■ 調教状況 ■ サンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント/22年募集 黒光りする薄い皮膚は筋肉の凹凸がくっきり浮き上がるほどきめ細かく、精悍な表情や堂々とした立ち姿に思わず引き込まれてしまいます。手先が軽く四肢を大きく伸ばして全身を柔らかく使ったダイナミックなフットワークは圧巻で、瞬時に僚馬を置き去りにする姿から相当な瞬発力の持ち主といえるでしょう。普段からスタッフの手を煩わせることはありませんが、いざという時には両親譲りの闘争心を全面に見せており、オンオフの切り替えができる聡明さも持ち合わせています。続々と活躍馬を送り出す父ですが、早くも心身の高いポテンシャルを覗かせる本馬もまた、その代表産駒に名を連ねる資質を備えています。
リナーテの21
牡馬・青鹿・2021年3月21日生れ(美浦・手塚貴久)
生産:ノーザンファーム・繋養:ノーザンファームYearling 全40口●総額8,000万円
馬名:フォルラニーニ
英名:Forlanini (伊語)
由来:Forlanini ミラノのリナーテ空港の別名より。母名より連想。
エピファネイア
2010 鹿毛Symboli Kris S
*シンボリクリスエス
1999 黒鹿Kris S. Roberto Sharp Queen Tee Kay Gold Meridian Tri Argo シーザリオ
2002 青毛スペシャルウィーク *サンデーサイレンス キャンペンガール *キロフプリミエール Sadler's Wells Querida リナーテ
2014 黒鹿ステイゴールド
1994 黒鹿*サンデーサイレンス Halo Wishing Well ゴールデンサッシュ *ディクタス ダイナサッシュ Malpensa
*マルペンサ
2006 鹿毛Orpen Lure Bonita Francita Marsella *サザンヘイロー Riviere (1)
母の父:
ステイゴールドは白老産,中央・UAE・香港7勝,香港ヴァーズ-GT。
主な産駒:オルフェーヴル(年度代表馬,三冠),ゴールドシップ(宝塚記念-GT・2回)。
【BMS:主な産駒】アランバローズ(全日本2歳優駿-JPN1),ライオンボス(アイビスサマーダッシュ-GV),クリスマス(函館2歳S-GV),
ブラックバゴ(アンドロメダS-L),シグルーン(アルテミスS-GV3着)
母:
リナーテ(14 ステイゴールド)6勝,UHB賞-OP(芝1200m),白秋S(芝1400m),札幌スポニチ賞(芝1200m),京王杯スプリングC-GU2着,
京都牝馬S-GV2着,キーンランドC-GV3着,京阪杯-GV5着。本馬が初仔
2代母:
*マルペンサ Malpensa(06 Orpen)亜国産,亜5勝,アルゼンチン銀杯−R.V.マンシリャ大賞典-GT,フィルベルト レレナ大賞典-GT,同2着,
クリアドレス大賞典-GT,同2着,サテュルニノJ.ウンズエ大賞典-GT2着,ポトランカス大賞典-GT2着,
エストレラス ディスタフ大賞典-GT2着,同3着,ロス アラス賞-GU2着,アルトゥーロR.&アルトゥーロ ブリュリッヒ賞-GU2着,
アペルトゥラ賞-GV2着,エリセオ ラミレス大賞典-GT3着。産駒
サトノダイヤモンド(牡 ディープインパクト)最優秀3歳牡馬,8勝,菊花賞-GT,有馬記念-GT,阪神大賞典-GU,
| 京都大賞典-GU,神戸新聞杯-GU,きさらぎ賞-GV,ダービー-GT2着,皐月賞-GT3着,
| 天皇賞(春)-GT3着,金鯱賞-GU3着,仏入着,フォワ賞-GU4着。種牡馬
サトノジェネシス(牡 ディープインパクト)3勝,ゆりかもめ賞。種牡馬
3代母:
マルセラ Marsella(97 *サザンヘイロー)亜1戦。産駒
マルシリース Marsigliese:亜4勝,ディエゴ ホワイト賞-GV,R.&E.フェルナンデス ゲリコ賞-GU2着,
| エストレラス ジュヴェナイルフィリーズ大賞典-GT4着,エンリケ アセバル大賞典-GT4着
ミラッツォ Milazzo:南アフリカ7勝,アルゴアC-GV3着
マリナ ロミア Marina Romea:不出走。産駒
マリニャック Marignac:亜2勝,亜ジョッキー クラブ大賞典-GT
4代母:
リヴィエール Riviere(78 Logical)亜5勝。
ラ コスタ アズール LaCosta Azul(亜1000ギニー-GT),リッツ Ritz(コンスタンテR.テュルテュリエリョ賞-GV)の母,
ラク アジュール Lac Azur(亜グラン クリテリウム-GT)の祖母
フォルラニーニ 牡3 (美)手塚貴久 本賞金 ¥400 総賞金 ¥920 (3戦 1- 0- 1- 0- 0- 1) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 24/01/08 1中山3 1勝クラス 3 R.キングスコート 2 57 芝2000 良 2.00.1 0.3 2- 2- 3 35.8 498 \2,000 23/11/18 5東京5 東京スポーツ杯2歳S 8 C.ルメール 1 56 芝1800 良 1.47.7 1.2 9- 9- 9 34.6 486 \0 23/09/09 4中山1 新馬 1 C.ルメール 1 55 芝2000 稍 2.02.7 -0.6 2- 2- 2 34.6 484 \7,200
■ 24/01/08 中山 1勝クラス 1月8日(月)中山6R・芝2000m戦に57kgキングスコート騎手で出走し、勝ち馬に0秒3差の3着、馬体重はプラス12kgの498kgでした。レースは先行3番手を追走し、4コーナーで前が空かず、最後の直線で外に出して仕掛けると、良い脚をみせて追い込みましたが、先に抜け出した勝ち馬とは差がありました。 レース後、キングスコート騎手は「跨って状態は良いと感じました。とても乗りやすいですね。4コーナーで前が空かず、外に出した分、追い出しが遅れてしまいました。4コーナーで進路が空いていれば、上位ともっと際どかったです。距離はこれぐらいで問題ありません」 矢嶋技術調教師は「前回装鞍所でうるさいところをみせたため、今回厩舎で装鞍を行ったところ、特に問題ありませんでした。パドックもパシュファイアを外した時に少しイレ込んでいましたが、全体的に落ち着いていました。競馬は指示どおりに前めで競馬をしてくれました。4コーナーで外に出した分、追い出しがワンテンポ遅れてしまい、その後良い脚を使ったものの、先に加速していた勝ち馬に差をつけられてしまいました。敗れてしまいましたが、上位争いを行っており、今後も競馬で気の悪さを出さないように注意して調整します」と話しています。 ■ 23/11/18 東京 東京スポーツ杯2歳S 11月18日(土)東京11R・東京スポーツ杯2歳S(G2・芝1800m)に56kgルメール騎手で出走し、勝ち馬から1秒2差の8着、馬体重は前走から2kg増の486kgでした。スタートから進んでいかず、後方のままでレースを終えています。 レース後、ルメール騎手は「スタートから進んでいかず、走りに硬さを感じました。道中で押しても進んでいかず、競馬に参加できませんでした。なぜここまで走らなかったのか、よく分かりません」とのことで、手塚調教師からは「装鞍所で立ち上がったりして、気が入り過ぎていました。返し馬では落ち着いて走れたので、何とかなるかなと思いましたが、競馬ではまったく走ってくれませんでした。レースに向けてどのように気持ちを作っていけばよいのか、改めてよく考えたいと思います」とのコメントがありました。 ■ 23/09/09 中山 新馬 9月9日(土)中山5R・芝2000m戦に55kgルメール騎手で出走・デビューし、2着に3馬身1/2差をつけて優勝しました。勝ちタイムは2分2秒7、馬体重は484kgでした。レースは先行2番手を追走、最後の直線入り口で先頭に並びかけて仕掛けると、良い脚をみせて残り200mで先頭に立ち、そのまま押し切りました。 レース後、ルメール騎手は「距離は芝2000mで合ってますね。能力が高い馬です。今日はスタートから最後まで真面目に走ってくれました。ただ真面目過ぎるところが少し心配です」、手塚調教師は「無事勝ててホッとしました。勝ち方が良かったですね。今回中山競馬場到着後にうるさいところをみせており、今回使った後にもうるさいところがでてくるかもしれません」と話しています。