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22/02/20 東京 ２勝クラス |
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２０日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り後方から進める。後半勝負に挑むも直線で思うような伸びを見ることができず１５着。「今回は連戦して臨むレースでしたが、体はマイナス４キロと減りすぎることなく、それなりにキープできました。そして落ち着きもあって、まずまずの状態で送り出せたように感じていました。スタートはこの馬として考えると出たほうで、ある程度の良いところでついて回れたように思えました。ただ、重馬場でしたからね…。良馬場であればこの枠はいいと言えたのですが、昨日からの降雨とレースを重ねるごとに馬場の傷みが見られるようになっていましたから、重馬場が得意とは言えないこの馬にとってこの枠は歓迎と言い切れなかったのは確かでした。それでも４コーナーあたりまでは良い感じで来ることができていたので、何とか持ってほしいという思いでいたのですが、いざ追い出すと思うように走れませんでしたね…。ジョッキーも途中までまずまずと感じてくれていたようなのですが、“直線途中で息を抜くような感じで頑張るのをやめてしまっていた”と言っていました。何とかいい結果を、と思ったのですが、良い走りをお見せすることができず申し訳ありません」（尾関師）前走は思うような走りができずに終わってしまいましたので、何とか巻き返しを狙おうと今回のレースへ向けて調整を続け、悪くない状態でレースへ向かいました。実際のところ雰囲気は悪くなかったものの、天気予報が芳しくなく、実際馬場の傷みも進んで、この馬にとっては歓迎できないコンディションになっていました。極端にリズムを乱すような走りにはなっていなかったのかもしれませんが、気力、体力ともに消耗したか、直線ではスパートできず、良績を残すことができませんでした。何とか引退期限までにもうひとつと思っていただけに残念でなりません。弱さを抱えている中、頑張って連戦したこともあり今回がラストと考えていますが、レース後の状態を確認したうえで改めてご案内いたします。
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22/01/23 中山 ２勝クラス |
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２３日の中山競馬では好スタートを切り好位を見る形で進める。直線へ向いて追い出したが思うような伸びが見られず７着。「もう少し体を増やせていたら良かったのですけれども、それでも悪くはないと思える状態で送り出すことができました。気合いが入っていたか、スタートを出たので、いい形で進められていたかなと思っていたのですが、勝負どころから直線へ向いて思うような走りが見られませんでしたね…。ジョッキーの話によると、馬場が影響したようです。最終日の最終レースとあってかだいぶ馬場が悪くなり、追い出してからは脚を取られてフットワークがバラバラになってしまっていたようです。マイルの距離がどうかな…とか、急坂があるコースがどうかな…といったことを懸念していたのですが、正直そのレベルに行く前にきつくなってしまいましたね。申し訳ございません。何とかあと１勝させたいと思っているのですが、タフな競馬をした後で堪えてしまっている可能性も考えられますので、レース後の状態をよく見てから検討したいと思っています」（尾関師）気配は悪くなく、また、最近のレースっぷりからもマイルの距離に延ばしてみていいところが出てくれないかなと期待をかけていたのですが、残念ながらタフな馬場に良さを削がれてしまい、力を発揮することができずに終わってしまいました。残り期間があとわずかという状況なだけに非常に悩ましいですが、今後についてはあくまでもレース後の状態を見て、もう１回トライできるか否かを判断したいと考えています。
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21/11/06 東京 神奈川新聞杯 |
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６日の東京競馬では五分のスタートを切り中団を進む。直線五分どころからジリジリと脚を使うが最後は前との差を詰めることができず８着。「ふっくらしていて体調は良さそうと感じることができる状態で送り出せたと思います。パドック、返し馬では落ち着いていましたけれど、ゲート裏では今までよりも若干フーフーッと言っていて気持ちの昂ぶりがあったようでした。ゲートでは突進しかけるような格好になっていましたけれども、幸い事なきを得て良いタイミングで出られました。しかし、内から出てきた馬に押されて少し引っ張るような格好になり少しゴチャゴチャしてしまいました。前半不利な面はあったものの隊列ができてからはまずまずの走りができており、いい格好で上がってくることができていました。ジョッキーに聞いても手ごたえがあって、いい具合に上がっていけたと思ったそうです。しかし、結果的にはちょっと早仕掛けになりましたかね…。使える脚が一瞬という馬ですからね。雰囲気の良さからそうさせてしまったのでしょう。ただ、体調は良かったけれども、内面的にはいくらかお釣り残しといいますか、もう１本やれていればより良かったかな…と思うところもあったのは否めなかったので、もうひと押しが利かなかったのはそのあたりの影響もあったのかなと感じます。いずれにせよ、噛み合えばもう少しいいところに来れていたかなと思えるので、内容としては前回より良かったし、引退まで何とかまた頑張っていければと思っています」（尾関師）前走の札幌戦では良さがまったく見られず悩ましい結果となりましたが、その後立て直しを図ったこともあってか、内容自体は前回よりもいくらか良かったように思えました。ただし、もう少しグッと来てほしいと思える走りでもあっただけに今回が良かったと言い切れるわけでもありません。少なくとも前回はやはり本調子ではなかったのだろうということはわかりましたが、引退期限までの残りの期間で何とかもうひと花咲かせてあげられればと思っています。この後についてはレース後の心身の状態を見たうえで判断していきます。
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21/08/14 札幌 札幌道新スポーツ賞 |
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１４日の札幌競馬では五分のスタートも枠の兼ね合いもあって後方からの競馬になる。終い勝負に挑む形になったが反応が乏しく、なだれ込むだけで終わり１２着。「理想を言うと体はもう少し増やしたいところだったのですが、１週前とは言え美浦からの輸送がありましたからね。それでも何とかプラスで送り出すことができたのは良かったと見ていました。週明けにスクミの症状を見せましたが、水曜日だけでなく金曜日にもジョッキーに跨ってもらって大丈夫ということを確認して今回のレースへ臨んだんです。パドックの様子を見ていると、この馬のイメージよりいくらか気合い乗りがいいように見え、それがプラスに働いてくれればと思っていたんです。実際のスタートはこの馬としては良かった方だったと思うのですが、１５００ｍ戦の外枠でしたので隊列的に後ろになりました。速い流れでもあったので悪くないかと見ていたのですが、勝負どころから動けませんでしたね…。出遅れたルメールさんの馬が途中から押し上げていきましたけれど、あれより早めに動いてもいいくらいに思えましたし、ジョッキーに聞いても、少なくともあの後ろからついていきたかったということだったのですが、ハミをしっかりと取ってくれなかったようです。去年とは流れも違いましたので追走に脚を使ったところもあったのかもしれませんが、それにしてもという内容でした…。返し馬からフレッシュにハミをグッと取るところもないように見えましたし、年齢を重ねた分なのか気持ちの面がもうひとつに思えました。体調面はおそらく問題はなかったと思うのですが、この内容を見ても続けていいことはないような気がするので、レース後の様子を見てからですが、おそらくいったん切り替えて秋に備える形を採ることになると思います」（尾関師）コンディションが整わず１回札幌開催での出走を見送り、２回札幌開催のこの適鞍に向けて準備を進めてきました。当該週の火曜日に軽いスクミの症状を見せたのですが、その後の様子に問題はなかったので影響なく臨めたかに思えたのですが、いざレースへ行くと肝心なところでギアを上げていけませんでした。気持ちに因るところが大きいように思えますが、わずかとは言え順調さを欠くところもありましたので、仕切り直して巻き返したいという気持ちでいっぱいです。今のところ立て直す方向で検討していますが、最終的にはレース後の状態をよく確認してから検討していきます。
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21/05/08 東京 ２勝クラス |
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８日の東京競馬では中団後方を進み直線へ向いて追い出すが、ジリジリと伸びるまでにとどまり５着。「４４８キロくらいを想定していたのですが、実際の馬体重は４４４キロとやや減った状態になりました。先週あたりから気温が上がってきて、今日の東京も暖かいため汗をかきやすく体が減りがちだったんです。それでも、パドックで落ち着いていましたし、雰囲気、体調ともにいい状態にあったと思うんです。それだけに期待していたのですが、思うような結果とならず申し訳ありません。ジョッキーの話を聞くと“ゲート内では大きな行動こそとらないもののソワソワしていてポンッとは出きれませんでした。あとは左のトモのハマりがもうひとつなことから思惑よりも少し後ろの位置になってしまいました”と言っていました。トモに関しては以前からのもので、この馬ベースで見ると今回はむしろいいくらいだったと思うので、そこだけが良くないというよりは、そういうウィークポイントを抱えている馬だからこそ今日のペースがきつかったのかな…とも思うんです。好走できた前々走時よりペースが流れていた印象で、おそらく馬に向かない、ダラダラと脚を使わされる平均ペースになったことで終いにグッと来れなかったのかなと感じました。ジョッキーは人気馬を捕えるつもりで追い出してくれたようなのですが、“仕掛けをワンテンポ遅らせていれば、もしかしたら３着争いを制せたかもしれません”と言っていました。確かにそうかもしれませんけれど狙っているのはいちばんいい結果ですから、あの仕掛け方自体に文句はありません。チャンスはあると思っているだけになかなか思うようにいかず歯がゆいですが、展開ひとつで違った可能性が考えられるので、前を向いて巻き返しを狙っていきたいです」（尾関師）前走は調整過程で一頓挫があったことで万全ではなかったと思えましたし、今回は至って順調に進められましたので巻き返しが可能なのではないかと期待をかけていました。しかし、追ってから脚を使ってはいるものの前を飲み込めるほどの伸びを見ることはできませんでした。残念ではありますが、好走歴があるこのクラスで通用しないとは思いませんから、何とか巻き返していい結果を出すことができればと思います。今後についてはレース後の状態を見ながら判断していきます。
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21/02/20 東京 ２勝クラス・牝 |
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２０日の東京競馬では中団内目の位置でリズムを整えながら進み直線へ向かうが、思うような伸びがなく１３着。「２週間お時間をいただいて態勢を整えて送り出したのですが、思うような結果を残すことができずに申し訳ありませんでした。私は阪神競馬場に臨場していたため実際の状態をこの目で見ることができていないのですが、スタッフからの報告によると、スタート時に隣の馬が好発を決めた後に外に膨らむ形で出てきたことから、その馬にフィルムフェストが乗っかかるような形になり、左前脚をぶつけてしまったようなんです。道中は我慢できていたけれども、直線へ向いて追い出したところ気にしているのかフットワークがバラバラになってしまったので、無理をしなかったとジョッキーが言っていたそうです。もう少し脚を使ってくれてもいいのになと思っていただけに走れなかった理由は理解できましたが、ぶつけた箇所を含めて、レース後のダメージが心配なので慎重に確認しておきます」（尾関師）傷腫れでパフォーマンスに影響が出るかもしれないということで、予定していた２週前の競馬を自重し、今週の出走に備えましたが、レースでは前走のような走りが見られませんでした。多少力みはあったのかもしれませんけれど許容範囲内にも思えましたので動いてくれるかと思ったのですが、追い出してからの反応がひと息で首をかしげたくなる思いでした。報告を聞いてなるほどと思えましたし、今回はアクシデントに因るものが大きいのでしょう。それに、２着になった前走で３着に負かした馬が今回勝っているように牡馬混合で能力が足りなかったということはないでしょうから、立て直しを図りリベンジを果たしたいところです。ぶつけた箇所を中心にレース後の状態をしっかりと確認してから今後について検討していきます。
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20/11/28 東京 ２勝クラス・牝 |
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２８日の東京競馬では好スタートを切り好位のインを進む。そのまま直線へ向いて内目に進路を採って伸ばすが、勝ち馬の伸びに屈して２着。「久しぶりの当日輸送でしたし、最終レースで競馬までの待機時間が長い分がどう影響するかを少し心配していたのですが、想定よりは減らなかったので馬が我慢してくれたと思います。レースに関しても、人馬ともに上手に対応してくれたと思いました。ジョッキーに言わせると“ハミがかりが良く、ギリギリ対応できたと思うものでした。あの手応えで直線伸びてくれるかと思ったのですが、いざ追い出すとトモの推進力がもうひとつかな…とは感じました。距離はやはり短めですかね…”とのこと。トモについてはわからなくはないものの、しっかりと走っていますからね…。坂の有無どうこうという話ではなかったのですが、札幌で勝った時のことを思うと弾けきれなかったのは坂も多少影響したのかな…と思いました。ただ、馬場が少し荒れ気味なところを走ったことも影響したのではないかと思われる中で３着以下を少し離してますし、悲観的になりすぎるのも良くはないかなとは思います。クラス上位であることを示すことはできたはずなので、またいい状態にしてレースへ向かっていければと考えています」（尾関師）前走後は時間をかけて立て直しを図りました。入厩後も背腰のケアを欠かさずじっくりと調整してきて今回のレースへ臨み、直線へ向いて伸びた時は力が入りましたが、残念ながらさらに内から来た勝ち馬にすくわれる形で敗れてしまいました。良さを出しきれなかった前走から巻き返してくれた嬉しさがある反面、あと少しというところで敗れただけに複雑ですが、態勢を整えて良い状態で向かえればチャンスはあると言うことを改めて確認できましたから、これからの走りに期待したいと思います。今後についてはレース後の状態を確認したうえでどうしていくか判断していきます。
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20/09/05 札幌 札幌スポニチ賞 |
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５日の札幌競馬では中団を追走してやや外へ進路を採って勝負をかけようとしたが、直線伸び切れず７着。「もともと走っていた条件とは言え１５００ｍ戦から１２００ｍに短縮されますし、昇級戦でもあるのでどう対応できるかと思っていましたが、あまり無理をしないでもそれなりの位置を取れていましたから悪くないなと見ていました。ただ、ペースが上がった時にモタモタしていましたね…。肩ムチで気合いをつけていたけれど直線でも余力がありませんでした。パドックの印象からちょっと硬いかな…と感じていたのですが、ジョッキーに確認してもやはりそう思ったようでした。“１４００ｍくらいがいいのかもだけど、それよりも、今日はちょっと硬さがあって、直線での走りが小さくなった。あと、馬場も傷んでいて合わなかった”と言っていましたね。距離というよりは状態面によるのでしょうね。放牧を挟んだとは言え、連戦したことで疲れが癒え切れていなかったのかもしれません。前走のパフォーマンスを見せたあとでしたし、洋芝にもう１回と思って参戦して、いい競馬を期待したのですが申し訳ありません」（尾関師）前走が圧巻の走りでしたし、母が得意としていた洋芝の舞台は本馬にも合うのだろうと思えるものでした。それで、前走後は放牧に出して回復具合を見たうえで札幌でもう１戦することを決めたのですが、結果的には疲れをぬぐい切れていなかったのかもしれません。残念な結果となってしまいましたが、状態を整えればまたいい走りができるようになるはずなので、立て直してから改めていい走りができるようになることを期待しています。この後は様子を見てからの判断になりますが、今のところ一度放牧に出す予定です。
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20/08/08 札幌 １勝クラス・牝 |
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８日の札幌競馬では中団につけてじっくり進め、勝負どころから外より進出を開始して直線へ向くと一気に突き抜けて優勝。「稽古の動きからももっとやれるはずなのにと思い、なかなかいい結果を出すことができず試行錯誤しながらやってきていたのですが、今回は前走乗ってくれた丸山元気の言葉も踏まえて改めて検討して１２００ｍか１５００ｍのどちらかを考え、具合もいいし、せっかくだから１５００ｍを試してみたいと考えて、他のキャロットさんの馬がいることも知っていたのですが思い切って今週トライさせていただきました。その結果がこれですからね。こんなに見事にハマるとは思いもしなくて僕もビックリしたほどです（笑）。お待たせしてしまいましたが、会員の皆様にこのたびはおめでとうございました。ジョッキーには“スタートが良くても溜めて最後を活かす形を採ってほしい”と事前に相談をしていて、実際その通りに乗ってくれたと思います。手応えが良すぎて３〜４コーナーは早めにあげていきましたけど、最後まで力強かったと言ってくれていましたよ。一度は洋芝を試してみたいと思っていましたが、お母さんの血が騒いでくれましたかね。本当に良かったです。しっかりと勝ち切ってくれた後なのでこの後は無理せず放牧に出しますが、次開催中に１２００ｍあたりをもう一度使うのか、無理せず秋に備えるのか、ＮＦ空港の様子を見ながら判断していきたいと思います」（尾関師）デビュー勝ちを収めて以降はなかなか思うようにいかず頭を悩ませる状況にありました。新潟千直戦へ向かってみたり、小倉での滞在競馬をしてみたり、ダートへ行ってみたりと試行錯誤しても結果が思うようについてきませんでしたが、前走時に、芝のほうが良さそうということ、そして、少し距離を延ばして溜めをつくってみたほうがいいという鞍上の話をもとに１２００ｍ戦か１５００ｍの２択の選択肢を持ち、具合の良さを踏まえて今週の１５００ｍ戦へ向かってみたところ、鮮やかに変わってくれました。調教師の言葉にもあったように洋芝を得意としていたユールフェストを見るかのような素晴らしい走りを見せてくれて嬉しい限りです。今後はいったんＮＦ空港へ放牧に出す予定ですが、現地での状況を見たうえで今後の予定を慎重に判断していくつもりです。
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20/07/04 函館 １勝クラス |
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４日の函館競馬ではまずまずのスタートで先団を見る位置から進め、４コーナーから仕掛けていくが伸びがなく６着。久々ではありましたが、牧場そして美浦、函館と各所でしっかりと乗り込んできたうえで少しふっくらとした状態を保ってレースへ挑めましたので、条件変わりでこれまでとの変化を見せてくれないかと期待をしていました。しかし、流れに乗れていたように思えたもののギアが思うように切り替わらないような感じでそのままなだれ込むだけで終わってしまいました。他馬のほうがスピードが上回ったということかもしれませんが、勝てなくてもグッと来るようなところがあってほしかっただけに悩ましいです。脚元に弱さを抱えがちな馬なのでレース後の状態を慎重に見極めてからどうしていくか判断します。
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20/01/18 小倉 １勝クラス・牝 |
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１８日の小倉競馬では２番手を追走し、直線へ向くところで前へ接近していきたかったが伸びがなく、最後まで踏ん張ることができず９着。「新馬戦の勝ち方が良かったのでどんな馬なのかと思って乗ったのですが、休み明けということもあるのか、ハミにモタれるような格好で捌きに硬さを感じる走りでした。スピードはあるので一度使って変わってきてくれるのではないでしょうか。今日は申し訳ありませんでした」（川田騎手）立て直しと滞在効果があったか体を増やして臨むことができましたし、この馬らしい走りがまた見られればと思っていました。しかし、力みばかりが目立ってしまう走りで、最後に伸びるようなところがまったくありませんでした。上位に来ていた頃のようないい走りがなかなかできず歯がゆい限りです。優先出走権を持っておらず、すぐに出走できるかどうか不透明なところがありますし、約５ヶ月ぶりの出走とあって反動の有無も心配なので、今後についてはレース後の状態と状況を見てどうしていくか判断していきます。
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19/08/18 新潟 １勝クラス |
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１８日の新潟競馬ではまずまずのスタートから押していき、前めのポジションでレースを進める。勝負どころから手応えが怪しくなり、最後は流れ込むような形で１８着。「スタート後の感触は悪くなく、いいポジションで進めることができていました。しかし、残り４００ｍ付近から急にトモが入らなくなり、走りがバラバラになってしまいました。上がりは問題なさそうでしたが、状態はよく見ていただく必要があるかもしれません。力を出し切らせることができず、申し訳ありませんでした」（木幡育騎手）「好位に取り付けた時は良い感じだなと見ていたのですが、勝負どころから全く反応がなかっただけにとても心配しました。鼻血は出ていなかったのですが、鞍上によるとトモがおかしかったという話です。コーナーがあれば一呼吸おけますが、直線競馬では常にスピードが求められるので、もともとトモが気になるフィルムが対応するのは酷だったのかもしれません。時間が経過して変化が出てくる可能性もありますから、よくチェックしたいと思います」（尾関師）前回は馬場が堪えた印象でしたので、今回は良馬場で持ち前のスピードを見せてくれると考えていました。しかし、勝負どころ以降は走りがバラバラになり、全く良さが活かせませんでした。鞍上からトモが気になるという話が出ていましたので、今後についてはレース後の状態をよく見た上で判断していければと考えています。
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19/06/30 福島 500万下 |
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３０日の福島競馬では二の脚がついてスッと３番手につける。そのまま勝負どころへ向くも、馬場を気にして徐々にさがってしまい１６着。「今日は馬場に尽きますね…。開幕週とは言えここまで雨が降って道悪になると、フットワークがバラバラでまともに走ることができませんでした。力はあるだけに、今日は可哀想な競馬になってしまいました。申し訳ありません」（戸崎騎手）スタート後にポジションを確保できたところまでは良かったものの、終いにかけてトップスピードを求められるとフォームが乱れてしまい競馬になりませんでした。調教の様子から具合は良さそうだっただけに、馬場に泣く形になり悔しい限りです。敗因はハッキリとしていますから、仕切り直して次走こそは最高の結果を期待したいです。今後はレース後の状態を見ながら判断していきます。
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19/04/13 中山 500万下 |
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１３日の中山競馬ではまずまず落ち着いて追走することができたが、直線では勝ち馬の勢いが上回り２着。「ゲートはスッと二の脚が付いて悪くないポジションを確保できましたね。テンション面に関しては返し馬から比較的落ち着いて、レースの中でもリズムを整えて進められていました。この手応えならと思いつつ直線へ向かえたのですが、最後に伸びていない訳ではないものの、イメージよりもピリッとしなかったです。手綱を持っているうちはまだいいけど、追い始めるとトモのハマりがもうひとつに感じたので、その影響でしょうか…。勝てる力はあるだけに、申し訳ありませんでした」（戸崎騎手）直線で勝ち馬に狙われてしまったことはありますが、道中のリズムが悪くなかったことを考えると、この馬自身、もう少し脚を使うことができれば理想的でした。それでも勝ち馬との着差は僅かでクラス上位の走りは見せていますから、前を向いて先々の成長につなげていきたいです。今後は脚元や精神面の変化に気をつけつつ、慎重に判断していきます。
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19/01/14 中山 500万下 |
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１４日の中山競馬では中団前目の内を進み、直線へ向いて進路を探して伸ばしてくるが、わずかに届かず３着。「レース前は少しテンションが高くてソワソワしていましたが、レース中はそこまで極端なことはなく、まずまず折り合えました。前走は結果的にはひとハロン長かったのか終いに伸び切れなかったけど、今日は最後までしぶとく脚を使ってくれました。それだけに狭くなったのが痛かったですね…。いい結果を出せず申し訳ありませんが、いいスピードがあるし、やはりこの条件は良かったですね」（ルメール騎手）「短期調整で臨む形でしたが、悪くない状態で送り出せたと思います。東京へ向かう時と今回とで馬の雰囲気自体はさほど変わりはなかったものの、輸送が短い分だけいくらか気持ちが楽だったかレースのリズムも良かったです。前回は力んでしまって１４００ｍの距離に対する不安を露呈してしまいましたが、今日の走りを見ているとやはり１２００ｍの方が良さそうですね。ルメールも“リラックスして走れたし、やはりこの距離がいいですね”と言ってくれていました。ゴール板過ぎの脚色が一番良かったように残念ながらスペースがなく脚を余した感があったのは否めませんが、今後の方向性をある程度決められたのは収穫と言えるでしょう。体質が弱く体がパンとしてない馬なだけに勝って成長期間として時間をかけられればこの上ないことだったのですが、焦らず地道に接していけば走ってきてくれるはずなので、よほど元気が有り余っているということがなければこのあとは時間をかけて成長を図ろうと思っています」（尾関師）前回は思うように走れず敗退してしまいましたが、立て直しを図り、距離を見直して臨んだ今回はいい走りを見せてくれました。残念ながら勝ち損ねてしまいましたが、力が足りているのは明らかになりましたので、今後は素質に見合うだけの体にできるよう成長を図っていければと考えています。
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18/11/17 東京 500万下 |
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１７日の東京競馬では道中は力みながらの追走になってしまい、直線ではジリジリとした脚のままで５着。「一回使った影響もあったのかエキサイトしてましたね…。レース序盤は特にそれが強くてなだめながらの追走でした。勝負どころでの手応え自体は残っていましたが、さすがに前向き過ぎる面を出して距離延長だと楽ではなかったです。今日は上手く乗れずに申し訳ありません」（ルメール騎手）「勝負どころでの手応えはあったとのことも、今日はさすがにそれまでの消耗が大きかったです。パドックでは落ち着きなく歩いていましたし、返し馬ではジョッキーが気を遣って前に馬を置いて丁寧に対応してくれたのにもかかわらず口を割っていました。またゲート裏も気持ちの高揚が目立ちましたからね…。こうなると今日の距離はプラスになりませんし、難しい競馬を強いられてしまいました。いいスピードは持っているけど、それを活かせるように心身のバランスを上手く整えられるようにしていきたいです。今日はいい走りをお見せできず申し訳ありませんでした」（尾関師）デビュー戦はしっかりと折り合い、楽に抜け出す強い内容でしたが、今日はレース前のテンションの高揚が目立ち良さを発揮できませんでした。悔しい結果にはなったものの、スムーズな走りができれば力は通用するはずですから、今回の経験をしっかりと次に活かしていきたいです。この後はレース後の状態を見てからどうするか判断していきます。
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18/09/30 中山 新馬 |
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３０日の中山競馬ではまずまずのスタートを切って先行集団を見ながら進める。直線へ向くと前の馬の間を割りしっかりと伸びて優勝。「良いスピードがあります。真面目でハミを取るけれど、その中でもリラックスができていました。馬場を気にすることもなく上手に走れていました。良い瞬発力も持ち合わせていて追ってからの反応も素晴らしかったです。スピードが豊かで、現状からすると短い距離が良く、マイルは長いような気がします。１２００〜１４００ｍで良さを出していった方がいい馬ですね」（ルメール騎手）「会員の皆様おめでとうございました。馬にとっては初めての競馬場でしたが、比較的落ち着いた状態でレースへ臨めていたように思えました。いま美浦の本馬場は芝を育てる目的で閉鎖しているので芝の走りを確認するのはレースが初めてになったのですが、渋っているだけに余計に馬場の影響がどう出るかわかりませんでした。しかし、しっかりと走れていて問題ありませんでしたね。真面目な性格がこの馬の良いところで、その良さを稽古でも実戦でもしっかり出せたように思います。ただ、この気性が心配な部分でもあります。カーッとして来そうに思えるため、今後如何に穏やかに走れるように持っていけるかがポイントになると考えています。脚元にも繊細さを持っている馬なので、まずは無事であることをしっかりと確認してから今後について検討していきますが、気持ちをリセットさせたいと考えているのでおそらく放牧に出すことになると思います」（尾関師）脚元に弱さを抱えていただけあってゲート試験合格後、ＮＦ天栄そして再入厩後のトレセンでは慎重に乗り進めていただきました。そのため中身の部分でどこまで整っているかが不明でそこだけが不安でしたが、その中でも前向きな性格を実戦で活かして結果につなげたいと考えていました。タフな馬場になりスタミナを削がれるようなことになるとどうかなと一抹の不安を抱えていましたが杞憂に終わり、まったく危なげない走りで見事メイクデビューを勝利で飾ってくれました。前向きな気性と豊かなスピードを武器にし、短距離戦線で活躍する馬に育ってくれたらと願っています。
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