ヘッドマスター
美浦・中川公成 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(11/02/02)［美浦トレセン］２日の午後、右飛節に熱感が見られたためレントゲン検査を行った結果、右第３足根骨を骨折していることが判明しました。「やはりいいところを持っている馬。ゲートに課題がある馬なので偶数枠であればと思わせるスタートでしたが直線で徐々にギアが上がって伸びてきたところを見ると本当にこれからが楽しみだと思わせてくれました。ソエが出かかっていたので今週中に放牧に出すため体調を整えるようにしていたのですが、今日の午後の馬体チェックをしていた際に、右の飛節に若干の熱感が見られました。歩様などはほとんど乱れていなかったのですが、万が一のことがあってはいけないと思い、急きょレントゲンを撮って状態を確認したところ、第３足根骨という飛節の前面部分にある骨を板状骨折していることが判明しました。獣医の見解だと少なくとも全治に６ヶ月はかかるということでした。外見上はまったく気にならないくらいで、これからと思っていた矢先のことでショックはかなり大きいですし、楽しみにされていたのはご出資されている会員の皆様も同じだと思います。それなのにこのようなことになってしまい、まことに申し訳ありません」（中川師）競馬の経験を積むごとに一歩ずつ確実に良化が見られ、前走の直線の伸びは今後の飛躍を期待させるものでした。このタイミングで立て直しを図り、春の中山開催で勝ち上がりを狙おうとしていた矢先のアクシデントで残念でなりません。全治６ヶ月という診断ですが、回復に要する期間が長引く可能性もありますし、それから乗り出していったとしても未勝利期間内に復帰できる見込みが少ないことから、中川公成調教師と協議を行った結果、近日中に中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが何卒ご了承賜りますようお願いいたします。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 (11/01/27)［美浦トレセン］２７日は軽めの調整を行いました。「昨日ハロー明けのきれいで程よいクッションの利いた馬場で追い切りました。２頭で併せたのですが追い出してから少しふわっとすることこそあったものの、最後はまたしっかりと走れていたし、感触は良かったですよ。乗り手に聞いたところ“先に先頭に立ったことで物見したところはあったけど、並ばれてからはまたしっかり走れていたし、良かったです”とのことでした。まだいかにも幼いという状態なので課題が残るのは致し方ないものの、経験を積みながら徐々に良化が見られるのは間違いありません。節から出走できるかどうか微妙だったのですが、幸いギリギリ大丈夫でした。３場開催で乗り役も少なかったのですが、前走乗った的場ジョッキーから乗せてほしいと言ってきましたし、前走からの流れで乗ってくれるのはこの馬にとっていいことなので彼にお願いすることにしました。前走後すぐに“東京を使ってください”と本人はその時から乗る気満々、今もやる気満々ですから、いいイメージで乗ってくれるでしょう。広いコースに替わればさらに良さそうですから、楽しみのほうが大きいと思っています」（中川師）３０日の東京競馬（３歳未勝利・芝２４００ｍ）に的場騎手で出走いたします。 (11/01/19)［美浦トレセン］１９日は美浦坂路で追い切りました（５６秒３−４１秒５−２６秒８−１３秒１）。「先週の後半から時計を出して、徐々に次の競馬へ向けてピッチを上げ始めました。金曜日はポリトラックで５ハロン６９秒くらいのところで長めから負荷をかけ、今朝は朝一番のタイミングで坂路を登りました。テンが少しゆっくりになったものの動きはまずまず。この調子で進めていければいい形で次走へ向かえそうです。最初のころは幼さばかりが目立って立ち上がることもしばしば見られたのですが、じっくり時間をかけていることで最近は以前に比べれば体を持て余すこともないのか集中するようになってきたし、立ち上がる姿を見るのもだいぶ減りましたよ」（中川師）３０日の東京競馬（３歳未勝利・芝２４００ｍ）に出走を予定しています。 (11/01/12)［美浦トレセン］１２日は軽めの調整を行いました。「今朝は休み明けということもありますが、角馬場とダートコースでじっくり動かすメニューを行っています。今のところクタッとなることもありませんし、前走後から変わりなく来ていると言っていいと思います。そろそろ競馬を考えられればと思っていたのですが、今週の想定を見ると芝の中距離は２ヶ月ほどの間隔が空いていないと出走できないような状況です。広いコースで伸び伸びと走らせてあげられれば理想的だなと思っていますし、長い距離であればいくらか混雑も緩和するでしょう。対応できる範囲と見て今のところ東京の２４００ｍを中心に考えたいと思っています。ただ、そこも必ずと言えるものではありませんし、状況を見てあまりにも厳しいようならば目標を変えたり、節を稼ぐために間を空けることも考えるようにしたいと思います」（中川師）出馬状況次第ですが、３０日の東京競馬（３歳未勝利・芝２４００ｍ）を目標に調整しています。 (11/01/03)［美浦トレセン］３日は軽めの調整を行いました。「初戦で跨ってくれた田中勝春騎手、そして前走乗ってくれた的場騎手と両者とも背中の良さを評価してくれているし、力があるのは確かだと思います。ただ、いかんせん精神的に子供ですし、体もしっかりしていなくて持て余しているような状態。レースを終えてからそれほど時間が経ってないタイミングでボロをしていたり、ヒヒンと鳴いてみたりと走りに集中し切れていないようなところがありましたからね。それでも度外視していいとはいえ初戦から２戦目は明らかに前進していました。経験を積みながら心身の成長が見られるようになれば変わってきていいと思います。阪神から戻ってきて年末年始はレース後の疲れを癒し、体調の維持に努めてきましたが、いい意味で変わりありませんでした。使っていきたいと考えているのですが、想定を見るとなかなか出走のメドが立てにくい状況です。３日開催後に動きが出る可能性もあるので、少し状況を見て、それでもなかなか変わらないようならば少し間隔を取った上で次走へ向かう手段を考えることになるかもしれません」（中川師） (10/12/22)［美浦トレセン］２２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒０−５４秒１−３９秒５−１３秒２）。「先週の競馬は見送る形になりましたが引き続き馬の具合はいいですよ。延びたことによる影響はそれほどないですね。今朝追い切ったのですが時計的には７０−４０程度のものです。ただし、雨が降っていたこともあり、重くタフなコンディションだったことを考えれば数字以上の負荷をかけることができたと思います。そのような状況の中でもいい動きを見せてくれました。調教を手伝ってくれた村田ジョッキーも感触が良かったと言ってくれましたからね。肝心のレースですが、想定を見ると中山は芝もダートも中２週の間隔ではまず入らない状況です。そこで阪神に目を向けたところ、中山より出走しやすい状況で、今のところ２０００ｍがいちばんいいレースのように思えます。中山を予定していて入らない馬、また同じ阪神でも他のレースからこのレースを選んで移動してくる馬もいるので、出走間隔的に入るかどうかは蓋を開けてみないと何とも言えませんが、遠征に備えて準備しておくつもりです。大型馬ですし、それほど繊細な性格の持ち主でもないので、うまく輸送に対応できるタイプだと思います。移動してくる兼合いでなかなか上位ジョッキーを押さえることができませんでしたが、美浦から若手であたりが柔らかく、こちらの意図も十分理解して乗ってくれる的場ジョッキーが大丈夫とのことでしたので、彼にお願いするつもりです」（中川師）今のところ２６日の阪神競馬（２歳未勝利・芝２０００ｍ）に的場騎手で出走を予定しています。 (10/12/15)［美浦トレセン］１５日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒２−５３秒９−４０秒１−１３秒７）。「状況次第では今週の競馬も考えようと思い、今朝いちばんで追い切りを行いました。競馬からそれほど時間が経っていませんし、それほど強い調教は必要としていませんので、今朝は７０−４０くらいのところで来るように指示を出しています。ほぼ思惑通りの調教ができていますし、動き自体もまずまずでしたよ。出走するには問題ない状態なのですが、想定を見る限りでは芝もダートも難しい状況です。いちおう明日の状況を見てからになりますが、今のところ出走は来週になると思います。念のため出張申請も出しておいて、関西圏の競馬も選択肢に入れて考えていくつもりです。初戦はただ回ってきただけになってしまいましたが、走ることに対して集中力が出てくればあんなことはないと思います。一緒に調教していた馬が条件は違えど善戦してくれましたし、その馬にヘッドマスターはほぼ脚色が勝っていましたからね。いきなり勝ち負けとはいいにくいかもしれませんが、キャリアを積んで走りを覚えていけば変わってきてくれるはずです。しばらくは経験をさせて自分の力を発揮できるように教えていければと考えています」（中川師）出馬状況次第になりますが、今のところ来週の出走を予定しています。 (10/12/09)［美浦トレセン］８日、９日は軽めの調整を行いました。「レース前もレース中も幼いところを見せていましたが、レースを終えたあともヤンチャっぷりを出しています。今朝は坂路を軽く登ったのですが、立ち上がってみたりとまだいかにも集中していないような状況です。ただ、競馬というものを理解していないというだけなので、経験を徐々に積んでいけば変わってくる要素はあるはずです。調教もまずまず動けていましたからね。走ってからガクッと来ているところもありませんし、今のところこのまま続戦予定です。可能ならば中１〜２週で使っていきたいと思っているのですが、今週の想定を見るとなかなか出にくいような状況ですね。今のところ芝をメインに考えていますが、ジョッキーはダートを試すのも悪くないかもと言ってくれていますので状況と馬の状態次第で次走を決めていこうと考えています」（中川師） (10/12/02)［美浦トレセン］１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６６秒３−５１秒８−３９秒１−１３秒５）。２日は軽めの調整を行いました。「これまでは週中は坂路、週末にウッドチップでの追い切りを行っていましたが、最終追い切りは本番を想定してジョッキーを背にコース追いをすることにしました。３頭でスタートしたのですが、前へ行った馬がかなり離れてしまったので実質２頭での併せ馬。まだ体の緩さがあり、体を持て余したような感じで少し伸びる格好で走っていますし、もっと良くなりそうな走り。５２０キロほどある体はもっと引き締める余地のある状態ですが、キャリアを積みながら徐々に良くしていきたいと思っている馬なので、初戦としては悪くないと思います。しっかりしてくればもうひと皮剥けそうな雰囲気を感じさせてくれる馬ですし、デビュー戦ではまずどんな走りをしてくれるかに注目したいと思います」（中川師）５日の中山競馬（２歳新馬・芝１８００ｍ）に田中勝騎手で出走いたします。 (10/11/24)［美浦トレセン］２４日は美浦坂路で追い切りました（５３秒１−３８秒５−２５秒１−１２秒６）。「週末はウッドチップで大きめのところを乗り、息を作るようにしています。今朝の速いところは先週と同様に坂路で行いました。前の馬を追いかける形を取ったのですが、その馬が終い一杯になってしまい、その馬に合わせる格好でフィニッシュしていました。突き抜けてもいいほどヘッドマスターは楽な手ごたえなのですが、まだ幼さが目立っていて１頭でしっかりと走れない部分が残っているのでパートナーに寄り添う形になったのでしょう。そのような中でも４ハロン５３秒で上がってきていますし、それほど心配はいらないと思います。これならば来週の競馬を考えることもできるでしょう。来週の追い切りの感触を見てから最終的に判断しますが、早ければ来週の１８００ｍで始動するかもしれません」（中川師）１２月５日の中山競馬（２歳新馬・芝１８００ｍ）に出走を予定しています。 (10/11/18)［美浦トレセン］１８日は美浦坂路で追い切りました（５４秒４−３９秒８−２６秒２−１３秒０）。「今日は中間のハローが明けたタイミングで坂路に入り、２本目に速い時計を出しました。最初はふわふわして物見が目立つ印象でしたが、少しずついいほうへ向かってきていますね。血統的なものもあるのか本数を重ねるごとに気持ちが入ってきていますよ。体は５００キロを少し超えるくらいですが、太め感はなく引き締まってきています。心身ともに良化途上中と言ったところで、いい雰囲気の中で調教を積めています。コースだと前脚のさばきが少し気になるところもあるので坂路主体でじっくり負荷をかけながら鍛えていくつもりです。今朝の感触では来週デビューという感じではないような気がします。週末と来週の雰囲気を見てからになりますが、おそらく暮れの中山開催でのデビューになると思います」（中川師） (10/11/10)［美浦トレセン］１０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒７−５４秒１−４０秒４−１３秒９）。「先週の金曜日に坂路で少し時計を出したのですが、いい動きでしたよ。少しフワッとするような感じこそありましたが、それほど無理をせずに５５−４０で登ってきましたし、良かったですね。そして、今朝はウッドチップで追い切りました。パートナーと体を併行して走らせたので前に目標がなかったために物見をしてふわふわしていました。時計がかかったのはその影響もありますね。何も知らない２歳馬ですから最初は当然です。誘導馬を置いてあげればもっと集中して走れるでしょうし、いろいろと教えながらいい走りができるようにしていきたいですね。まだはっきりとは決まっていませんが、あと３〜４本ほど追い切れば態勢は整ってきそうな気がします。来週、再来週の動きである程度の目標を決められればと思っています」（中川師） (10/11/04)［美浦トレセン］３日、４日は軽めの調整を行いました。「今のところ今週は明日から週末にかけてのどこかのタイミングで時計を出そうと考えています。先週ゲートをクリアしたあとも順調ですし、さっそく月曜日に坂路で１４−１４をサッと乗れているくらい元気ですよ。カイバが上がるようなこともないし、イライラカリカリすることもありません。人の手を煩わせるようなこともしないので、こちらとしては扱いやすくて非常に助かるというくらい優等生ですよ。現在は５００キロくらいの体ですが、追い切りを重ねていけば徐々に引き締まりいい筋肉をまとってくるでしょう。順調に行けば年内のデビューを考えることができるようになると思います」（中川師） (10/10/29)［美浦トレセン］２９日にゲート試験を受けて無事に合格しました。「練習の感触がまずまずだったので試しに今朝受験してみました。スタートはお世辞にも速くはなかったのですが、変な格好で出たりすることはありませんでしたし、寄り、駐立ともに問題なかったので無事に合格となりました。あと１〜２週中にメドが立てば上出来かなと思っていましたが、想定より早くパスしてくれましたし、立派な馬です。数日様子を見て、疲れがないかをよく確認してから判断しますが、今のところこのまま徐々に上げていってデビューへ向かっていければと考えています」（中川師） (10/10/27)［美浦トレセン］２７日はゲート練習中心のメニューを行いました。「朝一番で軽く動かしたのちにゲート練習を行いました。先週はまだ練習し出して最初のころだったし、牧場でもビッシリ練習していたわけではなかったので出に関してはゆっくりでした。しかし、回数を重ねてきた効果もあり、今朝はまずまずでしたね。教えた分だけ吸収してくれますし、物覚えのいい賢い馬ですよ。今は余裕があるからというのもあるのでしょうが、この調子で育てていきたいですね。週末に１５−１５近くのところを乗ったのですが、そのときも比較的楽な手ごたえで走れていましたから体力的にも今のところ問題なさそうです。この調子でいけば、そう遠くなくゲート合格のメドが立てられそうですよ」（中川師） (10/10/21)［美浦トレセン］２０日、２１日はゲート練習中心のメニューを行いました。「入厩してしばらくは軽めに動かしながら馴染ませていましたが変にうるさくなったり、敏感になって体調を崩すようなことはありませんでしたよ。今週からゲート練習を始めているところで、まだ初期段階の内容です。今朝は坂路１本登った後にダートコースへ移動して音を聞かせました。まだ速いダッシュとはいきませんが、反応を見せていますし、順調に進めていけそうな感じがしますね。最初はひょろひょろしていたのに今ではしっかりとした大きな体になっているのですが、大柄のわりに手先の軽い走りをするので好印象を持っています。もちろんまだ速いところもやっていませんし、これからどうなるかはわかりませんが、今の感触のまま成長してくれればいいですね」（中川師） (10/10/13)［美浦トレセン］１３日に美浦トレセン・中川公成厩舎に入厩しました。「本日無事に入厩しています。輸送で熱を出すこともなさそうだし、厩舎でくつろいでいるところです。先週牧場で見てきましたが、まずまずの状態でした。その後の調教でもしっかりとした走りをしていましたし、それならばということで牧場と相談して早めに連れて来ることにしました。いい顔をしている馬ですし、時間が経つに連れていい成長を遂げている馬ですから、これからどのような競走馬に育ってくれるか楽しみですね。しばらくは様子を見ながら環境に慣らしていきます」（中川師） (10/10/12)［山元トレセン］１１日にＮＦ空港を出発し、１２日に山元トレセンへ移動しました。今後は１３日に美浦トレセンへ入厩する予定です。 (10/10/05)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒（週１回はハロン１４秒）のキャンター２本を基調に、週２回は屋外坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本を行っています。「息遣い、動きともに良化してきています。調教ペースだけを考えれば移動を考えていける時期ですが、まだ状態をアップできそうなところも残っています。今後もしっかり乗り込み、移動に備えていきます」（空港担当者） (10/09/28)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒（週１回はハロン１４秒）のキャンター２本を基調に、週２回は屋外坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本を行っています。「引き続き速めを取り入れていますが、確実に調教中の手ごたえが良くなっているようですし、状態は右肩上がりに推移していますね。今後も同様の調教メニューを継続的に行い、さらなる状態アップを図っていきたいと思います」（空港担当者） (10/09/22)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒（週１回はハロン１４秒）のキャンター２本を基調に、週２回は屋外坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本を行っています。「ハロン１５秒を切るキャンターを取り入れましたが、その後も快活な動きを披露しています。まだ、成長の余地は残りますが、着実に上向いているのは確か。この調子で全体的な状態を上向かせていきたいと思います」（空港担当者） (10/09/13)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒のキャンター１本を基調に、週２回は屋外坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本を行っています。「しっかりと負荷をかけることで心身ともにいい成長を見せていますね。週を追うごとに進展が見られるのは喜ばしい限りです。とはいえまだ伸びしろはまだ残っているので、少しでもいい状態で移動できるように今後も丹念に乗り込んでいきます。馬体重は５２６キロです」（空港担当者） (10/08/27)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１５〜１６秒で２本元気に駆け上がっており、週２回はトレッドミルでの調整も取り入れています。集中力を保った状態でトレーニングに臨むことができており、精神的にも成長がうかがえます。この分ならこれまで以上に調教負荷が実になることは間違いなく、目標としている今秋の入厩に向けて、理想的な形で進めていくことができそうです。 (10/08/13)［ＮＦ空港］馬体重：518kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１５〜１６秒で２本元気に駆け上がっています。また、週２回は体をより上手く使えるようにするため、トレッドミルでの調整も取り入れています。その効果は徐々に形となって現れつつあり、以前よりもキャンター時の身のこなしが上手になっており、推進力を生み出すトモ脚にもいい力強さが出てきています。今後もよりよい走りができるように工夫していきます。「以前は骨格に対して体の肉付きが物足りず、非力さが目立っていました。しかし、じっくりと時間をかけながら乗り込んでもらったことがいい影響を与え、日を追う毎に成長しています。いいものは持っているものの、少し前までは脚長でヒョロッとして４７０〜４８０キロがやっとという状態だったのに、今ではしっかりといい筋肉がついて５００キロ超。骨格に見合った体つきになっていますね。血統的にも早くからというタイプではありませんし、牧場スタッフともじっくり行きたいと話をしています。順調に行けば１０〜１１月くらいにはトレセンに連れて来たいですね」と、中川調教師はこのところの成長振りに目を細めていました。 (10/07/30)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１５〜１６秒で２本駆け上がっており、週２回は１０００ｍ周回ダートコースのみで軽めのキャンター２周のメニューを消化しています。動きの良化は勿論のことながら、馬体面でも成長しており、バランスの良い体つきになってきています。今後も脚元の状態を見ながら、徐々にペースを上げていきます。 (10/07/15)［ＮＦ空港］馬体重：510kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１６〜１７秒で２本元気に駆け上がっており、週２回はハロン１５秒の調教もこなしています。現在のペースにも慣れてきたようで、動きには余裕が感じられ、力みもとれています。本馬の父アドマイヤジャパンは７月の新馬戦で見事勝利を収めたアポロジェニーを輩出したように幸先のよい種牡馬デビューを果たし、改めて優秀な血の持ち主であることを鮮烈に印象付けました。 (10/06/30)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒で２本元気に駆け上がっており、週２回は１２００ｍ屋外坂路コースでキャンター１本のメニューをこなしています。また、継続してトレッドミルでの運動も週２回こなしています。調教のペースを上げても疲れを見せず、体もなかなかの好馬体を披露しています。走り自体にも徐々に力強さが身についてしっかりしてきました。 (10/06/15)［ＮＦ空港］馬体重：504kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっており、週２回は２本のメニューをこなしています。また、継続してトレッドミルでの運動も週２回こなしています。馬体の成長が著しく、だいぶバランスが整ってきました。気性面ではまだ子供っぽいところがあるので、注意して進めていきます。 (10/05/31)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１７秒で１本元気に駆け上がっており、週２回は登坂本数を２本に増やしています。また、トレッドミルを使ったハロン２５秒程度のキャンター運動も現在は週２回行っています。右前脚の疲れはほぼ心配なく、徐々にペースを戻しています。体調面にはまったく問題ありませんので、適度な負荷をかけつつ速めの調教を取り入れて、良さを引き出していきます。 (10/05/14)［ＮＦ空港］馬体重：497kg　この中間、右前脚に疲れが出たので少し楽をさせました。疲れ自体はすでに回復しており、現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１８秒で１本元気に駆け上がっています。また、走りのバランスの改善を目的に、トレッドミルでの運動も週２回こなしています。運動量は抑えていますが、馬体は緩むことなく好状態をキープしています。 (10/04/30)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１７〜１８秒で２本元気に駆け上がっています。また、日によってはハロン１６秒のペースも取り入れています。まだ速め調教を始めたばかりですが、これからグンと良くなってきそうな雰囲気を感じ取ることができます。冬毛も抜けてきて毛ヅヤはピカピカで、体調面では良好な状態をキープしています。 (10/04/15)［ＮＦ空港］馬体重：486kg　この中間も順調に調教を積んでいます。先月に引き続き、９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１７〜１８秒で２本元気に駆け上がっています。同じペースでじっくり乗り込んでいるので、手ごたえ・動きともにしっかりとしたものになってきています。今後も現在のペースでじっくり乗り込み、週１回程度は速め調教を取り入れていく予定ですが、もとよりバランスの良い馬体をしているので、これから動きにどのような変化が見られるのかとても楽しみです。 (10/03/31)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１７〜１８秒で２本元気に駆け上がっています。「初めて見たときはヒョロッとした印象でしたが、ここに来てだいぶ肉づきが良くなってきましたね。すごく馬体のバランスも良くなってきているし、いい成長を遂げているのが目に見えてわかります。走る馬の顔をしているし、四肢を含め体も丈夫そうです。まだトモに甘さを感じさせますが、父の産駒は似たような馬が多いようなので、堅実な母系に、父系の血の力を受け継ぐことができているのかもしれませんね。先日のアリゼオも強い内容でしたし、同じ関東馬として来年はこの馬で賑わせたいですね」と、中川調教師はかなりの期待を寄せています。 (10/03/15)［ＮＦ空港］馬体重：485kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１７〜１８秒で２本元気に駆け上がっています。徐々に調教の負荷を強めていますが、難なく対応してくれています。まだ力不足な面はありますが、だいぶハミを受けてしっかりと走れるようになってきました。急なペースアップは控え、成長を阻害しないようにじっくり乗り込んでいく予定です。 (10/02/26)［ＮＦ空港］現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１８秒で１本元気に駆け上がっており、週４回は２本のメニューをこなしています。ペースこそ変わりませんが、週の半分以上は坂路を２本乗っており、トモ脚の強化に努めています。馬体面では体高が伸び、さらに全体のバランスが整ってきています。 (10/02/15)［ＮＦ空港］馬体重：471kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は９００ｍ屋内坂路コースを毎日ハロン１８秒で１本元気に駆け上がっており、週２回は２本のメニューをこなしています。まだトモに力がなく推進力が足らないので、上へ上へと走るような感じになっていますが、バランスの良い馬体の持ち主ですので、今後も坂路でしっかり乗り込んでいけば、徐々に力強さが備わってくるでしょう。しばらくは現在のペースでじっくり進めていきます。 (10/01/29)［ＮＦ空港］ 現在は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっており、週２日は登坂本数を２本に増やしています。まだまだ力不足の感は否めませんが、坂路調教を重ねることで、少しずつですが確実にパワーアップしています。気性面では、物見をしたり暴れたりと幼い一面を時おり見せますが、徐々に落ち着いてきています。 (10/01/15)［ＮＦ空港］馬体重：455kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回コースをハロン２４秒程度のスローキャンターで３周半しており、週３回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっています。坂路調教を開始して間もないということもあって、まだ全体的に力不足の印象です。脚元・体調に不安はありませんので、ビシビシ鍛えていきます。 (09/12/25)［ＮＦ空港］現在は４００ｍ周回コースをハロン２４秒程度のハッキングキャンターで４周半しています。本馬が誇るのは、バランスの良さと父の特長をよく受け継いだ柔らかさです。体調・脚元にもまったく不安はなく、今後もさらにペースアップできそうです。徐々に調教の負荷を強めていく予定です。 (09/12/11)［ＮＦ空港］馬体重：454kg　この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回コースをハロン２４秒程度のハッキングキャンターで４周半しています。乗り進めるとともにハミをしっかり取るようになり、スムーズなキャンターを行えるようになっています。まだやんちゃな一面を見せることもありますが、運動中は騎乗者の指示にしっかり応えてくれています。 (09/11/30)［ＮＦ空港］現在は４００ｍ周回コースでダク２周・ハッキングキャンター１周半のメニューを毎日こなしています。母系一族は最近すさまじい活躍を見せています。スマートギアはもちろんのこと、１４日の新馬戦（芝２０００ｍ）ではアリゼオがデビュー勝ちを飾り、さらに２８日の京阪杯（Ｇ３）ではプレミアムボックスが優勝。そしてブエナビスタの兄で自身もクラシックを賑わせた父アドマイヤジャパン。この価格でクラシックを狙える機会は今後めったにないはずです。 (09/11/13)［ＮＦ空港］馬体重：447kg　無事に騎乗馴致を終えています。現在は４００ｍ周回コースでダク２周・ハッキングキャンター１周半のメニューを毎日こなしています。中型の馬体ですが、ダイナミックな動きをするので、実際より馬体を大きく見せており、乗り手の指示に対する機敏な反応にもセンスを感じさせます。 (09/10/29)［ＮＦ空港］馬体重：447kg　環境の変化に戸惑うこともなく、落ち着いています。現在はウォーキングマシン内でサイドレーンを装着して常歩運動を行っています。併行して背馴らしも行っていますが、問題なく順調に進められています。好馬体・品のある顔立ちで期待の高まる一頭です。 (09/09/30)［ＮＦ空港］９月２２日にＮＦイヤリング空港よりＮＦ空港へ移動しました。ＮＦイヤリング在厩時は、夜間放牧を行っていました。放牧地ではよく動き他馬に対して向かっていくなど、気の強い一面を見せていましたが、人に対しては従順でおとなしく、あまり手のかからない馬です。今からは馴致を行っていきますが、人の手を煩わせることなくスムーズに進むことでしょう。とても丈夫な馬なので早い時期からのデビューを期待しています。 (09/09/03)［ＮＦ空港］馬体重：433.0kg　体高：159.0cm　胸囲：172.5cm　管囲：20.3cm

■ 募集カタログコメント／０９年募集

馬体各所のバランスがこうあってほしいということが実現されている好馬体の持ち主です。骨格のつくりが理想的で脚元と蹄も丈夫なので、夜間放牧を順調に積み重ねることができています。絶妙に配分された骨格に前躯・後躯の筋肉がしっかりと発達し馬体全体のバランスの良さを可能としています。走るフォームは現時点では俊敏で上下がぶれない安定感あるピッチ走法ですが、まだ馬体各所に成長の余地を残しており、菊花賞で三冠馬を脅かした父から長距離も守備範囲と思われ、成長しながら適性距離を延ばしていくタイプでしょう。

ヘッドミストレスの08
牡馬・鹿毛・２００８年５月１５日生れ（美浦・中川公成）
生産：三好牧場・繋養：ノーザンファームYearling 　全４００口●総額１，２００万円

アドマイヤジャパン 2002 栗毛	*サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Moutain Flower
	ビワハイジ 1993青鹿	Caerleon	Nijinsky
			Foreseer
		*アグサン	Lord Gayle
			Santa Luciana
ヘッドミストレス 2002 鹿毛	Helissio *エリシオ 1993 鹿毛	Fairy King	Northern Dancer
			Fairy Bridge
		Helice	Slewpy
			Hirondelle
	サザンウッド 1992 栗毛	*リアルシャダイ	Roberto
			Desert Vixen
		スケアヘッドライン	*パドスール
			シャダイチャッター

母： ヘッドミストレスは１勝。本馬が初仔 ２代母： サザンウッドは３勝。産駒 　　クイーンマブ：入着，熊本(公)６勝 　　ホッキートックマン：熊本(公)１勝，中央入着，現役 ３代母： 　スケアヘッドラインは不出走。産駒 　　ワンモアチャッター：６勝，朝日チャレンジＣ-JPN3，遠州灘特別，小牧特別，フィリピンＴ， 　　｜　　　　　小倉記念-JPN3２着，オパールＳ-OP２着，福島記念-JPN3３着（２回），若草Ｓ-OP３着， 　　｜　　　　　中京記念-Ｇ�V４着（２回），現役 　　インターサクセス：５勝，八ヶ岳特別，カトレア賞，福島３歳Ｓ-OP２着，アイビスサマーダッシュ-JPN3４着， 　　｜　　　　　ニュージーランドトロフィー-JPN2５着 　　スマートギア：４勝，晩春Ｓ，野分特別，菊花賞-JPN1４着，ラジオＮＩＫＫＥＩ賞-JPN3４着，金鯱賞-Ｇ�U５着，現役 　　スクリーマー：３勝 　　サプライズユー：２勝，現役 　　セールファスト：１勝 　　スクエアアウェイ：１勝 ４代母： 　シャダイチャッターは６勝，小倉記念-JPN3，同２着，西日本新聞杯，玄海特別，朝日チャレンジＣ-JPN3２着， 　　　　　　金鯱賞-JPN3２着，北九州記念-JPN3２着。産駒 　　マルカミラー：２勝，ゆきつばき賞，京都新聞杯-JPN3２着 　　チャッターボックス：２勝，クレマチス賞。産駒 　　　　プレミアムボックス：７勝，ＣＢＣ賞-Ｇ�V，オーシャンＳ-JPN3，山城Ｓ，さくらんぼ特別， 　　　　｜　　　千葉日報杯，函館スプリントＳ-JPN3４着，現役 　　　　スワンキーポーチ：１勝，フェアリーＳ-JPN3２着，菜の花賞-OP２着，現役 　　　　ドリームチャッター：北海道(公)４勝，華月賞，岩手(公)２勝，ビューチフル・ドリーマーＣ， 　　　　　　　　　　　　　　ひまわり賞