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23/11/19 福島 障害未勝利 |
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１９日の福島競馬ではまずまずのスタートを切り第一障害を飛越したが着地で故障発生し、競走を中止しました。「調教時には上手に飛ぶことができていましたので飛越に関しては怪我の影響をさほど感じることはありませんでした。調教でのモタれに関しても段々と良くなっていたのでこのまま競馬ができればと思っていたんです。結構張り切って走るようになっているので、落ち着かせて臨んだのですが、スタートを出てからの行きっぷりがもうひとつ良くなかったんです。考えていたものと違うな…と思えたものの明らかなハ行等もなく、徐々に動くようになってくれればと思い第一障害へ向かったのですが…。着地のタイミングではありましたけれども、あの飛越だけで発症したというよりはスタートからかも知れず、いずれにせよ中でこもっていたものがこのタイミングで大きな怪我となってしまったのかもしれません。障害転向時に任せていただいた馬で、今回縁あってまた乗せていただけることになり、何とか良い走りをさせてあげたいと思っていたのですが、このようなことになり誠に申し訳ございません」（草野騎手）「追い切りで左へのモタれこそ見せていたものの段々と良くなり、飛越に関しては特段問題なくこなすことができてたので、顎の怪我の影響による不安はだいぶなくなったうえで送り出すことができました。ちょっとテンションが高いので草野と相談し、金曜日に移動し、土曜日スクーリングして今回のレースへ向かうようにしたのですが…。発症した段階でかなり辛かったはずですが、なかなか止まることができない中でも草野を守ろうと頑張ってくれましたし、本当に優しい馬だと思います。それだけにこのようなことになり本当に辛く、また、会員の皆さまのことを思うと誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです」（岩戸師）デビュー２戦目で勝ち上がるも体質面の弱さが目立ちコンスタントに使い込みにくいところがありました。成長を待つように期間を取りながら使っていき５歳になって見事オープン馬にまでなってくれましたが、その後は厳しい戦いが強いられたこともあり、障害へと転向いたしました。障害デビュー時はどうなることかと心配しましたが、２戦目で２着となると、続く３戦目でも２着と好走し、次こそは決めたいと思っていたところで下顎を骨折するアクシデントに見舞われました。幸い、乗るに支障のないところまで回復し、復帰戦となる今回のレースへ向かいましたが、残念ながら右第三中足骨の開放骨折を発症し、手の施しようがない状態であったことから岩戸孝樹調教師と相談のうえ、ハーメティキストを楽にしてあげることになりました。非常に悲しい出来事で、会員の皆さまにおかれましてもかなり辛い思いをさせてしまい誠に申し訳なく思っておりますが、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の皆様へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
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23/04/08 福島 障害未勝利 |
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８日の福島競馬では五分のスタートで序盤は中団より進める。バンケットを越えたあたりからポジションを上げていき、勝負どころで早めに先頭に立ち押し切りを狙うが、直線で交わされ２着。「調教時の様子から想像はしていましたが、実戦へ行くとさらに難しいなと実感させられましたね…。私も伴も、草野だけでなく前回乗った小野寺にも話を聞いていたのですが、スタートしてから思いのほか進まないから流すように進めていこうとすると急にハミをガツンと取ってきて、しばらくの間、折り合うのに苦労していましたよね…。それに飛びが雑でなかなか安定していませんでした。しかも、下手なのではなく如何にも飛べるくせに飛んでないような感じでしたよね。そんな様子だったので早めに先頭に立ち安定させようとしたところ、今度はフワフワしていました。開幕週、しかも初日ということも考えて押し切る競馬を選択していましたが、ハミをいっこうに取ろうとせず、そうしているうちに勝ち馬に見られて、外から抜けられてしまいました。う〜ん…能力は高いのでしょうけれども、それをストレートに出せていないような走りで悩ましいです。見方を変えれば、そのあたりを上手く持っていければ結果も変えられるとも言えると思います。我々も転厩初戦で手探りだったのは否めませんが、経験を積みつつ、何とかいい方へと導いていければと思っています」（岩戸師）転厩初戦ということもあり陣営は手探り状態だったと思いますが、まずまずの状態でレースへ向かえたのではないでしょうか。障害初戦時に比べるとまずまずの飛越ができるようになっていると思いますが、所々でやや粗削りな面を見せていたように、まだ伸びしろがあるようにも思えます。早め先頭で格好の目標になってしまった分もあったのでしょうが、今回は勝ち馬を褒めるしかないように思いますので、改めて次走へ向かい、いい結果になることを願いたいです。この後についてはレース後の様子を見たうえでどうしていくか判断していきます。
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23/01/21 小倉 障害未勝利 |
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２１日の小倉競馬では中団やや前目を進み、勝負どころから徐々に進出していく。先に抜け出した勝ち馬を懸命に追いかけるが、差を詰めることができず２着。「しっかりと動かしたうえで小倉へ向かいましたので、輸送も相まって体も減っていました。それでも今回のレースへ向かうにあたっては問題ないと思えるもので、これでどれだけやれるかと考えられればと見ていました。実際のレースを見ても、前回と異なりまずまずの走りをしてくれましたね。レース後のジョッキーの話も“飛越が落ち着いていましたし、全体的にしっかりとこなしてくれました。よく頑張ってくれたと思います”と言っていましたね。障害２戦目で今後につながる走りを見せてくれたので少しホッとしましたし、この経験を活かしてまたいい走りをお見せできればと思っています」（木村師）障害初戦となった前回は不安定なところが目立っていましたが、２戦目となった今回は安定感がいくらか増し、悪くない形で飛越をこなし、立ち回ることができていました。勝負どころから上位３頭でポジションを上げていきましたが、その中でも先に抜けた勝ち馬を捕らえることはできませんでした。結果は残念でしたが、２戦目でメドを立てられたことに安堵したのは確かですし、これで次への道も開けたと言えるのかなと思いますので、またいい走りを見せてくれることに期待したいと思います。今後についてはレース後の状態を見てからどうしていくか判断していくことになると思います。
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22/11/26 東京 障害未勝利 |
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２６日の東京競馬では五分のスタートを切り中団を進む。ペースが上がり出したところからポジションを少し下げることになり、最後の伸びに期待したが苦しく９着。「体の使い方など、調整を進めていくにつれて良化の跡が見られるようになってきていましたが、それでも障害戦初戦ということもあり、まずは無事に、そして今後につながるレースになればと思っていました。実際のところ、前半からちょっと力みが目立っていましたね…。課題のある飛越ではありましたが、ひとまず無事に走り終えてくれました。ジョッキーにレース後話を聞くと、前半飛ぶのに一杯一杯で、力んで消耗してしまったとのことでした。飛越に使うエネルギーが膨大になりすぎて前半で使い果たした分、後半に余力がなかったようです。直線のダートコースで伸びなかったのは適性というよりも前半に因るところが大きかったようなので、経験を重ねながらそのあたりが上手になってくれたらと思っています」（木村師）障害試験へ向けた練習時から課題が目立ち、どこまでかと思うところはありましたが、その後も練習を続けてきたことで段々と効果と進展が見られるようになってきたことから、今後に活きる経験になればと捉えていました。レースでは大きく飛ぶ飛越を見せていましたが、それでも無事に走り切ることができていました。力の使い方など、課題の見られる内容ではありましたが、初めての障害戦だったことを考えると致し方ないところでしょう。経験を重ねつついい方へと向かっていってくれたらと思います。脚元を含めて、レース後の状態をよく確認してから今後のことを検討していきます。
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22/10/16 東京 オクトーバーＳ |
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１６日の東京競馬では五分のスタートを切るも外枠だったこともあり中団やや後方を進む。直線へ向いて追い出すとジリジリと脚を使っていたが最後は苦しくなって９着。前走後は違ったアプローチができればと考えて障害練習を採り入れ、試験まで合格させてから牧場で乗り込み、今回のレースへ臨みました。完璧とまでは言えないまでも、調教をしっかりと積んできましたし、直前は体の張り感が増していい状態で臨めたのではないかと見ていました。府中の２０００ｍ戦で外枠からのスタートという厳しい条件になりましたが、人馬が呼吸を合わせて上手にレースを進めてくれました。直線へ向いて追い出すとしぶとく脚を使っていましたし、勝ち馬とはコンマ６秒差、その他もさほど差がない走りを見せてくれました。頑張れていたと思いますので、今後もまた良い走りを見せてもらいたいです。この後についてはレース後の状態をよく確認してから判断していきます。
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22/07/03 函館 巴賞 |
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３日の函館競馬では五分のスタートを切るも中団後方の位置を進む形になる。勝負どころから押し上げていこうとしたがジリジリとした伸びに留まり８着まで。久しぶりの小回り戦に備えて調整を重ね、１週前に現地入りしました。函館の水も合うのか美浦トレセンで調整していた時よりさらに気配が上がってきている様子でしたのでとても楽しみにしていたのですが、スタートしてからの進みがもうひとつで気合いをつけながらの追走となりました。少し早めに勢いをつけていきつつ直線へ向かいましたが、残念ながらグッと来ることはありませんでした。ジリジリとは脚を使っているようにも見えるのですが、ダートから芝に戻した今回で変わり身を見せてもらえればと思っていただけに残念でなりません。この後についてはレース後の状態をよく確認してからどうしていくか検討していきます。
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22/04/23 東京 オアシスＳ |
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２３日の東京競馬では中団後方を進み直線大外に出して追うが伸びが見られず１６着。「う〜ん…何とか態勢を整えてレースへ向かうことができましたが、いざ実戦となると思うように進んでいきませんでしたね…。戸崎さん曰く、“ダートがダメというよりはトモに力が入らず進んでいかないような感じがしました”ということで、適性云々よりも状態的に物足りなかったという指摘を受けています。数日思うように食べられないときがありましたけれども、その後は気候の緩和もあって調子も取り戻し、悪くない形で調整できたと思うのですが、やはりこのクラスとなるとちょっとした不安も大きく出てしまうのでしょうね…。上手く行かず申し訳ありません。また暑くなって馬もしんどいところが出てきているのかもしれませんので、レース後の反動の有無をしっかりと確認しておきます」（木村師）今回は目先を変えてダート戦へトライしてみることにしました。中間、急激に暑くなったことでカイバを食べられなくなった時がありましたが、その後は持ち直して直前もしっかりと追い切ってレースへ臨めたので対応できると踏んでいたのですが、いざレースとなると進みが悪く、後ろから後ろのままで終わってしまいました。ダートがいいとは言い切れないものの、それ以前にしんどさが影響したのではないかと鞍上のコメントにもありましたように、今後の方向性については何とも言えないところです。レース後の状態をしっかりと見て、苦しいところがないかを確認してから今後について検討していきます。
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22/02/12 阪神 洛陽Ｓ |
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１２日の阪神競馬では後方から進めて直線勝負にかけるが、ジリジリと脚は使うものの前との差を詰めることはできず９着。いちばん使いたい東京新聞杯は賞金不足で出走できず、翌週となった今週のレースには栗東トレセンでの調整を経て向かいました。体は減りましたけれども以前走っていたころとさほど差のないものでしたし、気配は良好に思え、非常に楽しみを持って臨むことができたように思います。しかし、スタートの差もあったかポジションが後ろになりました。結果的には前目にいた馬たちの多くが上位に来ていたように展開が向かなかった感は否めません。残念ではありますが、オープンでの経験を重ねているところで、ちょっとしたことで巻き返す可能性はあると思えますので、今後に期待をかけたいと思います。このあとはレース後の状態を見たうえで判断していきます。
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21/12/19 中山 ディセンバーＳ |
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１９日の中山競馬では五分のスタートを切るも中団後方からになる。内に潜り込みロスを減らしながら進めて勝負どころから直線で外へ出して追うが、前が止まらず６着まで。オープンクラスに入って４着、３着と好走が続いており、今回さらに前進できればと期待をしていました。しかし、中山１８００ｍで外枠に入ってしまい、五分のスタートを切っているものの最初のコーナーで後ろになりました。鞍上がロスを減らす意識で運んでくれましたが、結果、前残りの展開になってしまい、押し上げようとするも前を交わすまでには至りませんでした。今回は度外視していい結果でしょうから、気持ちを切り替えて次走以降での巻き返しに期待をしたいと思います。今後についてはレース後の状態を見たうえで判断していきます。
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21/10/17 東京 オクトーバーＳ |
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１７日の東京競馬ではまずまずのスタートから中団につける。いい形で直線へ向かうとジリジリと脚を使って差を詰めてきたが上位２頭には及ばず３着まで。「いい状態で送り出せたかなと思っていましたが、実際跨ったジョッキーも高評価してくれました。それに、彼が言うには東京がやはりいいということでしたね。ローカルでもやれなくはないのでしょうが、３勝クラスを勝ったときも東京でしたし、馬にとって走りやすいのでしょうね。今日は馬場が少し渋っていた分、伸びあぐねたところもあったようなので、良馬場であればもっと良かったかもしれないとも言っていましたし、今後につながるレースになったと思います。オープンクラスに入ってもなお頑張ってくれるので頭が下がりますが、これからもまたいい走りを見せてくれたらと思っています」（阿部助手）夏は北海道の舞台へ向かうとコンマ２秒差の４着とまずまずの走りを見せてくれましたので、今回、主場のレースでどれだけやれるかと思っていました。調子は良かったのでやってくれるのではないかと思い期待をかけて送り出したところ、上手に立ち回り、直線でも差を積めて来る走りを見せてくれました。最良の結果とはなりませんでしたけれども、今後につながる内容とも言えるように思えますので、これからが楽しみです。このあとはレース後の状態をよく確認したうえで判断していきます。
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21/07/04 函館 巴賞 |
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４日の函館競馬ではややゆっくりとしたスタートになるも無理なく中団を追走。勝負どころから徐々に動かしていき直線へ向くと大外からジリジリと差を詰めてきて４着。前週の東京戦と今回の函館戦を天秤にかけ、直前まで馬場状態等を見極めて今回のレースを選択したわけですが、１週スライドしても体調面に問題はなく、いい状態でレースへ向かえたのではないでしょうか。フルゲート割れしているとは言え、昇級初戦で大外枠スタートになるのは歓迎材料ではなかったと思うのですが、それでいても最後はジリジリと詰めてきて上位馬とほとんど差のない４着と好走してくれました。これならばオープンクラスでも頑張れると自信を持てるレースになりましたし、この経験を今後に繋げていきたいものです、この後はレース後の状態をよく見ながらどうしていくか判断していきます。
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21/05/09 東京 湘南Ｓ |
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９日の東京競馬では五分のスタートを切り中団の位置を進んで勝負どころからじわっと進出を開始する。直線へ向いていったん先に出られるもののしぶとく脚を使って最後は内から差して見事優勝。「コンディションはある程度良い状態で使えていましたが、特にいいなと思えた前走時の状態を今回もキープできていました。あとは馬場ですね。前走は内目の悪いところを通ることになったのも堪えたかなと思えましたし、今回はいい馬場状態で走れそうだったので何とか変わって欲しいと見ていました。実戦では、時々不安定なところがあるスタートを決められて流れに乗れた競馬ができましたし、最後もしっかりと脚を使ってくれましたね。いちばんの勝因はやはり馬場かなと思います。なかなか理想的なシチュエーションで競馬ができなかったですし、良かったです。北村も“すべてが上手く行きました”と言っていましたね。３勝クラスを突破するのはそうたやすいことではないのですが、こうやって結果を出すことができて嬉しいです。会員の皆様おめでとうございました」（木村師）前走時は具合の良さからやれるのではないかと陣営は手ごたえを得ていたのですが、思うような走りができずにいました。悩む思いでしたが、内目の荒れた馬場に削がれたのではと思えたこともあり、なんとか良い馬場で巻き返してほしいと願う気持ちでいました。状態の良さは前走からキープできており、馬場状態も良かったことからあとは距離短縮に如何に対応できるかと思っていたところ、最後は勝負根性を見せてグイッとひと伸びして久々に勝利してくれました。約１年３ヶ月ぶりの勝利でもありますし、前走時に陣営が得ていた手ごたえは間違っていなかったと証明できたこともあり、非常に嬉しい勝利でした。これでオープン馬の仲間入りを果たしてくれましたので、より一層厳しい戦いになるでしょうが、これからもいい走りを見せてくれることを願っています。
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21/04/04 中山 美浦Ｓ |
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４日の中山競馬では促して５番手インから進める。勝負どころでは早めに仕掛けていきながら直線へ向かうがジリジリとした伸びで８着。「いい感触を持てていたので、今日の競馬が楽しみでした。ジョッキー本人も追い切りに乗って自信を得られていたようで、真っ向勝負で形になると思っていたところもあったようです。ただ、内目の枠からそのまま馬場の悪いところを通る形になりましたね…。向こう正面から３〜４コーナー付近の内側の掘れ方が結構目立っていて、昨日もそうでしたが今日もあそこを通ると結構辛そうに思えたんです。内に閉じ込められ、前半そこそこ流れていたところから急にスローに落とされて詰まる格好にもなり、エネルギーロスもありました。いちばんは馬場、そしてそういった道中のロスが重なって、終盤は苦しくなってしまったと思います。今日はそこに尽きることから見直すことができるはずなので、次走以降またいい走りができるようにしっかり調整していきます」（木村師）直前の追い切りの感触が良く、いいイメージを持ってレースへ向かえた思いますが、残念ながら直線では思うほどの伸びを見せることができませんでした。早めから仕掛けていって粘り込めればと考えていただけに残念です。ようやく良くなってきたかなと思えるところではありましたが、前走後の立ち上げに時間を要した馬でまだ良くなる余地はあるでしょうから、巻き返しに期待しています。今後についてはレース後の状態を慎重に確認してから判断していきます。
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21/01/23 中山 初富士Ｓ |
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２３日の中山競馬では五分のスタートから中団後方を進み、勝負どころから動かしていき直線外から追い上げてくるが８着。「調教の感触を踏まえて、以前からやっていることとは言えその後もしっかりと馬体のケアを行い、心身のバランスを少しでも整えて今日のレースへ送り出しました。返し馬の雰囲気を見て、良いなと思えたので期待を持てていたんです。実際、跨ったジョッキーもそう感じてくれたようでしたし、“稽古のときも馬の雰囲気は決して悪くはなく覇気があったので楽しみを持てていた”ということだったんです。しかし、いざスタートを切ると１コーナーすぎくらいから脚を取られっぱなしになってしまっていたようです。“強引だったけれど直線で馬場が傷んでいないところに出すと脚を使ってくれていたから馬場が良ければまた違ったと思う”とも言ってくれていました。前回はリズムも良くなくチグハグな競馬で終わってしまいましたが、今回状態は良かったし、馬場に削がれてしまっただけでまともなら良さを発揮できそうだったということが分かったのはせめてもの救いかなと思えたので、何とか今後巻き返すことができればと思っています」（木村師）前走は放牧明けで緩さが目立ち、また前進気勢もひと息で整い切れていない状況のなかで向かったところもあり思うようなパフォーマンスを発揮できずにいましたが、その後立て直しを図ったことで、課題こそあるものの走りっぷりを見ると良化を感じさせる状況にありました。直前まで微調整を行いながらレースへ向かったところ活気という点では明らかに前走以上だったのですが、残念ながら馬場に削がれてしまい、能力をしっかりと発揮することはできなかったようです。上位馬たちも同じ条件で走っているわけですから言い訳になってしまうかもしれませんけれど、前走より前進が見られたのは明らかで、この前進をもっと大きなものにしていければと思います。タフな馬場で走ったあとでもあるので、この後についてはレース後の状態を慎重に確認したうえで検討していきます。
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20/10/31 福島 フルーツラインＣ |
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３１日の福島競馬では先行集団の後ろ目の位置から進めて勝負どころから動かしていくが、直線で伸びは見られず１１着。前走後は時間をかけてじっくりと乗り込み今回のレースへ臨みましたが、大外枠スタートだったこともあり終始外を回る形になりました。流れを見ながら勝負どころから動いていこうとしましたが、ロスが響いたか直線では余裕がなく、ピリッとしたところが見られないまま終わってしまった印象です。前走時の内容から楽しみにしていただけに残念ですが、巻き返してくれることを願っています。このあとは輸送のロスを少なくし、回復を早めるために競馬場から直接ＮＦ天栄へ放牧に出す予定になっていますので、現地での状態を見ながら今後について検討していきます。
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20/08/29 札幌 オホーツクＳ |
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２９日の札幌競馬ではやや伸びあがるようなスタートになり中団から進める。勝負どころから外よりじわっと進出していきいったん先頭に立ったが、最後は２頭に交わされ３着。前走後は短期放牧を挟んで調整を行っていましたが、帰厩当初は背腰の辛さゆえか進みが悪く、どうしたものかと思えるほどの状況にありました。わずか２週間という短期間の中で陣営の懸命のケアと調整で何とか持ち直せたものの万全とは言い切れないだけに不安のほうがやや大きいなかで今回のレースへ送り出しました。それだけに直線先頭の走りを見せたときは思わず力が入りましたが、目標になった分もあってか最後は交わされてしまいました。過程を考えると今回の走りには高い評価をしていいと思えますし、陣営の尽力に頭がさがる思いです。また、いい状態で臨めれば改めて現級でも勝ち負けできるチャンスがあると思わせてくれましたし、今回の悔しい思いを晴らしてオープン入りを果たしてほしいと切に願っています。今後についてはレース後の状態をよく確認したうえで判断していきます。
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20/08/01 札幌 ＳＴＶ賞 |
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１日の札幌競馬では思うように行き脚がつかず後方から中団につけていく競馬。道中動きがある中で焦らず進めたが、直線ではジリジリとした伸びにとどまり５着。クラスは違えど圧勝したことがある札幌の舞台でしたのでここでもと思い期待して送り出しました。しかし、重心が後方に寄った体勢でのスタートになりスッと行き脚がつかず後方から徐々に前を伺う形になりました。道中他馬の動きによって息の入りづらい展開になったこともあってか直線へ向いて追い出すもグッと伸びてくるまでではなく、徐々に追い上げてきて掲示板を確保するのが精一杯という走りになってしまいました。もう少しいい形で立ち回れていたらどうだったかと思う部分もあるだけに非常に残念ですが、前走に続いて５着と３勝クラスに上がってまずまずの走りができていますので、このまま経験を重ねてさらに力をつけられればこのクラスを卒業することも可能になるはずです。今後についてはレース後の状態を見極めたうえでどうしていくか判断していくことになります。
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20/05/31 東京 むらさき賞 |
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３１日の東京競馬では中団を進み、直線へ向いて外に出して追い込みをかけるが、前も止まらず５着まで。「池添ジョッキーには久しぶりに跨ってもらうので、現状を伝えて送り出しました。前回乗ってもらった時は周りからのプレッシャーもあってか力みが目立つ走りになっていたのですが、今回はそういった不安を露呈することなく上手に走れていたように思います。ジョッキーは“展開に尽きます。もう少し前につけることも考えたのですが、諸々を考えると前に馬を置いて運んだほうがいいと判断してあの形にしたものの、やはり前に残られてしまいました…申し訳ありません”ということでした。調教で気になっていた走りのアンバランスさはさほど見せていなかったようなのでその点は悪くなかったと思いますが、ここでもいい結果を残せればと思っていただけに申し訳ありません。お時間をいただいて何とか態勢を整えてきたつもりですが、本当に良くなるにはもう少しかかるのかもしれませんし、さらに良くできるように接していきたいです」（木村師）調教では左へのモタれが目立ち、理想的な動きができずにいたようなのですが、レースでは極端にバランスを崩すような走りにはなっていなかったように見えました。しかし、先手を主張した馬がそのまま逃げ切る展開に屈してしまった印象です。約１年ぶりのワンターンコースでの競馬でしたが、展開と切れという点では見劣ってしまったかもしれません。それでも決して内容は悪くなく、条件ひとつで食い込んできていても不思議なかったと思いますし、悲観的になる必要はないのではないかと考えています。今回は残念な結果になりましたが、今回の経験を活かして今後の活躍につなげていければと願っています。
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20/02/29 中山 富里特別 |
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２９日の中山競馬ではまずますのスタートから中団インコースのポジションをキープ。３コーナーあたりから進出を開始し、直線前が開いたところを突いて力強く抜け出し、優勝。「ありがとうございました。最近は折り合い面がポイントの一つでもあるため、前回同様チークピーシーズを着けないで臨みました。以前は頼らざるを得ないところがあったのですが、この馬なりに成長しているところもあり、信じてそうしたんです。ジョッキーを背にして調教を行って今日のレースに臨んだわけですが、その時の経験をうまく活かしてくれたように思います。ジョッキーも『うまく活かすことができた。ゲートも一つのポイントと捉えていて、実戦で上手く出すことができ、流れに乗せてしっかりと力を出せたのが何より良かった』と言っていましたよ。上手くコンタクトを取ってくれ、ジョッキーが引き出してくれた部分もあるのでしょう。開幕週の馬場のなかインコースでジッと脚を溜められた部分も大きかったのだと思いますから、今後クラスがあがってどれだけ対応できるかというのはこれからの課題にもなるでしょうが、ひとまずここで結果を出すことができてホッとしています。会員の皆様、おめでとうございました」（木村師）良さを発揮しづらいところがある馬ではありますが、指揮官からの言及があったように最近は体質面が徐々にしっかりとしてきて馬自身の成長が見て取れるようになっていましたので、悔しい思いをした前走からの巻き返しに期待を寄せていました。実際のところ、見事に期待に応えてくれ、陣営、そして馬に感謝の気持ちでいっぱいです。枠に恵まれた部分があるのかもしれませんが、冷静にリードした鞍上の好プレーも光りましたね。次は３勝クラスと格が上がりますが、以後もいい走りを見せてくれることに期待をしたいと思いますし、さらなる成長を遂げてほしいと願っています。しっかりと走ったあとなので、この後はケアに充てる可能性はありますが、まずはレース後の状態を慎重に様子を確認したうえで判断していきます。
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19/12/14 中山 ２勝クラス |
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１４日の中山競馬では中団で折り合いをつけながら進める。勝負どころから鞍上の手が激しく動き出したが最後までジリジリと脚を使って３着。「直線は終いまで脚を使っているけど、今日はちょっとポジショニングが後ろになったのが響きました。テンに思ったほど行けなかったのと、もう少し広いコースの方が走りやすいのか、コーナーごとにフォローする必要がありました。折り合いはまったく問題なくリラックスしていましたし、しっかり集中できていたのは良かったですね」（ビュイック騎手）「課題として捉えていた折り合いは今回ついていましたね。勝負どころから手は動いていましたが、最後までしぶとく来ていました。ジョッキー曰く、折り合いはついたし、チークを外したからと言って集中力を欠くこともなかったとのことでした。勝つことができずに申し訳ありませんが、掲げていた課題をクリアしてくれたという点では良い競馬だったと思いますから、今回の経験を次回以降につなげていきたいです」（木村師）前走がキツいマークを受けてリズムを乱してしまい良い競馬ができずかなり悔しい経験をしましたから、なんとか巻き返して欲しいと願っていました。後遺症を心配しましたし、中間で見せていた力みから折り合い面が課題として挙がってもいました。結果は最良のものにはならなかったものの、内容は悪くなかったのではないかと思います。このクラスでは上位でしょうから、近いうちに何とか勝ち切るところまで行って欲しいです。しっかりと動かされて走った後でもありますから、レース後の反動を考慮して今後について検討していきます。
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19/10/20 京都 北野特別 |
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２０日の京都競馬では中団で力みを見せながら進み直線へ向くが、思うほどの伸びがなく６着。「返し馬の雰囲気が良かったですし、夏と比べても体が良くなっているなと思えたので楽しみにしていたんです。ただし、今日は全くやりたい競馬をさせてもらえませんでした。外から蓋をされて締められ、終始かかって苦しい競馬をさせてしまうことになってしまいました。あのような形になるくらいならもう少し促して３番手から進めた方が良かったです。本当に申し訳ありません」（池添騎手）「調整は上手くいったと思っていましたし、競馬にも悪くない状態で向かえたと思っていました。ただ、レースでは終始チグハグになってしまいましたね…。ずっとタイトに蓋をされてしまってまったくこの馬のリズムで走れていませんでした。力をすべて出し切った結果にはなっていないと思いますし、度外視したい気持ちでいっぱいですが、心身ともの相当ストレスがかかっていると思うので、レース後の状態をよく見ておきます。応援いただいていたのに皆様の期待に応えられるような結果を出せず申し訳ありませんでした」（木村師）前走時のようなイメージで競馬ができればと思っていたのですが、人気馬の宿命か、かなりタイトな競馬を強いられリズムを乱してしまいました。終始引っ掛かり、道中で力をロスして肝心なところではすでに体力が残っていなかったようです。かなり悔しい結果となりましたが、力通りの決着でないのは明らかです。これも実力と言うことであれば今回の経験を糧にしてさらに力をつけて上のクラスを目指していければと思っていますし、今回の悔しさを晴らすような活躍を期待して前を向いていきたいです。今後については様子を見て判断していきます。
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19/08/17 札幌 富良野特別 |
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１７日の札幌競馬ではゲートをうまく出て、道中は前２頭から大きく離れた３番手を追走。４コーナーで先頭に立つとそのまま押し切って優勝。「ゲートの中でゴソゴソしていたのですが、タイミング良くポンと出ることができました。前２頭と離れる形で、ちょっと力んでハミを噛んではいたものの、道中は比較的スムーズに運ぶことができていたと思います。勝負どころで動くのが少し早いかなとも思ったのですが、勢いに乗せていった方がいいタイプのようですし、無理して待たずに行かせました。あとは見てのとおり強い勝ち方でしたね。いい時に乗せていただき、ありがとうございました」（池添騎手）「早め先頭から力強い走りを見せてくれましたね。無事に結果が出せて良かったです。ありがとうございました。今日は新潟競馬場へ臨場しているので、実馬は見れていませんが、今回は再度着用したチークが上手く効いていたように思います。この後についてはレース後の状態を見た上で判断させて頂ければと思います」（木村師）前の２頭が飛ばして特殊な隊列になりましたが、若干ハミを噛みながらもジョッキーがうまくなだめて乗ってくれました。駐立時にゴソゴソするなどゲートに課題は残りますが、あの勝ちっぷりなら上のクラスでもと思わせてくれますし、このまま連勝を重ねていきたいものです。今後については馬体をよく確認してから検討していきます。
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19/06/22 東京 500万下 |
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２２日の東京競馬では道中後方を追走する。直線はジリジリと脚を使うも５着まで。「ゲートはまずまず出てくれたと思いますが、外枠だったので思ったよりも後ろからになってしまいました。また、今日の馬場はあまり好きじゃなさそうで、走りのリズムも良くありませんでした。今日はいい結果を出せず申し訳ありませんが、この経験も活かしてまた成長していってほしいです」（ルメール騎手）ゲートの出は悪くありませんでしたが、外枠でなかなかポジションを確保できず後方からになってしまいました。また、荒れた馬場に苦労するところもあり、直線では差を詰め切れませんでした。悔しい結果になりましたが、苦しい状況ながら掲示板を確保して力は示してくれていますから、もう少し綺麗な馬場での巻き返しを期待したいです。今後はレース後の状態を見てからどうするか判断していきます。
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19/03/24 中山 500万下 |
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２４日の中山競馬ではゲートの出がゆっくりで後方からに。道中はそのままリズムを整え直線へ向くも、逃げた勝ち馬には迫れず３着。「今日は待避所からゲート裏までの距離があったので、そこをどのように進められるかがポイントだなと感じていました。正直、１頭で勝手に舞い上がってしまいそうな怪しい雰囲気はあったものの、それでもこの馬としては我慢していて、返し馬、待避所、ゲート裏と何とか対応してくれました。ゲートの中も完璧とは行かなかったけど、何とか四つ脚とも地面に着けた体勢でいられました。どうしてもゲートの出がゆっくりなので後方からになってしまいますが、走り始めてからも何とか精神状態をキープしてくれましたね。ゆったりとした流れでなおかつ前残りの馬場で楽ではありませんでしたが、まだまだ覚えることが多い中で上位の走りはできていますから、このまま気持ちを保ちながら前進を図っていければいいですね。今日はいい結果を出せず申し訳ありませんでした」（石橋騎手）「ひとつ勝たないことには先を語れませんから前走のように大味な競馬でも勝ちに行くことはもちろん大事ですが、未勝利などの力差があるクラスならそれで良くても、クラスが上がれば上がるほどその形だけに頼る訳にはいきません。現状では特に精神面で波が出やすく、その影響でゲートの中が怪しくなったり、走りにムラが出やすかったりしているので、それを少しずつでも改善できるように接しています。今日の競馬では３着と会員の皆さんの期待に応えられず申し訳ない限りですが、ゲートは速くはなかったとは言えギリギリ我慢して悪さをすることはなかったですし、道中の走りも変な偏りはなかったです。また、完全に力が足りなかったと言うものではなく、馬場とゆったりとした流れもあっての結果です。他馬と比べればまだまだ精神面の怪しさはありますが、それでも今日はこの馬なりに保つことができていたように収穫もありましたから、このまま適度に経験を重ねつつ前進を図っていきたいです」（木村師）レース前のテンションはこの馬としては保てておりゲートの中でも何とか我慢はできていました。それでもフォローが必要な分だけレース序盤から勢いを付けにくく、先々を見据えてリズム重視の競馬となりました。先手を奪った勝ち馬の流れになったことで楽ではありませんでしたが、その状況でも終いまで脚を使っているように良さも見せてくれました。特に精神面への配慮が必要なため一筋縄にはいかないでしょうが、現級でもやれる力は示してくれていますから、ひとつひとつの経験を糧に少しずつでも前進を図って結果につなげていきたいです。この後はレース後の心身の状態を見てから判断していきます。
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18/12/28 中山 未勝利 |
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２８日の中山競馬ではスタートで後手を踏み後方２番手から。向こう正面から徐々に押し上げて４角で先頭に並びかけるとそのまま押し切り優勝。「ゲートが悪くて、まったく出ていけませんでしたね。さすがにそのロスは大きかったと思いますが、スピードに乗ってからはいい走りができていましたし、外を回っても十分にやれると踏んで進めました。実際に直線では素晴らしい反応で、この走りなら本当に将来が楽しみです。いい馬でチャンスをいただきありがとうございます」（マーフィー騎手）「ゲートの課題を見せる形となりましたが、ゲートの問題というよりはレースへ向かうまでの精神面が影響してしまったのかもしれません。と言うのも、装鞍、パドックでイレ込みすぎることはなかったものの、調教をしっかりやってきたこと、馬場入りして気持ちを乗せていったこと、そしてチークピーシーズを着用したことで戦闘態勢に入っていたのだと思えたからです。それでいて体はトモの緩さを始めまだ幼さが目立つ状態であることから、いざゲートに入ると半ばパニックのような状況になったのではないかと考えられました。レースを終えて検量室へ上がってくるときも前に馬がいない形になったことでソワソワした様子が目立っていましたから、まだ心身ともにどんと来いという感じではないのでしょう。だからと言って現状のままでいいとは言えないので慎重に接していかなければいけませんが、正直時間と経験が必要になるのは否めないと思います。もちろんいい競馬をしてくれたのでとても楽しみですし、皆様の期待に応えられるようにしなければと気を引き締める思いでいますから、先を見据えて大事に取り組んでいければと思っています。この度は応援いただきまして誠にありがとうございました。そして、会員の皆様おめでとうございました」（木村師）初戦と異なった形とはいえ幼さを見せましたし、正直今回は厳しいかに思えました。しかし、鞍上の冷静な対応により後ろから行く馬にとって厳しい流れの中でもきっちりと勝ち切ってくれました。現状の完成度は高くないだけに今後の伸びしろは大きいとも言えると思え、じっくりと成長を促していければ楽しみになるのではないでしょうか。しっかりと走った後なので放牧に出す公算が高いですが、まずは時間をかけてレース後の状態を確認してから今後について検討していきます。
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18/10/20 東京 新馬 |
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２０日の東京競馬では中団の馬群の中を進む。直線へ向いて外目へ誘導し、前が開けたところからよく伸びてきたが、前を捕らえるまでには至らず４着。「子供っぽさがあるので、慌てずじっくり進めました。手応え自体は良く、これならいい脚を使えそうだと考えていたんです。内がゴチャゴチャしていたので、少しずつ外に出しながら伸ばすようにしたのですが、感じていたほどの瞬発力ではなかったですね…。ただ、今日に関してはそこまでペースが流れていなかったようにも思えましたし、展開が違えば伸び方も違ったのかもしれません。ちょっと勿体無い競馬になったので悔しいし、申し訳ないけど、良くなりそうな馬ですよ」（Ｍ.デムーロ騎手）「幼さが目立つ現状だったので、自信をつけさせるためにも調教ではあえてクラスが高い馬たちと組んで実戦をより楽にできるように調整してきました。そのうえで臨んだレースでは馬群のなかでも比較的落ち着いて走れていたように思います。初めての競馬なので戸惑いはあったかと思いますが、調教の意図通りに落ち着いて走れていたのは良かったと思います。直線ではいい脚を使っているものの少し遅れを取った分だけ届きませんでしたね…。いいところを見せているだけに結果が伴わず思うところはあるものの、見どころはあったのでこの経験を今後に活かしていきたいです」（木村師）ハードな調教をこなしてきて悪くない形でレースへ臨めたと思います。良くなるのは先と見込んでいるだけあってここでどれだけやれるかと言う見方をしていましたが、実際の内容を見るとさすがに歯がゆく感じます。悔しいレースとなってしまいましたが、それでも今後に向けて手応えを得ることができたことは確かなので、今回のこの気持ちを糧に今後に繋げていきたいです。この後につきましてはレース後の状態を慎重に確認したうえでどうしていくか検討していきます。
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