リードホイッスル
美浦・松山康久 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(12/09/06)［美浦トレセン］「中山開催も始まりますし、体調を見てこちらに戻すことにしました。先週の検疫が確保できたので金曜日に帰厩させてこちらでも改めて様子を見ながら徐々に動かしていたんです。体調自体は問題なかったのですが、どうも出がけの歩様が硬くて良くないし、うるささも目立つようになっていました。解していけば硬さは少しずつ緩和されているようにも感じたので数日はじっくり動かしながら様子を見ていこうとしていたんです。水曜日の朝は角馬場でじっくり動かした後に、比較的馬場コンディションがいい南のダートコースで１周半ほどの距離をゆったりと走らせる程度に動かしました。角馬場でバタバタしかけたり、コースでは止め際に急に立ち上がろうとしてみたりとあまり良くない仕草も見せていました。アクシデントになるようなことはなかったのですが、歩様のこともあって気になりましたし、経過観察していたところ、午後馬房から出した際に再び芳しくなく、歩きとダクでは首を使って明らかに気にしているような歩様だったので、時間を置いて確認のために診療所の獣医師に診てもらうことにしました。その結果、古傷である膝に骨膜が出ていて、それが剥がれていることがわかりました。小さなものなのですが痛みがあり、すぐの出走を考えるのは難しいと言わざるを得ません。気性的に難しい面を見せていましたが、痛みもプラスされていたからなのでしょう。帰ってきてからの馬の精神状態があまり良くなかったのはこういったことも関係しているのだと思われます。何とかダートへの条件変わりで前進を図れればと思っていたのですが、上手く行かずに申し訳ございません」（松山康師）これまで精神的な難しさをいかに対処して競馬で集中させるかに尽力してもらっていましたし、最後のチャンスにダートへの条件変更で巻き返すことができないか調整を進めてまいりました。体調は良く、中山開催後半戦へ向けての調整を開始したところでしたが、以前不安の出た膝の骨膜が再び気になり出し、微小なものではあるものの剥がれているものが見つかりました。何とかしたいという思いでここまで諦めずに取り組んでまいりましたが、現状から未勝利期間内の出走は困難と言わざるを得ず、松山康久調教師と協議を行った結果、現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 (12/08/31)［美浦トレセン］３１日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (12/08/30)［ブルーＳ］周回コースでキャンター調整を行っています。「脚元がムクんだこともあったのでチェックを行いながら慎重に接してもらうようにしていますが、今のところは問題なさそうですね。気候によるところもあるでしょうし、疲れ、体調を少しでも良くした上で帰厩に備えられるように調整しているところです。そうは言っても来週から中山が始まりますし、そろそろ段取りも組まなければいけない時期。馬の状態と相談しながら移動のタイミングを決めていきます」（松山康師） (12/08/22)［ブルーＳ］周回コースでキャンター調整を行っています。「この中間に少し負荷を強めて乗るようにしてもらっていたのですが、トモ脚が若干ムクミ気味なところを見せていました。この暑さでもありますし、少し疲れが表面化しているのかもしれません。大ごとではありませんが、無理をするとこのあとの調整も難しくなりますので少しだけ楽をさせています。ただ、楽をさせていると言っても休ませているわけではありませんし、その点で大きな心配は要りません。また上向いてきているところですし、状況を見ながら乗り進めて帰厩のタイミングを探っていきます」（松山康師） (12/08/16)［ブルーＳ］周回コースでキャンター調整を行っています。「じっくり動かしながら調整しています。肩先などに疲れが感じられたのでこの中間に軽い針治療を行いました。ただ、針治療とは言っても本格的にやって数日休ませなければいけないというものではなく、ごく軽いもので筋肉に刺激を与えて疲労を取る治療です。その効果もあっていくらか楽になったように感じますし、少しずつ状態も上向いていますよ。未勝利馬でもありますし、緩めないようにしつつ乗っていって帰厩につなげていきます」（松山康師） (12/08/08)［ブルーＳ］周回コースでキャンター調整を行っています。「疲れの見られる部分に治療を施してもらったことでいくらか楽になったようですし、うるさい面を見せることなく落ち着いて日々の調教に取り組めています。先日も見てきましたが、ほどよくリラックスしていて悪くない。何とか次の競馬に向けていい状態へ持っていけるようにしたいですね」（松山康師） (12/08/01)［ブルーＳ］軽めの調整を行っています。「先週から預からせていただいています。ちょっとうるさいところがあるから先生から気をつけるように言われていますが、今のところは悪さもなく落ち着いていますよ。レースの疲れもあって深管に痛みが残るのですが、治療を行いつつ少しでも改善できるようにしているところです。短期放牧の予定と聞いていますし、少しずつ乗っていって数週間で戻して競馬を考えられるようにしていきたいと思っています」（牧場担当者） (12/07/26)［ブルーＳ］２６日にブルーステーブルへ放牧へ出ました。 (12/07/25)［美浦トレセン］２５日は軽めの調整を行いました。「稽古の動きや普段の様子がだいぶ落ち着いてまともになってきたから競馬でどれだけやれるか楽しみにしていたのですが、残念ながら仕掛けて動かしていこうとすると尾っぽを振って自らブレーキをかけるような格好を見せてしまいました。なかなかガラリ一変とまでは行きにくいものですが、期待をしていただけに残念でした。ただ、休み明けで久しぶりの影響もあったと思うんです。限られた中で厳しい戦いになるとは思いますが、気持ちを切らさずに何とか可能性にかけたいですね。レース後脚元などは問題ないものの精神的なリフレッシュは図ったほうが良さそう。これから混雑もしてくることが予想されるためすぐの出走も難しいと言わざるを得ませんから、数週間の放牧を挟んだ上で次走へ向かえればと思っています」（松山康師）近日中に美浦近郊のブルーステーブルへ放牧に出る予定です。 (12/07/18)［美浦トレセン］１８日は美浦南Ｐコースで追い切りました（６６秒９−５２秒１−３８秒７−１３秒７）。「今日は朝一番に追い切りました。先週、先々週は本馬場での追い切りでしたが、今日は馬場も硬いので芝コースはやめてポリトラックにて動かしています。時計は大体６６秒台。これがウッドチップの時計だったら言うことないけれど軽いポリなので数字はあまりアテにならないが、身のこなしなどは以前より良くなっています。また、精神的にもいい意味で安定していて変なこともしない。最初はどうかなと思っていたけれどここまでの過程だけで言えば去勢をしてもらってよかったなと思えますね。速い上がりを求められるよりは持久力を発揮するほうがこの馬には合っていると思いますので、今のところ２２００ｍを本線で考えています」（松山康師）２２日の新潟競馬（３歳未勝利・芝２２００ｍ）に石橋脩騎手で出走を予定しています。 (12/07/11)［美浦トレセン］１１日は美浦南芝コースで追い切りました（６１秒７−４７秒１−３４秒６−１２秒０）。「先週の追い切りの感触がとても良かったのでそろそろ競馬を意識して考えていけるかなと思っていました。それで今朝の調教をどこにするかギリギリまで悩んでいたのですが、先週のいいイメージをさらに良くするために今朝も本馬場に入れて追い切りました。他の馬とペアを組んで追い切りましたが、終始いい動きを見せてくれて良かった。ビシッと動かしましたし、これで息もだいぶできてくることでしょう。場合によっては今週の競馬とも思いましたが、これだけ動かしたあとなので理想は週末と来週で程よくコントロールして余力を持った上で臨む形がベターかなと思っているところ。今週の出馬状況や明日の馬の具合を見た上で判断しますが、今のところは来週の競馬を考える可能性が高いと思っています」（松山康師） (12/07/04)［美浦トレセン］４日は美浦南芝コースで追い切りました（６１秒７−４８秒１−３４秒８−１１秒６）。「先々週より先週のほうがまだ動きは良かったのですが、どこか頼りないところがあったので、地道に乗り込んで動けるようにしているところですよ。今朝は雨の影響で芝のコンディションが硬すぎずクッションの利いたいい状態だったので、本馬場で動かしました。ここ２週に比べれば動きは良かったし、終いの走りもまずまず。ただ、チップなどに比べると走りやすいし、時計が出やすいのは当たり前。時計は鵜呑みにできませんが、アクションなどを見ていると徐々に良くなってきているのは確認できたから、もうそろそろ競馬を考えていけるようになるかもしれませんね」（松山康師） (12/06/27)［美浦トレセン］２７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７１秒３−５４秒６−４０秒６−１４秒５）。「段階を追って少しずつ負荷を強めるように動かしていますよ。今朝もウッドコースへ入って長めからじんわり動かす調整。現段階としては悪くないけれどまだどこか頼りない印象を受けるのも否めません。動きは悪くないんだけれど、どこか力強さが足りないような感じ。去勢明けだし、牧場でもビッシリ乗られていたわけではないから今は体力がついてきているところなのでしょう。可能ならば福島最後あたりを目指そうというプランもあるのですが、あくまでも状況次第で、場合によっては新潟中の出走も頭の中に入れながら乗り込んでいきます」（松山康師） (12/06/20)［美浦トレセン］２０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（４２秒８−１３秒８）。「背腰の治療を入念に行いながら調整してきたので徐々にコンディションも上向いてきていますよ。以前のことがあるから慎重に接するようにはしていますが、今のところバタつくようなことはありません。お休み前は２本脚になって一気に人を振り落とすようなこともあったのですが、今回はそういう類の仕草を見せていた状況でも大人しくしているし、普段の様子も落ち着いているように感じます。安心して油断しているとそういった面を見せる可能性もあるので今後も気を引き締めなければいけませんが、去勢の一定の効果があるのかもしれませんね。今朝は最後の３ハロンだけ少し動かしましたが、そのときの感触も上々。以前より走りに前向きさが出てきているし、いい傾向にあるように感じます」（松山康師） (12/06/14)［美浦トレセン］１４日は軽めの調整を行いました。「北海道でやってきた分の疲れをいったん天栄でリセットして体を少しでもふっくらさせた上で、水曜日に帰ってきました。お休みしていたわりにはスッキリと見せるかもしれませんが、時間をかけた分だけ体つきもいいほうへ変わっているように感じますし、この期間も無駄ではなかったのではないかなと思います。さっそく今朝から軽く動かしていますが、ここに来て少し疲れが表面化してきたのか背中からトモにかけた部分を触るとやや気にする素振りを見せますので、治療と並行しながら乗っていきたいと思っています」（松山康師） (12/06/13)［美浦トレセン］１３日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (12/06/12)［ＮＦ空港］周回コースと坂路でハロン１７秒のキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。１３日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。「体がもっとふっくらしてくればという理想はあるのですが、去勢明けですし、ある程度は仕方ないのかもしれませんね。やりすぎないように気をつけつつ調整してきましたので、状態は上向いていると思いますし、“移動を考えていける状態ですよ”と調教師に話をしたところ、早ければ明日の検疫で帰厩することになりました。こちらではうるさいところもそれほど目立っていませんし、環境が変わっても何とかいい形で競馬まで行ってくれればと思っています」（天栄担当者） (12/06/05)［ＮＦ空港］周回コースと坂路でハロン１７秒のキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「順調ですね。体は引き締まった状態ですが決して悪い状態ではないんです。食べるものは食べているし、体調は良さそうですから稽古もそれなりの負荷をかけるようにしています。まだ詳細は決まっていませんが、そろそろ移動も考えていきたいと調教師から言われていますし、いつ声がかかってもいいように移動を念頭に置いた調整をしていければと思っているところです」（天栄担当者） (12/05/29)［ＮＦ空港］坂路でハロン１７秒のキャンター調整を行っています。「以前トレセンへいる頃や北海道にいる頃は大変だったみたいですが、今回こちらで調整している分にはそれほどやんちゃな面は見せていません。２本脚で立ったりすることもありませんからね。精神的にいい状態にあるのか去勢効果もあるのか。順調に調整を行えていますが、相変わらず体がスッキリ見えるのは課題点です。馬体重を量ったところ増えていませんでしたし、本音はもう少しふっくらさせたいんですよね。ただ、未勝利馬であることを考えると悠長なことも言ってられませんから、調教師と相談しながら具体的なタイミングも考えていかなければいけないと思っています」（天栄担当者） (12/05/22)［ＮＦ空港］坂路でハロン１７秒のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き坂路を主体にして乗り込んでいます。体調自体はそれほど悪くなさそうだし、メンタル面も今のところは目立っていませんが気をつけつつ対応しています。体は相変わらず締まっていて、今のまま競馬へ行ければいいかなと思える状態なんです。言い換えると、放牧先である今の時点ではもう少しゆとりが欲しいという状態でもあるんです。ただ、決して悪いわけではないので、そのあたりのバランスを見つつ調教師と相談していこうと思っています。馬体重は４７５キロです」（天栄担当者） (12/05/15)［ＮＦ空港］坂路でハロン１７秒のキャンター調整を行っています。「先週北海道からこちらへ移動してきました。これまでの過程を考えて慎重に見るようにしていますが、今のところ極端に悪い様子を見せることはありません。ここまでは小さな馬場でじっくり動かすことに専念していましたが今日から坂路にも入り出しました。状態面で言うと前捌きの硬さがあること、そして体にもう少し余裕を持たせてあげたいなと思えます。体重は前走時と同じくらいですし、そのあたりを考えてももう少しゆとりを造れれば理想的ですね」（天栄担当者） (12/05/08)［ＮＦ空港］８日にＮＦ天栄へ移動しました。移動までは週３回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンターを行い、残りの日は周回コースか角馬場で乗り運動を取り入れていました。「速めのひとつ手前のペースではありましたが、乗り込むことで体調を崩すようなところはありませんでしたし、このタイミングで天栄へ移動させています。今後さらにペースを上げていった際にうるさくならないとは限りませんが、何とかスムーズに帰厩、そして競馬へとつなげっていってほしいですね」（空港担当者） (12/05/01)［ＮＦ空港］週３回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンターを行っています。残りの日は周回コースか角馬場で乗り運動を行っています。「運動を継続しても心身の状態は変わりありませんし、この中間から少しペースを上げているように、この馬なりに順調に進められていると思います。今後の乗り込み次第ではありますが、そう遠くなく天栄に移してトレセンへの帰厩に備えていくプランもあるようですので、それに対応できるように体調管理もしっかりと行っていきます」（空港担当者） (12/04/24)［ＮＦ空港］週３回は屋内坂路コースでハロン１７秒のキャンターを行っています。残りの日は周回コースか角馬場で乗り運動を行っています。「精神面の変化には特に注意を払いながら進めていますが、現状では特に問題なく進めることができています。右前脚の脚さばきも悪く見せることはありませんし、少しずつペースアップを図っています。馬体重は４７６キロです」（空港担当者） (12/04/17)［ＮＦ空港］週３回は屋内坂路コースでハロン２０秒のキャンターを行っています。残りの日は周回コースか角馬場で乗り運動を行っています。「角馬場で軽めの乗り運動を行っても体調を崩すようなところはありませんでしたし、この中間からは坂路にも入れ始めています。今のところ極端にうるさくなるところはありませんが、運動を進めていくと気持ちが乗ってそういったところを見せるようになる可能性もゼロではありませんから、心身の状態をしっかりと見ながら進めていきます」（空港担当者） (12/04/10)［ＮＦ空港］角馬場でフラットワークを行っています。「時間の経過とともに患部の状態は落ち着いて来ていますし、骨膜が出ている右前脚の様子も問題なさそうですので、角馬場での乗り運動を開始しています。引き続き状態を見ながらではありますが、立場的にあまり悠長なことは言っていられませんし、可能な限り調整を進めていきたいですね。馬体重は４７５キロです」（空港担当者） (12/04/03)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動を行っています。「まだ患部の腫れがスッキリしていないので、軽めの運動にとどめています。精神面に関しても極端に悪く見せるようなところはありませんし、この馬なりに安定していると言えるでしょう。今後も心身の状態を見極めながら、次のステップに備えていきます」（空港担当者） (12/03/27)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動を行っています。「去勢手術後の経過は問題ありませんでしたので、既にマシンでの運動を再開しています。今後は患部の状況はもちろん、右前脚の骨膜の状況も見ながら調整を進めていきたいと思います。馬体重は４８０キロです」（空港担当者） (12/03/22)［ＮＦ空港］２２日に去勢手術を行い無事に終了しました。「本日去勢手術を行い問題なく終了しています。まずは術後の状態を確認することになりますが、患部の状態が落ち着いてくればマシンなどの軽めの運動を行っていきます」（空港担当者） (12/03/21)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動を行っています。「この中間も脚元の状態を見ながら軽めの調整にとどめていますが、歩様が極端に悪くなるようなことはありませんね。去勢に関しては、ホースクリニックとスケジュールの調整を行ったところ、明日に手術を行うことになりました。それまではしっかりと体調管理を行っていきます」（空港担当者） (12/03/14)［ＮＦ空港］ウォーキングマシンでの運動を行っています。「到着後に歩様を確認していますが、やはり右前の骨膜を気にしているようなところが見られます。まだ到着して間もないですし、しばらくは軽めに終始することになると思いますが、これまで気性の問題でうまく行かなかった部分もありますので、この期間に去勢手術を行うことになりました。手術日は未定ですがそう遠くない時期に行う予定にしています」（空港担当者） (12/03/06)［ＮＦ天栄］ウォーキングマシン調整を行っています。今のところ８日にＮＦ空港へ移動する予定です。「放牧に出てきて様子を見ながら接してきましたが、右ひざに出ている骨膜がチクチクするようで歩様はあまりいいと言えません。ある程度落ち着いてきて軽めから動かしていけそうならばと思ったのですが、少し期間をかけてあげたほうが良さそうな状況であることから、いったん北海道へ移して現地でケアとその後の調整を行ってもらうことになりました」（天栄担当者） (12/02/28)［ＮＦ天栄］ウォーキングマシン調整を行っています。「脚元に疲れが見られるということでこちらへ放牧に出てきました。週末に移動してきて週明けに状態を見たところ、膝に骨膜があってそれを気にして歩様がいまひとつであることを再確認しました。しばらくはマシンやトレッドミルなどの軽めの調整に終始して疲れを癒すことから始めていくことになるでしょう。未勝利馬ではありますが今は焦らず慎重に接していかなければいけないと思っています」（天栄担当者） (12/02/25)［ＮＦ天栄］２５日にＮＦ天栄へ移動しました。 (12/02/24)［ブルーＳ］木曜日の追い切りの動きはまずまずでしたし、これからピッチを上げていけるなと思っていたのですが、今朝の様子を見ていると歩様がいまひとつ良くありませんでした。肩の出に硬さが出やすいのでその影響かもしれないけれど、他の可能性も有り得るのでレントゲンを撮ってみました。その結果、膝に骨膜が出ていて、それが関節面にあたってチクチクしていることがわかりました。また、ザラザラしていて不鮮明に見える部分もあるとのことでした。現時点では骨折というようなものではないのですが、時間が経過して変化を起こす可能性も否定はできません。様子を見ながら競馬へ向かうこともできなくはないのですが、無理をしないほうがいいのは確かですし、診療所からも安静にしたほうが良いでしょうということでしたので、いったん放牧に出して回復を待つことになりました。ようやく体も引き締まってきて徐々に垢抜けてきたようになってきましたし、競馬へ向えないのが残念で申し訳なく思いますが、このお休みで精神的にも肉体的にも成長を促せるはずです。前向きに捉えることができればと思っています」（松山康師）診断の結果とこの先の成長を見込んで休養させることになりました。２４日にいったん美浦近郊のブルーステーブルへ放牧に出て、２５日にＮＦ天栄へ移動する予定です。 (12/02/23)［美浦トレセン］２２日は軽めの調整を行いました。２３日は美浦南Ｐコースで追い切りました（５６秒４−３８秒２−１３秒２）。「蹄の痛みが消えて再度競馬へ向けて進めていこうとしているわけなんですが、先週半ばに他厩舎の馬が方向転換してきたのに反応して急に立ち上がってしまいました。そのときは問題なかったのですが、先週末にはまた馬場で立ち上がり、脚元がおぼつかない状態で前のめって乗り手を一本背負いしてしまいました。その際に膝付近を少し擦りむいただけで大きな怪我にならなかったので良かったですし、今回は乗り手も怪我なく、大事には至りませんでした。なかなか集中して調教をしにくい馬なのですが、少しでも馬のいるケースに慣らしながら落ち着いていられるようにしていきます。大きな影響はなかったので今朝追い切っているのですが、天候による馬場状態を考慮してポリトラックへ入れました。動きはまずまずで、上がりの歩様も問題ない。慎重にやっていかなければいけないことに変わりはないですが、可能な限り鍛錬しながら競馬へ向かっていきます。来週もないわけではないけれど、もう少し乗ってからのほうがいいかもしれないと思っているので、今のところは再来週あたりの競馬をメインに考えるつもりです」（松山康師） (12/02/15)［美浦トレセン］１５日は軽めの調整を行いました。「先週末までの様子を見ていると熱感が抜け切れなくてちょっと心配していました。歩様はそれほど問題なかったのですけれどね。ただ、週が明けて確認したところ熱も取れて症状が緩和していましたよ。もう気にする感じもなさそうなので装蹄師と相談の元、鉄橋蹄鉄を外して通常のものに戻しています。今朝は馬場状態もひと息でしたし、無理に追い切りはやりませんでした。今週入るかどうかもわかりませんし、無理に強いところをやってこじらせては元も子もないので、今週の競馬は基本的になしにして、中山開催に切り替わった後のタイミングを目指して調整していこうかと考えているところです」（松山康師） (12/02/09)［美浦トレセン］「今週の２０００ｍ戦に備えて調整していましたが、今日の調教後に馬体チェックをしていたら若干ではありますが蹄に熱感がありました。おそらくぶつけたか、硬い馬場などに影響してザ石の炎症が出たのではないかと思われますが、すぐに装蹄師を呼んで蹄鉄に鉄橋を渡しました。熱感だけなので大きな影響はなかったと思われたのですが、今週はいずれにせよ除外のようでしたので投票はしませんでした。このあとについてはもちろん脚元の状態次第で可能なら来週、もう少し時間が必要であったり、節が足りないようならば臨機応変に対応していきます」（松山康師）１１日の東京競馬（３歳未勝利・芝２０００ｍ）への出馬投票は見送りました。 (12/02/08)［美浦トレセン］８日は美浦南Ｐコースで追い切りました（６５秒４−５０秒５−３７秒８−１３秒１）。「ちょっと厳しいかもしれないとは思いましたが、今週でひとまず３場開催が終わるので今週の２０００ｍに出られるということを想定して今朝追い切りをかけました。いろいろなシチュエーションに慣らすためにも敢えて朝一番の混雑したタイミングで馬場入りしたのですが、何とか我慢できていました。ポリトラックでの動きはまずまずで、全体で６５秒半くらいかな。最初に比べればだいぶ動けるようになってきましたし、気持ちも切れなくなってきた。そう簡単に変わるものではないのですが、何とかしてあげたい馬だと思っているし、地道に良くしていきたいですね。当初は津村を押さえていたのですが、京都で乗ることになったとのことで、代役で癖のある馬にも臆せずビシッと乗ってくれる柴山を確保をしておきました。今週入らないようならばまた来週以降の状況を見ながら判断していきます」（松山康師）出馬状況次第ですが、１１日の東京競馬（３歳未勝利・芝２０００ｍ）に柴山騎手で出走を予定しています。 (12/02/02)［美浦トレセン］１日は軽めの調整を行いました。２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒０−５３秒８−３９秒８−１３秒９）。「先週１週間は様子見の期間に充てて今週から再度レースへ向けてピッチを上げているところです。相変わらずヤンチャなところはあるのですが、一時期の乗り手を落として病院送りにさせたくらいのうるささを見せるほどでないのは何よりです。ただ、今は東京開催中なので追い日のポリトラックや本馬場は本場開催にあわせて左回りになっているんです。ダートやウッドチップコースは右回りのままなので向き合う格好になるから馬場入りの際などに立ち上がったりと癖を見せやすいシチュエーションです。馬場入りの際は毎回曳き手をつけて乗り手も細心の注意を払いながら進めていかなければいけないでしょう。追い切りは今朝行いましたが、早ければ来週使いたいけれどいつ使えるかハッキリしない今の状況を考えて無理しない程度に動かしたものです。時計的に目立たないでしょうが、今週は気持ち、そして中身をキープすることに主眼を置いているのでこれで十分だと思います。脚元などは今のところ変わりありませんから、この調子で次走へ向けた調整を行っていきます」（松山康師） (12/01/25)［美浦トレセン］２５日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬はまだ完全に集中して走っているわけではないのでしょうが、初戦より明らかに良化していましたし、経験を積むごとに良くしていけるという手ごたえを感じさせてくれた内容だったと思います。もうひとつ前の着順であれば今後の調整もしやすかっただけに悔しさもありますが、少しずつですね。枠も極端なところでしたからもう少し内側からロスなく運べていれば前との差を詰められていた可能性もありますし、次でさらなる前進を狙いたいです。現在、レース後の様子を見ているところですが、今のところは問題なさそうです。もうしばらくは様子を見ていきますが問題なければこのまま進めていくつもりです。権利がないだけにはっきりとした予定を立てにくいですが、２場開催になるとより混雑するでしょうし、可能ならばその前に使えればと思っています」（松山康師） (12/01/18)［美浦トレセン］１８日は美浦南Ｐコースで追い切りました（６５秒２−５０秒５−３６秒９−１１秒８）。「先週は変則日程だったので月曜日に追い切った次は週末の土曜日に追い切りました。感触は引き続き上々で、これならば今週やればいい状態で出られるだろうなという感じでしたね。噂を聞いて遠慮しがちなジョッキーが多いのですが、そんな中でしっかり乗ってくれ、最近いい騎乗も見せてくれている津村が乗ってくれることになったので今朝の追い切りにも跨ってもらいました。厩舎の前でヤンチャなところを見せましたが、その後は問題なく馬場に入って方向転換するときにも立ち上がったりすることはありませんでしたよ。そして追い切り。併せる形だったのですが、終いまでしっかり追ってくれたのもあり動けていました。ポリトラックですから数字はこんなものかもしれませんが、１２秒を切ってこられたのは評価していいのではないでしょうか。まだ荒削りだけれど少しずつ大人になってきているし、前進を期待したいですね」（松山康師）２１日の中山競馬（３歳未勝利・芝２０００ｍ）に津村騎手で出走を予定しています。 (12/01/11)［美浦トレセン］９日は美浦南Ｐコースで追い切りました（６６秒２−５０秒５−３７秒４−１２秒０）。１１日は軽めの調整を行いました。「今週は年始の日程の影響から変則日程なので月曜日にちょっと速いところをやっておきました。全体で６６秒くらいだったのですが、年明けの追い切りのときと異なるのは終いもまずまずの動きを見せてくれていたことです。ここ最近は尾っぽを振ったりするものの、走っている最中や留め際に跳ねなくなってきているので、悪い面は少しずつ減ってきているのではないかと思っています。肉体面とのバランスももちろん考えていかなければいけませんが、先週治療したことで状態は上向いているように感じますから、この調子で良化していきたい。競馬は可能ならば今週か来週あたりと思っているのですが、変則的なスケジュールでもあるので、来週を本線にしつつも今週の状況も見て最終的に判断したいと考えています」（松山康師） (12/01/06)［美浦トレセン］３日は美浦南Ｐコースで追い切りました（６８秒２−５２秒７−３８秒３−１２秒３）。６日は軽めの調整を行いました。「年末も緩めずに乗っていましたし、状態は維持できているなと思っていました。可能ならば年明け早々の競馬を考えたいと思っていたのですが、出走間隔の兼ね合いも考慮して早ければ２日目か３日目の競馬を考えられればと思って３日に追い切ったんです。ここの週までいるという吉田隼人ジョッキーに乗ってもらって追い切ったのですが、仕掛けてからの反応がひと息。以前よりはだいぶ動けるようになっているのですが、そのときは物足りなさが目立ち、グッと来なかったですね。よくよく考えると、一時で見せていたうるさいくらいの元気の良さがややおさまっているんです。いい傾向かなとも思っていましたが、もしかしたら何かあるのかもしれないなと思って様子を見ていたら、ちょっと疲れが見え隠れしていました。筋肉の張りがあってちょっとコズんだような状態に見えるので背中と肩周りの治療を施しました。今後の状態と動きをしっかりとチェックしながら改めてレースを考えていきたいと思っています」（松山康師） (11/12/22)［美浦トレセン］２１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒０−５３秒８−３９秒６−１２秒７）。２２日は軽めの調整を行いました。「週末に少し動かしてみたところ感触は良かったですね。今週の動きいが良ければ競馬を考えたいと思っていたくらいです。追い切りは水曜日に行ったのですが、この馬としてはわりと真面目に走れていて時計もまずまず。やはり一度経験したことがいいほうへ変わってきているような気がしますよ。ただ、残念ながら出られそうな状況ではありませんでしたのでレースは来年に持ち越しです。なんとか前進させてあげられるようにこれからもしっかりやっていきます」（松山康師）２４日の中山競馬（２歳未勝利・芝２０００ｍ）への出馬投票は見送り、来年のレースでの出走を目指しています。 (11/12/15)［美浦トレセン］１４日は美浦南Ｗで１５−１５程度の調教を行いました。１５日は軽めの調整を行いました。「先週いっぱいの様子を見ていても特に変わりはなかったので、次へ向けて少しずつ動かしていますよ。先週は一度やらかしましたが、今週に入ってからはまだ悪さはしていませんね。少しずつ変わってきてくれているのかな。東京開催中だと追い日は本馬場やポリトラックが左回りになるのでウッドチップやダートコースと向かい合う形で動かすことになるのですが、中山開催だとすべての馬場が右回りになるので、進んでいく方向から馬が向かってこないのももしかしたらいいのかもしれませんね。水曜日はコースに入って大きめから終いだけ少し動かしたけれど、悪くない。今朝は軽めに動かして、また金曜日にも大きめを乗っておくつもりです。入るかは入らないかは蓋を開けてみなければわかりませんが、可能ならば来週の２０００ｍを考えたいですね」（松山康師）２４日の中山競馬（２歳未勝利・芝２０００ｍ）に出走を予定しています。 (11/12/07)［美浦トレセン］７日は軽めの調整を行いました。「稽古では悪いことばかり考えているような馬ですが、競馬は何とか形になっていました。ただ、粗削りなのは変わりないですし、スムーズだったわけでもありませんから、引き続き慣らしながら教えていくしかありません。幸い、重たい馬場を走ったあとも大きな疲れはなさそうでさっそく乗り出していますよ。元気があり余っていて、また人を落とそうとするような格好をするから頭が痛いですが、辛抱強く接して力を発揮できるようにしてあげたい。このあとはいかんせん出馬状況次第になるので決められませんが、２０００ｍも大丈夫でしょう。マイルから２０００ｍでどのあたりで出られそうか状況を見つつ次走を決めていくつもりです」（松山康師） (11/11/30)［美浦トレセン］３０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒３−５３秒０−３９秒６−１３秒３）。「今朝も皇成を乗せて前運動をしっかり行って馬場入りしてから直行でウッドチップへ行き、追い切りを行いました。今回は実戦を想定して３頭併せの真ん中に入れる形を取りました。直線は間をしっかりと割ってこれていたし、気持ちを出していましたよ。ようやく馬にもスイッチが入ってきてくれたんじゃないかなという走りを見せてくれました。先週、今週と気配は上向きですし、これなら悪くない状態で送り出せそうです。あとはゲート試験のときからだいぶ時間が経っているので前日あたりに確認をしておきますが、普通に出て流れに乗ってくれればと思います。気になるのは週末の天候が悪くなりそうなこと。新馬ですし、負担を考えると馬場が悪くなるのは決してプラス要因ではないでしょうから、あまり悪くならないでほしいですね」（松山康師）１２月３日の中山競馬（２歳新馬・芝１８００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/11/23)［美浦トレセン］２３日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８３秒０−６６秒９−５２秒７−３８秒９−１３秒３）。「今朝は皇成を乗せて追い切ることにしました。そして、普段は角馬場やＡコース、またはＤコースでじっくり体を動かしてからウッドチップコースで追い切ることが多いのですが、今回はちょっと変えてみたんです。朝暗いうちから動かし出して体を十分に解してからすぐにコースへ入って追い切る形を取りました。それが良かったのか今日は終始感触が良かった。皇成も上手くこの馬の癖を見ながら乗ってくれたのもあったでしょう。終始悪さはしなかったし、最後まで脚取りがしっかりしていました。これまではなかなかいい動きができていなかったのですが、今回は良かった。これまでのなかでいちばん良かったかなと思えるほどでしたよ。子供っぽいところはありますし、まだ安心はできませんが、ようやく軌道に乗れてきたかな。まだレールに片足だけ乗った程度なので、今週の競馬ではなく早くて来週かそのあとくらいにしようと思っています。あとはソエなど脚元や体に疲れが出ないかをよく見ながら調整を行っていきます」（松山康師）「今朝の追い切りに跨らせてもらいました。まだ子供っぽいところがあって仕掛けていこうとすると耳を伏せてグッと反抗しかけるようなところこそありましたが、今日は我慢してくれましたよ。まだ体がしっかりし切れていないし、動き切れないところがあるのかもしれませんが、徐々に良くなりそうな手ごたえはありました。今週よりは来週のほうがよりいいような気がしましたし、いい形でデビュー戦を迎えてくれればと思います」（三浦騎手）今後の調整の進み具合次第ではありますが、早ければ１２月３日の中山競馬（２歳新馬・芝１８００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/11/17)［美浦トレセン］１６日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５６秒１−４１秒６−１３秒０）。１７日は軽めの調整を行っています。「早ければ今週の競馬を想定していましたが、ちょっと荒削りなところがまた見られるようになっています。普段は大人しくて厩務員のいうことはよく聞いて従順なのに、乗り手には不従順。火曜日もふとしたことで急に止まって立ち上がってみたりとするし、乗り手の指示に逆らうようなところがありました。ズルい、ズブい、不真面目と難しいところが揃っているので慎重に考えています。このままでは競馬に行っても危ないし、まともな走りができませんからね。少なくとも今週は見送り、場合によっては中山までじっくり構えて良化を促そうと考えています。本来は今日木曜日に本馬場で追い切ることを考えていたのですが、水曜日のキャンターの際は変な素振りを見せなかったので乗り手の判断でそのまま速いところへ移行しました。時計を見てもらってもわかるように少しずつ動けるようにはなっているんです。あとは気持ちの部分が大人になってくれれば走りも良くなってくるはずです」（松山康師） (11/11/09)［美浦トレセン］９日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８３秒９−６８秒８−５４秒５−４１秒０−１４秒３）。「先週は金曜日に時計を出したのですが、終いの時計こそかかったものの全体の動きはまずまずで、少しずつ上向いてきたような手ごたえを感じさせてくれました。引き続き上昇させられればと思いながら今朝もコースで長めから時計を出しましたが、同じく最後は時計を少し要したものの、悪くなかったですね。今の感じで行ければ数週間のうちにメドが立てられるかもしれませんね。あくまでもこのあとの動き次第なので確定的な話ではないのですが、もし来週の競馬で始動できそうならば、１８００ｍあたりを考えることになるでしょう」（松山康師）あくまでも今後の仕上がり具合次第ですが、早ければ１９日の東京競馬（２歳新馬・芝１８００ｍ）に出走を予定しています。 (11/11/03)［美浦トレセン］２日、３日は軽めの調整を行いました。「当初の予定では今朝追い切ろうと考えていたのですが、水曜日に体を触ったところ腰に少し疲れを感じさせたので治療をして大事を取りました。そうは言っても普通にキャンター調教をしているくらいだし、大きな心配は要らないですよ。おそらく明日か週末あたりに半マイル重点にするかもしれませんが、動かしてみて、その感触でそろそろデビューを考えていけそうかどうか判断していければ理想的ですね」（松山康師） (11/10/27)［美浦トレセン］２６日は軽めの調整を行いました。２７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８６秒３−７０秒０−５５秒３−４１秒２−１５秒０）。「先週の金曜日に坂路で速いところを行ったのですが、終い１２秒５とまずまずの動きでした。まぁ、少し進んでは下がるという感じで大きく前進できていないのは歯がゆいですが、何とか変えていきたい。２週ほど前は５１秒台で坂路を上がってきたりしているんですから力はあるはずですしね。今週はウッドチップで同じ新馬と併せたのですが、入りが少しだけ速かったこともあって最後は脚が上がりかけていました。結構な本数をやり負荷をかけているんですけれど、体はまだボテッとして太め残りで締まり切れていないところがあるから、動きもあとひとつなのでしょう。幸い、ソエなどが顕著に出ることはないし、硬さだけ。筋肉系統のケアを入念に行いながら良くしていき、そのなかで競馬へ向かっていければと思っています」（松山康師） (11/10/19)［美浦トレセン］１９日は軽めの調整を行いました。「週末に少し速いところをやりましたが、まずまずの動きを見せてくれましたよ。徐々に上向いてきたなと思っていたところだったのですが、疲れも出てきたのか体に硬さが見られるようになってきました。気性面を考えると時間をかけざるを得ないし、競馬へ向けてそれなりの稽古を積んできているからコズミ気味になるのも致し方ない部分なのですが、その後の調教で躓いてしまったため付きっ切りで乗っていた助手が怪我して乗れなくなってしまいました。こればかりはどうしようもないのですが、リードに対してできることはその時に軽くできた外傷のケアと筋肉系統のケアを入念に行っていくことです。今週も変則日程のため今日は速いところを行わない予定でしたし、馬の状態を見ながらまた週末もしくは来週に出すようにしたいと思っています」（松山康師） (11/10/12)［美浦トレセン］１２日は軽めの調整を行いました。「先週の坂路の追い切りで終いが少しかかったのが不満でしたが、まだコースでの追い切りも行っていないし、体力・気力ともにこれからの段階ですからね。気性の課題もありますが、できる限りいろんな場所へ入れて動かしながら体力を養うようにしていますよ。変則日程の兼合いから今週の追い切りは通常のものではなく週末に行う予定ですが、月曜日にウッドチップで少し時計を出したんです。時計はかかったように見えますが、これは相手のリズムに合わせたところもありますから、それほど大きな心配は入りません。キャンター中に尾っぽを振ってみたりとやや難しい面を見せることもありますが、それはそこまで気にならないレベル。ただ、悪さをしているわけではないのですが、走るのを終えて方向を変えて馬場から出ようとしたときなどに急に立ち上がってみたりするんです。ただ、それ以上のことはないので、走り回ってみたりラチなどへ向かっていくようなこともない。苦しいわけではなく、ずる賢くて変なほうへ気持ちが向いているだけなので、調教とレース経験を積むごとに心身ともにまとめていければと思っています。このあとの追い切りの感触次第になるのですが、おそらく２〜３週くらいのうちに具体的なメドも立ってくるかもしれませんよ」（松山康師） (11/10/05)［美浦トレセン］５日は美浦坂路で追い切りました（５１秒５−３８秒２−２５秒９−１３秒５）。「先週末の調教でヤンチャな面を久々に出してしまいました。調教スタンドの横から馬場へ入っていくのですが、そこでバタバタして立ち上がってしまいました。ただ、週末に坂路で時計を出したときは比較的スムーズ。今朝は入るのは問題なかったものの、ダートの外コースで軽く動かそうとしているときにまた立ち上がって乗り手を振り落としてしまいました。だからと言って、放馬して走り回るのではなく、落とした乗り手を見ているんです。子供すぎて遊んでいるのかなんなのか・・・。いずれにせよ賢すぎる馬ですね。走る手ごたえはあるんです。今朝も前半から元気に行って５１秒半。最初に力んだ分、終いは少しかかりましたが、荒削りなだけで走り方を覚えていけばまた違うはずです。乗り手も付きっ切りでやってくれているし、何とかまとまるようにしていって、競馬へ向かっていけるようにしたいですね」（松山康師） (11/09/28)［美浦トレセン］２８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒０−５３秒９−４０秒３−１４秒５）。「ひとつ下の妹はどちらかというと首が詰まっていて、なおかつ雰囲気はお母さんのペニーを思わせるものを持っていますが、兄貴のリードは首がスラッとしていて、全体的にも伸びがあります。どっちもいい馬ですが、リードの体型は特に好きですね。まだ太っちょだけど、徐々に詰めているところだし、悪さをすることはなくいい感じに進められているからこれでいいんです。今朝はウッドチップでちょっと動かしました。手元の時計で４ハロンを５４秒を切るくらいで、３頭併せの内側を回る形でもバタバタすることはなかったですよ。この調子で行けば次の東京開催の後ろかそのあとくらいにデビューを考えられるようになってくるかもしれませんね」（松山康師） (11/09/22)［美浦トレセン］２１日は軽めの調整を行いました。２２日は美浦坂路で１４−１４を行いました（５７秒８−４１秒８−２７秒７−１３秒９）。「美浦に来てからの精神面の安定は目を見張るものがあるので週末から少しずつやり出しました。週末に３ハロン４３秒くらいのところを乗ってまずまずでした。今週は水曜日が台風の影響から小さなトラブルも起こりえる状況だったので、無理をせず普通キャンターにとどめて今朝にちょっとやっています。週末よりさらに進めて４２秒を切るところ。それでも落ち着いてこなせていることはいいことですね。牧場でも厩舎に来てからもまだソフトな対応しかしていないので、体は太め。ただ、これが動けるようになったらまたヤンチャするかもしれないから慌てて体を造るのではなく、心身のバランスを整えながらじわじわと仕上げていければと思っているところです」（松山康師） (11/09/14)［美浦トレセン］１４日は軽めの調整を行いました。「時間をかけてきたことでヤンチャ坊主もようやくまともになってきました。違うことばかりが気になってバタバタすることが多かったんです。ペニーの仔がいると嗅ぎ付けたノリが入厩する前から気にして寄ってきていたんだけれど、函館で立ち上がったりしたリードの姿を見てアイツも苦笑いしていたよ。ただ、今見たら安心するんじゃないかな。まだ幼さは目立ちますし、元気がいいので、メンコを着用して少しでも落ち着いて調教に臨めるようにしています。今朝はダートコースを１周半ほどまわって、坂路１本の調教。キャンターは軽いし、いいものを持っているのは間違いないけれど、心身のバランスがしっかりしてくるのを待ってあげたいので、少し時間をかけながら進めていこうと思っています」（松山康師） (11/09/07)［美浦トレセン］７日に美浦トレセンへ移動しました。「先週無事にゲートを合格してくれましたから、次は競馬へ向けての調整ですね。最初に入厩した時はやんちゃ過ぎて手を焼いたのですが、大事にしてきていることでだいぶ落ち着きが出てきましたし、一歩一歩がしっかりと実になっているのでこの調子で成長を促していきたいですね。雄大で伸びのある馬体をしているし、牡馬はこの馬だと期待しているくらいの馬ですから、いい形でデビューできるようにしてあげたい。火曜日に函館を出発して、今朝こちらに到着しましたので、今週はまずトレセンの環境に慣らすところから始めて、徐々に調教を進めていくつもりです」（松山康師） (11/09/02)［函館競馬場］２日にゲート試験を受けて、無事合格しました。「水曜日のゲートの感じがひと息だったのですが、ゲートの中で目立つほどの悪さをしているわけではなかったので改めて練習して今朝受験しました。入り、駐立ともまずまずでしたし、出に関しても速くはないでしょうが徐々に良くなっているということで無事に合格をもらえました。来週で函館競馬場が閉まることから今回で何とか受からせてあげたいと思っていたんです。それなので本当に良かった。これで一人前の競走馬になりましたし、デビューへ向けて徐々にピッチを上げていきましょう。数日はこのまま様子を見て、来週中に移動させてから本格的な調教を行っていければと考えています」（松山康師） (11/08/31)［函館競馬場］３１日はゲート練習を行いました。「先週末に終いの３ハロンだけ軽く動かしましたが、まだ本格的な調教と言えるものではなく、あくまでもゲート試験の合格を最優先にした調整を行っています。落ち着いていますが、まだ乗り込み量が不足気味なのもあって、今朝ゲートへ行ったのですが、もうひとつダッシュがほしいということで合格レベルまでには至らなかったようです。まだ再入厩してから日も浅いですし、牧場でもバリバリ乗り込んでいたわけではありませんから、ある程度は致し方ありません。じっくり乗り込んでいけば自ずと解消されるものですから慌てずいきますよ」（松山康師） (11/08/25)［函館競馬場］２４、２５日はゲート練習中心のメニューを行いました。「前回の調整時には、馬っぷりはいいけれど若さが目立っていて立ち上がったりしていたものだから、まわりから良くも悪くも見られていた馬なのですが、今回は落ち着きが見られますね。先週競馬場に入ってきて検疫所から出てくるときも落ち着いていたし、調教もスムーズにリスタートできています。一歩一歩経験を積ませながら大事に進めていることが徐々に実になっているようなので良かった。今回はまずゲートを受からせることが第一になりますから、徐々に練習も始めていますよ。まだ荒削りな面こそ見られますが、今函館で調整しているウチの馬の中ではいい部類に入ります。もう少し練習は必要そうだけれど、そう遠くないうちにメドが立てられそうな気がしますね。今週は特に降雨量が多くて馬場が悪いですから、ゲート練習も普通の調教も気をつけながら進めていきます」（松山康師） (11/08/18)［函館競馬場］１８日に函館競馬場へ帰厩しました。「先日牧場へ行って直接この目で確認してきたのですが、状態は悪くなさそうだし、調教も問題なく進められていましたね。放牧に出して数週間経ちましたがこれならば次のステップへ進んでもいいのではないかと思いましたので、本日函館競馬場へ帰厩しています。そうは言っても、競馬へ向けて調整している馬が多い環境となるとバタバタしてみたり幼い部分が出てくる可能性もゼロではありませんから、前回と同様に慎重に様子を見ながら進めていければと考えています」（松山康師） (11/08/16)［ＮＦ空港］週３回は屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒のキャンターを行い、それ以外の日は周回コースで軽めのキャンターを行っています。「心身共にいい状態にあると思いますし、こちらの思惑通りの調教メニューを課すことができています。検疫次第なのですが、早ければ今週中に函館競馬場へ移すプランもあるようです。それほど長い期間ではありませんでしたが、心身のリフレッシュになったと思いますし、移動の声がかかればスムーズに対応できるように態勢を整えておきます」（空港担当者） (11/08/09)［ＮＦ空港］週３回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンターを行い、それ以外の日は周回コースで軽めのキャンターを行っています。「脚元を含め、状態面に不安はありませんでしたので、この中間から坂路での調教を開始しています。精神面も落ち着いているようですから、今後もこの調子で乗り込んで成長を促していきたいと思います。馬体重は４８９キロです」（空港担当者） (11/08/02)［ＮＦ空港］周回ダートコースでダクを行っています。「先週こちらに戻ってきて状態を確認しています。極端に疲れを見せているわけではありませんが、まだ２歳馬のこの時期でもありますし、心身のバランスをしっかり見ながら進めていけるのに越したことはないでしょう。今後も状態をしっかり見て調整を進め、いい成長を促していきたいですね」（空港担当者） (11/07/29)［ＮＦ空港］「入厩当初に比べればヤンチャっぷりがだいぶ落ち着き、気持ちのコントロールも少しずつつくようになってきましたね。このまま行ければ理想かもしれませんが、一気に詰め込みすぎるとダメになってしまうことも有り得ますので、ここは無理をしません。いろいろな環境で調整することは環境の変化に慣れ、また多くの人の目でチェックしながらトレーニングを積んでいくことで、どんな状況でも状態の変動を小さくし、精神的にも立派な競走馬として成長させられる利点があります。そういった見方からも今回の経験は後々大きく影響を及ぼしてくれるはずですし、無駄な期間ではなかったでしょう。いったんノーザンファームへ放牧に出しますが、ここまでの疲れを一度リフレッシュして順調に調教を進めることができれば、今度はゲートそして可能ならばそのままデビューを目指していくために帰厩を考えていきたいですね」（松山康師）２９日にＮＦ空港へリフレッシュ放牧に出ました。 (11/07/27)［函館競馬場］２７日は軽めの運動を行いました。「新しい環境にもだいぶ慣れてきた様子で、人間とのコミュニケーションがだいぶうまく取れるようになってきました。先週までは角馬場やコースなどでの運動を中心に行っていましたが、今朝は人間が引いた状態でゲートを通したりもしていますよ。馬場に出て運動したりしていると馬っぷりがいいものですから、周りで見ている人の注目を集めるようになってきていますよ。さらに進めて行きたい気持も出てきますが、初めて空港牧場以外のところで人が跨ったりして、それなりにプレッシャーもかかっているでしょう。先週もお話ししたとおり、この後は一息入れる方向で考えています」（松山康師） (11/07/21)［函館競馬場］２０日、２１日は軽めの調整を行いました。「相変わらずヤンチャで、正直落ち着いて走ることがなかなかできていないような状況でした。入厩当初は他厩舎からも驚かれるくらいのはしゃぎっぷりでしたからね。まだ幼いのもあるのでしょうが、牧場で体を回復させるためのソフトな調教に徹していたのもあってか、エネルギーが有り余り、馬自身が気持ちのコントロールがなかなかつけきれないような感じになっているのだと思います。そういった意味でもいろいろな環境において精神面の成長を促すことができるのは非常にいいことですよね。この中間は様子を見ながら徐々に角馬場やコースの調教を行うようにしていますが、今のところ経過はいいほうへ向かっていますよ。ただ、課題が多い状況ですから、すべてを一気にやっていくのは却って馬を苦しませてしまうリスクが高くなるかもしれませんので、慎重にジャッジしていくつもりです。まずはじっくり動かし気持ちのコントロールができるようにしてからひと息入れて、その後にゲートや追い切りと実戦へ向けた調教を行っていくのがいいかもしれないと考えているところです」（松山康師） (11/07/13)［函館競馬場］１３日は軽めの調整を行いました。「育成場で十分乗り込んでからではなかったのですが、これから長い付き合いになるうちのスタッフにもどんな馬なのか感触を掴ませたかったですし、馬自身にもより実戦に近い環境に慣れてもらいたかったので、このタイミングで入厩させてもらいました。入厩初日から元気いっぱいで厩務員も少し手を焼くくらいで、まずは角馬場のみの調整で少しずつ環境に慣らしているところです。これからいろいろと覚えさせていかなければならないですが、持っている物は間違いないですから、悪い方向へ向かわないようにしてあげたいですね。早ければ明日くらいからコース入りも考えているところです」（松山師） (11/07/08)［函館競馬場］８日に函館競馬場・松山康久厩舎へ入厩しました。 (11/06/30)［ＮＦ空港］現在は週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日はダクをこなしています。リフレッシュを挟んだ効果は抜群で体高も伸びており、体重もいい意味で増加傾向にあります。カイバ喰いも良好で、暖かくなるにつれて毛ヅヤもグングン良化しています。今後も入厩を視野に入れて調整を進めていきます。 (11/06/15)［ＮＦ空港］馬体重：477kg　先月に引き続き、週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日はダクをこなしています。この中間はリフレッシュの為、楽をさせましたがその甲斐あって動きに柔らかみが出てきており、一段とシャープな脚取りになっています。いい状態で入厩へ向けた最終調整に進めていけそうです。 (11/05/31)［ＮＦ空港］現在は週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日はダクをこなしています。調教の動きは相変わらず抜群で、背中の感触はグングン良化しています。カイバ喰いも良好ですし、体調面に全く不安はありません。 (11/05/13)［ＮＦ空港］馬体重：472kg　先月に引き続き、週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日はダクをこなしています。動きの良さには相変わらず目を見張るものがあり、背中の感触はグングン良化しています。カイバ喰いも良好で体調面に不安は全くありません。 (11/04/28)［ＮＦ空港］現在は週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日はダクをこなしています。リフレッシュ休養後の動きの良さ、行きっぷりには目を見張るものがあり、時計が速くならないように気を付けるほどです。気性面でテンションが少し上がってきましたので、落ち着いて調教に臨めるよう注意して進めていきます。 (11/04/15)［ＮＦ空港］馬体重：464kg　先月に引き続き、週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日はダクをこなしています。この中間はリフレッシュの為、一時期トレッドミルでの運動に緩めましたが、心身ともに良好な状態を保っています。リフレッシュの効果はてき面で、今後も順調に調整を進めていけそうです。なお本馬は、４月２１日、２２日に行われる第一回産地馬体検査を受検する予定です。 (11/03/31)［ＮＦ空港］現在は週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日はダクをこなしています。この中間も運動を継続していますが、心身共にいい状態を維持できています。この調子で進めていければさらに良化が見込めるでしょうし、今後もその時々の状態、そして成長に合わせてじっくりと進めていきます。 (11/03/17)［ＮＦ空港］馬体重：461kg　現在は週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日はダクをこなしています。坂路での動きにも余裕があり、調教後の息の入りも問題ありません。中間はリフレッシュで少し楽をさせましたが、その甲斐もあって精神的にも肉体的にも良好な状態をキープしています。引き続き、背腰の疲れに注意して進めていく予定です。 (11/02/28)［ＮＦ空港］ここまで健康面に不安はなく順調に進めることができていますが、この中間はトレッドミルでの運動に留めてリフレッシュを図っています。馬体の成長時期と言うこともありますし、乗り運動でさらにペースアップするためにも、ひとつひとつ確実にステップアップしていきます。今後も成長に合わせて臨機応変に調整メニューを決めていきます。 (11/02/15)［ＮＦ空港］馬体重：馬体重：451kg　現在は週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日はダクをこなしています。精神面は徐々に落ち着きが見られるようになり、日々のトレーニングが着実に身になっている印象です。脚元や体調面に不安はありませんが、成長途上の馬ですし、背腰やトモ脚に負担がかかり過ぎないように注意して進めていきます。 (10/12/24)［ＮＦ空港］馬体重：434kg　現在は週３回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっており、残りの３日は軽めのフラットワークをこなしています。騎乗者の指示に従順で、他馬の誘導馬になるほどです。カイバ喰いを含めた体調、脚元に不安はありません。ここまで順調に調教をこなしてくれていますし、今後も同メニューでじっくり乗り込み、ざらなる成長を促していきたいと思います。 (10/11/30)［ＮＦ空港］馬体重：427kg　ＮＦ空港への移動後も環境の変化に戸惑うことなく、落ち着いて過ごせています。気性は素直で手のかからない優等生ということもあり、初期馴致をスムーズに終えております。現在はロンギ場での調整を経て、９００ｍ屋内坂路コースをハロン２５秒程度のキャンターで１本駆け上がっています。体調面に不安はありませんので、様子を見つつ徐々にペースアップしていきます。 (10/10/29)［ＮＦ空港］馬体重：455kg　早来Ｆでは今後の本格的な馴致と育成に備えるため継続して夜間放牧を行いながら、馬房内で初期馴致として装鞍、騎乗して廊下での常歩、ウォーキングマシンなどのメニューを行っていました。移動後はロンギ場でフラットワークを行っています。ゆったりとして窮屈さを感じさせない馬体の本馬ですが、夜間放牧で鍛えられたことでこの秋を迎えて逞しさも加わってきたようです。今後の伸びシロも十分にまだ見込まれることから、今後の本格的なトレーニングでまだまだスケールアップが望めそうです。学習能力は高く、今後も気性面で苦労することはなさそうです。 (10/10/12)［ＮＦ空港］本格的な育成を行うため、ＮＦ空港へ移動しました。 (10/09/30)［早来Ｆ］馬体重：440kg　現在も継続して夜間放牧を行いながら、馬房内で初期馴致を始めています。まだトモが高く、成長途上な印象を受ける本馬ですが、スラリと伸びた骨格からは大物感が漂っています。気性も牡馬らしい前向きなもので、自らの意思で加速していく様は豊かなスピードの持ち主だった母の姿に重なります。現役時代に３勝を挙げた母の初仔。クラブゆかりの血統が大舞台で活躍してくれることを楽しみにしています。 (10/09/10)［早来Ｆ］馬体重：425kg　体高：200.0cm　胸囲：166.5cm　管囲：20.0cm

■ 募集カタログコメント／１０年募集

マイルで能力を示し、1・1/2マイルで強さを証明する。種牡馬としても最高級の評価を得た父のエッセンスが見事に体現された一頭です。日常の仕草ひとつにも高貴な気配が漂い、極めて賢く我慢強くて闘志があり、まさに大成するアスリートの気性です。柔軟性に富んだ窮屈さのない伸びやかな馬体は、まだゆとりがある現時点でもスケールが大きく、トレーニングを重ねることで一層凄みが増すことは明らかです。放牧地で見せる全身がしなるような弾力のあるキャンターは一級のスピード馬だった母譲りで、初仔から早くも大物登場の予感がします。

ペニーホイッスルーの０９
牡馬・鹿毛・２００９年３月３１日生れ（美浦・松山康久）
生産：白老ファーム・繋養：早来ファーム 　全４００口●総額４，０００万円

キングカメハメハ 2001 鹿毛	キングマンボ Kingmambo 1990 鹿毛	Mr. Prospector	Raise a Native
			Gold Digger
		Miesque	Nureyev
			Pasadoble
	Manfath *マンファス 1991 黒鹿	*ラストタイクーン	*トライマイベスト
			Mill Princess
		Pilot Bird	Blakeney
			The Dancer
ペニーホイッスル 2002 黒鹿	Sunday Silence *サンデーサイレンス 1986 青鹿	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Mountain Flower
	Larkwhistle *ラークホイッスル 1994 黒鹿1	Silver Deputy	Deputy Minister
			Silver Valley
		Find Happiness	Buckfinder
			Very Very Happy

母： ペニーホイッスルは３勝，アネモネＳ-OP，札幌日刊スポーツ杯-OP，フェアリーＳ-JPN3２着， 　　　　　　　　　菜の花賞-OP２着，オーロＣ-OP２着，福島民友Ｃ-OP３着， 　　　　　　　　　東京新聞杯-JPN3５着。本馬が初仔 祖母： *ラークホイッスルLarkwhistleは加国産，加２歳牝馬チャンピオン，米２勝，シェイディウェルＳ-CAN3， 　　　　　　　　　加プリンセスエリザベスＳ-CAN1２着，アディロンダックＳ-Ｇ�U３着，マイディアＳ-CAN2３着， 　　　　　　　　　ＢＣジュベナイルフィリーズ-Ｇ�T５着，加オークス-CAN1５着。産駒 　　モエレソーブラッズ：ＮＡＲサラ２歳最優秀馬，中央入着，クローバー賞-OP３着， 　　｜　　　　兵庫(公)１勝，兵庫ジュニアグランプリ-JPN3，南関東(公)１勝， 　　｜　　　　全日本２歳優駿-JPN1３着，北海道(公)５勝，星雲賞３着，現役 　　アップルビーガーデンズAppleby Gardens：米２勝，Shady WellS，フリゼットＳ-Ｇ�T３着， 　　｜　　　　メイプルリーフＳ-Ｇ�V４着，ＢＣジュベナイルフィリーズ-Ｇ�T５着 　　タブアキャットTab a Cat：不出走。産駒 　　　　ミスターソウルMr. Soul：米４勝，Jim Rasmussen MemorialH２着 ３代母： ファインドハピネスFind Happinessは米９勝，Nicosia S，Susan’s Girl S，バレリーナＳ-Ｇ�U４着。産駒 　　ジャイジャノGygiano：米14勝，ナショナルジョッキークラブＨ-Ｇ�V４着 　　アズロングアズイットテイクスAs Long as Ittakes：不出走。産駒 　　　　ウェイトイットアウトWait It Out：米３勝，North BroadwayS，Pebbles S２着， 　　　　　　　　レイクプラシッドＨ-Ｇ�U４着，サンズポイントＳ-Ｇ�V４着， 　　　　　　　　グレンズフォールズＨ-Ｇ�V４着 ４代母： ヴェリーヴェリーハッピーVery Very Happyは米１勝。産駒 　　ハッピープリンスズHappy Princes：米７勝，Niagara S２着 　　コールマイネームCall My Name：米４勝，Williamsburg S２着