グランマルシェ
美浦・小島茂之 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(14/03/20)［美浦トレセン］「先週はいい結果を出すことができずに申し訳ありませんでした。最後は止まるような走りになってしまいました。気合いを入れていった分の刺激もあって息遣いがいつもと違ったところはありましたが、道中の行きっぷりは良かっただけに非常に悔しい結果でした。これまでいろいろなことに挑戦させていただきました。初勝利はダートの長い距離で、その後は距離を短縮していって、２つ目を勝ったのは芝のマイル戦でした。１０００万下クラスでもやれるのではないかと思っていましたが、壁にあたっている印象もあったので障害戦へも挑戦させていただきました。稽古と競馬で違う面を見せるなど、本当にいろいろなことを考えさせられ、僕もスタッフも勉強になった馬で､その経験は我々の大きな財産となっています。何とか最後まであきらめないで道を切りひらきたいと思ってトライしてきましたが、クラブと相談の結果ここで決断することとなりました。心残りがないというわけではありませんが、ここまで見守ってくださって本当に感謝しています。会員さんからは“ウチの長岡を乗せてもう１回トライしてもらえませんか？”というお声もいただいたということで、ものすごくうれしく思っています。僕もあの２つ目の勝利はものすごく大きくて、この馬にとって最もいい思い出と言っていいかもしれません。ウチの若手をあのタイミングで乗せていただけたことから感謝していましたし、それがなければ２つ目もなかったかもしれない。こちらの思惑を徹底できたことですべてがうまく行きもぎ取った勝利でしたからうれしかったですね。思い返せばいろいろ浮かんできますが、最後まで応援していただき本当にありがとうございました」（小島茂師）２つの勝利ともうれしかったですが、力はあるもののなかなか思うように結果に結びつけられず歯がゆいところもありましたし、特に２勝目は非常に感慨深い勝利となりました。その後もいろいろな形でトライはしてきましたが、ダート中距離戦に戻した前走の内容からもここが引き際かと考え、小島茂之調教師と協議した結果、ここで現役を引退して競走馬登録を抹消することになりました。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。 (14/03/12)［美浦トレセン］１２日は美浦坂路で追い切りました（５０秒８−３７秒９−２５秒３−１２秒９）。「先週の競馬でなくてもう１週乗り込んでからレースへ行かせてほしいとお願いさせていただきましたが、江田にも同様にお願いしていました。先方の馬もいたのですが、ご理解いただいて今週江田とのコンビで向かえることになりました。火曜日はコースでじっくり乗りましたが、水曜日の今朝は坂路で追い切りを行いました。３頭で組んで、前２頭を後ろで見ながら進むのがマルシェ。最終的にはそのうちの１頭が外を先行していてその馬に内から併せていく形となったのですが、最後までしっかりと動けていて、乗り手の感触も悪くなかったようです。先週と異なって今週は時計が出やすい馬場のようで数字自体も速いですが、１週乗りこめた分だけ動きも良かったようですから、今週の競馬へ向かえるでしょう。障害戦へ向かう前の江田が抱いたイメージで競馬をしてみて突破口をつくりだせないか。ここが勝負だと思いますし、何とか道を切りひらいてほしいと思っています」（小島茂師）１６日の中山競馬（４歳上１０００万下・ダ１８００ｍ）に江田照騎手で出走を予定しています。 (14/03/05)［美浦トレセン］５日は美浦坂路で追い切りました（５４秒３−４０秒３−２６秒５−１３秒３）。「最短で今週の競馬も視野に入れていましたから追い切りは今朝行いました。前走あたりから脚元がいくらか不安定に見せる部分もあるため念には念を入れて速いところは坂路で行うようにしていますが、加減しすぎても挑戦する意味がなくなるようではいけませんから普段はコースもしっかりと取り入れつつ動かしていますよ。それで今朝の調教は坂路にしたわけですが、先週より動きは良くなっているものの、もうちょっと良くできるかなという感想を乗り手も持ったようなんです。１週間でどれだけ変わるかというところもあるかと思いますが、来週にも同じ条件がありますので、よほど明日の状態がグッと良くなったということがなければ基本的に今週は見送り、来週を本線に考えさせてください」（小島茂師）今のところ１６日の中山競馬（４歳上１０００万下・ダ１８００ｍ）に出走を予定しています。 (14/02/27)［美浦トレセン］２６日は軽めの調整を行いました。２７日は美浦坂路で追い切りました（５３秒０−３８秒６−２５秒０−１２秒５）。「短期間の放牧でリフレッシュを促してもらい、先週末の検疫を取って戻させていただきました。前回の障害戦の内容を踏まえて平地のレースへ戻り、江田が言ってくれた中距離である程度の位置から競馬をするという挑戦をしたいと思って調整を始めています。昨日は１５−１５くらいとウチの厩舎の普通キャンターと捉えている内容で動かし、今朝坂路で追い切りをかけました。前走へ向かうにあたって脚元に負担がかかりやすいところも出てきたので坂路で動かしたのはその意図です。動きはというと、ちょっとモタモタしていましたね。障害練習をしっかりやってきたということもあって走りが単調になりがちなところも出てくるのでそのあたりに気を配りながら動かしていきたいと思っています。これまでもよく手前をコロコロ替えることがある馬なのですが、今回はそこまで気にならなかったと乗り手も言っていましたし、少しでもいい走りをさせながら調教を重ね競馬へ向かっていければと思っています。いちおう最短で来週から考えていくつもりですが、その都度しっかりと動きを確認していってある程度態勢が整ったと思えたタイミングで出走を決めさせてください」（小島茂師）状態次第ではスライドする可能性もありますが、早ければ３月８日の中山競馬（４歳上１０００万下・ダ１８００ｍ）に江田照騎手で出走を予定しています。 (14/02/22)［美浦トレセン］２２日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (14/02/19)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「大型馬で脚元への負担もかかりやすいですし、骨りゅうも持っている馬なのでこの中間は攻めていくというよりもリフレッシュを兼ねてゆったりと動かすようにしています。今日はマシンにしていますが、適度に動かしていって今後に向けて対応していけるようにしたいですね」（天栄担当者） (14/02/12)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「先週末にこちらへ帰ってきました。障害レースの後ですし、走った分だけ疲れはあるでしょうからケアの一環で一度放牧となりました。順調に調整を進めていければそう長いお休みにはせずまた競馬を考えていきたいという話をもらっていますので、軽めに体を動かしつつ疲労を取っていければと思っています」（天栄担当者） (14/02/10)ＮＦ天栄］８日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (14/02/05)［美浦トレセン］５日は軽めの調整を行いました。「試験の時の感触から楽しみもあったのですが、初めてとはいえ思うような競馬にならなくて本当に申し訳ありません。改めてＶＴＲをよく見直すと、慎重なのは確かなのですが、その慎重さがどういう形になっているかというと、直前で手前を替えてしまうんです。以前から左手前を出すのがちょっと苦手ということはお伝えさせていただいていたかと思うのですが、そのこともあるのか左手前で走っていても飛越の直前で右手前に戻して飛ぼうとするからスピードに乗った飛越ができなくなっているんです。そのあたりが稽古と実戦とで異なって見せた部分です。最初だけで決めつけるのは良くないかなという気はしますが、先週の内容を見ているとちょっと多くを期待するのはやや酷かなという気がしなくもないのが正直なところです。それに障害飛越をする分、どうしても脚元への負担が多く、レースへ向かう過程でも不安定な部分を見せていました。逐一チェックして大きな異常がないことは確認しながら調整していましたが、レースを終えてボンと来るんじゃないかという心配もしていたんです。いちおう今のところは大丈夫そうなのですが、もう少ししっかりと見ておきたいと思います。いろいろ考えて改めて決めたいと思っていますが、次は平地に戻すことも頭に入れていきたいと思いますし、その際は江田が言っていた距離を少し延ばすことも頭に入れていきたいと考えています」（小島茂師） (14/01/29)［美浦トレセン］２９日は美浦北Ｃコースで追い切りました（６７秒４−５２秒５−３９秒２−１２秒６）。「今日もジョッキーに手伝ってもらって運動からじっくり動かしてもらい、練習と追い切りを北馬場で行ってもらいました。順調に来れているし、動きなどもまずまず。上り調子のところで万全とまでは行かないかもしれませんが、ひと通りの態勢は整ってきたかなという気持ちはあります。シチュエーション次第のところもあるかもしれませんが、障害試験の時計も飛越も上々でしたので、あのときのような走りが本番でもできれば悪くないと思いますよ。あとはどうしても平地競走以上に危険な要素が増えるので、鞍上には気を付けて乗ってくるように伝えます。いきなりから結果というのは結構大変なことですから、いい結果になればもちろんいいですが、まずは無事に走り終えて今後につながるような走りを見せてほしいと思っています」（小島茂師）２月２日の東京競馬（４歳上障害未勝利・ダ３０００ｍ）に山本騎手で出走を予定しています。 (14/01/23)［美浦トレセン］２２日は美浦北Ｃコースで追い切りました（６８秒３−５３秒９−４０秒３−１３秒３）。２３日は軽めの調整を行いました。「試験をパスして先週はじっくり乗り込むことに徹することにしましたが、コンディションは決して悪いわけではありません。一時の疲れというのはどうしても出てしまいますが、そのあたりはしっかりケアしていくことで対応できています。背腰、トモの状態もまずまずですね。ただ、右前脚のほうにいくらか疲れを見せるようにもなっていますからこちらも気を付けています。障害をやり始めた馬は少なからず前肢に負担がかかりやすいです。ましてや大柄な馬ですからね。脚元の状態も気をつけつつ調整を進めていて今週は水曜日に飛びと追い切りと行いました。飛越のほうはまずまずだし、追い切りのほうも悪くはなかったですね。今は運動から山本康志が付きっ切りでやりたいと言ってくれていますし、可能な限り調教を託してやっています。少しずつ上向いてきているし、出走状況からも最短で来週あたりから競馬を考えていけるかもしれませんので、そのつもりで進めていきます」（小島茂師）早ければ２月２日の東京競馬（４歳上障害未勝利・ダ３０００ｍ）に山本騎手で出走を予定しています。 (14/01/15)［美浦トレセン］１５日は軽めの調整を行いました。「先週無事に障害試験をクリアできましたが、さすがに疲れたようで右トモを中心にコンディションがひと息という状態にあります。それなのでケアを入念に行うようにして、調整のほうは軽めにしています。おそらく週末にかけたどこかのタイミングで少し時計になるところくらいは行えると思いますが、出走間隔のこともありますし、馬のほうもこれから立ち上げていくということを考えると焦っても仕方ありませんので、じわじわと進めていき、出走を目指していきます」（小島茂師） (14/01/09)［美浦トレセン］８日は軽めの調整を行いました。９日に障害試験を受けて見事合格しました（１１１秒５−５１秒６−３８秒８−１３秒７）。「先週は土曜日に障害練習を行って、その後の１週はそれなりに動かすような調教を課しました。そのときパートナーと離れるとちょっと不安定な飛越にはなったときもありましたが、その後はそれほど問題なかったので今週試験を受けてみることにしたんです。試験ではパートナーとのリズムもぴったり合って体を併せながら飛ぶことができました。そのことから終始安定した飛越を見せ、全体の時計も悪くはない。パッと見ただけでもまず大丈夫だろうなと思える内容でした。正直８組ほど受験したのですが、そのなかでいちばんいい飛越をした組だったと思うほどだったんです。これで落ちたら今日の受験馬はみんな不合格だっただろうなと思うほどでしたから心配はしていませんでしたが無事に合格です。ちょっと立派になっている分、息遣いなどは良化途上中と康志も言っていましたし、出走するには節も必要そうなので、このままトレーニングを重ねていければと思っています。ただ、今日は雨の影響から馬場コンディションもあまり良くなかったので骨瘤部分を含めて脚元の状態はしっかり確認していき、それに見合った対応を取っていかなければいけないと思っています」（小島茂師） (14/01/03)［美浦トレセン］３日は軽めの調整を行いました。「日を選びながら徐々に障害練習を進めていてこの中間にも飛ばしていますよ。スタンド前には三つの障害があるのですが、すべて飛ぶまでに至っていますし、順調に来ています。どちらかと言えば慎重に飛ぶタイプのようですが、ジョッキーに言わせるとそのほうがいいとのこと。慎重でないタイプというのは言葉を換えれば恐れずに前へとガンガン飛んでしまうことにもなりかねないため危険も伴うからなんです。私が前回確認したときは一度だけ上に飛びすぎた感がありましたけれど、それ以外はまずまずの飛越を見せていましたし、だいぶ形にはなってきたかなという印象を受けますから経過は良好と言えるでしょう。この調子で進めていければ数週間のうち、早ければ来週あたりから障害試験を受けることも考えられるようになるかもしれませんね」（小島茂師） (13/12/18)［美浦トレセン］１７日は障害練習を行いました。１８日は軽めの調整を行いました。「レース後のダメージはそれほど感じませんでしたが、しっかりケアをして少しずつ進めるようにしています。徐々に障害の飛越練習も取り入れ始めたところでジョッキーの山本康志に手伝ってもらっています。今週の火曜日はさっそくスタンド前の障害をひとつ飛ばせましたが、無難にこなしてくれました。最初としてはまずまずかなと思える状況ですし、このまま進めていきたいですね。馬も人も危険が増すものですし、急かしすぎず馬に合わせる形で進めていければ理想的と思っています」（小島茂師） (13/12/11)［美浦トレセン］１１日は軽めの調整を行いました。「１４００ｍという条件にこだわって今回使わせていただきましたが、こちらの競馬と違って関西は全体的に流れも速いですね。それで思惑に近い競馬をしてくれましたけれど、仕掛けてから脚を使っているものの、差を詰めることはできませんでした。江田からは広いコースよりわりと小回りに近いコースの中距離戦で脚を使わせる競馬をしてみるのもいいのではという助言をもらえました。しかし、現状だとこのクラスの壁にぶつかっていると言わざるを得ないところもありますから、今回これまでと異なった試みをしてみたいと思い、障害戦という道を模索できればと思っています。これまで実は小さい棒を跨がせてみたりということはしていて、わりと順応してくれていたんです。本格的な障害飛越とは話が違うので、この道に行くとなればセンスの有無が問われますから、まずはそのセンスがあるのかどうかを手元で調整して探ってみたいと思っています」（小島茂師） (13/12/04)［美浦トレセン］４日は美浦坂路で追い切りました（５２秒９−３９秒４−２６秒０−１３秒０）。「先週は本当に具合が良くてこの状態を何とかキープしていかなければいけないと思っていたのですが、やはり先週よりは手応えがちょっと劣るかなと感じさせます。背腰が悪いだとか、肩の出がきついとかそうといったものではないのですが、時々不正駆け脚のような感じで走りにバラつきが見られるんです。見ている限りだと肉体的な原因があるようには感じないので、捉われすぎないようにはしていますが、不安というか気になることがちょっとあるという点で先週より“いいな”と思える気持ちがいくらか少ないですね。いろいろと悩むところなので、普通ならば立派になりがちな馬だからしぼりこむような動かし方をしていましたが、今回のスタイルを今週も突き通してソフトにしました。以前よりいい意味での余裕があるのか物見をしてみたり、砂をかぶった時にヤンチャな素振りを見せてみたりしているので、フレッシュさは保たれていると思うんですよね。またこれからさらに予定が延びるとなると考え直さなければいけなくなるかもしれませんが、何とか今週入ってほしいですね」（小島茂師）８日の阪神競馬（３歳上１０００万下・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/11/27)［美浦トレセン］２７日は美浦坂路で追い切りました（５５秒３−４０秒３−２６秒３−１２秒８）。「先週除外になってしまったので中京の鳴海特別を本線に考えて調整を行っていましたが、登録段階から頭数が相当多くて厳しい状況になっていました。できれば１４００ｍという距離を第一に考えたかったということもあって芝に戻りますがワールドスーパージョッキーズシリーズであるゴールデンサドルＴにも登録させていただいたんです。それで今朝までに出走の意思を伝えなければいけなかったので中京の想定を見る前ではあったのですが選択肢を増やすためと思い出走の意思を表明させていただきました。しかし、選出されず補欠の順番も下位のほうでした。そこで改めて元の予定に戻り鳴海特別を見ましたが、ちょっと厳しそうな状況です。もちろんギリギリまで様子を見ますが、今週もダメな場合はスライドしていくほかありません。来週だと阪神にダート１４００ｍという条件があるので、そこがメインになるでしょう。馬の状態はと言うと良いんです。調教の内容をハードなものにせずソフトにしていることがいいのか、馬が弾んでいるんですよね。ハミを取らせてグッと来るというより、自ずと進んでいくような感じと言ったらいいでしょうか。それだけに早い段階で使ってあげたいのが正直なところなのですが、こればかりはこちらが決められることではないので、今週入れば言うことないですし、翌週以降となってもレースへ向けてよりいい状態に持っていけるように対応していきます」（小島茂師）３０日の阪神競馬（ゴールデンサドルＴ・芝１４００ｍ）は選出されませんでした。今のところ同日の中京競馬（鳴海特別・ダ１４００ｍ）に出走を予定していますが、出走が叶わない場合は翌週以降にスライドすることになります。 (13/11/20)［美浦トレセン］２０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒６−５４秒３−４０秒２−１３秒２）。「競馬は今週末になりますし、いつもならそれなりに負荷をかけて馬体を造るようなところはあるのですが、今日は軽めとは言わないものの意識的にセーブするような内容です。と言うのも、これまでの調教で競馬に行った場合に体はいいもののどうも気ずるいと言うか、何か終いにかけて動き的にピリッとしきれないところが見られました。それと変化を付けなければなりませんし、いつも追うタイミングでビッシリとは追わず、エネルギーを残すようなイメージで動かしています。そうやって進めてきた効果か、気持ちに余裕があるのか運動中も元気がいいんですよね。もちろんそれによって馬場での運動量自体は減るわけですから、それだけなら体を造れなくなってしまいますし、プールやトレッドミルでの運動も織り交ぜてカロリーは消化させるようにしています。この調整方法が必ずいい方に出るとは現状では言い切れませんが、成績的にもいろいろ試して上げていかなければなりませんし、それこそ久しぶりのダートの条件で違った面を見せてほしいですね。一応今週の東京に登録させてもらいましたからそこを第一目標にしていますが、頭数が多く除外の可能性が高い状況です。今週の京都、または来週の中京にダート１４００ｍ戦が組まれているのでそこを含め、少し視野を広く持っていきたいと思います」（小島茂師）状況次第で変更になる可能性はありますが、いまのところ２４日の東京競馬（シャングリラ賞・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/11/13)［美浦トレセン］１３日は美浦坂路で追い切りました（５３秒４−３８秒７−２５秒３−１２秒９）。「予定通り先週末に帰厩させていただきました。それでさっそく動かし出していますが、ボディコンディションのほうは悪くないですし、メンタル的にもまずまずですよ。一度出してリセットしてまた競馬というリズムもいいのでしょうね。今朝は直接跨ったのですが、以前から左手前で走るのがあまり好きではないのか偏りがあるということはお伝えさせていただいていたと思います。それで今回も左手前で走らせようとするとちょっと尻っぱねをしますね。少し我慢が利かないところはあるのでしょうが、そのあたりはバランスを見ながら微調整していければと思っています。追い切りは坂路にて３頭併せで行いました。ちょっとうまくリードしきれずに終いを思うような形で伸ばしきれなかったのですが、動き自体は悪くなかったです。上がりも変わりないですし、これならばまたすぐの競馬を考えていけるでしょう。芝で良さが出ていたかなと思っていましたが、クラスが上がってからちょっと辛い状況になってきています。前走も決して悪い内容ではないと思いますが、いいところを意識できるだけの走りができていたかというと自信を持って言えない部分があります。伸び方を見ていると改めてダートを試してみる手もあるだろうと思えるものでしたので、次走はダートをメインに考えたいですね。いちおう来週の東京にハンデ戦がありますので、出走間隔的にも状態的にも出られるようならばそこを本線に考えるつもりです」（小島茂師）早ければ２４日の東京競馬（シャングリラ賞・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/11/08)［美浦トレセン］８日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (13/11/06)［セグチＲＳ］軽めの調整を行っています。「いったんリフレッシュを図るために短期放牧に出させていただきましたが、最短で１週間の放牧を予定していたので天栄とも相談させてもらって今回は近場の牧場へお願いすることにしたんです。美浦の近くであれば当日の検疫のキャンセル待ちもできますし、なにより輸送が短いですからね。それに期間も期間なので軽めに体を動かしてもらうためにセグチさんにお願いをしています。現在は軽めに体を動かしてもらっていて大きな問題もなさそう。それなので可能ならば今週か来週くらいに戻せるように調整をしていくつもりでいます」（小島茂師） (13/10/30)［美浦トレセン］３０日は軽めの調整を行いました。「先週は楽しみも持っていたのですが、思うような結果にならず歯がゆいです。申し訳ありません。中山の時のようなまったくダメという走りではなかったかもしれませんが、このままダラダラとしていても良くないですし、何かきっかけなり変化が必要なのかなと思えるレースでもありました。レース後は大きなダメージを受けているようには見えませんが、気持ちを一回ずつリセットしたほうがいいタイプでもあるだけに、１〜２週間ほどの短期間放牧に出させてもらって次走を考えていきたいと思っているんです。その間に改めて考えていきますが、場合によってはダートを再考することも頭に入れていきます」（小島茂師） (13/10/23)［美浦トレセン］２３日は美浦坂路で追い切りました（５４秒１−３８秒５−２４秒２−１２秒０）。「今週の競馬に向けてコンスタントに乗り込んできて追い切りは今朝行いました。基本的には単走にしましたが、他厩舎の馬を見つつ進めて終いを伸ばすような感じにしました。内目を通るような形でしたし、全体時計はそこまで気にするものではないのですが、終いはそれなりのラップで来ています。欲を言えばもっとトモの入りが良くて、しっかりとしたいい動きをしてほしいと思うところもあるのですが、まずまずといえるレベルでもあると思います。左手前の走りは比較的我慢が利いていますし、この馬の癖というか弱い部分はそこまで強くなっていない動きでしたし、態勢的には問題ないでしょう。あとは天気予報が気がかりですね。道悪馬場はあまりいいイメージがわかないですが、５３キロというハンデはとても魅力ですから、なんとかいい条件で走らせてあげたいです」（小島茂師）２７日の東京競馬（国立特別・芝１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/10/17)［美浦トレセン］１６日は軽めの調整を行いました。１７日は美浦坂路で追い切りました（５３秒４−３９秒２−２５秒９−１２秒９）。「この中間も順調に来ていますよ。変則日程で通常とは異なるシチュエーションではありましたが、月曜日に終いだけスッと動かしていました。また水曜日はじっくり動かすまでにとどめて今朝追い切る馬が多い中うまくタイミングを見計らって坂路で追い切りをかけましたよ。あまり後ろから追いかけすぎるのも良くないので今回は先行する形で動かしたんです。並ばれてからもしっかりと動けていて乗り手の感触も良かったようだし、雰囲気も悪くないですよ。これならば来週の競馬を考えることができるでしょうね」（小島茂師）２７日の東京競馬（国立特別・芝１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/10/10)［美浦トレセン］９日は軽めの調整を行いました。１０日は美浦坂路で追い切りました（５１秒８−３８秒６−２５秒８−１２秒８）。「先週いっぱいはじっくり動かすことをメインにしてきて今週から徐々に次の競馬へ向けてピッチをあげていくようにしていますよ。昨日までは強いところを行っていませんでしたが、今日からですね。昨日久しぶりにマルシェに跨ったのですが、過程などを考えると思っていた以上に悪くなかったですよ。これならと思えた中で今朝の追い切りも行ったんです。端的にいうとやはり動きますよね。もちろん細かいところは気になるのですが、トータルで見ると悪くありません。時計がかかる傾向にある馬場のなかで全体はいい時計。最後の１ハロンは相手に合わせたのもありそこまで速くはないですが、動きは悪くないと思います。もちろんこの後の良化次第ですが今朝の動きからイメージするにおそらく最終週のハンデ戦あたりを使えるのではないかなと思っているところです」（小島茂師）２７日の東京競馬（国立特別・芝１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/10/03)［美浦トレセン］２日、３日は軽めの調整を行いました。「１週間弱のごく短期間の放牧でしたがいいリフレッシュになったと思います。牧場の方は多くのことができなかったかもと言ってくれていましたが、少しの期間でもリラックスできる環境下においてリフレッシュさせてあげられればというのがいちばんの目的でしたし、実際帰ってきた感じを見ていてもその効果があったように思えるので良かったと思っています。今朝は時計にはなっていないかもしれませんがウッドチップコースで１５−１５に近いくらいでさらっと気分よく動かしましたよ。いくらか気持ちの緩みもあるようですし、体も程よい緩さが出ているようで終いかったるくて、いくらかモタれていましたが程度は許容範囲内のものでしたので気にはなりません。じわじわと動かしていって次の目標を決めていければと考えています」（小島茂師） (13/10/01)［美浦トレセン］１日に美浦トレセンへ帰厩しました。「先週帰ってきたところですが今回は短期間の放牧と聞いていました。それでこちらではしっかり乗ることというよりリフレッシュ期間に充てることに専念して調整していましたが、コンディション自体は悪くなかったかなと思いますよ。さっそく今日の検疫で戻ることになり、トレセンへ送り出したところです。期間的に多くのことはできませんでしたが、何とかいい走りを見せてくれることを願っています」（天栄担当者） (13/09/25)［ＮＦ天栄］２５日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週は申し訳ありませんでした。改めて見直しても工夫ひとつでもう少し前に持ってくることはできたはずですから、この経験を活かして今後につなげていけるようにしたいです。レース後の状態はというと多少なりとも疲れはありますが、大きな問題はありません。またそう間をあけずに競馬へ向かえばと思っていますが、ちょっとズルっ気なところも最近出てきていますし、体のケアもこみでメリハリをつけて次を目指す形をとりたいと思います。いったん天栄へ放牧に出させていただきますが、現地での状態に問題がないようならばそこまで期間を取らずにまた戻して競馬へ向かっていけるようにしたいと考えています」（小島茂師） (13/09/19)［美浦トレセン］１８日は軽めの調整を行いました。１９日は美浦坂路で追い切りました（５３秒２−３９秒１−２５秒０−１２秒２）。「先週半ばに１５−１５くらいで動かしましたが、その後もいい意味で変わりなく来ていますよ。土曜日にも１５−１５、そして週末には終い重点ですがそれなりに動かしてピッチを上げてきています。いくらか首、肩の張りはありますがその他も含めて顕著に気になるという点が見られるわけではありませんし、感触としては決して悪くありませんよ。それで今朝坂路コースで追い切りをかけましたが、動き自体は悪くなかったかなと思います。時計がちょっと物足りなく感じましたが、ほかの馬たちを見ていても今週も坂路はまだ時計がかかる傾向があるように感じるので気にしなくていい範囲なのかなと思っています。正直に言うと今回ギッチリ仕上げたという感じではないのですが、乗り役は前回より感じがいいかもと言っていますし、その言葉に期待しましょう。また、まぎれの出やすい中山コースというのは魅力的かな、試してみたいなという気持ちを持っているので、今週向かってみます。そのなかで良さも見いだせればという気もしますし、このあとにもつなげていける部分もあるでしょうからね。前回のようにうまく流れに乗ってくれて、極端な道悪馬場にならなければいいところを見せてくれそうな感触はありますし、また５３キロと斤量が楽になったので期待したいですね」（小島茂師）２２日の中山競馬（外房特別・芝１６００ｍ）に長岡騎手で出走いたします。 (13/09/12)［美浦トレセン］１１日は軽めの調整を行いました。１２日は美浦南Ｗコースで１５−１５を行いました。「火曜日の検疫をおさえることができましたのでマルシェを帰厩させていただきました。天栄でもじっくり乗り込んでもらっていて競馬へ向けてすぐピッチを上げていける状態にあると思うと報告ももらっていましたので、そのつもりでさっそく動かし出しています。今朝は禎仁を背にしてウッドコースへ入ってさらっと動かしました。時計になっているかどうか位の感じで１５−１５前後のペースで動かしていましたが、動き的には悪くなかったと思います。僕もどこかのタイミングで跨って確認するつもりですが、週末、来週の感じでレースを決めていければと思っています。前走後にひとつのプランとして挙げていた中山のマイル戦というのも頭に入れているので、場合によっては登録したうえで検討ということもさせていただくかもしれませんが、状態次第で目標を別に置くことも考えるかもしれません」（小島茂師）状況次第では変更になる可能性もありますが、早ければ２２日の中山競馬（外房特別・芝１６００ｍ）に出走を予定しています。 (13/09/10)［美浦トレセン］１０日に美浦トレセンへ帰厩しました。「じっくり乗り込んできましたが、体調面の大きな不安はなかったですし、比較的順調に調教も行えていました。いい意味で変わりがなく調整できていたことを調教師に報告したところ、競馬に向かっていきましょうということから本日の検疫でトレセンへ送り出すことになりました。緩めないで乗り込んでいましたし、すぐにトレセンの調教にも対応できるはずですから、またいい競馬を見せてくれることに期待したいです」（天栄担当者） (13/09/03)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行い、日によって坂路でハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。「体の各パーツのケアは入念に行うように心がけていますが、いい意味で変わりはありませんよ。調教の方は進めていて、現在は日によっては坂路にも入って１５−１５ほどの負荷をかけています。まだ体や息遣いなどに重たさというか良化の余地があるように思いますので、そのあたりを少しでも良くして厩舎へ再びバトンタッチしていけるようにしたいと思っています」（天栄担当者） (13/08/27)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「馬体ケアと次の競馬へ向けた調整を行うために先週いったんこちらへ放牧に出てくることになりました。改めて様子を見ていますが、馬体のダメ―ジはそこまで大きくはないように感じますね。また、以前から見られる骨りゅうも少しずつ小さくなってきていますし、状態としてはようやくしっかりしてきているのかなという気がします。それに合わせてこちらでも調教をしっかりしていけるようになるでしょうし、これからまたいい状態へと持っていければと思っています」（天栄担当者） (13/08/23)［ＮＦ天栄］２３日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (13/08/21)［美浦トレセン］２１日は軽めの調整を行いました。「先週はこれまでと違って前に行けましたし、ここ最近にないスタイルで臨めたのでいい部分を開拓できればという見方で見ていました。しかし、これからひと踏ん張りというところで苦しくなってしまっていい結果を出すことはできませんでした。毎回後ろからというのも厳しいものがあるでしょうし、流れ次第でどういった競馬でも対応できるに越したことはないわけですが、先週の競馬のスタイルで真っ向勝負をしようとすると力比べを求められるステージでは少し苦しいのかもしれません。だからと言って叶わないと音を上げているのではなく末を伸ばす形でもいいし、先週と同じスタイルで競馬をするのならば紛れのあるコースで勝負するというのもありだと思うんです。レース後の状態を今見極めているところなので今後に関してはまだ流動的ではあるのですが、次の中山開催という選択肢を持ってもいいのではないかという気持ちもあります。そのあたりは馬の状態によりますし、もう少し様子を見させていただいてどうしていくか判断したいと思います」（小島茂師） (13/08/14)［美浦トレセン］１４日は美浦坂路で追い切りました（５１秒１−３８秒２−２５秒５−１２秒９）。「今週が予定している競馬なので水曜日にしっかりと動かすようにしました。私は函館に来ているため直接は跨れなかったのですが、追い切りはレースも予定している禎仁を背にして行いました。先行する馬を見ながら追走して、終いを伸ばすものにしたのですが、手応えが悪くなかったわりに終いの時計に物足りなさがあるなと率直に思ったので助手や禎仁に聞いたのですが、外の馬場が少し重たいところを取ったこともあるのかもしれないけれど、動かしている側としてみたら動きは決して悪いとは思わなかったということでした。先週の時点ではもう少し欲しいかなとも思えましたが、今朝全体を通してはしっかり動かせているので、それで整ってくれればと思います。ここは前走後から狙っていたレースですし、条件的にも良さが活かせそうに思えるレースです。少しずつ良さを出せるようになってきていますし、いい競馬を期待したいですね」（小島茂師）１８日の新潟競馬（豊栄特別・芝１６００ｍ）に長岡騎手で出走を予定しています。 (13/08/08)［美浦トレセン］７日は軽めの調整を行いました。８日は美浦坂路で追い切りました（５４秒５−４０秒４−２６秒１−１２秒８）。「先週は坂路で追い切りましたが、その後の様子を見ていると少しだけ背腰に疲れを感じさせる状態になりました。それなのでしっかりと治療を施し、週末の調教は坂路ではなくコースで行うように対応しました。その後の経過をよく見てきて、今週はちょくちょく私も跨って確認したのですが、トモの感じは悪くない状態に戻っているように思えましたね。それで今朝の追い切りは再び坂路で行っています。３頭でいって終いを伸ばすような内容にしたのですが、課題の手前の偏りもなく左手前への変換もしっかりできていました。右肩はちょっとだけ重さを感じましたが、この馬なりという部分もあります。気持ちのコントロールもまずまずだし、骨りゅうのほうも悪さをする状態にはありません。天栄で少し息遣いが荒いときもあったようなのですが、今はそこまで感じませんし、中身の面でも悪くないでしょう。週末は終いを伸ばすような感じで動かしておいて来週整えてから競馬へ向かえるように調整していきます」（小島茂師）１８日の新潟競馬（豊栄特別・芝１６００ｍ）に出走を予定しています。 (13/08/01)［美浦トレセン］７月３１日は軽めの調整を行いました。８月１日は美浦坂路で追い切りました（５４秒０−３９秒６−２５秒９−１２秒９）。「前走後からここを使いたいなと思っていた豊栄特別が近づいてきましたのであのタイミングで帰厩させていただきました。大きな問題はなく調整されていましたし、こちらでも少しずつスタートさせていますよ。この馬はちょっと乗り難しいところがあるのでできるだけ僕も乗るようにしているのですが、今週は助手に任せています。追い切りは今朝行い坂路での３頭併せ。少し追いかける形で終いに並びかけるようなものにしたのですが、すごく良いとは言わないけれどまずまずかなという感じでしたね。ただ、まだいろんな部分で引き出していかなければいけないとも思えましたし、そのあたりをあと２週間で上手く整えていければと思っています」（小島茂師）８月１８日の新潟競馬（豊栄特別・芝１６００ｍ）に出走を予定しています。 (13/07/27)［美浦トレセン］２６日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (13/07/23)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースでハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行っています。「順調に来ていますね。乗り込みを重ねてきて徐々に中身もしっかりしてきていると思いますし、悪くない流れで調整ができていると思います。先週は坂路をベースにした時もありましたが今週はコースでの調教も行っていますし、いろいろな形で乗り込んでいますよ。今後については調教師と相談しながらになりますが、可能な限りこちらでしっかり乗り込んでいって、トレセンへバトンタッチできるようにしていければと思っています」（天栄担当者） (13/07/16)［ＮＦ天栄］トレッドミルか坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行っています。「脚元、体調等をよく見ながら調整を進めてきており、この中間はトレッドミルだけでなく騎乗調教も取り入れています。現在は坂路に入っていて日によっては１５−１５に近いくらいのところも乗りながら進めています。肉体面で気になることはないのですが、暑さもあってか息遣いはひと息に感じるところもあるので中身も少しでもいい状態にしていって今後について考えていけるようになればと思っています」（天栄担当者） (13/07/02)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「先週こちらに帰ってきましたので、少し時間をかけて様子を見るようにしています。骨りゅうのある脚元の状態を特に慎重に見極めているのですが、今のところ変わりないように見えます。また、毛ヅヤ、体の張りなどを見ていてもここ数戦の中では良いように思いますから、順調に調整を進めていけそうな気がしていますよ。順調ならば新潟戦を使いたいと言われていますし、そこに向けて徐々に動かしていきます。馬体重は５３７キロです」（天栄担当者） (13/06/27)［ＮＦ天栄］２６日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「レース後の様子をじっくり確認してきましたが、大きなダメージはなさそうで脚元もコンディションもガクッと来ていることはありませんでした。イメージ的にはこなしてもおかしくなかったのかもしれませんが、稽古の感触からそこまで重たい馬場は歓迎でもないかなと思えたところもあったし、このあいだのレースを見て改めてそう感じましたから、馬場条件が違えば巻き返してくれるはずです。一度放牧に出させていただきましたが、順調に調整が進められるようならばそう長いお休みにせず戻して新潟のマイル戦を考えていきたいと思っています」（小島茂師） (13/06/19)［美浦トレセン］１９日は美浦坂路で追い切りました（５５秒０−４０秒１−２６秒１−１２秒７）。「先週の後半から予定通りにいいところを乗ってきて今朝の追い切りで仕上げるようなイメージで負荷をかけました。ダートコースで慣らした後に坂路へ行きましたが、動きは決して悪くなかったですよ。ただ、跨った感触としては今日の坂路は時計がかかるような印象があったんです。動けるマルシェにしては時計がそれほど目立たないのですが、そういった要因が影響しているところもあるかなという気はします。先週あたりは前捌きがちょっと硬いな、気になるなと思っていましたが、ポイントをしっかり押さえて良くしていけるように接しているので、それがいいほうへ向いているようです。強いて挙げれば右トモにちょっと疲れを感じさせるのですが、レースまでにできる限りのケアを施し、少しでもいい状態に持っていければと思っています。前走は１４００ｍでしたが、少し急かさないといけないような感じになりました。距離はいくらか長いかもしれませんが、溜めるポイントを作ってみて理想の形の競馬ができればどれだけやれるかも見てみたいですし、いい走りをしてくれれば嬉しいですね」（小島茂師）２２日の東京競馬（八ヶ岳特別・芝１８００ｍ）に長岡騎手で出走を予定しています。 (13/06/12)［美浦トレセン］１２日は軽めの調整を行いました。「続けて使うことによるプラスの面を活かせればと思っているのですが、骨りゅうがいくらかあるためこの中間はまずその骨りゅうの不安を少しでもなくすことから始めています。使ってきているので中身のほうはできていると思いますから速いところをバンバンやるのではなくプール調教をメインにして脚元への負担を軽くするようにしているんです。その影響で体はやや増えてしまっていますが、ほぼ狙い通りに来ているように思えますし、そういう意味では順調に来れていると言っていいと思います。今朝はコースに入れて半周ほどのキャンター調教にしました。明日あたりは少しだけ大き目を乗るかもしれませんが、週末あたりに必要ならば時計を出していって、来週整えて競馬という流れで行こうかと思っています」（小島茂師）２２日の東京競馬（八ヶ岳特別・芝１８００ｍ）に長岡騎手で出走を予定しています。 (13/06/05)［美浦トレセン］５日は軽めの調整を行いました。「慎重に見ているところですが、骨りゅうのある脚の状態は今のところ落ち着いています。ただし、まだ日が浅いのもありますからもうしばらくは様子を見たいと思っています。レースを改めて振り返ると最後に脚を使ってくれているものの、急かされる格好になる分だけジリジリとしたものになっていたような気もします。少し溜まるところがあればもっといい脚を使えたかもしれませんよね。このまま馬の状態が変わりないようならば再度東京開催を目指したいと思っていますが、コーナーひとつの１８００ｍという条件もありかなと感じてきているところなので、状態を見ながら判断していきます」（小島茂師） (13/05/29)［美浦トレセン］２９日は美浦坂路で追い切りました（５１秒２−３７秒１−２４秒４−１２秒０）。「帰厩後さっそく動かし出し、週末には終い重点でしっかり動かすことも行っていますよ。そして、今朝改めて追い切りを課しました。今日は私が直接跨りましたが、ダートコースでのキャンターのおろしがけは悪くなかったですね。その後は坂路へ移動して３頭併せ。ただ、前２頭をあまり刺激したくなかったんです。そこで若干のペースアップのタイミングが変わったのですが、終いの反応はしっかりしていましたし、悪くなかったと思います。止め際は以前からある骨りゅうがちょっとチクッとしているのか硬かったですが、背中の使い方は好感触。課題としている体ですが見た感じお腹がちょっと出ているような・・・（苦笑）。ただ、プール調教もコンスタントに混ぜていますし、数字上ではいくらか絞れて出せそうかなという状態なので狙いは果たせそうかなと思います。前回勝っての１０００万下クラスの競馬。しかも１４００ｍになりますから追走はちょっと苦労するかもしれません。ただ、前回の競馬で出していってそこで溜めてという競馬ができました。稽古でもそれが実を結んでいていい形で走れるようになっていますし、今回も近い形で競馬ができればと思います」（小島茂師）６月２日の東京競馬（由比ヶ浜特別・芝１４００ｍ）に長岡騎手で出走を予定しています。 (13/05/22)［美浦トレセン］２２日に美浦トレセンへ帰厩しました。「１週間の放牧でしたが、レース後のケアを天栄でしてもらい、精神的なリフレッシュも促してもらいました。このあともケアをしていく必要はあるでしょうが、様子を見ながら次へ向かっていきます。最終的には動かしていった際の状態を見てからにはなりますが、最短で来週から競馬を考えていくことになると思います」（小島茂師）早ければ６月２日の東京競馬（由比ヶ浜特別・芝１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/05/21)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。２２日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。「先週帰ってきました。様子を見ながら軽く動かしていましたが、ちょっとだけ疲れは見せていたものの筋肉系統に大きなダメージはなさそうに思います。少しだけ皮膚病が出ていましたが、ケアしながら調整すれば問題ないレベルかなと思える状態です。今回は１週間の短期放牧でしたし、このままの状態であれば明日の検疫でトレセンへお戻しする予定です」（天栄担当者） (13/05/15)［ＮＦ天栄］１５日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週は本当にありがとうございました。今でもそのときを思い出してしまいますね。嬉しいです。広いコース、直線の距離があるほうが現状は良さを活かしやすいのでしょうし、１０００万下クラスに上がる次走もそういったコースを狙いたいと思っています。前回ようやく５００万下クラスを勝つことができましたが、コンディションは決して万全というわけではなかったんです。硬さも多少ありましたし、重さもあるなと思っていたんです。そのなかでの勝ち星なので、コンディションの良化を促すことができれば前走以上のパフォーマンスも求めることができるような気がします。レース後数日の様子を見る限りでは問題なかったですが、少しだけでもリフレッシュさせて体もシェイプアップできれば理想的かなと思っています。次の東京開催を考えられればと思っているので、短期間だけでも放牧に出そうと思います。天栄での調整に問題がなければ１週間前後で戻すことも考えていますし、それ次第でレースを確定していければと思っています」（小島茂師） (13/05/09)［美浦トレセン］８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８４秒５−６８秒５−５３秒８−３９秒７−１３秒２）。９日は軽めの調整を行いました。「今週の競馬を目指して水曜日にしっかりと負荷をかけられるように追い切りをかけました。３頭併せの真ん中にマルシェを入れて両サイドに馬を置く形で直線を伸ばしています。動き自体は悪くなく、最後までしっかりと動けていたと思います。体のポイントを細かく上げていけばきりがないほどですが、トータルで見るとコンディションはまずまずと言えると思います。背腰の張りもしっかりケアしていて悪くはありませんし、肩の硬さもいくらかいいかなと思えるので状態面で大きな問題はないと思います。予定通り競馬へ向かいますが、ちょっとこの馬の力を発揮し切れないような状況が続いていますよね。この馬の癖を掴み切れていない面がそうさせているのかもしれないと感じましたし、知っているウチの騎手の（長岡）禎仁で行かせてください。減量もありますし、こちらの意図もより伝わりやすいと思いますからね。絶対にこうしろという位置取りがあるわけではありませんが、極端に後ろすぎるよりは勝負圏内で馬のリズムを作って最後にブレーキを極力踏まないで伸ばすような形が理想ですし、それをイメージして乗ってほしいと話をします。もちろんこれまでもそうだったように１頭で競馬をしているわけではありませんから絶対できるという保証はありませんが、理想の形に近づけて勝ちに行くような競馬をしてほしいと思っています」（小島茂師）１２日の新潟競馬（４歳上５００万下・芝１６００ｍ）に長岡騎手で出走いたします。 (13/05/01)［美浦トレセン］１日は美浦坂路で追い切りました（５１秒５−３８秒２−２５秒１−１２秒５）。「体調面は安定していてここまでスムーズに来ています。帰ってきたときに背腰の張りなどアンバランスな面があったので、馬体面のケアをしっかり行いながら調整しています。先週まではスタッフが乗っていましたが、今回の追い切りは久しぶりに直接跨ってみました。報告は受けてみましたがちょっと難しいところもある馬ですからね。直接感じられればと思ったので今朝乗ってみたところ、キ甲から後ろは非常にいい。弾むような柔らかい筋肉の感触がありましたからね。キ甲より前である肩の出の硬さは感じられ、左右でもいくらか違うのでそのあたりをよりいいものへしていければ理想的ですね。動きは変わらず良かったですよ。今日の坂路は時計がやや速い傾向にあったように感じたので時計自体は少し参考にしづらいかもしれませんが、４ハロン５１秒台でまとめていて手応えも楽でしたからね。これならば来週の競馬を考えることができるように思います。チグハグになってもうひとつというところや押し切れない面がありますし、何とかいい競馬をできるように調整もしっかりやっていきます」（小島茂師）１２日の新潟競馬（４歳上５００万下・芝１６００ｍ）に出走を予定しています。 (13/04/25)［美浦トレセン］２４日は軽めの調整を行いました。２５日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒６−５３秒９−３９秒６−１３秒２）。「先週帰厩してじわじわと上げ出しています。週末には大き目から終いを少し伸ばすような調教をして今週から本格的にピッチを上げてきました。追い切りは今朝行ったのですが、ウッドチップコースで３頭併せ。マルシェは３頭の真ん中に入れる形にして最初ということで無理をさせ過ぎないように馬にあわせた負荷のかけ方をしました。乗り手に言わせるとダクなどの時にやや右肩の出にぎこちなさがあるということでしたし、走っていても一度バランスの悪い時があったと言っていました。手前の偏りなどは以前からありますから、肉体面のケアと同時に走りも少しずつ矯正しながらレースへ向けて態勢を整えていきます。新潟を目標にしていますが、おそらく真ん中以降になるでしょう」（小島茂師） (13/04/18)［美浦トレセン］１８日に美浦トレセンへ帰厩しました。「天栄で前走後の疲れを取りながら次走へ向けて調整してもらっていました。最短の目標としている新潟開催が近くなってきましたので今週のこのタイミングで帰厩させていただきました。緩めすぎないように調整してもらっていましたし、調整は進めやすいだろうと思いますが、さっそく明日から動かしていって徐々に負荷をかけつつ目標を決めていきます」（小島茂師） (13/04/16)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整と周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、日によっては１５−１５も取り入れています。「この中間から馬場でのキャンターペースも上げて負荷をかけていますよ。基本的には軽めから普通キャンターを乗ることが多いのですが、今日は１５−１５も乗りました。使えるのならば新潟開催が目標になりますし、いつ移動の声がかかってもいいように調整を進めていきます」（天栄担当者） (13/04/09)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「背中、腰、トモに疲れが溜まりやすい馬なのでそのあたりをより重点的にケアしながら調整を行っています。馬場に入る際は長めの距離でじっくり乗り込むようにするなど、負担にならないようにしつつも負荷もかけて、よりいい状態へ持っていけるようにしているところです。新潟開催へ向かえるかどうかは馬の状態もそうですが出馬状況にもよるでしょうし、そのあたりを照らし合わせながら詰めていくことになるのではないかと思います」（天栄担当者） (13/04/02)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週あたりまではレース後の疲労を取ることに主眼を置いていましたが、徐々に次走へ向けた調整を始めています。トレッドミルでの運動を引き続き行い、日を選んで馬場での騎乗調教も行っていますよ。乗る際はまだ軽めのところですが、トレッドミルで負荷をかけるような形で調整していますし、この調子で進めていって新潟開催を目指していきます。馬体重は５２９キロです」（天栄担当者） (13/03/27)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「先週こちらに帰ってきて約１週間が経ちましたが、腰に疲れこそ感じさせるものの、他では目立ったダメージはなさそうに思います。しっかりケアして再度競馬へ向かっていけるように取り組んでいて、調教メニューはトレッドミルを用いて動かしているところです。うまく行けば新潟を考えたいと調教師からも言われていますし、目標に向かえるように整えていきたいですね」（天栄担当者） (13/03/20)［ＮＦ天栄］１９日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「なかなか思うようなレースにならなくて歯がゆいですし、本当に申し訳ありません。馬の雰囲気は良かったですし、実際レースでも終いに脚を使ってくれているし、いいんですけれどね。それがなかなか結果に結びつくまでに至っていないから悩ましいです。ジョッキーの言っていることもわかりますし、大外をぶん回すわけにもいかないのでしょうけれど、やはり直線に向いた時がもっとスムーズならとつい思ってしまいますよね。少なくともあとひとつ前の着順に来れていれば話は違ったのでしょうが、このあたりの条件で権利がないとさすがにすぐの出走を見込むのは難しいと思いますので、申し訳ありませんがいったん放牧に出させていただきました。可能ならば５月の新潟開催と思っていますが、あくまでも状況とそのときの馬の状態を見ながら決めていければと思っています」（小島茂師） (13/03/14)［美浦トレセン］１３日は美浦坂路で追い切りました（５２秒７−３８秒５−２４秒９−１１秒８）。１４日は軽めの調整を行いました。「先週の１４００ｍへ向かいたかったのですが想定段階から出走が厳しそうで、投票段階でもその状況に変わりなくチャンスはない状況でしたので投票を見送り最短で今週の競馬に臨めるように調整を続けています。今週の追い切りに跨ることはできませんでしたが、坂路でいい動きを見せてくれていましたよ。前の馬を追いかけて終いに並びかけるように伸ばした内容だったのですが、しっかりと動けていましたし、状態は変わらずいいと思います。最近のこの馬は引いたり出したりとガチャガチャするような形になると持ち味が活きないように感じるため、勢いをつけてそのまま最後まで頑張らせるというものがいいように思うんです。距離が延びるよりは短めのほうがいいと思うので１４００ｍがいちばん使いたい条件、場合によっては１２００ｍを試すことも考えてもいいかもと思っていて１６００ｍの特別だけでなく１２００ｍも見ていました。ただ、こちらはまたチャンスがないようで１６００ｍならば抽選になるかならないか。来週の１４００ｍまで待っても必ず出られるという保証もないので、使える可能性があるのならば今週から入れていったほうがいいと思い１６００ｍに投票しました。無事に出走できることになりましたからスムーズな競馬、理想はきれいに外へリードしてもらって引っ張らない形の競馬をしてもらえればと思っています。鞍上は乗せてほしいと言ってきてくれた柴山ジョッキーにお願いすることにしました」（小島茂師）１６日の中京競馬（刈谷特別・芝１６００ｍ）に柴山騎手で出走いたします。 (13/03/07)［美浦トレセン］１０日の中京競馬（４歳上５００万下・芝１４００ｍ）は出走間隔的に出走が難しいことから出馬投票は見送りました。来週以降の中京競馬を目標にしています。 (13/03/06)［美浦トレセン］６日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５３秒７−３８秒３−１２秒９）。「先週の追い切りで課題を見せていたのでその時との変化を確認することも踏まえて今朝も直接跨って速いところへ行きました。併せた馬を見ながら序盤は進みましたが相手に合わせるのではなく、勢いがついたところでしっかりと伸ばしていくような動かし方をしたんです。抱いていたようなイメージのようにしっかりと走れていましたし、先週はゴール後の向こう正面で馬を待つような、加減するような走りをしていましたが、今回はそういったこともあまり見られなかったので悪くなかったと思いますよ。若干右肩が硬いかなという気はしましたが問題というほどのレベルではないと思います。コンディション的には今週から考えていってもいいと思いますが、先週からジョッキーを探していたところほとんどのジョッキーに声がかかっているような状況でした。もしかしたら入る入らないは別として混んでいるのかもしれませんし、明日の状況を見ていけそうならば今週、厳しそうならば来週再来週を意識してレースへ向かっていきます」（小島茂師）出馬状況次第になりますが、１０日の中京競馬（４歳上５００万下・芝１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/02/28)［美浦トレセン］２７日は軽めの調整を行いました。２８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８４秒８−６９秒１−５４秒２−４０秒２−１３秒３）。「先週末の検疫を確保して戻させていただきました。具合は悪くないという報告を受けていたのですが、改めてこちらで動かしてみると確かに悪くない。特にいいなと思えるのは背中の良さなんですよね。いい時の躍動感というかバネを感じさせるような感触があります。ただ、肩の動きのぎこちなさというか捌きの硬さはあり、左手前がもうひとつであったりするのでその偏りをなくしていけるように意識して今朝の調教にも臨みました。今回は直接跨ったのですが、感触は良かった。昨日までの肩の感じもケアの甲斐あってか悪くなかったですからね。強いて課題を挙げるとすれば気持ちの面でしょうか。ゴール板を過ぎて向こう正面まで走らせているときに併走馬より抜けた形にしたのですが、そうするとブハーッと息をついて耳を後ろに向けて相手を待とうとする。最後までしっかりしないとダメだよというのを教えるためにも出して出してを繰り返してそろそろ止めてもいいかなという時にまたブハーッと同じようなそぶりを見せていました。どうもそういった面が影響してしまいますから、短時間でしっかり集中させるような走りをさせたほうが競馬でもやはりいいのかなという気がしましたね。仕上がり具合を見ながらになるので正式には当該週の動きを見て判断することになるでしょうが、早ければ来週から始まる中京開催を目標にしていきます」（小島茂師） (13/02/19)［美浦トレセン］２２日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (13/02/19)［ＮＦ天栄］坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「先週からすでに坂路に入って調教を行っていましたが、その後もいい意味で変わりはありませんでした。じっくり動かしながら次の競馬へ向かっていけるように調整をしていて、今朝は１５−１５も乗っています。検疫などの状況次第になりますが、早ければ今週もしくは来週あたりに帰厩して中京開催を目指すプランもありますので、移動に備えて調整していきたいと思っています」（天栄担当者） (13/02/12)［ＮＦ天栄］坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行っています。「様子を見ながら少しずつ動かしていますが、背腰以外の状態はそれほど悪くありませんし、ウィークポイントをしっかりケアしながら調整するようにしています。まだ乗り出して少しなのでもうしばらく乗っていったほうがいいでしょうが、出馬状況を見つつまた使っていけるように調整していきます」（天栄担当者） (13/02/05)［ＮＦ天栄］坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「先週こちらに帰ってきてしばらく状態の見極めに時間をかけてきました。厩舎からも報告があったのですが、背腰を中心に疲れがあるものの、これまでと大きな変わりはありません。それなのでしっかりとケアを行いながら徐々に乗り出しています。今週からは坂路に入って普通キャンターの調整を行っていますよ。まだ立ち上げ序盤なので様子を見ながら少しずつ乗っていきます」（天栄担当者） (13/01/31)［ＮＦ天栄］「先週のレースについて改めて大作とも話をしたのですが、本人は“誘われてハマってしまった”と悔やんでいました。そこがスムーズならという気持ちも強かったようですし、私もそう思っていましたから力負けということではないと思います。臨場していた助手にも確認したのですが、太め感はないものの上がりの息があまり良くなかったとのこと。改めてパドック映像などを見ていても数字ほど太いようには感じなかったのですが、振り返ると形を造るように普段のキャンターも勢いよく走らせるというよりはどちらかというとゆったりじっくり動かしながらだったので、もしかしたらこちらが思っていた以上に中身が出来上がり切れていなかったのかもしれません。調整の度合いが難しいところではありますが、そういった要素があるなかでの敗戦でしたし、悲観しないで前を向いて考えていきたいですね。レース後の様子を見ていたところ背腰を中心として疲れを見せていました。腰の十字部の張りがあって、そこから後ろの部分の筋肉が落ちているような状態なので火曜日にいったん放牧とさせていただきました。まずは回復を促してもらわなければいけませんので確定的なことは言えませんが、調整の進み具合と出馬状況を見ながら次走をまた考えていきたいと思っています」（小島茂師） (13/01/29)［ＮＦ天栄］２９日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週の競馬は持ち味が活かしきれないまま終わってしまった感じでしたね。具合は悪くなかっただけに楽しみにしていたのですが残念です。きっかけを掴みかけているところなので何とか次走で巻き返してほしいところです。レース後数日様子を見てもらっていましたが、次走への間隔も必要になるので本日いったんこちらへ帰ってきます。引き続き状態のチェックにあたっていき、それから徐々に調教を開始していきたいと思っています」（天栄担当者） (13/01/24)［美浦トレセン］２３日は美浦坂路で追い切りました（５０秒３−３７秒１−２４秒６−１２秒４）。２４日は軽めの調整を行いました。「予定通り今週の特別戦へ向けて調教を行っています。今週の追い切りは水曜日に坂路で行いました。時計を見ると速いなと思えるものでしょうが、やや内目を取ったものですから速いのは愛嬌ということで見ていただければと思います。それでも乗って動かした時の感触は日に日に上向いてきていて身のこなしも悪くないですね。脚元は安定していて歩様も極端に気になることはありませんし、順調に調整できています。先週の芝１６００ｍ戦がかなり混み合っていましたし、登録頭数も多かったので心配しましたが、想定を見ると大丈夫そうでした。いい競馬を期待したいですね。ジョッキーはこの馬のことを評価してくれていていいイメージを持ってくれている大作にお願いできました。これまではどちらかというとスタートからややモタモタという感じでしたが、できることならドンッと出て馬群のなかで競馬ができればいいと思っています」（小島茂師）２６日の中京競馬（庄内川特別・芝１４００ｍ）に松田騎手で出走いたします。 (13/01/17)［美浦トレセン］１６日は軽めの調整を行いました。１７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７１秒７−５５秒０−４０秒２−１３秒２）。「蹄の様子を見ながら徐々に進めていますが変わりなく順調に来ていますね。先週の追い切り後も大きな問題はなく安定して乗れていることはいいことでしょう。状態次第で今週か来週の競馬を考えたいと思っていて、レースは前走の内容から若干距離が長いような印象も受けたので１６００ｍくらいの距離を考えたいと思っていたんです。ただし、今週よりは来週のほうがより状態的にいいと思えましたし、開幕週の１６００ｍはかなり混み合っていましたので、今週ではなく早くて来週を目指すことにしました。今朝はウッドチップコースで複数頭併せ。今回は調教を手伝ってくれている皇成が乗って感触を確かめてくれましたが、いくらか身のこなしが重いものの動きは悪くなかったとのこと。この調子でしっかり負荷をかけていけば態勢も整えられるはずです」（小島茂師）２６日の中京競馬（庄内川特別・芝１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/01/10)［美浦トレセン］９日は軽めの調整を行いました。１０日は美浦坂路で追い切りました（５１秒４−３７秒０−２４秒３−１２秒５）。「先週はサラッと動かして少しだけ時計を出す追い切りを行いましたが、その際は私が直接またがったんです。率直な感想はというと“良くなっていた”でした。柔らか味が以前より出ていましたからね。ただ、それでも硬さが出てきがちなのでしっかりケアして今週の追い切りに備えていたのですが、どうも乗っていると右肩の硬さが気になったんです。様子を見て昨日再び気になったのでいろいろチェックしたところ、右前脚の蹄叉の部分が血で滲んでいました。蹄叉がぽろっと取れることはあるものの、今回はそこまでではなく表面がはがれるような感じになっていました。多少の痛みを伴っていることから肩の出が硬くなっているようなんです。そのことからさっそく昨日鉄橋蹄鉄を履かせることにしました。履いた直後は少し気にしていたものの今朝乗った時の様子は問題なかったのでじっくり動かした後に坂路で追い切りをかけています。無理に出すわけではなかったのですが、しっかりと走れていてほぼ持ったまま５１秒台。力を見せてくれていますし、何とか競馬の結果につなげたいですよね。今のところ中京開催を狙っていますが、早ければ来週、もしくは再来週の番組を狙っていくことになると思います」（小島茂師） (13/01/03)［美浦トレセン］３日は軽めの調整を行いました。「天栄での状況を聞いていると中京開催あたりかなと考えていましたが、もしかしたら年明けになるかもなと思っていたところうまく年末最後の検疫を確保することができ、馬の状態からも対応できるということでしたので年末に戻させていただいています。様子を見ながら少しずつ動かしているところですが、牧場でじっくり動かしてもらっていたこともあって柔らか味も出ているように感じますよ。ただ、乗り手の感触だと少し負荷をかけると硬さは出て来るということでしたので、そのあたりはうまく付き合いながら調整していかなければいけませんね。脚元なども日によって波はあるもののしっかりケアしていけばそれほど気になりません。今週の速いところは明日以降の週末にかけて行うことになるでしょうが、徐々にピッチを上げていって競馬を考えていけるようにしたいと思っています」（小島茂師） (12/12/18)［美浦トレセン］２７日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (12/12/18)［ＮＦ天栄］トレッドミルと周回コースでハロン１８秒のキャンター調整を行っています。「引き続き周回コースをメインにじっくりと乗るようにしています。距離を乗ることをメインにして身のこなしなどは悪くありませんよ。寒い時期は硬さも出やすいでしょうから多少難しいところもありますが、体調自体は悪くなく、接している感じもまずまずですよ。基本的には春を目指してきましたが、今後の様子次第では少し前に目標を置くことも調教師と相談しながら考えていければと思っています。馬体重は５３５キロです」（天栄担当者） (12/12/11)［ＮＦ天栄］トレッドミルと周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週までは角馬場でのフラットワークを中心に乗り込んでいましたが、今週は馬場にも出てハッキングキャンターをじっくり行っています。３０００ｍほどの距離をじっくり乗るようにしています。ゆったり取り組ませていただいているのでいくらかコンディションも上向いてきているように感じますが、まだ具体的にどうこうと言える状態までにはありませんし、もう少ししてからでないと何とも言えませんね。調教師からは具合次第で前後させようと言ってもらっています」（天栄担当者） (12/12/04)［ＮＦ天栄］トレッドミルと角馬場での調整を行っています。「引き続きじっくり動かしています。基本は角馬場での運動を中心にして体の使い方を少しでも良くしていくようにしていますし、硬さを少しずつ軽減できるようにも取り組んでいます。ガラッと変わるわけではないのですが、これまでと同じことを繰り返していても競馬で大きな前進は見込みにくいかもしれませんし、今はゆったりさせて、少しでも変えていけるようにしたいと思っているところです」（天栄担当者） (12/11/27)［ＮＦ天栄］トレッドミルと角馬場での調整を行っています。「調教内容自体は先週と同じで、トレッドミルと角馬場を用いて運動を行っていますが、メインは角馬場でのフラットワークにしています。じっくり体を動かすことで少しでも硬さを改善し、いい走りをしていけるようにしたいですからね。目標は来年になりますし、すぐの競馬というわけではないので、じっくり接していくつもりです。馬体重は５３１キロです」（天栄担当者） (12/11/20)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整と角馬場での調整を行っています。「先週に引き続き小さな馬場を使った騎乗調教とトレッドミルを併用する形で調整を行っています。ガラッと変わったかというとそういうわけではありませんが、コンディションが悪くなっているということはもちろんありませんよ」（天栄担当者） (12/11/13)［ＮＦ天栄］ウォーキングマシン調整を行っています。「先週末にこちらに帰ってきました。レース後、改めて調教師と話をしましたが、現状よりさらにいい状態、いい走りに持っていくためにはまず芯からある硬さを少しでも取ってあげることだろうという結論に至りました。そのことから休養させることがまず必要なのでマシン運動のみにとどめています。どのくらい楽をさせるかは未定ですが、まずは疲れをしっかり取っていきたいと思っています」（天栄担当者） (12/11/06)［ＮＦ天栄］ウォーキングマシン調整を行っています。「先週末にこちらに帰ってきました。レース後、改めて調教師と話をしましたが、現状よりさらにいい状態、いい走りに持っていくためにはまず芯からある硬さを少しでも取ってあげることだろうという結論に至りました。そのことから休養させることがまず必要なのでマシン運動のみにとどめています。どのくらい楽をさせるかは未定ですが、まずは疲れをしっかり取っていきたいと思っています」（天栄担当者） (12/10/31)［美浦トレセン］３１日は軽めの調整を行いました。「競馬へ向かう過程でやや半信半疑に感じさせるところもあっただけに競馬でどれだけの走りを見せてくれるかと思っていましたが、直線では一瞬オッと思わせてくれる走りをしてくれました。ただ、硬さが残るというのは否めないと思うんです。あれをもっとしなやかに柔らか味のある走りにまで持っていければさらにいい競馬ができていたことでしょう。そういう状態だったらもっといいパフォーマンスが見れた可能性もありますよね。ここ最近その硬さが影響しているのは否めませんから、天栄のスタッフさんとも相談してしっかり間を取って良くなるのを待つことも考えようという話になりました。軽く乗っていますが明日も軽く動かして、よく状態を確認したうえで天栄へバトンタッチしたいと思っています」（小島茂師） (12/10/25)［美浦トレセン］２４日は美浦坂路で追い切りました（５２秒７−３８秒６−２４秒７−１１秒９）。２５日は軽めの調整を行いました。「先週末にも時計を出したのですが、競馬の前に直接またがって確認してきました。そして、今朝の追い切りにも跨りました。だいぶ動けるようにはなっているのですが、週末の調教は前への動きはあるもののは上下の弾みの動きが足りないように感じたんです。前へ行くのがダメというのではないのですが、瞬時にギアが入るような感じではないというと伝わりやすいでしょうか。欲を言うとそういったところが気になったのですが、時計自体は手ごたえ以上の数字でした。水曜日の追い切りもそのあたりがどうかということを頭に入れつつ動かしたところ週末よりは悪くない。この時計も比較的楽に出ますしね。トモは悪くないし、以前課題に挙げていた左手前の変換もできるのですが、強いて挙げるとすると肩の出に引っ掛かりがあるような感じはあるんです。キャンターの時に感じるのですがギャロップへ行けばそこまでではないので、気になる部分を普段の調教から手をかけて体のいい使い方ができるようにやっていきます。レースは１６００ｍを考えていたものの想定からまず入らない状況でしたので、土曜日の１８００ｍへ向かうことにしました。１８００ｍだと以前乗ってくれた大作が乗れるということでしたし、以前との比較、今後の参考という点でも意味のあるものになるでしょうから、どういう走り、内容を見せてくれるか楽しみに見たいと思います」（小島茂師）２７日の新潟競馬（３歳上５００万下・芝１８００ｍ）に松田騎手で出走いたします。 (12/10/17)［美浦トレセン］１７日は軽めの調整を行いました。「先週は金曜日に時計を出したのですが、じっくり急かさずを心がけながら坂路で動かしました。まだまだ動ける時計ではありますが、悪くないフットワークになってきましたし、乗り込み量を増すに連れて段々といいほうへ変えていけているような気がします。今朝は１５−１５程度で動かして明日以降のどこかのタイミングで再度時計を出すつもりですが、週末と週明けの感触から来週あたりの競馬を考えていけるかなという気はします。前走の敗因が少し解せないのですが、根本的に馬が少し硬くなっていた可能性もありますし、見直したい気持ちも強いです。大作が乗ってくれた時の感触から芝がまったくダメというわけでもないと思いますし、基本線は芝を狙うつもりでいます。直線は長いほうがベターのような気がしますから、新潟の１６００ｍ、状況から難しいようならば１８００ｍまで広げて考えられればと思っているところです」（小島茂師）２７日の新潟競馬（３歳上５００万下・芝１８００ｍ）か２８日の新潟競馬（平ヶ岳特別・芝１６００ｍ）に出走を予定しています。 (12/10/11)［美浦トレセン］１０日、１１日は軽めの調整を行いました。「昨日今日はじっくり乗るメニューを組んでいます。今朝は角馬場でじっくり体をほぐした後にダートコース、そして坂路コースへ行って普通キャンターの調教でしたね。少しずついいほうへ変わってきている手ごたえはありますが、もう少し体、気持ちの両面でグッと来る面を引き出してあげたいと思う状態でもありますから、週末、週明けの追い切りで適度に負荷をかけていき磨きをかけていきます。競馬はまだ決まっていませんが、早くて新潟の最後かそのあとあたりを考えられればちょうどいいかなという感じです」（小島茂師） (12/10/04)［美浦トレセン］３日は軽めの調整を行いました。４日は美浦坂路で追い切りました（５３秒４−３８秒９−２５秒０−１２秒３）。「今朝は美浦を不在にしていたため直接またがって確認することはできなかったのですが、改善していけるようにテーマを持ってできるだけ同じ人間で乗るようにしています。今は体の使い方を少しでも良くしていけるようにしているのですが、抑えた形で終始走らせて体の柔らか味を引き出したいと思って取り組んでいるんです。そうしていることで走りたいという気持ちも作っていけるはずですからね。今朝も最後まで押さえたままで、４ハロン５５秒くらいでもいいかなと思っていたくらいですが５３秒程度で上がってこれていました。体もだんだんと使えるようになってきていますし、傾向としてはいいと思います。今すぐどことは言えませんが、少しずつ競馬を考えていける段階に近づいてくるでしょうし、このまま良くしていきたいですね」（小島茂師） (12/09/27)［美浦トレセン］２６日は軽めの調整を行いました。２７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５８秒５−４２秒６−１３秒３）。「昨日今日と私が直接跨ったのですが、昨日の印象はゴロンとしていて体がもうひとつだなと思えました。じっくり動かした分だけどれだけ変わっているかなと思って今朝の調教にも跨ったのですが、変わり身はありました。ただ、まだまだでもあります。以前は左手前をなかなか出したがらなかったのですが、今はわりとスムーズに出せるようになっていました。後ろはまだシャキッとし切れず支えてあげないと頼りないような感じでした。そのあたりをよくしていくように乗っていって競馬へ向かっていけるようにしたいですね」（小島茂師） (12/09/20)［美浦トレセン］１９日は軽めの調整を行いました。２０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（４２秒５−１３秒３）。「前走後に減った体の回復に努めてもらってこちらに帰ってきたわけですが、いい意味でお腹まわり、トモのお釣りがある状態です。５３０キロほどの馬体重で少し重いかなとも思える部分もあるので、そのあたりのシェイプアップも考えながら調整をしていきたいと思っています。前脚にかかる負担は今回も多少感じられますから、バランスをよく見つつ進めていくつもりですよ。今朝は３頭で併せましたが、２頭ともそれなりに稽古で動く馬。それらを相手にしても楽に動いてきますし、脚力はあるんです。何とかその脚をしっかりと発揮できるように仕上げていかなければいけないと思っています。具体的なことはもう少し進めてから決めていくことになるでしょう」（小島茂師） (12/09/13)［美浦トレセン］１３日に美浦トレセンへ帰厩しました。「天栄で疲れを癒しながら調整をしてもらっていました。万全とまではいかないのかもしれませんが、体の回復を促しながら乗り込みも進めてもらっていましたし、秋口に入ってきてタイミングも悪くないだろうということで天栄スタッフと相談した結果、上手く本日の検疫を確保できましたので帰厩させています。まずは手元で様子を見つつ進めていき、どのあたりを目標にしていくか決めていきます」（小島茂師） (12/09/11)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「先週までと同じような形で対応することもしていますが、今朝は乗る際に１５−１５くらいのペースで動かすこともしました。動き自体は悪くないものの、体の張りなどを見るとまだと思える状況でもあります。３場開催になるころが目標になるでしょうし、じっくりやって少しでも良化を促していきます」（天栄担当者） (12/09/04)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週は角馬場でのフラットワークを中心に乗っていましたが、今週は馬場にも入れ出しています。ただ、毎日ずっと続けて乗るのではなく、１日おきにトレッドミルと乗りを織り交ぜるようにしています。トモの疲れも少しずつ癒していきたいですし、じわじわと進めていきます」（天栄担当者） (12/08/28)［ＮＦ天栄］角馬場で軽めの調整を行っています。「背肉が落ちているような格好を入場当初は見せていたので体の回復を促しながら調整しています。幸い、数字上では馬体重が５２９キロと回復傾向にあります。この調子ですが、ただ増やすだけでいいというわけでもないので、徐々に動かしながらいいコンディションに持っていければと思っています。トモもコトコトしているので疲れがあるのは確かなので、様子を見ながら徐々に動かしていきます」（天栄担当者） (12/08/21)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「先週こちらへ帰ってきましたが、脚元等は特に変わりはないようです。ただ、カイバの食いがひと息なのか背肉が落ちてあまりいい格好ではないですね。現在はトレッドミルで調整を行っていますが、レースの疲れを取りつつまず回復を促した後に調教を行っていきたいと思っています」（天栄担当者） (12/08/16)［ＮＦ天栄］１６日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週は思うような結果が出せずに申し訳ありませんでした。現地にいなかったこともあり、改めて田辺の感想も聞いて検討していたのですが、ちょっと硬さもあったようで、そのあたりがまずひとつ考えられる要因だったのかもしれません。稽古でちょっと時計が速くなりすぎたこともありましたが、ケアはしてきたもののそれらの疲労が少しずつ蓄積されていて夏の新潟の硬い馬場に出たことで影響した可能性があったのかもしれません。一方で、客観的に見ると上がりの脚は上位でもありました。追われてから来かかっているけれどそこから伸びきれなかったのは距離の影響も多少あるかなと見ていたのですが、田辺に言わせるとコントロールという点ではさほど気にならないというか対応できるレベルだし、問題ないと。適性という部分で明確な判断ができるかと言われると微妙です。そう考えると硬すぎる馬場は良くないにしてもコンディションによるところがやはりあったのかもしれません。レースへ向かうにあたって大きな問題はないものでしたが、レース前にキ甲付近に多少皮膚炎のようなものが見られるようになっていました。保護パットを用いて対応していたのですが、手前の変換なども見るともしかしたら多少影響していたのかもしれません。前回でやれそうだと光を見出せていただけにこのような課題が考えられるようになり申し訳ございませんが、評価してくれる人も多数いますし、何とか巻き返せるようにしたいです。出馬状況や疲労回復を図るためにいったんリフレッシュさせますが、状況を見つつ秋に向かっていきたいと思います」（小島茂師） (12/08/08)［美浦トレセン］８日は美浦坂路で追い切りました（５２秒２−３８秒３−２４秒８−１２秒３）。「先週の競馬を見送らせていただいてからもじっくり乗り込んできています。先週は助手による追い切りでしたが、今回は自分で確認することになりました。答えから言うと悪くない。ただ、ややこしい（苦笑）。じっくり動かしていたことで気づいたことなのですが、どうも右手前ばかりを出そうとするんです。あまり触れたことはなかったかもしれませんが、以前からダクなどでバタバタすることはある馬で、手前の出し方に偏りがある。だからと言って左手前で窮屈だったり歩様に違和感があるわけではないんです。肉体的なことが鍵でそうなっているわけでもなさそうですから、やはり気持ちの部分なのでしょうか。過去にたとえばトモの疲れから右を出すほうが楽だったからだとか、何かしらの影響から馬もそういった意識を持っているのかもしれませんね。走らせることに置いてバランスがいいに越したことはありませんし、ズルばかりさせてもいけませんから左を出すようにしたのですが、ふとした拍子にハミをカンッとやって反動で右を出すんです。それがいけないということをしつこく教えていったところ馬も理解はしたようで左手前で走ってくれました。競馬で偏りがあるというわけではないのでしょうが、こういった小さいことが大きくなりうるものでもありますから、少し矯正できたことはプラスになるはずです。追い切りの動きは変わらずいいと思えるものでした。今週も明日の状態をチェックして判断しますが、いい意味で今日と変わりないようならば行きたいと思っています。どちらになるかは状況次第になりますが、メインに考えている１８００ｍならば田辺が小倉から帰ってくるということで彼にお願いしてあります」（小島茂師）出馬状況次第で変更になる可能性はありますが、今のところ１２日の新潟競馬（出雲崎特別・芝１８００ｍ）に田辺騎手で出走を予定しています。 (12/08/02)［美浦トレセン］２日は軽めの調整を行いました。「昨日の追い切り後の状態を確認しました。追い切りは跨れなかったのですが、今日は運動程度だったものの私も跨って軽く動かしてみたのですが悪くなっているという感じはしなかったんです。ただ、担当しているスタッフたちの意見はもうちょっと良くした上で送り出したい気持ちもあるとのことでした。土曜日のレースが使えないというところもありましたし、より納得行く形で一戦一戦向かっていって上昇させたいという気持ちもありますから、意見を総合した結果、今週は見送らせていただくことにしました。楽しみにされていた方々には申し訳ございませんが、早くて来週の競馬を目標にして調整を進めていきます。１８００ｍがメインには考えていきますが、馬場コンディションも徐々に変わってくるでしょうし、流れ、相手関係でチャンスも出てくる可能性はゼロではないので内回りになりますがもしかしたら２２００ｍのほうにも特別登録をして考えさせていただくかもしれません」（小島茂師）今週の出走は見送り、状態次第で来週以降の競馬に向かう予定です。 (12/08/01)［美浦トレセン］１日は美浦坂路で追い切りました（５１秒２−３７秒５−２４秒８−１２秒４）。「今週の競馬を本線に調整を進めていますが、先週末の時計がちょっと速すぎたんです。現場に入れなかったので確認を取ったところ内側をピッタリ回ってのものだったみたいなので速い時計も仕方なく、この馬にっても楽に回ったものだったので大きな問題にはならなかったようです。ただ、そうは言っても反動などあっては困るので週明けから今日の追い切りもしっかり確認するように調整をして、特に感覚が自分に近くなってきている信頼している助手のひとりに跨らせてみて感想を聞いたところ、むしろ良くなっているように感じると言っていました。帰厩当初と比べれば身のこなしなども悪くなく、もちろん追い切りの感触も上々。ただ、気持ちが先行していて結果追い切り翌日にまた良くないとなる可能性も無きにしも有らずなので、最終的には明日のコンディションを確認の上でオッケーならば予定通り今週にしますし、気になる点があれば翌週以降にスライドします。マイルを基本線に考えていましたが、想定から除外の可能性が濃厚。上位が回避してくれれば予定通りですが、回ってこないようならば保険で登録しておいた燕特別へ向かうことを考えるつもりです」（小島茂師）４日の新潟競馬（３歳上５００万下・芝１６００ｍ）か５日の新潟競馬（燕特別・芝２０００ｍ）に出走を予定しています。 (12/07/25)［美浦トレセン］２５日は美浦坂路で追い切りました（５１秒７−３７秒６−２４秒５−１２秒４）。「先週に引き続き今週も水曜日に坂路で追い切りました。ウチの助手が跨っての追い切りだったのですが、時計的にはまずまずで悪くありませんが、動き、身のこなしなどはまだしっくりき切れていないところもあるようです。そのあたり体に張りが出やすかったりする馬ですし、気持ちの部分もありますから、造っていって整えながら動けるいい状態に持っていきたいと思います。そう考えても今週よりは来週がいいなと思いますから、今のところ早くて来週の競馬を考えるつもりです。前走で良さが見られましたし、状況次第になりますが来週ならばマイルを第一に考えることになるでしょう」（小島茂師）今後の仕上がり具合で変更になる可能性はありますが、今のところ８月４日の新潟競馬（３歳上５００万下・芝１６００ｍ）に出走を予定しています。 (12/07/19)［美浦トレセン］１８日は美浦坂路で追い切りました（５１秒４−３７秒３−２４秒４−１２秒３）。１９日は軽めの調整を行いました。「当初は今週あたりに戻そうかなと思っていたのですが、急遽検疫を確保することができましたし、天栄の状況を聞いてもいい意味で変わりない状態であることを確認できたので少し早いタイミングでしたが戻させていただくことにしました。戻ってきてからも安定していてさっそく調教に取り掛かっています。今週は水曜日に追い切ったのですが、持ったままの楽な手応えで４ハロン５１秒台。最初としては特に気にならない動きだったし、いいんじゃないでしょうか。前走からそれほど間を空けていないのもありますし、そこまで何本もビシビシやり込む必要もないでしょう。対応できそうな昨日の動きでしたから、今後の動きを見ながら早ければ来週もしくは再来週あたりの競馬を考えていければと思っています」（小島茂師） (12/07/14)［美浦トレセン］１４日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (12/07/12)［ＮＦ天栄］角馬場で軽めの調整を行っています。「先週帰ってきましたが、時間をかけて様子を見ていたところ特に大きな変わりはありませんでしたね。良くも悪くも変わりがないというか安定していて、ガクッとくることもないので調整はしやすいですよ。トモはいつものようにかったるさがあるものの悪いわけではありませんから、適度にケアを行いながら乗っていって再び競馬を目指していければと考えています」（天栄担当者） (12/07/04)［ＮＦ天栄］４日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週の競馬は残念ではありましたけれど、芝でもやれそうな手応えはつかめたし、今後を考えれば悪くない内容だったでしょう。馬の間を突くときに馬を気にして躊躇したようなところがあったけれど、前が開けてから伸びてくれたと大作も言ってくれました。気持ちの部分がこの馬の課題ではあるのですが、最後の伸びを見るとやっぱり力はあって今より上のクラスでも頑張れるはずの馬だと再確認しましたから、何とかしていきたいですね。火曜日にいったん天栄へ放牧に出させていただきました。芝で言えば力を要するような馬場のほうがベター。でも、４つのコーナーでも対応できそうだけれど直線少しでも広めのコースのほうが良さそうとジョッキーとも話になりました。まだ決定ではないけれど、基本的には気持ちの部分を優先して夏ならば新潟をメインに考えることになるかなと思っています。馬の具合と出馬状況を見ながら戻す時期を考えていきます」（小島茂師） (12/06/28)［美浦トレセン］２７日は美浦坂路で追い切りました（５０秒７−３７秒８−２５秒４−１３秒２）。２８日は軽めの調整を行いました。「今週の追い切りにも自ら跨りました。今回は、前回内田ジョッキーから助言があり集中力を増す目的で矯正馬具を試してみたんです。いきなりキツイのをやるとマイナスになりかねないので、やや浅めのブリンカーを着けてみて、坂路で追い切りをかけました。３頭併せの後ろからだったのですが、前が結構飛ばしていたのでオーバーワークを避けて無理に付き合わずに内目を通り、最後に体を併せるような形に持ち込みました。反応はしっかりしているし、動きは悪くない。ブリンカーに関しては劇的な効果があるようには感じなかったですが、実戦で影響する部分もあるかもしれませんし、着けて臨もうかと思っています。芝でもやれるんじゃないかな、試してみたいなという気持ちがあるので、今週の清洲特別へ向かうことにしました。これまでの流れから考えると最初に引っ張って溜めておいて終いを伸ばすようにしていましたが、今では人間の指示通りに反応できるようになっていますし、変に引っ張るとそれで気持ちを切らすことにもなりかねません。出たなりのポジションから競馬をして、耳を背負わせて怒らせないようにギュッと出すのではなく少しずつギアを上げていくような競馬ができれば持ち味が出るのではないかなとイメージしています。ちょうど近親のインペリアルマーチにも乗っていたし、いい部分悪い部分含めて活きる部分があるかもしれませんし、彼の腕に託したいと思います」（小島茂師）３０日の中京競馬（清洲特別・芝１４００ｍ）に松田騎手で出走いたします。 (12/06/21)［美浦トレセン］２０日は軽めの調整を行いました。２１日は美浦坂路で追い切りました（５１秒２−３６秒９−２４秒２−１２秒２）。「昨日の普通キャンター時に跨ってみたのですが、感触は悪くなかったですね。それで今朝も追い切り前に跨ってみたのですが、考えを広く持てるようにと思って本馬場に入れてみたんです。速いところではなくゆっくりとしたスピードなのでどこまで参考になるかはなんとも言えませんが、硬すぎて全然ダメということはなかった。途中で何度か耳を絞っていたのがやや気がかりでしたが、硬い馬場を気にして嫌がったのか、これまでに見せていたような走るのに少し嫌気があるのか、どちらの反応かは何とも言えないところです。少なからずとも今日本馬場で動かしてみた感じで今後の選択肢から外すということはしなくていいだろうと思います。追い切りはウチの所属ジョッキーが跨ってリズモアとの併せ。動きは相変わらず最後まで余裕のある手応え。普段の感触からトモのかったるさによりコースで動かすとバランスがひと息に感じますが、坂路だと悪くないですね。今後の良化具合にもよりますが、動き次第では来週か再来週あたりの競馬を考えていけるような気がします。距離を考えると福島よりは中京のほうがバリエーションもありますから、中京をメインに考えています」（小島茂師）状態と状況次第ですが、早ければ３０日の中京競馬（清洲特別・芝１４００ｍ）か７月１日の中京競馬（３歳上５００万下・ダ１４００ｍ）あたりを視野に入れて調整しています。 (12/06/15)［美浦トレセン］１５日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (12/06/12)［ＮＦ天栄］周回コースと坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「いい意味で変わりない状況のなかで調教を行うことができていますよ。肉体的な部分を含めて完全復調したとまでは言えないのかもしれませんが、順調に乗れているのは間違いなくいいことですし、この調子で調整を進めていってトレセンへバトンタッチできればと考えているところです」（天栄担当者） (12/06/05)［ＮＦ天栄］周回コースと坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「今週からコースと坂路を併用する通常のパターンに戻し、調整を行っています。トモのかったるさはまだ相変わらず見られるので絶好調というレベルの状態には戻りきれていないかもしれませんが、順調に乗れているのは確かだと思います。次の目標は新潟開催が行われているあたりの競馬になると思われますから、引き続きじっくり乗り込みながら良化を促し、移動を検討していけるように備えていきます」（天栄担当者） (12/05/29)［ＮＦ天栄］角馬場とショートトラックで軽めのキャンター調整を行い、週１〜２回は坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「先週はフラットワークのみで体をじっくりほぐすように乗っていましたが、この中間から坂路入りも再開しました。まだそれほど本格的なペースの乗り込みではありませんが、徐々に上げていければと思っています。立ち上げているところでもありますし、もう少しこちらで調整することになるでしょう」（天栄担当者） (12/05/22)［ＮＦ天栄］角馬場で軽めの調整を行っています。「先週帰ってきてからは数日楽をさせていましたが、この中間から乗り出しました。トモがややかったるいような感じにも見受けられるので、体をしっかりと解すように角馬場を用いてじっくり動かす調整内容にしています。骨りゅうのある脚元などは今のところ安定しているようにも見えますが、負担がかかりやすいのは間違いないでしょうから、しっかりケアも行っていきます。馬体重は５１０キロです」（天栄担当者） (12/05/16)［ＮＦ天栄］「先週は本当に申し訳ありませんでした。僕自身も“これなら”と思ってレースへ向かったつもりでいただけに・・・。やっぱりまだ馬がズルを覚えているというか馬が人に勝っている状態を変えることができていないのを痛感しました。それを何とかいいほうに変えていくのも我々の役目だと思っているだけに申し訳ない気持ちでいっぱいです。改めてレースを見て天栄のスタッフとも話をしましたが、突っ張って自分でブレーキをかけるような格好にも見えたし、やはり気持ちの問題で自分で苦しいことを乗り越えようとするのではなく楽をしようとしています。ジョッキーからも進言はありましたし、以前にも一度試そうとしたけど取りやめた経緯があった矯正馬具などを使ってみたり、距離を短縮して集中力を養うような競馬をするなど条件を変えて気持ちを前へ向けて行くようにしなければいけないでしょう。追い込みすぎるとさらにバックする可能性もあるので、火曜日にいったん放牧に出させていただきましたが、馬の具合、出馬状況を見て再度競馬を考えていければと思っています」（小島茂師） (12/05/09)［美浦トレセン］９日は美浦坂路で追い切りました（５３秒６−３８秒０−２３秒９−１１秒７）。「気持ちの面をいかに前へ向かせるようにするかが今回の大きな課題でもあるので、その点を注意しながら先週に続いて動かしています。週末にも速いところをやったのですが、まずまずの動きを見せてくれたので、これならば当初の目標として掲げていたマイル戦に間に合わせることができるかもしれないと思い、今週の競馬を視野に入れた調整をするようにしているんです。全休日明けの火曜日の感触は正直に言うともうひとつだったのですが、今朝跨ってみたらバランスはまずまずですね。そのまま僕が跨って坂路に入って追い切ったところ、動きは悪くなかったですよ。最初にグッと溜めて前２頭が併せるのを後ろから追走し、最後に並びかける形。気持ちが徐々に出てきているように感じられた動きでしたし、仕掛けた感じが８分くらいのもので楽に最後の１ハロンを１１秒７で上がってきました。おそらくウチの乗り役を乗せたら１１秒半を切るくらいだったでしょうし、いいほうに変わってきているのを確認できました。ジョッキーは皇成に先約があって乗れなかったため他をあたったところ、内田ジョッキーを確保することができました。気になる歩様をするわけではないし、手替わりでも気持ちを引き出すことができる内田ジョッキーならば上手く導いてくれるはずです。今回はクラス再編成前のラストチャンスになるでしょうし、勝負に行かなければいけないレースでしょうから、ジョッキーの激でもうひと押ししてもらって、いい結果が出せればと思っています」（小島茂師）１２日の東京競馬（４歳上５００万下・ダ１６００ｍ）に内田騎手で出走を予定しています。 (12/05/03)［美浦トレセン］２日は軽めの調整を行いました。３日は美浦坂路で追い切りました（５３秒８−３９秒８−２６秒３−１３秒２）。「今週の競馬の可能性も残してはいたのですが、火曜日に跨った感触は今ひとつだったので今週は無しにして水曜日以降の調整を行っています。水曜日に動かしたあとのコンディションは火曜日より良く、木曜日の追い切りでどれだけ動けるかを確認するようにしました。今まではいったん出してその後にグッと溜めることで気持ちを高めるようにしていたのですが、今回は同じようなシチュエーションにしても大人しすぎてガツンと来るところが不足気味なんです。体の状態は週明けより良くなっていますが、気持ちを高める必要があるのが現状ですね。動き自体は極端に悪いわけではないのですが、今週の動きからはもう少しやりながら具体的なことを決めるようにしたほうがいいのかなと思っています。それなので競馬も今の時点で決め付けるのではなく、追い切りによる良化具合を見ながら来週以降のタイミングで考えていくようにします」（小島茂師） (12/04/26)［美浦トレセン］２５日は軽めの調整を行いました。２６日は美浦坂路で追い切りました（５５秒５−３９秒９−２５秒７−１２秒７）。「先週帰厩して徐々に動かし出しているのですが、体調自体は問題ないですね。ただ、おとなしいというかスイッチが入り切れていないような状態に映ります。そう感じ取れるか取れないかは人にもよるのですが、昨日の調整時に私が跨ったときはそう思いました。同じような感覚を持ちつつあり、いろいろ考えながら乗れるようになってきたひとりの助手に今朝の調教を託してみたんです。すると、昨日私が感じたことと同じことを思ったらしく、気持ちを作るようにグッと溜めるようにして気持ちを最後に出させるような追い切りをしようということになりました。今朝は坂路へ行って３頭併せ。いちばん外を回る形だったものの、相手は未勝利だったりしたので、動けるマルシェにとっては楽なのですが、時計は遅くてもいいから意図したことをより重視して動かすようにした内容でした。まだ始めたばかりなので足りないですが、求めているような動きを徐々にできるようになってきているし、悪くないと思いますよ。仕上がり具合を見ながらの判断になりますが、２週後のマイル前後を考えつつ進めていくつもりです」（小島茂師）５月１２日の東京競馬（４歳上５００万下・ダ１６００ｍ）に出走を予定しています。 (12/04/19)［美浦トレセン］１９日に美浦トレセンへ帰厩しました。「もともと短期放牧のつもりで天栄へお願いしていたのですが、放牧先でも体調面に問題はなく順調に乗れている状況でした。今週戻すつもりで調整をしていたところ、検疫馬房を無事に確保できましたので、本日戻しています。短いお休みでしたがリフレッシュできたでしょうし、次走へ向けてまたしっかりと動かしていきたいと思います。今後の出馬状況を見ながら目標を設定していくことになると思います」（小島茂師） (12/04/17)［ＮＦ天栄］周回コースと坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行っています。「先週の頭はまだ乗っていませんでしたが、脚元などに違和感はありませんでしたし、馬体にダメージもさほど感じられなかったので乗り出していますよ。今回の放牧はリフレッシュを目的としたもので、早ければ今週か来週あたりにトレセンへ戻るプランもあります。馬体重は５２３キロで、お腹周りにちょっと余裕がありますけれど、全体の体の張りはいいですね」（天栄担当者） (12/04/10)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「先週こちらへ帰ってきましたが、レース後のケアを厩舎でしてもらってから戻ってきたこともあってか、馬体などは特段傷んでいませんし、脚元なども落ち着いています。まだトレッドミルでレース後のケアを行っているところですが、徐々に乗り出しを開始していけるのではないかなと思っています」（天栄担当者） (12/04/04)［美浦トレセン］４日は軽めの調整を行いました。「先週は申し訳ありませんでした。思うような競馬にならず、皆さんの期待に応えられる結果でなくて本当に悔しいです。馬場も軽く前が残りやすい展開になってしまったからというのもありますが、それだけに位置取りが後ろになってしまったのが悔やまれますが、力は間違いなくありますし、なんとかしたい。レース後の様子を見ているところですが、気持ち、肉体面ともにそれほど悪くはなさそうです。走ったことによる大きなダメージはなさそうです。ただ、ダートのこの条件はなかなか出走しにくい状況になりやすいので、普通に考えればすぐの出走はまず難しいでしょう。できれば開幕週にダート１４００ｍがあるのでそこを考えたいと思っていたので正直まだ悩んでいる部分もあるのですが、おそらく現実的ではないでしょうし短期放牧に出して東京の後ろか新潟あたりを見ながら帰厩させてレースへ向かうような段取りを取ることになると思います」（小島茂師） (12/03/28)［美浦トレセン］２８日は美浦坂路で追い切りました（５１秒０−３８秒２−２５秒９−１３秒５）。「ここ最近はなかなか都合が合わなくてマルシェに乗ることができていなかったのですが、今朝の追い切りは私が跨って確認しました。本音を言うと乗る前に抱いていたイメージとは異なっていました。やる気を起こさせるように普段の調整をするようにと心がけさせていたのですが、考えていたよりは足りなくて、どちらかと言うとダラーっとした感じ。それなので、追い切り前に馬場を１周させて体を解し、気持ちを少しでも乗せた上で坂路へ移動したんです。以前は一回出したあとにグッと溜めて溜めて終いにドンッという調教をつけていましたが、今回は今の気持ちのなかでどれだけの動きを見せるかを確認するような追い切りを行いました。キャンターへ移行した後に多少なりとも気持ちを乗せた部分ももちろんあるのですが、他の馬に抜かれてから追いかけるときの動きは思っていたよりも悪くなかったんです。落ち着いているようにも見えますから、却って競馬の幅は広がるかもしれませんね。前走、前々走では後方から行くことに徹底していましたが、今ならばもう少し前でも大丈夫かもしれません。馬も変わってきているわけだから競馬の仕方だって柔軟に考えなければいけないでしょうからね。後方からの競馬ももちろんダメではありませんが、スタートと流れ次第では後ろだけに拘らずにもう少し前目の位置から運ぶことも選択肢に入れてレースをしてもらいたいと思っているところです。態勢は整っていると思いますから今週の競馬を考えることにしましたが、１２００ｍより１４００ｍのほうを試してみたい気持ちが大きいので、阪神に連れていくつもりです。四位に勝ちにいく競馬をしてほしいとリクエストするつもりだったのですが、先約が入っていて乗れない。そのなかで誰がいいか色々と考えた結果、こちらの意図も理解してくれるし、先週も結構乗れていた浜中に声をかけることにしました」（小島茂師）３１日の阪神競馬（４歳上５００万下・ダ１４００ｍ）に浜中騎手で出走を予定しています。 (12/03/22)［美浦トレセン］２１日は軽めの調整を行いました。２２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（９０秒６−７４秒４−５９秒３−４３秒７−１３秒８）。「先週帰厩してきて馬の状態をチェックしながら動かしています。特に体調面も肉体面も目立って気になるところはありませんでしたし、週末にはさっそく大きめのところを乗っているように、順調ですね。体の張りがあると言えばありますが、しっかりケアをしていけば問題ないレベル。気持ちの部分も変な感触はありませんが、レースへ向けて前向きさを出してしっかり走れるように調整をしていくのがこれまでのパターンでもありますし、今回もそのあたりを考慮しながら進めています。今朝はウッドチップコースで追い切ったのですが、思惑とはやや異なる調教になりました。今回はペースが遅くてもいいから可能な限り３頭ピタッと併せた形で負荷をかけたかったのですが、後ろから内を通って来る予定のマルシェが少し離れた位置からになってしまい全体としてややチグハグに。ただ、マルシェ自身の動きとしては悪くなかったので、その点では心配はないと思います。この調子で週末や来週と適度な負荷をかけていけばそう遠くなくメドも立ってくるはずです。馬の状態、出馬状況も加味しながら予定を立てていきますが、場合によっては関西の１４００ｍ戦なども視野に入れて検討するつもりです」（小島茂師） (12/03/06)［ＮＦ天栄］角馬場での軽めの調整を行いました。「先週こちらへ帰ってきましたのでまずは馬の状態のチェックを行っていました。左トモに若干の疲れを感じさせますが、それほど極端な傷み方はしていないように感じますね。そして、骨りゅうのある脚元に関しては前回帰ってきたときよりもいいように感じます。総合的に考えて乗る分には問題ないなと思えるものでしたので、今週より軽く動かしていて、現在は角馬場で軽く乗っています」（天栄担当者） (12/03/01)［ＮＦ天栄］「先週は運が向かなかったこともありますが、光は見えるレース内容だったと思います。レース後に改めて皇成と話をしたのですが、１２００ｍと１４００ｍならどっちがいいということはなく、力みを取って前が開いたところで終いをしっかり伸ばす競馬ができればどちらでも対応するということでした。自分としても１６００ｍくらいまででも大丈夫と思っているくらいですし、何とか形にしていってそのうえで幅も広げられれば理想的ですね。２１００ｍで勝ったのが今となっては不思議なくらいですが、少しずついい走りに近づけられているのでこのまま行きたいと思います。レース後の状態は使ったなりの疲れはありますが、大きなダメージはないと思います。できればすぐ使いたい気持ちでいっぱいなのですが、状況からすぐの出走は現実的ではないのでリフレッシュを兼ねていったん放牧に出させていただきました。天栄での馬の状態と出馬状況を見ながら改めて競馬を考えていければと思っています」（小島茂師） (12/02/28)［ＮＦ天栄］２８日にＮＦ天栄へリフレッシュ放牧に出ました。「先週の競馬はアクシデントもありましたし、ちょっと可哀想でしたね。できれば短い間隔で使いたいと私も調教師から伺っていましたが、この条件はすぐに使うことができない状況ですからね。リフレッシュを兼ねていったん放牧となりました。まずは状態を確認して様子を見ながら動かしていきたいと思っています」（天栄担当者） (12/02/22)［美浦トレセン］２２日は美浦坂路で追い切りました（５３秒３−３８秒１−２４秒１−１１秒６）。「先週の動きは物足りなかったのでスタッフたちと話をして後ろを使えるようにするためにネックストレッチバンドを用いて調教するようにしています。効果はあるようで、体の使い方は先週までよりいいですよ。まだ力み方、道中の反応の仕方などに物足りなさは残りますが、先週より良化しているのは間違いないんです。今朝の追い切りはちょっとだけスムーズに行かないところもあったのですが、それでいて終いの１ハロンをこの時計で上がってこれるのだからやはり持っているものはいいんだと思うんです。あとは前走のことを踏まえて競馬につなげなければいけませんね。あくまでも明日の状態を見てからになりますが、今のところ今週の競馬を考えています。距離は１４００ｍのほうが魅力を感じるのですが、輸送などがなくギリギリまでこちらで調整ができることを考えると中山も悪くありません。また、癖を考えるとわかってくれているジョッキーを乗せるというのが条件のひとつとして考えていたところ、皇成から“この馬は何としても乗りたい”と猛プッシュがありましたので、考えた結果中山の１２００ｍ戦へ向かうことにしました。もしかしたらやや忙しいかもしれませんが、前走の内容から集中して走らせることができればいいところには来るはず。今後に活かすためにもいい内容の走りを見せて欲しいと思っています」（小島茂師）２５日の中山競馬（４歳上５００万下・ダ１２００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (12/02/15)［美浦トレセン］１５日は美浦坂路で追い切りました（４９秒９−３７秒１−２５秒３−１３秒３）。「今週の競馬を想定して今朝坂路で追い切りました。時計は５０秒を切るくらいで速いのですが、この馬として考えればこのくらいの時計はそれほど苦労せずに出せるので驚きはしません。ただ、追い出してからの反応がもうひとつに感じました。悪いといっているわけではないのですが、後ろが使えていないような走り。マルシェは気持ちが入りやすいところがあるのですが、気が入ると肉体面で言うと前駆に力が入ります。そのため力はあるんだけれどどこかに偏った走り方をするようになり、この馬に関しては後ろが使い切れていない。それなので、いざ手綱を放して追われるとパンッと弾けるための踏ん張りが利き切れないのだと思います。マルシェが追い切った時間帯はいくらか時計もかかりやすかったので終いの時計が物足りないのは致し方ないのでしょうが、それでも１２秒台では来ないといけないはずですし、やや不満。できる限りの修正を加えてレースへ臨みたいと思っていますが、京都へ遠征するとなるとちょっと日数的に足りない気がするので、今週の東京で使えないのならば来週以降のレースを考えていきたいと思っています」（小島茂師）１８日の京都競馬（４歳上５００万下・ダ１２００ｍ）への投票は見送る方向で、１９日の東京競馬（４歳上５００万下・ダ１４００ｍ）に入らないようならば翌週以降のレースを考えていく予定です。 (12/02/09)［美浦トレセン］９日は美浦坂路で追い切りました（５０秒７−３６秒８−２４秒１−１２秒１）。「昨日は普通キャンター程度まででしたが、今朝しっかりと負荷をかけるように動かしました。お休み前と同じようなイメージで、先に出てからパートナーに一度抜かれる。そこでグッと溜めを作ってから最後に交わすという形を取っています。そのとおりの調教ができましたし、仕掛けてからの走りもまずまず。やはり力はあると思わせてくれますね。今週は自重しましたが、来週ならばいけると思います。東京を考えていましたが、今の状況だとまず難しいかな。それならば前回どうように関西圏を考えてもいいと思っているところです。ただ、今朝坂路で出したときに耳を絞ってお腹に力を入れるような格好を見せました。おそらくこれまでにもあった気持ちの部分だとは思いますが、もしかしたら苦しいところもあるのかもしれませんので、しっかりと見極めた上で来週の競馬を考えるつもりです」（小島茂師）出馬状況次第で東京開催を再考する可能性はありますが、今のところ１８日の京都競馬（４歳上５００万下・ダ１２００ｍ）に出走を予定しています。 (12/02/08)［美浦トレセン］８日は軽めの調整を行いました。「１週間前の感触では“今週の可能性を残しつつ来週の競馬を考える”という感じでいたのですが、週末の調教に乗った乗り手が体のちょっとしたゆがみが気になるということでしたので、治療を施しました。昨日から今日にかけての動きを見ていても、まだ身のこなしに良化の余地があるように感じるとのことでしたので、今週の競馬は見送ろうと考えています。節を考えても微妙かもしれませんからね。いちおう来週の東京か京都にも番組はありますので、両方とも見ながら考えるつもりです」（小島茂師） (12/02/01)［美浦トレセン］１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８６秒３−７０秒１−５５秒１−４０秒９−１３秒６）。「お休みの期間はそれほど長くありませんでしたが、まずまずの状態で先週に帰って来てくれたと思います。先週末は普通キャンターまでにとどめていて、今週から速いところへとピッチを上げ出しました。今朝が帰厩後の初追い切りだったのですが、ウッドチップで長めからの内容です。時計的には５ハロン７０秒くらいだったと思いますが、動きはまずまず。放牧明けということもあってまだ肩の出やトモの送りに良化余地を感じさせますが、負荷をかけていけばいい筋肉になってきて体も徐々にフィットしてくるはずです。午後の様子を見るとちょっとお疲れモードでしたが、これから鍛えていって中身も良くしていきたいですね。調教師の話では早ければ来週以降のレースをさっそく考えていくということでした。もちろん出馬状況次第でもありますし、何より状態面をよくチェックしながら総合的に判断していくことになるでしょう」（斎藤助手） (12/01/26)［美浦トレセン］２６日に美浦トレセンへ帰厩しました。「天栄で前走後のケアをじっくり行ってもらっていました。トモの疲れと骨りゅうの熱感が出てきたようでしたが、このお休みの期間でその疲れを癒すことができたようで、今週には１５−１５に近いところまで進めることができていましたね。出走状況などを考えると少し早いかもしれませんが、コンディションが上向いてきたこのタイミングでトレセンに戻して手元で調整しながらレースへ向かっていくことにしました。今週の検疫を上手く確保することができたので、急遽ではありましたが本日帰厩させてもらっています。明日からさっそく動かしていき、仕上がり具合を見ながら具体的な目標を設定していこうと思います」（小島茂師） (12/01/24)［ＮＦ天栄］周回コースでキャンター調整を行い、週１回はハロン１６秒程度のキャンター調整を行っています。「様子を見ていた骨りゅうの状態は少しずつ良くなってきたように感じますね。熱感もひと頃よりは楽になってきたように感じることから今では調教を普通キャンター程度まで乗るときもあるほどです。トモの動きの硬さはまだ完全ではないことから引き続き疲れを取りつつの調整を進めていきます」（天栄担当者） (12/01/17)［ＮＦ天栄］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週は帰ってきて間もない状況だったのでマシン運動のみにしていましたが、この中間より乗り出していますよ。まだ周回コースで軽めといった内容ですが、順調に乗れているといっていいでしょう。まだ骨りゅう部分に熱感は残りますし、負担のかかりやすいトモ、特に左トモの出掛けがやや硬いのもありますから、疲れの溜まった部分をより入念にケアしつつ調整を進めていければと思っています。馬体は入場時とそれほど変わりなく５２１キロほどある状態ですね」（天栄担当者） (12/01/10)［ＮＦ天栄］ウォーキングマシン調整を行っています。「日曜日にこちらへ帰ってきました。まだ数日しか経っていませんが、レースを使ったことでガクッと疲れや肉体面の傷みが出ていることはなさそうですね。ただし、右前脚にある骨りゅう部分に熱感がありますね。骨りゅう自体は以前からあるものですから、レースを使った分の影響が多少なりともあるのでしょう。まだ来たばかりなので乗っていませんが、乗り出すタイミングや進め方もそのあたりをよくチェックしながら考えていきます」（天栄担当者） (12/01/06)［美浦トレセン］「いろいろと踏まえたうえでジョッキーに依頼したのもありましたが、ほぼ狙い通りのレースができたと思います。レース後ジョッキーに感触を聞いてみたところ返し馬から“いい馬だな”と思ってくれたそうです。ただ、力みが見られましたね。パドックでは問題なかったのですが、ジョッキーが跨ってからチャカチャカした面が見られるようになりましたし、ゲートの中でも少しだけガタつきました。また、道中もありましたよね。人が跨ってからのものは普段からあって、ただの運動のときは落ち着いているものの、騎乗調教となるとマルシェ自身が『何かしなきゃ』と焦ってしまうことからそういう状態になってしまうのだと思います。ゲートもその延長線なのでしょうが、ジョッキーは“気にしなくていい”と言うんです。慣らしていけば改善されるし、返し馬のことも含めて馬に自信がついてくればそのあたりは問題なくなるはずということのようですね。そして、“このままいじらないで、後ろから行ってお終いだけ頑張らせるということを徹底させてやってほしい。そうすればもっと脚を使えるようになるから。短い距離もオッケー”という答えでしたよ。道中の力みも初めての距離で慌てたのも影響したのでしょうから、短めの距離で後ろから行くということを繰り返して競馬の形を作ることで自信もつけられるでしょう。着順は８着でしたが、収穫の多い内容でしたし、結果を除けばいいレースだったと言えると思います。残念ながらすぐの出走は厳しいでしょうから様子を見た上でひと息入れて間を空けることになりますが、東京ならば１３００〜１４００ｍ、中山ならば１２００ｍを中心に考えていきたいですね。鞍上もうまくタイミングが合えばまた四位ジョッキーに乗ってもらいたいですし、ダメならばこの馬のこと、やろうとしていることをよく理解してくれるジョッキーに乗ってもらって前進を狙ったいきたいと考えています」（小島茂師） (12/01/03)［美浦トレセン］３日は美浦坂路で追い切りました（５３秒３−３８秒５−２４秒７−１１秒８）。「引き続きメンタル面をより意識しながら調整を行っています。変化を見る必要があるためこの馬のことを理解してくれている皇成にも調教を手伝ってもらっています。今の調教は最初に出したあとにグーッと控えて最後にまた頑張らせるような形を取っているのですが、動きはいいんです。やはり気持ちによるところが大きくて、血統などを見ていると距離はもしかしたら短めなのかもしれないですね。２１００ｍで勝っている馬だし、本質的には中距離タイプなのかもしれませんが、集中力が切れやすいところがあるので、レースでもいかに気持ちを維持させた競馬ができるかがポイントになるでしょう。年末に試していたブリンカーに関しては効果がゼロではなさそうだったものの、着けたとき、着けなかったときの差を皇成も我々スタッフでも感じ取ってみたところ、絶対必要という感じはしませんでした。今朝の追い切りなどがそうだったのですが、着けなくても上手く気持ちを維持してあげられればほぼ馬なりでもグーンと来るんです。総合的に考えて今回は着けずに臨んでみようと思います。年末より良化しているように感じますので今週の競馬を考えていたのですが、当初考えていた中山は出られそうになかったので急遽ではありますが京都へ矛先を向けることにしました。レースの仕方は極端な話、スタートは遅れてもいいので前半はふわっと乗って、後半勝負が理想的かなと思っています。そういったイメージに合いそうですし、お母さんにも乗ったことがある四位ジョッキーにお願いすることにしました。今回は結果が出ればもちろんいいですが、内容をより重視して今後につながる競馬ができればと思っています」（小島茂師）５日の京都競馬（４歳上５００万下・ダ１２００ｍ）に四位騎手で出走いたします。 (11/12/22)［美浦トレセン］２１日は美浦坂路で追い切りました（５０秒３−３７秒５−２５秒２−１２秒９）。２２日は軽めの調整を行いました。「先週の感触を踏まえて今週は少し深めのブリンカーを着けて追い切ってみることにしました。坂路で気持ちを乗せながらだったのもありますが、道中の感触は悪くなく、まずまずの効果が見込めるかなと思っていたんです。ただ、いざ追い出したところもうひとつ。ブレーキをかけているほどではありませんが、ちょっと気を抜くような感じもしました。全体の時計はそれなりのものだったので、もしかしたらそういった影響なのかもしれませんが、今度の追い切りでそのあたりを探れればと思っています。まだはっきりとは決めていませんが、上手く行けば年明けの競馬を考えていくことになると思います」（小島茂師） (11/12/14)［美浦トレセン］１４日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８６秒９−７０秒８−５５秒６−４０秒８−１３秒６）。「今朝の追い切りは私が跨らせてもらって行いました。他のスタッフでも良かったのですが、直接感触を確かめたかったですからね。先週の報告では動きは悪くなかったようなのですが、今朝の感じはもうひとつかな。ここ最近課題にあげている気持ちの部分なのですが、やはり前を抜きたがらないような感じがあるんです。ゴール板をすぎて向こう正面へ流すときも抜かないままではサボるだけなので、ムチを４〜５発入れて前へ出るということを覚えさせたんですけれどね。しかも、今回はブリンカーを着けてみたんです。普段の調教のときはいくらか自らハミを取るところがあったので悪くないのですが、追い切りの際はガラッと変わったような感触はなかったのが正直なところですね。今朝の動きがよければ今週の競馬を考えてもいいかなと思っていましたが、少なからずとも今回はパスしようと思っています。来週も頭には入れていますが、近走の内容からある程度ヨシッと思える状態になってから実戦へ行ければ理想的と思っていますので、場合によっては年明けにさせていただくかもしれません」（小島茂師） (11/12/08)［美浦トレセン］７日は軽めの調整を行いました。８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒３−５３秒２−３９秒０−１３秒３）。「先週に帰厩して今週から徐々にピッチを上げ出しました。昨日は１５−１５近くですがウチの厩舎の普通キャンターを乗り、今朝時計を出しています。ウッドチップコースでの３頭併せだったのですが、前にいた他の厩舎の馬がややフラフラしていた影響からグランマルシェだけ離れる形になってしまいました。ただ、追いつくまでの動きはやはりと思わせるもので、いい動きでしたね。気持ちの問題があるだけで、能力はやはりあると思わせてくれるものです。最初の時計としては上々のですし、引き続きしっかりと負荷をかけて競馬でも動けるようにしていきたい。今後についてはまだ決めていないのですが、年内のうちに使えるか年明けになるかも含めてこのあとの感触をもって考えていきたいと思っています」（小島茂師） (11/12/02)［美浦トレセン］２日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (11/11/29)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１８秒のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き馬場でのキャンター調教を行っています。状態面は良くも悪くも変わらないという感じで、背腰などは万全とまでは言い切れないですし、気持ちの部分も含めて走り方などをガラッと変えるまでには時間がかかりそうです。ただ、そのあたりは使いつつ変えていかなければいけない部分でもあるかと思いますし、この中間に小島茂之調教師とも相談をしました。その結果、少し早めに入れてトレセンで様子を見ながら調整をして、前走に引き続きレースでも刺激を与えつつ変えていこうという話になりました」（天栄担当者） (11/11/22)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１８秒のキャンター調整を行っています。「先週までは小さい馬場を用いての調教を行っていましたが、今週は周回コースでのキャンター調教に移行しています。動かしながら様子を見たところ目立った傷みとまではいかないものの、左腰にいくらか疲れがあるかなと感じるので、その点のケアを特に念入りに行いながら調教も行っています。コンディションと今後の進み具合を見ながら調教師と相談して具体的なことを考えていきたいと思っています」（天栄担当者） (11/11/15)［ＮＦ天栄］角馬場で軽めのキャンター調整を行っています。「先週こちらに帰ってきて様子を見ながら動かしていますが、見た目は大きく傷んだり変わったりした感じは見受けられませんでした。最初の数日はマシンのみにしましたが、その後は乗り出していて、現在は角馬場での乗り運動を行っているところです。このあとの体調面の変化などを見ながらコースにも入れて調整を進めていきます」（天栄担当者） (11/11/09)［ＮＦ天栄］「先週は期待していただけに結果が伴わず残念でしたが、少しずつ気持ちを前へ向かせようとしている段階です。そういった意味ではいきなりから結果が出てなくても、次につなげていけそうな感触はゼロではないので、悪くないと思います。少し力んでいて最後は気にしたように突っ張る走りでしたから、一度使ったことでリラックスしてくるでしょうし、距離を少し詰めてみることで良さも出やすくなるでしょう。心身のリフレッシュのためにいったん放牧にさせていただきましたが、それほど長いお休みにはしないつもりです。馬の状態が第一ですが、混む可能性もあるので、出馬状況なども見ながら戻すタイミングを考えたいと思っています」（小島茂師） (11/11/08)［ＮＦ天栄］８日にＮＦ天栄へリフレッシュ放牧にでました。「先週の競馬は残念でしたが、この馬のポテンシャルからしたらこれほど負ける馬ではないはずなんですけれどね。イレ込みもあったようだし、リフレッシュさせるためにいったん帰ってきます。状態的に問題ないようならば短期放牧の予定ですので、軽めに動かしながら精神状態を良くして再度送り出せるようにしていきます」（天栄担当者） (11/11/02)［美浦トレセン］２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８３秒９−６８秒４−５３秒４−３９秒３−１３秒１）。「土曜日の競馬ですから最終追い切りは今朝行いました。本番は皇成の予定ですが、追い切りは勇人を背にして、併走馬の鞍上に皇成を乗せて追い切りを行いました。それにしてもしっかり動かすことができればやはり動きますね。相手は格上ですがマルシェが動くのはわかっているので後ろから追いかけさせたところ、先着。いい走りを見せてくれました。ここ２戦が首を傾けてしまうようなレースになっていますが、集中してしっかり力を出せればこのクラスであれほど負ける馬ではないはずなんです。数戦は刺激を与える意味合いもあるのでいきなり結果となると何とも言えないところはありますが、掴みかけている部分を修正していければ巻き返せると思っています。今回は内容を重視して浮上のキッカケを掴むような走りを見せて欲しいですね」（小島茂師）５日の東京競馬（３歳上５００万下・ダ１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/10/27)［美浦トレセン］２６日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８５秒３−６９秒３−５４秒５−４０秒５−１３秒１）。２７日は軽めの調整を行いました。「今週の追い切りは水曜日に行いました。結構動けるテルバイクとプロヴィナージュとの３頭併せで真ん中を通ったのがグランマルシェでした。プロヴィナージュはまだ動ける段階ではなかったので最後は無理をしていないし、テルバイクも抜こうとしないところがあるのですが、２頭に対してしっかり先着を果たしていました。やはり動けるんですよね。動かそうと思えばもっと動ける馬なのですが、如何せん生ズルイところがあるので、そのあたりは負担にならない程度に気をつけつつ刺激を与えてピリッとさせていかなければいけません。肉体面で課題を挙げるとすれば、前と後ろは動いているのですが、その間の背中をまだ上手に使えていません。以前より張りなどもないし、悪いわけではありませんが、そのあたりを改善できればさらにいい走りができるようになるでしょうね。仕上がりとしては悪くないので問題なければ来週の競馬に向かえると思います」（小島茂師）１１月５日の東京競馬（３歳上５００万下・ダ１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/10/20)［美浦トレセン］１９日は軽めの調整を行いました。２０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒９−５４秒５−４０秒６−１３秒４）。「今朝の追い切りも私が跨りました。パートナーと体を併せながらしっかり体を動かすようなイメージで追い切ったのですが、相手が手ごたえはあるのに思ったほどビッシリ来られなかったので、動けてはいるけれど相手との凌ぎ合いで負荷をかけるという部分では物足りなかったですね。この中間の調教で他のスタッフが跨ったときに、ゴール板を過ぎてから少し行ったところで気になるような格好をしたという報告があったのですが、今日の様子もしっかり自分で確認しておきました。トモを落とすのかなと思っていたのですが、実際のところは自分で楽をしようと抜いてしまって変な格好をしそうな面を見せたんです。一度相手を前に出したのですが、その後はまったく自分から抜いていこうともしなかったので、向こう正面くらいまで行ってムチを入れて競う、前へ出る、ということをしっかり教えておきました。距離はおそらく１８００ｍやもう少しある距離でも対応する馬なのだと思いますが、やはり刺激を与えて気持ちを前へ向けるという作業が必要に感じた今日の調教でしたので、今のところ予定どおりマイル戦を使いたいと思っています。今後の仕上がり具合で前後するかもしれませんが、今のところあと２週ほどあればレースを考えられるようになるだろうなと思っています」（小島茂師）今後の仕上がり具合で変更になる可能性はありますが、今のところ１１月５日の東京競馬（３歳上５００万下・ダ１６００ｍ）に出走を予定しています。 (11/10/13)［美浦トレセン］１２日、１３日は美浦坂路で１５−１５を行いました。「お休み前のレースの内容があまり良くなかったので、今回はできる限り自分で跨って感触を確かめるようにしているんです。そこで感じたのは“デレつきタイプの馬だな”ということ。稽古ではいくらやっても動けるんじゃないかというくらい動くんです。でも、苦しいときになると前走のように変な格好で走ってみたり、気を抜いて最後もフーッと息が入るようなところが見られるのだと思います。そういう見方から、長めのところを使ってみてはという考えもあるのですが、１〜２戦ほどはマイルの距離で気持ちの部分に刺激を与えるようなレースをしてみたいなと思っています。普段の調教では内馬場なども使っているので、ラチがないところを回してみたりして、サボらずしっかりと動けるようにもしていますよ」（小島茂師） (11/10/04)［山元トレセン］周回コースでキャンター調整を行い、週２回は坂路で１５−１５を行っています。今のところ７日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。「近走の内容を見ていてもそうですが、移動当初はあまり体の使い方が良くなかったものの、時間をかけてじっくり取り組ませていただいたおかげでいくらかいいものになったような気はしています。もちろん競馬へ向かって強いところを行っていくレベルになるとどう変化するかはわかりませんが、何とかこの馬らしい走りを復帰戦で見せて欲しいですよね。能力からこのクラスでもそれほど負ける馬ではないはずですから、巻き返してくれることを祈っています」（山元担当者） (11/09/27)［山元トレセン］周回コースでキャンター調整を行い、週２回は坂路で１５−１５を行っています。「順調ですね。先週までと同じような調整メニューで乗り込んでいますが、身のこなしもひと頃よりいいですし、走りは少しずつ変わってきたような気がします。体も大きいですし、良くなるのはもう少ししっかり乗り込んでからになるかもしれませんが、体調自体はいいですから、いい流れの中でトレセンへ送り出すところまで考えられれば理想的ですね」（山元担当者） (11/09/20)［山元トレセン］周回コースでキャンター調整を行い、週２回は坂路で１５−１５を行っています。「先週と同様に適度に坂路にも入れて乗り込んでいます。ひと頃は走りに苦しさも見られましたが、当初の硬さも少しずつ癒えてきて、走りも徐々にいいほうへ変わってきたような印象を受けます。この調子で進めていければ徐々に具体的な話をしていけるようになるかもしれませんね」（山元担当者） (11/09/13)［山元トレセン］周回コースでキャンター調整を行い、週２回は坂路で１５−１５を行っています。「じわじわと負荷を強めて乗り進めているところですが、じっくりと時間を掛けていることで少しずつ走り方も良くなってきたような印象を受けますね。身のこなしはもちろんのこと、脚捌きなども当初よりはいいものへと変わってきたので、この調子で良化を促していきたいですね。まだ具体的な話をしていける段階ではないような気もしますが、秋競馬のどこかをイメージしていければと思っていますよ」（山元担当者） (11/09/06)［山元トレセン］周回コースでキャンター調整を行い、週１回は坂路で１５−１５を行っています。「先週から坂路での調教を開始していますが、その後にトモを含めて肉体面にガクッと来るようなところはなく、順調に進めることができていますね。まだ動きはひと息ですが、メンタル面の状態は悪くないですし、何とかこの調子で進めていって、いい頃の状態に持っていけるようにしたいですね」（山元担当者） (11/08/30)［山元トレセン］周回コースでキャンター調整を行い、週１回は坂路で１５−１５を行っています。「先週まではコースでハミの受け方、体の使い方などを修正するようにじっくり動かす調教に終始していましたが、いくらかいいかなと思えましたので、今週より坂路に入れて１５−１５に近いところを乗り出しました。まだ始めたばかりなのでこれからになりますが、徐々に上向いてきているのは確かなのでこの調子で進めていければと思います」（山元担当者） (11/08/23)［山元トレセン］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「現在もコースでじっくり動かしながら調整しています。体の硬さが目立っていて、なかなか理想的な走りに戻すことはできていませんね。競馬でもモタれ気味になっていましたからね。時間はかかるかもしれませんが、いい頃の動きへ少しでも戻していけるようにしていきたいと思っています」（山元担当者） (11/08/16)［山元トレセン］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「引き続きコースにて軽めに動かしながら状態面の向上を図っているところです。硬さは依然として見られますし、以前こちらで調整していたときに見られたような走り方ではないように思います。ＮＦしがらきでの調整のときがどうだったのかはわからないのですが、再度いい走りを繰り出せるようにするためにも今は焦らないで取り組んでいければと思っています」（山元担当者） (11/08/09)［山元トレセン］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「調教の内容は先週と同様で、コースに入ってごく軽めのキャンター調整を行っているところです。放牧当初は調教師から“できればそこまで間を空けないで次へ向かいたい”という話をいただいていたのですが、硬さが残る状態とここ最近の走りがいい頃のものではないように感じるのが正直なところです。そこで、この中間に調教師と改めて相談した結果じっくり進めていく方針となりました。ここで終わっている馬ではないですから、今は焦らずしっかり立て直して巻き返せるようにしてあげたいと思っています」（山元担当者） (11/08/02)［山元トレセン］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週までは人が跨っての運動を行っていましたが、今週よりコースに入っての調教へ移行しています。脚元の様子を見ながら動かしていましたが、骨りゅうの痛みが目立つことはありませんね。ただし、体全体が硬いのは相変わらずなので、今後も様子を見つつじわじわ乗って良化を促していければ理想的と考えています」（山元担当者） (11/07/26)［山元トレセン］常歩運動を行っています。「先週こちらへ帰ってきました。脚元のこともありますが、ここ最近のレースの流れがもうひとつ良くないので、こちらで改めてチェックするつもりで慎重に見ています。骨りゅう部分はまだ軽めにしか動かしていないので大きな支障は感じさせませんが、全体的に硬さを感じるのは否めませんね。現在は常歩運動を行っていますが、それ以降の調教については馬の感触をよく確認しながら進めていくつもりです」（山元担当者） (11/07/20)［美浦トレセン］２０日は軽めの調整を行いました。「改めてパトロールビデオを確認したのですが、哲三から言われて抱いていたイメージほどは内ラチにへばりつく格好を見せているわけではなかったですね。もちろんモタれ気味に走っているのは確かですが、どうしようもならないというレベルのものではなかったような気がします。ただ、レース前から少し前兆はあったものでレース後の様子を見ていると骨りゅうが少しチクチクしていました。おそらくしっかりと走れていなかったのは骨りゅうの中にこもっていた痛みがレースによって出てきて苦しい走りにつながっていたのかもしれません。大きな心配は要らないと思いますが、牧場スタッフとも相談して、ここ最近のリズムが良くないのと痛みが出てきているのに無理をさせるのがいちばん良くないという判断の元いったん放牧へ出し、山元トレセンで改めてチェックしてもらうことにしました。可能ならば夏の競馬のうちに再度レースへ向かうことも考えるつもりですが、もう少し時間をかけたほうがいいというジャッジをもらうことになるとすれば目標を秋へとスライドすることになるかもしれません。いずれにせよ、しっかり立て直して挽回できるようにしていければと思っています」（小島茂師）２２日に山元トレセンへリフレッシュ放牧に出る予定です。 (11/07/14)［美浦トレセン］１３日は美浦坂路で追い切りました（５２秒１−計時不能−計時不能−計時不能）。１４日は軽めの調整を行いました。「１週間前はレース後の一時的な疲れが見られた状態でしたが、考えていたとおり疲れは癒えてきて、すぐに次の競馬へ向かえるような良化の兆しが週末の時点で見られました。それに伴い今週の競馬を視野に入れて追い切りを行っています。間隔が詰まりますし、それほどやる必要はありません。そして、念のためですが脚元への負担をかけすぎないように坂路で時計を出しました。時計はエラーでしたが、動きはいいし、これならば今週でも大丈夫だろうと思えるものでした。新潟をメインに考えていたのですが、想定を見ると微妙なところ。出走が延びれば延びるだけその分を補う強い調教を課さなければいけないことから、可能ならば負担をかけすぎないでサッと競馬へ向かえる今週を考えてあげたいと思っていました。実際、新潟へ一度投票をしましたが、直前の状況を見ると除外対象だったため途中で変更して京都のダートの１９００ｍへ向かうことにしました。距離は問題なく対応してくれると思いますし、こちらの意図を理解し、今後に活かせる競馬をしてくれる哲三にお願いできましたので、いい競馬をしてくれるだろうと期待しています」（小島茂師）１７日の京都競馬（３歳上５００万下・ダ１９００ｍ）に佐藤騎手で出走いたします。 (11/07/07)［美浦トレセン］６日、７日は軽めの調整を行いました。「前走はレース前のイレ込み方などを考えるとスタートから前へ行く形になったものそうでしょうが、休み明けの影響がやはり大きかったのだと思います。レース後の様子を見ていると、やはり久々を使ったなりのレース疲れはあります。助手の言葉をそのまま借りれば“まとまっていたものがバラバラと崩れたような形になっているけれど、崩れたものはすぐ側にあるから、すぐに拾ってまとめて次へ向かえる状態”という感じです。乗り込んできてある程度の形はできていたつもりですが、まだ中身が伴いきれておらずバランスは整っていないけれど大きなダメージはない。すぐに修正することで次はまたさらにしっかりとしたものを作っていけると思いますし、脚元等もスッキリとは言わないまでも大きなダメージはなさそうなのでこのまま進めていきたいですね。できればあまり強い調教をやりすぎないで次の競馬へ向かえれば理想的と思っているので、可能ならば中１週の新潟を考えています。ただし、今の出馬状況を見ると関東圏はいいように見てももう１週は出走間隔が必要かもしれません。そうなった場合に考えているのは翌週以降にスライドするか関西圏の競馬も考えるかです。理想は新潟と思っていますが、この暑い中ですし、ダラダラとなるよりは関西へ遠征したほうがベターかなと思っているところです。いずれにせよ、第一選択肢は来週のダート１８００ｍで、状況が厳しいようならばどちらかの方針で次走へ向かう調整をしていくつもりです」（小島茂師）出馬状況次第ですが、１７日の新潟競馬（３歳上５００万下・ダ１８００ｍ）に出走を予定しています。 (11/06/30)［美浦トレセン］２９日は美浦坂路で追い切りました（５１秒８−３７秒４−２４秒０−１２秒１）。３０日は軽めの調整を行いました。「先週はコースでしっかりと負荷をかけた調教を行いましたので、当該週は坂路で行うことにしました。レースにも乗る予定の皇成を背にして終いを少し出すような内容で追い切りました。いちばん外側から追いかけて終いを伸ばす内容だったのですが、ピュッと反応して伸びていたし、いいですね。皇成も好感触を得ていたようですよ。今回は古馬と混ざって、さらに、ここ最近の中ではそれなりのメンバーが揃ったレースとなりそうです。それでも期待をしてしまうんです。このタイミング、このメンバーを相手にいい結果を残すような競馬をしてくれれば先々がより面白くなりますよね。久々は割引だとは思いますが、それでも期待してしまう気持ちがありますし、どんな競馬をしてくれるか楽しみにしています」（小島茂師）７月３日の中山競馬（野田特別・ダ１８００ｍ）に三浦騎手で出走いたします。 (11/06/23)［美浦トレセン］２２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８４秒１−６９秒４−５４秒６−４０秒７−１３秒２）。２３日は軽めの調整を行いました。「これまで脚元のことを考慮して坂路主体に時計を出していましたが、長いお休みと昇級初戦しかも古馬との一戦でいい走りをするには長めから時計を出して負荷をかける必要もあると思っていたので、今週はスタッフの感触と意見も踏まえてコースで追い切ることにしました。あまりやりすぎると脚元に負担がかかってしまうので、先行して無理せず手綱を引っ張ったままの入線。それでもいい走りができていましたし、復帰戦もいい走りができそうな手ごたえは感じていますよ。ウッドチップで追い切ったことから両トモ脚に軽度の擦過傷を作ってきたので、しっかりケアしておきます」（小島茂師）７月３日の中山競馬（野田特別・ダ１８００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/06/16)［美浦トレセン］１５日は美浦坂路で追い切りました（５１秒６−３８秒７−２５秒６−１２秒８）。１６日は軽めの調整を行いました。「水曜日に坂路で追い切りましたが、先週と同様にブロンクスと併せる形で行っています。相手に併せる形で最後も余力は十分。ブランクがある分、焦らずじっくり仕上げるようにしていますが、感触は引き続き良好ですよ。負担のかかりやすい脚元に関しては正直まだスカッとはしていません。しっかりケアしながら坂路主体で過度な負担をかけないように注意しながら乗るようにしています。そして、時にはコースでの調教も入れる必要があるでしょうから、状態をよく見て可能ならば違った形で調整するなど臨機応変に攻めを強化していければと思っているところです。今の感触で言えばあと２週ほどあれば態勢は整ってくるかなという印象を持っています」（小島茂師）７月３日の中山競馬（野田特別・ダ１８００ｍ）に出走を予定しています。 (11/06/08)［美浦トレセン］８日は美浦坂路で追い切りました（５３秒７−３８秒８−２４秒９−１２秒２）。「先週いっぱいは帰厩後のチェックのためにじっくり動かすことを中心にして、今週から徐々にピッチを上げ出しました。ブロンクステイルと坂路で併せる形だったのですが、勝ちあがっている馬だけあって脚取りは優勢でしたね。伸びたような走りをするのでそのあたりは動かしながらしっかりさせてあげられればと思いますし、左前脚の張りもゼロではありませんが許容範囲内のレベル。他の心配点は、速いところへ行けばなくなるものの、普通キャンターのときはいろんなところを確認しながら走って物見が目立つくらいでしょうか。まだキャリアも浅いし、馬も若いですから、そのあたりは気にしていません。これからピッチを上げていっての変化具合にもよるのですが、順調に行くのならば中山開催中に競馬を考えることができそうですよ」（小島茂師） (11/06/02)［美浦トレセン］２日に美浦トレセンへ帰厩しました。「じっくり調整してもらえたおかげでここ最近は脚元の疲れも徐々に緩和してきたようですし、背腰の感じもまずまずということでしたので、トレセンへ連れてくることにしました。前走後は間に合えば東京開催中の出走も視野に入れていたのですが、牧場からは“まだ固まっていないし、焦らず馬に合わせて考えていったほうが良さそう”という言葉も貰っていましたから、焦らず待ってＧｏサインが出たこのタイミングで入れさせてもらっています。馬のチェックをするのはこれからで、軽めに動かしながら様子を見ていきます。まだこれからの馬でしょうし、じっくり進めて行ければ理想的ですね。皇成も帰厩前から楽しみにしていたくらいだし、今度もいい競馬をしてくれるようにしっかり造っていきたいと思っています」（小島茂師） (11/05/31)［ＮＦしがらき］周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「コンスタントに１５−１５を乗り込みつつ、週末には終い１ハロン１３秒ぐらいの速い調教も消化しました。動き自体に大きな変化は見られないものの、いい意味でピリッとしたところも出てきましたし、前向きに調教に取り組めているのはいいことですね。今週美浦トレセンへ帰厩しますが、速い調教に対応できるだけの下地はできていますよ」（ＮＦしがらき担当者）６月２日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。 (11/05/24)［ＮＦしがらき］周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「１５−１５を乗り出しても特に気になるところはありませんし、乗り込むにつれてだいぶ素軽さが出てきた感じがします。気持ちの面でも前向きさが見えてきましたし、帰厩に向けてあまりやりすぎないように気をつけつつ、何本か速い調教を消化していければと考えています」（ＮＦしがらき担当者） (11/05/17)［ＮＦしがらき］周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「引き続き１５−１５に近いところを乗り込んでおり、順調に調教できています。特に気になるところはありませんが、少しメリハリが足りない感じもしますので、気持ちの面でピリッとしたところを引き出すような調教を課して移動に向けた態勢作りをしていきたいですね」（ＮＦしがらき担当者） (11/05/10)［ＮＦしがらき］周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「コンスタントに１５−１５近いところを乗り込んでいますが、順調に来ています。角馬場などでは硬さを感じることもありますが、キャンターでは気になりませんし、背腰の状態もいいですよ。状態を見ながらペースを上げた調教も取り入れていきたいと思います」（ＮＦしがらき担当者） (11/05/03)［ＮＦしがらき］周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「意識的に１５−１５に近いところまでペースを上げていますが、背腰の張りもそう気になりませんし、だいぶ状態は上がってきましたね。順調に乗り込めているので、このまま帰厩に向けてしっかり進めていきたいと思います」（ＮＦしがらき担当者） (11/04/26)［ＮＦしがらき］周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「引き続き順調に乗り込んでいます。背腰の疲れを取りつつの調整ですし、今はまだ追い込む段階ではないと思っています。だいぶ体調は上向いていますから、ペースを上げるタイミングを見はかりながら、１５−１５に近いところも取り入れていきます」（ＮＦしがらき担当者） (11/04/19)［ＮＦしがらき］坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「背腰に疲れが溜まりやすいところはありますが、まずは順調に乗り込めています。ハロン１５秒に近いところも取り入れるようにしていますので、徐々にペースを上げて行ければと思います」（ＮＦしがらき担当者） (11/04/12)［ＮＦしがらき］坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「引き続き角馬場でしっかり体を解してから、坂路を軽く上がっています。まだ全体的に体がしっかりしていませんし、ソエもいくらか気になります。コンディション自体万全ではないので、もうしばらくはこのペースで乗り込んで体を造っていきたいと思います」（ＮＦしがらき担当者） (11/04/05)［ＮＦしがらき］坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「角馬場でしっかり体をほぐしてから、坂路を軽く上がっています。やはりトモに疲れが出やすいタイプのようなので、そのあたりのケアをしっかり行いながら、徐々にペースを上げていきたいと思います」（ＮＦしがらき担当者） (11/03/29)［ＮＦしがらき］軽めの調整を行っています。「先週こちらに到着してから馬体のチェックを行い、異常がないことを確認しました。ただ、まだ移動してから間もないので、もう２、３日は軽めの運動やウォーキングマシンで疲れを取り、その後騎乗調教に移行する予定です」（ＮＦしがらき担当者） (11/03/18)［ＮＦしがらき］１８日にＮＦしがらきへ移動しました。 (11/03/08)［山元ＴＣ］坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「負担のかかりやすい前脚の状態はいい意味で安定していますし、問題なく調教を行えています。先週から登坂本数を２本にしだしましたが、今のところ日を選んで１本の日と２本の日とコントロールしています。腰に疲れやすいところもありますから、もうしばらくは今の調整内容にとどめて、良くなってきたころを見計らって徐々にペースを上げていきます」（山元担当者） (11/03/01)［山元ＴＣ］坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「先週は坂路１本のメニューでしたが、今週から初めて２本登るメニューに上げました。今のところ脚元の状態は変わりないですが、背腰、特に右側に疲れが出やすいので、馬体のケアをしっかりと行いながら進めていきたいですね」（山元担当者） (11/02/22)［山元ＴＣ］坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「先週は２０−２０くらいの軽めの調教でしたが、今週は少し進めてハロン１７〜１８秒くらいのキャンターを踏んでいます。脚元の状態はいい意味で変わりがなく、負荷をかけても問題はありません。月曜日に小島茂之調教師が来場して状態を確認していったのですが、その際に“今後の進み具合にもよるけれど、態勢が整うようならば春の東京開催中に次走を考えられればいいね”ということも言っていましたよ」（山元担当者） (11/02/15)［山元ＴＣ］坂路で軽めのキャンター調整を行っています。「腱が太めで脚元に疲れが出やすいところのある馬なので、頑張って走ったことで少しモヤッとしたときもありました。慎重に見ていましたが、今のところ悪いほうへ行くことはありませんし、楽をさせたことで少し疲れも癒えてきたように感じますので、この中間から少しずつ動かし出しています。そうは言ってもまだ初期段階でハロン２０秒程度のごく軽めのキャンターのみです。今は軽く動かしつつ溜まった疲れをしっかり抜いてあげるような調整をしていくつもりです」（山元担当者） (11/02/08)［山元ＴＣ］ウォーキングマシン調整を行っています。「レース後こちらへ帰ってきましたが、連戦した疲れがありますし、このタイミングでひと息入れてあげるのはこの馬にとっていいことだと思います。以前から負担のかかりやすかった脚元もいくらか疲れが見られますからね。少なからずとも今週一杯はマシン運動にとどめるつもりで、乗り出すタイミングも来週以降の状況を見ながら判断するつもりです」（山元担当者） (11/02/03)［山元ＴＣ］３日に山元トレセンへリフレッシュ放牧に出ました。 (11/02/02)［美浦ＴＣ］２日は軽めの調整を行いました。「ギリギリまで悩んだ甲斐がありましたね。まだしっかりとし切れていない中、早い段階で勝ち上がってくれましたから、ゆとりを持って成長を促していけますし、ホッとしています。レース前から少し骨りゅうの前兆がありましたが、今のところ熱感こそあるものの、外見上酷くなるようなことはありません。ただ、無理をすると悪化させることにもなりかねませんし、ここは慌てず放牧に出して疲れを癒し、気になるところがシャキッとしてくるのを待ってあげたいと思います」（小島茂師）３日に山元トレセンへリフレッシュ放牧に出る予定です。 (11/01/27)［美浦ＴＣ］「相手関係を見たところ大差はないかなという印象でした。ただ、初ダート組や１回経験して上積みがあるかもというような馬という見方をした際に若干ですが１６００ｍのほうが濃いメンバーかなという気がしましたので、２１００ｍへ向かうことにしました。昨日追い切った後も落ち着いているし、前走そしてその後の様子を見ていても折り合い面はおそらく大丈夫ではないかと思っています。この中間に若干骨りゅうが出かかっているのですが、馬がほんの少し気にするくらいでレースへ向かうにはほとんど問題ないレベルなので、それほど心配は要らないでしょう。やってみないとわからない条件ですが、ここで結果を出せれば距離の幅も広がるし、先につながりますからいい走りを見せてくれれば嬉しいですね」（小島茂師）２９日の東京競馬（３歳未勝利・ダ２１００ｍ）に三浦騎手で出走いたします。 (11/01/26)［美浦ＴＣ］２６日は美浦坂路で追い切りました（５３秒２−３８秒８−２５秒２−１２秒５）。「今朝の追い切りはブロンクステイルと併せる形で行いました。先週の調教は予定より速くなってしまったので相手に合わせた程度のものでしたが、物見をすることもなくまずまずの動きを見せてくれました。しかし、先週と同様にもうひとつ気持ちがピリッとしていません。悪いというわけではないのですが、デビュー前の動きから一度使ったらスイッチが入ってくるだろうなと思っていてスタッフや皇成もそう思っていたのですが、大人しい。気持ちが乗ってくれば１６００ｍがピッタリかなとイメージしていたのですが、今の状態ならばスピードに長けた馬が出てきた場合、もしかしたらやられてしまう可能性もあるかもしれません。そこで前日にある２１００ｍも選択肢に入れることにしました。今の雰囲気ならば“悪くないと思う”という意見でみんな一致しているのですが、いかんせん長い距離なのでやってみないとわからない部分でもあります。いずれにせよ絶対はないわけですから、この２つのレースを両にらみし、よりメンバー的に良さそうなレースを選ぼうと考えています」（小島茂師）２９日の東京競馬（３歳未勝利・ダ２１００ｍ）もしくは３０日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/01/20)［美浦ＴＣ］２０日に美浦坂路で追い切りました（５１秒３−３７秒９−２５秒２−１３秒０）。「昨日の雰囲気を踏まえて今朝少し動かしてみようということになりました。前運動をする際に角馬場で動かしてチェックするのですが、そのときだけ私が跨りました。特に気になるところもないし、時計になるところを出しても大丈夫だろうと思えましたので坂路に入れました。無理して速いところをやることもないので、相手に胸を貸すくらいの気持ちでサラッと時計になればいいかなというくらいの調教を行ったのですが、思った以上に時計が出てしまいました。だからと言って、まったく無理をせず、馬なりで上がってきたものですのでオーバーワークということはないでしょう。ただ、やりすぎると肝心の本番のときにひと息になってしまいますので、週末はそれほどやらなくてもいいかなと考えています」（小島茂師）３０日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/01/19)［美浦ＴＣ］１９日は美浦南Ｗコースで１５−１５を行いました（９１秒７−７５秒８−６０秒０−４４秒６−１５秒０）。「前走後、脚元などに不安が出ることもありませんし、体調も安定しています。ただし、レース後のケアとして楽をさせた影響なのか気持ちの部分で少し緩みがあるようですね。これから次の競馬へ向けて徐々にピッチを上げていくところで、明日以降の状態を見て相手に胸を貸すくらいの形で少し動かすことも考えていますし、週末、来週と気持ちを乗せるような調教をしながら心身ともにいい状態で臨めるようにしたいと思います」（小島茂師）３０日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/01/12)［美浦ＴＣ］１２日は軽めの調整を行いました。「いいところを感じさせてくれていたし、恥ずかしい競馬はしないだろうと思っていましたが、調教では課題もありましたし、まずはどんな競馬をしてくれるだろうと思いながら見ていました。実際の内容は良かったと思います。後ろを離しているけど、前にも離されたから割り切れる結果でしたし、次はさらに良くなるはずですから楽しみです。まだ固まりきっていない脚元などの変化を心配していましたが、今のところはレース前よりむしろスッキリしているくらいです。ただ、今朝はまだ全休日明けですし、レースから日も浅いので、もう少し様子を見ておきます。問題なく、予定通りこのまま次の競馬へ向かえるのであれば、１週目の１６００ｍを考えるつもりです」（小島茂師）今後の状態次第ですが、３０日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１６００ｍ）に出走を予定しています。 (11/01/06)［美浦ＴＣ］６日は美浦坂路で追い切りました（５３秒１−計時不能−２４秒５−１１秒８）。「今朝の追い切りに三浦ジョッキーを乗せてこの馬の特徴を掴んでもらうようにしました。これまでビシッと追い切ったことがなかったので、当該週はしっかり負荷をかけるように指示を出しました。５１秒くらいでもいいと思っていたのですが、実際は５３秒でしたね。ただ、これは動けなかったのではなくパートナーとの兼ね合いで、前半が少しゆっくりになってしまったものなので、それほど問題ではありません。終いにしっかり出してラスト１ハロンを１１秒８で上がってくるのですからいいと思いますよ。ジョッキーに感想を聞いてみたところ『少しハミを噛むところがある。オンとオフの使い分けがポイントになりそう』と言っていました。ムキになるというほどではありませんが、スイッチが入ると少し力みやすいところがあるのでジョッキーもそう感じたのでしょう。ただ、スッと落ち着くポイントもあるし、コントロールが利かないわけではないので、それほど気にしないで競馬へ向かおうと話をしたところです。坂路では息づかいもそれほど気にならなかったので、あとは実戦に行ってみて対応できるかどうか。新馬のダート１８００ｍとなるとスローになりやすいし、スタートさえまともならば積極的な競馬ができれば理想的と考えています」（小島茂師）１０日の中山競馬（３歳新馬・ダ１８００ｍ）に三浦騎手で出走いたします。 (11/01/03)［美浦ＴＣ］３日は美浦坂路で追い切りました（５３秒２−３９秒０−２５秒４−１２秒９）。「今朝時計を出したのですが、速いところをやるときに初めて跨ってみました。率直な感想は“いい”ですね。まだまだ子供っぽくて本当に良くなるのは先になると思いますが、力をつけていけば楽しみだと思いますよ。ドッシリした体つきで５２０キロほどではありますが、以前に比べれば締まりも出てきているし、体が良くなってきている分、動きも良化してきているのでしょう。強い追い切りを課した後に両前、特に右前脚に熱を持ちやすいところはありますが、しっかりケアしていけば問題ありません。普通キャンター時の息遣いはもうひと息に感じるのですが、だいぶいい形に持ってくることができているので木曜日あたりに追い切って問題ないようならば１０日のダート１８００ｍでデビューさせたいと考えています」（小島茂師）１０日の中山競馬（３歳新馬・ダ１８００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (10/12/23)［美浦ＴＣ］２２日は美浦坂路で追い切りました（５３秒５−３９秒７−２５秒８−１２秒６）。２３日は軽めの調整を行いました。「フラットコースへ徐々に入れていくことも考えているのですが、体が大きく、腱組織などを見ると少し繊細なところがあるので、体がしっかりして脚元が固まってくるまでは入念にケアして慎重に接するようにしています。焦らず取り組んであげればもちろん問題はないと思いますよ。フラットも併用しますが、馬の状態をよく見ながら判断するようにしています。昨日の追い切りは坂路で負荷をかけたのですが、いい意味で先週と変わらないですね。動きもしっかりしているし、余力もまずまず。この調子であと数本乗り込んでいけばある程度態勢が整ってきそうです。まだデビュー戦の日程を含めた詳細をはっきりと決めていませんが、最初は負担を考えてダートの１８００ｍで行こうかなと考えています」（小島茂師）２０１１年１回中山開催を目標に調整を進めています。 (10/12/16)［美浦ＴＣ］１６日は美浦坂路で追い切りました（５６秒１−４２秒０−２７秒７−１３秒５）。「この中間の様子を見ていると、若干前脚に疲れが溜まりやすいところがあるようで、山元のスタッフにも確認したところ両前脚ともにまだしっかりとし切れておらず疲れやすいところがあったと言っていました。現時点では後ろがしっかりしていないことと、やや前に偏った走りをする面があるので、前脚に負担がかかりやすいのでしょう。このあたりは後ろもしっかり使えるようになり、バランスのいい走り方ができるようになれば解消してくるはずなので、入念にケアしながら最初のうちは坂路で動かすようにしています。今朝少し時計を出したのですが、パートナーも同じくらいの段階の馬でまだ体力が付き切っていない状態。互いのペースに合わせて登坂し、速くて４ハロン５３秒くらいから５５秒くらいで上がってくるかなと思っていたのですが、少し時計がかかって５６秒でしたね。ただ、グランマルシェ自身は比較的楽な脚取りでしたし、時計自体はそれほど気にしなくて大丈夫だと思います。強いて課題を挙げるとすると少しまわりを見てしまうことですね。初入厩のときはそのような感じはなかったのですが、今朝もスッと抜けて１頭になると物見のようにフワッとして左にステップしていましたからね。まだ幼いので仕方ないところもありますが、そのあたりを少しずつ良い方へ変えていってあげられればと思っています」（小島茂師） (10/12/08)［美浦ＴＣ］８日に美浦トレセンへ帰厩しました。「本日トレセンへ戻しました。ゲートを合格したあとは無理せず山元トレセンへ出し、現地からのゴーサインが出れば入れるつもりでした。まだ課題は残りますし、本質的にはもっと先で良くなってくるタイプだろうと私も思っていて山元でもそう感じてくれているようです。ただ、現状では悪くないということで一度競馬へ向かってみようということになり、今回帰厩する運びとなっています。まずは体調を見て明日から徐々に動かしていきます。進めていく中での徐々にデビューの目標を定めていければと思っています」（小島茂師） (10/12/07)［山元ＴＣ］周回でキャンター調整を行い、週２回は１４−１４を行っています。８日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。「緩さが見られるし、まだ左前・右トモに負担がかかりやすいところはありますが、現時点では悪くないでしょう。今週送り出すことになりましたのであとは体調だけをしっかり管理していきます。いきなりからというよりは長い目で良くしてあげたいと思える馬ですし、まずはいい形で初戦へ向かってくれればと思います」（山元担当者） (10/11/30)［山元ＴＣ］周回でキャンター調整を行い、週２回は１４−１４を行っています。「引き続き負担がかかりやすいポイントのケアをしっかりと行いながら乗っていますが、だいぶ動きも良くなってきたような気がします。ただし、本音を言えば本当によくなるのはまだ先でしょう。小島茂之調教師も同じイメージを抱いているようで、今は経験をさせつつ基礎となる土台をしっかりと固めていければと考えています」（山元担当者） (10/11/24)［山元ＴＣ］周回でキャンター調整を行い、週２回は１４−１４を行っています。「左前、右トモに疲れやすさがあるのは変わりありませんが、しっかりと乗り込んでいてもガクッと反動が出ることはありませんのでいい傾向にあると思っています。パーツの緩さがあるのは否めませんが、こればかりは短期間ですぐに改善するものではありませんからね。引き続きじっくりと動かしていうことで体もしっかりしてくるでしょうし、基礎体力の向上にもつながるはずです。年内には送り出したいと思っていますが、先がありそうな２歳馬ですし、あくまでも馬の状態に合わせて判断していきたいですね」（山元担当者） (10/11/16)［山元ＴＣ］周回でキャンター調整を行い、週２回は１４−１４を行っています。「もう少しですね。乗り込んでいることで徐々に動けるようになってきていますし、中身も少しずつ伴ってきたような感じです。体は太くはないものの各部分の緩さを感じさせるところは変わらずあるので、いろいろと経験させつつも慌てないで成長を促していければ理想的ですね」（山元担当者） (10/11/09)［山元ＴＣ］周回でキャンター調整を行い、週２回は１４−１４を行っています。「引き続きしっかりとした負荷をかけて乗り込んでいます。まだ息づかいなどを見ると良化の余地を感じさせるので、もう少し乗り込みたいと思っていますが、順調に乗れていることは何よりです。この調子で進めていければ徐々に移動について検討していける状態に近づいてくると思います」（山元担当者） (10/11/02)［山元ＴＣ］周回でキャンター調整を行い、週２回は１４−１４を行っています。「しっかりと馬体のケアを行いながら乗り込んでいます。まだ頼りない印象を受けるので慌てて戻すのではなく、じっくり良化を促した後に再入厩を検討できれば理想的かなと思っています。そうは言っても調教は順調に進められていると言っていい状況です。週に２回、多いときで３回の頻度で１ハロン１５〜１４くらいのところを乗れていますからね。血統的に見てもしっかりしてくればいいパフォーマンスを見せられるようになる可能性を秘めているでしょうし、馬の状態に合わせて調教や具体的なことを考えていきたいと思っています」（山元担当者） (10/10/26)［山元ＴＣ］周回でキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「馬体チェックを行いつつ乗るようにしていますが、やはり負荷をかければかけるほど左前、右トモに疲れやすさが見られますね。少しずつ進めるようにはしていますが、しっかりと馬体のケアを行っていく必要がありそうですね。今後も状態を見ながら調教師と相談していくつもりです」（山元担当者） (10/10/19)［山元ＴＣ］周回と坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行っています。「馬体チェックの意味も兼ねて放牧に出てきました。疲れ具合を見ながら乗り出していて、現在は周回と坂路を併用しながら調教を行っています。ゲートの疲れもあるのか左前、右トモに疲れが溜まりやすそうに見えますので、動かしつつもしっかりとケアしていきます」（山元担当者） (10/10/14)［美浦ＴＣ］１３日は軽めの調整を行いました。１４日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒２−５５秒１−４０秒４−１３秒５）。「先週無事にゲート試験を合格しましたので数日は楽をさせて疲れを取り、今週少し時計を出してみました。初めての速いところになるので無理をしないようにと手伝ってくれた高橋ジョッキーには言っておいたので、時計的には７０−４０程度です。ジョッキーもこれまで騎乗したウチのスタッフも好感触を抱いていて、だいたいの答えは“いいものがある”です。しかし、良いからと言って少しでもオーバーワークになるとそのあとにガクッとなりやすいところがあって、まだまだ基礎体力が不足気味と思わせる状態であるのは否めません。良い悪いを繰り返しながら少しずつステップアップしていかなければいけないものですが、これまでトントン拍子で来すぎているところもありますし、いいときほど悪い部分が見えなくなりがちです。いちおう明日の状態を見てから最終的に判断しますが、ここでいったん見つめなおす意味も込めて山元トレセンへ放牧に出したいと思います。このままデビューと期待されていた方には残念な思いをさせてしまうかもしれませんが、血統的に考えても焦っていいことはないでしょうし、大事に行けば良くなってくれるはずです。また、複数の目で馬を見ることでこれまでわれわれが気づかなかったことも出てくるかもしれませんし、逆に大丈夫と安心できるジャッジを山元からもらえるかもしれませんからね」（小島茂師）１５日に山元トレセンへリフレッシュ放牧に出る予定です。 (10/10/07)［美浦ＴＣ］７日にゲート試験を受けて、無事に合格しました。「昨日の練習のときにはお世辞にも速いとは言えないスタートだったのでやや厳しいかなと思っていたのですが、騎乗したスタッフたちの判断に委ねたところ今日から練習のつもりで受験してみようということになりました。昨日の今日なので大幅に変わったということはないのですが、工夫して上手くフォローしたことで極端に遅いスタートとはなりませんでした。無事に合格をもらうことができたので良かったです。まだ完成していないところは目立ちますが、順調に進めることができていますので、進められるところまでこのまま進めてみようかと考えています。もちろん疲れを見せるようであれば無理はしませんし、よく見ながら判断していきます」（小島茂師） (10/10/06)［美浦ＴＣ］６日はゲート練習中心のメニューを行いました。「先週から開始したゲート練習を地道に行っていますが、まだ体を持て余していることもあり、今朝ゲートから出したときもポコッという感じであまり速いスタートを切ることはできませんでした。それ以外の面では特にクセらしきものは見られませんし、練習を積み重ねていけばおそらく大丈夫でしょう。明日以降も練習を継続して行きますが、不合格になってもいいので練習がてら試験を受けていくことも考えるかもしれません」（小島茂師） (10/09/29)［美浦ＴＣ］２９日はゲート練習中心のメニューを行っています。「体調などを崩すことなく先週末にスムーズにトレセンへ入ってきてくれています。最初の数日は美浦の環境に慣らしながらじっくり動かしていましたが、変にバタバタすることもありません。今朝からゲート練習を開始していますし、順調にこちらでの生活をスタートできていますよ。今日は最初なのでごく軽めの練習なのですが、目立ったクセもないようだし、問題なく進めていけそうですよ。跨ったスタッフの感想を聞くと『乗り味が良くていい背中をしているし、性格が素直』ということでした。一気に攻め立てると堪える可能性もありますから慎重に考えていきますが、可能ならば早い段階でゲート試験を合格できるようにドンドン練習していきます」（小島茂師） (10/09/23)［ＮＦ早来］２４日に山元トレセンへ移動し、２５日に美浦トレセンへ入厩する予定です。 (10/09/21)［ＮＦ早来］屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター２本（週３回はハロン１５秒程度）の調教を行っています。「課題としていたトモの状態はずいぶんしっかりしてきています。ここにきて馬の能力に馬体が追いついてきた印象ですし、このまましっかり乗り込んでいきたいですね」（早来担当者） (10/09/14)［ＮＦ早来］屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター２本（週３回はハロン１５秒程度）の調教を行っています。「引き続き坂路主体でしっかりとトモを鍛えています。まだまだこれからよくなりそうなタイプですし、焦らず良化を促していきます。馬体重は５１６キロです」（早来担当者） (10/08/27)［ＮＦ早来］週３回は屋外周回コースをハロン２０秒程度のキャンターで２０００ｍ、週３回は屋内坂路コース２本（１本目は軽めのキャンター、２本目はハロン１５秒程度）の調教を行っています。トモにだいぶ逞しさが出て体質もしっかりしてきて、コンスタントに速めの坂路調教ができるようになりました。筋肉の質と心肺機能はかなりレベルの高いものを持っていますので、それを活かしたフォームを身につけられるように日々取り組んでいます。 (10/08/13)［ＮＦ早来］馬体重：520kg　週３回は屋外周回コースをハロン２０秒程度のキャンターで２０００ｍ、週３回は屋内坂路コース２本（１本目は軽めキャンター、２本目はハロン１５秒程度）の調教を行っています。小島茂之調教師は「以前は体質的に攻めきれない部分があったようなのですが、最近ではだいぶスカッとしてしっかりと調教を積めていますね。もし弱さが残るようならば一度跨らせてもらうことも考えていたのですが、今のところ安心できる状態ですし、厩舎スタッフさんたちにお任せしています。腰が甘い部分はまだ残りますが、以前よりいい格好になってきたし、血統的に見てもじっくり時間を掛けてあげればいい馬になると思いますよ」と、これからの成長に期待を寄せてくれています。 (10/07/30)［ＮＦ早来］週３回は屋外周回コースをハロン２０秒程度のキャンターで２０００ｍ、週３回は屋内坂路コース２本（１本目は軽めキャンター、２本目はハロン１７秒程度）の調教を行っています。やや腰高な面があり、まだ成長の余地を残してはいますが、だいぶ体のバランスが良くなってきました。歩様がしっかりしてきていい状態で調教を行えています。 (10/07/15)［ＮＦ早来］ 馬体重：510kg　週３回は屋外周回コースをハロン２０秒程度のキャンターで２０００ｍ、週３回は屋内坂路コース２本（１本目は軽めキャンター、２本目はハロン１７秒程度）の調教を行っています。課題にしていたトモは、坂路入りの本数を増やしていることで、徐々に力強くなってきました。坂路を上がった際の息の入りが良く、心肺機能の高さを備えていることを感じさせます。調教が進むにつれて、数字よりも引き締まって見せるようになってきました。 (10/06/30)［ＮＦ早来］屋外周回コースをハロン１９〜２０秒程度のキャンターで２０００ｍの後、週１〜２回は屋内坂路コース２本（１本目はダク、２本目はハロン１８秒程度）の調教を行っています。坂路での走りはとても前向きで、他馬と並ぶとグッとハミをとって闘争心をむき出しにしています。トモに力強さがついてくれば、後々大物になってくれそうな手ごたえを感じています。 (10/06/15)［ＮＦ早来］馬体重：503kg　屋外周回コースをハロン１９〜２０秒程度のキャンターで２０００ｍの後、週１〜２回は坂路２本（１本目はダク、２本目はハロン１８秒程度）の調教を行っています。カイバ喰いが良く、毛ヅヤも良好で体調面はいい状態を維持しています。調教負荷を抑えていますが、軽めにもかかわらず走りからは高い能力を感じさせます。今後も課題としているトモの強化に取り組んで、じっくりと素質を伸ばしていきます。 (10/05/31)［ＮＦ早来］屋外周回コースをハロン１９〜２０秒程度のキャンターで２０００ｍの後、週１〜２回は坂路２本（１本目はダク、２本目はハロン１８秒程度）の調教を行っています。周回コースではムキになりすぎず、自分のペースで走れるようになってきました。坂路での走りにもっと安定感が出てきてほしいところですが、乗り込みながらじっくりと鍛えていきたいと考えています。 (10/05/14)［ＮＦ早来］馬体重：504kg　屋外周回コースをハロン１９〜２０秒程度のキャンターで２０００ｍの後、週１〜２回は坂路２本（１本目はダク、２本目はハロン１８秒程度）の調教を行っています。乗り込みながら馬体重が増加傾向にあるように体調が上向いてきており、冬毛が抜けて毛ヅヤもずいぶんと良く見せています。この中間から坂路調教を取り入れ始めましたので、課題としているトモの力強さも、徐々に身についてくると考えています。 (10/04/30)［ＮＦ早来］屋内周回コース２０００ｍをハロン１９〜２０秒程度のキャンターで調教を行っています。ここにきて気性面の成長が見られ、だいぶ集中して走ることができています。徐々に体力もついてきて、気持ちと体のバランスのとれた動きができるようになりました。今後は少しずつ坂路調教を取り入れていきたいと考えています。 (10/04/15)［ＮＦ早来］馬体重：494kg　屋内周回コース２０００ｍをハロン１９〜２０秒程度のキャンターで調教を行っています。トモの疲れは取れてきて、スムーズに動けるようになりました。ただ、今無理をして再び疲れが出てしまうことは避けたいのでじっくりと進めています。おじのトライアンフマーチも坂路調教を毎日コンスタントに行えるようになったのは２歳の１０月くらいでしたので、ここは血統的にもパンとしてくるのを待って進めたいと考えています。 (10/03/31)［ＮＦ早来］屋内周回コース２０００ｍをハロン２０秒程度のキャンターで調教を行っています。気性的にまだまだ子供で幼い面こそあるものの、負けん気が強く、他馬と並ぶと圧倒するような走りを見せてくれます。疲れを溜めないように気持ちをコントロールしながら進めていきます。 (10/03/15)［ＮＦ早来］馬体重：490kg　屋内周回コース１８００ｍをハロン２０秒程度のキャンターで調教を行っています。この中間に再びトモに疲れが見られましたので、周回コース中心のメニューで調教を行っています。とても気持ちが強い馬なので、他馬と並ぶとエキサイトして走りすぎてしまう面があります。体型的にまだ成長途上な分、負担がトモにかかって疲れが出るようです。ショックウェーブ治療を併行して行いながら、成長を待って負荷を上げていきたいと考えています。 (10/02/26)［ＮＦ早来］週４回は屋内周回コースにてキャンター１８００ｍをハロン２０秒程度のペースで乗り込み、週２回は屋内坂路コースのみ２本（１本目はダク、２本目はハロン２５秒程度）の調教を行っています。体の成長とともに幾分トモ高が解消されてきて、馬体のバランスが良くなりました。今後、キ甲が抜けてくれば体をうまく使ったキャンターを見せてくれるでしょう。 (10/02/15)［ＮＦ早来］馬体重：493kg　週４回は屋内周回コースにてキャンター１８００ｍをハロン２０秒程度のペースで乗り込み、週２回は屋内坂路コースのみ２本（１本目はダク、２本目はハロン２５秒程度）の調教を行っています。坂路での調教を再開しましたが、とにかく前向きでパワーのある走りをします。課題としては、前傾姿勢で一生懸命走り過ぎてしまう分、トモに疲れが出やすいようです。今後は力を抜いた良いフォームで走れるように教えていきたいと思います。 (10/01/29)［ＮＦ早来］屋内周回コースにてハロン２０秒のキャンター２０００ｍの調教を行っています。とても前向きな気性の持ち主ですが、それが前面に出すぎて少し力んで走るところがあります。周回コースでじっくり乗り込むことで、前向きな気性を活かしつつ、落ち着いて走れるように取り組んでいきます。 (10/01/15)［ＮＦ早来］馬体重：485kg　年末にかけて少しトモに疲れが見られたので、屋内周回コースにて軽めのキャンター１８００ｍでの調整にとどめていました。現在は体調面を考慮しながら屋内坂路コース２本（１本目はダク、２本目はハロン１９秒程度）の調教に、徐々にペースアップしています。馬体のバランスも良くなり、走りにも安定感が出てきました。気性がとても前向きで、体をうまく使ったいい走りをする馬です。 (09/12/25)［ＮＦ早来］屋内坂路コース２本（１本目はダク、２本目はハロン２０〜２１秒）の調教を行っています。小島茂調教師も月に２回ほどのペースで本馬の成長を確認しており、「お母さんには体質的に少し難しいところがあったようですが、この馬は脚元も問題なく、今のところ不安はありませんね」と成長を楽しみにしています。 (09/12/11)［ＮＦ早来］馬体重：473kg　屋内坂路コース２本（１本目はダク、２本目はハロン２０〜２１秒）の調教を行っています。休まず乗り込むことで体をつくっていきたいという狙いどおり、馬体重も４７０キロ台に絞れ、身のこなしや脚捌きにキレを感じさせる動きを見せるようになりました。今後、成長に応じて再び馬体は増えていきそうですが、乗り込むことでいい筋肉となって身につくでしょう。 (09/11/30)［ＮＦ早来］ウォーキングマシン１時間の準備運動の後、屋内周回コースで軽めのキャンター１２００ｍを行っています。初仔ながら体を大きく見せており、特にトモの力強さは目を惹きます。叔父のトライアンフマーチ同様、祖母から受け継いだ快速馬の血を開花させられるよう、取り組んでいきます。健康面に不安がなく、休まず順調に乗れている点も魅力です。 (09/11/13)［ＮＦ早来］馬体重：480kg　ウォーキングマシン１時間の準備運動の後、屋内周回コースで軽めのキャンター１２００ｍを行っています。馴致の段階からもの分かりのよさを示して、ひとつひとつ納得してこなしてくれたので、スムーズに乗り運動へ移行できました。繋も柔らかく、クッションの利いたいい走りをみせています。順調に進めていけそうで、成長が楽しみな一頭です。 (09/10/29)［ＮＦ早来］馬体重：485kg　イヤリング遠浅在厩時は、順調に夜間放牧を行っていました。若干毛ヅヤが悪くなった時期もありましたが、雄大な馬体が目を惹き、重量感のある筋肉量は圧巻です。強い身体を持ち合わせた本馬は、父母の堅実な成績から見ても安定した活躍を望めそうです。馴致は洗い場での水洗いや背馴らしまで進み、理解力のある所を見せていましたので、今後も手間取ることなく進められると思います。 (09/09/30)［ＮＦ−Ｙ遠浅］少し朝が冷え込んできたため若干毛ヅヤが悪くなりましたが、馬体は全体的に厚みが増してきて、凄みがでてきました。これでいてまだ成長途上ですから先々が楽しみです。放牧地で見せる後躯から繰り出される深い踏み込みは迫力満点で、厚みを増したことによる重苦しさを全く感じさせないほど充実してきています。この馬の成長期に入ってきたのかもしれません。近々、鞍付けから徐々に馴致を進めていく予定です。 (09/09/03)［ＮＦ空港］馬体重：469kg　体高：200.5cm　胸囲：175cm　管囲：21cm

■ 募集カタログコメント／０９年募集

父の産駒らしいしっかりとした腰の筋肉は1歳馬とは思えないほど張り出しています。いまだ成長途上ではありますが、首や背中のライン、肩から胸前にかけての厚みはこの配合の狙い通りの成長過程を遂げています。迫力満点の後躯からくり出される深い踏み込みは安定していて力強く、前肢の出を押し出しているように見えるほどです。性格は大人しくて余計な動作が少なく、学習能力が高い本馬は2歳戦からのデビューが可能でしょう。馬体、血統、気性面から芝・ダートを問わずマイルから2000m前後を中心とした活躍が期待できそうです。

ヴィートマルシェの08
牡馬・鹿毛・２００８年５月８日生れ（美浦・小島茂之）
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファームYearling 　全４００口●総額３，６００万円

フジキセキ 1992 青鹿	Sunday Silence *サンデーサイレンス 1986 青鹿	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Mountain Flower
	Millracer *ミルレーサー 1983 鹿毛	Le Fabuleux	Wild Risk
			Anguar
		Marston's Mill	In Reality
			Millicent
*ヴィートマルシェ 2002 鹿毛	French Deputy *フレンチデピュティ 1992 栗毛	Deputy Minister	Vice Regent
			Mint Copy
		Mitterand	Hold Your Peace
			Laredo Lass
	キョウエイマーチ 1984 鹿毛	*ダンシングブレーヴ	Lyphard
			Navajo Princess
		インターシャルマン	*ブレイヴェストローマン
			トキノシュリリー

>母： ヴィートマルシェは１勝。本馬が初仔 ２代母： キョウエイマーチは８勝，桜花賞-JPN1，４歳牝馬特別(西)-JPN2，ローズＳ-JPN2， 　　　　　　　　　　　阪急杯-JPN3，京都金杯-JPN3，エルフィンＳ-OP，寒梅賞，マイルチャンピオンシップ-JPN1２着，同５着， 　　　　　　　　　　　秋華賞-JPN1２着，マイラーズＣ-JPN2２着，同３着，高松宮記念-JPN1４着，阪神牝馬特別-JPN2４着， 　　　　　　　　　　　フェブラリーＳ-JPN1５着，岩手・高知交流入着，南部杯-JPN1２着，黒船賞-JPN3３着。産駒 　　トライアンフマーチ：１勝，皐月賞-JPN1２着，若葉Ｓ-OP２着,現役 ３代母： インターシャルマンは４勝,天王山特別。出走した産駒は１頭のみ ４代母： トキノシュリリーは不出走。産駒 　　インターシュリリー：５勝 　　キョウエイハルナ：１勝 　　プラチナチケット：１勝 　　トキノサンライト：山形(公)４勝 　　レインボーフライト：入着，熊本(公)２勝 ５代母： トミニシキは不出走。産駒 　　インターヒリュウ：：３勝，利尻特別，南関東(公)１勝，東京オリンピック記念，東京大賞典４着，ＮＴＶ盃４着 　　ケイシュウニシキ：３勝，南関東(公)１勝，北関東(公)１勝 ６代母： スズキナルビーは４勝。産駒 　　アサカキング：４勝，サファイヤＨ，伊達特別 　　ウラカワナルビー：東海(公)入着。産駒 　　｜　　トウショウホワイト：２勝，高湯特別。産駒 　　｜　　　　トキノアジュディ：南関東(公)６勝，ニューイヤーＣ，スパーキングサマーＣ２着， 　　｜　　　　　　　　ブルーバードＣ２着，若潮盃２着，鎌倉記念２着 　　ニットウカラード：北関東(公)２勝。産駒 　　　　ボーイフレンド：佐賀(公)15勝，ジュニアチャンピオン ７代母： クインナルビーは17勝，天皇賞，同２着，鳴尾記念（２回）， 　　　　　　　　　　　日本経済賞２着，朝日チャレンジＣ２着，ダービー３着，菊花賞３着