レディアドバンス
美浦・伊藤正徳 厩舎

■ ロード公式ホームページより

(04/10/21)［美浦トレーニングセンター］ 　今後の方針について伊藤調教師と協議の結果、残念ながら中央競馬の登録を抹消す る運びとなった。平成16年２月に東京競馬場でデビューを果たしてから通算７戦、５ 着２回。牝馬らしい小柄な馬体で芝、ダートを問わずに一生懸命に走り抜いた。これ までの頑張りに労いの言葉を掛け、新たな道での活躍を見守りたい。お疲れ様でした 。

(04/10/07)［美浦トレーニングセンター］ 　13日（水）門別・三石川特別(交流競走)・ダ1800ｍへの参戦が決まった。本来は中 央500万下の格付けレースながら、その出走枠に未勝利のレディアドバンスが潜り込 めたのは幸運と言うべきだろう。また、これを演出した陣営のネバーギブアップの精 神に敬意を払いたい。さて、今週は軽目のキャンターまで。馬体維持に重点を置いた 。そして、伊藤調教師は「状態は特に変わっておらず、先週に除外された後も順調に 乗り込んでいますよ。条件的に厳しい面もあるかとは思いますけど、せっかく与えら れたチャンスです。何とか勝利を掴み取って欲しいですね」と清々しい表情で語って いる。なお、11日（月）に美浦トレセンへ出発して、翌12日（火）に門別競馬場へ移 動の予定。鞍上には松永幹夫騎手を配する見込みだ。

(04/09/30)［美浦トレーニングセンター］ 　29日（水）の最終追い切りでは、厩舎周辺を歩行して全身を温めた後に良馬場のウ ッドチップコースヘ。カーリアン産駒ユノゼットンに胸を借りる形で５ハロンを駆け 抜けている。なお、ここでの走破タイムは５ハロンで65秒６。堂々の自己ベストだっ た。そして「具合は良い意味で平行線。並ばれてからも一生懸命に頑張ろうとする姿 勢が垣間見られましたよ。中一週のローテーション、輸送など小柄な牝馬にとって条 件的には厳しい面があるのも確かですけど、ここで待っても来週以降に３歳未勝利戦 は組まれていませんからね。上手く流れに乗って、一つでも上の着順を目指して頑張 ってもらいたいところです」と伊藤調教師。出走状況を熟考の末、10月３日（日）阪 神２Ｒ・３歳未勝利・牝馬限定・ダ1800ｍへ出馬投票を行なった。ところが、そのメ ンバーに名前を連ねることは叶わず･･･。これを受けて、今後の方針について師と協 議を交える運びとなっている。 《調教時計》 　09／29　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　43.4−----−15.3　馬ナリ余力 　09／29　助手　　美南坂良　　　　　　　65.6−51.8−38.5−13.3�A強目に追う 　　　　　　　　　ユノゼットン（古馬500万）馬ナリの内先行同入

(04/09/16)［美浦トレーニングセンター］ 　「あまり間隔を開けるよりは積極的に使っていきましょう」と、伊藤調教師は関西 遠征を決断。20日（月）阪神２Ｒ・３歳未勝利・牝馬限定・ダ1800ｍに出走する。さ て、最終追い切りとなった15日（水）は、例によってウッドチップコースが舞台。5 00万クラスに在級するエコールドゥパリスに先行する形でスタートを切ると、直線で も鞍上は手綱を抑えたまま。前回の追い切りでは遅れを取ったパートナーに対し、同 時入線して上昇をアピールした。師は「輸送も控えているだけに、今日は軽く流す程 度。ただ、最後まで集中して駆けていましたよ。前走時のデキはキープできています 」と伝えた上で「デビュー戦で５着したようにダート戦でも面白いと思います。頑張 って欲しいですね」と優しい視線を送りながら、愛馬にエールを送っていた。狙え、 初勝利。後藤浩輝騎手を背に、いざ出陣。 《調教時計》 　09／16　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　67.9−52.2−38.4−12.5�@馬ナリ余力 　　　　　　　　　エコールドゥパリス（古馬５００万）馬ナリの内先行同入

(04/09/02)［美浦トレーニングセンター］ 　４日（土）新潟５Ｒ・３歳未勝利・牝馬限定・芝1800ｍに出走する。最終追い切り となった１日（水）はウッドチップコースを舞台に先週同様、エコールドゥパリスに 先行する形でスタートすると、14秒６−14秒２−26秒３（１ハロン平均13秒15）−1 2秒５のラップを刻んだ。結果として０秒１後塵を拝してしまったが、相手が５００ 万クラスで３着の好走実績がある馬となればそれも無理からぬことだろう。調教を見 届けて伊藤調教師は「追い切りでもフットワークに柔らかさが無いですね。動きに精 彩を欠く状態です。どこに不安がある訳でもないのですけどね。今週に使って様子を 見ましょう」と実戦での変わり身に期待を寄せている。鞍上は現在、関東リーディン グ３位と波に乗る後藤浩輝騎手が今回のパートナー。その勢に乗り一気に自己条件を 突破してもらいたい。 《調教時計》 　08／28　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　68.6−53.1−40.2−13.7�@馬ナリ余力 　09／01　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　67.6−53.0−38.8−12.5�A馬ナリ余力 　　　　　　　　　エコールドゥパリス（古馬500万）馬ナリの内先行０秒１遅れ

(04/08/26)［美浦トレーニングセンター］ 　25日（水）は、デインヒル産駒エコールドゥパリスを相手にウッドチップコースで スパーリングを敢行。先行する形でスタートを切り、後方から徐々に忍び寄るパート ナーに最後まで食い下がる根性を見せた。伊藤調教師は「今日は64、65秒ぐらいの追 い切りを行なっています。動き、雰囲気も特に変わってはいませんが、前走時の調子 は維持できていると判断しています。予定通り、来週の予定です」。あまりトーンは 上がらなかったものの、９月４日（土）新潟５Ｒ・３歳未勝利・牝馬限定・芝1800ｍ に出走するプランが発表されたのは嬉しいニュースだ。 《調教時計》 　08／21　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　　　　53.1−39.0−13.2�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　エコールドゥパリス（古馬500万）馬ナリの外先行同入 　08／25　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　65.7−52.0−39.1−12.7�C馬ナリ余力 　　　　　　　　　エコールドゥパリス（古馬500万）強目の外先行同入

(04/08/19)［美浦トレーニングセンター］ 　18日（水）に美浦トレセンへ帰厩を果たした。馬運車で移動するレディアドバンス を見送りながら宮崎場長は「精神的にもイライラした仕草は見せず、程良く肩の力が 抜けた状態。約３週間程度の滞在期間だったとは言え、上手く気分転換が図れたので はないでしょうか。あとはガツンとハミを取るぐらいの気合いが欲しいところですが 、それもトレセンで稽古を積んでいくうちに改善されるでしょう」と期待を込めてい た。

(04/08/12)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）。「前走直後の疲労感は抜けた感じなのですが、どうもこの馬本 来の覇気が感じられません。ボーッとした雰囲気なんですよね。ただ、健康状態には 何ら不安はありません。稽古では、それなりの動きを見せていますよ。リラックスに 重点に置くことで、時間の経過と共に解消してくれると見込んでいます」と自らの見 解を述べる宮崎場長だった。

(04/08/05)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　先週お伝えした通り、７月28日（水）には茨城・ミッドウェイファームへ。その後 は、ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハ ロン22〜25秒ペース）の調教メニューを消化している。現在の様子について宮崎場長 は「多少レースの疲れは感じますが、これは許容範囲。普段より時間は掛かるとは言 え、与えた飼い葉も残さず食べていますからね。一旦は楽をさせ、帰厩から逆算する ような形で調整ピッチを上げていきます」と今後のシナリオを描いてくれた。

(04/07/22)［美浦トレーニングセンター］ 　25日（日）新潟６Ｒ・３歳未勝利・芝1600ｍへ参戦のポーズを取った陣営だが、こ こは21日（水）の段階でフルゲート18頭に出走希望馬35頭と先週お伝えした通りに物 凄い混雑ぶりだった。ところが、いざ蓋を開けてみれば出走メンバーにレディアドバ ンスの名前が。見事、４戦目のゲートインを決めている。さて、21日（水）は、藤原 騎手を背にウッドチップコースへ。リラックスした脚取りで５ハロンを駆け抜けてお り、これを終えて「具合は少し上向いたかな･･･と言ったところ。もう少し変わって くると踏んでいたのですが、馬体、動き共にガラッと良くなった印象は受けないです ね」。伊藤調教師は少々控え目なトーンで中間の様子を語っている。デビューから常 に上位争いを演じるサンデーサイレンス産駒ドリームシチーを筆頭にアサクサポイン ター、ダイスケら強豪が揃った一戦。付きっ切りで稽古に跨ってくれている藤原騎手 とのコンビで、何とか突破口を見出したい。 《調教時計》 　07／21　藤　原　美南Ｗ良　　　　　　　71.1−56.2−41.9−13.9�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　エアサップ（古馬500万）馬ナリの内追走０秒１遅れ

(04/07/15)［美浦トレーニングセンター］ 　17日（土）新潟２Ｒ・３歳未勝利・牝馬限定・芝1600ｍは、フルゲート18頭に50頭 近いライバルが出走意思を表明。仮に投票を行なったとしてもゲートインの可能性が ０％に近い状況を踏まえ、今週のエントリーは断念している。さて、14日（水）は緑 鮮やかな芝コースで。藤原騎手と共にトワイニング産駒ジャックハヤブサを追い掛け 、最後は鼻面を揃えてフィニッシュを果たした。この感触について「以前は口向きに 硬い面が見受けられましたが、レースと同じ左回りで追い切った今朝は全体的にスム ーズな動きでしたよ。中間も至って順調。平坦の芝と言う条件は、この馬にはピッタ リだと思います」と鞍上は柔和な表情で語ってくれた。恐らく次週の参戦も極めて困 難と思われるだけに、31日（土）新潟２Ｒ・３歳未勝利・牝馬限定・ダ1200ｍ、８月 １日（日）新潟６Ｒ・３歳未勝利・混合・芝1400ｍあたりが次走候補と言えそうだ。 《調教時計》 　07／10　藤　原　美南Ｗ稍　　　　　　　68.7−53.8−40.6−14.3�B馬ナリ余力 　07／14　藤　原　美南芝良　　　　　　　65.4−51.2−38.3−13.2�E強目に追う 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（３歳未勝利）馬ナリの内追走同入

(04/07/08)［美浦トレーニングセンター］ 　７日（水）は、やはり来週に出走を予定するロードマイティらと。向こう正面の位 置から徐々にスピードアップし、15秒２−13秒９−26秒４（１ハロン平均13秒２）− 13秒５とスムーズな脚捌きを披露した。これを見届けて「久々の実戦を叩き、具合は 着実に上向き。今朝も、なかなか良い動きだったと思います。調教後もキビキビとし た仕草で元気一杯。やっぱり夏は牝馬ですね」と伊藤調教師。その表情には笑顔が溢 れていた。また、柴田調教助手も「正直なところ、前回は７分程度のデキでした。た だ、初戦から仕上げ過ぎて、中山戦のようにコントロールが利かなくなるのも恐いで すからね。素質は秘めているだけに、次は変わってくるはず」と巻き返しに気合い十 分だ。一週前追い切りを無事に終了。藤原騎手とのコンビで、17日（土）新潟２Ｒ・ ３歳未勝利・牝馬限定・芝1600ｍへ向かう。 《調教時計》 　07／07　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　69.0−53.8−39.9−13.5�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　ロードマイティ（３歳未勝利）馬ナリの内追走同入

(04/06/24)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　26日（土）福島２Ｒ・３歳未勝利・牝馬限定・芝1800ｍに出走する。最終追い切り に該当する23日（水）は、良馬場の芝コースで。14秒７−13秒２−25秒３（12秒65） −13秒１と、終いまで余裕十分のフットワークで颯爽と駆け抜けている。そして「一 追い毎に気配は上向き。まだ多少シャープさに欠ける面も窺えるとは言え、十分な仕 上がりでレースへ送り出せるでしょう。脚元を気にする様子も見せておらず、これな らば前走のような結果には終わらないはず。改めて期待したい一戦です」と伊藤調教 師は抱負を語ってくれた。なお、今回の鞍上は後藤騎手。現在までに40勝を積み重ね 、関東リーディングジョッキー第４位にランクされるジョッキーと共に勝利の美酒を 味わいたいところだ。 《調教時計》 　06／19　藤　原　美南Ｗ良　　　　　　　69.6−53.9−40.8−13.0�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックコンドル（３歳未勝利）馬ナリの外同入 　06／19　藤　原　美南坂良１回　　　　　　　　41.4−28.0−14.1　馬ナリ余力 　06／23　助手　　美南芝良　　　　　　　66.3−51.6−38.4−13.1�E馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックコンドル（３歳未勝利）馬ナリの外先行４Ｆ付同入

(04/06/17)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　11日（金）に美浦トレセンへ帰厩。早速、翌日には追い切りを敢行した。そして、 16日（水）は午前７時50分頃にウッドチップコースヘ。ジャックコンドル（父エルコ ンドルパサー）と一緒にウッドチップコースを悠々と駆け、どちらも馬なりのまま周 回を終えた。続いて、坂路コースを舞台にロードマイティ、ジャックコンドルとの３ 頭併せ。ここでは紅一点ながら遜色のないフットワークで同時入線を果たし、現在の 上昇ぶりを盛んにアピールしている。これを終えて「ウッドの時計は平凡ですけど、 その後に坂路へも向かいましたからね。内容的に何ら不満はありませんよ。まだ右ト モの踏み込みに多少の物足りなさが残りますけど、ソエの方は完全に治まったと考え て差し支えないでしょう」と伊藤調教師。26日（土）福島２Ｒ・３歳未勝利・牝馬限 定・芝1800ｍで戦列復帰を迎える予定だ。 《調教時計》 　06／12　助手　　美南坂重２回　　　　　　　　40.2−27.1−13.6　馬ナリ余力 　06／16　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　38.3−25.9−13.4　末強目追う 　　　　　　　　　ジャックコンドル（３歳未勝利）馬ナリと同入 　06／16　助手　　美浦Ｗ良　　　　　　　70.0−55.4−41.6−14.6�B馬ナリ余力 　　　　　　　　ジャックコンドル（３歳未勝利）馬ナリの内追走３Ｆ併０秒１遅れ

(04/06/10)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。宮崎場長は「状態は良くも悪くも平行線。 内臓面等にも何ら問題は見当たらないのですが、どうも馬体が寂しく映ってしまうん ですよね。トレセンへ行けばウチ以上にハードなトレーニングが課せられます。肝心 な時期に夏バテを起こさぬよう、更なる充実を図りたいところです」と課題を掲げて いる。

(04/06/03)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。現在の様子について「もうソエは殆んど治 まったと判断して差し支えないでしょう。調教前後のキビキビとした仕草にも好感が 持てます。全体にもう一回り肉が付けば、先生にもお薦めできる状態です」と宮崎場 長。調整過程を考慮すれば、夏場の戦列復帰が濃厚だろう。

(04/05/27)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。「引き続き、良いコンディションを維持で きていますよ。欲を言えば、もう少しトモの張りを増せば･･･ですね。その点を念頭 に置きつつ、帰厩へ向けてのスタンバイを整えておきます」と宮崎場長は意気揚々と 話していた。

(04/05/20)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。「相変わらず順調。毎日のトレーニングを 元気に積んでおり、一追い毎に反応も鋭さを増しています。馬体には適度な余裕が見 られ、牧場に在厩する馬としては十分なコンディションだと思います」と目を細める のは宮崎場長。現在のリズムを崩さぬよう心掛ける。

(04/05/13)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。15−15のラップで駆け抜けるなど、ここに 来てピッチを上げてきた。宮崎場長は「もうソエの影響は感じられず、全身を大きく 使って伸び伸びと駆けていますよ。今のところ伊藤先生から帰厩に関する具体的な指 示は頂いていませんが、この段階にまで来れば厩舎の状況に応じて対応は可能でしょ う」と歯切れの良い口調で語っている。

(04/05/07)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。日々のトレーニングの様子に鋭い視線を投げ掛けて宮崎場長は「 リズミカルな脚取りで坂路頂上まで到達しており、息の入りも悪くはないですよ。調 教後も疲れた様子は皆無。脚元との兼ね合いを考えながら、今後もコツコツと乗り込 んでおきます」と意気込みを述べていた。

(04/04/29)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。宮崎場長は「ソエの具合は確実に良化。小柄なタイプだけに馬体 に重苦しさは感じませんよ。ですので、すぐにダートコースでのキャンターを取り入 れました。ここで気分転換を図り、良い状態に戻してから先生にバトンタッチしたい ですね」と軽快な口調で伝えている。

(04/04/22)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　15日（木）に茨城・ミッドウェイファームへ移動。その後は、ウォーキングマシン 40分、ダートコース・ダク850ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×２本 （１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペース）で熱心に乗り込んで いる。「感触を確かめながら徐々にピッチ上げます。でも、今のところソエは大丈夫 そう。脚元に適度な刺激を与え続けることで、骨自体の強化を図れるよう心掛けてい ます」と宮崎場長。

(04/04/15)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間、ロンジング調教50分。放牧地での日光浴を思 いっきり満喫している。現在の姿に敷宮場長は「こちらに来て約一ヶ月がたちました 。冬毛もすっかり抜け落ち、毛艶はピカピカ。馬体もふっくらと見せ、しっかりとリ フレッシュできています」と穏やかな表情で語ってくれた。なお、今週末には茨城・ ミッドウェイファームへ。帰厩へ向けてのトレーニングを開始する見込みだ。

(04/04/08)［敷宮僕場（茨城）］ 　ソエの回復具合を確かめた上で、軽目の運動を開始。現在の日課は、サンシャイン パドックで放牧６時間、ロンジング調教50分。敷宮場長は「飼い葉もしっかりと食べ ており、体調は良さそうですよ。元気が有り余っている様子ですので、ロンジング調 教を始めました。久々の運動に馬も喜んでくれています」と笑顔を浮かべていた。な お、先週末に調教師が視察に訪れ、本馬の状態をチェック。近日中に茨城・ミッドウ ェイファームへ移動するプランも示唆している。

(04/04/01)［敷宮僕場（茨城）］ 　メニューは先週同様、サンシャインパドックで放牧６時間。のんびりとした時間を 過ごしている。「脚元も大分良くなってきましたね。ここへ来た当初は患部を触ると 嫌がる素振りを見せていたのですが、今はもう大丈夫」とソエの回復具合を冷静に伝 えるのは敷宮場長。

(04/03/25)［敷宮僕場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間。現在の様子について敷宮場長は「時間の経過 と共にソエは良化傾向。ただ、スネの部分が出っ張っているのは相変わらずですので 、もう少しの間は今の生活を続ける必要があるでしょう。体調面に関して何の不安も 見当たりません」と落ち着いた口調で伝えている。

(04/03/18)［敷宮僕場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間。午前７時半頃から外へ導かれ、気温が下がり 始める午後２時を目途に馬房へ戻る生活だ。「ウチの環境にも馴染んできて、今では 気持ち良さそうに日光浴を楽しんでいますよ。両前脚のソエは、押しても触っても痛 がらない状態。ただ、気にするのは確かですので、ひとまずは心身のリフレッシュに 専念ですね」。穏やかな表情を浮かべる敷宮場長だった。

(04/03/04)［美浦トレーニングセンター］ 　６日（土）中山６Ｒ・３歳未勝利(牝)／芝1600。梶騎手で２戦目を迎える。最終追 い切りは３日（水）のウッドチップコースで。終始リラックスした脚取りで５ハロン を駆け抜けた。これを見届けて伊藤調教師は「幾らかソエ気味とは言え、中間も順調 な過程を踏めましたよ。最後まで諦めずに走った前走のレースぶりからも、距離延長 はプラス材料と考えられるでしょう。芝に替わって改めて期待したい一戦です」と更 なる前進を匂わせていた。 《調教時計》 　03／03　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　67.6−53.5−39.9−12.5�A馬ナリ余力 　　　　　　　　　サイレントアスク（３歳新馬）強目の内追走４Ｆ併同入

(04/02/26)［美浦トレーニングセンター］ 　藤原騎手を背に迎えた25日（水）は、サンデーサイレンスを父の持つ良血サイレン トアスクらと一緒にウッドチップコースヘ足を踏み入れた。そして、５ハロン標識か らジワジワと加速。素軽い脚捌きでコーナーをカーブすると、最後は馬体を並べて悠 々とフィニッシュを決めた。この様子に伊藤調教師は明るい表情。そして「レースを 使った後の馬体減りとテンションの上がり方。ここに一抹の不安を覚えていたのです が、特に難しい面も目立っておらず今の雰囲気ならば大丈夫でしょう」と、６日（土 ）中山６Ｒ・３歳未勝利(牝)／芝1600への参戦にゴーサインを発している。 《調教時計》 　02／25　藤　原　美南坂良１回　　　　　　　　40.5−26.4−13.5　馬ナリ余力 　　　　　　　　　サイレントアスク（３歳新馬）馬ナリに０秒７先行同入 　02／25　藤　原　美南Ｗ良　　　　　　　69.0−53.7−39.9−13.5�C馬ナリ余力 　　　　　　　　　サイレントアスク（３歳新馬）馬ナリの外先行３Ｆ付同入

(04/02/12)［美浦トレーニングセンター］ 　14日（土）東京４Ｒ・３歳新馬(牝)／ダ1400で遂にデビューを果たす。11日（水） はダートＤコースを悠々と。この動きに眼を光らせた後、伊藤調教師は「今朝は終い 重点の内容。と言うのも、最後に今一度ゲートの確認を行なっておきたいと思いまし たので、あまりテンションを上げぬように･･･との狙いからです。また、このレース には頭数が集まりそう。となれば、抽選となる可能性も十分に考えられますし、この 方が除外となった場合にも柔軟に対応できます」と胸の内を明かす。しかし、その一 方で７日（土）にはウッド５ハロン63秒７、坂路37秒３の意欲的な稽古をキッチリと 消化。これが事実上の最終追い切りと考えれば、その意図にも十分に合点がいくと言 うものだ。なお、鞍上は梶騎手。芝、ダートの違いこそあれ、半姉レディブラッサム が初勝利を飾ったのも1400ｍ戦だった。非凡なスピードを生かし、先頭ゴールを狙い たい。 《調教時計》 　02／07　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　63.7−51.0−38.1−13.7�C一杯に追う 　　　　　　　　　ブラックジョーカー（古馬1000万）強目の内同入脚劣 　02／07　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　37.3−25.2−13.2　強目に追う 　　　　　　　　　ブラックジョーカー（古馬1000万）馬ナリと同入 　02／11　助手　　美南Ｄ良　　　　　　　71.7−56.8−42.5−13.3�E馬ナリ余力 　　　　　　　　　チヨノスター（古馬500万）馬ナリの内追走４Ｆ併同入

(04/02/05)［美浦トレーニングセンター］ 　４日（水）は、14日（土）東京４Ｒ・３歳新馬(牝)／ダ1400へ向けた一週前追い切 り。ここでは師の入念な歩様チェックを受けた後、柴田調教助手と共にウッドチップ コースへ。レディチャーム、レディレイナらの半弟ステルスエミオ（父ブラックタイ アフェアー）を追い掛ける形でスタートを切った。その後は、坂路コースをビシッと １本。終い１ハロンは14秒３を要してしまったが、これだけハードなトレーニングを 課せば息が上がるのも無理からぬことだろう。「脚元等を含めて特に気になる点はな く、今の雰囲気としては十分なコンディションと言えるでしょう。来週に一追いすれ ば、きっちりと仕上がるはずです」と順調な過程をアピールするのは伊藤調教師。い よいよ、デビューへのカウントダウンに突入した。 《調教時計》 　01／31　助手　　美南坂良２回　　　　　　　　41.2−27.5−14.1　馬ナリ余力 　01／31　助手　　美南坂良　　　　　　　　　　39.5−26.4−13.7　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ロードマイティ（３歳新馬）馬ナリに０秒４遅れ 　02／04　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　40.3−27.6−14.3　一杯に追う 　02／04　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　69.6−54.3−40.5−13.5�F一杯に追う 　　　　　　　　　ステルスエミオ（古馬1000万）馬ナリの内追走０秒２遅れ

(04/01/29)［美浦トレーニングセンター］ 　23日（金）のゲート試験で見事に合格。その後は再び本格的な追い切りに着手して おり、28日（水）は坂路コースを２本。いずれも手綱をガッチリと抑えられたまま、 アップダウンを繰り返した。これをモニタ越しに見守って「ゲート練習と並行しなが ら、ずっと入念に乗り込んできましたからね。息遣い等を含め、既にある程度の段階 には達していますよ。そう掛からずに出走態勢が整えられるでしょう」と伊藤調教師 。２月14日（土）東京４Ｒ・３歳新馬(牝)／ダ1400を目標に最終仕上げに取り掛かる。 《調教時計》 　01／28　助手　　美南坂良２回　　　　　　　　38.4−26.0−13.4　馬ナリ余力 　01／28　助手　　美南坂良　　　　　　　　　　41.5−28.1−14.6　馬ナリ余力

(04/01/22)［美浦トレーニングセンター］ 　引き続き、ゲート中心の調整。21日（水）もダートＤコースへ足を運び、一連の動 作を丹念に確認した。「以前と比べて、だいぶ上達したように思います。ちょっと時 間が掛かってしまいましたけど、中途半端なまま先へ進んでも後々に嫌な思いをさせ るだけですからね。練習通りに出られれば、もう合格できるだろうと言うレベルです よ」と伊藤調教師は滑らかな口調。23日（金）にゲート試験に挑戦する予定だ。

(04/01/15)［美浦トレーニングセンター］ 　15日（木）は、ゲート練習を兼ねてダートＤコースからの追い切り。今後に試験が 控えているだけにセーブ気味の内容だが「もう少し足腰にパワーが備われば、ゲート の出脚にも鋭さが増すでしょう。でも、ここ最近は楽をさせていることで、馬自身の 余計な気負いは解消傾向。馬体に関しても、だいぶ肉付きが良くなった印象を抱いて います」と前向きな見解を示す伊藤調教師だった。来週に合格印を手にできれば、１ 回東京デビューのプランもグッと現実味を帯びてくるだろう。 《調教時計》 　01／11　助手　　美南Ｄ良　　　　　　　71.0−58.0−43.6−13.4�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　フューチャコマンド（古馬500万）馬ナリの外先行３Ｆ付同入

(04/01/08)［美浦トレーニングセンター］ 　引き続きリラックス重点の調教メニューに終始。８日（木）も、ゲートの設置され たダートＤコースへと足を運んでいる。現在の様子について伊藤調教師は「スタート での瞬間的な反応に物足りなさが残ります。入り、駐立までは、今すぐに試験を受け たとしても合格できるほどですけどね。ですので、あと１、２週間は訓練を積みたい と考えています」と話している。 《調教時計》 　12／27　助手　　美南坂稍２回　　　　　　　　43.0−29.0−14.7　馬ナリ余力 　12／27　助手　　美南坂稍　　　　　　　　　　40.5−26.5−13.0　馬ナリ余力 　12／31　助手　　美南坂良２回　　　　　　　　42.5−28.6−14.5　馬ナリ余力 　　　　　　　　　レディエスパーニャ（２歳新馬）馬ナリと同入 　12／31　助手　　美南坂良　　　　　　　　　　38.4−25.8−13.1　馬ナリ余力 　　　　　　　　　レディエスパーニャ（２歳新馬）馬ナリと同入 　１／８　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　43.8−29.5−15.0

(03/12/25)［美浦トレーニングセンター］ 　20日（土）に入厩後の初時計を記録した。ところが、今週初めに枠入りをゴネる素 振りが見られたことから「そのようなサインを示した時に無理を強いても、心身に余 計な負担を与えるだけ。それが将来的に取り返しの付かない事態に発展する恐れもあ ります」と伊藤調教師。よって、年内のゲート試験は見送る公算が大。現在はゲート 練習の割合を減らし、フレッシュな気分を取り戻そうと努めている。 《調教時計》 　12／20　助手　　美南坂良２回　　　　　　　　43.1−28.7−14.6　馬ナリ余力 　12／20　助手　　美南坂良　　　　　　　　　　40.2−26.6−13.6　馬ナリ余力 　　　　　　　　　レディエスパーニャ（２歳新馬）馬ナリと同入

(03/12/18)［美浦トレーニングセンター］ 　引き続き、ゲート練習中心の調整。17日（水）もレディエスパーニャらと一緒にダ ートＤコースへと向かい、進入、駐立、発進を何度も確認した。双眼鏡や備え付けの モニタをフル活用して、その様子に目を凝らした伊藤調教師によれば「もう一頭のレ ディ（エスパーニャ）と比較した場合、入厩した日数の差だけ慣れていない感じも窺 えます。でも、トータルで考えれば十分なレベルに達したと言えるでしょう」とのこ と。早ければ来週後半にもゲート試験を受ける。

(03/12/11)［美浦トレーニングセンター］ 　入厩から一週間が経過。その後もコンディションに不安は生じておらず、無難な滑 り出しを切れたと言えそうだ。ゲート練習に関しては「取り敢えず、枠入りから駐立 までをキッチリと教え込んでいます。細かな点を言えばキリがないですけど、今のと ころは何の問題も無さそうです」と柴田調教助手。10日（水）は午前８時10分頃に南 馬場へと足を運び、入念な乗り運動を消化。しばらくの間は、同様のパターンで調整 に励む。

(03/12/04)［美浦トレーニングセンター］ 　いよいよ入厩の指示。ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース ）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース） での調整を切り上げ、本日４日（木）午後に美浦・伊藤正徳厩舎へ到着している。な お、まずは初めて経験する環境にパニックを起こさぬよう、目に飛び込んでくる一つ 一つの事象をしっかりと理解させる作業から。ゲート練習を並行しつつ、競走馬とし ての大きな第一歩を踏み出す方針だ。

(03/11/29)［入厩直前募集情報］ 　父エルコンドルパサーは、デビュー戦を７馬身差、続く２戦目を９馬身差。いずれも 出遅れながらの圧勝だった。ジャパンＣ（Ｇ�T）ではエアグルーヴ、スペシャルウィー クを撃破。日本代表３歳馬による史上初の快挙達成を置き土産に仏国へと羽ばたいた。 異国の地でも勢いは止まらない。並み居る強豪を敵に回して難攻不落と思われた欧州の 選手権距離Ｇ�T競走の牙城を崩すと、凱旋門賞（Ｇ�T）では当時の最強馬と謳われたモ ンジューと壮絶な一騎打ち。通算11戦８勝２着３回。日本競馬史に数多の衝撃的な蹄跡 を残して爽やかにターフを駆け抜けた。 　母サラトガデューは、６馬身と決定的な着差を与えたベルデイムＳ（Ｇ�T）を含めて ３歳秋にダート９ＦのＧ�T競走を２勝。ＢＣディスタフ（Ｇ�T）で本命の座を務めた文 字通りの超一流牝馬である。引退後は85万ドル（約１億1,000万円）で日本へ。快速を 鳴らして５勝を挙げた初仔レディブラッサム（クラブ所属馬）は7,000万円以上を獲得 した。しかし、これとて単なる序章に過ぎなかろう。近親には伝説の米国三冠馬セクレ タリアト。近い将来に我々の想像を絶するポテンシャルを秘めた怪物級の誕生も十二分 に有り得る。末恐ろしいばかりの可能性を意識させる存在だ。 　本馬に関しては、極上の筋肉が凝縮するトモの充実ぶりに視線が集中してしまう。後 肢二白は姉同様。だが、父が変わって馬体に伸びやかさが出た。これにより距離融通性 は大きく高まったと考えられよう。全体の底上げを叶えつつ近親交配の進んだ血を中和 した功績も大。高水準の性能を誇る万能型らしく幅広い活躍ができそうだ。

(03/11/27)［ミッドウェイファーム］ 　ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。22日（土）には再び 15−15のラップを刻んで坂路頂上へ。最後までしっかりとした脚取りで駆け登った。 「だいぶ馬体全体の張りが良くなってきましたね。歩様を含めて、柔軟な身のこなし が目を引きます。休んでいた分の遅れを着々と挽回できていますよ」と宮崎場長。

(03/11/20)［ミッドウェイファーム］ 　ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。今週は15−15のトレ ーニングを見合わせた。とは言え、馬自身に何ら不安は生じておらず「まだ先は長い ですからね。その時その時で調教メニューをコントロールするのは当然のこと。相変 わらず元気に稽古を積んでおり、今の雰囲気を維持しながら仕上げます」と宮崎場長 は事も無げに語る。強靭な肉体を作り上げるべく、これからも少しずつ理想像へと近 付けていく。

(03/11/13)［ミッドウェイファーム］ 　ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペースで、週一回は15秒ペース ）。８日（土）には15−15のラップを刻んで勾配を駆け登るなど、ここに来て状態は 明らかに上昇カーブを描いている。「コズミ等の症状も見られず、毎日、元気に稽古 を積めていると思います。まだまだと言った感は否めないですけど、この調子で進め られれば現在の調教メニューにも余裕を持って対応できるでしょう」と宮崎場長。

(03/11/06)［ミッドウェイファーム］ 　ダートコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。先週同様、順調にト レーニングを消化している。「段々と要所要所にメリハリが付いていました。これも 日々の鍛錬の成果ですね。思った通りの良化を遂げています」とは宮崎場長。このリ ズムで更なるレベルアップに努める。

(03/10/30)［ミッドウェイファーム］ 　ダートコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。この他にも、ウォー キングマシン30分、ダク550ｍと豊富な運動量を消化している。「リズミカルな脚捌 きが目に付きます。馬体も逞しさをグンと増しましたよ」と宮崎場長もホクホク顔。 25日（土）には、父の産駒コンドルクエストが福島・きんもくせい特別／芝1700を制 してオープン入り。本馬共々、これからの活躍に期待を寄せたい。

(03/10/23)［ミッドウェイファーム］ 　ダートコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。「体調面に関して別 に不安は生じていませんよ。しばらくの間は同様のトレーニングを続け、今まで休ん でいた分を取り戻しましょう」と宮崎場長。

(03/10/16)［ミッドウェイファーム］ 　ダートコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。「万全を期して左前 脚の球節にレーザーを当てているとは言え、これもあくまで調教後のケアが目的。調 教中に気になるようなモノではないですよ。緩んでしまった馬体も徐々にシェイプア ップされてきました」と宮崎場長。この調子で心肺機能の向上を図る。

(03/10/09)［ミッドウェイファーム］ 　６日（月）以降は坂路調教を取り入れており、ダートコース・ダク550ｍ→ウッド チップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）が日々の調 教メニューに据えられた。「トモの肉付きが良くなり、それと同時にキビキビとした 動作が目に付くように。着実な進歩が実に頼もしいですね。でも、もっと軽快な動き ができる馬だと思います」と期待を込めるのは宮崎場長。進境に目尻を下げつつも、 更なる奮起を求めていた。

(03/10/02)［ミッドウェイファーム］ 　ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。この他にもウォー キングマシン、ダクなども消化。先週同様の調教メニューで爽やかな汗を流す毎日だ 。「骨折明けですからね。早急なペースアップを求めたりせず、ひとまずは柔軟な筋 肉を取り戻すための運動を重視します。徐々にペースアップが叶えられれば･･･と言 うところ」と宮崎場長は方針を伝えている。

(03/09/25)［ミッドウェイファーム］ 　21日（月）以降は待望の乗り運動を開始。脚取りの一歩一歩を確かめるような速さ で、ダートコース・キャンター2200ｍを消化するに至った。「念には念を押してレン トゲン写真を撮り、そこで完全な治癒が確認できました。今後に及ぼす影響も皆無と 考えて差し支えないでしょう」と宮崎場長は柔和な表情。先々へ向け、大きな前進を 果たしたと表せる。

(03/09/18)［ミッドウェイファーム］ 　舎飼いの生活。状況に大きな変化は生じていない。現在の様子について宮崎場長は 「運動を休んでいる割に毛艶も良く、体調面に関しての不安は見当たりませんよ。飼 い葉の食いもしっかり。それもあってか、以前に比べて背丈も伸びた印象です」と成 長の跡に目を細めている。

(03/09/11)［ミッドウェイファーム］ 　引き続き、厩舎で完全休養に徹している。「そろそろ動かせる時期だと思うのです けどね。馬自身の顔も、段々とそのように見えて来ましたよ。ただ、先週も話した通 り、あとは獣医師を相談した上で･･･と言う段取りになります」と宮崎場長。遅かれ 早かれ、今月にはリスタートの合図が間違いなく発せられよう。逸る気持ちを、ここ でグッと抑えたい。

(03/09/04)［ミッドウェイファーム］ 　７月下旬から始まった舎飼い。一ヶ月が経過した現在も同様のリズムで過ごしてい る。だが、これも想定内の出来事。それだけに宮崎場長は悠然とした口調だ。「もう 少し経ってから再度レントゲンを撮る予定。それを境に運動が始められるでしょう。 馬体はふっくらとして体調は良好。環境にもすっかり慣れましたね」。

(03/08/28)［ミッドウェイファーム］ 　完全休養。自身の名前を体現すべく前進を図りたいところだが、ここは中途半端な 探りを入れるよりも黙って立ち止まる他はないだろう。現在の様子について宮崎場長 は「今の生活に特にストレスは感じていない様子。癇癪を起こしたりもせず、基本的 には落ち着いていますね。無駄な動きをしないと言う意味では、性格的に利口なタイ プです」と印象を述べている。

(03/08/21)［ミッドウェイファーム］ 　当地スタッフの手厚い看護を受けながら、寝藁を敷き詰めた馬房で大人しく過ごし ている。なお、近日中に再びレントゲン検査を受ける予定。そこでの最終確認を無事 に済ませれば、ウォーキングマシンなど新たな第一歩が踏み出されることだろう。時 間の経過を待ちながら、十分に鋭気を養っておきたい。

(03/08/14)［ミッドウェイファーム］ 　引き続き、完全休養。骨折の治癒に専念している。最近の様子に宮崎場長は「先日 撮影したレントゲン写真では、もう殆んどＯＫとのこと。経過としては良好と言える でしょう」と好感触を伝えており、９月の暦を迎えれば簡単なトレーニングを始めて いる可能性が高いと思われる。人馬共々、もう少しの辛抱だ。

(03/08/07)［ミッドウェイファーム］ 　休養中。自身を取り巻く状況に大きな変化は生じていない。「走ることが本能とし て身に染み付いているサラブレッドにとって、今は非常に辛いな生活なはず。でも、 イライラとした面は全然見せておらず、そう言った点に精神的な芯の強さが窺えます 。これならば回復も早いと思いますよ」と宮崎場長。温かな視線を投げ掛けると共に 、本馬の頑張りを讃えている。

(03/07/31)［ミッドウェイファーム］ 　寝藁をたっぷりと敷き詰めた馬房で完全休養。静かな日々を送っている。現在の様 子について宮崎場長は「普段から大人しく過ごしており、手入れの際にも特に手を焼 かせませんよ」と穏やかな笑みを浮かべており、続けて「８月下旬頃に再度レントゲ ン検査を受け、回復具合を確認するつもりです。今後のことは、それからですね」と プランを描いてくれた。

(03/07/24)［ミッドウェイファーム］ 　当地移動後もずっと軽目を継続。今後への指針を探るべく様子を見守った。だが、 歩様のギコちなさが完全には払拭できず、ペースアップを図るには躊躇せざるを得な い状況。レントゲン検査を実施してみた。その結果、左前脚管骨に微細な骨折を確認 。よって、現在は一切の運動を控えている。「球節のちょっと上に１センチほどの線 が映り、その付近に骨膜炎の症状が見つかりました。とは言え、何とか分かるぐらい の程度。ギプス等を巻く必要もなく、骨片が飛んだりもしていません。もちろん、今 後の競走能力等を懸念するような箇所でもありませんよ」。事細かに説明する宮崎場 長だったが、その口調に重苦しさは感じられない。この先、１、２ヶ月は安静加療を 要するだろうが、傷が癒えてしまえば再び元気な姿を披露してくれるはずだ。

(03/07/17)［ミッドウェイファーム］ 　ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。現在の仕上がり状 態を把握すべく、引き続き、軽目の調整に努めている。「しばらくは焦らずに乗り込 みを進めます。歩様に関しては段々と滑らかさを増しており、体調に関して不安は認 められません。飼い葉も与えた分量をキッチリと平らげていますよ」と宮崎場長。

(03/07/10)［ミッドウェイファーム］ 　５日（土）に茨城・ミッドウェイファームへ無事到着。その後は当地の環境に慣れ させながら、ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）の調教メ ニューが行なわれている。現在の様子について宮崎場長は「ウチへ来てからも落ち着 いて過ごしていますよ。ただ、輸送による目に見えない疲れ等もあるはず。体調を見 ながら今後のプランを立てていきます」と冷静なジャッジを下している。

(03/07/03)［ファンタストクラブ］ 　ウォーキングマシン50分、サンシャインパドックでの放牧３時間が一日のスケジュ ール。ゆったりとしたリズムの毎日を過ごしている。「まだ成長途上で、全体のバラ ンスが整っていませんからね。それで、ある部分に集中的に負担が掛かってしまうの でしょう」。冷静な眼で見つめる米田育成広報だった。なお、伊藤調教師の意向を受 けて、５日（土）に茨城・ミッドウェイファームへ移動する予定が組まれた。霞ヶ浦 からの風が吹きぬける当地で、今後は今秋デビューを視野に入れたトレーニングを積 む。７月３日（木）測定の馬体重は４８２kg（前回比＋12kg）。

(03/06/26)［ファンタストクラブ］ 　現在は、ウォーキングマシン50分のみ。と言うのも、左前脚の出にスムーズさを欠 く面が生じたからで、ひとまずは回復に重点を置くスケジュールが組まれた。「最近 は少しずつヤル気が溢れ、坂路頂上までキッチリと登り切れるようになったのですけ どね。でも、結果的にちょっと頑張り過ぎてしまったと言うことでしょう。幸い、大 事には至っていません。これも体調の波の一つと受け止めて下さいね」と伝える米田 育成広報だった。

(03/06/19)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペ ース、２本目は17〜18秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハ ロン20〜22秒ペース）。11日（水）には１本目を単走で駆け登った後、併せ馬のスタ イルを選択して２本目をスタート。18秒のラップをキッチリと刻んだ。だが、これを 見届けた米田育成広報の口調には少々物足りなさも感じられる。「まだ走り方にカタ さが感じられます。見劣ると言うほどではないのですが、パートナーと比べると余裕 がもう少し欲しいですね」。自己のレベルアップを叶えるべく、目の前の課題を一つ 一つクリアしたい。

(03/06/12)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペ ース、２本目は17〜18秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハ ロン20〜22秒ペース）。これまで同様の調教メニューを丹念に続け、基礎体力の向上 に余念がない。「脚元を含めて不安らしい不安は見当たりません。順調な部類でしょ う。また、馬体に幅を増してガッチリとしてきたように思います」とは村岡調教主任 。秋が一つの目標となりそうだ。

(03/05/29)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペ ース、２本目は１ハロン17〜18秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター180 0ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）。「順調そのものですよ。毎日の稽古にも飽きたり せず、常にシャキシャキとした歩様で馬場へと向かっています」と米田育成広報は白 い歯を見せる。本格的なトレーニング開始を前に、しっかりとした土台が築かれつつ ある。

(03/06/05)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペ ース、２本目は17〜18秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハ ロン20〜22秒ペース）。併走パートナーの外を通って頂上を目指した28日（水）の坂 路調教を見届けて「動きそのものが随分と良くなった印象。手前を替えたり、息の入 れ方を覚えたりと、色々なポイントを学習できているのだと思います」と米田育成広 報は目尻を下げている。６月５日（木）測定の馬体重は４７０kg（前回比−５kg）。

(03/05/29)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペ ース、２本目は１ハロン17〜18秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター180 0ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）。「順調そのものですよ。毎日の稽古にも飽きたり せず、常にシャキシャキとした歩様で馬場へと向かっています」と米田育成広報は白 い歯を見せる。本格的なトレーニング開始を前に、しっかりとした土台が築かれつつ ある。

(03/05/22)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペ ース、２本目は１ハロン18〜20秒ペース）。17日（土）以降は調整のピッチを上げた 。この動きに温かな視線を投げ掛ける米田育成広報は「緩いペースの時との比較で言 えば、前の掻き込みだけで走っている点が目に付きますね。でも、稽古自体は何の問 題もなくクリアできていますよ。躍動感があって、フォームそのものは実にイイ感じ です」と評価。良血馬が、その期待に違わぬパワーアップを遂げている。

(03/05/16)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。 「体型的には段々とバランスが取れてきた感じ。肩、胸前の造りに変化が見られます 。全体的にまだ伸びそうな印象も受けますので、あとはその点をどう判断するかでし ょう」と米田育成広報が成長の予兆を口にすれば、13日（火）に視察に訪れた伊藤正 徳調教師は「まだ幼さが残っていますからね。夏場はじっくりと鍛え込みます」と。 自らの考えを述べている。まずは頑強な体躯を養い、その上で秋以降の入厩を目指す ことになろう。

(03/05/08)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。 相変わらず好調をキープしながら、日々のトレーニングに精を出している。「調教後 も元気は十分。この雰囲気であれば、今後のペースアップにも無難に対応してくれそ うですよ。稽古を積みながら良くなってきた点が何よりも嬉しい材料です」と米田育 成広報。馬体に関しても着実にスケールアップを遂げているようだ。

(03/05/01)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）を 一週間の柱に据えられているが、30日（水）は悪天候の影響を受けて屋内ダートコー スへ。１周800ｍの馬場を舞台に、キャンター2400ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）が 行われた。最近の様子について米田育成広報は「まだ子供っぽさを随所に残しており 、他馬と比べて見栄えの点では今一つですね。でも、言い換えれば、今後に大きく変 わる余地を秘めていると言うことですよ」とサラリ。先々を見据えながら完成へと導 く姿勢を強調している。５月１日（木）測定の馬体重は４７５kg（前回比＋７kg）。

(03/04/24)［ファンタストクラブ］ 　週二回、ウッドチップコース・ハッキング1500ｍ→ウッドチップ坂路コース1200ｍ ・ダク200ｍ、キャンター1000ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）。同じ牧場で産声を上 げたレディクローリス（シンコウラブリイ'01）らと一緒のグループに入って、伸び 伸びとトレーニングを積んでいる。「走ることに対して気持ちが前向きな点が嬉しい ですね。それもあってか、良化の度合いも早いですよ。横からのシルエットでは小ぶ りな感じも、トモからお尻に掛けてのボリュームが十分で後ろから見ると印象がガラ リと変わります。実のギッシリと詰まった馬体がこの馬の長所でしょう」。米田育成 広報は滑らかな口調で応えてくれた。

(03/04/17)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップコース・ハッキング1200ｍ→ウッドチップ坂路コース・ダク200ｍ、 キャンター1000ｍ（１ハロン22秒ペース）。これ以外にもウォーキングマシン40分や 、ダク、ハッキング等をたっぷりと乗り込んで体力アップを図っている。「当初思い 描いていたよりも疲れが抜けるのに時間が掛かりませんでした。また、肩や胸前周辺 の筋肉が発達して全体のバランスが取れてきました。ここ最近の上昇ぶりが著しい一 頭ですね」とは米田育成広報。素質の芽を着実に伸ばしているようだ。

(03/04/10)［ファンタストクラブ］ 　ウッドチップコース・ハッキング900ｍ→ウッドチップ坂路コース・ダク400ｍ、キ ャンター800ｍ（１ハロン25秒ペース）。今後向かうであろうトレセンのサイクルを 意識して、水・土曜日の週二回の頻度で上記は行われている。この姿を見届けて米田 育成広報は「心身共に段々と良くなってきました。踏み込みも力強さが出て、気持ち の面でも常に前向き。日々のトレーニングに対応できるだけの体力が備わってきたか らでしょうね」とニッコリ。これからも温かい目で見守ってあげたい。

(03/04/03)［ファンタストクラブ］ 　屋内ダートコース・ハッキング1600ｍ→ウッドチップ坂路コース・ダク1200ｍ×１ 本。今週から坂路コースを利用したトレーニングを取り入れるに至っており、このリ ズムを大事に更なる進化を遂げたいところだ。「キ甲が抜けてきて段々と大人っぽさ を増しつつあります。もう少し歩様が柔らかくなれば、ステップアップも可能でしょ う」（米田育成広報）。４月３日（木）測定の馬体重は４６８kg（前回比＋３kg）。 競走馬名は「レディアドバンス／Lady Advance＝冠名＋英語で進める」に決定した。

(03/03/27)［ファンタストクラブ］ 　25日（火）に伊藤正徳調教師が視察。当面はじっくりと育てて素質開花を待つ方針 が改めて確認されており、これには米田育成広報も「元気は元気ですけどね。形が崩 れている時期に負担を掛ければ、グンと伸びようかと言う時期に思うような伸びを欠 いてしまいます。このまま春先の変身を期待しましょう」と賛同。しかしながら、2 4日（月）以降は馬場入りを開始できたように着実な前進も窺える。デビューまで道 のりは、まだまだ始まったばかり。この判断が長い目で見れば絶対にプラスに働くは ずだ。

(03/03/20)［ファンタストクラブ］ 　ウォーキングマシン40分。この他に、サンシャインパドックで３時間の放牧と、他 馬よりもゆとりのあるサイクルで一日を送っている。「今はトモの位置の高さが目に 付きます。まだまだ馬体が大きく成長してくるのだと思います。全体的に子供っぽい 印象が強い馬だけに、ここでの充電は先々を考えればきっとプラスになるはずですよ 」と米田育成広報。４月を迎えてから馬場入りを始める公算が高い。

(03/03/13)［ファンタストクラブ］ 　ウォーキングマシン40分。引き続き、馬場入りを控える状況ながら「全体の動きが 滑らかに。一過性の疲れだったのでしょうね。もう一変わりすれば･･･と言うところ です」（米田育成広報）と上昇の気配を掴みつつある点を評価したい。まずは自身の 眼前に立ちはだかる壁を一つ一つクリアすることが肝心だ。

(03/03/06)［ファンタストクラブ］ 　ウォーキングマシン40分。背中、左トモに多少の疲れが溜まったとの判断から、２ 月下旬に当地を視察に訪れた伊藤正徳調教師と相談した上で一旦、馬場入りを見合わ せる決断を下した。とは言え、これは大事には一切及ばない。「馬房から出した直後 は幾らか歩様にもカタさを感じますが、たっぷりと時間を掛けて解してあげればスム ーズさを取り戻しますよ。また、最近になってトモの位置が高くなってきました。ま だ成長途上の段階なのでしょう」と米田育成広報は穏やかな口調で説明してくれた。 ３月６日（木）測定の馬体重は４６５kg（前回比＋９kg）。

■ 03.01.09 HPコメント

「一言で表現するならば優等生タイプですね。大人しくて従順な性格に加え、適度にまとまった馬体も丁度良いと言えるでしょう。もちろん、まだ子供っぽさを随所に感じさせており、本当の意味で本来の気性が顔を覗かせるのは今後ですけどね。また、ある程度の距離ならば十分に対応できるのでは」とは米田育成広報の感想。準オープンにまで出世を遂げた半姉レディブラッサムを手掛けた実績を持ち、血統的な特徴を脳裏にインプット済みである伊藤正徳調教師が管理する点は大きな強みとなろう。姉同様、2歳戦からスタートラインに立ってもらいたい。2002年10月上旬より簡単な乗り運動を始めて、現在は屋内ダートコースをダク1600ｍ、ハッキング1600ｍほどを乗り込んでいる。1月9日（木）の馬体重は448kg。

■ 募集カタログコメント／０２年募集

父エルコンドルパサーは、募集No.１３エクスペダイト’０１、募集No.１９レディフューチャー’０１の頁も参照のこと。デビュー戦を７馬身差、続く２戦目を９馬身差。いずれも出遅れながらの圧勝だった。ジャパンＣ（Ｇ�T）ではエアグルーヴ、スペシャルウィークを撃破。日本代表３歳馬による史上初の快挙達成を置き土産に仏国へと羽ばたいた。異国の地でも勢いは止まらない。並み居る強豪を敵に回して難攻不落と思われた欧州の選手権距離Ｇ�T競走の牙城を崩すと、凱旋門賞（Ｇ�T）では当時の最強馬と謳われたモンジューと壮絶な一騎打ち。通算11戦８勝２着３回。日本競馬史に数多の衝撃的な蹄跡を残して爽やかにターフを駆け抜けた。 　母サラトガデューは、６馬身と決定的な着差を与えたベルデイムＳ（Ｇ�T）を含めて３歳秋にダート９ＦのＧ�T競走を２勝。ＢＣディスタフ（Ｇ�T）で本命の座を務めた文字通りの超一流牝馬である。引退後は85万ドル（約１億1,000万円）で日本へ。快速を鳴らして５勝を挙げた初仔レディブラッサム（クラブ所属馬）は7,000万円以上を獲得した。しかし、これとて単なる序章に過ぎなかろう。近親には伝説の米国三冠馬セクレタリアト。近い将来に我々の想像を絶するポテンシャルを秘めた怪物級の誕生も十二分に有り得る。末恐ろしいばかりの可能性を意識させる存在だ。 　本馬に関しては、極上の筋肉が凝縮するトモの充実ぶりに視線が集中してしまう。後肢二白は姉同様。だが、父が変わって馬体に伸びやかさが出た。これにより距離融通性は大きく高まったと考えられよう。全体の底上げを叶えつつ近親交配の進んだ血を中和した功績も大。高水準の性能を誇る万能型らしく幅広い活躍ができそうだ。（２００２年９月現在）

レディアドバンス
牝馬・鹿毛・２００１年３月９日生れ（美浦・伊藤正徳）
生産牧場：北海道・門別産　全５００口●総額３，８００万円

エルコンドルパサー 1995 黒鹿毛	Kingmambo 1990 鹿毛	Mr.Prospector	Raise a Native
			Gold Digger
		Miesque	Nureyev
			Pasadoble
	サドラーズギャル 1989 鹿毛	Sadler's Wells	Northern Dancer
			Fairy Bridge
		Glenveagh	Seattle Slew
			Lisadell
サラトガデュー 1990 鹿毛	Cormorant 1974 鹿毛	His Majesty	Ribot
			Flower Bowl
		Song Sparrow	Tudor Minstrel
			Swoon's Tune
	Super Luna 1982 鹿毛	In Reality	Intentionally
			My Dear Girl
		Alada	Riva Ridge
			Syrian Sea

母： サラトガデュー Saratoga Dew《産駒２頭：出走２頭：勝馬２頭》米国最優秀３歳牝馬　米８勝　ベルデイムＳ（Ｇ�T), 　　｜　　　ガゼルＨ(Ｇ�T),カムリーＳ(Ｇ�U),オーヴァーオールＳ(ＬＲ),アラバマＳ(Ｇ�T)２着 　　レディブラッサム (牝, 1996, 父：Storm Cat):５勝　マラヤンＲＡＴ(900万) 　　ロードクライスト (牡, 1998, 父：ラムタラ):(公)３勝 祖母： 　スーパースナ Super Luna《産駒８頭：出走４頭：勝馬２頭》不出走 　　サラトガスマイル Saratoga Smile(牝，父：Lord Gaylord):不出走 　　｜　スマイルマイロード Smile My Lord (牡，父：Not for Love):米４勝　レイズアカップＨ(ＬＲ),メリーランドＢＣＨ(Ｇ�V)２着 　　＊カガヤキ Kagayaki(牝，父：Vanlandingham):不出走 　　｜　＊シークスプレンダー Seek Splemdor (牡，父：Seeking the Gold):３勝【現役】しゅくなげＳ(900万) ３代母： 　アラダ Alada《産駒８頭：出走４頭：勝馬３頭》米１０勝 　　　　　　コティリオンＳ(Ｇ�U),シュヴィーＨ(Ｇ�U),テストＳ(Ｇ�U)２着 ４代母： 　シリアンシー Syrian Sea《産駒９頭：出走８頭：勝馬２頭》米６勝　アスタリタＳ,セイマＳ,コリーンＳ,ＣＣＡオークス３着, 　　　　　　メイトロンＳ３着 　　アレグラ Allegra(牝，父：Alleged):不出走 　　｜　タヤスレミグラン (牡，父：L'Emigrant):３勝　ゴールデンブーツＴ(900万),富良野特別<(500万)　種牡馬 ５代母： 　サムシングロイヤル Something Royal米国年度代表繁殖牝馬《産駒１８頭：出走１５頭：勝馬１１頭》米１戦 　　セクレタリアト Secretariat(牡，父：Bold Ruler):米国年度代表馬２回,米国最優秀２歳牡馬,米国最優秀３歳牡馬,米国最優秀芝牡馬 　　　　　　米１６勝　ケンタッキーダービー(Ｇ�T),プリークネスＳ(Ｇ�T),ベルモンドＳ(Ｇ�T),マンノウォーＳ(Ｇ�T), 　　　　　　　カナディアン国際選手権Ｓ(Ｇ�U),ゴーサムＳ(Ｇ�U),ベイショアＳ(Ｇ�V)　種牡馬 　　サーゲイロード Sir Gaylord(牡，父：Turn-to):米１０勝　サプリングＳ,バハマズＳ,グレイトアメリカンＳ　種牡馬 　　＊ファーストファミリー First Family(牡，父：First Landing):米７勝　ガルフストリームパークＨ　種牡馬 　　ザブライド The Bride(牝，父：Bold Ruler):米出走 　　｜　ヘヴンリーマッチ Heavenly Match (牝，父：Gallant Romeo):米４勝　ハイヴォルテージＳ 　　｜　｜　パーソナルビジネス Personal Business（牡，父：Private Account):米５勝　ジョンＡ.モリスＨ(Ｇ�T) 　　｜　ファビュラスフロード Fabulous Fraud(牝，父：Le Fabuleux):米４勝　オープンファイアＳ(Ｇ�V)３着 　　｜　｜　＊デゥプリシト Duplicit（牝，父：Danzig):不出走 　　｜　｜　　　　ニシノフラワー（牝，父：Majestic Light):最優秀３歳牝馬,最優秀４歳牝馬,最優秀スプリンター　７勝 　　｜　｜　　　　　　　　　　桜花賞(Ｇ�T),阪神３歳牝馬Ｓ(Ｇ�T),スプリンターズＳ(Ｇ�T),デイリー杯３歳Ｓ(Ｇ�U), 　　｜　｜　　　　　　　　　　マイラーズＣ(Ｇ�U),札幌３歳Ｓ(Ｇ�V)