ロードフュージョン
栗東・山内研二 厩舎

■ ロード公式ホームページより

(04/10/07)［ケイアイファーム（北海道）］ 　サンシャインパドックで放牧５時間。すっかり秋色に染まった北の大地で、静かな 時間を過ごしている。現在の様子について「脚元を含め、この一週間で特に大きな変 化は生じていませんね。ただ、健康面は至って良好。馬体が緩んでいるのは仕方のな いところですけど、毛艶に関してはピカピカですよ」と村岡調教主任。なお、現在の 状態ならびに、これまでの経緯や３歳未勝利戦が終了した状況を踏まえた上で山内調 教師と協議を交えた結果、一旦、中央競馬の登録を抹消。再募集対象馬として地方競 馬へ転出する運びとなった。今後は公営・園田競馬に移籍の予定。日本中央競馬会が 定める条件を１年以内にクリアして再登録を目指す。※以後の動向に関しましては出 走及び、その結果が分かり次第お伝えします。

(04/09/30)［ケイアイファーム（北海道）］ 　これまでお伝えしてきた右前脚浅屈腱炎の症状に思うような進展が認められない。 そのため、現状打開の対策を練るべく様々な意見に耳を傾けたところ、来春まで一切 の運動を休止して馬本来の持つ治癒能力を最大限に高めるような方針が取られること となった。サンシャインパドック放牧５時間、週一回のブリスター治療で復活を目指 す。

(04/09/23)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分。厩舎付近を淡々と歩くサイクルに変わりはな い。村岡調教主任は「治療を始めて、ちょうど半年が経ちました。長いサイクルで考 えれば、緩やかな良化を辿っている印象です。ただ、相手は屈腱炎。それを考えれば 、相応の覚悟が必要でしょう。人馬一体となって、一日でも早く復帰できるように精 一杯の努力を払います」と決意を語っていた。20日（月）盛岡・ダービーグランプリ (Ｇ�T)・ダ2000ｍではパーソナルラッシュが圧勝。同期にあたるステーブルメイトの 頑張りを励みに、自身も逆境から這い上がりたい。

(04/09/16)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分。村岡調教主任は「熱感、腫れを全体的に帯び た状態ですが、これはブリスター治療の影響。全てが患部に拠るモノではありません 。少しずつながらも快方へ向かっているのは確かですよ。視察に訪れた山内調教師か らも『持っている能力は確かなだけに、しっかりと完治させて下さい』と激励を頂き ました。今後も粘り強く取り組みたいと思います」と決意を新たにしていた。

(04/09/09)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分。日々の生活サイクルに変わりはない。「前向 きさを失わずに日々の稽古に取り組んでいます。状況が状況だけに特に目新しい動き はありませんが、それも順調であればこそ。馬自身の気持ちを尊重しつつ、今後も患 部の良化を待ちます」とは村岡調教主任。先週は山内厩舎所属のパーソナルラッシュ が札幌11Ｒ・エルムＳ(Ｇ�V)・ダ1700ｍで見事に重賞制覇を飾った。同級生の活躍に 、ロードフュージョンの気持ちも高ぶっていることだろう。

(04/09/02)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分。村岡調教主任は「毎週土曜日にブリスター治 療を行なっていますが、脚元の状態に大きな変化は無いですね。ですので、もうしば らくの間は状況の推移を見守る考えです。また軽くですけど、休まず運動しているこ とでイライラする面も無く、ゆったりとした生活が送れている点には満足しています 」と感想を述べていた。

(04/08/26)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分。村岡調教主任は「一日も早く馬場入りを始め たいところですが、人間の都合で無理をさせて症状を悪化させてしまったら元も子も ないですからね。週単位で大きな変化を求めるのは難しいだけに、これからも地道に 進めていきますよ。あとは復帰を信じて待つだけです」と強い意志を示している。

(04/08/19)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分。村岡調教主任は「相変わらず淡々とメニュー をこなしています。悪い意味での変化は無く順調と言えるでしょう。馬自身もリラッ クスして日々を過ごしており、今は時間が経つのを待つしかないですね」と話してく れた。ステーブルメイトのパーソナルラッシュはユニコーンＳ(Ｇ�V)３着の活躍を見 せたが、ロードフュージョンもかつては稽古で一緒に走って常に先着していた。秘め たる実力は計り知れないだけに、復帰した暁には「遅れてきた怪物」と言われるほど の活躍を期待したい。

(04/08/12)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分。リズミカルな脚捌きで気持ち良さそうに歩を 進める姿が印象的だ。「順調な過程を踏めていると思いますよ。とは言っても、まだ 本当に軽目ですから。あとは運動前後のチェックを欠かさず、少しでも前進できるよ うに頑張るだけです」とは村岡調教主任。力の漲った口調で意気込みを述べてくれた 。

(04/08/05)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分、ウォーキングマシン45分、サンシャインパドック放牧３時間。引き続き 、今後へ向けての鋭気を十分に養っている。村岡調教主任は「まだ小さな負荷しか掛 けていませんからね。短期間での大きな変化を期待するのは酷と言うもの。ただ、馬 自身は元気十分。相変わらず真面目な姿勢で頑張っていますよ」と歯切れの良い口調 で近況を伝えてくれた。

(04/07/29)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分、ウォーキングマシン45分。自身を取り巻く状況に大きな変化は生じてい ない。村岡調教主任の見解も同様。「やはり始動は秋以降ぐらいが無難でしょう。今 後も注意深く患部の回復具合を観察しながら、その時の状況に応じて適切な調整を選 択したいと思います」と冷静に分析している。夏場は黙ってマイペースを貫く構えだ 。

(04/07/22)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分、ウォーキングマシン45分。引き続き、当地でのリハビリ明け暮れる毎日 だ。「日中はだいぶ気温も上がってきていますからね。午前４時から涼しい時間帯を 利用して運動させています。飼い葉もしっかりと食べていますし、夏バテの心配もな いでしょう。このまま予定通り進めたいところです」と冷静に説明する村岡調教主任 だった。

(04/07/15)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分、ウォーキングマシン45分。村岡調教主任は「この馬に限らず、脚元に関 しては常に我慢との戦い。良くなったと思った途端に悪化していると言うケースも幾 度となく経験しています。それだけに一日一日の積み重ねを何よりも大事に考え、根 気強く支えてあげたいものですね」と愛馬を労わる気持ちのこもったコメント。“Ｄ ａｙ　ｂｙ　Ｄａｙ”“Ｌｉｔｔｌｅ　ｂｙ　Ｌｉｔｔｌｅ”の精神でカムバックを 目指して欲しい。

(04/07/08)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分、ウォーキングマシン45分。村岡調教主任は「特に煩い面を出したりもせ ず、相変わらずの優等生。首を上手に使ってキビキビと歩行運動を消化しています。 馬がヤル気に満ち溢れている点が何より嬉しいですね。でも、今は脚元が回復するの をじっと待つ時期。レーザー治療、冷却、マッサージ等、考え得る全て方法を駆使し てバックアップに努めます」と笑顔で伝えている。

(04/07/01)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分、ウォーキングマシン45分、サンシャインパドックで放牧６時間。日々の スケジュールに大きな変化は生じていない。現在の様子について村岡調教主任は「並 脚レベルとは言え、相変わらずスムーズな脚捌きを見せています。状況が状況なだけ に、動かすことが出来ないのが何とももどかしいですけどね。ただ、全体として望む べき方向へ向かっているのは確かです。今後も長期的な視野に立って道筋を立ててい きます」と落ち着いた口調で説明している。

(04/06/24)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分、ウォーキングマシン45分の運動を施した後に、サンシャインパドックへ 足を踏み入れる毎日だ。約６時間の日光浴を自由気ままに楽しんでいる。村岡調教主 任は「本当に真面目な馬ですね。単調になりがちなメニューにも嫌気一つ見せず、自 ら進んで消化する姿勢には頭が下がります。今後も週一回の頻度でブリスター治療を 継続しつつ、確実な前進を心掛けます」との考えを述べてくれた。

(04/06/17)［ケイアイファーム（北海道）］ 　調教メニューに変わりは無く、ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャイン パドックで放牧６時間の生活が続いている。「脚元のケアを継続しながら、この馬な りのペースで前進を目指しているところ。与えられたメニューを黙々と頑張っていま す。ゴールに辿り着くには、現在の過程は避けては通れない道。今できることをコツ コツと積み重ねるのみです」と意欲的な言葉を口にするのは村岡調教主任。次の段階 で頓挫しないためにも、今のうちに頑強な地盤を築き上げたい。６月15日（火）測定 の馬体重は５４８kg。

(04/06/10)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャインパドックで放牧６時間。村岡調 教主任は「馬体の貫禄は未だに健在。かなりの潜在能力を秘めている事は間違いあり ません。それだけに急激な変化を求めてしまいがちに。しかし、先々の事を考え、そ こはグッと我慢。腰を据えて取り組んで行きます」と逸る気持ちを堪えていた。

(04/06/03)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャインパドックで放牧６時間。「普段 の生活にサイクルに何ら変化は生じていませんよ。馬自身は適度な落ち着きを有して おり、脚元もウチへ来た当初に比べれば多少は固まった感じです。とは言え、まだま だ先は長いですからね。今できることに最大限の努力を払うのみです」と気を引き締 める村岡調教主任だった。

(04/05/27)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャインパドックで放牧６時間。爽やか な風に金色の鬣を靡かせながら、明日へ向かって四肢を交叉させる毎日だ。村岡調教 主任は「飼い葉の食いは非常に良好。この一週間も無事にメニューを消化できました よ。マシン内で暴れたりもせず、本当に手の掛からない馬ですね」と優しい視線を送 っている。

(04/05/20)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャインパドックで放牧６時間。「来た 当初に比べて腹回りがボテッと映る程度で、それ以外で特に変わった点を挙げるのも 難しいですね。まだ脚元には腫れと熱感が残る状態。今後も根気強くバックアップを 続けていきましょう」と村岡調教主任は口元を結んでいる。

(04/05/13)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャインパドックで放牧６時間。黙々と リハビリに取り組んでいる。この様子を見届けて村岡調教主任は「どうしても単調な メニューの繰り返しを強いられてしまうのですが、ここまでは嫌気を出したりもせず に頑張っていますよ」と優しい視線を送った上で「まだ外見的には明らかに変わった と言う印象を受けません、ですので、エコー検査で内部の状況を把握するのも、夏の 暑さが峠を越えてからでしょう」と今後の展望を描いてくれた。

(04/05/07)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャインパドックで放牧６時間。「置か れた立場が違えば、求めるハードルも自ずと変わってくると言うもの。一週間を平穏 無事に過ごせたと言う意味で、この馬なりに順調だと受け止めてあげて下さい。まだ まだ先は長いだけに、しっかりと足を地に付けて取り組みます」と村岡調教主任は現 在の心境を伝えている。

(04/04/29)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャインパドックで放牧６時間。一日の スケジュールに変わりはない。最近の様子について村岡調教主任は「レースを走って いた頃と比べると、さすがに馬体が緩んでしまった印象は否定できませんね。どちら かと言うと温厚な性格。普段からスタッフの手を煩わせることも少ないですよ」と柔 和な表情で語ってくれた。

(04/04/22)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャインパドックで放牧６時間。村岡調 教主任は「基本的に日曜日以外は欠かさずにリハビリに励んでいます。でも、馬自身 は相変わらず元気。動きらしい動きもないだけに現段階でお伝えできるニュースは限 られてしまいますけど、一歩一歩と確実に進むことが最終的に好結果を運んでくれる はずです」と話している。

(04/04/15)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分。「コレと言った変化は生じておらず、普段か ら大人しく過ごしていますよ。この馬なりに順調な課程を踏んでいると思います。と は言っても、まだウチヘ来てから一ヶ月。これからも腰を据えて治療に取り組むしか ありません」と村岡調教主任は淡々と語っていた。

(04/04/08)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分。午前中はサンシャインパドックで悠々と過ご し、午後３時頃から運動を開始するのが一日のサイクルだ。現在の様子について村岡 調教主任は「レースから日数が経つに連れ、段々とリラックスしてきた感じに。飼い 葉食いも良好で、体調に関して不安となる要素は見当たりません」と話している。４ 月２日（金）測定の馬体重は５２０kg。

(04/04/01)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分。厩舎付近を淡々と歩くサイクルに変わりはない。「定期的にブリスター を塗るなど、今後も辛抱強く治療を続けるのみ。劇的な回復を望んでも気持ちばかり が焦ってしまいます。着実な改善を求めるのが、現状における最善の策と言えます」 と村岡調教主任。

(04/03/25)［ケイアイファーム（北海道）］ 　21日（日）に三石・ケイアイファームへ無事到着。すぐにブリスター治療を施し、 現在は騎乗者を乗せて並脚60分を行なっている。村岡調教主任は「右前脚には腫れと 熱感を帯びた状態。だいたい真ん中辺りですから、部分的に考えれば相応の覚悟が必 要でしょう。今、言えるのは、一日でも早く復帰できるように精一杯の努力を払うこ とだけです」と決意を語っている。

(04/03/11)［栗東トレーニングセンター］ 　13日（土）阪神５Ｒ・３歳新馬・ダ1400ｍで、いよいよデビュー戦の舞台に登場す る。最終追い切りとなった８日（水）は、藤田騎手とコンビを組んで坂路コースへ。 昨年９月の初陣を好タイムで勝ったパーソナルラッシュを相手に堂々と先着して見せ た。これを終えて「一追い毎に迫力を増しており、気合いも乗り上々ですよ。全馬が 初出走だけに相手関係は未知数ながら、稽古での動きは水準以上。初戦から期待を寄 せられるデキにあると思います」と山内調教師は意気込みを語っている。また、上籠 調教助手も「以前に比べて馬体が成長。全体的にパワーアップを遂げていますよ。素 直な性格で、仕掛けてからの反応も凄くイイです」と自信をチラリ。目の覚めるよう な末脚を引き出してチューリップ賞(Ｇ�V)を制した池添騎手を背に、どんなパフォー マンスを見せてくれるか？実に興味深い一戦だ。 《調教時計》 　03／07　助手　　栗東坂重１回　　　　　60.8−43.1−27.2−13.1　馬ナリ余力 　03／10　藤　田　栗東坂良１回　　　　　52.5−38.2−25.2−12.5　一杯に追う 　　　　　　　　　パーソナルラッシュ（３歳500万）馬ナリに０秒５先着

(04/03/04)［栗東トレーニングセンター］ 　３日（水）は、13日（土）阪神５Ｒ・３歳新馬／ダ1400へ向けた一週前追い切りに 相当する。ここでは、７日（日）阪神・３歳新馬で一足先にデビューを果たすダンツ スプリングと気合いの入ったスパーリングを敢行。厩舎の主戦を務める藤田騎手を背 に、豪快な脚捌きを見せ付けた。最後は５馬身ほど突き放して堂々のフィニッシュに は、米国出張で不在の山内調教師をも唸らせる走りだったと言えよう。次週が非常に 楽しみだ。 《調教時計》 　02／29　助手　　栗東坂重１回　　　　　62.0−44.4−28.5−14.0　馬ナリ余力 　03／03　藤　田　栗東坂良１回　　　　　----−----−25.2−12.6　末一杯追う 　　　　　　　　　ダンツスプリング（３歳新馬）叩一杯に０秒９先着

(04/02/26)［栗東トレーニングセンター］ 　25日（水）は、坂路コースで抜群のデモンストレーションを披露した。テンの１ハ ロン目を14秒６で駆けると、次の１ハロンでは11秒９の出色ラップを記録。その後も 12秒２と脚色は全く衰えず、ラストを13秒１でまとめて堂々の先着フィニッシュを果 たした。この動きを見守った山内調教師は思わずニンマリ。そして「ちょっと追った 程度ながら、なかなかの好タイムを記録できました。一旦は最終追い切りの段階まで 仕上げた馬だけに、やはりスムーズに進められますね。ゲート試験を受ける必要もな く（帰厩から）一ヶ月程度でデビューまで持って行けそうです」と語ってくれた。同 時に師が指名したのは、３月13日（土）阪神５Ｒ・３歳新馬／ダ1400。今までの地道 な鍛錬に耐えてきたからこそ、今のロードフュージョンがあることは言うまでもなか ろう。 《調教時計》 　02／22　助手　　栗東坂良１回　　　　　57.2−----−----−----　馬ナリ余力 　02／25　助手　　栗東坂良１回　　　　　51.8−37.2−25.3−13.1　一杯に追う 　　　　　　　　　ダンツヒューマン（３歳未勝利）叩一杯に０秒２先着

(04/02/19)［栗東トレーニングセンター］ 　当地移動後は坂路コースを中心に軽目キャンターを継続。15日（日）には15−15の ラップを刻み、18日（水）にも同様の感触を確かめるように１本を駆け登った。まず は順調なスタートを切れたと言えそうだ。その様子を見届けて山内調教師は「もう少 しトモの筋肉に張りが欲しいですね。ひとまずは身体作りに重点を置いて、今後も入 念に乗り込んでいきます。ですので、デビュー云々を意識するのも時期尚早と言うも のでしょう。いずれにせよ、まだまだこれからですよ」と飄々とした口調で感想を述 べている。 《調教時計》 　02／15　助手　　栗東坂良１回　　　　　60.0−41.6−26.2−12.9　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ダンツヒューマン（３歳未勝利）末強目に０秒３先行首遅れ 　02／18　助手　　栗東坂良１回　　　　　56.0−41.5−27.7−13.8　馬ナリ余力

(04/02/12)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。茨城・ミッドウェイファームでの調整は９ 日（月）で完了。10日（火）に当地を離れ、翌11日（水）には栗東トレセンへ無事辿 り着いた。少しの間は軽目の丹念に乗り込んで状態把握に努め、その上で本格的な追 い切りへと徐々にステップアップを図る方針だ。

(04/02/05)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。「相変わらず順調。馬体の張りも十分で、 いよいよスタンバイが整ったと言う雰囲気です。身のこなしにシャープさが備わり、 目付きもキリリとしてきました」と宮崎場長だった。なお、11日（水）に栗東トレセ ンへ帰厩する段取りが組まれることに。次週からは新たな展開をお伝えできるだろう 。

(04/01/29)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。24日（土）には15−15のトレーニングを消 化するなど、再びエンジンが掛かってきた。「併せ馬の形式でバリバリ乗り込んでい ますよ。馬自身も気合い十分。ハロン13、14秒程度で駆けている時だってあると思い ます」。宮崎場長からは力強い言葉が返ってきた。

(04/01/22)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。「まだ幾らか腹回りに余裕が残っていますので、今後のトレーニ ングで更にシェイプアップを図りたいと思います。いずれにせよ、もう一踏ん張りで す。体調は着実に上昇カーブを描いていますよ」と宮崎場長は明るい口調で報告して くれた。

(04/01/15)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。「チップを力強く蹴り上げ、最後まで勢いが持続できるように。 集中力が高まったことが大きいのでしょう。この調子で内面も作り上げます」と宮崎 場長。

(04/01/08)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペ ース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペー ス）。当地へ移動してから約２ヶ月が経過した。現在の様子について宮崎場長は「各 箇所の逞しさも然ることながら、以前に比べて馬体に伸びやかさが出た印象です。相 変わらず毛艶はピカピカ。随所に成長の跡を感じますね」と胸を張る。師から具体的 な指示は発せられていない状況ながら、その瞬間が刻一刻と迫っているのは疑いよう もない。

(03/12/25)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。「今週は速い稽古を 課さなかったとは言え、馬自身の体調に何ら不安は生じていませんよ。ずっとハード に詰め込んで、肝心な時にヘバってしまっては元も子もありませんからね。これもト レーニングの一環です」と宮崎場長。

(03/12/18)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース） 。引き続き、週一回の頻度で15−15のトレーニングを消化しており、その様子に鋭い 視線を投げ掛けて「馬体が段々と絞り込まれ、フットワークに軽快さが感じられるよ うに。調教後は適度な落ち着きを有しており、充実した毎日を送れていると思います 」と宮崎場長だった。この調子で上昇を続ければ、そう遠からずに帰厩の話が舞い込 んでくるだろう。

(03/12/11)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース） 。５日（金）には15−15で坂路頂上へ到達。メキメキと調子を上げる現在があるのも 、北海道での辛抱強い運動によって十分な下地が作られたからだろう。稽古での動き を見守る宮崎場長は「まだまだ。こんなモノではないはずですよ」と敢えて苦言を呈 するが、それも明らかに期待の裏返し。この調子で更なる上昇を求める。

(03/12/04)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分の後、ダートコース・キャンター2200ｍ→ウッドチップ坂 路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。当地で順調にトレ ーニングを積む他馬と遜色ない調教メニューが、早くも割り当てられている。「調教 後も元気十分。日々の鍛錬の成果で、段々と筋肉に厚みを増してきた印象です」。目 を細めながら現在の様子を語る宮崎場長だった。

(03/11/27)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・ダク850ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ ハロン18〜20秒ペース）。先週末以降は坂路入りをスタート。着実にボリュームアッ プを図っている点に好感が持てる。「まだ来てから10日ほどですからね。この馬の特 徴を把握しながら、少しずつ進めるのが正解でしょう。でも、体調は変わりなく良好 。ウッドマン産駒らしいパワーを感じさせてくれます」。宮崎場長は意欲満々だ。

(03/11/20)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　14日（金）茨城・ミッドウェイファームへ無事到着。早速、ウォーキングマシン4 0分、ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）が与えられてい る。現在の様子について宮崎場長は「随分と立派な馬体の持ち主ですね。骨格も頑強 そうですので、これは鍛え甲斐ありそうです。環境に慣れさせながら、徐々に色々な メニューに取り組ませたいと思います」と意気揚々。まずはシェイプアップから第一 歩を踏み出す。

(03/11/13)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン22〜25秒ペ ース、２本目以降は20〜22秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター2400ｍ（ １ハロン20〜22秒ペースで、週一回は終い３ハロンを18秒ペース）。10日（月）以降 は調教内容の強化を図った。なお、現在は茨城・ミッドウェイファームへ向けて三石 ・ケイアイファームを出発。今後は霞ヶ浦の辺に構える当地を経て、帰厩を目指す方 針が固められた。

(03/11/06)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペ ース、２本目は20〜22秒ペース）。４日（火）より待望の坂路入りをスタートするに 至った。この様子を見届けて「大きなフットワークで、パワーに関しては今の状態で もナンバーワンと思えるほど。以前にも増して骨太な体型に変貌を遂げ、全体的に一 回り以上は成長した感じです」と、目を丸くする村岡調教主任だった。だが、ここで 焦っては元も子もない。逸る気持ちをグッと内に秘めながら自らの道を突き進むのみ 。

(03/10/30)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ。今のところ状況に新 たな動きは生じていないが「歩様等にも違和感は認められず、このまま進められそう な雰囲気。11月半ばにもキャンターへのステップアップが可能と思います」と村岡調 教主任は前向きな見解を述べる。思った以上に頓挫が長引いた印象ながら、長い競走 生活の上で、これも貴重な財産となることだろう。

(03/10/23)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ。「グッと頭を下げ、 大地を一歩一歩と踏みしめて進んでいますよ。並脚でコツコツと積み上げた努力が、 ここに来て大きなパワーを与えてくれているのでしょうね」。村岡調教主任は、現在 の様子を滑らかな口調で伝えてくれた。この調子を持続することが大切だ。

(03/10/16)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ。「この馬なりに着実 な前進が叶えられています。当初考えていたよりも少し時間は掛かりそうな感じです が、11月に入ればキャンターも取り入れられるでしょう。段々と寒さが厳しくなって きますので、十分に筋肉を解してから次の段階を目指します」と村岡調教主任は青写 真を描いていた。

(03/10/09)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ。先週同様の調教パタ ーンにも、すっかり慣れてきた印象だ。「しばらくの間は、今のメニューで馬体を引 き締めに掛かります。軽目を乗り込む間は、口向きなど細かな部分に気を配って全体 のレベルアップを叶えます」とは村岡調教主任。10月８日（木）測定の馬体重は５４ ０kg（前回比＋４kg）。

(03/10/02)［ケイアイファーム（北海道）］ 　29日（月）以降は馬場入りを開始。ウォーキングマシン、並脚等で入念なウォーミ ングアップを施した後、ポリトラックコース・ダク2000ｍが現在の調教メニューだ。 「歩行運動を継続していたとは言え、さすがに馬体は大きく緩んでしまいましたから ね。調教後にはレーザー治療で疲労を残さぬよう努めるなど、ひとまずは慎重にペー スアップを図ります。でも、以前に比べて食欲が旺盛に。活発さを取り戻しつつあり ます」と明るい口調で応える村岡調教主任だった。

(03/09/25)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分。調教内容に変化は生じておらず、冷却などを含めた脚元のケアにたっぷ りと時間を割いている。「ダク程度で馬場入りを始めようと思えば、すぐにでも可能 と思える状態です。ただ、それによって小さな不安が増大するのならば、一歩立ち止 まった方が将来的に好結果をもたらします」と村岡調教主任だった。21日（日）阪神 ・２歳新馬／芝1600では、従兄弟ネゴシエーターが５馬身差の圧勝。本馬に掛かる期 待も益々高まったと言えるだろう。

(03/09/18)［ケイアイファーム（北海道）］ 　当地で順調にトレーニングを積む他馬がリラックスタイムに入る午後、本馬を含め た並脚60分グループの調教メニューがスタートする。「馬自身はリラックスしていて 元気もありますよ。あとは脚元がしっかりと固まり切れば･･･でしょう。今後も一ヶ 月単位で状況の推移を捉えて下さいね」と村岡調教主任。引き続き、状況に大きな変 化は生じていない。

(03/09/11)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分。同様の調教メニューに勤しむステーブルメイトと一列になって歩行運動 を続けている。その様子に温かな視線を送る村岡調教主任は「材料に乏しいですから ね。さすがに今の状況を評価すると言っても、なかなか上手い言葉は見つかりません 」と実直なコメントを寄せるのみだった。なお、今週から開幕する５回阪神開催では 、デビュー前から高い評価を受ける従兄弟ネゴシエーター（父サンデーサイレンス） が初陣を迎える予定。こちらも是非注目しておきたい。

(03/09/04)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分。ウォーキングマシンも含めると２時間近く身体を動かす計算となる。十 分な運動量を消化していると判断でき、これならば血液のスムーズな循環も望めよう 。「特にガラッと変わった印象は受けませんね。でも、以前に比べて背丈がグンと伸 びた印象。結構な大型馬になりそうな感じです」とは村岡調教主任。すっかり涼しさ を増した北の地で更なる充電に努める。９月４日（木）測定の馬体重は５３６kg（前 回比＋12kg）。

(03/08/28)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分。24日（日）には疲れの生じた脚元全体の確認を済ませ、その後、あと一 ヶ月程度は現在のメニューに取り組む方針が固められた。とは言っても状況の悪化が 招いた判断ではなく、むしろ確実に望むべき方向へと進んでいるからこそ前記のスパ ンが提示されたと考えたい。「もう少しの間は無理な負担を与えぬように。まずはダ クからジワジワと絞り込んでいきます」と付け加える村岡調教主任の言葉にも暗さは ない。

(03/08/21)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分。体調に大きな波は生じておらず、与えられた調教メニューを来る日も来 る日も継続している。今後のプランについて村岡調教主任は「今月末に馬体等のチェ ックを行ない、それで次のステップへ進む構想を練っているところ」と腕を組み、そ して「一旦は仕上がっていた馬ですからね。いざ乗り出せれば、その後の調整に手間 取ることもないでしょう」と前向きな見解を示していた。

(03/08/14)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分。厩舎周辺等をステーブルメイト３、４頭と行動している。「一歩一歩の 踏み込みが段々と力強くなってきました。日々の調教内容以上に大事な、馬自身の根 本的な部分での変化が認められます。思いっ切り走れる態勢を作ってあげれば、結果 は自ずと付いて来るはず。この馬の能力を信じて待っていて下さいね」と村岡調教主 任。10日（日）函館・函館２歳Ｓ(Ｇ�V)では、デビュー直前まで追い切りを共にした フィーユドゥレーヴが優勝した。これを一つの励みとして更なる頑張りを求めたい。 ８月７日（木）測定の馬体重は５２４kg（前回比＋16kg）。

(03/08/07)［ケイアイファーム（北海道）］ 　調教メニューは同様。騎乗スタッフを背に迎え、60分間ほど並脚を継続する日々だ 。最近の様子について村岡調教主任は「ウチヘ戻ってくる原因と考えられる脚元の疲 労が完全に拭い去れず、どうもスキッと解消してくれませんね。中途半端にジタバタ せず、ここはジッと耐えることで局面を乗り越えるつもりです」と決意を表明してい る。

(03/07/31)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分。ロードプラチナム、ロードムーンライト、ロードマイスターら、Lord＆ Ladyの先輩と一緒に蹄音を鳴り響かせている。「状況が状況ですので評価する材料に 乏しいのが正直なところですが、他馬と比べて具合は良さそうですよ。今更言うまで もなく、とても楽しみな素材。同じウッドマン産駒ロードプリヴェイルのように長く 頑張れるよう、今は慌てずにゴールを目指しましょう」。自らに言い聞かせるように 呟く村岡調教主任だった。

(03/07/24)［ケイアイファーム（北海道）］ 　並脚60分。騎乗者を背に迎え、黙々と歩行する日々だ。現在の様子について村岡調 教主任は「歩様自体は他馬と何ら変わりありませんよ。これまで同様、ブリスター治 療等は行なわずに態勢が整うのを待ちます。ですので、いざ乗り出してしまえば、速 い調教を課すのに長く時間は掛からないでしょう。秋に再び帰厩の目途を立てられれ ば･･･とは考えていますが、まぁ、そう気負わずに進めていきますよ」とリラックス したムードで伝えている。

(03/07/17)［ケイアイファーム（北海道）］ 　放牧３時間、ウォーキングマシン60分だけでなく、コンディション等を慎重に見極 めた上で並脚60分を消化する日も。様々なシチュエーションへと足を運んで、おびた だしい数の蹄跡を残している。「身のこなしにカタさが消え、徐々に柔らかな筋肉を 取り戻しているよう」と村岡調教主任。体調は再び上昇カーブを描き出した。

(03/07/10)［ケイアイファーム（北海道）］ 　馬自身の気配等を慎重に見極めた上で、７日（月）よりウォーキングマシンによる 運動をスタート。放牧３時間に加え、淡々としたペースで60分間ほどの周回を重ねて いる。「心身に余裕が出たからか、段々と活気を取り戻してきました。サンシャイン パドックでも元気に動き回っていますよ」と村岡調教主任。明るい兆しに、目を細め ながら語ってくれた。

(03/07/03)［ケイアイファーム（北海道）］ 　放牧３時間。日々の生活に変わりはない。「皮膚が荒れた影響で雑菌が入ってフレ グモーネを発症したのですが、それ自体はすぐに治まりました。ですので、恐らく今 週末にはマシンへ入れられるでしょう。ただ、一旦は馬体を緩めたことになりますか らね。札幌に間に合うかどうかは何とも言えません」と村岡調教主任。冷静な分析と 共に、今後に対する現在の見解を示してくれた。６月30日（月）測定の馬体重は５０ ８kg。

(03/06/26)［ケイアイファーム（北海道）］ 　脚元を含めて全体的に疲れが感じられるとの判断から、22日（日）に三石・ケイア イファームへ。現在は、サンシャインパドックでの放牧３時間で過ごしている。その 後の様子について「ひとまずは湿布等を用いて冷却に努めています。でも、一週間程 度で熱感は取れるでしょうし、そうすればウォーキングマシンによる運動を始められ ると考えています。もちろん軽はずみな事は言えませんけど、そう重く受け止める必 要もないですよ。先週の追い切りで遅れたのも、今になって考えれば、そのあたりが 少なからず影響したのでは」と説明するのは村岡調教主任。そして最後に「デビュー 直前まで進んでいただけに、本当に残念。楽しみにしていたのになぁ･･･」と。そう 呟いた言葉が、ロードフュージョン自身の気持ちを代弁しているかのようだった。

(03/06/19)［函館競馬場］ 　18日（水）は芝コースでの追い切り。まずは簡単な乗り運動でウォーミングアップ を済ませ、フィーユドゥレーヴと一緒にスタートを切った。だが、結果は下記の通り 。３馬身半ほど離されてのフィニッシュは、最終追い切りとしては少々物足りなさが 募る内容だった。これを受けて山内調教師は「タイム的には不満はありませんが、ち ょっとモタモタしていたようです。乗り役さんは芝でも大丈夫と言っていますが、ダ ートの方が能力をより発揮できるのかも知れません。どの道、今年から新馬戦は一度 しか使えないのですから、ここで無理に間に合わせても仕方ありません。もう一度、 検討し直したいと思います」と言葉を述べ、その後、22日（日）函館５Ｒ・２歳新馬 ／芝1200を回避する決断を下した。デビュー戦は、28日（土）函館５Ｒ・２歳新馬／ ダ1000に急遽変更。藤田騎手が手綱を取る見込みだ。 《調教時計》 　６／15　助手　　函館Ｗ良　　　　　　　　　　　　　43.1−11.9�FＧ前仕掛け 　６／18　助手　　函館芝良　　　　81.3−63.8−48.8−35.7−12.0�B一杯に追う 　　　　　　　　　フィーユドゥレーヴ（２歳新馬）稍一杯の外０秒６遅れ

(03/06/12)［栗東ＴＣ］ 　予定通り６日（金）に函館競馬場へ。11日（水）には、良馬場のウッドチップコー スを舞台に準オープンオペラカスタムと併せ馬を消化した。角馬場で入念にダクを踏 んだ後に、ほぼ同時にスタートを切って下記のタイムをマーク。これには「長距離輸 送も滞りなくクリアでき、翌日には馬場へ入れられましたよ。今日は終い重点の内容 。チップが上滑りする状態だった点を考慮して、敢えてテンから無理をさせませんで した。とは言っても、ラスト１ハロンは12秒を切るほど。動きに関しては十分に合格 点を与えられるでしょう。気性も素直。この開催で使う予定の新馬との兼ね合いも踏 まえ、今のところは芝を使うつもりでいます」と山内調教師も自信を深めたに違いな い。22日（日）函館５Ｒ・２歳新馬／芝1200でのデビューが浮上してきた。 《調教時計》 　６／８　助手　　函館Ｗ稍　　　　　　　　　　　　　43.8−12.7�G馬ナリ余力 　６／11　助手　　函館Ｗ良　　　　　　　71.0−54.2−39.0−11.9�F一杯に追う 　　　　　　　　　オペラカスタム（古馬1600万）強目の内０秒２先着

(03/06/05)［栗東ＴＣ］ 　競走馬登録が完了したことで、過去の調教時計の記録も明らかになった。そして、 ４日（水）には藤田騎手を背にＣウッドチップコースを舞台に併せ馬を消化。余裕を 残したまま悠々とフィニッシュを迎えている。「回転の速いフットワークで、終いの 動きもしっかりとしていますよ。それに、これだけの馬体ですからね。競馬に使えば 、当然、注目を集めるでしょうから、その期待を裏切らないように態勢を整えたいと 思います」と山内調教師。なお、６日（金）に函館競馬場へ移動する予定も、今のと ころ具体的なレースは未定。他陣営の動向等も視野に入れた上で、最終的な決断を下 しても決して遅くはない。 《調教時計》 　５／22　助手　　栗東Ｅ良　　　　　　　　　　　　　　　　15.0　ゲートナリ 　５／23　助手　　栗東Ｅ良　　　　　　　　　　12.8−12.4−13.3　ゲートナリ 　５／28　助手　　栗東坂良１回　　　　　55.4−39.9−25.8−12.6　末強目追う 　　　　　　　　　サイレンスブランド（３歳未勝利）一杯を０秒３追走０秒２遅れ 　６／１　助手　　栗東坂稍１回　　　　　60.9−42.1−25.2−12.5　末一杯追う 　　　　　　　　　フィーユドゥレーヴ（新馬）末強めに０秒２遅れ 　６／４　藤田　　栗東ＣＷ良　　　　　　73.7−58.1−43.2−13.5�F馬ナリ余力 　　　　　　　　　フィーユドゥレーヴ（新馬）馬ナリの外同入

(03/05/29)［栗東ＴＣ］ 　早くから訓練を積んだ甲斐あって、23日（金）に受けたゲート試験を見事一発でク リア。晴れて、出走に必要な手形を手に入れた。その後は、坂路コースを中心とした キャンターを入念に。28日（水）はコース脇の角馬場で十分にダクを踏んだ後、トー タル55秒程度の内容で登坂を終えている。これを見届けて「今のところ無事に進めら れています。このまま攻め馬の本数を重ね、仕上がりに応じて函館へ送るつもりです 。今年からは新馬戦を２度使うことができませんからね」と山内調教師。デビューへ のプランが徐々に煮詰まってきた。

(03/05/22)［栗東ＴＣ］ 　引き続き順調。ゲートに関する一連の作法についても「まるで猫みたいに大人しい ですよ。お母さんの名前の通りですね」と山内調教師がジョークを交えるほど。厩舎 の主戦とも言える藤田騎手が早くも稽古で跨っており、その感触も上々とのことだ。 今月中にはゲート試験に挑戦する予定。目標に掲げる１回函館での走りに、陣営から は大きな期待が寄せられている。

(03/05/16)［ケイアイファーム］ 　「自信を持って送り出せましたよ。いきなりからスピードの違いを見せてくれるの ではないでしょうか」と早くもデビュー戦のシミュレーションをしてみせる村岡調教 主任に別れを告げ、14日（水）に栗東トレセンへ。先週にお伝えした通りのスケジュ ールを滞りなく完了した。なお、しばらくは初めて経験する環境に順応させながら、 軽目の乗り運動とゲート練習に取り組む方針。今後の動向が楽しみだ。

(03/05/08)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース 、２本目以降は１ハロン18〜20秒ペースで、週一回は15秒ペース）。メリハリを意識 したトレーニングを行う観点から、普段の登坂ではスピードを上げても18秒までとし ている。だが、その一方で、15−15を課す場合には今まで以上のラップを刻むことも ある。その様子に「首差しから肩周辺に掛けての盛り上がりが本当に物凄くなってき ました。余裕を残した状態で頂上まで登り切っており、仕上がりは非常に順調そのも のです」と村岡調教主任も満面の笑み。これを受けて山内調教師は14日（水）に栗東 トレセンへ入厩させる決断を下した。ずばり、１回函館開催でのデビューが目標だ。

(03/05/01)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース 、２本目以降は１ハロン16〜18秒ペースで、週一回は15秒ペース）。筋肉ムキムキの 馬体から繰り出される一完歩一完歩の迫力は、相変わらず健在だ。「先週と比べて特 に変わった点を見つけるのは難しいですが、それだけ順調に来ていると思って下さい 」。村岡調教主任の口調も実に歯切れが良い。この調子であれば、２歳戦からの始動 が極めて濃厚と言えそうだ。５月１日（木）測定の馬体重は５１２kg（前回比−18k g）。

(03/04/24)［ケイアイファーム］ 　週一回の頻度で15−15のトレーニングがスタートした。ここでは、最も苦しくなる であろう終い２ハロンで豪快なフットワークを披露。春の足音が大きさを増すに連れ 、調整のピッチも上がってきたようだ。ウッドチップ坂路コース1000ｍ×３本（１本 目は１ハロン25秒ペース、２本目以降は１ハロン16〜18秒ペースで、週一回は15秒ペ ース）。「ペースアップにも難無く対応。パワフルな動きは間違いなくトップクラス の評価が与えられますね」。胸を張って応える村岡調教主任の姿が現在の状況を物語 っていよう。

(03/04/17)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース、２本目以降 は１ハロン16〜18秒ペース）。現在は、ロードマーシャル、ロードスフィーダをパー トナーに３頭で切磋琢磨を続けている。「相変わらず抜群の駆けっぷり。最後までス ピード感を衰えさせることなく頂上へと到達しています。走りそのものにまだ荒削り な部分は残されていますけど、この感じならばもっと速いラップを刻んだとしても苦 なく付いて行けると思いますよ」。村岡調教主任は豊かな将来性に目を輝かせている 。

(03/04/10)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース、２本目以降 は１ハロン18秒ペース）。山の自然な傾斜を利用して造成された全長1000ｍにも及ぶ 走路を、２歳戦からの始動が見込まれるロードマーシャルと一緒に勇ましく駆け抜け ている。「順調そのもの。立派な馬体に見合ったパワフルな動きが板に付いてきまし た。現段階において特に課題らしい課題は見当たりませんね」と自信を覗かせるのは 村岡調教主任。体調次第で今後も更にピッチを上げる方針だ。

(03/04/03)［ケイアイファーム］ 　馬場コンディションは気温の上昇と共に良化。これを受けて31日（月）以降は、ウ ッドチップ坂路コース1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース、２本目以降は１ ハロン18〜20秒ペース）へと質、量の両面においてハードさを増した。だが、それで も楽々と対応している様子で、３月31日（月）測定の馬体重５３０kg（前回比−16k g）に関しても「シェイプアップされたことによる数字です。体調面に不安は一切生 じていませんよ。食欲が旺盛なタイプだけに、今後の仕上げを進める上でもプラスと 考えられます」と村岡調教主任は笑顔を浮かべている。競走馬名は「ロードフュージ ョン／Lord Fusion＝冠名＋英語で融合」に決定した。

(03/03/27)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１ハロン25秒ペース）。24日 （月）以降は、全長1000ｍのスケールを持つ舞台に場所を移してのトレーニングを始 めた。「まだ軽目をコツコツと続けて息を作っている段階ですからね」。村岡調教主 任は謙遜しながらも「前脚の掻き込み、トモの蹴っ張りは、やはり他馬と比べてワン ランク上ですね。調教後も元気十分です」と歯切れの良い口調。この調子で頑張って もらいたい。

(03/03/20)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。至極順調の 一言だ。17日（月）に視察に訪れた山内調教師も完成度の高さに納得した様子で「馬 体は確かに大柄な方ですけれど、それに見合った骨格を持っていますからね。仕上が りに関しても、そう時間の掛かるタイプではないでしょう。パワフルなスピードが持 ち味となりそうですね」と抱負を語る。そして、更なる進化に期待を込めていた。

(03/03/13)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。日々の様子 に、絶えず目を光らせる村岡調教主任によれば「サラブレッドらしい捍性の強さを持 ったタイプ。普段のトレーニング等に支障を及ぼす程度では全くありませんけどね。 将来はスピードを生かして活躍するでしょう」とのこと。３月下旬より、全長1000ｍ の規模を誇るウッドチップ坂路コースでの調教がスタートする見込みだ。

(03/03/06)［ケイアイファーム］ 　「動きの良さが目立つ一頭です」とは村岡調教主任の第一声。ポリトラックコース ・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）の様子を見守りながら明るい口調で 感想を述べている。また、「当歳の頃から素晴らしい馬体でしたからね」と胸を張る だけあって、２月28日（金）測定の馬体重は５４６kg。血統面から捉えても早期始動 が見込めそうなタイプと言えよう。

■ 03.01.09 HPコメント

2002年10月下旬よりブレーキングに取り掛かり、これをスムーズにクリアすると11月上旬には馬場へと向かった。そして現在は、ポリトラックコースでダク2000ｍ、キャンター2000ｍを連日消化。また、全長1000ｍの規模を誇るウッドチップ坂路コースが凍結によって使用困難に陥るまでは、キャンター2本を含む合計3本の登坂も涼しい顔で繰り返していたと言う。「筋肉の付き具合一つを取っても、同世代の仲間達と明らかに一線を画していますよね。馬体だけを見れば、早くも競馬に使えそうな印象すら受けます。実際、そうなってくれるのでは･･･」（村岡調教主任）と非常に高い評価が与えられる一頭。母を購買する際に同行した山内調教師も思い入れの深い一頭に違いなかろう。2歳戦から大暴れできるはずだ。12月25日（水）測定の馬体重は532kg。

■ 02.08.23 HPコメント

「素晴らしい点を一言で表現するならば1歳馬離れしている馬体でしょう。力強さが漲っていて骨格もしっかり。以前と比べても益々逞しくなりました。大物感とでも言うのでしょうか、何とも言えぬ風格を滲ませていますよ」。村岡調教主任は素材に早くも惚れ込んでいる口ぶりで、それと同時に「こういったタイプならば、調教も進めやすいでしょうね」と初期馴致を始める秋へ向けて目を輝かせている。現在は、この世を受けたケイアイファームの放牧地で昼夜放牧を続けており、気温が下がり始める夕方から日の出までの約12時間程度を利用して元気に動き回る日々。若駒の時期から豊富な運動量を自然に取り入れている。現時点での成熟度では一歩抜けた存在。イメージ通りの成長ぶりだ。

■ 募集カタログコメント／０１年募集

父ウッドマンは、爆発的なスピードと仕上がりの早さを伝える”現代競馬の申し子”。人気は日本でも完全に定着した。1997年以降でも 供用を開始。ミスタープロスペクター系の重鎮として、その勢いは止まるところを知らない。また、直仔ヘクタープロテクター、ティンバー カントリーも海外からの積極的なオファーによってグローバルな活動を展開している。 　母ジャズキャットは、米国二冠馬ダバスコキャットの全妹という血統が買われて、３歳の若さで繁殖牝馬となった。スピードの極限を競う 意味では世界随一と称しても過言でないアルゼンチンをルーツを辿る母系も魅力。今後、さらに発展を遂げる新興ファミリーである。母父は 問答無用の米国�ｂP．怒涛のＧＩ・５連勝で全欧年度代表馬に輝いたジャイアンツコーズウェイなど、もちろん欧州でもポテンシャルの高さ を示しており、種付料はなんと破格の3000万円超。今、最も勢いのある種牡馬だ。本募集馬は持込馬となる。 　本馬に関しては、「エッ、これが０歳!?」と思わず声を挙げてしまうほどの発育ぶり。頑強な骨格と柔軟性に富んだ筋肉は、間違いなく両親 から授かった天性の資質だ。血統、馬体、動きなど様々なファクターを判断すれば、早い段階から頭角を現すことは容易に想像がつく。米国 の２大巨頭が奏でる魅惑のコラボレーション。一体どんなパフォーマンスを披露してくれるのか、今から楽しみでならない。

ロードフュージョン
牡馬・栗毛・２００１年１月３１日生れ（栗東・山内研二）
生産牧場：ケイアイファーム　全５００口●総額５，５００万円

Woodman 1983 栗毛	Mr.Prospector 1970 鹿毛	Raise a Native	Native Dancer
			Raise You
		Gold Digger	Nashua
			Sequence
	プレイメイト 1975 栗毛	Buckpasser	Tom Fool
			Busanda
		Intriguing	Swaps
			Glamour
ジャズキャット 1997 黒鹿	Storm Cat 1983 鹿毛	Storm Bird	Northern Dancer
			South Ocean
		Terlingua	Secretariat
			Crimson Saint
	Barbicue Sauce 1983 鹿毛	Sauce Boat	Ket to the Mint
			Missy Baba
		Lady Barbizon	Barbizon
			Cancelada