの疲れが完全に抜けて､先週の日曜､そして今週の水曜といつもの追い切りができるようになりました。優先出走権を放棄してまで､来週のレースにスライドしたんですから､万全の状態で出走させたいと思っています。ラストチャンスで決めましょう」と話していました。よって次走は9月17日､中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 09/04　助手　　美南Ｗ　重　半哩　　　　　　　 55.3-41.0-13.6　７　馬なり余力（ｵｰｼｭﾍﾟｰﾙ馬なりの内0.6秒追走同入） 09/07　助手　　美南Ｗ　稍　半哩　　　　　　　 53.9-39.4-13.4　７　強目に追う（ｵｰｼｭﾍﾟｰﾙ馬なりの内1.1秒追走0.8秒遅れ） (11/09/01)［美浦トレセン］9月4日､新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）に出走予定でしたが､回避しています。久保田貴士調教師は「トモの状態も良化し､この中間は普通のところを乗っています。昨日も坂路にて併せ馬で追い切りを行いました。使って使えないことはない状態まで持ってこれましたが､この中間の調整過程を考えると､中途半端な状態で臨むのはかえって危険かもしれません。次が通算6戦目ですから､万が一､掲示板を外すようなことがあれば､スーパー未勝利に出走することが叶わなくなってしまいます。それよりは万全の状態でラストチャンスに挑んだ方が勝利に近いと思います。目標は中山2週目の牝馬限定戦。スーパー未勝利は例年､3､4週目にメンバーが集まりやすく､また2週目以降に毎週ダート1800ｍ戦が2鞍ずつ組まれていますので､おそらくメンバーが分散するはずです。優先出走権がなくても出走できる公算が大きいと思います。スライドしたからには悔いが残らぬよう､きっちりと仕上げます」と話していました。よって次走は9月17日､中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 08/28　助手　　美南坂良（２回） 　　　　　　　 58.5-43.3-28.8-14.7　　　馬なり余力 08/31　助手　　美南坂良（２回） 　　　　　　　 53.3-38.8-25.5-12.5　　　強目に追う（ｵｰｼｭﾍﾟｰﾙ馬なりを0.2秒追走0.2秒先着） (11/08/25)［美浦トレセン］今週は坂路で軽目の調整。久保田貴士調教師は「トモの疲れがなかなか取れませんね。体調も良好で､馬体重も戻っているだけに歯痒いところですが､坂路で18-17を乗り､軽目の調整で回復を促しています。一応､来週の牝馬限定戦を予定していますが､この中間の調整過程や､前走の再戦となりそうな来週のメンバー構成などを考慮すると､回避してスーパー未勝利一本に絞り､中山開催へ直行するのもひとつの方法かもしれません。状態を見極めながら､慎重に検討したいと思います」と話していました。なお次走は9月4日､新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 (11/08/18)［美浦トレセン］今週は軽目の調整。久保田貴士調教師は「今週8月21日の新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を使うことも考えましたが､馬体重､体調には問題ないものの､トモの疲れがまだ抜けていない感じです。休養明け後､中2週が2回続いたのでその影響でしょう。ただ､春の頃は連戦ができなかった馬ですから､こうして使えるようになったのは成長の証だと思います。馬体重の回復も本当に早くなりましたからね。予定通り新潟の最終週を目標に調整を進めていきましょう」と話していました。よって次走は9月4日､新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 (11/08/11)［美浦トレセン］今週は軽目の調整。久保田貴士調教師は「レース後も問題はなく､新潟の最終週に向けて出走態勢を整えていきます。先週のレースは追い切りの動きもよく､希望の外枠も引けたので期待していたのですが､悔しい結果でした。ただ2着に好走した前走時よりも､持ちタイムを0.5秒縮めていますし､彼女なりに頑張っていることは間違いありません。悲観していても仕方がないので､着順は後退しても初勝利には近づいていると､プラス思考でいきましょう。次走で結果が残せるように頑張ります」と話していました。よって次走は9月4日､新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 (11/08/04)［美浦トレセン］8月6日､新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）に田辺裕信騎手にて出走。久保田貴士調教師は「今週は土曜新潟メインの関越S（3歳以上オープン）に出走予定のオウロプレットと坂路で併せましたが､古馬オープン馬と遜色のないいい動きで､ラスト1ハロンを12.1秒でまとめました。何よりこの暑い時期に中2週で､一杯の追い切りがかけられるようになったんですから､春先とは明らかに違いますね。何とかここで初勝利を決めて欲しいと思っています。鞍上の田辺裕信騎手もこれが3度目のコンビ。彼も『これ以上負けられない』という思いで乗ってくれると思います。あとはスムーズにレースが進められる外枠が引けたら申し分ありません」と話していました。 07/31　助手　　美南坂重（２回） 　　　　　　　 56.2-41.7-27.9-13.8　　　馬なり余力 08/03　助手　　美南坂良（２回） 　　　　　　　 53.8-38.8-24.7-12.1　　　一杯に追う（ｵｳﾛﾌﾟﾚｯﾄ一杯に1.3秒先行同入） (11/07/28)［美浦トレセン］ 今週は坂路で軽目の調整。久保田貴士調教師は「これが叩き3戦目ですので､体は完全に出来上がっています。特に強い調教はいらないので､今週は坂路でハロン17〜18秒のところを乗っています。ペースは軽目ですが､本数を多めに乗って､運動量をしっかり確保していますので､状態は元気があっていいですよ。1戦ごとに競馬っぷりが良くなってきているのは一目瞭然。牝馬限定戦ではもう負けられませんね。ただ大トビの馬なので､内枠に入ると馬群をさばくのに手間取るでしょう。外枠が欲しいですね」と話していました。なお次走は8月6日､新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 (11/07/21)［美浦トレセン］今週は軽目での調整。久保田貴士調教師は「前走は惜しい競馬でした。勝ち馬とは通ってきたコースと位置取りの差。あと仕掛けるタイミングが､もうワンテンポ遅かったら､違った結果になっていたかもしれません。展開のアヤですので､決して能力負けだとは思いません。それでも2着に入り､能力を示すことはできましたので､次走は必勝を期して全力投球で臨みたいと思います」と話していました。なお次走は8月6日､新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 (11/07/14)［美浦トレセン］7月17日､新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）に田辺裕信騎手にて出走。久保田貴士調教師は「実は水曜日の想定の時点で､同じレースに出走を予定していた馬が僅かに5頭という状況でした。一瞬レース不成立になるんじゃないかなと思いましたが､最終的に13頭に落ち着きましたね。このように､他のレースを予定したにもかかわらず､急遽このレースに出走を決めた馬が多い､という状況ですから､ここを目標に調整してきたエメラルドインディに少なからず分があると思います。この中間は新潟への輸送を考慮し､馬体をフックラさせるように心掛けながらも､調教量は落とさず､しっかり稽古をやれているのは好材料になるでしょう。前走に引き続き鞍上は田辺裕信騎手。ご存知のように現在の関東のリーディングジョッキーです。今回2度目のコンビになりますし､特に彼は新潟コースを熟知していますから､前走よりも色々と上積みが期待できそうです。終いが切れるタイプではないので､今回は前々のポジションで競馬をさせたいと思っています」と話していました。 07/13　助手　　美南坂良（２回） 　　　　　　　 15.2-13.8-12.8-……　　　強目に追う（ﾗｽﾄﾒｯｾｰｼﾞ馬なりと同入） (11/07/07)［美浦トレセン］7月9日､中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）､もしくは7月10日､中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）に出走予定でしたが､これを回避。来週にスライドしています。久保田貴士調教師は「輸送の負担が少なくても､さすがに休み明け後の中1週はかわいそうなので､今週は回避することにしました。優先出走権を持っているので､あくまでも状態次第ですが､中2週で来週の牝馬限定戦に出走させる方向で考えています。状態は悪くありませんよ。この中間は先週の金曜日と日曜日､今週の火曜日と水曜日に坂路で2本ずつ乗り込み､土曜日にも1本乗りました。計9本､坂路調教を行っています。状態に不安があったら､こんなには乗れませんからね。強目ではありませんが､その分､運動量でカバーしています。今週末と来週もこのまま馬なり調整で仕上げていく予定です」と話していました。よって次走は7月17日､新潟・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 07/06　助手　　美南坂良（２回） 　　　　　　　 53.0-39.6-26.4-13.1　　　馬なり余力 (11/06/30)［美浦トレセン］今週は軽目の調整。久保田貴士調教師は「先週は後方からいい脚を使ってくれました。現状ではダートの方がいいかもしれません。休み明けでしたし、また初ダートでもありましたから、次は色々な意味で上積みがありそうです。レース後は馬体の回復に専念。次走については本音をいえば、中3週くらいでしっかり調整して使いたいところですが、馬体面のことを考えると輸送のない中山は大きな魅力です。しかも来週は土日に牝馬限定戦が1鞍ずつ組まれており、メンバーが分散するのは必至。中1週で来週の中山を使う方向で調整しきましょう。万が一、馬体の回復が思わしくないようであれば新潟へスライドします。ただ、新潟への輸送はなるべく避けたいですね」と話していました。よって次走は7月9日、中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）、もしくは7月10日、中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 (11/06/23)［美浦トレセン］6月25日､中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）に田辺裕信騎手にて出走。久保田貴士調教師は「当初は日曜日のレースを考えていましたが､出走予定馬を見て､土曜日の方がチャンスが多そうだったので､土曜日に変更しました。正直､今でも芝の方がいいという印象を受けるんですが､半兄のダイナミックグロウ､ナリタシルクロードがダートで良績を挙げていますので､ここでダートを試してみる価値があると思います。一杯で追い切りを行い､調教がきつくなってきて､精神的にピリピリしてきているものの､放牧先でもトレセンでも緩めずにきっちり乗ってきましたので､無様な競馬はしないと思います。鞍上も絶好調の田辺裕信騎手を確保。厩舎によく顔を出し､勝手を知っているジョッキーの一人ですから､この馬の長所を引き出してくれると思います」と話していました。 06/22　田辺　　美南Ｗ　稍　半哩　　　　　　　 　　　52.3-37.9-13.3　６　一杯に追う（ﾎｯﾄﾗｯｼｭ馬なりの内1.9秒追走0.1秒遅れ） (11/06/16)［美浦トレセン］今週はニューポリトラックコースと坂路での調整。久保田貴士調教師は「帰厩後は今週のレースを目標にして調整を進めてきましたが､やっぱりまだ調教量が若干足りない感じです。急仕上げで出しても､いいことはないですし､牝馬限定戦は来週以降もありますので､無理せずにスライドしましょう。調教の動きを見ても､週ごとに良化していることは明らかですし､来週はさらに状態が良くなってくるでしょう」と話していました。よって次走は6月26日､中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 06/12　助手　　美南Ｐ　良　５F 　　　　　　　　71.1-55.7-42.3-13.9　６　馬なり余力（ﾚｯﾄﾞｲﾃﾞｱ馬なりの内0.4秒追走4F併同入） 06/15　助手　　美南Ｐ　良　５F 　　　　　　　　66.3-51.3-38.4-13.3　６　一杯に追う（ﾐｯｷｰﾚﾓﾝ馬なりの内0.8秒追走0.2秒遅れ） (11/06/06)［美浦トレセン］今週はニューポリトラックコースと坂路での調整。久保田貴士調教師は「牧場でしっかり乗り込んでくれていたので､いい状態で戻ってきました。あとはトレセンできっちり仕上げていきます。今のところ来週の中山の開幕週を目標の1つにしていますが､3回中山開催では､ダート1800ｍの牝馬限定戦が毎週組まれていますので､状態を見ながら出走に踏み切りたいと思っています」と話していました。よって次走は6月19日､中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を予定しています。 06/08　助手　　美南Ｐ　良　５F 　　　　　　　　75.9-59.5-44.5-14.6　５　馬なり余力 (11/06/06)［美浦トレセン］引き続き､美浦近郊の松風馬事センターにて調整された後､厩舎馬房の都合がついたことから､6月4日に美浦トレセンへ帰厩しています。担当の方は「北海道開催に伴い､トレセンの火曜検疫がなくなった影響で､水曜木曜の検疫が取れなかったようですが､キャンセル待ちをしていたので土曜に帰厩しました。引き続き普通キャンター2セットのメニューで､馬体重も471kgでしたから､良い状態で送り出せたと思います」と話していました。 (11/05/30)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「引き続き普通キャンター1600ｍを2セットのメニューです。久保田貴士調教師からの指示もあり､体力温存と馬体を減らさないよう､あえて18-17のペースに留めています。今週帰厩予定ですので､速いところはトレセンに戻ってからになります」と話していました。 (11/05/23)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週も普通キャンター1600ｍを2セットのメニューです。6月19日､中山・3歳未勝利（ダ1800ｍ・牝馬限定）を目標にすることになり､時間的な余裕も少しありますので､右トモと背腰にショックウェーブ治療を1-2回やる予定です。その間も運動は休まず､キャンター2セットを乗り込んでいきます。土曜の計量で465kgまで増えています」と話していました。 (11/05/16)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週はフラットワーク20分と､18-22秒ぐらいのキャンター1600ｍを2セットのメニューにしました。土曜の計量で452kgまで増えてきましたので､まずは一安心ですね。久保田貴士調教師に報告したところ､『馬房次第で今週か来週には帰厩させたいと思っているけど､できれば460kg台ぐらいで戻したいね』と仰っていました」と話していました。 (11/05/09)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「フラットワーク20分と､走路で普通キャンター1セット1600ｍのメニューにしましたが､キャンターではスイッチが入ってお転婆なところを見せていますね。まだ馬体の回復は今一つですが､ゆっくり時間を掛けながら少しずつ食べるようになっています。毛ヅヤが少しくすんでいる感じで､ひょっとしたら内臓面が今一つなのかも知れませんから､体調面もしっかりケアして調整していきます」と話していました。 (11/05/02)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週は軽目の乗り運動での調整となっています。担当の方は「馬体重は442kgで､食べる量は少しずつ増えていますが､まだ飼い食いそのものは今一つ良くないですね。阪神への輸送が堪えているのかも知れません。見た目もフックラしてこないのですが､マシンの運動だけという訳にもいかないので､先週からフラットワークを15-20分始めました。馬は元気で痛いところもないので､ペースを上げていきたいところなんですが､馬体回復を考えるとなかなか思い切って上げられない状況です」と話していました。 (11/04/25)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はウォーキングマシンでの調整となっています。担当の方は「金曜の計量で435kgでしたが､数字以上に細く映りますので､1週間はマシンの運動で様子を見たいと思います。歩様などは問題ないですし､レースを使った脚元等へのダメージも見受けられません。馬体がもう少しフックラしてきたら､乗り運動をスタートしたいと思います」と話していました。 (11/04/21)［松風馬事センター］馬体調整を目的として､本日4月21日に美浦近郊の松風馬事センターへ放牧に出ています。久保田貴士調教師は「先週のレースは申し訳ありませんでした。牡馬相手でも5着以内は間違いないと手応えがあったんですが…。輸送でイレ込むこともなく､元気もあっての状態で､まさかあそこまで走らないとは思いませんでした。道中､物見ばかりしていたように､まだ幼い面があって､レースに集中し切れていない感じでしたね。それと､トビが綺麗過ぎる走りをするので､逆に切れる脚がありません。スタートからゴールまでワンペースで走っていますので､現状は芝よりもダートの方が向いているかもしれません。母系もダートでの活躍馬がたくさんいますし､試す価値はあると思います。東京もしくは新潟の牝馬限定のダート戦での復帰を予定しています」と話していました。 (11/04/14)［美浦トレセン］4月17日､阪神・3歳未勝利（芝2200ｍ）に柴田善臣騎手にて出走。久保田貴士調教師は「来週の東京の牝馬限定戦も考えたんですが､最終的に『使える時に使っておきたい』という結論に至りました。というのも､例年､夏競馬が始まるとスーパー未勝利を見据えて出走ラッシュとなり､思うようにレースを使えなくなります。特に芝のレースはその傾向が強いので､実質あと2ヵ月のうちに結果を残しておきたいというのが本音です。コンスタントにレースを使うためには､1週も無駄にしたくありません。幸い今週の阪神の芝2200ｍ戦は牡馬が相手ですが､前走の2､3着馬がいない手薄なメンバー構成。もともと距離があった方がいいタイプと思っていましたし､ここでも十分勝ち負けになると踏んだ上で決めました。それにデビュー当時と比べたら､心身の状態は雲泥の差。成長した姿をお見せできると思います」と話していました。 04/10　助手　　美南Ｐ　良　５F 　　69.5-54.3-40.0-12.0　５　馬なり余力（ｸｰﾙｳﾞｪﾝﾄ馬なりの外0.6秒追走同入） 04/13　助手　　美南Ｐ　良　５F 　　64.8-50.8-37.6-12.2　６　馬なり余力（ﾄﾞﾗｺﾞﾝﾌﾞﾚｽ一杯の内1.1秒追走0.1秒遅れ） (11/04/07)［美浦トレセン］今週は坂路とウッドチップコースでの調整。4月9日､阪神・3歳未勝利（芝2000ｍ）に出走予定でしたが､除外となっています。久保田貴士調教師は「ただでさえ､2場開催に変更となって出馬ラッシュの上に､新馬戦が終了。さらに中山開催で行う予定だった重賞が阪神に移設されたことで､未勝利戦（特に牝馬限定戦）が削減されたことも影響しています。13節空いても出走できないんですから､こればっかりは仕方ないですね。一応､来週の阪神にスライドする予定ですが､引き続き優先出走権を持っている馬と初出走馬以外は出られる可能性が低いと思います。3場開催が始まる再来週まで待たないと難しいかもしれません。東京開催もしくは新潟開催も睨んで調整を進めていきます」と話していました。よって次走は4月16日､阪神・3歳未勝利（芝1800ｍ）､もしくは4月17日､阪神・3歳未勝利（芝2200ｍ）を予定しています。 04/03　助手　　美南坂良（２回）　　55.2-39.9-25.8-12.3　　　馬なり余力（ｸｰﾙｳﾞｪﾝﾄ馬なりに0.3秒先行同入） 04/06　助手　　美南Ｗ　良　５F 　　70.8-54.4-39.6-13.1　６　馬なり余力（ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾌｧｽﾄ一杯の内0.9秒追走0.4秒先着） (11/03/31)［美浦トレセン］今週は坂路とウッドチップコースでの調整。久保田貴士調教師は「引き続き順調です。来週の阪神・芝2000ｍ戦を予定しています。毎週課題を与えながら追い切りを行なっていますが､1つ1つ確実にクリアしてくれており､ここにきての成長力には感心させられます。輸送を考えて時計自体は軽目ですが､力を出せる状態に仕上がってきているのでこれで十分だと思います。あとは来週除外されないかどうかですが､今週の想定を見るとレース間隔が開いていれば出られそうなので､多分大丈夫でしょう」と話していました。よって次走は4月9日､阪神・3歳未勝利（芝2000ｍ）を予定しています。 03/27　助手　　美南Ｗ　良　半哩　　58.0-42.0-13.1　６　馬なり余力（ｸﾞｯﾄﾞｸﾛｯｸ馬なりの内0.4秒追走3F併同入） 03/30　助手　　美南Ｗ　良　半哩　　54.0-39.2-13.1　６　Ｇ前仕掛け（ｸｰﾙｳﾞｪﾝﾄ末強目の内0.4秒追走0.2秒先着） (11/03/24)［美浦トレセン］今週は坂路での調整。久保田貴士調教師は「この中間も坂路で入念に乗っています。これまで速いところをやっても､ラスト1ハロンがかかっていましたが､今日の追い切りは12秒4と速い時計が出ました。やはりパワーアップしてきていますね。次走が楽しみです。その次走ですが､春の中山開催が中止になった以上､予定を変更しなければなりません。輸送競馬はしたくなかったのですが､再来週の阪神を目標にします」と話していました。よって次走は4月9日､阪神・3歳未勝利（芝2000ｍ）を予定しています。 03/20　助手　　美南坂良（２回） 　 57.5-43.0-28.6-14.4　馬なり余力 03/24　助手　　美南坂良（２回） 　 54.5-39.7-25.9-12.3　馬なり余力（ｴｰｼﾝｱﾙｶｳｽ馬なりを0.3秒追走同入） (11/03/17)［美浦トレセン］今週は坂路での調整。久保田貴士調教師は「昨日坂路で13.9→13.7→13.5→13.3という追い切りを行ないました。帰厩して間もないわりに動けているように､放牧先でしっかり乗り込んでいた成果が出ていると思います。しかも体重をキープ出来ています。しっかり調教ができて､体も減らないというのは非常にいい傾向です。年明けの頃と比べて､心身ともに成長していると言えるでしょう。阪神や小倉を使うプランもあると思いますが､長距離輸送で心身ともに余計な負担を掛けたくはありません。4月に中山開催が再開されるのを待ち､そこで復帰させましょう」と話していました。よって次走は4月2日､中山・3歳未勝利（芝2000ｍ・牝馬限定）､もしくは4月10日､中山・3歳未勝利（芝2000ｍ）を予定しています。 03/16　助手　　美南坂良（２回） 　 54.4-40.5-26.8-13.3　馬なり余力（ｸﾛｽｻﾞﾚｲﾁｪﾙ馬なりと同入） (11/03/10)［美浦トレセン］ 引き続き､美浦近郊の松風馬事センターにて調整された後､厩舎馬房の都合がついたことから､3月10日に美浦トレセンへ帰厩しています。久保田貴士調教師は「放牧先で15-15をやってから戻しましたので､いい雰囲気ですね。スムーズに出走態勢が整いそうです。デビュー戦同様､中山の芝2000ｍ戦が目標です。本命は4月2日の牝馬限定戦ですが､そこに間に合わなければ､1週スライドして翌週の芝2000ｍを使う方針です。休み明けで間隔が空いているので除外の心配がありません。納得のいく状態に仕上げて､初勝利を狙います」と話していました。よって次走は4月2日､中山・3歳未勝利（芝2000ｍ・牝馬限定）､もしくは4月10日､中山・3歳未勝利（芝2000ｍ）を予定しています。 (11/02/28)［松風馬事センター］ 美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週もキャンターを2セット､合計3200ｍのメニューで､馬体重は470kgまで増えてきました。冬毛も抜けてきて､毛ヅヤも良くなっていますね。肩を中心とした前の筋肉は頼もしいので､もう少しトモに力強さが加われば､もっと良くなってくると思います。賢すぎるところがあって､ちょっとしたことにも興味津津といった感じなので､そのあたりの精神面が大人になってほしいですね。状態そのものは良くなっていますし､これから帰厩を意識した調教に切り替えていきます」と話していました。 (11/02/21)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週は18-17ぐらいのキャンター1600ｍを2セットのメニューにしました。馬体重は461kgで､乗りながら増えているのは良い傾向だと思います。どこも痛いところなどはないですし､順調ですね。早ければ来月初旬には帰厩の声がかかるのではないでしょうか」と話していました。 (11/02/14)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「先週から20-20のキャンター1600ｍを2セット､合計3200ｍのメニューで進めています。ペースが上がってちょっとイライラしているようで､馬房で壁を蹴ったりしていますが､そのあたりまだ幼いんでしょうね。ただ､飼い葉はしっかり食べていますし､調教もきちんとこなしていますので､特に心配はないと思います」と話していました。 (11/02/07)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「ソエの治療も終わり､疲れももう抜けてきたようですね。久保田貴士調教師から､『第3回中山開催で復帰できるようなスケジュールで進めていく』と指示がありましたので､今週から本格的に進めていきたいと思います」と話していました。 (11/01/31)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「月曜から乗り運動を始め､角馬場で15分ダクを乗って体をほぐし､右手前だけで23-22秒ぐらいのキャンターを1セット､1600ｍのメニューにしました。保険のような意味合いで､木曜にもう1度焼烙治療をしましたが､これでもう大丈夫だと思います。今週は右手前と左手前で2セットできればと思っています」と話していました。 (11/01/24)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はウォーキングマシンでの調整となっています。担当の方は「先週から乗り運動を始める予定でしたが､火曜に右トモをかばう素振りが見られたので､三日針治療をして火水木は舎飼で様子を見ました。木曜に3度目の焼烙治療を行ない､これで1セット3回の治療が終わりましたので､乗り運動を始めてチクチクするようであれば再度治療しますが､問題なければこれで一段落ということになると思います。24日から仕切り直して乗り運動を始めます。馬体重は456kgです」と話していました。 (11/01/17)［松風馬事センター］美浦近郊の松風馬事センター在厩。先週はウォーキングマシンでの調整となっています。担当の方は「13日に2回目の焼烙治療を行ない､先週一杯はマシンの運動で様子を見ました。今週3回目の治療をして､乗り運動も始める予定です。トモの疲れは抜けてきたようで､歩様も問題ないですね」と話していました。 (11/01/10)［松風馬事センター］馬体調整を目的として､1月6日に美浦近郊の松風馬事センターへ放牧に出ています。担当の方は「レース後､両前にソエが出たので､早速焼烙治療を行ないました。週1回のペースで様子を見て､あと何回治療するか検討します。それと､右トモの股関節に少し疲れが見られ､久保田貴士調教師から1週間はマシンで様子を見るよう指示がありましたので､こちらに来てからはウォーキングマシン45-60分のメニューにしています。1週間経ったら乗り運動を始め､治療も継続していきます」と話していました。 (11/01/03)［美浦トレセン］1月5日､中山・3歳新馬（芝2000ｍ）に幸英明騎手にて出走。久保田貴士調教師は「除外馬が10頭出るなか､運良く､今週の新馬戦に投票し､出走することとなりました。牡馬13頭､牝馬3頭で構成されるレースとなりましたが､26日､30日､2日とそれぞれにコースを替え､併せ馬を無事消化できたように､ここにきて線の細さも大分解消され､追い切りごとに逞しさが増し､こちらの想像通りの成長曲線を描いてきている印象があります。デビュー戦ですので､ハッキリとしたことは言えませんが､当日の輸送､装鞍が上手くいけば､決して恥ずかい競馬にはならないでしょうし､勝ち負けにもっていけると思います。次につながる競馬をすることはもちろんのこと､この春の展望が明るくなるような結果が出れば幸いです」と話していました。 12/26　助手　美南坂良（２回）　　53.1-39.0-25.5-12.7　　　馬なり余力（ｸﾞｯﾄﾞｸﾛｯｸ馬なりに0.3秒先行同入） 12/30　調教師美南Ｗ　良　５F　　 67.4-52.1-38.8-14.0　６　強目に追う（ﾚｯﾌｪﾙﾝ馬なりの外0.2秒遅れ） 01/02　助手　美南Ｐ　良　５F　　 69.5-53.2-38.1-12.7　７　馬なり余力（ﾋｼﾊﾟｰﾌｪｸﾄ馬なりの内同入） (10/12/23)［美浦トレセン］今週は坂路とウッドチップコースを中心とした調整。久保田貴士調教師は「全休日の月曜日を除き､金曜日から連日坂路入り。また先週に引き続き､今日ウッドチップコースでの併せ馬を消化。まだ13-13のところですが､肉体的にも精神的にも徐々に競走馬らしさが増してきました。入厩して環境に完全に慣れてきたということもあるのでしょうが､何をするのもスムーズで､手が掛かりません。何よりカイバをしっかり食べているだけあって､こちらが課した調教メニューをしっかりこなしてくれることが頼もしい限りです。ピリッとさせるためもあって､そろそろ本気モードに入りますが､この様子ならあと2､3本で出走態勢が整ってしまうかもしれません。予定を早めて年明け早々にデビューさせることも考えています。ただ､今週土曜日の芝2000m戦で除外馬が5頭出ていることもあり､実際には1月16日に出走することになると思いますが。牝馬限定の芝のレースがあれば言うことはないのですが､マル混の芝2000ｍ戦となると､外国産馬や牡馬の良血馬が多数出てくるでしょう。でもその中に入っても素質なら全くヒケを取らないと思っていますし､逆にそういう骨っぽいメンバーとどれだけやれるのか今から楽しみにしています」と話していました。よってデビュー戦は1月5日､中山・3歳新馬（芝2000ｍ）､もしくは1月16日､中山・3歳新馬（芝2000ｍ）を予定しています。 12/05　助手　美南坂良（２回）　　 58.1-42.6-28.1-13.9　　　馬なり余力（ｴｰｼﾝﾍﾞﾙﾘﾅｰ馬なりと同入） 12/08　助手　美南坂稍（２回）　　 55.3-40.9-27.0-13.8　　　馬なり余力 12/12　助手　美南Ｐ　良　半哩　　 　　59.3-44.5-13.0　５　馬なり余力 12/15　助手　美南Ｗ　良　半哩　　 　　55.4-40.5-13.0　８　直強目追う（ｸﾛｽｻﾞﾚｲﾁｪﾙ馬なりの内0.4秒追走0.1秒遅れ） 12/23　助手　美南Ｗ　稍　半哩　　 　　54.8-39.6-13.0　６　強目に追う（ｸﾞｯﾄﾞｸﾛｯｸ末強目の内1.1秒追走0.2秒先着） (10/12/16)［美浦トレセン］今週は坂路中心の調整。先週12月10日にゲート試験を受け､見事一発合格を果たしています。久保田貴士調教師は「難なくゲートをパスしてくれて､とりあえずひと安心。元々､ゲートにセンスを感じる馬でしたから､手こずることはないだろうと思っていましたが､これでデビューの見通しが立ちました。今後は1月16日の中山・3歳新馬（芝2000ｍ）を目標に調整を進めていきます。ちょうどあとひと月ありますので､今週は坂路で17-16での調整。坂路での乗り込みに加えて､先週からプール調教も取り入れています。ゲート練習や試験､初めてのトレセンでの生活などで､疲れが出やすくなる時期ですから､徐々にペースアップしていって脚元への負担をなるべく少なくし､それを補う形で午後からプールに連れて行っています。目標にしているレースが中山の芝2000ｍ戦ということで､おそらく皐月賞やダービーを目指した良血の牡馬が出走してくるでしょう。牝馬としてはハードルの高い一戦になってしまうかもしれませんが､馬っぷりの良さだったり､ゲート試験を一発でパスしたり､また牝馬にしてはカイバをしっかり食べてくれたりなど､入厩してから彼女の潜在能力の高さを改めて感じています。あえて強力なメンバーにぶつけて､どれだけの競馬ができるのかというのを見てみたいと思っています。それとキャンターの時の跳びがキレイな馬なので､マイルだと少し距離が短いという気がしています。2000ｍくらいから使いだした方が､能力を発揮しやすいかもしれません」と話していました。よってデビュー戦は1月16日､中山・3歳新馬（芝2000ｍ）を予定しています。 (10/12/09)［美浦トレセン］ 今週は坂路調教とゲート練習を消化。久保田貴士調教師は「昨日坂路で1本目が17-17､2本目で14-13を追い切りました。まずまずの動きでしたし､入厩から2週間ほどでこれだけの時計が出せるんですから､状態は悪くないと思います。坂路を駆け上ったあとにゲート練習を実施。寄り付きも大丈夫でしたし､ゲートを通しても大丈夫でした。明日､ゲート試験を受ける予定です。入厩して間もない頃は､キョロキョロ物見をすることが多かったのですが､今は随分と解消されてきました。繊細というか､神経質というか､ただその分､学習能力が高い方だと思いますし､一旦納得して受け入れると次からはもの凄く素直になっています。また､この馬のいいところはカイバを残さずしっかり食べてくれること。食べてくれる馬は調教メニューが組みやすいんですよ。食べれば体力も筋力もつきますし､疲れも回復しやすいですからね。さまざまなトレーニングメニューを課すことができ､やりようがいくらでもあるので､体が造りやすく､それは非常に助かる点です。あと念の為､背中からトモにかけてマイクロレーザー治療を実施し､疲れを溜めないようにケアに努めてます。初戦からいい競馬が出来るよう､しっかりと仕上げていきます」と話していました。 (10/12/02)［美浦トレセン］今週は坂路調教とゲート練習を消化。久保田貴士調教師は「今週は坂路で16-16を1本乗って､あとはゲート練習を行なっています。しっかり練習してきたこともあって､ゲートに関しては全く問題なし､早速ですが来週ゲート試験に挑戦しようと思っています。普段は馬房で神経質な面を見せていますが､馬場に入れると落ち着いていますし､なにより牝馬のわりに食欲旺盛で飼い葉をしっかり食べてくれることが､すごくいいですね。これは非常にいいこと､デビューへ向けた本格的な追い切りへと移行しても､馬体重が減ることなく､しっかり乗り込めますからね。年内デビューという目標があり､ここのところ急ピッチで造ってきましたので､背中からトモにかけての腰回りに疲労が溜まり始めている兆候が見られます。そこを十分にケアしながら慎重に調整していきたいと思います」と話していました。 (10/11/29)［美浦トレセン］引き続き､美浦近郊の水野馬事センターにて調整された後､厩舎馬房の都合がついたことから､11月27日に美浦トレセンへ入厩しています。担当の方は「久保田貴士調教師に乗ってもらって普通キャンター4000ｍのメニューを続け､馬体重も482kgまで増えましたので､良い状態で送り出せたと思います。気が小さいところがあるので､馬運車に乗るまでは時間が掛かりましたが､乗ってからは大人しく､大丈夫だったようです。どちらかと言うと仕上がりの早そうなタイプですし､デビューまで順調に行って欲しいですね」と話していました。久保田貴士調教師は「飼い食いには影響ないのですが､物見をしたり､気の小さいところがありますし､環境が変わって慣れない部分もあると思いますので､何のトラブルも起きないように気を付けて､厩舎でしっかりとケアしていきます。牧場でもゲート練習をやっていたので､すぐにゲート試験を受けられると思います。これからの進み具合にもよりますが､今のところ年内の中山開催でのデビューを目標にしています。当初予定していたスケジュールより入厩まで時間が掛かってしまい､会員の皆様をお待たせすることになってしまいましたが､そのぶん中身のある調整が出来たと思っていますので､あとはレースで結果を出していきたいですね」と話していました。 (10/11/22)［水野馬事センター］美浦近郊の水野馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「引き続き久保田貴士調教師に乗ってもらい､ゲート練習も交えて同じメニュー普通キャンター4000mで進めています。先生の当たりは厳しいですが､この馬自身よく辛抱して調教をこなしていますね。馬房次第ですが､早ければ今週中に入厩ということになりそうです。気が小さいところがあるので､入厩して環境が変わってどうなるかが1つのポイントだと思いますし､欲を言えばもう少しどっしりしてくれると良いですね。跳びが大きく綺麗で､素軽さのあるタイプですから､芝の中距離あたりで活躍できるんじゃないかと思います。馬体重は465kgです」と話していました。 (10/11/15)［水野馬事センター］美浦近郊の水野馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週もフラットワーク20分と､キャンター2000ｍを2セットの合計4000m乗り込みました。ゲートは､発馬もスタートダッシュも問題なくこなしています。まだ物見をするところがありますし､ハミ受けも良化の余地がありますが､久保田貴士調教師が来場した時は必ず自ら騎乗して徹底的に教え込んでもらっています」と話していました。 (10/11/08)［水野馬事センター］美浦近郊の水野馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「火曜からキャンターを始めて､フラットワークと､キャンター2000ｍを2セットの合計4000mのメニューで進めています。木曜と金曜にゲート練習も行ないましたが､発馬まできちんと出来るようになっています。ゲート練習をしていて気付いたんですが､気が小さいというよりは､理解するのに少し時間が掛かるタイプなのかも知れません。まだ物見をしたりするのも､原因は同じだと思いますので､そのあたりの良化を図っていきます」と話していました。 (10/11/01)［水野馬事センター］美浦近郊の水野馬事センター在厩。先週は軽目の乗り運動での調整となっています。担当の方は「ハミ受けや口向きの悪さは改善されましたし､気の小さいところもだいぶ緩和されてきたので､木曜日からフラットワーク中心の乗り運動を始めました。金曜日には先生が自ら跨って状態を確認され､久保田厩舎の入厩スタンバイ組に入って4-6頭併せでメニューをこなしています」と話していました。 (10/10/25)［水野馬事センター］美浦近郊の水野馬事センター在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「久保田貴士調教師も実際に騎乗して､フラットワークとゲート練習のメニューで進めていましたが､ハミ受けが難しく､口向きを今のうちに修正しておきたいということで､先週木曜日よりロンジングでの調整となっています。気が小さいところがあり､その分リアクションが大きくなっていますので､そのあたりに注意しながら慎重に対応していきたいと思います。23日の計量で馬体重460kgです」と話していました。 (10/10/18)［水野馬事センター］美浦近郊の水野馬事センター在厩。先週は軽目の乗り運動での調整となっています。担当の方は「長距離輸送の後ですので､フラットワーク中心の調整ですが､良い筋肉が付いていて､バランスが良いですね。輸送の疲れも取れて､パワーがみなぎっているようで､軽いシャープな動きを見せてくれています。強いて課題を挙げると､少し気が小さいところがあるので､単走で調整しています。本格的にキャンターを始めたら､併せ馬で乗っていこうと思います。先週到着時の計量で馬体重443kgでしたが､16日の計量で455kgまで回復しています」と話していました。なお､馬名を｢エメラルドインディ｣にて申請し､正式決定しています。5月生まれの本馬の誕生石であるエメラルドと､母名の一部です。 (10/10/11)［水野馬事センター］引き続き､新冠の小国スティーブルにて調整された後､10月9日に美浦近郊の水野馬事センターへ移動しています。小国スティーブルの担当の方は「常歩20分､屋内ダートでダク1200ｍ､キャンター3300ｍを基本に､週2回1200ｍの坂路で1本目を25-23､2本目は15-15のメニューで､週1本は終いを13秒台まで伸ばしました。週1回のゲート練習もこなし､速い時計を出しながら､馬場でじっくり詰めて乗り込めましたね。脚元の状態も問題なく､馬体の疲れも見せずに元気一杯ですので､良いタイミングで移動になったと思います。こちらを出る前の馬体重は466kg､体高163cm､胸囲182cm､管囲20.0cmです」と話していました。水野馬事センターの担当の方は「こちらに着いてちょっと微熱が見られましたが､38度台だったので大丈夫でしょう。とても筋肉のラインが綺麗な馬で､先生も期待している馬だというのが良くわかります。先生からは『2-3週間で入厩させる予定なので､入厩したらすぐゲート試験を受けられるレベルまで練習も進めていこう』と指示がありました」と話していました。 (10/10/04)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「ここに来て非常に良くなってきたので､普段は坂路で20-18秒ぐらいのペースで乗り込み､週に2本15-15を行ないました。近い内に美浦近郊に移動することになると思いますが､当初の予定通りのスケジュールでいけそうですね」と話していました。 (10/09/27)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週から坂路入りを再開し､トラックも併用しながら攻め込んでいます。10月中の入厩を予定していますので､このままきっちり乗り込んでいって､無事送り出したいと思います」と話していました。 なお､同馬は9月30日(木)午後6時をもちまして､出資申込を締め切りとさせていただきます。先着順となっておりますので､出資をご検討中の方は､お急ぎ､電話予約もしくは当WEBにてお申込みください。 (10/09/20)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「ダートコース中心の調整でトモを造ることに重点を置いて進めてきましたが､だいぶ状態も上向いてきたと思います。久保田貴士調教師が来場し､10月初旬には美浦トレセン近郊へ移動し､中旬ぐらいに入厩することが決まりましたので､これから坂路入りを再開し､更なる良化を促していきたいと思っています」と話していました。 (10/09/13)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週も同じメニューで､屋内ダートコースでのキャンターを中心に乗り込みました。久保田貴士調教師と今後の方針を相談しましたが､関東もまだかなり暑いので､美浦近郊に移動するのはもう少し気候が落ち着いてからの方が良いのではないか､という話になり､具体的なスケジュールに関してはまた改めて検討することになりました」と話していました。 (10/09/06)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「常歩20分､屋内ダートコースでダク1200ｍ､キャンター3300ｍ､整理運動20分､パドック放牧4時間のメニューです。だいぶ攻め込んできましたが､順調にこなしていますね。次に先生が来場した時に､このままこちらで13秒ぐらいまで進めるのか､それとも美浦近郊に移動させて仕上げるのか､打ち合わせをする予定です。移動させるとしたら､気候が涼しくなる今月中旬から下旬以降になると思いますが､そのあたりも含めて相談します。先週の計測で体重は487kg､体高は163cm､胸囲は181cm､管囲は20.5cmです」と話していました。 (10/08/30)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「まだ坂路には入れていませんが､距離を延ばしたり､キャンターの時計を詰めたりして､調教内容を充実させています。一旦は15-15まで進めて､ある程度のところまで仕上がった馬ですから､ここからの仕上がりは早いと思います」と話していました。 (10/08/23)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「変わらず順調に普通キャンター中心のメニューをこなしています。こちらもまだ暑いですが､ここをしっかり乗り切ってほしいですね。徐々に馬体も成長していますし､それとともにベースの部分も出来上がりつつありますよ」と話していました。 (10/08/16)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「引き続き屋内トラックでキャンター中心のメニューにして､あえて無理はさせていません。特に問題なく調整できていますが､これから本格的にペースを上げていくことを考えると､もっとしっかり脚元を固めて､時間を掛けてきっちり下地を造った方が良いと思います。素質のある馬ですし､やれば動くタイプなので､こちらとしてもどうしても動かしたくなってしまうんですが､将来的なことを考えれば､今の時期は大事にいった方が良いでしょう。当初は秋の東京開催でのデビューを意識していましたが､久保田貴士調教師とも相談した結果､そのスケジュールにはこだわらず､あくまでも馬本位でじっくり進めていく方針です」と話していました。 (10/08/09)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「4本の脚全てを装蹄し直し､常歩20分､屋内ダートコースでダク1200ｍ､キャンター2100ｍ､整理運動20分､パドック放牧4時間のメニューにしました。ずっと同じメニューだと馬も飽きてしまう部分があると思いますので､メリハリをつける意味もあって､馬場調教中心に切り替えました。先生も2週間に1度は来場して､状態をチェックしてもらっています。先週の計測で体重は467kg､体高は162cm､胸囲は181cm､管囲は20.0cmです」と話していました。 (10/08/02)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「引き続きダートと坂路で普通キャンターのメニューで進めています。ペースを上げられないこともないですが､どんな馬でも辿る成長段階の疲れがいくらか見受けられますので､あえて無理はしていません。だいぶ暑くなってきたことですし､もうしばらくは今のメニューでじっくり乗り込んでいきたいと思います」と話していました。 (10/07/26)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「変わらず同じメニューで乗り込んでいますが､きっちりこなしていますし､体調面なども問題なさそうです。ここにきてキ甲が抜けてきましたし､体型的な幼さが徐々に解消されつつありますね。このまましっかり乗り込んで､さらに良くしていきたいと思います」と話していました。 (10/07/19)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「引き続き同じメニューで､坂路で普通キャンター1本を中心に乗り込んでいます。以前はまだ中身ができていない感じでしたが､ここにきてしっかりしてきましたし､馬体も470kg台まで増えてきましたので､一回りも二回りも大きくなった感じです。見た目にもフックラしていて､凄く良い状態ですよ」と話していました。 (10/07/12)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「4本の脚全てを装蹄し直し､常歩20分､ダートでダク1200ｍ､キャンター2100ｍ､坂路でキャンター1本､パドック放牧4時間のメニューで進めています。一時期は若干疲れが見受けられましたが､今はそういうこともなく､毛ヅヤからも調子の良さが窺えますね。秋の東京が目標ですし､今は体力を温存しながら､上手に夏を過ごすことを目標に､無理させ過ぎないよう注意しながら調教していこうと思います。先週の計測で体重は471kg､体高は161cm､胸囲は182cm､管囲は20.0cmです」と話していました。 (10/07/05)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「引き続き基礎体力作りを念頭に置いて無理なく進めており､坂路で普通キャンター中心のメニューです。ここへきて北海道もだいぶ暑くなってきましたので､体調管理には十分気を付けて乗り込んでいきたいと思います」と話していました。 (10/06/28)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「メニューは先週と変わらず､坂路で20-20か20-18を週4本乗り込んでいます。先生とも相談した結果､秋の東京開催でのデビューを目標に進めていくことになりましたので､それを念頭にスケジュールを逆算し､夏場は基礎体力造りを意識して､あまりペースは上げず､本数を増やしていく方向で調整していきます」と話していました。 (10/06/21)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「先生が来場して今後の調整方針を相談しましたが､本当に今が成長期でしっかりしつつある段階なので､あえて速いところはやらず､もう1回フックラさせていく方向で進めていくことになりました。先週から15-15をやめて軽めに落としましたが､そのぶん本数を増やして､週2回坂路4本のメニューにしています。半兄のナリタシルクロード（父：スペシャルウィーク）が土曜日の阪神で勝ち上がりましたし､マーメイドS（G3）でヒカルアマランサスもトップハンデながら5着に健闘していますし､それ以上の活躍を期待したいですね」と話していました。 (10/06/14)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週もダートと坂路でキャンターをじっくり乗り込みました。跳びが大きくて柔らか味がありますし､坂路に行くとさらに伸びのある動きを見せていますね。まだ幼い部分は残っていますが､乗り込むにつれて着実に良くなっていますので､このまま成長を促しながら進めていきます」と話していました。 (10/06/07)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「常歩20分､屋内ダートでダク1200ｍ､キャンター2700-3300ｍを基本に､週2回坂路をダクとキャンターそれぞれ1200ｍで合計4本､整理運動20分､パドック放牧4時間のメニューです。脚元などは問題ありませんが､無理せずじっくり乗り込んでいます。馬体はフックラ見せて毛ヅヤも良く､調子の良さが窺えますね。今週から両前脚にも蹄鉄を履かせて､ペースアップを図っていきます。馬体重は444kgです」と話していました。 (10/05/31)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週から15-15を週2本に増やしましたが､馬の雰囲気も良いですし､体つきの幼さも抜けつつありますね。遅生まれということもありますので､秋の東京開催あたりを目標に､無理せずじっくり進めていけば､新馬から“動く”と思いますよ」と話していました。 (10/05/24)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週も同じメニューで週1本坂路で15-15を乗り込みました。15-15を始めて2週間ですが､ここまで順調に来ていますし､自分から走る気を見せて調教に取り組んでいるのが良いですね。様子を見て､近い内に15-15を2本に増やしたいと思っています」と話していました。 (10/05/17)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「12日に先生が確認に来場し､15-15を始めようという指示がありましたので､キャンター3000ｍと坂路で20-18を基本に､週1本坂路で15-15を始めました。まずはトモから作り込んでいく方針ですので､両後脚だけ装蹄して調教を進めています。父アグネスタキオン×母の父エーピーインディ×母の母の父がノーザンダンサー系と､極めて血統構成の似ているヒカルアマランサスが､昨日のヴィクトリアマイル（G1)で僅差の2着と健闘しましたし､改めてこの馬への期待も高まりますね」と話していました。 (10/05/10)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週も同じメニューで､坂路20-18をメインに乗り込みました。これから本格的に成長していく段階ですので､ビッシリ攻め込むと言うよりは､徐々にペースを上げていく方針で調教を進めていきたいと思います」と話していました。 (10/05/03)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週は天気が悪かったので､そんなに無理させていませんが､同じメニューをしっかりこなしています。だいぶ逞しくなってきましたが､まだ馬体や動きに幼いところが見受けられるので､そのあたりを改善していきたいですね」と話していました。 (10/04/26)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「先週久保田先生が来場して､『この馬なりに成長してくれれば期待できると思うので､あとは成長に時間が掛かるかどうかだね』と話していました。先週はキャンターを3000ｍに増やし､坂路では20-18のメニューですが､体調はすこぶる良いですし､ようやく体力もついて､馬がしっかりしてきましたね。別件で来場していた藤原英昭調教師も気にして見てくれたんですが､『この馬は走るよ』と太鼓判を押してくれました」と話していました。 (10/04/19)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「引き続きキャンター2700ｍと週1本坂路で20-18のメニューですが､変わらずきっちり乗れています。先週の北海道は天気が大荒れでしたが､こちらはそれほどでもなかったので､体調も良いですね。動きに余裕が出てきましたし､もう1段階進めようかと思っています」と話していました。 (10/04/12)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて普通キャンターを消化しています。担当の方は「常歩20分､ダク1200ｍ､キャンター2700ｍを基本に､週1本坂路で20-18まで進めました。その他に上がり運動20分､パドック放牧を4時間と､整体治療も行なっています。4月に入ってからも疲れは見せず､順調に来ていますので､キャンターの距離も延ばしています。乗り込みを進めるにつれて､気性の幼さもだいぶ抜けてきましたね」と話していました。 (10/04/05)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「引き続き同じメニューをこなしていますが､前回坂路で乗り込んでいた時は何本かやったらバテていたものの､今回はそういうこともなくコンスタントに乗れていますね。この馬にとっては負荷が掛かっていますが､しっかりこなすようになってきました。あとはもう少し馬体がほしいところですので､食わし込んで増やしていきたいと思います」と話していました。 (10/03/29)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「先週と同じメニューですが､だいぶ慣れてきたようで､きっちりこなしていますね。馬自身､楽になってきたことで､走りのアクションも大きく見せるようになってきました。自分からアピールするかのような動きですし､とても良い傾向になってきたと思います。ただ､まだ幼い部分が残っていますので､現段階ではあまり無理せず､このままのペースで進めていきたいと思います。中間育成を手掛けたザタイキが､土曜日のレースで非常に残念な結果となってしまいました。グリーンインディには､父も同じアグネスタキオンですし､ザタイキの分まで走ってもらえるよう､スタッフ一同しっかり頑張って育成していきます」と話していました。 (10/03/22)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「少し楽をさせたことで､跳びが凄く良くなってきました。状態も上向いてきましたので､今までのメニューに加えて､坂路でも軽めのキャンターを始めています。アグネスタキオンの仔は総じて跳びが綺麗なタイプが多いですが､この馬もそういう感じになってきましたし､今までの経験上､理想的な成長曲線を辿っていると思いますよ」と話していました。 (10/03/15)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「先週も同じメニューで乗り込みましたが､やはり周りを気にし過ぎるところが見受けられますね。毎日同じコースで乗っているのに結構物見をします。良い方にとらえれば色々なことに好奇心を持っているということですが､逆に言えばまだ幼いということでしょう。このあたりを良くしていくことが今の課題ですね」と話していました。 (10/03/08)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「常歩20分､屋内ダートでダク1200ｍ､キャンター2100ｍのメニューで､その他に上がり運動20分､パドック放牧を4時間行なっています。だいぶ疲れも見られなくなってきたので､徐々に調教量を増やしていきたいですね。若干周囲を気にするところがあるので､引き続き併せ馬で調教して､集中させるようにしています。整体治療や整歯も行なって､体調管理には気を払っています。馬体重は433kgです」と話していました。 (10/03/01)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「先週も同じメニューにして､基礎体力の強化に努めています。まだ小柄なので､しっかり食わし込むよう心掛けています。もう少しフックラさせて､馬体を大きく作っていきたいですね」と話していました。 (10/02/22)［小国スティーブル］ 新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「先週は常歩20分､ダク1200ｍ､キャンターは日によって2000-3000ｍのメニューにしました。冬毛は抜け始めていますし､少しペースを軽くしたことで､疲れも取れつつありますね。見た目にも体調が良くなってくれば､坂路入りを再開したいと思います」と話していました。 (10/02/15)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「ここに来て全体的に疲れが見られるようになってきましたので､坂路に入れるのはやめて､ペースも少し軽くしました。この時期ですから､こういう状態面の上げ下げはあると思いますし､トレーニングに緩急をつける意味でも悪くないことだと思います」と話していました。 (10/02/08)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週は坂路やトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「先週は常歩20分､屋内馬場でダク1200ｍ､キャンター2400ｍのメニューをベースに､週2回坂路でダク1200ｍ､キャンター1200ｍを乗り込みました。その他に上がりの運動を20分､サンシャインパドック放牧を4時間行なって､運動時間をしっかり確保しています。坂路に入れた翌日は若干疲れが見られますので､様子を見ながらじっくり進めていきたいと思います」と話していました。 (10/02/01)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「先週はダートコースで1600-2400ｍ乗り込みました。そろそろ一時的な疲れが出始める時期だと思いますので､焦らず慎重に進めていった方が良いかも知れませんね。昨日、京都牝馬S（G3)でヒカルアマランサスが、大外一気の末脚で、ものすごく強い勝ち方を見せましたが、本馬とそのヒカルアマランサスは、“父アグネスタキオン×母の父A.P. Indy×母の母の父がノーザンダンサー系”と、血統構成に共通点が多いです。しかも性別まで同じですからね。このパターンはやっぱり走るんじゃないですか？（笑）自然と力が入りますね」と話していました。 (10/01/25)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「先週も同じメニューで進めましたが､2月に入ったらペースを上げていく予定です。乗り役たちも口を揃えて『素質を感じる』､『馬に奥行きがある』と褒めていますよ。期待の大きい馬ですし､これから本格的に進めてどんな動きを見せてくれるか楽しみです」と話していました。 (10/01/18)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「引き続きダクとハッキングキャンターのメニューで進めています。先生からは､夏には使いたいと言われていますし､今こちらにいる2歳の中では早い組で調整できています。こちらで調整していたザタイキがデビュー2連勝してくれたことですし､ザタイキに負けないよう､しっかり仕上げていきたいですね」と話していました。なお1月中旬の馬体重は421kgです。 (10/01/11)［小国スティーブル］新冠の小国スティーブル在厩。先週はトラックにて軽目のキャンターを消化しています。担当の方は「ダートコースでダク1200ｍ､ハッキングキャンターは日によって距離を変えて､1600-2000ｍ乗っています。いかにもアグネスタキオンの良血という感じで､良い動きを見せていますし､性格も大人しくて素直ですね。初期馴致を終えた去年の10月に､成長を促す意味で一旦牧場に戻ったんですが､それが良かったようで､一回り成長して逞しくなりましたよ。特にトモがしっかりしていてグラマラスですね。ザタイキにあやかって､『ザセクシー』と呼んでいます(笑)」と話していました。 (09/12/03)［小国スティーブル］馬体重：426kg 体高：155cm 胸囲：176cm 管囲：20.1cm

■ 募集カタログコメント　調教師のコメント／０９年募集

エーピーインディの肌で血統的に注目してました。ですから仔馬が産まれてすぐに見に行き、ＲＲＡにお薦めした１頭なんです。牝馬だったのですが、牧場に無理を言って購入しました。これだけの血統ですから、将来は繁殖としても楽しみです。しかしそのためには、本馬を何としてでも活躍させて、その価値を高めたいですね。吉田ファーム、小国スティーブルで、馴致そして調教を進めているますが、今のところ何の不安もなく、いい雰囲気を持っているます。アグネスタキオン産駒はこれまでに何頭も扱いました。その経験を活かし本馬の良い部分を伸ばしていきます。３歳春の大舞台を期待して見守ってください。

■ 募集カタログコメント　吉田ファーム 吉田聡氏のコメント／０９年募集

久保田調教師がこの血統に注目していたので、産まれた時からずっと見させて頂いている１頭です。５月生まれですが馬格もしっかりとしていて骨量も十分、申し分なく順調に育ってきました。日本では数少ないイーポーインディの肌で、母の父に似たしっかりとした馬体は雰囲気があります。９月に小国スティーブルに移動し馴致を済ませました。初期段階の騎乗調教まで進めましたが、性格も前向きで、変なクセもありません。もちろん脚元もまったく問題はなく、今後の早い調教でどんな動きを見せてくれるのか、今から本当に楽しみな存在になってきました。１０月に入ってからさらなる成長促進の意味で、一度、吉田ファームに戻っているます。これは久保田調教師の指示で、一気に進めてテンションを上げ過ぎてしまうのではなく、ワンクッションを置いてリラックスを図る目的です。それだけ期待が大きいといっても過言ではりません。クラシックに乗るような活躍をスタッフも素直に期待しています。

グリーンインディの08
牝馬・栗毛・２００８年５月４日生れ（美浦・黒岩陽一）
生産：杵臼牧場・繋養：吉田ファーム 　全２００口●総額２２００万円

アグネスタキオン 1998 栗毛	Sunday Silence *サンデーサイレンス 1986 青鹿	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Mountain Flower
	アグネスフローラ 1987 鹿毛	*ロイヤルスキー	Raja Baba
			Coz o'Nijinsky
		アグネスレディー	*リマンド
			イコマエイカン
Green Indy *グリーンインディ1996 鹿毛	A.P. Indy 1989 黒鹿	Seattle Slew	Bold Reasoning
			My Charmer
		Weekend Surprise	Secretariat
			Lassie Dear
	Valthea 1989 栗毛	Antheus	Northern Dancer
			Apachee
		Green Valley	Val de Loir
			Sly Pola

■ 血統＆配合のポイント：父アグネスタキオン×母の父Ａ.Ｐ.Ｉｎｄｙは勝馬率１００％。ＳＳ系との配合は母系的にもベストと断言できる。

ダートの中距離路線でオープン馬として活躍した半兄ダイナミックグロウ。その兄の父がテイエムオペラオーであったのに対して、本馬はサンデーサイレンス系のアグネスタキオン。父自体はもちろん、系統も異なるゆえに、これが配合面でプラスなのかマイナスなのか、判断する必要がある。結論から言えば間違いなくプラスだ。まず父アグネスタキオン×母の父A.P.Indyというニックスは相性が良い。２００９年９月現在、同ニックス馬は中央で４頭がデビューを果たしているが、なんと４頭全てが勝利を獲得している。また、重賞ウイナーは存在していないものの、ベルフィーチャーが３勝した他、フォローラルカーヴがアネモネＳで２着に入り、桜花賞へ出走。２００９年春にはヒカルアマランサスが新馬、君子蘭賞を連勝し、大器」の片鱗を窺わせた。今後大物が登場しても不思議ではない配合である。また、この母系とサンデーサイレンス系の相性も悪くない。母グリーンインディのいとこに、日本で繁殖牝馬として活躍中のグリーンポーラがいるが、彼女とサンデーサイレンス系種牡馬との間に生まれた産駒は全て勝利を獲得している。５勝のリビリングデイライツ（父フジキセキ）、３勝オープンの忘れな草賞を勝ったジェダイト（父サンデーサイレンス）、現役でもレッドシャガーラ（父ネオユニヴァース）が活躍中だ。サンデーサイレンス系の中でも、名実ともにトップに君臨するアグネスタキオンとの配合は大歓迎である。

■ 父 アグネスタキオン　Agnes Tachyon

◆競走成績 ２〜３歳時、中央４戦４勝。皐月賞（JPN1）、弥生賞（JPN2）、ラジオたんば杯２歳Ｓ（JPN3） ◆種牡馬成績 ０５年２歳リーディング２位、０５年ファーストクロップ１位、０６年２リーディング１位、０７年２歳リーディング１位、０８年リーディング１位。 ◆代表産駒 ディープスカイ：日本ダービー（JPN1）、ＮＨＫマイルＣ（JPN1）、キャプテントゥーレ：皐月賞（JPN1）、ダイワスカーレット：有馬記念（G1）、桜花賞（JPN1）、エリザベス女王杯（G1）、リトルアマポーラ：エリザベス女王杯（G1）、ロジック：ＮＨＫマイルＣ（JPN1）、アドマイヤオーラ：京都記念（G2）、アドマイヤコマンド：青葉賞（JPN2）、ダイワワイルドボア：セントライト記念（JPN2）、レインボーペガサス：きさらぎ賞（JPN3）、ショウナンタレント：フラワーＣ（JPN3）、ショウナンタキオン：新潟２歳Ｓ（JPN3）、マイネカンナ：福島牝馬Ｓ（G3） ２００８年、父に変わりリーディングサイヤーの座に就く。 ”無事なら無敗の三冠制覇は確実”、”サンデーサイレンスの最高傑作”と最大級の賛辞が贈られた競走馬時代。未完のままターフを去ったことは残念だったが、その高い潜在能力は種牡馬として大輪を咲かせた。特に２００８年はディープスカイ、キャプテントゥーレ、ダイワスカーレット、リトルアマポーラがＧ�T制覇を果たし、父サンデーサイレンスに変わり、リーディングサイアーの座に就いた。だが、アグネスタキオン時代の到来を予感させた矢先の２００９年６月、急性心不全のため急死。日本競馬界に大きな衝撃を与えた。今は残された産駒たちが、父の名声をさらに上げてくれることを願って止まない。

■ 母の父 エーピーインディ A.P. Indy

◆競走成績 米年度代表馬，２〜３歳時、米１１戦８勝，ＢＣクラック-G1，ベルモントＳ-G1 ◆代表産駒 ラグズトゥリッチズ（ベルモントＳ-Ｇ1），パーナーディニ（プリークネスＳ-G1），マインシャフト（ジョッキークラブ ゴールドＣ-G1），ミュージックノート（ＣＣＡオークス-G1） ◆母の父として ブルーグラスキャット（父Storm Cat:ハスキル招待H-G1），エニーギヴンサタデー（父Distorted Humor：ハスキル招待H-G1），ウエイトアワイル（父Maria's Mon：アメリカンオークス招待S-G1，イエローリボンS-G1 ２回），ミスターシドニー（父Storm Cat:メイカーズマークマイルS-G1），ザンジェロ（父Cherokee Run:インディアナダービー-G2），ロードオブザーゲーム（父Saint Ballado:コーンハスカーBCH-G2），ゴールデンスパイクス（父Seekin the Gold:キャリーバックS-G2），ルビーズレセプション（父Rubiano:ファンタジーS-G2） 父シアルトルスルー、母の父セクレタリアトはともに米三冠を制した歴史的名馬。全米の競馬ファンから絶大な人気を集めるこの２頭の地を継承し、さらに母ウィークエンドサプライズが米Ｇ３-２勝の実績馬、半兄にサマースコール（プリークネスＳ−米Ｇ１）が存在するという超良血。当然、デビュー前から注目の的となり、キーンランドで行われた１歳市場に上場されると、２９０万ドル（当時のレートで約４億円）で落札され、オーナーとなったのが日本人の鶴巻智徳氏だったということで、日本でも大きな話題となった。エーピーインディの凄さは、その高額にふさわしい、いやそれ以上の実力の持ち主だったことである。デビュー戦こそ４着に敗れたものの、その後３連勝でハリウッドフューチュリティ（米Ｇ１）を制覇。翌春は軽いケガに泣き、ケンタッキーダービーとプリークネスＳを回避することになったが、三冠最終戦のベルモントＳでしっかりと結果を出し、世代最強をアピール。さらに秋には、ＢＣクラシック（米Ｇ１）で４歳以上のエース格であったプレザントタップ（タップダンスシチーの父）を破り、年度代表馬にも選出された。結局、競争馬としては３歳で引退。以後、種牡馬としても大きな期待を集めると、これまでに２００３年と２００６年に２度米リーディングサイアーのタイトルを獲得する活躍ぶり。２００９年シーズンの種付料２５万ドルは、キングマンボと並び米繁養種牡馬の中で堂々の１位である。近年は母の父としても存在感を示し始めており、その人気に陰りはない。

母： *グリーンインディ Green Indy米国産，仏入着。産駒 　　ダイマミックグロウ（04 牡 鹿 テイエムオペラオー）５勝,東海交流１勝,阿蘇Ｓ−ＯＰ(D1700m)，ゴールデンスパーＴ(D1800m)， 　　｜　　　　　灘Ｓ(D1800m)，白山大賞典−JPN3 ５着 　　ヒシフロンティア（06 牡 黒鹿 キングカメハメハ）１勝,現役 　　ナリタシルクロード（07 牡 鹿 スペシャルウィーク）２勝,現役 祖母： 　ヴァルシア Valthea仏１勝。産駒 　　ヴェールヴァル Vert Val：仏５勝，PrixduPin-L。産駒 　　｜　　ラシアンヴァラーRussian Valour：英３勝，ノーフォークＳ-Ｇ３，Betfair.com National S-L 　　プロスペクセアス Prospectheus：仏米５勝,ラ ロシェト賞-Ｇ３ ４着 　　ジアリーナ Thearena：不出走。産駒 　　｜　　セレブラ Celebra：仏１勝，ヴァントー賞-Ｇ３ ２着 　　*ペルヴィア Peruvia：仏１戦。産駒 　　　　　ピサノルビー：１勝，現役 ３代母： 　グリーン ヴァリー Green Valley不出走。産駒 　　グリーンダンサー Green Dancer：仏英４勝，仏２０００ギニー-Ｇ１，リュパン賞-Ｇ１，仏チャンピオンサイアー 　　ヴァル ダンスール Val Danseur：仏米９勝，ゴールデンゲイトＨ-Ｇ２，ローリンググリーンH-Ｇ３，種牡馬 　　エルコラノ Ercolano：仏３勝，リス賞-Ｇ３，種牡馬 　　ピンク ヴァリー Pink Valley：仏３勝，Prinx d'Aumale-L，産駒 　　｜　　ピンク Pink：仏８勝，ロンポワン賞-Ｇ３，ミュゲ賞-Ｇ３，種牡馬 　　アイリッシュヴァリー Irish Valley：仏６戦，産駒 　　｜　　アルハース Alhaatth：全欧２歳チャンピオン,英仏８勝，デューハーストＳ-Ｇ１，ロンポワン賞-Ｇ３，種牡馬 　　｜　　*グリーンポーラ Green Pola：仏２勝，カルヴァドス賞-Ｇ３，ケープリズバーン(ＴＣＫ女王盃-JPN3)の母 　　ヴァリー ダンサント Valee Dansante：仏１勝，産駒 　　　　　ブルックリンズ ダンス Brooklyn's Dance：仏３勝，クレオパトル賞-Ｇ３ ４代母： 　スライ ポーラ Sly Pola仏５勝。オベールパパン賞,アベイユドロンシャン賞, グロット賞。産駒 　　エル パロマー El Palomar：仏１勝。産駒 　　　　パレオ Pareo：伊２歳チャンピオン，伊５勝,伊グラン クリテリウム-Ｇ１，イタリア大賞典-Ｇ１， 　　　　　　　　ミラノ大賞典-Ｇ１ ２着，エマヌエーレ フィリベルト賞-Ｇ２ ２着。種牡馬

■ 母系の解説:名馬グリーンダンサーを輩出したファミリー。欧州の２，３歳戦で存在感を遺憾なく誇示。

この母系の象徴といえる存在は何と言っても祖母ヴァルシアの半兄グリーンダンサーだろう。自身が競走馬として仏２０００ギニー（仏Ｇ１）などの栄冠を勝ち取っただけではなく、種牡馬としても凱旋門賞＆仏ダービー馬スワーヴダンサーなどを送り出し、１９９１年に仏チャンピオンサイアーに輝いた名馬である。日本でも、種牡馬として成功したノーアテンション（菊花賞馬スーパークリークの父）や、日本や香港でＧ１を４勝したエイシンプレストンの父として、その名を轟かせている。グリーンダンサーの他にも、欧州を中心に多くの重賞ウイナーを輩出しており、ブラックタイプの馬が目立つのも特徴の１つ。そんな中、全欧２歳チャンピオンのアルハース、伊２歳チャンピオンのパレオなど、２，３歳戦で大物を送り出している点は見逃せない。１６００ｍから２４００ｍまで幅広いクラシックディスタンスにも十分対応可能で、仕上がりの早さも強調できる。