ロードライジング
栗東・森秀行 厩舎

■ ロード公式ホームページより

(04/09/09)［栗東トレーニングセンター］ 　前走を終えてから背中に多少の疲れが認められ、滋賀・グリーンウッドトレーニン グへ。ウォーキングマシン45分で様子を見守った。その後、これまでの経緯、３歳未 勝利戦が終了間近である点を踏まえた上で今後の方針について森調教師と協議の結果 、一旦、中央競馬の登録を抹消。再募集対象馬として地方競馬に転出する運びとなっ た。残したキャリアは現在のところ僅か３戦だが、デビュー２戦目で３着に健闘した 素質は更に大きく開くはず。今後は公営・園田競馬に移籍。日本中央競馬会が定める 条件を１年以内にクリアして再登録を目指す。※以後の動向に関しましては出走及び 、その結果が分かり次第お伝えします。

(04/09/09)［栗東トレーニングセンター］ 　仏国でプシケ賞(Ｇ�V)を制したバルドネキアの初仔タヤスターゲット（父アシュカ ラニ）と共に、８日（水）もＤウッドチップコースでタイムトライアルを敢行した。 ここではロードライジングが１馬身ほど先にスタート。３ハロンで馬体を並べたパー トナーと叩き合い、最後は２馬身半ほど後塵を拝す形でフィニッシュを迎えた。その 後、熟考を重ねた末に森調教師は出走を決断。12日（日）阪神６Ｒ・３歳未勝利・ダ 1800ｍでの戦列復帰を決めている。これについて「今週は一杯に追ってみましたが、 水分を含んで重くなった馬場も影響して終いはバタバタとなってしまったようです。 しかし、この追い切りで息の入りも変わるはず。ここで一叩きすれば次の選択肢も生 まれやすく、色々な意味でチャンスは高くなると思います」と師。現在までに96勝を 挙げて総合リーディングジョッキー第３位にランクされる安藤勝己騎手とのコンビで 、約３ヶ月半ぶりのゲートインを果たす。 《調教時計》 　08／　　　　　　栗プール　　　28 　09／05　助手　　栗ＤＷ重　　　　　　　　　　　　　40.1−13.9�G強目に追う 　　　　　　　　　タヤスターゲット（３歳未勝利）強目の内０秒４遅れ 　09／08　助手　　栗ＤＷ重　　　　　　　　　　　　　42.1−14.7�F一杯に追う 　　　　　　　　　タヤスターゲット（３歳未勝利）一杯の内０秒４遅れ

(04/09/02)［栗東トレーニングセンター］ 　１日（水）は僚馬タヤスターゲットと共に、稍重のＤウッドチップコースへ登場。 入念なウォーミングアップを済ませた上で16秒４−29秒６（１ハロン平均14秒８）− 13秒１のラップを刻み、両馬共に終始馬なりの手応えで下記のタイムをマークした。 これを見届けた森調教師は「追い切りのタイムは大して速くないですけど、プール調 教も並行して行なっていますので運動量としては十分でしょう。馬場では、時計以上 に力強い動きを見せており、阪神での出走へ向けて良い仕上がりに持って行けると思 います」と話している。一週毎に良化を示し、着実な仕上がり具合をアピールするロ ードライジング。当面の目標は、11日（土）阪神４Ｒ・３歳未勝利・ダ1800ｍもしく は、12日（日）阪神６Ｒ・３歳未勝利・ダ1800ｍ。更なる奮起を期待したい。 《調教時計》 　08／　　　　　　栗プール　　　18　25 　09／01　助手　　栗ＤＷ稍　　　　　　　　　　59.1−42.7−13.1�G馬ナリ余力 　　　　　　　　　タヤスターゲット（３歳未勝利）馬ナリの外同入

(04/08/26)［栗東トレーニングセンター］ 　今週からＤウッドチップコースで乗り運動を行ない、その後はプール調教に通う毎 日を送っている。現在の様子について森調教師は「坂路コースの馬場状態が思った以 上に悪化しているものですからね。レースを使ってきた馬ならば我慢も利くと思いま すが、仕上がり途上の馬にとってノメる馬場は相当に応えるでしょう。ただ、だいぶ 太目感は解消傾向に。ですので、今週末ぐらいから速い追い切りを始める予定です」 と語っている。先週お伝えした通り、戦列復帰のターゲットは４回阪神１週目もしく は、交流競走。どちらも出馬ラッシュが続く状況だけに、柔軟なスタンスでベストの 進路を選択する。

(04/08/19)［栗東トレーニングセンター］ 　現在は、坂路コースとプールを併用しながら丹念に乗り込みを続けている。森調教 師は「馬は元気一杯ですよ。ただ、育成場で乗っていたとは言え、やはり幾らかの太 目感は拒めませんね。今回もプール、坂路の併用で仕上げていこうと思います。この 調子で進めて、一応、阪神開催を当面の目標に据えます。ただし、交流競走への出走 も含めて考えていきます」と語っている。約３ヶ月ぶりとなる実戦へ向けて、万全の 仕上がりを期す。

(04/08/12)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　改築工事の関係で一時的に閉鎖されていた栗東トレーニングセンターのプール開き に合わせ、11日（水）に栗東トレセンへ辿り着いている。馬運車を見送る幣旗マネー ジャーは「馬体は適度にふっくらとしていて、精神的にも安定。ウチではビシビシハ ードに乗ってないとは言え、肩の具合も悪くないですからね。帰厩するには申し分な い状態でしょう」と涼しい顔で応えてくれた。今後は師の下で、プール調教を併用し ながら復帰戦への距離を確実に詰めていく。

(04/08/05)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　ウォーキングマシン90分、並脚1000ｍ、ウッドチップ坂路コース・キャンター600 ｍ×１本（１ハロン20〜22秒ペース）。引き続き、熱心にトレーニングに励んでいる 。この様子を眺めて幣旗マネージャーは「身のこなしに、だいぶ柔らか味を取り戻し た印象を持っています。稽古での動きにも、段々とこの馬本来の大きなフットワーク が戻って来ました。ひとまずは今の調子を維持し、帰厩の指示に備えましょう」と歯 切れの良い口調で応えている。

(04/07/22)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　26日（月）から馬場入りを再開。ウォーキングマシン90分、並脚1000ｍ、ウッドチ ップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン20〜22秒ペース）が組まれてい る。幣旗マネージャーは「先週お伝えした通り、肩の出は慢性的なもの。ウチのスタ ッフも、この馬の特徴はもう掴んでいます。迫力のある馬体からも素質は高いのです が、なかなか手こずらせてくれますね」と苦笑い。そして「先生とも打ち合わせてい る段階なのですが、来週にも帰厩の段取りを組む予定とのこと。もう悠長には構えて いられない時期に来ていますからね」と気を引き締めると同時に、今後の指針を説明 してくれた。

(04/07/22)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　今週以降はウォーキングマシン90分に並脚30分が追加。乗り運動を再開した点には 好感が持てよう。幣旗マネージャーは「毛艶はピカピカ。黒い馬体ながら夏バテの兆 候も全く見せていません。引き続き、体調は良好です。だいぶ歩様にもスムーズさが 戻って来ました。この分なら、今週末からは馬場入りを始められると思いますよ」と 前向きな見解を示している。

(04/07/15)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　先週末にまたも左肩の出にスムーズさを欠いたことから、馬場入りを一時中断。ウ ォーキングマシン90分で調整されている。これについて幣旗マネージャーは「乗って 乗れないことは無いのですけどね。大事を取っての小休止と受け取って下さい。まぁ 、この馬の場合、慢性的なものも少なからずあるのかも知れませんね。まだ心身が完 成途上と言うことなのでしょう。週明けの状態次第では、乗り運動を再開する予定で す」と淡々とした口調で説明している。

(04/07/08)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ ハロン20〜22秒ペース）。５日（月）からは若干の調教内容の強化がなされている。 「相変わらず見栄えのする好馬体。まだ本調子とまでは言い切れませんが、段々と復 調気配を漂わせていますよ。一つ一つの課題を確実に乗り越えていければ、自ずと戦 列復帰までの道筋は立てられるでしょう」と幣旗マネージャー。今後への期待を滲ま せながらも、冷静に抱負を述べてくれた。

(04/07/01)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　先週お伝えした通り、26日（土）からは馬場入りを再開。ウッドチップ坂路コース ・キャンター600ｍ×１本（１ハロン22〜25秒ペース）が現在のメニューだ。「ペー スアップ後も何ら問題は生じていません。だだ、この馬の場合、脚捌きや歩様など他 馬以上にケアしていく必要はありますけどね。直ぐにトレセンへ戻すと言った指示は 頂いていませんので、馬自身のペースに合せて徐々にピッチを上げていきましょう」 と軽快な口調で説明している。

(04/06/24)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　引き続き、ウォーキングマシン90分で軽目の調整。幣旗マネージャーは「毛艶も良 く、馬自身は十分な元気を有しています。一呼吸置いたことで、肩の出もだいぶ滑ら かに運ぶようになりましたよ。この分なら、週末には馬場入りを再開できるかも知れ ません」と前向きなコメントを発している。次週の動向に注目したい。

(04/06/17)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　右肩の出にスムーズさを欠いたことから、ひとまずは大事を取ってペースダウン。 11日（金）以降は、ウォーキングマシン90分のみのメニューに終始している。幣旗マ ネージャーは「大きな不安と言う訳ではないのですが、やはり不満が残る状況。その 点を踏まえて森先生に報告したところ『現状として急がせるのも良くないので、少し 緩めるように』と言う指示を頂きました。ですので、少しの間は馬場入りを控え、状 態の推移を見守る方針。ただ、体調自体は変わらず良好ですので、場合によっては前 回の入厩時と同様に一旦トレセンへ帰厩させ、プール調教を併用しながら次走を目指 すと言う選択肢も考えています」と今後の指針を述べてくれた。

(04/06/10)［グリーンウッドトレーニング（滋賀）］ 　ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ ハロン18〜20秒ペース）。今週からは若干のペースアップを図っている。幣旗マネー ジャーは「幾らか肩の出が悪く映りますが、これはこの馬の特徴。以前の歩様を知っ ているだけに、驚くこともありませんよ。日が経つに連れて、疲れがだいぶ抜けてき た印象です。日によっては15−15に近いペースでの追い切りを課しているのですが、 無難に対応してくれています。来週あたりには、良い状態で帰厩させられると思いま すよ」と力強く話している。狙いが定まれば、臨戦態勢は直ぐに整えられそうだ。

(04/06/03)［栗東トレーニングセンター］ 　27日（木）に、滋賀・グリーンウッドトレーニングへ到着。30日（日）からは馬場 入りをスタートし、現在はウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャ ンター600ｍ×１本（１ハロン22〜25秒ペース）の調整だ。幣旗マネージャーは「レ ースを走って間もないだけに、背中等に幾らか疲れが認められます。でも、デビュー から２戦使えば、多かれ少なかれ何かしらの反応があって当然でしょう。もう少しの 間は心身のリフレッシュに重点を置き、目標に合わせて徐々にピッチを上げます」と 柔和な表情で語っていた。

(04/05/13)［栗東トレーニングセンター］ 　16日（日）京都３Ｒ・３歳未勝利・混合・ダ1800ｍに岩田康誠騎手でデビュー戦を 迎える。13（木）の最終仕上げでは坂路コースで。14秒８−13秒３−13秒３−13秒４ のラップを刻んで頂上へと到達した。これを無事に済ませて「帰厩直後はボーっとし た雰囲気だったのですが、ここに来て気合いを表に出すように。しっかりと乗り込ん で馬体もすっきりと見せており、短期間のうちに本数を積んだからか幾らか寂しい印 象すら受けます。それもあって追い切りは木曜日に。重い馬場の影響でタイム的には 目立たぬも、未勝利クラスでは水準レベルにあります。初戦から動ける態勢と見込ん でいます」と森調教師は滑らかな口調で感触を伝えている。 《調教時計》 　05／09　助手　　栗東坂良１回　　　　　59.1−43.4−28.9−14.4　馬ナリ余力 　05／13　　　　　栗東坂良１回　　　　　54.8−40.0−26.7−13.4

(04/05/07)［栗東トレーニングセンター］ 　４月30日（金）に栗東トレセンへ。その後は急ピッチで調整が行なわれており、こ れまでに２本の調教時計を記録している。「まだまだ重目残りの状態ですけど、これ までグリーンウッドでも丹念に乗り込んできましたからね。こちらでは２、３本の追 い切りを課せば十分でしょう。また、ゲートに合格して一年が経過すると再び試験を 受けねばならず、そうなれば余計な時間を費やしてしまいます。できるだけ早く態勢 を整えたいところです」と今後のシナリオを描くのは森調教師。16日（日）京都３Ｒ ・３歳未勝利・混合・ダ1800ｍに、公営・園田所属の岩田康誠騎手で初陣を迎える予 定だ。 《調教時計》 　05／03　助手　　栗東坂良１回　　　　　55.6−40.2−26.3−13.0　一杯に追う 　　　　　　　　　アイーンベル（３歳未勝利）一杯に０秒４先行０秒１遅れ 　05／06　　　　　栗東坂稍１回　　　　　54.2−40.1−26.6−13.6

(04/04/29)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ビスコライドコース・キャンター1500ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）→ウッドチッ プ坂路コース・キャンター600ｍ×１〜２本（１ハロン18〜20秒ペース）。スムーズ に軌道に乗った印象だ。幣旗マネージャーは「トレセンでプール中心だったのに加え 、馬場入りを一旦は休んでいますからね。幾らか太目残りなのは確かです。とは言え 、ブレのないフォームで勾配を駆け登るなど、全体の動きに関して特に注文は見当た りません。今の雰囲気を維持できれば十分。あとは帰厩に合わせて準備を整えるのみ です」とサラリとした口調だった。

(04/04/22)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ビスコライドコース・キャンター1500ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）→ウッドチッ プ坂路コース・600ｍ１本〜２本（１ハロン18〜20秒ペース）が現在のメニュー。幣 旗マネージャーは「熱感はすっかり取れ、体調面に関しての不安は一切生じていませ ん。稽古では前向きな姿勢で駆けていますよ。調教後も息遣いは乱れておらず、以前 のコンディションを取り戻すのにそう手間取らないでしょう」と明るい見通しを立て ている。なお、森調教師は２週間前後での帰厩を示唆。一頓挫もナイスリカバリーを 見せたロードライジングだった。

(04/04/15)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　先週末、自身の蹄鉄を止める釘を踏むと言うアクシデントに遭遇。その後は歩様に 乱れが生じ、蹄全体に熱感を帯びてしまった。よって、９日（金）に滋賀・グリーン ウッドトレーニングへＵターン。現在はウォーキングマシンで馬体が緩まぬよう努め ている。なお、当地での様子について幣旗マネージャーは「もう症状は殆んど解消。 来週から坂路へ入れようかと考えているところです。状態が戻るまでの放牧と聞いて いますので、ある程度の段階まで乗れるようになれば再び帰厩の段取りが組まれるで しょう」と不安を打ち消してくれた。 《調教時計》 　04／　　　　　　栗プール　　　08

(04/04/01)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　急遽２日（金）に栗東トレセンへ帰厩を果たした。これは、充実した施設の下で仕 上げを進めたいとの思惑から。７日（水）には早くも調教時計を記録するなど意欲的 な姿勢をアピールしているが、プール調教も取り入れながら徐々にデビューとの距離 を縮めて行く方針に変わりはない。よって、半兄にユートピアを持つエルコンドルパ サー産駒ドリームスケイプに大きく遅れをとってのフィニッシュも現段階では致し方 の無いところだ。「牧場でも軽く乗り出した程度でしたからね。まだまだ時間が必要 だと思います」と森調教師は淡々と話している。 《調教時計》 　04／07　助手　　栗東坂良１回　　　　　57.3−43.4−28.9−14.8　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ドリームスケイプ（３歳未勝利）末強目に１秒１遅れ

(04/04/01)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　29日（月）に乗り運動を開始。ウォーキングマシン60分、ウッドチップ坂路コース ・キャンター600ｍ×１本（１ハロン22〜25秒ペース）が現在の調教メニューに据え られた。その様子を見守って幣旗マネージャーは「段々と復調を示しているのは確か です。前回も、あと一歩の段階までは進んでいましたからね。そう手間取らずに、あ る程度のコンディションまで持って行くことは可能と思います」と見解を述べている 。

(04/03/25)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン60分。運動時間を増やしたのは、良化を裏付ける格好の材料と 言えよう。だが、馬場入りに踏み切らなかったのも事実。その度合いがスローである と考えるのが妥当なところか。「そう長い時間を要するとは思えませんが、まだ幾ら か蹄を気にする素振りを見せます。兎にも角にも回復次第ですね」。幣旗マネージャ ーも歯痒さを感じているようだ。

(04/03/18)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　先週末に挫跖してしまったことから、現在は再びウォーキングマシン30分に。今週 一杯は馬場入りを見合わせる方針が固められた。「影響は日に日に消えており、早け れば来週には乗り出すことも可能と思います。ただ、それ以上に関しては今の時点で は決められません。あくまでも馬の状態に合わせて判断します」と幣旗マネージャー は述べている。

(04/03/11)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　週明けの雰囲気を見極めた上で、９日（火）には坂路調教を開始。ウォーキングマ シン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン22〜25秒ペ ース）が現在の調教メニューだ。その様子を見届けて幣旗マネージャーは「状態は日 に日に上向き。キビキビとまでは言えないまでも、クタッとした面はすっかり影を潜 めましたね」と前向きな見解。このまま再び軌道に乗せたいところだ。

(04/03/04)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　普段の仕草等を十分にチェックした上で、３日（水）より馬場入りを再開した。「 以前に比べて歩様はスムーズに。だいぶ良い頃の覇気が出てきましたね。まずは軽目 のキャンターから。そして、徐々に坂路調教を織り交ぜていくつもりです」と語るの は幣旗マネージャー。そして「道中で余裕を持って走れるタイプ。ジェイドロバリー 産駒ながら、ある程度の距離なら十分に対応できるでしょう。そのあたりは晩成型だ ったホリスキーの影響を色濃く受け継いでいるのだと思います」と付け加えている。

(04/02/26)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分。現在の様子について幣旗マネージャーは「十分に疲労を 取り除いてから、次の行動へ出ましょう。一応の目安として、あと一ヶ月ぐらいは無 理を控えたいと思います。でも、一度乗り出してしまえば仕上がりは早いはず。飼い 葉食い等の心配は皆無ですよ」との見解を示していた。

(04/02/19)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分。引き続き乗り運動は見合わせ、万全の状態を整えてから 再始動に踏み切る構えだ。「だいぶ歩様に滑らかさを取り戻してきた印象。ただ、も う少し待てば、もっと良くなると思います。予定に狂いが生じたのは残念ですが、そ れを上手くカバーできる方法を探っていくことが今は重要です」と幣旗マネージャー は力強く言葉を発している。

(04/02/12)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分。歩様のゴトゴト感が完全に消えていない点を踏まえ、今 週も騎乗者を乗せたトレーニングは控えた。幣旗マネージャーは「一応、レントゲン 検査と血液検査を受けてみました。トウ骨の辺りに骨膜炎の症状が認められましたが 、写真で何とか分かるかな･･･と言った程度。それ自体は大きな心配には及ばないで しょう。でも、状態が本物でない時に無理はさせられません」と述べており、もう少 しの間は様子を見守る必要がありそうだ。

(04/02/05)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　先週末、肩の出にスムーズさを欠く面が見られた。よって、現在はウォーキングマ シン90分のみ。馬場入りを見合わせている。その後の様子について「単なるコズミで しょう。まぁ、ここまで頑張ってきましたからね。でも、そろそろ疲れが表に出る頃 かな･･･とも思っていました。もしも順調だった今週にも厩舎へ送ろうかと言う話だ ったのですが、仮に帰厩しても直後に同じ状況が待っていたでしょう。ですので、考 えようによっては却って良かったと受け止められます」と幣旗マネージャー。その口 調に動揺の色は皆無だった。なお、気配を見極めた上で、来週にも乗り運動を再開す る予定。「それほど掛からずに態勢は取り戻せるはずですよ」（幣旗マネージャー） の言葉を胸に、しばしのインタバルを挟む。

(04/01/29)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１〜２本 （１ハロン16〜18秒ペース、週二回は15秒ペース）。「順調そのもの。最後まで安定 してフットワークで駆けており、随分と良化したなと言う印象を抱いています。もう ボチボチ帰厩を念頭に置いた仕上げに取り掛かれると思います」。幣旗マネージャー は軽快な口調で応えている。

(04/01/22)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１〜２本 （１ハロン16〜18秒ペース、週二回は15秒ペース）。約15秒のラップを刻んで登坂し た先週の様子を見届け、今週からは更にハードな内容に。栗東トレセンとの距離を確 実に縮めている。「状態は明らかに上向き。ですので、自信を持ってペースアップを 図ることができます。まだ腹回りに多少の余裕が残っていますけど、この調子で進め られれば態勢を整えるのにも手間取らないでしょう」と幣旗マネージャー。一方の森 調教師も「３月頃の競馬に使えれば･･･とプランを練っています。既にゲート試験に は合格していますので、あとはグリーンウッドで可能なところまで乗り込んでもらい ます」との方針を打ち出している。

(04/01/15)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１〜２本 （１ハロン16〜18秒ペース、週一回は15秒ペース）。いよいよ15−15のトレーニング を開始。それも、ここ最近の上昇ぶりが認められたからに他ならないだろう。「心身 共に随分と逞しさを増し、かなりのレベルにまで仕上がってきました。調教後のキビ キビとした仕草にも好感が持てます。休ませるべきタイミングで、きっちりと休ませ たことが大きいのだと思います」と幣旗マネージャーは好調をアピールしている。

(04/01/08)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１〜２本 （１ハロン16〜18秒ペース）。年末からは２本の登坂を課す日も出てきた。現在の様 子について幣旗マネージャーは「まだ本格的なペースアップは図っていませんけど、 そう遠からずにハードな内容で行けるでしょう。脚元を含め、今後へ向けての不安材 料は全く見当たりません。精神的にも充実してきました」と目尻を下げている。

(03/12/25)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ ハロン16〜18秒ペース）。幣旗マネージャーは「なかなかの気合い乗り。首をグッと 下げ、最後まで持ったままの勢いで駆けていますよ。調教後の雰囲気も上々。この感 じを維持しつつ、更に心肺機能を高めていきます」と明るい口調で応えている。

(03/12/18)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ ハロン16〜18秒ペース）。「だいぶ逞しくなった感じ。馬体に関してもそうですが、 精神的に以前の頼りなさが解消されてきた点が何よりですね。でも、ここで調子に乗 ってポンポンと進めても･･･と思っています。後戻りはおろか、もう立ち止まるのも 避けたいですからね。確実な前進を心掛けます」と幣旗マネージャーは伝えている。

(03/12/11)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン90分で十分なウォーミングアップを済ませた後、ウッドチップ 坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン16〜18秒ペース）。登坂ペースをア ップした点からも、現在の頑張りが如実に伝わってこよう。一連の動きを見届けて当 地スタッフは「２勤１休のサイクルを予定通りに消化できていますよ。速いトレーニ ングも、そう遠からずに課せられると思います」と前向きな見解だ。先日、惜しまれ つつ逝去したホリスキーを母父に持つ本馬。その走りで、偉大なる父の貴重な血脈を 後世へ繋ぎたいところだ。

(03/12/04)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ダートコース・キャンター1500ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。「全体のフォームに 、まとまりが出てきましたね。いつも前向きな姿勢で稽古に取り組んでおり、調教後 も十分な元気を有していますよ」とは当地スタッフ。現在の地道な蓄えが、長い競走 生活において貴重な糧となることは言うまでもない。

(03/11/27)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ダートコース・キャンター1500ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。先週後半より若干の ペースアップを図っており、その様子に視線を送って「大丈夫だと判断した上で、一 歩進んだ内容を課す訳ですからね。もちろん、調教後もガクンと来た様子は特に感じ られませんよ。あとは先生からの指示に応じて、15−15などを交える段取りとなるで しょう」と当地スタッフ。この調子を大事にしたい。

(03/11/20)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ダートコース・キャンター1500ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン20〜22秒ペース）。「これと言った問題 も生じておらず、相変わらず順調に毎日の調教に励んでいますよ。以前に比べ、全体 的に逞しい筋肉が備わった印象。ジェイドロバリー産駒らしさが出てきましたね」と 幣旗マネージャー。まだまだ進化を遂げる本馬の将来が実に楽しみだ。

(03/11/13)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ダートコース・キャンター1500ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン20〜22秒ペース）。先週同様の調教メニ ューを継続。このまま軌道に乗れそうな感触だ。とは言え、早急なペースアップはオ ーバーワークに繋がりかねない。森調教師も「結果的には、こちらへ持ってくるのが 少しばかり早かったのかも知れないですね。もちろん馬自身のコンディションによっ て前後しましが、今の状況からすれば来年の２月ぐらいに使えれば･･･と言う感じ。 あまり気張り過ぎず、柔軟に判断したいと思います」と柔和な表情で伝えている。

(03/11/06)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ダートコース・キャンター1500ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン20〜22秒ペース）。３日（月）以降は馬 場入り再開に踏み切っており、その様子に鋭い視線を送って「もう少しの間はマイペ ースで進めた方が無難と思いますが、一時期に比べて雰囲気は悪くないですね。この まま徐々にピッチを上げているでしょう」と幣旗マネージャーは応えている。

(03/10/30)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　並脚60分。「特にストレスを溜め込んでいる感じもなく、引き続き、毎日を穏やか に過ごしています。急にガラッと良くなることもないでしょうから、ひとまずは馬の 体調に合わせながら前進を図りたいと思います」とは幣旗マネージャー。「まだ今一 つひ弱さが解消されないようですね」と評する森調教師も、現在は泰然自若の構えで 動向を見守っている。

(03/10/23)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　並脚60分。自身を取り巻く状況に大きな変化は生じていない。幣旗マネージャーの 見解も同様。「ボチボチ動かせると思います」と第一声を発した後に「でも、いざ軌 道に乗ってしまえば、そう長い時間は要さないものですよ。恐らくウチで相当な段階 にまで仕上げ、厩舎では最終的な味付けをすれば大丈夫と言う態勢に持って行くこと になるでしょう。過去には、規定ギリギリの２週間でデビューした新馬もいます」と 今後の展望を描いてくれた。

(03/10/16)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　並脚60分。ダク、キャンター等のトレーニングを始めるには至っていないものの「 馬体には段々と張りが出ており、一時期に比べれば全体の雰囲気も良くなりましたね 。タイミングをを見て、再び馬場へ入れようかと考えているところです」とは幣旗マ ネージャー。ノボトゥルー、ノボジャック、スターキングマンの強力トリオで交流重 賞競走を席捲する森厩舎。偉大な先輩に肩を並べるような活躍を期待したい。

(03/10/09)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　並脚60分を継続。幣旗マネージャーは「蕁麻疹の痕もすっかり消え失せ、毛艶に本 来の輝きを取り戻してきました。具合は日に日に上向きです」と安堵の表情を浮かべ た後「引き続き、状態を十分にチェックした上で進めます。このスタンスに変わりは ありませんよ。時期が時期だけに、先生も慌てる必要はないと話していました」と心 構えを述べている。

(03/10/02)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　29日（月）以降は乗り運動を再開。並脚60分で状況の推移を見守っている。「食欲 が減退するなどの変化は全く見られません。ですので、少しずつでも動かして行きま しょう。それで頑張れるようならば、更にピッチを上げるつもりです」と胸の内を明 かすのは幣旗マネージャー。この局面を自らの力で乗り越えてもらいたい。

(03/09/25)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　一旦は治まったことで、再開した乗り運動（並脚30分）。ところが、またしても皮 膚に発疹が認められた。よって、現在はウォーキングマシン30分。先週同様の調教メ ニューで様子を見守っている。これには幣旗マネージャーも腕組み。「体調自体は良 好。血液検査の結果でも、異常な数値は出ませんでした。精神的にイライラとした面 も感じられないのですが･･･」と渋い表情を作っていた。

(03/09/18)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン30分。先週から始めた並脚をストップしたのは、直後に蕁麻疹 の症状が見られたからだ。なお、現在の様子について幣旗マネージャーは「幼さが抜 け切らないのでしょう。まだちょっと体質的な弱さが抜け切れませんね。少し動かし てみた途端に悪い意味での変化は出てしまいました」と分析。この後の大勢に影響は 及ぼす心配はないと思われるが、ひとまずは状況の推移を見守りたい。

(03/09/11)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン60分のスケジュールは同様ながら、週明けから馬場入りする方 針が固められた。「先生からボチボチ始めようかとの連絡を受けました。もう９月で すからね。まだ数日は残暑の厳しい時期もあるでしょうが、今までの充電によって蓄 えたスタミナを持ってすれば恐れるに足りませんよ」と幣旗マネージャーも意気揚々 。秋へ向け、いよいよエンジンを掛ける。

(03/09/04)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン30分の後、ダートコース・並脚60分。ひとまずは最も負担の掛 からない方法での始動を選択して、帰厩への第一歩を記すに至った。その後の様子に ついて幣旗マネージャーは「何の問題も見当たりません。夏バテ気味だった以前と比 べ、だいぶ覇気も戻ってきた様子ですよ。万全を期して血液検査も受けましたが、こ ちらもＯＫでした」と笑顔。なお、現在、米国出張中の森調教師からは11〜12月デビ ューのプランが届けられた。

(03/08/28)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン60分。依然、トレーニングコースへは向かわず、デビューへの 足場を固める作業に没頭する日々だ。「今では脚元の浮腫みも解消してスッキリと見 せていますよ。馬体が大きく緩んだ印象は受けず、精神面に関しても同様のことが言 えます。以前のように舞い上がってしまう場面は少なくなりましたね」と幣旗マネー ジャー。２歳の若駒は、こう言った息抜きの期間に飛躍的な成長を遂げるものだ。

(03/08/21)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン60分。最近の様子に幣旗マネージャーは「これまで同様、ゆっ くりと上向いている感じ。このまま元気を取り戻してくれたら･･･と思います」とホ ッとした表情を浮かべ、その後「ただ、先生の頭の中では完全に涼しくなってからの ようです。それまでに十分な活力を蓄えておきましょう」と現段階の見通しを述べて いる。

(03/08/14)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン60分。ストレスを溜め込まぬ程度に身体を動かし、それと同時 にたっぷりと鋭気を養っている。「馬自身の状態に関して、大きな上下動は認められ ません。あとは先生の指示次第。ただ、すぐに始動するような話は今のところ受けて いません」と、これまで同様の見解を示すのは幣旗マネージャー。秋を目標に据える 。

(03/08/07)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　柔らかなゴム等で内部を幾つかに区分けされたウォーキングマシンに入ること約6 0分。黙々と周回を重ねる日々を続け、そろそろ約１ヶ月が経過する。しかし、幣旗 マネージャーは相変わらず悠然とした口調。「肉体疲労から来る脚の浮腫み等は、ほ ぼ解消されていますよ。ただ、万全を期すには今しばらくの時間が必要。この時期の 若駒です。暑い時期の無理強いは避けた方が賢明でしょう」と改めて心境を伝えてい る。

(03/07/31)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン60分。「普段の仕草等から判断して、だいぶ疲労は拭えてきた 感じです。飼い葉の食いも良好で、与えた分量をペロリと平らげていますよ。馬体も 良い意味でふっくらとしてきました」と笑顔を見せる幣旗マネージャーだが、これま で同様“待った”の状態が続いている。今後も心身を十分にリフレッシュした上で、 デビュー時期を見定める方針に変わりはない。

(03/07/24)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン60分。最近の様子について幣旗マネージャーは「やはり乗って いない分だけ元気ですね」と微笑みを浮かべた後、「ただ、だからと言って競馬へ向 けたハードなトレーニングを課すには、もうちょっと時間が欲しいところ。７月一杯 は同様のメニューで過ごします」と今後の青写真を描いていた。現在29勝（地方・海 外含む）を挙げ、関西リーディングトレーナーのトップをひた走る森厩舎。秋には本 馬が力強い援軍となってくれよう。

(03/07/17)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン60分。これまで同様、次の展開を見据えながらマイペース調整 に終始している。「体調面は安定。脚元に関しても不安は生じていませんよ。もう少 し楽をさせた上で、今後のプランが固められることになります」と幣旗マネージャー 。涼しい気候が、馬自身にも好影響を与えているに違いない。

(03/07/10)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウォーキングマシン60分。幾つかに区分けされたゲージに入り、丹念に四肢を動か している。「全体的に少々お疲れ気味のよう。一気に高まった緊張感がウチへ来て解 れたのでしょうね。先生の指示を仰ぎながら、もう少しの間は馬場入りを控えて様子 を見守るつもりです」と話す幣旗マネージャーだった。なお、競走馬登録完了に伴な い、ゲート試験当時のタイムが明示された。最初の１ハロン目から12秒台前半の鋭い ダッシュを披露した点に注目。競走馬としての非凡なセンスが窺えよう。 《調教時計》 　６／24　　　　　栗プール 　６／25　助手　　栗東Ｅ不　　　　　　　　　　12.4−12.2−14.1　ゲート強目

(03/07/03)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　当地移動後は、ウォーキングマシン60分のみ。「ゲートに関しても、最初は立ち上 がったりするなど戸惑いが見られました。それらを含め、まだ全体的に若さが目立ち ます。ですので、２、３週間は楽をさせてあげ、それからピッチを上げていきます」 （森調教師）の方針に沿って行動している。なお、本馬の印象について幣旗マネージ ャーによれば「見た目には、力馬の感じは受けません。その意味では、ジェイドロバ リー産駒らしくないタイプですよね。適性に関しては何とも言えませんが、芝の中距 離あたりでも十分にイケると思いますよ」とのこと。今後の成長が非常に楽しみだ。

(03/06/26)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　21日（土）に栗東トレーニングセンターへ入厩を果たした。そして、25日（水）に は早速ゲート試験にチャレンジ。ここを見事に一発で決めて見せ「バツ（不合格）で も、恐らく来週にはウチへ戻ってくると思いますよ」と送り出した幣旗マネージャー を喜ばせている。その言葉通り、26日（木）にはグリーンウッドファームへ。アッと 言う間のＵターンだったが、これは当初の計画通り。むしろ、ほんの一週間足らずで 、ゲート試験合格の収穫を得た点を評価して然るべきだろう。今後も当地で乗り込み 、自己の更なるレベルアップに専心する構え。

(03/06/19)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウッドチップコース・キャンター650ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。「状 態に変わりがないどころか、却って上向きと言えるでしょう。全体的に一回り以上は 成長を遂げ、体質的にも随分と逞しさを増しましたよ。順調そのものです」と幣旗マ ネージャーは目を細めており、予定通り、21日（土）には遂に栗東トレセンへと足を 踏み入れる運びだ。まずはゲート試験のクリアが与えられた使命。その後は、札幌開 催を目指すプランが示唆されている。

(03/06/12)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　10日（火）に森調教師が視察に訪れ、その上でゲート試験の合格を目的に栗東トレ セン入厩を示唆。来週には新たな展開へ突入する運びとなりそうだ。「ゲートから出 て15−15程度で行けるまでにレベルアップしましたからね。ここまで到達すれば、も う大丈夫。前にも言ったように走りに関しては何の問題もありませんし、あとは一週 間を無事に過ごすことが重要です」とは幣旗マネージャー。

(03/06/05)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン17〜18秒ペース）。 併せ馬の形式を取って、一生懸命にチップを蹴り上げている。「周囲の状況に気を取 られることもなく、最後まで集中力を持続して稽古に取り組んでいます。総合的に見 てもセンスは高そう。競走馬にも様々なタイプがいますけど、いずれは必ず走ってく る一頭だと思いますよ」とは幣旗マネージャー。恵まれた資質に太鼓判を押してくれ た。

(03/05/29)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。 一日に３、４回の反復練習を積むとあって、ゲートに関しては合格点を与えられるレ ベルに上達した。だが、その一方で「まだ総体的な乗り込みが足りていないよう。他 の２歳と一緒に走らせたところ、追い付くまでに相当に苦労しました」と幣旗マネー ジャー。よって、近日中の入厩は微妙な情勢。再度、自己をしっかりと見つめ直した 上で、次なるステージへ向かいたい。

(03/05/22)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン20秒ペース）。時間 を掛けて取り組んできたゲートは、すっかり上達した印象で「現在はゲートをバンと 開けても、キャンターで出られるようになりました」と幣旗マネージャーを喜ばせて いる。その他の点についてもノープロブレム。早ければ来週にも栗東トレセンへ移動 する見込みだ。

(03/05/16)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン20秒ペース）。「走 りに関してはヘンな癖も持っておらず、乗り手の指示にも素早く反応してくれますよ 。ゲートもだいぶ慣れてきた感じ。あらゆる面において成長が認められます」と幣旗 マネージャーは納得の表情を浮かべる。なお、森調教師の意向もあって２、３週間後 に一度栗東トレセンへ入厩し、ゲート試験合格を目指すプランも急浮上。現段階では まだ流動的と言わざるを得ないが、今後の状況次第では夏季デビューが視野に入るか も知れない。

(03/05/08)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン20秒ペース）は継続 しながらも、これはあくまでも気分転換の一環としての意味合いが強い。となれば、 まず目指すのはゲートの完全マスター。この様子について幣旗マネージャーは「最初 の頃は枠内へ入るのにもゴネたり手を焼かせていましたが、最近は中で駐立させても 大人しいものですよ。前後を閉めた状態から前扉を手で開けてあげると、自分からス ッと歩き出せるようになりました」と笑顔で伝えてくれた。夏から秋に掛けての入厩 が当面の目標と言えそうだ。

(03/05/01)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター600ｍ×１本（１ハロン20秒ペース）。前脚 で地を強く叩きながら、自らのリズムで登坂を繰り返している。「森厩舎の場合はゲ ート試験を受ける目的で入厩をさせ、合格したら再び外厩で乗り込むのが一つのパタ ーン。ゲートに関してはだいぶ慣れてきた感じですし、もう少し訓練を積めば乗り運 動にも力を入れられるでしょう」と当地スタッフは進境に目を細めながら話してくれ た。しばらくは当地で基礎をみっちりと叩き込む方針だ。

(03/04/24)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　予定通り先週末より乗り運動を開始。現在は、ウッドチップ坂路コース・キャンタ ー600ｍ×１本（１ハロン20秒ペース）で入念に四肢を動かしている。また、それと 並行して取り組んでいるのがゲート練習。こちらでも乗り役の手を煩わせることない 。「ウチでの生活リズムが掴めてきたのでしょう、徐々に落ち着きが感じられるよう になりました。ゲートを更に上達させるのが当面の目標。速いピッチで乗り込むのは 、それからですね」と当地スタッフは今後のプランを描いている。

(03/04/17)［グリーンウッドファーム（滋賀)］ 　先週お伝えした通り、15日（火）に滋賀・グリーンウッドファームへ無事到着。今 後は栗東トレセンの前線基地として大きな脚光を浴びる当地で、入厩を意識した仕上 げに取り掛かる方針だ。なお、２、３日は環境の変化に順応させることを最優先。よ って現在はウォーキングマシン60分が行われている。早ければ今週末より馬場へも足 を運ぶ予定だ。

(03/04/10)［山元トレセン］ 　ウッドチップ坂路コース1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース、２本目以降 は１ハロン18秒ペース）を10日間ほど続けたところで森調教師から新たなプランが提 示された。かくして、10日（木）に宮城・山元トレセンへ辿り着いている。だが、こ れは「若駒にいきなり長距離輸送を課すと心身に大きな負担が掛かってしまいます」 （森調教師）とのキメ細やかな配慮によるもの。当地で２、３日のインタバルを挟ん だ後には滋賀・グリーンウッドファームへ移動する予定だ。「相変わらず好調。心身 共に一回り以上は逞しくなりました。このまま順調に進められると思いますよ」と村 岡調教主任も納得の表情。デビューへの布石が着々と敷かれている。

(03/04/03)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース、２本目以降 は１ハロン18〜20秒ペース）。31日（月）以降は計３本のアップダウンを重ねる毎日 。基礎体力の増進に余念がない。「とてもスムーズな脚捌きで勾配をリズミカルに駆 け登っていますね。気性も段々と落ち着いてきた印象。全ての面においてレベルアッ プを遂げていると言えるでしょう」と村岡調教主任は満足げ。早期デビューを視野に 入れつつ、今後も自らを鍛え上げるのみだ。３月31日（月）測定の馬体重は５１０k g（前回比＋４kg）。競走馬名は「ロードライジング／Lord Rising＝冠名＋英語で上 昇」に決定した。

(03/03/27)［ケイアイファーム］ 　24日（月）以降は脚元に優しいウッドチップが全面に敷き詰められた坂路コースで のトレーニングを開始した。まずは、ダートコースで2000ｍほどのウォーミングアッ プを終えた後に、１ハロン25秒ペースのラップを刻みながらキャンターで２本。全長 が1000ｍのコースレイアウトだから、合計4000ｍ以上の運動を消化する計算だ。「順 調そのもの。このまま無事に進んでくれることを願いたいですね」（村岡調教主任） 。まだ完全とは言えない馬場状態を十分に考慮しながら、徐々にペースアップを図る 構えだ。

(03/03/20)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。「馬体の格 好がだいぶ大人びてきたように感じます。今、大事なのは、このままリズムを替えず に乗り込んで基礎体力を養うこと。２歳戦からスタンバイできそうなだけに楽しみに しています」と村岡調教主任。着実な進歩に表情を崩しながら、力強く今後の指針を 語ってくれた。

(03/03/13)［ケイアイファーム］ 　キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。この他にも、ウォーキングマシン 60分、並脚1000ｍ、ダク2000ｍと豊富な運動量を誇っており、それでいながら持ち前 の元気を盛んにアピール。調整は至って順調だ。「この時期にしては、動き、馬体共 に上々の評価が与えられます。スピードを生かして早い時期から動けそうなタイプで す」とは村岡調教主任の感想だ。

(03/03/06)［ケイアイファーム］ 　キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。皮膚に炎症が見られたことから大 事を取って一日だけ馬場入りを休んだが、その日とてウォーキングマシンを多目に消 化して運動不足をきっちりとカバー。以降は実に順調にトレーニングを進めている。 本馬について村岡調教主任は「以前にも言ったかも知れませんが、気性的な部分で父 の特徴が本当に色濃く反映されていますね。カーッとなってビュンビュン飛ばそうと する時もあり、常に油断ができません」と苦笑い。だが、その一方で「その点を意識 しながら乗っていますし、確実に効果が表れつつあります。騎乗者の指示に応じて自 らの気持ちを段々と制御できるようになってきました」と進境を評価してもいる。い ずれにせよ、本格始動は坂路調教がスタートする３月下旬から。まずは土台を築き上 げたい。２月28日（金）測定の馬体重は５０６kg。

■ 03.01.09 HPコメント

昨年10月下旬より初期馴致に取り組んで、これを難無く会得すると、その後は全長1000ｍの規模を有するウッドチップ坂路コースをダク1本、キャンター2本で毎日コツコツと。前記馬場が凍結により閉鎖された12月中旬以降は、冬場に絶大な威力を発揮するポリトラックコースで、ダク2000ｍ、キャンター2000ｍを熱心に乗り込んでいる。「旺盛な闘争心が目立ちます。気性面では父の産駒の良さを上手く受け継いだようですね。もちろん動きにしても同様。豪快なフットワークは力強さを十分に感じさせてくれます。楽しみな一頭です。うん、本当にイイですよ」。思わずニヤリとする村岡調教主任だった。12月25日（水）測定の馬体重は504kg。2歳戦からの始動にも期待が持てそう。

■ 募集カタログコメント／０２年募集

父ジェイドロバリーは、募集No.２２シンコウエトワール’０１の頁も参照のこと。産駒はダート戦で格別の強さを誇る。と同時に芝のスピード競馬にも対応できる。ヤマカツスズランが実証した通りだ。それを踏まえた上でタフ、丈夫、長持ちを最大のセールスポイントに挙げたい。ほぼ同時期に登場した３強種牡馬のインパクトが余りにも強烈なために、その煽りを受けて脇役的イメージも定着しつつあるが、コストパフォーマンスの観点から考えても、これほど優秀な種牡馬に出逢える機会は滅多にない。2002年には“ゴドルフィン”に指名されてＵＡＥへ。世界標準のトップスタリオンへと華々しい飛躍を遂げている。 　母ユキノサンライズは、デビュー戦（ダ1200ｍ）を７馬身差で楽々と逃げ切り、２戦目（芝1600ｍ）は８馬身差の圧勝。フラワーＣ（Ｇ�V）も他を全く寄せ付けず３馬身半。あっさりと重賞初制覇を飾った。翌年の中山牝馬Ｓ（Ｇ�V）はレコードにコンマ２秒差に迫る好タイムでＧ�V重賞２勝目。更に中山記念（Ｇ�U）では３ヶ月後に宝塚記念（Ｇ�T）を制したメジロライアン以下に影をも踏ませぬ逃走劇。全６勝をマークした中山競馬場をこよなく愛した名牝であった。繁殖牝馬としての評価も上昇一途。どんな相手を迎えても勝利へと導く信頼性の高さは称賛に値する。 　本馬に関しては、正真正銘のグッドルッキングホースと言い切る。非常に滑らかなラインを描く馬体から真っ直ぐに伸びた頑強な四肢がパワーの原動力。父の特性を余すことなく受け継いだ。重賞７勝のオースミジェット（母父マルゼンスキー）とは血統構成も酷似。当然、大きな期待を掛けている。（２００２年９月現在）

ロードライジング
牡馬・青鹿毛・２００１年５月１９日生れ（栗東・森秀行）
生産牧場：北海道・鵡川産　全５００口●総額３，８００万円

ジェイドロバリー 1987 黒鹿	Mr.Prospector 1970 鹿毛	Raise a Native	Native Dancer
			Raise You
		Gold Digger	Nashua
			Sequence
	Number 1979 鹿毛	Nijinsky	Northern Dancer
			Flaming Page
		Special	Forli
			Thong
ユキノサンライズ 1987 芦毛	ホリスキー 1979 黒鹿毛	マルゼンスキー	Nijinsky
			シル
		オキノバンダ	オンリーフォアライフ
			メジロビーナス
	サリュウジョウ 1979 芦毛	カラード	セダーン
			Embellie
		ニットウコトブキ	ハードリドン
			テルギク

母： ユキノサンライズ《産駒６頭：出走５頭：勝馬５頭》６勝　 　　　　　　　中山記念(Ｇ�U),中山牝馬(Ｇ�V),フラワーＣ(Ｇ�V),ターコイズＳ(ＯＰ),桃花賞(500万),京王杯ＳＣ(Ｇ�U)２着, 　　　　　　　福島記念(Ｇ�V)３着,愛知杯(Ｇ�V)３着,カブトヤマ記念(Ｇ�V)３着 　　ユキノサンサン(牝 1993 父：サクラユタカオー):１勝 　　エイダイクイン(牝 1995 父：メジロマックイーン):４勝　クイーンＣ(Ｇ�V),中京３歳Ｓ(ＯＰ),赤松賞(500万), 　　　　　　　クイーンＳ(Ｇ�U)２着,中山牝馬Ｓ(Ｇ�V)２着,エリザベス女王杯(Ｇ�T)３着 　　エイダイヒロイン(牝 1996 父：ダンシングブレーヴ):３勝　【現】 　　スギノゼルヴァ(牡 1997 父：フォーティナイナー):４勝　【現】北斗賞(1000万) 　　エイダイセンター(牝 1998 父：メジロマックイーン):１勝　【現】 祖母： 　サリョウジョウ《産駒１０頭：出走１０頭：勝馬６頭》（公）５勝 　　ユキノサンシャイン(牝，父：ホリスキー):５勝 鎌ヶ谷特別(900万) 　　エイダイスズラン(牝，父：ホリスキー):２勝 【現】喜多方特別(500万) ３代母： 　ニットウコトブキ《産駒１２頭：出走１１頭：勝馬８頭》３戦 　　マツフレーム(牝，父：キタノカチドキ):３勝 上総特別(900万),里見特別(400万) ４代母： 　テルギク《産駒１５頭：出走１２頭：勝馬９頭》３勝　三歳Ｓ 　　ニットウチドリ(牝，父：ダラノーア):最優秀４歳牝馬　６勝　桜花賞,阪神４歳牝馬特別,ビクトリアＣ, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オークス２着,有馬記念２着 　　｜　エスパル(牝，父：シンザン):６勝　関が原特別(800万),ジューンＳ(800万),九十九里浜Ｈ(800万),冬至特別(800万),七夕賞２着 　　｜　トウコウアドロ(牝，父：ボールドリック):１勝 　　｜　｜　アイビートウコウ （牡，父：ホスピタリティ):６勝　ダービー卿ＣＴ(Ｇ�V),谷川岳Ｓ(ＯＰ),バイオレット賞(ＯＰ) 　　ホースメンボナビー(牡，父：ダラノーア):５勝　短距離特別(800万),桜草特別(400万)　(公)６勝 　　ヤマナカセダン(牡，父：セダン):３勝　新緑賞(300万) 　　シルバーペガサス(牡，父：テスコボーイ):２勝　楓賞(300万),スプリングＳ２着　種牡馬 　　フミトモ(牝，父：ユアハイネス):不出走 　　｜　ノースボイズ(牝，父：ボイズィーボーイ):不出走 　　｜　｜　ナムラスピカ（牝，父：ダイナコスモス):５勝　豊明市制２０周年記念(1500万),垂水Ｓ(1500万) 　　ニットウフラワー(牝，父：ハードリドン):不出走 　　｜　ニットウタチバナ(牝，父：キタノカチドキ):７勝　ユートピアＳ(1500万),常陸特別(900万),八ヶ岳特別(900万),愛知杯(Ｇ�V)３着 　　スルスミクイン(牝，父：ボールドリック):３戦 　　｜　ケンセイロイヤル(牝，父：ロイヤルスキー):３勝　ひめさゆり賞(500万)