リズモア
美浦・小島茂之 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(12/07/01)［美浦トレセン］「体調、稽古の動きともに良く、特別戦で楽な相手ではなくてもどれだけやってくれるか期待して送り出しました。レースは、ゲート内で少しガタガタしてしまいましたが、出てから大きな問題はありませんでした。もう少し前につけるかなと思ってはいたのですが、溜めるポイントを作って運ぶようにした乗り方を選択していましたね。ただ、あの手応えで回っていざというときに反応しない。リズモア自身が走るのを止めているような感じにも見受けられました。前回後も、もしかしたらと思って内面だけで鼻出血を発症したりしていないかと考えてこの中間に内視鏡で中を覗いたのですが、その点は問題ありませんでした。そうなると気持ちの部分につきますが、端的にガラッと変えられるかというとちょっと難しいと言わざるを得ません。少なくても今年一杯まででも頑張らせたいと思っていたのですが、メドが立たない状況ですし、クラブと協議の結果ここで判断することとなりました。初勝利までの時期は本当に悩まされたし、達成できたときの喜びは何とも言えないものでした。もうひと華咲かせてあげられなくて申し訳ありませんが、リズモアと皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」（小島茂師）最近は短い距離で新味を引き出す取り組みを行っていましたが、悪くはないもののもうワンパンチ足りない状況でした。また、前走で跨った鞍上の感触からも中距離に再チャレンジすることにしました。中団から脚を溜めて終いを伸ばすような競馬をしたわけですが、グッと来ることがなく結果的にここでもあとひとつ足りず、上位との差は明確なものとなってしまいました。これまで試行錯誤した結果、今のクラスにメドが立ちにくい現状ですし、会員の皆様のご負担が増す一方になってしまうことから、小島茂之調教師と協議を行った結果、中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもってご案内いたします。 (12/06/28)［美浦トレセン］２７日は美浦坂路で追い切りました（５２秒９−３８秒４−２５秒０−１２秒５）。２８日は軽めの調整を行いました。「水曜日に角馬場とコースでじっくり動かしてから坂路で追い切りました。３頭併せで後ろから追いかけるような形だったのですが、動きは良かったですね。じんわり行って終いもしっかりと伸びていたし、体の使い方、脚取りなども良かった。順調に調整できていると思います。あとはこのいい雰囲気を保ってレースへ向かうだけですね。当初から牝馬限定戦が本線でしたが想定上では除外対象でした。結果ギリギリまで見てダメだったのですが、そのときのことを考えて三陸特別にも登録しておいたのでそちらへ回ることにしました。ＡＢ投票を用いてこっちでも上手く大知で行くことができるようになりました。牝馬もそれなりに集まっていましたが特別戦もかなり骨っぽいので大変だとは思います。ただ具合はいいし、何とか光を見出す走りをしてほしい。デビュー当初は中距離で強い競馬を見せてくれていましたし、あのときのようないい競馬を見せて欲しいと願っています。ジョッキーには気合いを入れて乗って欲しいと伝えています」（小島茂師）３０日の福島競馬（三陸特別・ダ１７００ｍ）に柴田大騎手で出走いたします。 (12/06/21)［美浦トレセン］２０日は軽めの調整を行いました。２１日は美浦坂路で追い切りました（５１秒０−３６秒８−２４秒２−１２秒３）。「前走跨ってくれた大知に都合がつくならば再度乗って欲しいと思っていたし、本人も乗りたいと言ってくれていたので、上手く行くのならば次走もこのコンビを考えています。それで実戦を前に調教にも乗ってもらうことにしたんです。今朝マルシェと併せる形にして少し後ろから追いかけて並びかける内容でした。理想は手綱を持ったままで余裕を残した形で上がってきたいところもあったのでしょうが、相手も動く馬ですからね。ただ、仕掛けてからの感じも悪くなく、ジリジリと最後まで脚を使えていましたよ。ここまで短めのところにシフトしてきましたが、ジョッキーは１６００ｍ前後くらいのほうがいいのではないかとのことです。序盤は中距離で溜めを作りつつ後半に持久力を活かすような形でいい競馬をしていましたし、今一度あのときのいいイメージを目指して次走は中距離を考えてみます。入るかどうかという部分もあるので確定ではありませんが、今のところ来週の限定戦を目指しています」（小島茂師）７月１日の福島競馬（３歳上５００万下・牝馬限定・ダ１７００ｍ）に柴田大騎手で出走を予定しています。 (12/06/13)［美浦トレセン］１３日に美浦トレセンへ帰厩しました。「先週までは周回コースを主体にじっくり乗り込んできましたが、今週はいよいよ帰厩も近いだろうということから坂路にも入っていました。とは言っても速いところをドンドン乗り込むというわけではなく、ペースで言えばハロン１８秒くらいのスピードでしっかり動かしてきました。数週前に見せたスクミの症状をその後見せることはありませんし、順調でしたよ。あとは移動に備えて体調を整えるだけと思っていたところ、本日の検疫を確保することができたということで今朝トレセンへ送り出しました。競馬でもうひとついい競馬になりきれていませんし、何とかいいところを見せて欲しいし、頑張ってくれることを願っています」（牧場担当者）「一度スクミの症状を見せたようでしたのでケアしてじっくり調整してもらっていました。その後は順調そうだということでしたので今週このタイミングで戻させていただきました。さっそく明日から乗り出し、可能ならば今開催中の出走を視野に入れながら調整を進めていくつもりです」（小島茂師） (12/06/06)［ナカクラＦ］周回コースでハロン２０〜２２秒のキャンター調整を行っています。「先週はスクんでしまいましたが、治療後は問題ありません。今週に入ってからもスクミ、コズミの症状は目立ちませんし、順調に調整を行えていると思います。今回はそれほど長いお休みにはならない予定ですし、しっかり乗り込むというよりは体調を管理して次への下地作りをじっくり行うことがメインなので、コースでじんわり乗るように心がけています」（牧場担当者） (12/05/29)［ナカクラＦ］軽めの調整を行っています。「先週帰ってきました。軽めのところから少しずつ動かしていこうとしてお休み明けの月曜日は歩様もまずまずで感触は良かったのですが、本日火曜日にスクんでしまいました。すぐに獣医さんに治療してもらったため大きな問題はありませんが、疲れが出やすいのは相変わらずのようです。出るタイミングを図るのが難しいのですが、上手くケアしながら進めていかなければいけませんね。放牧当初の話だと短期放牧の予定なので、できる限りのケアと調整をして送り出せる態勢を整えていければと思っています」（牧場担当者） (12/05/23)［ナカクラＦ］「先週は申し訳ありませんでした。具合は良く、ここ最近のリズモアの状態と比較しても良かったように感じていたのですが・・・。もしかしたら自分でセーブしてしまう部分もあるのかもしれませんし、そのあたりの変化なども考慮しながら次走を考えられればと思っています。本日いったん放牧に出して態勢を整えなおすことにしましたが、そう何度もチャンスはないでしょうし、一戦一戦が勝負のつもりで次走へ向かっていければと思っています」（小島茂師）２３日にナカクラファームへリフレッシュ放牧に出ました。 (12/05/16)［美浦トレセン］１６日は美浦坂路で追い切りました（５２秒１−３７秒６−２４秒５−１２秒６）。「今朝は３頭併せで追い切りました。前２頭を追いかける形を取ったのですが、先導した馬たちのペースが途中で速くなり、２ハロン目が１１秒９のラップになってしまったんです。そのことでリズモアは少し離れてしまい、追いかけてしまった分だけ最後は遅れを取った形になったのですが、動き自体はそれほど悪くはなかったと思います。身のこなしもまずまずですし、今週の競馬へ問題なく向かえる状態にはあるのではないかなと思います。ここ数戦はいいところはあるものの、もうひと押しというところが足りず結果ももうひとつの状況になっていますから、何とか東京の広いコースで後押ししてあげたいし、そうなってくれないかと期待しています。あとは乗り役ですが、これまで乗ったことがあっていいイメージのあるジョッキーたちに声かけしたものの先約があって調整がつかない状況に変わりありませんでした。想定などを見ながら、リズモアの歩様も気にせずしっかり乗ってくれそうという条件にできるだけ近い人を探したところ、柴田大知ジョッキーにお願いすることにしました」（小島茂師）２０日の東京競馬（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１４００ｍ）に柴田大騎手で出走を予定しています。 (12/05/10)［美浦トレセン］９日は軽めの調整を行いました。１０日は美浦坂路で追い切りました（５３秒０−３８秒３−２４秒９−１２秒２）。「先週戻ってきて徐々に動かし出していますが、コンディションは悪くないですね。中間スクんだりと難しさを見せていたようですが中倉さんのところで上手く調整してもらえたのも大きかったと思います。今週から強めのところを開始したので今日の追い切りは併せ馬を課しつつも“無理はしなくていい”という指示を出しました。ウチの長岡を乗せたリズモアが先行し、皇成が乗っていたブリージーデイズ（古馬５００万下）が後ろから。相手が一杯に追ってきたのに対してリズは無理をさせなかったので遅れはまったく気にしなくていいし、むしろしっかりと脚取りで駆け上がってきましたからいい動きだったと思っています。この調子で週末と来週に負荷をかけていけば牝馬限定戦に使えると思います。鞍上は複数のジョッキーにオファーを出しているものの今のところいい返事がもらえていません。ジョッキーからしてみれば気になる歩様の馬なのでできればそのことを理解して乗ってくれる人にしたいと思っているのですが、調整はギリギリまで見てすることになりそうです」（小島茂師）２０日の東京競馬（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。 (12/05/04)［美浦トレセン］４日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (12/05/01)［ナカクラＦ］周回コースと坂路でキャンター調教を行っています。「先週と同様にコースだけでなく坂路にも入れてじっくりと動かしています。調子は変わらず良好ですよ。多少硬くなりがちなところはありますが、入念にケアを施しながらじっくり動かすようにしていることでスクんだりはしていませんし、順調に乗ることができていますよ。まだ明確な話は決まっていませんが、徐々に移動を検討していけるところまでに近づいてきたように感じます」（牧場担当者） (12/04/24)［ナカクラＦ］周回コースと坂路でキャンター調教を行っています。「これまではコースのみでじっくり動かすことに専念していましたが、徐々に競馬へと備えられるようにとこの中間から坂路調教も織り交ぜ始めました。ペースはそれほど速くないのですが、ハロンペースで言えば１８秒ちょっとくらいのところをじっくり乗るようにしています。幸い、スクミの症状も今のところ見せていませんし、体の丸みもあります。この調子で乗り込んでいって少しでもいい形でトレセンへ送り出せるようにしていきたいと思います」（牧場担当者） (12/04/17)［ナカクラＦ］周回コースでキャンター調整を行っています。「引き続きじっくりキャンター調教を行って乗り込みを重ねています。体の張りはいいし、見た目からも少しずつふっくらしてきていてコンディションは上昇しているように感じます。ただ、時々コツコツした歩様を見せがちで、スクミ、コズミの前兆が見られるときがあります。調教後などにそういった歩様を見せがちなので今日改めて治療をしておきました。また、治療面だけでなく調教でも上がり運動でじっくり歩かせて体を解すようにして対処するようにしています」（牧場担当者） (12/04/10)［ナカクラＦ］周回コースでハロン２０秒前後のキャンター調整を行っています。「引き続き周回コースでじっくりと乗り込んでいます。ここ最近は疲れも抜けているのでしょう。毛ヅヤも徐々に良く見せるようになっていますし、スクミの症状もここ数週間は見せていませんよ。もう少々こちらで乗り込んでさらに良くした上で送り出せれば理想的だろうと思っているところです」（牧場担当者） (12/04/03)［ナカクラＦ］周回コースでキャンター調整を行っています。「少し前にスクミの症状が出て以降にぶり返すことはありません。ただ、ゴトゴトしやすい体質の持ち主であることに変わりはありませんから、今後もしっかりとケアを行っていかなければいけないと思っています。こちらでできる調教には限りがあるのですが、距離を徐々に延ばしてじっくり乗り込みトレセンへ送り出せる態勢を整えていくつもりです」（牧場担当者） (12/03/27)［ナカクラＦ］周回コースでキャンター調整を行っています。「疲れの溜まっている部分にショックウェーブをあてるなどしてケアを行いながら調整を進めていましたが、この中間に２度ほどスクミに近い歩様を見せていました。右前・左トモに疲れが溜まりやすいことからゴトゴトした歩様に見えるのでしょう。先週末、獣医師に診せて注射を打ってもらって対処していますし、現在も休まずコースでじっくり動かすようにしているところです」（牧場担当者) (12/03/21)［ナカクラＦ］軽めの調整を行っています。「中倉さんのところでケアを入念に行ってもらっていますが、体調自体はいい意味で変わりないようですし、上手に対応してもらえているようです。これまでもナカクラファームで調整してもらっていい感じで競馬へ向かうことができていますし、リズモアのことをよく理解していただけているのだと思います。極端なことを言ってしまえばすぐにでも入れることはできる状況なのですが、脚質のこと、これから予想される出馬状況のことなどを考えると春の東京開催くらいに目標を設定するのがいいのではないかなと思います。それなのであまり早く入れすぎても良くないでしょうから、もうしばらくは今のまま調整を進めてもらって、タイミングを見計らって帰厩の段取りを組んでいければと考えているところです」（小島茂師） (12/03/14)［ナカクラＦ］「先週の競馬は危惧していた馬場状況がやはり影響してしまったのかなと言う気がします。最初の頃は悪くない走りをしていたのでこなしてくれるだろうと思っていましたが、短い距離で踏ん張りも利きにくく走りづらいところもあったのでしょう。道悪になるのならば極端なことを言うと中距離などの違う条件のほうが走りやすかったのかもしれませんね。レース後は硬い馬場を走ったあとなのでケアをすぐにでも行えるようにいったんナカクラファームへ放牧に出させてもらい、必要ならば張りやすい首などを中心にショックウェーブをあてて欲しいと依頼をしています。体のダメージの回復具合と出馬状況などを見ながら再度競馬のことを考えていきます」（小島茂師） (12/03/13)［ナカクラＦ］１３日にナカクラファームへリフレッシュ放牧に出ました。「楽しみに見ていましたが、先週の競馬は残念でしたね。馬場なども影響したのでしょうが、それでも頑張っていましたし、またいい走りをしてほしいと思っています。今日のお昼すぎにこちらへ帰ってきました。前回と同様に、レース後のチェックを行って調教師や獣医師と相談しながら、必要ならばショックウェーブ治療などを施して次走へ向けての調整を行っていくつもりです」（牧場担当者） (12/03/08)［美浦トレセン］７日は美浦坂路で追い切りました（５０秒９−３７秒１−２４秒５−１２秒３）。８日は軽めの調整を行いました。「先週に続いて身のこなしなどを特に意識しながら調教をつけ、水曜日に追い切りを行いました。今週もウチの乗り役の長岡を乗せて追い切ったのですが、比較的まっすぐ坂路を駆け上がれていたように感じましたし、走りはいい。ほぼ馬なりの楽な手ごたえで４ハロン５１秒を切ってきたのもいい証拠なのではないかと思いますよ。先週の競馬でも大丈夫でしたが、今週ならどの競馬を考えても大丈夫だろうと思える状態ですし、中京をメインにしつつも他も踏まえてどのレースにするかじっくり検討しました。相手関係も考慮しましたが、歩様の硬さが目立つ馬なので以前のことを踏まえると誰でもいいとは言えませんから、この馬の歩様をわかっている乗り役をいちばんの条件として考えなければいけませんでした。そんな中、先週もお願いしていましたが土曜日の中京ダート１４００ｍを杉原が空けてくれましたので、前走に続いてこのコンビで向かうことにしました。天候が崩れて馬場が悪くなってしまうと先週のような偏った決着になりやすいかもしれませんから、なんとか天気が持って欲しいですね」（小島茂師）１０日の中京競馬（４歳上５００万下・ダ１４００ｍ）に杉原騎手で出走いたします。 (12/03/01)［美浦トレセン］２月２９日は美浦坂路で追い切りました（５２秒５−３８秒５−２５秒２−１２秒６）。１日は軽めの調整を行いました。「先週に続いて口向きなどを意識しながら調整を行い、追い切りは水曜日に行いました。先週と同様に動きはまずまずですね。今朝の調教は私が直接跨ってみたのですが、身のこなしなども悪くなく、状態は日に日に上向いているような感じを受けました。先週末の調教の時点で早ければ今週の競馬を考えられそうだなと思ったので、中京の牝馬限定戦へ向かう段取りを取っていたのですが、リニューアルオープンだからというのもあってかかなり混雑していて出られない状況でした。こればかりは仕方ありません。天候を考えると馬場状態はリズモアの競馬の仕方に不向きかもしれないということもありますし、プラスに考えて来週に目標を切り替え調整していきます。来週の中京をメインにして、状況次第では他場も視野に入れるかもしれません」（小島茂師）４日の中京競馬（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１４００ｍ）に出馬投票を行いましたが、非抽選除外となりました。 (12/02/23)［美浦トレセン］２２日は軽めの調整を行いました。２３日は美浦坂路で追い切りました（５５秒５−４０秒４−２５秒９−１２秒４）。「先週に戻ってきて徐々に動かし出していますが、順調に調整を進めることができています。昨日はじっくり動かす日に充てたのですが、軽く坂路を登った際にこれまでに見せたものと同じ右のハミをグーッと噛みながら走るところがありましたので、そのあたりを考慮して今朝の追い切りを行っています。水曜日は力みのある走りだったので今朝の追い切りは無理なくリズムを重視したものなので時計的には５５−４０くらいと目立ちませんが、走りは悪くなかったですね。体のバランスを考えてグランマルシェと同じくリズモアもネックストレッチバンドを使ってみたのですが、バランスが良かったようで極端に右側だけに張るようなところも少なかったです。もう数本やってから競馬というのが理想的でしょうが、今朝の感触からすると早ければ来週も考えることができるかもしれませんね。今朝は単走だったので馬の具合を見ながらですが週末か来週あたりに併せ馬の形で追い切りをやってみて行けるか、もう少し本数を重ねて競馬へ向かうべきか判断するつもりです」（小島茂師） (12/02/15)［美浦トレセン］１５日に美浦トレセンへ帰厩しました。「先週牧場へ行って見てきましたが、疲れも徐々に抜けてきてコンディションも上向いてきているようでした。今週に改めて確認しても日に日に上向いてきてこれまでよりも雰囲気はいいんじゃないかと思えましたので、今朝に帰厩させています。まだ入ってきたばかりなので、少し様子を見ながら動かしていって具体的な目標を決めていければと思っています」（小島茂師） (12/02/08)［ナカクラＦ］周回コースでハロン２０秒程度のキャンター調整を行っています。「一度スクんでからはぶり返すことはなく順調に乗れています。キャンター調教も継続できていて、今は速いときでハロン２０秒くらいでしょうか。ゴツゴツしがちな歩様の馬ですが、この馬としてはいいのではないかなと思いますし、以前よりも良くなってきている感触すらありますよ。脚元も今のところ安定しています。先日調教師が状態を見に来て、帰厩に備えてこのまま乗っていって欲しいと言っていましたので、そう遠くないタイミングで帰厩するであろうと頭に入れながら調整を進めていきます」（牧場担当者） (12/02/01)［ナカクラＦ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「ショックウェーブ治療を施してから少しずつ乗り進めていこうとしていたのですが、先週の半ばにスクんでしまいました。ここ最近は影を潜めていたのですが、疲れが完全に癒えていなかったことをあらわしているのだろうと思い、改めて気を引き締めて接するようにしています。スクミの症状が出た直後はすぐに獣医師に治療をしてもらって、その後はじっくり乗っています。速いペースのものではありませんが現在も乗っていて、じっくり長めの距離を乗るようにしているところです。この調子で乗っていって送り出せる態勢を徐々に整えていければと思っているところです」（牧場担当者） (12/01/25)［ナカクラＦ］軽めの調整を行っています。「放牧に出してから間もないうちにショックウェーブ治療を施してもらったのですが、最初に見られた疲れもその効果から徐々に癒えてきているようです。可能ならば今開催の競馬も考えたいなと思っていたところだったのですが、さすがにもう少し時間はほしいという状態のようなので、もう少しはナカクラで調整をしてもらうことにしました。もう少し状態が上がってきてから改めて予定を決めていければと思っていますが、中山や中京もありますし、幅を持たせて考えていくつもりです」（小島茂師） (12/01/18)［ナカクラＦ］軽めの調整を行っています。「先週こちらに帰ってきました。今回疲れているという話を調教師から聞いていましたし、改めてチェックしました。確かに、筋肉系統をはじめ全身に疲れを感じさせますので、調教師、獣医と相談して治療を施しています。先週末にショックウェーブ治療を行ったところで、現在はその後のケアということでゆったりさせています。まだ乗っていませんが、様子を見ながら今週末か来週あたりから徐々に乗り出しを検討するつもりですよ。もちろん、もう少し時間がほしいとなれば、そのときは臨機応変に考えていければと思っています」（牧場担当者） (12/01/11)［ナカクラＦ］「改めてレースを見ましたが、勝ち負けまでは少しあったものの２戦続けてこの条件でまずまずの走りをしてくれましたし、今後につながる競馬でしたね。レース後の状態を見ていましたが、さすがに疲れたかな。出走が延び延びになってしまったのもありますし、それなりの負荷をかけてもきました。レースもしっかり走ったからというのもあるのでしょう。いずれにせよ間を空けなければいけない状況でもありますし、リフレッシュを兼ねていったん放牧に出させてもらいました。調整の難しさがあるので、近郊のナカクラファームでじっくり様子を見てもらって蜜にコンタクトを取り、開業獣医にも見てもらいつつケアしながら調整をしてもらうつもりです」（小島茂師）１１日に美浦近郊のナカクラファームへリフレッシュ放牧に出ました。 (12/01/06)［栗東ＴＣ］６日は美浦坂路で１５−１５を行いました（５９秒３−４３秒９−２９秒３−１５秒１）。「先週は残念ながら除外になってしまったので８日に組まれている限定戦へ切り替えて調整を行っていました。速い時計は出しましたので、追い切りは要らないのですが、少し間隔が空くのでウチの厩舎でいう普通キャンターを行いました。ジョッキーに関しては平野に打診したところやはり調整がつけられなかったとのことでした。動きが良かったし、楽しみにしていたからということで非常に乗りたそうにはしてくれていたのですが、こればかりは先方のこともありますから、諦めて代わりを探したところ、藤沢厩舎の所属ジョッキーでガッツもあるし、しっかり乗ってきてくれる杉原が乗れるということでした。３キロ減もありますから、彼にお願いして、馬の特徴を掴んでもらうために今朝の調教には彼を乗せたんです。スタッフたちの感覚では右首に若干の硬さがあるということだったのですが、杉原にそのあたりも踏まえて聞いたところ“極端に走りが偏ったりすることもなかったし、大丈夫です”と言ってくれました。歩様のことについてもしっかり把握してもらえましたよ。予定が延び延びになったのは可哀想でしたが、状態は何とかキープできていると思いますし、この条件で前進を狙えればと思っています」（小島茂師）８日の中山競馬（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１２００ｍ）に杉原騎手で出走いたします。 (12/01/03)［栗東ＴＣ］３日は美浦坂路で追い切りました（計時不能）。「年末の競馬が除外になってしまったので、すぐ次に切り替えて調整を行うようにしています。美浦トレセンに戻ってきてからも体調面にかげりはなく、歩様なども問題ない。硬さが気になる馬なので恐れずに乗ってくれる気持ちを持っていて、なおかつ調教でも乗ってくれるジョッキーに頼もうと思って探したところ、減量もあって条件も満たしているように思える平野ジョッキーにお願いできることになったので彼で今週の競馬へ向かえるように調整を進めていました。年末も今朝の調教も平野が乗ってくれたのですが、歩様のことについては“大丈夫です”と言ってくれていますし、動きも上々で好印象を抱いてくれていましたよ。状態は変わらずいいのですが、予定が延び延びになっているので１日でも早いタイミングでレースへ向かわせてあげたいと思って初日の競馬に投票したのですが、残念ながらかなりの混雑によりそれも叶いませんでした。今日除外になった馬たちの移動がある分、蓋をあけてみないとわからない部分が大きいのですが、可能ならば２日目にある牝馬限定戦へ向かえればと思っています。ジョッキーに関しては平野に先約があるため調整がつけば彼で、難しいようであれば新たにあたることになります」（小島茂師）５日の中山競馬（４歳上５００万下・ダ１２００ｍ）に出馬投票を行いましたが、非抽選除外となりました。出馬状況次第になりますが、早ければ８日の中山競馬（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１２００ｍ）に出走を予定しています。 (11/12/22)［栗東ＴＣ］２１日は栗東坂路で追い切りました（５３秒８−３９秒５−２５秒３−１２秒６）。２２日は軽めの調整を行いました。「前回はリズモアのことをしっかりとジョッキーに伝えきれていなかったことで、皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。そのため、今回は調教とセットで騎乗依頼をしようと思い、リズモアのような難しいタイプの馬でもしっかり乗ってきてくれる国分恭介ジョッキーに先週から乗ってもらっていたんです。昨日の追い切りも乗ってもらったのですが、感想を聞いたところ“いい走りをするし、具合も良さそう”と言ってくれましたよ。嬉しい言葉をもらえましたし、今週の競馬を楽しみにしていたのですが、残念ながら年末のラッシュで出走する事ができませんでした。別の条件へ向かうことも考えたのですが、せっかく短めのところで良さが出せそうなので無駄ウチせず年明けまで待つことにしました。いったん美浦に戻して可能ならば年明けの競馬を考えるつもりです」（小島茂師）２５日の阪神競馬（３歳上５００万下・ダ１２００ｍ）に出馬投票を行いましたが残念ながら非抽選除外となりました。 (11/12/14)［栗東ＴＣ］１４日は軽めの調整を行いました。「先週はご心配をおかけして申し訳ありませんでした。ジョッキーに歩様が悪い馬というのことはよく伝えておいたのですが、やはり聞くのと直接感じるのでは違うでしょうからジョッキーばかりを責めることもできません。私が依頼した責任もありますし、本当に申しわけありませんでした。レース当日だけでなくその後も栗東で様子を見ているのですが、大きな異常はありません。ただ、強いて言えばどこかに引っ掛かるような感覚の歩様のぎこちなさがあるようにも感じなくはないので、その細かい部分を心配してくれたのだと思います。もちろんそれも大きなものではありませんから、心配は要らないはずです。昨日、今日は角馬場だけにとどめているので、様子を見ながら乗っていきます。馬も競馬のスイッチが入りながら走れなかったからなのかテンションが上がってイライラしている部分もあるので、その点のケアをしっかりしながら調教し、問題なければ来週の競馬へ向かうつもりでいます」（小島茂師）２５日の阪神競馬（３歳上５００万下・ダ１２００ｍ）に出走を予定しています。 (11/12/08)［栗東ＴＣ］７日は栗東坂路で追い切りました（５５秒９−４０秒９−２６秒４−１２秒６）。８日は軽めの調整を行いました。「昨日は担当のスタッフが跨って追い切ったのですが、彼に話を聞いたところ“道中の走りがとても良かった。ただ、そのわりには終いがもうひとつ物足りなかったようにも感じた”と言っていました。リズモアに乗る機会がそうなかったスタッフなだけに以前との比較はできないようですが、時計を見てみると一概にもうひとつとも言い切れない部分がありますよね。全部を調べたわけではないのですが、パッと見た感じだと今の栗東の坂路で終いの１ハロンを１３秒切ってくる馬があまりいないようにも感じましたので、そう考えればいいほうなのかなと言う気がしていました。おそらく道中の感触が良すぎたため、余計に最後がそう感じたのでしょう。今朝はチェックのために私も栗東へ行ってきたのですが、運動の感触は良かったですよ。トモの踏み込みは良いし、体も使えていて歩きも速い。一昔前に比べればいいほうへ変わっているように思いますし、何とか変わり身を見せてほしいですね。１４００ｍという条件はいいでしょうから、今後につながる良い面を見せてほしいと思っています」（小島茂師）１０日の阪神競馬（３歳上５００万下・ダ１４００ｍ）に北村友騎手で出走いたします。 (11/11/30)［栗東ＴＣ］３０日は栗東坂路で追い切りました（５４秒１−３９秒９−２６秒５−１３秒１）。「今週は僕も栗東へ行ってきました。そして今朝追い切りも行いましたよ。追い切りは別の人間だったのですが、その前の角馬場での運動の際は直接跨りました。やはり以前に比べれば良くはなっていると思います。これまで見られた体の張りは変わらずあるのですが、柔軟性が少しずつ出てきて、硬い体が少しずつゴムまりのような動きをすることができるようになってきたという感じですかね。この傾向を維持していければと思っています、そして追い切りのほうですが、基本的に坂路での３頭併せはできないのでプロヴィナージュとフリソが併せるところの前を走って先導役のような格好で追い切っています。僕はプロヴィナージュに乗っていたので正確なことは言えませんが、リズモアが少し先着するような形でフィニッシュできたと思いますし、悪くなかったと思いますよ。息の入りもまずまずで、これならば来週の競馬も考えられそうだなという内容でした。負荷が強くかかる分、負担も強くなるでしょうから、日々のチェックはしっかり行っていかなければいけません。いい部分でも悪い部分でも何か変化がないかをしっかり見ていって出走できる状況ならば来週の１４００ｍ戦へ向かうつもりです」（小島茂師）出馬状況次第ですが、１２月１０日の阪神競馬（３歳上５００万下・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。 (11/11/24)［栗東ＴＣ］２３日は軽めの調整を行いました。２４日は栗東坂路で追い切りました（５６秒６−４１秒０−２６秒６−１３秒０）。「先週末、無事に栗東トレセンへ移動しました。様子を見て今朝から時計を出し始めたのですが、最初なので今日は感触を確かめるような調教でいいと栗東に行っている助手に指示を出しておきました。坂路にて単走での追い切りだったのですが、軽く仕掛けただけで動きは悪くはなかったようです。乗った感触では背中から前と後ろの動きもまずまずだったようですからね。想像はつくかもしれませんが、リズモアは初めてだったり久々に乗ったりすると決していい動きとは感じさせない馬なんです。それでいて今日乗った助手が悪くないというのだから、本当に悪くないんでしょうね。僕もどこかのタイミングで栗東には行くつもりでいますから、そのときのジャッジも織り交ぜながら仕上げていければと思います。状態的にも番組的にも競馬は早くて２週目になるでしょう」（小島茂師）今のところ１２月１０日の阪神競馬（３歳上５００万下・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。 (11/11/20)［栗東ＴＣ］１９日に栗東トレセンへ向けて移動しました。 (11/11/17)［美浦ＴＣ］１６日は軽めの調整を行いました。１７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８７秒７−７１秒６−５６秒６−４１秒７−１３秒７）。「検疫を確保することができたため戻させていただいていますが、脚元は今のところ変わりありませんよ。放牧前にも熱を持ちましたし、少しそういった症状が残っているのかもしれませんが、帰厩後改めて見てもらっても問題なさそうなので次走へ向けてピッチを上げています。水曜日は普通のところにとどめて、追い切りは今朝行っています。最初だからということもあってそれほどビッシリではありませんが、５ハロン７１秒くらいで動きはまずまず。この調子で上げていければいいですね。ダートの短めの距離を狙っていますが、おそらく中山開催だと使いにくいでしょう。一方で関西圏は阪神と小倉を両睨みできる分だけ中山よりは空くだろうと予想ができますので、今回は栗東トレセンへ連れていって現地で調整をして阪神を目指すというプランで行くことにしました。馬運車等の兼ね合いもあってまだ日程は決まっていませんが、早ければ週末か来週中に移動させて、２週目か３週目あたりのレースを目指していくつもりです」（小島茂師） (11/11/15)［美浦ＴＣ］１５日に美浦トレセンへ帰厩しました。「調教を進めている中で球節部分に若干の熱感が見られましたが、獣医師にチェックしてもらったところ腱や筋などに大きな異常はなさそうとのことでした。特に歩様等にも影響はありませんでしたし、しっかりケアをしていければおそらく大丈夫だと思われます。体はふっくらしたとまではいかないものの、放牧に出てきた当初よりは心身ともに上向いたように感じたため、調教師と相談したところ本日トレセンへ戻すことになりました。前走の内容がまずまずでしたし、何とかまた頑張ってほしいですね」（牧場担当者） (11/11/09)［ナカクラＦ］周回コースでハロン２０〜２３秒のキャンター調整を行っています。「カイバは少しずつですが食べているようには感じます。それに伴い体の張りツヤも徐々に良くなってきているような感じがしますね。今は４０００ｍほど乗っていて最初はハロン２３秒ほど、そして最後の１６００ｍくらいをハロン２０秒程度のキャンターを乗っています。まだ回復させながら軽めに乗っている段階なのでこれからピッチを上げた際にどれだけキープできるかがポイントだと思いますが、もう少しリフレッシュに充てられれば、悪くない形で厩舎に送り出せるようになると思います」（牧場担当者） (11/11/01)［ナカクラＦ］周回コースで軽めからハロン２０秒程度のキャンター調整を行っています。「それほど長いお休みにはならなそうでしたので、移動してきて翌日から乗っています。体は寂しく見えますが、この馬なりでしょうか。もう少しふっくらさせられれば理想的ですし、背中が硬いところが見られるのでマッサージも取り入れながら調整しています。カイバの喰いは横ばいでグンと良くなったとまでは行きません。調教は軽めから最後にハロン２０秒ほどのペースで伸ばしているような内容ですので、様子を見つつ回復を促し、調教を進めていければと考えています」（牧場担当者） (11/10/27)［ナカクラＦ］「レース後、改めて古川ジョッキーから連絡をもらったのですが、感触は良かったようです。“距離は１０００ｍだと忙しいけれど、１３００ｍ、１４００ｍくらいまでなら同じようなイメージで競馬ができそう。芝スタートがダメとは言わないけれど、ダートがベターだし、慣れれば前進も可能では”と言ってくれました。ここ数戦はいろいろと試しているところですが、少しいいところを見せてくれましたし、経験を積んでいけばいい勝負にまで持っていける可能性が出てきたので、何とか活かしていければと思っています。レース後の様子を見ていたところ左前脚に外傷による傷腫れがありました。大きなものではなかったのですが、屈曲させた際に痛みがあったので慎重に対処していたところ落ち着いてきましたので、心配は要らないと思います。ただ、精神的にはやはり結構きついですね。歯ぎしりはレース前からしていましたが、イライラした面が目立っているのでリフレッシュは必須です。優先出走権を持っていませんし、出馬状況と馬のメンタル面を照らし合わせながら次走を模索する形になりますが、可能ならば新潟の最後を考えたいものの、今の状態からするとちょっと時間的猶予が足りないかなという気もします。いちおう頭に入れてダメならば東京や中山、もしくは１２００ｍや１４００ｍのレースがある関西圏の競馬を視野に入れていければと考えています」（小島茂師） (11/10/26)［ナカクラＦ］２６日にナカクラファームへリフレッシュ放牧に出ました。 (11/10/20)［美浦ＴＣ］１９日は軽めの調整を行いました。２０日は美浦坂路で追い切りました（５１秒６−３７秒７−計時不能−１２秒２）。「先週は金曜日に坂路で動かしています。その後は１５−１５ちょっとのところを織り交ぜつつじっくり動かしてきて、今週は今朝に追い切りました。よく調教を手伝ってくれている高橋智大ジョッキーを背に坂路へ行きました。３番手から抜け出すような形を求めたのですが、ほぼ理想的なもので、動きも反応も上々でしたね。この中間の感触から、若干右に張り気味で舌がハミを越すところもあったので、今回は舌を縛っているんです。そのあたりもレースでプラスに働いてくれればと思っています。整体師さんにも触ってもらっているのですが、精神的なストレスはあるということ。ただ、ある程度攻めてきている分もありますからね。これまでの成績から悠長なことは言えませんし、心身ともにしっかりケアをして紙一重のところですが仕上げてきたつもりです。いきなり勝ち負けまで行くかは何とも言えませんが、馬の動き自体は以前より良くなっているのに結果がひと息、という悪い流れを断ち切って今後につなげられるような走りを見せて欲しいと思っています」（小島茂師）２３日の新潟競馬（３歳上５００万下・牝馬限定・ダ１２００ｍ）に古川騎手で出走いたします。 (11/10/13)［美浦ＴＣ］１２日、１３日は軽めの調整を行いました。「当初は今週の検疫で入れることを考えていたのですが、先週の日曜日の検疫のほうがより確実に入れられそうでしたので、前倒しして戻させていただきました。中倉さんのところでは体をいくらかふっくらしてもらえましたし、体調は引き続き良好なので問題なく進めていけるでしょう。今のところ明日以降の週末に速いところを行おうと思っていて、動きを見ながら来週かその次くらいの競馬を目指していこうかと考えています。これまで中距離を使ってきましたが、前走の鞍上との話も踏まえて今回はダートの短めのところへシフトしてみるつもりです」（小島茂師） (11/10/04)［ナカクラＦ］周回コースでキャンター調整を行っています。「先週こちらへ移動してきました。状態を確認するために翌日から軽めに動かしたところ、調教後にスクんでしまいました。特徴がわかりきれていない馬でもあるので慎重に進めていたのですが、見た目が寂しい馬でもありますし、元々そのようなところがあるということですから、今後はより気をつけながら調整をして行きたいと思います。すぐに治療を行ったこともあって、その後に症状がぶり返すことはありませんので、現在は３０００ｍほどの距離をハロン２３〜２４秒程度のペースでジワッと乗るようにしています。カイバの喰いが頼りないところもあるので、回数を増やすなどして少しでも食べさせて体をふっくらとさせてあげられるようにしたいと思っています」（牧場担当者） (11/09/28)［美浦ＴＣ］２８日に美浦トレセンへ移動しました。「先週はもうひとついい競馬ができなくて申し訳ありませんでした。ジョッキーとも改めて話をしましたが、初めての芝で慣れていない分、馬もビックリしていたし、芝の硬さを気にしてしまったところもあるだろうとのことでした。経験を積んでいけば芝でもやれる手ごたえはあったとのことでしたが、現状ではダートの短めのところを狙うほうがより早いのではないかという結論に至りました。東京のマイルを使ったときのような走りが私の中ではいいイメージとして残っていて、ジョッキーが言うような短いダートで終いドンという競馬ができればまた違った一面が見られるかもしれませんね。レース直後の状態に問題がないことを確認して、火曜日に北海道を出発し、今朝こちらへ帰ってきました。到着直後は問題なさそうですが、さすがにレース後に長距離輸送ですから、少しリカバリーの時間を設けたいと思います。少し様子を見てからですが、今のところ近郊の牧場へ短期放牧に出してリフレッシュを計ったのちに次走を狙っていきます。次あたりが正念場になるかもしれませんし、より納得のいく状態で送り出して、これからもいい走りができるようにしてあげたいと思っています」（小島茂師）今週中に美浦近郊のナカクラファームへリフレッシュ放牧に出る予定です。 (11/09/22)［札幌競馬場］２１日は軽めの調整を行いました。２２日は札幌芝コースで追い切りました（６５秒０−５０秒２−３６秒９−１２秒８）。「今週は火曜日が全休でしたし、雨の影響から馬場が悪くて追い切りもレースもどうしようか迷った部分もあったのですが、脚元をしっかりチェックしてからレースへ向かうための追い切りを今朝行いました。感触としては悪くなく、動きもしっかりとしたもの。成績自体はもうひとつなのですが、馬の状態は良くなっているんです。それは短期間のリフレッシュだったとは言え、厩舎長も同様に感じてくれて“状態は良くなっている”と私に言ってくれましたからね。走り方から乗り手はダートの方がベターだろうということだったのですが、これまでとの変化をもたらすためにも一度芝を試してみることにしました。結果的にダートの方がいいというようになるかもしれませんが、そのときはまた見直せますし、チャレンジしてみようと思います。お母さんや兄弟を見ていると芝でいい走りを見せていますし、変わる可能性はあるはずです。最近は皇成に乗ってもらっていましたが、イメージを替えるためにも、今回は技術もあってリクエストにも応えていい走りを引き出してくれる古川ジョッキーにお願いしました」（小島茂師）２５日の札幌競馬（３歳上５００万下・芝２０００ｍ）に古川騎手で出走いたします。 (11/09/19)［札幌競馬場］２４日の札幌競馬（千歳特別・ダ１７００ｍ）と２５日の札幌競馬（十勝岳特別・牝馬限定・芝１８００ｍ）に特別登録を行いました。千歳特別はフルゲート１３頭のところ本馬を含めて１９頭、十勝岳特別はフルゲート１４頭のところ本馬を含めて２７頭の登録があります。 (11/09/14)［札幌競馬場］１４日に札幌競馬場へ帰厩しました。「先日牧場へ行って見てきたのですが、雰囲気は良かったですよ。厩舎長とも話をしたのですが、“以前はスクミを怖がってカイバも調整しながら乗っていたけれど、最近は症状が出る頻度も少なくなってきたのでしっかり与えてきちんと動かすようにしている”とのことでした。実際のところトレッドミルでの運動でしたが、よく動かしてもらっていて体もモリッとしていましたよ。脚元の不安が付きまとう馬ではあるのですが、特に負担がかかりやすい左前球節部分の腫れが大きくなったりすることはなかったのもいい材料でした。いい状態であることを確認できましたので、本日の夕方に検疫所へ引き付けて帰厩させています。ダートしかない札幌の馬場で脚元が耐えられるかがこの馬にとって大きなポイントとなるでしょうが、昨年のように我慢が利くようならばそのまま札幌のレースを、施設の揃っているところのほうが良さそうと思えればいったん美浦へ移すことも頭に入れていきます。あくまでも仕上がり具合ですが、札幌であれば早ければ来週のレースも考えるかもしれません」（小島茂師） (11/09/13)［ＮＦ早来］軽めの調整を行いました。今のところ１５日に札幌競馬場へ帰厩する予定です。「先週帰ってきて１週間しか経っていませんが、今回は短期間の放牧で体調を整えることが目的でしたのでマシンやトレッドミルなどを用いて無理のない程度に体を動かしながら調整していました。そして、本日小島茂之調教師が来場されたので直接確認してもらったのですが、大きな問題がないことから検疫を確保できれば今週中に帰厩することになりました。なかなかいい結果を出せていない現状ですが、試行錯誤しているところでしょうし、何とかキッカケを掴んでほしいですね」（早来担当者） (11/09/06)［ＮＦ早来］６日にＮＦ早来へリフレッシュ放牧に出ました。「先週の競馬はもうひとついいところがなかったので残念ですが、何とか巻き返すことができるようにしてあげたいですね。本日帰ってきましたのでまずは数日楽をさせつつチェックを行っていくことになるでしょう。その後の状態を踏まえながら再度調教師と話をして、次へ向けた調整を行っていく予定です」（早来担当者） (11/08/31)［函館競馬場］３１日は函館ウッドチップコースで追い切りました（６９秒８−５４秒３−４０秒１−１２秒８）。「今週もルミナスと併せる形で追い切りを行いました。イメージはまずルミナスグルーヴを３コーナーで一度前に出しておいてそこから並びかけて体を併せた形でしっかり動かそうと思っていたのですが、リズモアがちょっと下がりすぎてしまいました。ただ、挽回しようと仕掛けた際のトップギアに入るスピードが古馬の分速くて、一気にスッと前に出ました。全体時計としてはそれほど速くはないものの、終いの伸びは上々で、動きとしては合格点をあげられるものだったかなという気がします。火曜日に少しだけスクミの症状が見られたものの昨日の午後も今朝も特に問題ありません。調整の難しさがある馬ではありますが、担当の厩務員たちもしっかりやってくれていますし、レースへ向かうにあたっては悪くない状態で臨めると思いますよ。レースのポイントを挙げるとするとレースの運び方でしょうか。この中間の普段の調教で馬との距離感があるように感じたことがあったんです。窮屈なところへ入るのに少し気後れするようなところを見せたので、流れにもよりますが、位置取りに関係なく早めに外目へ持ち出して立ち回れるような形が理想的かなと思っています。１頭で競馬をしているわけではないので、そう簡単にいかないでしょうが、うまくレースができれば巻き返してくれるような気がします。レースは牝馬限定が本命ですが、出られない場合は他の２鞍のどちらかへ向かうつもりです」（小島茂師）９月３日の札幌競馬（３歳上５００万下・ダ１７００ｍ）か４日の札幌競馬（３歳上５００万下・牝馬限定・ダ１７００ｍ）、もしくは４日の札幌競馬（フィリピンＴ・ダ１７００ｍ）に出走を予定しています。 (11/08/25)［函館競馬場］２４日は軽めの調整を行いました。２５日は函館ウッドチップコースで追い切りました（７２秒１−５６秒１−４１秒０−１２秒８）。「今朝の追い切りは３頭で併せる追い切りをしました。先行している馬を見ながらリズモアは真ん中を通り、直線では内に入る形を取ったのですが、動きはまずまずでしたね。雨の影響から馬場がかなり重たくなっていることもあって時計は遅いものの、内容は悪くないので順調と見ています。体をしっかり動かしてあげなければいけないので、普段の調教に乗っている私の体が堪えてきそうなくらい（苦笑）。ただ、その分、馬も良くなってくれるのでやりがいがあります。おそらく来週の競馬には使えそうですし、限定戦を目標に調整を進めます。鞍上は皇成にお願いするつもりです」（小島茂師）９月４日の札幌競馬（３歳上５００万下・牝馬限定・ダ１７００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/08/17)［函館競馬場］１７日は函館ウッドチップコースで追い切りました（６９秒１−５４秒１−４０秒４−１２秒８）。「改めて実感しますが、リズモアに乗るのはかなり難しいですね。トモに力がついてこないところがあるので乗り手が気を使って工夫しながら乗っていかないとスクんでしまったりと歩様がひと息になってしまいますからね。そのことを私もスタッフたちもより意識しながら乗ってくれていることで、今朝の追い切りは思っていたよりは良かったように感じました。無理をしない程度に行って５ハロン６９秒程度の時計を出していましたしね。そうは言ってもソフトなところなので、まだ乗り込みは必要そう。早ければ来週と思っていますが、札幌の３週目か４週目の適鞍を目指していければと考えているところです」（小島茂師）２８日か９月４日の札幌競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１７００ｍ）あたりへの出走を目標に調整しています。 (11/08/11)［函館競馬場］１１日に函館競馬場へ帰厩しました。「山元トレセンでうまく調整をしてもらえましたので北海道へ移して帰厩のタイミングを図っていましたが、移動してちょっとしたあとに少し疲れがあったようでした。上向いてくるのを少し待っていたところ、上昇してきたようですのでこのタイミングで帰厩させていただくことにしました。まだ現時点では目標を決めておらず、動かしながら考えていこうと思います」（小島茂師） (11/08/09)［ＮＦ早来］屋外周回コース２４００ｍと屋内坂路でハロン１５秒のキャンター調整を行っています。「調教メニューは先週と変わりないものを行っていて、タイミングによっては１５−１５からもう少し速いときもあります。移動当初はスクミっぽい症状もあって捌きのぎこちなさはあったのですが、徐々に落ち着いてある程度の負荷をかけた調教を行えていますし、体調面もいい意味で安定しています。この調子ならばということで早ければ今週競馬場へ送り出すプランもあります」（早来担当者） (11/08/02)［ＮＦ早来］屋外周回コース２４００ｍと屋内坂路でハロン１５秒のキャンター調整を行っています。「移動当初は少し疲れが見られるように感じたので、ゆったりと動かして様子を見ていましたが、その疲れも癒えてきたように感じましたので、今週からコースと坂路を併用する形で乗り進めています。この馬の格好なのでしょうが、トップラインに筋肉が乗ってこないから、若々しさが見い出しづらいような外見をしていますよね。ただし、毛ヅヤは少しずつ良くなっているのでこの馬自身のバイオリズムは上向いているはずなんです。北海道開催を目指して帰厩させたいと調教師からも言われていますので、引き続き状態を向上させることに主眼を置いて取り組んでいきます」（早来担当者） (11/07/27)［ＮＦ早来］屋外周回コース２４００ｍでハロン２２秒程度のキャンター調整を行っています。「先週末にこちらへ移動してきました。体調等はそれほど問題ないようなのでさっそく乗り出していますが、小柄な馬ですし、一気に速いところは行っていません。そう遠くないタイミングで競馬場へ帰厩するプランもあるようですから、少しでもスムーズに対応できるような調整をしていければと考えています」（早来担当者） (11/07/25)［ＮＦ早来］２３日にＮＦ早来へ移動しました。 (11/07/19)［山元トレセン］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週こちらへ帰ってきました。改めて確認したところ、背中から腰に掛けての疲れが目立つように思います。ただ、これは以前から見られるものなので、この馬なりという見方もできなくもありません。歩様は以前のような跛行に近いようなものでないのは間違いないですし、乗れるレベルなので、軽めに動かしながら良化を促せるようにしているところです。今のところ数週間のうちに北海道へ動かすプランもあるので、少しでもいい体にしていくことに専念していきます」（山元担当者） (11/07/07)［山元トレセン］「昨日までの様子だとそれほど大きなダメージはなかったようですが、今朝人が跨って動かしてみたところレースを走ったなりの疲れはあるようです。ただ、ガタっと来ているというほどの反動ではなく、ケアしてあげれば長い期間を要さずに回復してくれるだろうというレベルですね。本日いったん山元トレセンへ放牧に出させてもらいましたが、牧場でじっくりケアしてもらえれば大丈夫なはずです。まだまだこれから体力のついていく馬なのでしょうから、このお休みでまたひと段階成長してくれるといいですね。最近では体も柔らかくなりスクミも出にくくなりましたから、以前とは違うリズモアであることを山元のスタッフの方々にも感じてもらえると思いますよ。今後は順調ならば北海道開催を考えるつもりで、このあとの調整をどうしていくかは山元と相談しながら決めていければと思っています」（小島茂師）７日に山元トレセンへリフレッシュ放牧に出ました。 (11/06/30)［美浦ＴＣ］２９日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６６秒０−５１秒８−３７秒９−１２秒８）。３０日は軽めの調整を行いました。「夏開催がはじまり、最近は函館へ行くことが多いため、なかなか美浦でじっくりと見ることができず申し訳ないのですが、コンディションは良好です。前走から間が空いていないとは言え、牧場から戻ってきて１週間しか経っていないので、動ける態勢にあるのかをよくチェックするようにとスタッフに指示しておきました。元乗り役で助手の（池田）鉄平に跨らせて感想を聞いたのですが今朝の動きから出走を考えるのも問題ないとのこと。３頭併せの後ろから追いかけて全体の時計が６６秒ですし、悪くないでしょう。この中間、ちょっと気持ちが高ぶっているのか馬房の中でいろいろなところに擦り傷を作っているのですが、大きな支障はなさそうです。つなぎ部分を中心に脚元に張りが出やすいのは以前からありますが、攻めを強化してもいい意味で平行線を保てているので、その点でも問題ないはずです。長い休養明けを一度叩いた上積みを期待することができるでしょうし、どんな競馬をしてくれるか楽しみにしています」（小島茂師）７月３日の中山競馬（３歳上５００万下・牝馬限定・ダ１８００ｍ）に三浦騎手で出走いたします。 (11/06/23)［美浦ＴＣ］２３日に美浦トレセンへ帰厩しました。「ごく短期間の放牧となりましたが、放牧先でも問題なく乗れていたようですし、いいリフレッシュができましたので、さっそく今週戻すことにしました。あくまでもこのあとの調教の感触次第ですが、早ければ来週の限定戦かそれ以降のレースを目標として考えていければと思っています」（小島茂師）７月３日の中山競馬（３歳上５００万下・牝馬限定・ダ１８００ｍ）に出走を予定しています。 (11/06/21)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週末にこちらへ移動してきましたが、ガクッと来たような印象はありません。厩舎のほうから短期間の放牧ですぐにトレセンへ戻す予定と聞いていますので、こちらでは精神面のリフレッシュを図りながら緩まない程度に動かしていきます」（牧場担当者） (11/06/16)［美浦ＴＣ］１５日、１６日は軽めの調整を行いました。「先週は前半で少しモタついた分もあって、もうひとついい走りをさせてあげられませんでしたが、感触としては十分で、このクラスでも通用する手ごたえを感じられたレースでしたね。念のため慎重に様子を見ていた膝の状態も変わりはないですし、異常という異常は見られません。ただし、球節、背中、腰と各パーツや全体的に見ても久々の実戦で使ったなりの疲れを感じさせるのは否めません。あまり詰めていくと追い込むことにもなりかねませんので、このあとはリフレッシュを図るためにいったん近郊の牧場へ放牧に出すつもりです。放牧先でも大きな変化がなければすぐに戻して、早ければ中山開催の後半戦を考えたいと思っています」（小島茂師）今週末にセグチレーシングステーブルへリフレッシュ放牧に出る予定です。 (11/06/08)［美浦ＴＣ］８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒６−５５秒６−４１秒０−１３秒２）。「今週の競馬を予定しているので、皇成に跨ってもらって先週より少しだけ負荷を強めるような形で追い切りをかけました。３歳の未勝利馬を相手にして行ったのですが、動きは良かったと思います。馬体をしっかり併せる形で、終いを少し強めに伸ばす指示を出したのですが、鞍上の判断でこれ以上やりすぎることはないだろうということで、終いはそれほど目一杯にはやっていません。それでも人馬ともに息がピッタリだったし、動きも上々。皇成も“好きなタイプ”とリズモアのことを誉めていましたし、良かったと思いますよ。態勢は整ったと思いますが、さすがに長期休養明けなのでその分は割引でしょう。いい結果が出ればもちろんいいのですが、今後のためにも内容を重視してあげたいですね」（小島茂師）「坂路で好時計が出たときにも跨らせていただきましたが、そのときから考えても今回の追い切りは良かったです。まだ乗り込み不足というか長期休養のハンデをゼロにできているとまでは言えないかもしれませんが、今のタイミングとしてはいい状態になってきたように感じます。レースでどんな走りをしてくれるか楽しみにしています」（三浦騎手）１１日の東京競馬（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/06/01)［美浦ＴＣ］１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８９秒０−７２秒４−５７秒３−４２秒６−１３秒８）。「先週見せたスクミの症状がぶり返すことはなかったですし、その後は特に問題なく来ることができていますね。普段行う普通キャンターは他で言う１５−１５くらいの時計になることもあるくらいで、適度な負荷をかけるようにして鍛えていますし、悪くない調整過程でここまで来ることができていると思います。今朝時計を出したのですが、私は相手の３歳馬に跨り、リズモアには助手が跨り行いました。時計はそれほど速くありませんが、しっかりコースで動かすことで心肺機能を高めることができていますし、いいと思いますよ。坂路で好時計を出したときが数週前のことで、今はレースへ向かう過程の中で強い時計を出す順番が変わってしまった形になった分をうまく入れ替えて補足をしているようなところです。それなので、時計が遅いのはそれほど気にしなくて大丈夫です。来週は今週のようなイメージでジワッと動かしつつ、全体の時計を少し詰めるような内容を調教を行えればと考えているところです」（小島茂師）１１日の東京競馬（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/05/26)［美浦ＴＣ］２６日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７４秒５−５８秒３−４２秒７−１３秒２）。「帰厩後の様子を見ていると柔らか味があって問題ないなと思っていたのですが、この中間に少しスクミの症状を見せていました。やはりしっかりと体を動かしてあげられるように乗り手が意識をしないと症状が出る面は残っているようです。幸い目立つほどのものではなかったのでしっかりケアし、今後はさらに意識させて動かしていきます。水曜日はじっくり乗る日にあてて、問題なかったので今朝は速いところを行いました。先週は坂路でビシッとやったので今週は息をしっかり作っていくためにもコース追いにしています。今回は私が跨って、外ラチ沿いをピッタリと回るような形で３頭のなかでいちばん前を走らせました。前半からジワーッと行って後半ピッチを上げていったのですが、３コーナー付近での反応がもうひとつでやや重苦しい感じがありましたね。気合いをつけていくことでその後の走りは良かったのですが、さすがにいちばん外を回って後ろからプレッシャーを受ける形でしたからゴール板を過ぎたあとに追い越させようと思っても馬がフーッと抜いていました。ブランクもありますし、少しきつかったのでしょう。ここで抜群の動きを見せるようならば１週前倒して新潟の限定戦を狙いに行ってもいいかなと思っていましたが、今日の感じならば４週目のほうがベターでしょうね。もちろんこのあとの感触次第では再考するかもしれませんが、予定のところへ向かうつもりで考えていますよ」（小島茂師）６月１１日の東京競馬（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１６００ｍ）に三浦騎手で出走を予定しています。 (11/05/19)［美浦ＴＣ］１８日は軽めの調整を行いました。１９日は美浦坂路で追い切りました（４９秒８−３７秒４−２５秒２−１２秒８）。「今朝の追い切りは今後の見通しを立てるものにしたかったので、競馬でも乗ってもらうつもりの皇成に跨ってもらって、前２頭へ並びかけるような形を取ってしっかり動かすようにと指示しました。結果から言うとちょっと時計が速かったですね。皇成自身は体の緩さを感じたようで走りがバラバラにならないように丁寧にキャンターをおろしてくれたのですが、前２頭がテンから結構いいペースで飛ばしたことと馬場の真ん中を走ったことで皇成もズルく内側を回ることができず、外々を回る形になったためにいい時計になってしまいました。さすがに前半から飛ばしている分、最後は苦しさもあったようで少し脚色が鈍りましたが、悪くない調教を行えたのではないかと思います。体は現在４２０キロちょっと。北海道にいるころが４６０〜４７０キロはあったので心配されるかもしれませんが、そのときは少し立派だったのもあります。また、こちらに来てカイバの喰いがそれほどでもないことがあるのでしょう。もともとカイ喰いが旺盛なタイプではないので、ある程度は仕方ないと思います。ただ、今日の午後の様子を見ていると、強い追い切りをしたわりには食べていますし、大きく減らすことはおそらくないかなという気もします。それに、現在は体に柔らか味があってスクむような歩様はしていませんから、以前とは違うリズモアになってきているはずです。まだ本格的に攻め始めたばかりなので今後の調整の進み具合次第ですが、今日の感じで言えば２〜３週間ほどあれば態勢は整ってきそうな気がしますね。状態次第で前倒しすることも十分考えられますが、今のところ４週目あたりが現実的かもと思っているところです」（小島茂師）今のところ６月１１日の東京競馬（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１６００ｍ）を目標に調整しています。 (11/05/11)［美浦ＴＣ］１１日は美浦坂路で追い切りました（５２秒５−３８秒９−計時不能−１３秒２）。「先週末、久しぶりにトレセンへ帰ってきてくれました。北海道からの長旅でしたし、こちらの環境に変わって疲れが出て、スクミの症状などを出さないかが心配な点でしたが、到着日は問題ありませんでした。ちょっと動かしてみてどうかと思いましたが、翌日からの調教もわりとスムーズでしたよ。順調にこちらでの調教をスタートできています。今週から少しずつ時計を出し始めたところで、今朝は僕が直接跨った上で坂路に入ったんです。はじめて時計を出した割には悪くない動きでしたし、この調子で進めていきたいですね。まだ具体的なことを決める段階ではありませんし、徐々に目標を定めていければと思っています。初勝利を挙げることができてとても嬉しかったですが、まだまだこれからもリズモア物語は続きます。未勝利時代が第１章だったとすれば、今回は第２章でしょうか。いい物語にしていきたいですね」（小島茂師） (11/05/03)［ＮＦ早来］屋外周回コースで２４００ｍのキャンター調整と屋内坂路コースでハロン１６秒程度のキャンター調教を行い、週３回は１５−１５を行っています。５日にＮＦ早来を出発し、６日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。「先週末に正式に今週の帰厩が決まりましたので、この１週間は最終調整を行ってきました。週３回の速いところの調教も日によっては１４−１４くらいを出すときもあります。休養明けの調教再開時にトレッドミルをうまく併用したのが良かったのもあってかスクミの症状を強く出すこともありませんでしたし、これまで順調に調教を進めることができました。５日に送り出す予定ですので、あとは体調管理をしっかりと行った上で厩舎にバトンタッチしたいと思います。馬体重は４５１キロです」（早来担当者） (11/04/26)［ＮＦ早来］屋外周回コースで２４００ｍのキャンター調整と屋内坂路コースでハロン１６秒程度のキャンター調教を行い、週３回は１５−１５を行っています。「先週小島茂之調教師が来場してそう遠くないタイミングでの帰厩を目指すことになりましたので、この中間より調教ペースを少し速めています。おそらく５月中にはトレセンへ送り出すことになると思いますので、この調子で進めていってよりいい形でバトンタッチできればと思っています」（早来担当者） (11/04/19)［ＮＦ早来］屋内周回コースで２４００ｍのキャンター調整と屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒程度のキャンター調教を行っています。「先週までと変わらないメニューを課しながら鍛えています。４６０キロで安定していますし、以前見せていたスクミの症状も目立ちませんよ。先日、小島茂之調教師が来場され、徐々に移動のことを検討していければという話をしていました。具体的なことはもう少しして確定することになるでしょうが、この調子で乗り込んで無事に送り出したいと思っています」（早来担当者） (11/04/12)［ＮＦ早来］屋内周回コースで２４００ｍのキャンター調整と屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒程度のキャンター調教を行っています。「いい意味で変わりはありませんし、順調と言えるのではないでしょうか。以前は皮膚病が出たこともありましたし、毛ヅヤなど外見上ではもう少し物足りないかなと思える状態でしたが、気候も徐々に良くなってきたこともあってか徐々にいい状態へと近づいてきているように感じます。体質面の弱さを抱えている馬でもありますから、やり過ぎないように注意しつつ中身をより良いものにしていけるように乗っていきます」（早来担当者） (11/04/05)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２４００ｍと屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒程度のキャンター調教を行っています。「コンスタントに乗り込み、日によっては１５−１５に近いところまで行っていますが、まだ本格的な速いペースのところまで取り入れるまでには至っていません。今はそれほどでもないものの一時期は皮膚病が出たこともありましたし、中身の部分も見ながらの調整を行っていかなければいけません。小島茂之調教師も特に気にかけてくれているようですし、この後の変化を見ながら相談をしつつ、今後の具体的な目標を決めていくことになるでしょう」（早来担当者） (11/03/29)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２４００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週３回はハロン１５秒程度）１本の調教を行っています。「引き続き速めのメニューを織りまぜながら乗り込んでいます。調教メニューをキープできていますが、毛ヅヤなどはまだ良化の余地がありますし、じっくりと進めていきます」（早来担当者） (11/03/22)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２４００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週３回はハロン１５秒程度）１本の調教を行っています。「いい状態を維持しながら乗り込むことが出来ています。ただし、少し皮膚病が出ていますので体調的には万全とは言い切れないのかもしれませんね。現在のメニューをキープしながら、状態が上がってくるのを待ちたいと思います。馬体重は４６１キロです」（早来担当者） (11/03/16)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２４００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週３回はハロン１５秒程度）１本の調教を行っています。「先週と変わらない調教内容ですが、順調に乗り込めています。体力的に堪える様子もありませんし、この調子で進めて状態を上げていきたいと思います」（早来担当者） (11/03/08)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２４００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週３回はハロン１５秒程度）１本の調教を行っています。「この中間から周回での調教の距離を延ばして、しっかりと乗り込んでいます。じっくりと芯の部分を強化して、復帰に向けてさらなる体力を養っていきます。馬体重は４５５キロです」（早来担当者） (11/03/01)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２０００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週３回はハロン１５秒程度）１本の調教を行っています。「しっかりと調教をこなしていることで体つきが良くなり、精神的にもしっかりと成長してきているのを感じます。こちらにいる間はリラックスさせながら、復帰に向けてできるだけ良い状態にしてあげたいと思います」（早来担当者） (11/02/22)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２０００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週３回はハロン１５秒程度）１本の調教を行っています。「先週と同様のペースでじっくりと進めています。脚元に関してはすでに全く不安はありませんので、焦らずに乗り込みながら良化を促していきます。馬体重は４５８キロです」（早来担当者） (11/02/15)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２０００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週３回はハロン１５秒程度）１本の調教を行っています。「この中間からハロン１５秒ペースの調教を始めました。時計は出せていますが、このままひと息に仕上げていくにはまだ心もとない感じがしています。先日、小島茂之調教師に状態を確認してもらいましたが、今はここと目標を決めて進めるのではなく、馬に合わせてじっくり調整していきましょうと話をしました」（早来担当者） (11/02/08)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２０００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週３回はハロン１６秒程度）１本の調教を行っています。「引き続き体調、手ごたえともに余裕を持って乗り込めています。速めの調教を増やしましたが今のところこたえた感じはありませんので、この調子でジワジワと状態を上げていきたいですね。馬体重は４６０キロです」（早来担当者） (11/02/01)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２０００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週２回はハロン１６秒程度）１本の調教を行っています。「内容にメリハリをつけて乗り込んでいることで、心身ともにほど良い余裕を持って運動できています。焦って現在のいいリズムを崩す事のないように、馬の状態に合わせて乗り進めていきます」（早来担当者） (11/01/25)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２０００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週２回はハロン１６秒程度）１本の調教を行っています。「先週と同様のメニューではありますが、順調に乗れているのはなによりです。ずいぶん馬体の張りも良くなってきましたし、動きも本来のバネのあるものになってきていますよ」（早来担当者） (11/01/18)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２０００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター（週２回はハロン１６秒程度）１本の調教を行っています。「速めの調教を取り入れ始めたのに合わせて、リズモア自身も元気の良さを見せるようになっています。メリハリをつけていることで、体調面にも余裕があるようですね。このペースでしばらく乗り込んで、１５−１５程度までスムーズにペースを上げていきたいですね」（早来担当者） (11/01/11)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２２秒程度のキャンターで２０００ｍと屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンター１本の調教を行っています。「年明けの始動から引き続きいいリズムで動かせています。坂路調教も取り入れて、基本の調教メニューをしっかりと乗り込み始めています。この調子で取り組んで、速めの時計を出すための下地を作っていきます」（早来担当者） (11/01/05)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２０秒程度のキャンターで２４００ｍの調教を行っています。「年末年始の休みをはさんで、様子を見ながらペースを戻しています。休養期間がいいガス抜きになったようで、フレッシュな状態で乗り出せていますね。今後も焦らずに取り組んでいきます」（早来担当者） (10/12/21)［ＮＦ早来］屋内周回コースをハロン２０秒程度のキャンターで２４００ｍの調教を行っています。「乗り出してからの雰囲気がいいこともあり、ペースを上げて乗り進めています。トレッドミルを併用する日を設けるなどして、代謝を良くすることも意識しながら取り組んでいきます」（早来担当者） (10/12/16)［ＮＦ早来］「今週見てきたのですが、いい意味で変わらないリズモアの姿を見ることができました。少しずつ動かし出しているようですが、中間はトレッドミルも併用して調教をしていたようです。それがいいのか、以前症状が目立っていたスクミも今では見せていないようです。馬自身が成長してきているところもあるのでしょうし、いい傾向にあるようで良かったです。具体的な話ができるようになるのはまだ先ですし、引き続きいい休養になってくれればと思っています。帰ってきたときにひと回り成長したリズモアの姿が見れるのを楽しみにしています」（小島茂師） (10/12/14)［ＮＦ早来］屋内周回コースを軽めのキャンターでハロン２２〜２３秒程度のキャンターで調教を行っています。「まだやっと時計になる程度のところではありますが、大きな不安なく継続して乗り込めていることはなによりですね。今後も焦らずに取り組んでいきます」（早来担当者） (10/12/07)［ＮＦ早来］軽めの乗り運動を行っています。「今週から騎乗運動を再開しています。馬の状態は悪く見せてはいないものの、まだグッと目に見えてくなっている感じではありませんので、ごく軽いところからじっくり進める予定です。馬体重は４６７キロです」（早来担当者） (10/11/30)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンでの運動を行っています。「引き続きマシンのみで様子を見ていますが、騎乗運動を再開するには少し心もとない感じを受けます。ここは思い切って、楽をさせる時間を長めにとってあげたほうが、今後のリズモアのためにも良さそうです。馬の状態が上がってくるのに合わせて、メニューを考えていきます」（早来担当者） (10/11/24)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンでの運動を行っています。「引き続きマシンのみの運動で様子を見ています。少しずつ疲れは抜けてきているように感じますが、まだ体力面でパンとしきれていない部分があるようです。今後も馬に合わせて進めたいと思います」（早来担当者） (10/11/16)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンでの運動を行っています。「騎乗運動を再開してから、歩様などに疲れを感じますので、マシン運動にとどめています。無理をさせる時期ではないでしょうし、早めに楽をさせてケアしながら進めたいと考えています」（早来担当者） (10/11/09)［ＮＦ早来］屋内周回コースで軽めのキャンター１８００ｍの運動を行っています。「脚元に問題ありませんので、じわじわとペースを上げています。ただし、冬毛が長くなってきている様子をみると体調面はまだひと息のようです。今は焦らずにじっくり良化を促していきます」（早来担当者） (10/11/02)［ＮＦ早来］ダクでの運動を行っています。「騎乗運動を始めてからも、特に不安なく調教できています。キ甲も抜けて体つきは大人っぽくなっていますね。ここからじっくり乗り込んで徐々に引き締めていきます」（早来担当者） (10/10/26)［ＮＦ早来］ダクでの運動を行っています。「トレッドミルでの運動を開始した後も、脚元、体調ともに安定していますので、この中間から騎乗運動を再開しています。今後も慎重に様子を見ながら進めていきたいと思います」（早来担当者） (10/10/19)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンとトレッドミルで運動を行っています。「脚元の状態が安定していることを受けて、トレッドミルでの運動を開始しました。体調面に再び不安を見せることはありませんし、じわじわと進めていきたいですね。馬体重は４６４キロです」（早来担当者） (10/10/12)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンで運動を行っています。「運動量は少ないものの、イライラする様子を見せることはありませんね。いい休養期間にできるよう、レースを使ってきた疲れをしっかりとってあげたいと思います」（早来担当者） (10/10/05)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンで運動を行っています。「引き続きマシン運動で様子を見ています。体調は安定していますし、術後の脚元の状態も落ち着いていますね。馬体重は４６３キロです」（早来担当者） (10/09/28)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンで運動を行っています。「腹痛の後、慎重に様子を見ていますが、再びぶり返すことはありませんね。ウォーキングマシンでの運動を再開していますが、脚元を含め問題なく運動できています」（早来担当者） (10/09/21)［ＮＦ早来］舎飼で様子を見ています。「術後の経過は順調で、曳き運動を続けられていたのですが、今朝軽い腹痛を起こしてしまいました。幸いすぐに落ち着いていますが、しばらく安静にさせて様子を見たいと思います」（早来担当者） (10/09/14)［ＮＦ早来］厩舎周りで１５分の曳き運動を行っています。「骨折後の患部の状態は落ち着いており、先週末から軽く動かしています。いい休養期間にできるように、今後も焦ることなく取り組んでいきます」（早来担当者） (10/08/24)［ＮＦ早来］舎飼にて休養しています。「２１日にこちらへ戻ってきて、早速手術を行いました。しばらくは安静に過ごすことになるでしょうが、一つ勝って帰ってきてくれましたし、ゆっくり休ませていい成長を促していきたいですね。馬体重は４１７キロです」（早来担当者） (10/08/18)［ＮＦ早来］１８日にＮＦ早来へ放牧に出ました。「改めてＪＲＡの診療所にて診断を受けた結果、６ヶ月の見舞金の対象ということでした。骨片のサイズは大きすぎるわけでもなく、小さいわけでもなく、ノーマルなものということでした。その他に大きな損傷はなさそうなので、時間をかけてあげれば問題なく復帰できるはずです。牧場で改めて確認してもらって、手術等の対応を考えてもらうことになります。診断上６ヶ月ということですが、スクミ持ちの馬なので、冬場の寒い時期は馬が堪える可能性もありますから、もしかしたら具体的な話ができるのは暖かくなる春頃になるかもしれません。あくまでも馬の回復具合、調教の進み具合をよく見て牧場と相談しながら復帰を目指していければと思っています」（小島茂師） (10/08/17)［札幌競馬場］１７日に馬体チェックを行ったところ、トウ骨遠位端を骨折していることが判明しました。「レース後、少し歩様が気になるかなという感じだったのでしばらく様子を見ていたのですが、運動しているうちに改善されていました。また、洗い場や厩舎前の運動をしていてもハ行というほどの歩様ではなく、やはりレースの疲れからスクミが出ているのだろうと思っていました。今朝になっても歩様に変わりはなかったのですが、脚元の不安が出た馬でもあるので放牧前にしっかりと確認して牧場に送り出そうと思い、球節をはじめとする至るところのチェックを行ったところ、膝に若干の熱感が見られました。念のためにレントゲンを撮って確認した際に、ほんの少しですが膝を骨折していることがわかりました。何もない状態でお休みにさせてあげたかったのですが、勝ったあとに判明したのは不幸中の幸いでした。リズモアにはゆっくりと休んでもらって、またひと回り大きくなって厩舎に帰ってきてくれるのを楽しみに待ちたいと思います」（小島茂師）引き続きしっかりと状態を確認して、１８日にＮＦ早来へ放牧に出る予定です。 (10/08/12)［札幌競馬場］１１日は札幌ダートコースで追い切りました（６６秒７−５２秒０−３８秒８−１２秒９）。１２日は軽めの調整を行いました。「昨日の追い切りにも直接跨りました。ゴツゴツ感は相変わらずあるのですが、追い切りが思っていたよりしっかりと動けていますね。また、脚元の状態はパーフェクトとは言わないまでも気にならない程度です。人間側が意識してしまうので余計に気になるように見えてしまいますが、以前より解消してきているのは間違いないと思います。これだけの時計をダートコースで行ってきて変わりないのですから、おそらく大丈夫なはずです。レース当日までしっかりとケアして少しでもいい状態で送り出せるようにしたいですね。今回はホワイト騎手にお願いすることにしました。技術があるジョッキーですし、ある程度任せるつもりですが、我々が抱いているイメージとしては小回りということもありますが、ある程度出していったほうがより持ち味を活かせそうな気はしています。このクラスではあと一歩のところまで来ていますし、少なからずとも流れに乗って競馬ができれば、結果はついてきてくれるはずです」（小島茂師）１５日の札幌競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１７００ｍ）にホワイト騎手で出走いたします。 (10/08/05)［札幌競馬場］５日は札幌ダートコースで追い切りました（６８秒０−５３秒２−４０秒４−１３秒６）。「昨日はじっくり乗って、今朝時計を出しました。併せ馬で全体が６８秒くらいの時計です。仕掛けてからは少しモタモタしましたが、特に問題と思えるほどのモタつきではありませんし、心配は要りません。馬の雰囲気もいいですよ。気になる脚元ですが、張りは取れているものの熱感がまだ残る状態です。ただし、楽をさせすぎると体が緩んでしまい、立て直すのに時間を要してしまいますから、しっかりケアしてコンディションを維持していきます。また、この中間にスクミの症状を見せました。やはり体の動かし方が甘いと症状が出やすいですね。夏は私が北海道にいることが多いことが、リズモアを新潟ではなく札幌へ移動させてもらった理由の一つとしてありますから、できる限りは自分で跨っていこうと考えています。今後の状態とメンバー次第になりますが、予定どおり来週の競馬へ向かうとなれば限定戦を中心に考えることになると思います」（小島茂師）状態や相手関係などで変更する可能性はありますが、今のところ１５日の札幌競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１７００ｍ）に出走を予定しています。 (10/07/29)［札幌競馬場］２９日は軽めの調整を行いました。「水曜日のお昼過ぎに、無事に新潟から札幌へ移動しました。輸送熱が出たり、カイバの喰いが悪くなるようなことはなく、コンディションをキープできています。また、取消の原因となった脚元の状態ですが、翌日にはだいぶ楽になっていたくらいですし、問題ありません。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。今日は軽めの調整で、様子を見ながら徐々に乗っていくつもりです。競馬に向かうタイミングはこれからの状況をよく見ながらになるのでやや流動的ですが、間に合うようならば札幌の開幕週あたりを考えています。ただし、脚元次第となるので今確定はしません。慎重に判断させてもらったので、このあとも馬の状態をよく見ながら考えていきます」（小島茂師）早ければ８月１４日もしくは１５日の札幌競馬（３歳未勝利・ダ１７００ｍ）を目標に調整していく予定です。 (10/07/28)［札幌競馬場］２８日に札幌競馬場へ移動しました。 (10/07/24)［新潟競馬場］２５日の新潟競馬は左前球節炎により出走を取り消すことになりました。「明日の競馬に備えて馬体チェックをしたところ、左前脚の球節部分がほんの少しだけ張っていました。装蹄師や獣医に確認してもらったところ、『使う分には問題ないかもしれないけれど、使ったあとに悪化する可能性がゼロではない』という診断でした。おそらく、ぶつけたのか、ここに来て疲れが出てきたのでしょう。不安がある以上無理はさせたくありませんし、今週だけが競馬というわけでもありません。せっかくあと少しというところまで来ていますし、大事を取って取り消すことにしました。右前脚のほうが負担はかかりやすいのですが、左前脚もデビュー前から気をつけてあげないといけない箇所でした。レントゲン画像を見ても大きなダメージはないのですが、関節のケアをしっかりしていかなければいけないということを改めて確認できました。リズモアのことを考えると従業員はよく見つけてくれたと思っています。たくさんの方々にご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、今回の件をしっかりと今後に活かしていけるようにしたいと思います。このあとは、限定戦を含めてダート中距離の鞍数が多く、また場合によっては交流戦も選択肢に入れることができるように北海道へ移すつもりです。数週間で症状は落ち着くと思いますが、慢性化することも考えられるので、次走については慎重に判断したいと思います」（小島茂師）残念ながら出走を取り消すことになりましたが、幸いレース前に発見できたことで、レース中またはレース後に大きなダメージを負うのを避けることができました。大事を取って取り消したもので、触ってわずかに気になるかならないかのごく軽度の症状ですからご安心ください。このあとは、もう数日新潟競馬場で様子を見て、今のところ来週中に札幌競馬場へ移動する予定です。出走のタイミングは脚元の状態をよく見ながら決定していきます。 (10/07/22)［美浦ＴＣ］２２日は軽めの調整を行いました。「今朝状態を確かめてきましたが、使った分の疲れはあるものの、あと数日あればその疲労も取れてくる範囲のもののように感じましたので予定どおり連闘することにしました。できれば同じ乗り役で行きたいと思っていたのですが、他の陣営も早め早めにジョッキーを確保していて、吉田豊ジョッキーをはじめ上位のジョッキーが確保しにくい状況でした。そのような状況の中、前走でも候補の一人としてあげていた松岡ジョッキーが急きょ騎乗できるようになりましたので日曜日の１８００ｍへ向かうことにします」（小島茂師）２５日の新潟競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）に松岡騎手で出走いたします。 (10/07/21)［美浦ＴＣ］２１日は軽めの調整を行いました。「レース後そのまま新潟に残して様子を見ています。昨日、今日と運動のみですが馬の雰囲気は悪くないですね。ガクッと来ている様子はなさそうなので、連闘を視野に入れていますが、今週は限定戦がなく牡馬混合です。しかし、限定戦だから必ず楽なメンバーになるとは言い切れませんし、また大外枠にでも入ってしまったら目も当てられません。今後は、いかに出走機会を増やし、少しでもいい状態で出走させ、勝つチャンスを増やすことが必要だと考えていますので、大丈夫なら今週の競馬に向かうつもりです。もちろん無理はしませんし、よく確認した上で判断したいと思っています。これから新潟に行ってきますので、明日跨って動かしてみた感触をもとに連闘するか最終的に判断させてください」（小島茂師）状態次第ですが、今のところ２４日もしくは２５日の新潟競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）に出走を予定しています。 (10/07/18)［美浦ＴＣ］「レースからまだ１日しか経っていないので、もう少しの間はよく見なければいけませんが、今のところガクッと来た様子はありません。このあとの状態次第で変更になる可能性はありますが、問題ないようならばこのまま競馬場に滞在させて連闘も考えるかもしれません」（小島茂師）引き続きレース後の状態を確認していきますが、ダメージが少ないようであれば、２４日もしくは２５日の新潟競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）に向かう可能性があります。 (10/07/15)［美浦ＴＣ］１５日は軽めの調整を行いました。「ギリギリまで状況を見ていたところ、予定していた日曜日のほうが増えてきて抽選対象になってしまいました。一方、限定戦を見たところ、フルゲートを割っている状況でした。権利持ちの馬は複数頭いるのですが、改めてみたところそれほど飛びぬけた馬たちばかりというわけではなさそうだったので、乗り役を探したところ吉田豊ジョッキーが大丈夫ということでしたので、牝馬限定戦に移ることにしました。状態はいい意味で変わりありませんから、ここで仕切りなおしていい走りを見せてくれればと思います」（小島茂師）１７日の新潟競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１８００ｍ）に吉田豊騎手で出走いたします。 (10/07/14)［美浦ＴＣ］１４日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８４秒３−６８秒２−５３秒１−３８秒７−１３秒３）。「日曜日に美浦トレセンに戻ってきました。その後も問題なさそうですし、カイバの食いも引き続き良く、減った体もだいぶ回復しているようです。予定どおり今週の競馬を視野に入れて今朝追い切りを行っています。３頭併せの２番目を進み、先行している馬に並びかける程度で十分だなと思っていました。後ろから少し強めに出して並びかけてきた馬に少し体を併せようとしたロスがあった分だけワンテンポ遅れを取りましたが、全体的には悪くない動きを見せてくれました。今日の動き、状態を見る限り今週の競馬に向かうことはできると思いますが、追い切り後に硬くなりがちなところがありますから、明日までよく見たいと思います。また、出走する場合は土曜日の牝馬限定戦か日曜日の一般戦のいずれかになりますが、想定を見ると牝馬限定戦のほうが権利持ちの頭数が多い状況です。それに一般戦であれば松岡ジョッキーが都合をつけてくれるということです。今のところ日曜日を予定していますが、このあとに状況が変わる可能性はありますし、直前まで状況を見てから最終的に判断するつもりです」（小島茂師）コンディションと出馬状況次第で変更になる可能性はありますが、今のところ１８日の新潟競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）に松岡騎手で出走を予定しています。 (10/07/08)［栗東ＴＣ］「レース直後は少しだけ脚元に疲れを見せていましたし、レースを使っていくにあたって骨などに問題がないかを確認するために念のためレントゲンを撮りました。特に異常はありませんでしたし、助手も連闘に対応できると思うとのことでした。実際、状況を確認したところ、競馬を予定している頭数がそれほど多くなかったですし、岩田ジョッキーの都合もつきそうでした。そこで、いちばんリズモアに接している厩務員にも意見を求めたのですが、彼の意見は“これからはいい意味で無理をしていかなければいけない。連闘に対応できる状態だけど、カイバの喰いが昨日、今日あたりで良くなってきているところなので、１週間だけでも期間を設けてあげたら、今後攻めていくときに馬に余力ができるだろうし、より対応しやすいと思う”ということでした。ギリギリまで悩みましたが、結果的には連闘のための出馬投票は見送りました。しかし、前走から１週間栗東に滞在するためには規定で出馬投票を行う必要があったので、除外対象の芝の１４００ｍに投票を行いました。今後はコンディションと節を見ながらレースを選んでいくことになります。このあとは週末に美浦に戻り、新潟開催をメインに考えていきます。ダート１８００ｍがメインになりますが、来週のどちらかに入るかどうかはわかりませんので、出走が延びることなども頭に入れながら調整していきます」（小島茂師）１１日の阪神競馬（３歳未勝利・芝１４００ｍ）に出馬投票し、非抽選除外になりました。このあとは美浦トレセンに戻り、状態と出馬状況を見ながら来週以降の新潟開催を目指していきます。 (10/07/07)［栗東ＴＣ］７日は軽めの調整を行いました。「レース後、ガタっと来ないか心配していましたが、大きな傷みはなさそうですね。傷腫れが目立つことはありませんし、精神的にも問題なさそうです。助手の話だと『使う前より幾らか気配が上向いているように感じる』と言っていましたし、厩務員からは『出かけの歩様がいくらかゴツゴツするものの、すぐにほぐれる。左前脚に若干の疲れはあるのでしっかりケアしていきます』という報告を受けました。今日までは運動のみですが、明日は少し乗ってみる予定です。あくまでも選択肢のひとつで、可能性はやや低い話なのですが、明日の状態と出馬状況次第では連闘を考えるかもしれません。開催が後ろになればなるほど混んできて出にくくなりますし、出走が長引くことでリズモアのコンディションを下げることにもなりかねません。これまでは体質の弱さを意識した調整をしてきましたが、最初の課題であったデビューはクリアしました。これからは“いかにいい状態で競馬に送り出してあげられるか。勝つためにはどうしたらいいか”を考えていかなければいけません。もちろんしっかりケアしていかなければいけないのは変わりありませんが、これまでの“弱い”という意識は振り払って、いい意味で普通の馬として取り組んでいければと考えています」（小島茂師）明日の状態と出馬状況次第ですが、今週の阪神競馬のいずれかに出走する可能性があります。 (10/07/01)［栗東ＴＣ］「水曜日に出た想定や木曜日の投票の状況を見ていても、牝馬限定戦がいちばん手薄なように感じました。悩んだのですが、少しでも可能性が高いレースを選んだほうがいいと考え直しました。限定戦は岩田騎手に先約があったのですが、その馬が抽選対象だったのでウィリアムズ騎手と岩田騎手の交替騎手投票で申し込むことにしました。投票の結果、岩田騎手の先約の馬も入ってしまったため、ウィリアムズ騎手で出走することになりました。当初の話と異なる形になってしまいましたが、ウィリアムズ騎手も最後までしっかりと動かしてくれるジョッキーなので、不足はないと思います。何とか今後につながるいい走りを見せてほしいですね」（小島茂師）３日の阪神競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１８００ｍ）にウィリアムズ騎手で出走いたします。 (10/06/24)［栗東ＴＣ］２４日は栗東ＣＷコースで追い切りました（８５秒３−６９秒１−５４秒４−４０秒５−１２秒５）。「この中間にも少しスクミの症状を見せてしまいました。体を十分に動かしてあげないと疲れが出やすいようですね。美浦にいる際は私がよく跨っていたので、改めて確認するためにも今日は栗東に行ってきました。今朝の追い切りに跨り、３頭併せの２番手を進んで直線は真ん中で両サイドから挟まれる形の追い切りをかけました。動きは良くなっていましたね。間に挟まれてまだガツンと来るはずの部分が物足りないものの、見せムチにも反応していましたし、徐々に動けるようになっています。気持ちが乗りすぎてカーッとなることと体力不足を懸念して１４００ｍぐらいでの始動になるかと思っていたのですが、だいぶ体力がついてきました。今の精神面、体力面を考えると１４００ｍより１８００ｍのほうがいいのかもしれません。週末と来週の様子を見て、スクミが出たりガタっと来なければですが、おそらく来週のデビューで大丈夫でしょう。この後のことを考えると、しっかりと馬を動かせるジョッキーがいいと思い岩田ジョッキーに依頼したところ、一般戦ならば乗れるとのことでした。当初は限定戦を中心に考えていましたが、限定戦のほうが権利持ちの馬が多く集まって一般戦が意外と手薄だったりもしますし、何より岩田ジョッキーが乗れることは心強いと思います。状況を見ながらになりますが、今のところ日曜日のダート１８００ｍを検討しています」（小島茂師）今のところ７月４日の阪神競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）に岩田騎手で出走を予定しています。 (10/06/17)［栗東ＴＣ］１７日は栗東ＣＷコースで追い切りました（８５秒７−７０秒０−５４秒７−３９秒５−１２秒７）。「移動後の最初の２〜３日はやはり堪えたようですが、起伏の激しい馬場を歩かされることでこれまで以上に体を使わなければいけないために苦しくなったものです。栗東に連れていった効果でしょうし、いいことだと思います。“ヒヒーン”と鳴いて、ほんとうの悲鳴を上げていたようですが、これを乗り越えればグンといいほうへ向かってくれるはず。今朝７０−４０程度の追い切りを行いました。他厩舎の馬が後ろから来たときにハミを取ってグーッと手ごたえが来ましたし、いい反応を見せてくれました。ただ、追い切り後にほんの少しだけスクミが出ました。調教後の運動が若干足りなかったのが原因のようですが、その後カイバをしっかり食べていたし、大きな影響はなさそうです。現地スタッフの話だと、『来週の競馬も行けなくはないけど万全を期して送り出すにはもう少し時間はあったほうが良さそう。３週目であれば十分態勢は整うと思います』と言っていました。ただし、３週目だと第一候補として考えている牝馬限定のダート１４００ｍはありません。進めていく中でやっぱり１２００ｍもしくは１８００ｍでも対応できそうだと思えば条件を変更するかもしれませんし、相手関係次第では一般戦に向かうかもしれません。もう１週乗り込んで１４００ｍ限定戦という選択肢もありますので、今後の状況を見ながら３週目もしくは４週目のデビューを目指していきます」（小島茂師） (10/06/10)［栗東ＴＣ］１０日に栗東トレセンへ移動しました。 (10/06/09)［美浦ＴＣ］９日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５７秒４−４１秒８−１３秒３）。「先週末に坂路で１５−１５、１４−１４、１３−１３と終いに掛けてピッチを上げていくような調教を行えました。一歩ずつですが確実に前へと進めることができていますし、順調に来ています。徐々に競馬が見えてきたので具合的なことを考えたところ、現状では１０００ｍという感じでもなければ１７００ｍというイメージとも違います。その中間くらいの距離から始動するのがちょうどいいかなというのが今の感触です。そこで、リズモアを栗東へ連れていくことにしました。何も時計を出せていない状態であれば不安は募りますが、先週末の感触、そして今朝の追い切りの感触が上々ですし、入厩して一度もスクんでいないので体力もついてきていることから耐えてくれるはずと思い、遠征を決断しました。トモが甘い馬なので今以上に鍛えることができるでしょう。厳しいトレーニングを乗り越えることができれば、より良い形で競馬に向かえると思います。また、今担当しているのはブラックエンブレムなども担当した厩務員で、彼がリズモアのことをよく見ているからこそ現在のリズモアがあるのかもしれないと思っているほどです。彼とのコンビで栗東、そしてデビューまで行ってもらうつもりです」（小島茂師）今週中に栗東トレセンへ移動する予定です。 (10/06/03)［美浦ＴＣ］３日は美浦南Ｗコースで１５−１５程度を行いました。「ゲート合格後も極端に疲れを出すことはありませんし、少しずつ動かしているところです。今朝は少し併せる形で時計になるところを行うことも考えたのですが、無理せず１５−１５の一歩手前のところを乗るようにしました。まだ物足りなさを随所に感じますが、感触は悪くないですし、動かしながら鍛えていきたいと思います。ただし、まだこれからですし、一歩ずつ慎重に進めて良化を促していきます。カイバの喰いがよく、毛ヅヤを見ても以前より体調は上向きです。何とかこのままデビューまでいきたいですね」（小島茂師） (10/05/27)［美浦ＴＣ］２６日はゲート練習中心のメニューを行いました。２７日にゲート試験を受けて、無事合格しました。「先週の時点では首をうまく使うことができず小回り歩きも上手くできていませんでしたが、筋肉の張りが和らいできて少しずつ歩きに余裕が出てきました。入厩当初は右トモの状態が悪かったのですが、徐々に良くなってきています。ゲート練習て見た感じでは大きなクセがなかったので、馬が苦しくなる前に合格させたいと思い、今朝受験してみました。出は遅めなのですが、許容範囲内ということで無事合格をもらえましたよ。こちらが思っていたよりはるかに早いタイミングで最初の関門を突破してくれましたし、嬉しいですね。山元スタッフが一進一退を繰り返しながらも辛抱して一生懸命に取り組んでくれたことが今につながっていると思いますし、それにリズモアが応えてくれて少しずつ力をつけてきているのでしょう。しかし、体質面の弱さは残るのでまだまだ安心できる状況ではありません。一日一日の状態をしっかりと確認して一歩ずつ前に踏み込んだ調教を課していければと考えています」（小島茂師） (10/05/19)［美浦ＴＣ］１９日はゲート練習中心のメニューを行いました。「環境が変わってスクむかもしれないなと思っていましたが、特に大きな問題はなくて、スムーズにこちらでの調教をスタートできています。今日は私が直接跨って調教を行いました。ダートコースでじっくりとキャンターを行い、その後ゲートの練習をしました。最初なのでゲートの寄り、中の駐立をメインにして、扉を開いてゆっくり出していくという内容でした。まだ扉をあけても反応はそれほどありませんし、いきなり出そうとすると負担がかかるので、今はこれで十分。少しずつ慣らしながら前進させたいですね。背中の感触はいいですし、何とかモノにしたいですね。ただし、山元でも言われていた体の硬さはあります。普通に歩いているときに小回りさせようとしても、首、肩の硬さがあるので、上手く回れないようなところがありますが、そのあたりを少しでも良くできるようにケアしていきます」（小島茂師） (10/05/11)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。今のところ１４日に美浦トレセンへ入厩する予定です。「調教自体は先週までと変わらず軽めのキャンター調整を行っていて、いい意味で状態は平行線です。右前、左トモに負担がかかりやすいところはありますが、様々な施設のあるトレセンで良化を促していこうということになりました。今のところ今週中に入厩する予定ですので、何とか上手くデビューまで行ってもらえればと願っています」（山元担当者） (10/05/04)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「今週も軽めのキャンターで様子を見ています。歩様はまだ芳しくなく、現状は一気にペースを上げることはやや難しいというのが本音ですが、何とかしたいと小島茂之調教師も言ってくれていますので、少しでも歩様を改善した上でトレセンへ送り出せるようにしていきたいと思います」（山元担当者） (10/04/27)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「北海道の場長や山元の担当者とも話をしました。現状ではなかなか進めることができていませんが、何とか今の苦しい時期を乗り越えなければいけません。環境が変わったり、調整の方法を上手く変えたりすることで良くなるかもしれません。また、このまま変化がないのを待っているだけでは後悔することになるかもしれませんし、待ってもらっている会員の皆様にも申し訳ありません。状態を見ながらになりますが、近いうちに入厩させてトレセンでできることをやっていこうと考えています」（小島茂師）「先週と同様に軽めのキャンター調整を行いながら良化を促しています。歩様などを見るといくらかよくなっているようには見えますが、まだ絶好調という状態にはありません。何とか少しでもいい状態にしてトレセンへ送り出せるようにしていきたいです」（山元担当者） (10/04/20)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「歩様はそれほど変わっていませんが、負担をかけないように注意しながら少しずつ乗っています。先週まではダク程度でしたが、現在はハッキング程度の軽めのキャンターを行っています。良化するにはもう少し時間は必要そうですが、乗れないほどではないので、動かしながら以前の状態に戻せるように進めていきます」（山元担当者） (10/04/13)［山元ＴＣ］周回でダク調整を行っています。「右前の出を見ても硬さが残りますし、歩様はまだ芳しくありません。北海道の場長とも話をしましたが、ある程度軽めに乗りながら疲れている部分をしっかりケアして良化を促していこうと考えています。時間をかけている分だけ、線の細かった体はボリュームアップしていますし、何とかいい状態に戻して進めていければと思っています」（山元担当者） (10/04/06)［山元ＴＣ］常歩運動を行っています。「スクミの影響かと思っていましたが、スクミというより右肩に疲れがあって歩様がもうひとつ良くないようです。しっかりほぐすようにしてから進めていったほうが良さそうなので、人が跨っての運動でじっくりほぐしていきたいと思います」（山元担当者） (10/03/30)［山元ＴＣ］ウォーキングマシン調整を行っています。「先週よりは歩様は多少良くなり、楽をさせた分だけ良化がうかがえます。スクミについては動かしながら体力を養っていくしかありませんし、馬自身がこの苦しい状況を乗り越えてくれるのを待つしかありません。こちらはそれを支えてあげられるようにしていきたいと思います。先日、小島調教師とも話をしましたが、ある程度乗れるようになったら、早めにトレセンへ移動させることも考えていきましょうと言っていました。何とか次のステップへ移行できるようにしていきたいと思います」（山元担当者） (10/03/23)［山元ＴＣ］ウォーキングマシン調整を行っています。「先週までは順調に乗れていましたが、今週に入って前さばきがゴトゴトしていて、歩様がそれほど良くありません。スクミの影響なのかもしれませんし、しばらく様子を見て必要ならば血液検査を行い、状態を見ながら今後の取り組みを決めていくことになるでしょう」（山元担当者） (10/03/16)［山元ＴＣ］周回でハロン１６〜１８秒程度のキャンター調整を行っています。「先週と同様の調教メニューでじっくりと乗り込んでいます。体調は変わりありませんし、歩様も引き続き安定しています。以前は頼りない感じが強かったのですが、ここ最近は継続して調教を行えていますし、頼もしいですね。何とかこの調子で調教を進めていきたいと思います」（山元担当者） (10/03/09)［山元ＴＣ］周回でハロン１６〜１８秒程度のキャンター調整を行っています。「この馬としてはまずまずですね。現在は坂路の改修工事を行っているため坂路での調教を行っていませんが、数週間で完了する予定なので、そのタイミングから１５−１５程度の調教を取り入れていくことも考えています。それまではじっくり普通キャンターを乗って体力づくりに努めていきます」（山元担当者） (10/03/02)［山元ＴＣ］周回でハロン１８秒程度のキャンター調整を行い、週２回は坂路でハロン１７秒のキャンター調整を行っています。「先週から坂路入りを始めましたが、その後も変わりなく乗れています。以前は進めていくことすら難しい状態が続いていたので、わずかながらも前へと進めることができているのは大きいことです。ただし、まだ万全というわけではなく、地道に鍛えていくところなので、オーバーワークにならないよう、週２回のペースで坂路を登るようにしています」（山元担当者） (10/02/23)［山元ＴＣ］周回と坂路でハロン１８秒程度のキャンター調整を行っています。「先週までは周回コースのみにとどめていましたが、今週から坂路に入れだしています。今のところガタッと来る様子は見せませんし、また一歩前進してくれましたね。まだ安心はできませんが、この調子でゆっくりながらも前へと進めていきたいですね」（山元担当者） (10/02/16)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「軽めのキャンター調整を始めて数週間経ちますが、スクミの症状が強く出ることはありませんし、体調面、肉体面ともに下降することなく乗れていることはいいことです。次のステップへ早く移行したいところですが、ここで焦って、再度後戻りすることだけは避けたいので、慎重に見ながら調教を行っていきたいと考えています」（山元担当者） (10/02/09)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「先週から軽めのキャンター調教を開始していますが、その後に歩様が悪くなるようなことはありませんし、スクミなどの症状が目立つこともありません。今週も継続してキャンター調教を行えていて、同じペースで乗れていることは好ましいことです。この後も馬の状態をしっかり見て、焦らずじっくりと乗り込んでいきたいと思います」（山元担当者） (10/02/03)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「先週まではダク調教に終始していましたが、今週から軽めのキャンター調教を開始しました。まだ始めたばかりですが、きついスクミの症状は見せていません。また一歩前へと進めたことはうれしい限りです。今後も慎重に進めて、次へ向かっていきます」（山元担当者） (10/01/26)［山元ＴＣ］周回でダク調整を行っています。「馬の状態をしっかり見ながら馬場に入り、ダクを踏ませています。スクミの症状が目立つことはありませんし、血液の状態も安定しています。一気に強い調教を行うとガタッと反動が来てしまう可能性もありますから、この後も引き続き様子を見ながら徐々に負荷をかけていきたいと思っています」（山元担当者） (10/01/19)［山元ＴＣ］常歩とダクを行っています。「少し前までは人が跨っていない状態での運動を行っていましたが、現在は人が跨った状態で乗り運動を行っています。負荷をかけての運動を行ってガタッと来ないのはいいことですし、少しずつでも前に進められていることはいいことでしょう。これからも辛抱強く良化を促していきたいですね」（山元担当者） (10/01/14)［山元ＴＣ］「先日、山元トレセンへ見に行ってきましたが、まだ体力がつき切っていなくて、これから鍛えていかなければいけないという状況です。スクミは症状の大きさ次第で大ごとに至るケースもありますし、焦りすぎても良くないものです。若駒にとっては、乗り越えなければいけないところでもあるので、最初のころはそれなりに動けるようになれば入厩させることも考えていたのですが、環境が変わってからなかなか体調が上向いてこないことを考えると、今は無理をしてはいけないときなのでしょう。暖かくなってくれば代謝も良くなり、内臓面や筋肉の状態も徐々に良くなってくると思いますので、山元で少しずつ乗れるようになるのを待ちたいと思います」（小島茂師） (10/01/12)［山元ＴＣ］周回でダク調整を行っています。「引き続き今週もダクを踏んでいます。スクミが出やすいということはまだ体質面に弱さが残るということですし、本格的な調教を行っていくのに耐えられるだけの体力をつけてあげる必要があります。しばらくはじっくりと乗って基礎作りを行っていきます。火曜日に来場して状態を確認した調教師も“今の苦しいときを乗り越えるために焦らずじっくり乗ってほしい”と言っていました」（山元担当者） (10/01/05)［山元ＴＣ］周回でダク調整を行っています。「年末に人が跨っての運動を開始しましたが、引き続き状態は安定しているので、今年に入ってからダクを踏み始めました。調教を進めた後も血液状態をはじめ体調は変わりないので、この調子でじっくりと乗っていければと思います」（山元担当者） (09/12/22)［山元ＴＣ］常歩運動を行っています。「先週までは人が跨っていない状態でのダク調整を行っていましたが、今週から人が騎乗しての運動を始めています。まだ常歩ですが、負荷が強くなってもスクミの症状を見せることはありませんので、わずかですが一歩前進できています。時間はまだ必要でしょうが、この調子で乗っていきたいですね」（山元担当者） (09/12/15)［山元ＴＣ］ウォーキングマシン内でダク調整を行っています。「体調面がひと息のため、毛ヅヤがあまり良くないように見えます。体質の改善には時間をかけなければいけませんし、今は辛抱強く待って、少しでも早くいい状態になるように動かしていければと思っています」（山元担当者） (09/12/08)［山元ＴＣ］ウォーキングマシン内でダク調整を行っています。「定期的に血液検査を行い、状態を確認していますが、わずかながら数値に改善が見られます。まだ、万全とは言い切れない部分もあるので調教の内容は変えていませんが、この調子で良化を促がし、状態に合わせて乗っていきたいと考えています」（山元担当者） (09/12/01)［山元ＴＣ］ウォーキングマシン内でダク調整を行っています。「体への負担を減らすために今はマシン内でダクを踏む調整を行っています。状態は良くも悪くも変わりないので、体調面と血液状態をよく見ながら取り組んでいきたいと思います」（山元担当者） (09/11/24)［山元ＴＣ］周回でダク調整を行っています。「ダク調整を継続して行っています。全身の動きが硬いですし、筋肉の質、体力面ともに良くするにはしばらく時間が必要かと思われます。今後も定期的に検査を行い、血液の状態を確認しながら調教の内容を決めていければと考えています」（山元担当者） (09/11/17)［山元ＴＣ］周回でダク調整を行っています。「先週までは軽めのキャンター調整を行っていましたが、血液検査の結果が良くなかったですし、外見上でも体調がもうひとつに見えたので、調教をダクまで落として楽をさせています。なかなかスムーズに進めることができませんが、ここで無理をすると後々に反動が来るでしょう。今はしっかりと土台を固めていくことが必要ですから、じっくり時間をかけて良くしていきます」（山元担当者） (09/11/10)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「先日、血液検査を行い、結果を見たところ血液の酵素の数値が高く、相変わらずあまり状態が良くないようです。体調面がもうひとつでもありますし、今は焦って乗り進めることはしないほうが良さそうですね。なかなか前へと進められず歯がゆいですが、今は焦らずに体力づくりをしていかなければいけません」（山元担当者） (09/11/03)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「近いうちに改めて血液検査の結果を確認するつもりですが、おそらくスクミの数値自体は良化してきているのではないかと思います。まだ体調は安定しきれていませんので、しばらくはじっくり時間をかけることになるでしょう」（山元担当者） (09/10/27)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「これまでは調教後の上がり運動のあとにスクむことが多かったのですが、今朝は見せませんでした。まだ安心はできませんが、少しずつ症状も緩和されているので近いうちに再度血液検査を行って、血液の状態を確認するつもりです。ただし、毛ヅヤなどを見るとまだ体調自体はまだ万全ではありませんし、しばらくはじっくり動かしながら良化を促がしていきます」（山元担当者） (09/10/20)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「この中間に改めて血液検査を行ってはいませんが、歩様がひと息ですし、相変わらずスクミの症状が残るように感じます。まずは状態の改善を第一に考えた取り組みを行い、その後はスムーズな入厩ができるようになるためにも、しばらくの間は体力強化に励んでいく必要あるでしょう」（山元担当者） (09/10/13)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「以前軽めで様子を見ています。相変わらずスクミの症状は見られますし、体調自体はもうひと息なのでしょう。まだ若駒で、体質面がしっかりし切れていないのは仕方ありませんから、馬の成長に合わせた取り組みをしてあげたいですね」（山元担当者） (09/10/06)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「依然軽めに動かして様子を見ています。最初に行った血液検査ではスクミの数値がかなり高かったです。今週もまだ高い状態にあり、まだ肉体的にきつい状態でしょうが、今後のためにも今を乗り越えていかなければいけません。あくまでも馬の状態に合わせてですが、できる限り乗りながら改善していけるように取り組んでいきます」（山元担当者） (09/09/29)［山元ＴＣ］周回で軽めのキャンター調整を行っています。「移動してきて、輸送の疲れと環境が変わったことからスクんでしまいました。まだ多少疲れも残りますし、飼葉の食いもひと息です。まだ根本的な部分が弱いということなのでしょうから、今焦って入厩させてもいいことはないでしょう。小島茂之調教師と相談した結果、少し時間をかけて改善を促がし、鍛えてから入厩を目指すことになりました」（山元担当者） (09/09/23)［山元ＴＣ］「入厩に備えるため先週末に山元トレセンへ移動しましたが、移動後少しスクミを見せてしまいました。環境の変化に敏感とは思っていましたが、やはりこのような形で弱さが表に出てしまいましたね。症状も少し強めのようですし、山元で少し時間をかけて慣らす必要がありそうです。状態が良くないときに無理することはできませんので、入厩はもう少し様子を見てから考えていきます」（小島茂師） (09/09/21)［山元ＴＣ］１９日に山元トレセンへ移動しました。 (09/09/17)［ＮＦ早来］「今週末に山元トレセンへ移動してもらうことになりました。環境の変化に敏感な馬なので、山元での様子を見て、状況次第ですぐ入れるか、しばらく慣らしてから美浦に連れてくるか考えるつもりです」（小島茂師） (09/09/15)［ＮＦ早来］屋外周回コースでハロン１９秒程度のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒（週２日ハロン１３〜１４秒）のキャンター１本を基調に、週２日は坂路のみでハロン１６〜１７秒のキャンター２本を行っています。今のところ今週中に山元トレセンへ移動する予定です。「入厩へ向けて、山元トレセンへ移動することになりました。馬体面、精神面ともにいい成長を見せてくれましたので、活躍を期待したいですね」（早来担当者） (09/09/10)［ＮＦ早来］「少し前までは調教で攻める分だけゴトゴトしやすいところがあったのですが、ここ最近はだいぶそのような面も良くなってきました。まだ環境の変化などに敏感そうではありますし、体力面でも万全という状況ではないのですが、いろいろな経験を積ませて成長させていくことも悪くないでしょう。今後の状態次第ですが、１ヶ月前後先をメドに入厩を検討しています」（小島茂師） (09/09/08)［ＮＦ早来］屋外周回コースでハロン１８〜１９秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒（週２日はハロン１３〜１４秒）のキャンター１本を基調に、週２日は坂路のみでハロン１６〜１７秒のキャンター２本を行っています。「しっかり調教を積む中でも、元気いっぱいです。体の芯がしっかりしてきた印象ですね。馬体重は４４１キロです」（早来担当者） (09/08/28)［ＮＦ早来］屋外周回コースでハロン１８〜１９秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒（週２日ハロン１４秒）のキャンターを行っています。馬体面、精神面ともに、順調に良化しており、与えられた課題をしっかりとこなしてくれています。これからもじっくりと成長を促していきたいと思います。 (09/08/14)［ＮＦ早来］屋外周回コースでハロン１８〜１９秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒（週２日ハロン１４秒）のキャンターを行っています。相変わらずいいコンディションを保ちつつ、調教を行っています。馬体重も春先から理想的な増加曲線を描いており、成長がうかがえます。身体つきも走りもしっかりとしてきていいフォームで最後まで走れる体力もついてきました。課題だった精神面も落ち着きがでてきて充実期にさしかかってきた印象です。 (09/07/31)［ＮＦ早来］屋内周回コースでハロン１８〜１９秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒（週２日ハロン１４〜１５秒）のキャンターを行っています。調教師とも焦らずにじっくり進めていこうと話をしているので、徐々にペースアップする中でこの馬の良さを引き出していきたいと思います。 (09/07/23)［ＮＦ早来］「まだ心身ともに幼い面が残るようで、調教はまずまず乗れているようですが、良くなったり、硬くなったりと、一進一退を繰り返しているような状態という報告を受けています。可能なら北海道に入れて、まずはゲートだけでもと考えていたのですが、“これなら”と思える態勢にまでならないのであれば、函館競馬場や札幌競馬場へ無理に入れることはしないつもりです。まだ２歳ですし、成長を阻害しては意味がありませんからね。あくまでも馬の状態に合わせて考えていければと思っています」（小島茂師） (09/07/15)［ＮＦ早来］屋外周回コースでハロン１８〜１９秒のキャンター２４００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒（週２日ハロン１５秒）のキャンター１本を行い、週２日は坂路のみでハロン１６〜１７秒のキャンター２本を消化しています。じんわり負荷をかけてきたことで徐々に力がつき、だいぶ楽に、そして落ち着きをもって登坂することができるようになりました。馬体は程よいコンディションを保っていますが、心身ともに幼さが残るので今後も過大な負荷をかけないように心がけていきたいと思います。 (09/06/30)［ＮＦ早来］屋外周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒（週２日はハロン１４〜１５秒）のキャンター１本を行っています。ペースを上げてからは疲れを見せることはなく、日々軽快に坂路を駆け上がることができています。今後も丹念に乗り込むことで心身ともに成長を促していきたいと思います。 (09/06/15)［ＮＦ早来］この中間、幾分疲れが出たことで調教ペースを２週間程度セーブしましたが、その甲斐あって馬体や精神面に余裕が生まれ、いい頃の状態に戻ってきました。現在は屋外周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１７秒（週２日はハロン１５秒）のキャンター１本を行っています。全体的に良好な仕上がりを見せていますが、身体つきには幼さが残っているので、今後しばらくは現状のペースを維持することで身体や脚捌きに力強さをつけていくことにします。 (09/05/29)［ＮＦ早来］屋外周回コースでハロン１８秒程度のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒（週２日はハロン１４〜１５秒）のキャンター１本を行っています。まだ非力なところが残っているように成長の余地を多分に残しますが、捌きや背中の柔らかさにはいいものが感じられます。今後も北海道への入厩を視野に順次調整を進めていきます。 (09/05/15)［ＮＦ早来］屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター１本を行い、週１日はハロン１４〜１５秒を計時しています。馬体は減少傾向にありますが、飼葉食いは良く、馬体が引き締まりメリハリがしっかりしてきました。若干非力なところもありますが、走りはとても柔らか味があり、乗り味のよさにはとてもいいものがあります。気性面はいい成長を見せており、速めのキャンターを行った際も気持ちをコントロールできるようになってきました。今後も現状程度の乗り込みを継続し、仕上がり次第で北海道への入厩を検討することにします。「先日見てきたのですが、頼りなさのある体がだいぶしっかりとしてきた印象を受けました。数字が示すように小柄なのは変わりありませんが、この調子で成長してくれればいいですね。やや元気の良さが目立つところがあるようなので、そのあたりを考慮した調整方法を取ってあげられればと考えています。実際動きが出てくるのはもう少し先になるでしょうが、今後の進み具合を見て牧場スタッフとも相談しながら予定を決めていきます。場合によっては北海道の競馬場へ直接入厩させることも考えています」（小島茂師） (09/04/30)［ＮＦ早来］屋内周回コースでキャンター１６００ｍの後、屋内坂路でハロン１７秒のキャンター１本を基調に、週１日はハロン１６秒を計時しています。これまでと比べると若干控えめの時計となっていますが、強弱をつけた調教で更なる成長を促すといった意図によるものなので心配は要りません。今後も速目を織り交ぜ、理想的な身体を作っていきます。 (09/04/15)［ＮＦ早来］ 調教が一番進んだ組に属しており、現在は屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター１本を基調に、週１日はハロンペースを１４〜１５秒まで上げて乗り進めています。見た目に馬体が引き締まり、競走馬らしい体型となってきましたが、体重に大きな変動がないように心身ともに充実著しい状態にあります。気持ちを上手くコントロールできている点も頼もしく、乗り味のよさには更に磨きがかかってきました。今後も早期入厩に備えて速目を継続していくことになります。 (09/03/31)［ＮＦ早来］至極順調でＮＦ早来育成の２歳馬で一番進んだ組に属して調教を行っています。現在は１日１時間のウォーキングマシンで身体をほぐした後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター１本を行い、週１日はハロンペースを１５秒まで上げています。馬体重に目立った変動はありませんが、明らかに馬体に張りが出てきており、いかにも競走馬らしい体型となってきました。身のこなしの柔らかさにはとてもいいものがあり、乗り味も抜群です。また坂路での調教を継続することでトモ脚にはいい筋肉がついてきており、同時に動きには力強さが加わってきました。時折幼い仕草を見せることもありますが、調教に支障をきたすものではなく、脚元もすっきりしているので今後も思い通りの調教を行っていけるでしょう。 (09/03/18)［ＮＦ早来］このたび、競走馬名が「リズモア」(Lismore　アイルランドで最も美しいまちにも選ばれたことがある町)に決定いたしました。 (09/03/13)［ＮＦ早来］屋内坂路でハロン１７秒のキャンター１本を行い、週１日はハロン１６秒を計時しています。相変わらず柔らか味のある身のこなしを見せており、脚捌きにはいい力強さが感じられるようになってきました。 (09/02/27)［ＮＦ早来］この中間も体調面は高い次元で推移しており、いい雰囲気の中、調教を積み重ねることができています。現在は１日１時間のウォーキングマシン運動で身体をほぐした後、屋内坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター１本を行っています。調教負荷を高めていることで身体にいい引き締まりが出てきましたが、馬体重に大きな変化がないようにここ最近はトモにしっかりとした筋肉がついてきており、背中越しに感じられる乗り味も確実に良化しています。身のこなしの柔らかさは集団の中でもひときわ目立っており、重心の低いフットワークも特筆できます。ここまで理想的な形で進めることができているので、今後も焦ることなく乗り込みを続け、この後に控える速めのキャンターに備えていくことにします。馬体重： 416kg (09/02/13)［ＮＦ早来］屋内坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター１本を行っています。ペースこそさほど変わりませんが、乗り味の柔らかさは増しており、着実に調教負荷を身につけていることが分かります。理想的な成長過程を踏んでいるだけに今春には更なる変わり身を期待できるでしょう。 (09/01/30)［ＮＦ早来］この中間も屋内坂路主体に乗り進めています。現在は１日１時間のウォーキングマシンで身体をほぐした後、屋内坂路でハロン１８秒のキャンター１本を行っています。昨年末と変わりないペースで乗り込んでいますが、相変わらず身のこなしの柔らかさは目立っており、背中越しにいい乗り味を堪能することができます。もう少々トモの筋肉が発達してくれば、さらにいいキャンターができるようになることは必至なので、徐々にペースを上げる中でこの部分の強化を当面の重点課題としていきます。馬体重： 422kg (09/01/15)［ＮＦ早来］屋内坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター１本を行っています。まだ２歳になって間もないこともあり、成長が欲しいところは残りますが、乗り味やキャンターの質にはいいものがあり、今春には見違えるような動きを見せても何ら驚けないでしょう。 (08/12/24)［ＮＦ早来］乗り始めの頃は周回コースで基礎を作り、この中間は坂路中心のメニュー構成となっています。現在は１日１時間のウォーキングマシンで身体をほぐした後、屋内坂路でハロン１８秒のキャンター１本を行っています。乗り進めていく上において馬体の傷みも皆無で狙い通りのペースアップを図れています。もう少しトモ脚の力強さが欲しいかなと思うこともありますが、背中の感触や柔らかい身のこなしにはいいものがあり、レベルの高い乗り味を堪能できます。まだ成長を促したい箇所はありますが、随所にいいモノをもっているので、徐々に負荷を高める中で磨きをかけていきたいと思います。馬体重： 420kg (08/11/28)［ＮＦ早来］コース調教に移行してからも順調に進めることができ、現在は周回コースでダクとハロン２４〜２５秒のキャンター１８００ｍを消化しています。徐々に負荷を高めていますが、脚元を始めとする馬体の健康状態はよく、日々の調教に真っ直ぐ向き合うことができています。また、負荷をかけ続けることで馬体にはいい引き締まりが見られるようになりました。若干トモの力強さに物足りなさを感じることはありますが、背中や身のこなしにはとても柔らかいものがあり、現時点において満足のいく乗り味を堪能することができています。気性面に難もないので、今後も思うようにペースを上げていくことができるでしょう。 馬体重： 427kg (08/10/27)［ＮＦ早来］背慣らし等の馴致も難なくこなし、コース調教に移行しています。現在は屋内周回コースでダク６００ｍ、軽めのキャンター１２００ｍを行っています。脚元もすっきりとしていることから、こちらが意図するメニューを組むことができています。スイッチの切り替えが上手く、普段は大人しく手がかかることはありませんが、コースに入ると常に前向きな気性で、集中力の高いスムーズなキャンターが出来ています。この分ならこの先も順調に調教を進めていくことができそうです。馬体重： 435kg (08/09/30)［ＮＦ早来］当地に移動後は早速背慣らしやウォーキングマシン内での運動等、初期馴致を開始しましたが、とてもスムーズに消化することができました。現在は乗り運動に移行しており、ロンギ場で人を背にした上でダクを踏んでいます。放牧地で見せるフットワークにもいいものがあり、起伏をものともせず、重心の低い、そして回転の速いフットワークで所狭しと駆け巡っています。薄い皮膚で動きが軽く、無駄肉のつきにくいタイプですので仕上げに手間取ることもなさそうで自ずと早期デビューを目標にする一頭になるでしょう。馬体重： 426kg (07/09/11)［ＮＦ早来］馬体重：426kg 体高：156cm 胸囲：176cm 管囲：19cm

■ 募集カタログコメント／０８年募集

体高もそれほど高くなく、コンパクトにまとまっていますが、父譲りの頑丈な筋肉に覆われており、ひ弱さは微塵も感じられません。起伏のある放牧地でも揺らぐことのない踏み込みの力強さは、見ている者に安心感を与えてくれます。一度教えたことは決して忘れない聡明さも持ち合わせており、これから始まる初期馴致もあっさりクリアしてくれるでしょう。薄い皮膚に脂肪の付きにくい体質は仕上がりやすさの証明であり、2歳戦からの早期デビューも視野に入れ、父同様マイル前後で軽快なスピードをフルに活かした活躍が期待されます。

タイキナタリーの07
牝馬・鹿毛・２００７年３月２４日生れ（美浦・小島茂之）
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファームYearling 　全４００口●総額１，６００万円

Agnes Digital *アグネスデジタル 1997 栗毛	Crafty Prospector 1979 栗毛	Mr. Prospector	Raise a Native
			Gold Digger
		Real Crafty Lady	In Reality
			Princess Roycraft
	Chancey Squaw 1991 鹿毛	Chief's Crown	Danzig
			Six Crowns
		Allicance	Alleged
			Runaway Bride
タイキナタリー 1999 鹿毛	Comamander in Chief *コマンダーインチーフ 1990 鹿毛	*ダンシングブレーヴ	Lyphard
			Navajo Princess
		Slightly Dangerous	Roberto
			Where You Lead
	Submission *サブミッション 1989 鹿毛	Darshaan	Shirley Heights
			Delsy
		Yes My Dear	Affirmed
			*ディオラマ

母： タイキナタリーは入着。産駒 　　ファンキーテーラー（05 牡鹿アドマイヤコジーン）１勝，現役 祖母： *サブミッションは愛国産，２勝，鹿島灘特別。産駒 　　タイキブライドル：５勝，プリンシパルＳ-OP，東風Ｓ-OP，オーシャンＳ-OP，マイラーズＣ-JPN2２着， 　　　　　　ダービー卿ＣＴ-JPN3２着，同３着，京王杯スプリングＣ-JPN2３着，同-Ｇ�U４着， 　　　　　　キャピタルＳ-OP３着,ニューイヤーＳ-OP３着,富士Ｓ-JPN3５着 　　タイキトゥインクル：４勝，ターコイズＳ-OP，マーメイドＳ-JPN3３着 　　タイキミューズ：３勝，仁山特別，現役 　　タイキマーズ：２勝，礼文特別，現役 　　タイキニーナ：１勝 　　タイキミッション：１勝 　　スーパーミッション：南関東(公)１勝，中央(交)１勝，現役 　　タイキコスモス：入着，石川(公)６勝 ３代母： イエスマイディアYes My Dearは不出走。産駒 　　*タイキクレセント：４勝，ＳＴＶ賞，平ヶ岳特別，手稲山特別，谷川岳Ｓ-OP２着，京成杯-JPN3３着 　　*ラブリイパートナー：３勝，阿賀野川特別，クレマチス賞，クイーンＳ-JPN3５着 ４代母： *ディオラマDioramaは米国産，米２勝，アルシバイアディーズＳ-Ｇ�U２着。産駒 　　モンド：２勝，原町特別 　　シネマライフ：入着。産駒 　　　　　ホシコマンダー：２勝，中京２歳Ｓ-OP，若葉Ｓ-OP３着，東京スポーツ杯２歳Ｓ-JPN3４着， 　　　　　｜　　　皐月賞-JPN1５着 　　　　　マサアンビション：６勝，なにわＳ，東海(公)７勝，東海桜花賞，笠松グランプリ，サマーＣ， 　　　　　｜　　　くろゆり賞２着，現役 　　　　　クィーンオブキネマ：４勝，大阪スポーツ杯，岩室温泉特別，もちの木賞，霜月Ｓ-OP３着，現役