美浦 堀宣行 厩舎
■ 調教状況 ■ サンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント／１５年募集 精悍な顔つきの中心にはあらゆる万象を見透かしてしまいそうな聡明な目があり、一瞥するだけで父の血を引いていることが認識できます。立ち姿だけでも瞬く間に見るものを魅了しますが、良質な筋肉に覆われた中型の馬体は、屈曲性の高い関節を目一杯稼働することで極上の走りを実現しています。また環境の変化に左右されない強靱な精神力も他馬とは一線を画しています。世界中を駆けめぐり、米・英の芝中距離Ｇ１を制した母と世界中のホースマン達がその血を求めるまでになった大種牡馬の父ディープインパクト。現時点で考え得る最高のカップリングの結晶がここにあります。
シユーマの14
牡馬・鹿毛・２０１４年４月９日生れ（美浦 堀宣行)
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファームYearling 全４０口●総額１２,０００万円
馬名：ヘリファルテ
英名：Gerifalte （スペイン語）
由来：隼(スペイン語)。隼のように素早く相手を捉え、抜き去るイメージより。
ディープインパクト
2002 鹿毛Sunday Silence
*サンデーサイレンス
1986 青鹿Halo Hail to Reason Cosmah Wishing Well Understanding Moutain Flower Wind in Her Hair
*ウィンドインハーヘア
1991 鹿毛Alzao Lyphard Lady Rebecca Burghclere Busted Highclere Siyouma
*シユーマ
2008 鹿毛メディチアン
Medicean
1997 栗毛Machiavellian Mr. Prospector Coup de Folie Mystic Goddess Storm Bird Rose Goddess シシラ
Sichilla
2002 鹿毛*デインヒル Danzig Razyana Slipstream Queen Conquistador Cielo Country Queen (12)
母の父：
メディチアン Mediceanは英国産,英６勝,エクリプスＳ-ＧT,ロッキンジＳ-ＧT。
【主な産駒】ダッチ アート(ミドル パークＳ-ＧT),ナニナ(フィリーズ マイル-ＧT),アルメリタ(独オークス-ＧT),
アル シェマリ(ドバイ デューティ フリー-ＧT)。
【ＢＭＳ：主な産駒】ロンギナ(独オークス トライアルＳ-ＧU),ローカル タイム(オー ソー シャープＳ-ＧV)
母：
*シユーマ Siyouma(08 Medicean)愛国産,仏２勝,コリダ賞-ＧU３着,
ジャン ロマネ賞-ＧT４着,英１勝,サン チャリオットＳ-ＧT(芝８Ｆ),ファルマスＳ-ＧT３着,
北米１勝,Ｅ.Ｐ.テイラーＳ-ＧT(芝10Ｆ)。本馬が初仔
２代母：
シシラ Sichilla(02 *デインヒル)仏２勝,Prix Amandine-L。産駒
シユーニ Siyouni(牡 Pivotal)仏４勝,ジャン リュック ラガルデール賞-ＧT,Prix La Fleche-L,ジャン プラ賞-ＧT２着,
｜ ロベール パパン賞-ＧU２着,ラ ロシェト賞-ＧV２着,フォンテンブロー賞-ＧV２着,ムーラン ド ロンシャン賞-ＧT３着,
｜ 英入着,セント ジェイムズ パレスＳ-ＧT４着。仏２歳チャンピオンサイアー
シエニカ Siyenica(牝 Azamour)仏２勝,Prix de Bagatelle-L,ダニエル ウィルデンシュタイン賞-ＧU３着,リウレイ賞-ＧV３着
３代母：
スリップストリーム クイーン Slipstream Queen(90 Conquistador Cielo)北米３勝,Dahlia S２着,Chou Croute S-L３着。産駒
スリックリー Slickly：仏英伊10勝,パリ大賞典-ＧT,ムーラン ド ロンシャン賞-ＧT,ヴィトリオ ディ カプア賞-ＧT(２回),
｜ ノアイユ賞-ＧU,ドラール賞-ＧU,ラ ロシェト賞-ＧV,ラ クープ-ＧV,ジャック ル マロワ賞-ＧT２着,
｜ 仏ダービー-ＧT４着。種牡馬
ノー スリップ No Slip：仏・北米４勝,オーク トゥリー ダービー-ＧU,ゴールデン ゲイトＢＣＨ-ＧV,Prix de Pontarme-L３着。種牡馬
スリップストリーム キング Slipstream King：仏１勝,フォンテンブロー賞-ＧV３着
リップル Ripple：仏２勝,グレフュール賞-ＧU２着
ストリーミクス Streamix：仏２勝,ダフニス賞-ＧV３着
４代母：
カントリー クイーン Country Queen(75 Explodent)北米１２勝,イエロー リボンＳ-ＧT,ラモナＨ-ＧV,
ビヴァリー ヒルズＨ-ＧV,ハニムーンＨ-ＧV,デル マー オークス-ＧV，ウイルシャーＨ-ＧV
ヘリファルテ 牡６ （美）堀宣行 本賞金 ￥１,３５０ 総賞金 ￥４,７１２ (１３戦 ４- １- ０- ０- １- ７) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 20/12/13 6阪神4 オリオンＳ 11 藤岡佑介 10 57 芝2200 良 2.15.8 1.9 6- 6- 9 35.6 482 \0 20/06/13 3東京3 ジューンＳ 13 石橋脩 11 55 芝2400 不 2.35.6 2.5 15-13-13 39.5 492 \0 20/02/15 2京都5 松籟Ｓ 10 松山弘平 ７ 56 芝2400 良 2.29.6 1.3 11-12-12 35.6 484 \0 20/02/02 1東京6 早春Ｓ ５ Ｃ.ルメール ４ 56 芝2400 良 2.25.3 0.6 8- 9- 9 34.4 492 \1,820 19/07/06 2函館1 五稜郭Ｓ ７ 藤岡康太 ６ 57 芝2000 良 2.02.3 0.3 12-13-13 34.5 474 \0 19/05/11 2東京7 緑風Ｓ ７ Ｄ.レーン １ 56 芝2400 良 2.24.4 1.3 7- 7- 6 34.6 484 \0 19/01/27 1東京2 早春Ｓ ２ Ｃ.ルメール １ 56 芝2400 良 2.25.5 0.1 11-11-10 33.5 482 \7,300 18/11/03 5東京1 ノーベンバーＳ ７ Ｍ.デムーロ １ 56 芝2000 良 1.59.7 0.9 10-10- 8 34.3 480 \0 18/10/06 4東京1 本栖湖特別 １ Ｊ．モレイラ ２ 57 芝2400 良 2.27.7 -0.0 7- 7- 7 33.2 488 \15,000 17/10/21 4東京6 1000万下 １ Ｍ.デムーロ １ 54 芝2400 不 2.29.9 -0.0 3- 4- 1 35.5 470 \10,500 17/06/10 3東京3 500万下 １ Ｍ.デムーロ １ 53 芝2400 良 2.27.8 -0.3 4- 2- 1 36.3 470 \7,500 17/05/06 2東京5 プリンシパルＳ ８ Ｍ.デムーロ ４ 56 芝2000 良 1.59.2 0.9 11-11-10 35.4 472 \0 17/04/08 3中山5 未勝利 １ Ａ.シュタルケ ２ 56 芝2000 稍 2.04.3 -0.0 10-11- 8 36.8 484 \5,000
■ 20/12/13 阪神 オリオンＳ 12月13日(日)阪神９Ｒ・オリオンＳ(芝2200ｍ)に57kg藤岡佑介騎手で出走し、勝ち馬から１秒９差の11着、馬体重は前走から10kg減の482kgでした。まずまずのスタートを切ると、中団を追走しました。ところが勝負所で他馬がペースを上げると、ついていけませんでした。後方に退いて、そのままレースを終えています。 レース後、堀調教師からは「落ち着いてレースに臨めました。返し馬の雰囲気は良く、右トモの感じも問題ありませんでした。精神面に課題があることは騎手に伝えていて、前の馬を意識させながら競馬をしました。いい感じで追走していましたが、３コーナーで右手前に替えたときに急に手応えが悪くなり、進んでいかなくなりました。原因については難しいところですが、久々の競馬が影響したのかもしれません」とのコメントがありました。 ■ 20/06/13 東京 ジューンＳ ６月13日(土)東京11Ｒ・ジューンＳ(芝2400ｍハンデ)に55kg石橋脩騎手で出走し、勝ち馬から２秒５差の13着、馬体重は前走から８kg増の492kgでした。五分のスタートを切ると、後方でじっくりと脚をためました。直線での巻き返しを期待しましたが、持ち前の末脚を繰り出せず、後方のままでレースを終えています。 レース後、堀調教師からは「競馬には落ち着いて臨めました。ゲート出てから左に寄れることはなく、スムーズに出られました。道中は着用したヴァイザーが効いていて、スムーズに走れていました。ところが直線では坂に差し掛かって前が開いたところでフォームが乱れて、頭の高い走りになってしまいました。最後に悪い走りになってしまったことは馬場のせいにしたくはないですが、影響はあったと思います」とのコメントがありました。 ■ 20/02/15 京都 松籟Ｓ ２月15日(土)京都10Ｒ・松籟Ｓ(芝2400ｍハンデ)に56kg松山騎手で出走し、勝ち馬から１秒３差の10着、馬体重は前走からマイナス８kgの484kgでした。スタートで後手を踏み最後方からの競馬となりました。早めに動き始めますが他馬の脚色もよく前の争いには加われませんでした。 レース後、松山騎手からは「今日は前向きさがなくて追走するので一杯になってしまいました。また、ズブい印象があってこういう馬場は合うと思ったのですが、逆に走りにくそうでした」とのコメントがありました。 ■ 20/02/02 東京 早春Ｓ ２月２日(日)東京10Ｒ・早春Ｓ(芝2400ｍハンデ)に56kgルメール騎手で出走し、勝ち馬から０秒６差の５着、馬体重は前走から18kg増の492kgでした。まずまずのスタートを切ると、中団インコースでレースを進めました。勝負所から他馬が動きだしましたが、本馬は後方に置かれました。ようやく直線半ばからギアが入り、脚を伸ばしましたが時すでに遅く、掲示板が精一杯でした。 レース後、ルメール騎手からは「まずまずの状態だったと思います。チークピーシズに効果があったかどうかは微妙なところですが、それよりも硬い馬場を気にして進んでいきませんでした。力を出し切れませんでした」とのコメントがありました。 ■ 19/07/06 函館 五稜郭Ｓ ７月６日(土)函館11Ｒ・五稜郭特別(芝2000ｍ)に57kg藤岡康太騎手で出走し、勝ち馬から０秒３差の７着、馬体重は前走から10kg減の474kgでした。後方からのレースとなり、３コーナー付近からジワジワと押し上げていきました。直線でも前との差を縮めたものの、勝ち負けからは少し遅れての入線となりました。 レース後、藤岡康太騎手は「スタートから位置を取りに行こうとして、一歩めは良かったものの、二歩めからが遅くて、中団より後ろになってしまいました。道中は出していった分、少し力んだ走りとなり、かえって中途半端は感じになってしまいました」とのことで、堀調教師からは「週明けの火曜まで様子をみて、次の予定を立てたいと考えています」とのコメントがありました。 ■ 19/05/11 東京 緑風Ｓ ５月11日(土)東京10Ｒ・緑風Ｓ(芝2400ｍハンデ)に56kgレーン騎手で出走し、勝ち馬から１秒３差の７着、馬体重はプラス２kgの484kgでした。レースは後方３番手を追走、道中内めを進みました。３コーナーから気合いをつけて、最後の直線入口で仕掛けると、良い脚をみせて伸びてきましたが、直線半ばで他馬と同じ脚色になりました。 レース後のレーン騎手は「ゲートではテンションが高く、ガタガタとしていました。レースはハイペースなのは悪くありませんでしたが、前が止まらなすぎでした。また、いい手応えで道中運べましたが、直線ではジリジリとした脚で思ったより伸びませんでした。もっと良い脚を使えると思ったのですが」と話しています。 ■ 19/01/27 東京 早春Ｓ １月27日(日)東京10Ｒ・早春Ｓ(芝2400ｍハンデ)に56kgルメール騎手で出走し、勝ち馬から1/2馬身差の２着、馬体重は前走からプラス２kgの482kgでした。最後方待機から猛追するも僅かに及びませんでした。レース後、ルメール騎手は「ゲート自体は悪くありませんが、首をうまく使わないフォームなので、スムーズに加速ができずに最後方からとなりました。道中はチークが効いて集中して走っており、最後の直線でもいい脚を使ってくれたのですが…」と悔しそうに話しています。 ■ 18/11/03 東京 ノーベンバーＳ 11月３日(祝･土)東京10Ｒ・ノベンバーＳ(芝2000ｍハンデ)に56kgミルコ・デムーロ騎手で出走し勝ち馬から０秒９差の７着、馬体重は前走からマイナス８kgの480kgでした。ゲートで出遅れしまい、最後方を追走しました。最後の直線では外に進路を取って追い込んできましたが、上位争いに加われませんでした。 レース後、デムーロ騎手からは「堀調教師とは2000ｍでは距離が短いと話していたので、それをカバーする作戦を用意していました。ところがゲート内でじっと出来ずに出遅れてしまい、思った競馬ができませんでした。直線でももうひと伸び欲しかったです」とコメントがありました。 ■ 18/10/06 東京 本栖湖特別 10月６日(土)東京10Ｒ・本栖湖特別(芝2400ｍハンデ)に57kgモレイラ騎手で出走し優勝、通算５戦４勝となりました。勝ち時計は２分27秒７。馬体重は前走からプラス18kgの488kgでした。まずまずの反応でゲートを出ると、後方３番手を追走しました。レースは淡々と流れ、４コーナーで気合いを入れながら直線を迎えました。最後の直線では大外から追い上げると残り150ｍ付近から４頭の追い比べになり、最後まで素晴らしい末脚をみせてクビ差差し切りました。 レース後、モレイラ騎手からは「１度しか負けたことのない馬に乗れるのを楽しみにしていました。長期休養明けということで心配していましたが、テンションも高すぎず、プラス18kgでも重く感じませんでした。さすがトップトレーナーですね。直線半ばで鞭を落してしまい必死に追いましたが、それに応えて素晴らしい末脚をみせてくれました。上のクラスでも楽しみです」とコメントがありました。 ■ 17/10/21 東京 1000万下 10月21日(土)東京８Ｒ・芝2400ｍ戦に54kgデムーロ騎手で出走、直線での激しい競り合いを見事に制して、勝利を挙げています。これで本馬の通算成績は４戦３勝となりました。馬体重は前走から変わらず470kgでした。五分のスタートを切ると、スッと逃げ馬の後ろ、番手の馬の内の３番手につけました。直線入口では最内を通って先頭に踊り出ると、直線入口で大きく外に持ち出しました。直線では外から馬が伸びてきたのに合わせて、デムーロ騎手が猛然と追い出しました。直線半ばからは２頭での激しい競り合いが続きました。ゴールまでこのまま競り合いが続くかと思われましたが、ゴール手前ですさまじい勝負根性でグイと前に出ると、２着馬にクビ差をつけて、勝利をもぎ取っています。勝ち時計は２分29秒９でした。 レース後、殊勲のデムーロ騎手は「本馬は重い馬場が得意ですね。力があるので、上手に走っていましたよ」とコメントしています。堀調教師からは「デムーロ騎手が本当に上手に乗ってくれたと思います。ただ、本馬は今のところ素質だけで走っていると捉えています。晩成である本馬の潜在能力をこれから引き出していかなくてはいけません。大事に大事に素質を開花させていきますので、会員の皆様も長い目で本馬のことを見守ってください」とのメッセージがありました。 ■ 17/06/10 東京 500万下 ６月10日(土)東京８Ｒ・芝2400ｍ戦に53kgＭ・デムーロ騎手で出走し１着、馬体重は470kg(-2)でした。まずまずのスタートから中団のインコースを追走、早めにポジションを上げて直線入口で前に並ぶと、そのまま突き抜けてゴールし２勝めを挙げました。勝ち時計は２分27秒８でした。 レース後、Ｍ・デムーロ騎手からは「前走は左回りでフラフラしたように若さを見せていましたが、今日は真面目に走ってくれました。距離が伸びて楽に運べたのも良かったです」とのコメントがありました。 ■ 17/05/06 東京 プリンシパルＳ 本日５月６日(土)東京11Ｒ・プリンシパルＳ(芝2000ｍ)に56kgデムーロ騎手で出走し８着、馬体重はマイナス12kgの472kgでした。レースは後方２番手を追走、前半1000ｍが59秒０のやや速い流れで進みました。３コーナーから気合いをつけると、４コーナーで膨れるところがあり、そこからたて直して追い込みましたが、前とは差がありました。勝ち馬からコンマ９秒差でした。 レース後の騎手のコメントでは「馬体が緩いですね。ゲートは普通に出てくれました。道中の感じも良かったです。４コーナー手前で隣の馬が外に出たときに本馬も押し出される形となり膨れましたが、体がもっとしっかりしていれば踏ん張って、あそこまで膨れなかったと思います。着順は悪いですが、最後の直線での走る感じはとても良くて、ゆくゆくは走ってくるでしょう」とのことです。 ■ 17/04/08 中山 未勝利 ４月８日(土)中山５R・芝2000m戦に56kgシュタルケ騎手で出走し、デビュー戦を見事に勝利で飾り、2.04.3の勝ちタイムで２着馬にクビ差をつけています。馬体重は484kgでした。スタートはまずまずでしたが、行き脚がつかず、中団後ろでのレースを強いられました。４コーナーでは詰まった馬群をシュタルケ騎手が華麗なエスコートで難なくさばくと、大外から父ディープインパクトを彷彿させる一気の末脚で他馬を交わして１着でゴールしました。デビュー戦で上位人気にもしっかりと応え、大舞台へ向けて翼を広げました。
シュタルケ騎手からは「初戦ということもあり、スタートでは気合をつけて流れに乗りました。今日の馬場でも素晴らしい脚をみせてくれましたので、良馬場ではもっと走ると思います」とコメントがあり、堀調教師からは「まずは勝ててほっとしました。私が思っている以上に高い身体能力も持っていてこれからも楽しみです。気性面の成長をみながらレースを使っていきます」とコメントがありました。
