（外）ロードスフィーダ
美浦・伊藤正徳 厩舎

■ ロード公式ホームページより

(06/03/20)［美浦トレーニングセンター］ レース中に疾病を発症して競走中止となりました。精密検査を受けたところ、右前脚屈腱断裂で競走能力喪失の診断が下されました。この結果を踏まえて調教師と協議を行なったところ、中央競馬の登録を抹消する運びとなりました。長い間、ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。 ・伊藤調教師　「美浦トレセンへ戻って来た後は馬房にて経過を観察しています。その後の状況に関しての発表に誤りが生じていたみたいで、多くの方々に余計な心配を掛けさせてしまって重ね重ね申し訳ございません。明日（23日・木）に退厩させる予定です」

(06/03/14)［美浦トレーニングセンター］ ３月18日（土）中山９Ｒ・隅田川特別・混合・芝1600ｍに横山典弘騎手55kgで出走します。３月15日（水）良の美浦・坂路コースで追い切りを消化。１本目に５３．７−計測エラー−２６．４−１３．０　馬ナリに乗っています。「好調持続」の短評が付いています。発走は14時30分です。 ≪調教時計≫ 06.03.15　助手　　美南坂良１回　　　　　53.7 ---- 26.4 13.0　 馬ナリ余力 ３月18日（土）中山・隅田川特別・混合・芝1600ｍに横山典弘騎手55kgで予定しています。同レースはフルゲート16頭。18頭が出馬投票する見込みで、本馬を含まない３頭に優先出走権があります。３月15日（水）良の美浦・坂路コースで追い切りを消化。１本目に５３．７−計測エラー−２６．４−１３．０　馬ナリに乗っています。 ・伊藤調教師　「ずっとトレセンで調整を行なっているだけに、もう上がり目を求めずとも良いでしょう。よって、前回に勝った時と同様に15日（水）の最終追い切りも坂路コースを１本のみ。この程度でもキッチリと能力を出せるはずです。今回が昇級初戦ながら、いずれ1000万クラスは卒業できる馬だと思っています。頭数が揃いそうで除外の可能性も考えられるものの、ここも好勝負を期待して下さい」

(06/03/01)［美浦トレーニングセンター］ レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いており、しっかりと状態を確認した上で追い切りを再開します。３月19日（日）阪神・千里山特別・混合・芝2000ｍを視野に体調、出走状況等に応じて目標のレースを決めます。 ・伊藤調教師　「美浦トレセンへ戻ってからも体調は良い意味で安定。現在は厩舎周辺の歩行運動に終始し、脚元を含めた馬体のダメージ回復に努めている状況です。もう一週間ほど様子を見た上で今後のプランを決める意向ながら、中２週で阪神に芝2000ｍ戦が組まれています。このあたりが一つの候補でしょうか。次走の予定を聞きに来たぐらいで、横山典弘騎手も気に入ったみたい。同日に阪神大賞典(Ｇ�U)が組まれており、ジョッキーの都合も上手く合うかも知れませんね」

(06/02/23)［美浦トレーニングセンター］ ２月26日（日）中山・４歳上５００万下・混合・芝1800ｍに横山典弘騎手57kgで予定しています。同レースはフルゲート16頭。優先順位は14番目で、同順位は１頭です。２月22日（水）稍重の美浦・坂路コースで追い切りを消化。１本目に５６．１−計測エラー−計測エラー−１３．６　馬ナリに乗っています。 ・伊藤調教師　「22日（水）は坂路コース１本を単走で。この馬に２本の登坂を課すと幾らかオーバーワーク気味なのに加え、併せ馬で追い切るとタイムが出過ぎてしまいますのでね。でも、仕上がりは悪くないですよ。除外、除外で予定が延び延びとなった分だけ本当のピークは越えてしまった印象も微かに抱きますが、能力的には好勝負に持ち込めるはずです」

(06/02/15)［美浦トレーニングセンター］ 　美浦トレセンで１ハロン18秒前後のキャンターを消化。心身共にコンディションは良い意味で安定しており、この調子を維持しながら更に調整を進めます。２月26日（日）中山・４歳上５００万下・混合・芝1800ｍに予定しています。 ・伊藤調教師　「先週の段階で殆んどデキ上がっていましたからね。よって、15日（水）はダートＤコースを単走で。あまり攻め馬ばかりを課しても心身に余計な負担を掛けるばかりですので、普通キャンター程度のペースで駆けさせています。除外の影響は皆無に等しく、今週末、来週と時計を出せば良い仕上がりでレースへ向かえるはずですよ」

(06/02/09)［美浦トレーニングセンター］ 　２月11日（土）東京・４歳上５００万下・混合・芝1600ｍを除外となりました。２月８日（水）良の美浦・坂路コースで追い切りを消化。１本目に５３．６−計測エラー−２５．８−１３．０　馬ナリに乗っています。「動きに鋭さ出る」の短評が付いています。２月26日（日）中山・４歳上５００万下・混合・芝1800ｍに目標を切り替えます。 ≪調教時計≫ 06.02.04　助手　　美南坂良１回　　　　　50.2 ---- ---- 13.2　 強目に追う 06.02.08　助手　　美南坂良１回　　　　　53.6 ---- 25.8 13.0　 馬ナリ余力

(06/02/02)［美浦トレーニングセンター］ 　２月１日（水）重の美浦・坂路コースで追い切りを消化。１本目に５１．９−３９．０−２６．７−１４．１　馬ナリに乗っています。「動きに鋭さ出る」の短評が付いています。２月11日（土）東京・４歳上５００万下・混合・芝1600ｍに柴田善臣騎手で予定しています。 ≪調教時計≫ 06.02.01　助手　　美南坂重１回　　　　　51.9 39.0 26.7 14.1　 馬ナリ余力

(06/01/25)［美浦トレーニングセンター］ 　美浦トレセンで１ハロン18秒前後のキャンターを消化。馬自身が左前脚の深管を気に掛ける素振りを見せており、しっかりと状態を確認した上で追い切りを行ないます。当初のプランを変更して２月11日（土）東京・４歳上５００万下・混合・芝1600ｍに目標を切り替えます。 ・伊藤調教師　「今度は左前脚の深管を幾らか気にする様子が窺え、最近はセーブ気味の調教に終始して様子を見ています。ですので、小倉遠征は取り止めて東京３週目へ。馬場入り自体は休んでおらず、直前に２本追えば十分に仕上がるでしょう。また、今の走りを考えても左回りの方が良いと思います」

(05/12/15)［美浦トレーニングセンター］ 　12月25日（日）中京12Ｒ・尾張特別・混合・芝1800ｍを見据え、14日（水）に一週 前追い切りを消化した。ここではラストまで持ったまま。14秒１−13秒１−12秒９− 13秒１と軽快なフットワークで頂上へ登り詰めた。そして「先週、ウッドチップへ入 れた時に多少ゴネる素振りを出しました。その点を踏まえ、今朝は坂路コースへ。こ の馬にとっては気分を損ねぬよう調整するのが一番ですからね。元々、仕上がり早な タイプ。週末、来週と追えばスタンバイはＯＫでしょう」。伊藤調教師は明るい口調 で語ってくれた。 《調教時計》 　12／14　助手　　美南坂良１回　　　　　53.2−39.1−26.0−13.1　馬ナリ余力

(05/12/08)［美浦トレーニングセンター］ 　７日（水）は良馬場の坂路コースを単走で２本。どちらも馬自身の行く気に任せた 程度だったが、戦列復帰への意気込みをアピールするには十分な内容と言えるだろう 。これを終えて伊藤調教師は「牧場で心身共にリフレッシュが図れたのか、初めて速 いペースで行かせた割には満足できる動きを見せてくれたと思います。ただ、さすが に来週では幾らか急仕上げでしょう。今のところ最終週の特別戦へ向かうつもりです 」との方針を告げている。12月25日（日）中京12Ｒ・尾張特別・混合・芝1800ｍに照 準が定められた。 《調教時計》 　12／07　助手　　美南坂良２回　　　　　55.8−39.6−26.3−13.3　馬ナリ余力 　12／07　助手　　美南坂良　　　　　　　53.4−40.6−28.1−14.5　馬ナリ余力

(05/12/01)［美浦トレーニングセンター］ 　「ウチで豊富な運動量を消化。トレセンの追い切りにも即座に対応できるレベルと 言えますね。あとは先生、厩舎スタッフの皆さんにお任せしましょう」とは宮崎場長 。かくして、１日（水）に美浦トレセンへ帰厩を果たすに至った。なお、今後のプラ ンについて伊藤調教師は「中京の３、４週目へ。仕上がり具合に応じてレースを選択 したいと思います」と告げている。12月17日（土）中京12Ｒ・高山特別・混合・芝2 000ｍもしくは、12月25日（日）中京12Ｒ・尾張特別・混合・芝1800ｍを目標に据え る。

(05/11/24)［ミッドウェイファーム］ 　ウォーキングマシン40分、角馬場でハッキング15分、ダートコース・キャンター1 700ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１ 本（１ハロン18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。「以前に比べて息の戻りが早 まるなど、心肺機能は着実に向上を遂げています。相変わらずヤル気を漲らせて取り 組んでおり、課題らしい課題は特に思い浮かびません。この調子で進めていれば態勢 は整うでしょう」と宮崎場長は穏やかな口調で応えている。

(05/11/10)［ミッドウェイファーム］ 　ウォーキングマシン40分、角馬場でハッキング15分、ダートコース・キャンター1 700ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１ 本（１ハロン18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。ここに来て予定通りにステッ プアップを叶えた。そして「今回は単走で。実際に跨ったスタッフの感触も良かった ですよ。今後も同様のパターンで乗り続け、このまま一気に帰厩へと繋げたいですね 」と宮崎場長は声を大にして語ってくれた。

(05/11/03)［ミッドウェイファーム］ 　ウォーキングマシン40分、角馬場でハッキング15分、ダートコース・キャンター1 700ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１ 本（１ハロン18〜20秒ペース）。宮崎場長は「更に上昇。自らハミを取り、真一文字 に坂路を駆け登っていますよ。ですので、そろそろ週一回の割合で15−15の稽古も織 り交ぜる意向。それによって気合い乗りもグンと高まるでしょう」と目を細めていた 。

(05/10/27)［ミッドウェイファーム］ 　ウォーキングマシン40分、角馬場でハッキング15分、ダートコース・キャンター1 700ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１ 本（１ハロン18〜20秒ペース）。「馬体の張りは合格ラインに達したと言えるでしょ う。ただ、本調子のデキを知っているだけに、全体的な身のこなしに幾らか物足りな さを覚えてしまうんですよね。まぁ、コンディションが上向きなのは確か。今のペー スを持続すれば相応の迫力が備わるはずです」とは宮崎場長。

(05/10/20)［ミッドウェイファーム］ 　ウォーキングマシン40分、角馬場でハッキング15分、ダートコース・キャンター1 700ｍ（１ハロン18〜20秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１ 本（１ハロン18〜20秒ペース）。15日（土）以降はダートコースへも足を運ぶように 。宮崎場長は「右前脚の出が幾らかゴツゴツと。ですので、全身の筋肉を丹念に解し た上でキャンターを行なっています。運動量の増加を図った後も脚元は落ち着いた状 態。良いリズムで進んでいますよ」と伝えてくれた。

(05/10/13)［ミッドウェイファーム］ 　ウォーキングマシン40分、角馬場でハッキング15分、ウッドチップ坂路コース・キ ャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。先週末以降は、新たな調教メニ ューで心肺機能の向上に励んでいる。「落ち着き十分。これまでと変わらぬ雰囲気で 駆けていますね。取り敢えずは現在のパターンを繰り返す方針。どちらかと言えば、 レースを使い込むに連れて馬体が寂しくなるタイプです。今のうちに十分にパワーを 蓄えておきましょう」とは宮崎場長。

(05/10/06)［ミッドウェイファーム］ 　ウォーキングマシン40分、角馬場でハッキング15分、ダートコース・ダク850ｍ→ キャンター1700ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）。「脚元のモヤモヤは時間の経過と共 に沈静化へ。トレーニング前後のチェックでは他馬以上に眼を光らせていますので、 その成果とも判断できるでしょう。もう少しの間は探りを入れ、タイミングを見計ら って坂路入りをスタートさせたいですね」と宮崎場長は前向きな見解を示してくれた 。

(05/09/29)［ミッドウェイファーム］ 　ウォーキングマシン40分、ウッドチップコース・ダク1200ｍ→ハッキング2400ｍ。 宮崎場長は「右前脚球節付近に若干の熱感と浮腫みが生じており、馬自身も気に掛け る素振りを見せています。とは言え、歩様に違和感は見当たらず、現行のメニューは 無難に消化。まぁ、あれだけ頑張ったのですから、多少の反動が出ても不思議は無い はず。伊藤先生にも慌てずに進めて下さい･･･との指示を受けており、ひとまずは冷 却などのケアに重点を置きましょう」と伝えている。

(05/09/15)［美浦トレーニングセンター］ 　17日（土）中山12Ｒ・３歳上５００万下・混合・芝1600ｍに登場する。14日（水） には良馬場のダートＤコースで最終追い切りが行なわれ、16秒１−14秒５−13秒５− 27秒３（１ハロン平均13秒65）−12秒９のラップを刻んだ。この様子を見届けて「心 身のコンディションは高いレベルで安定。出走間隔を踏まえて今朝も一頭で行かせた ものの、前回以上に伸びやかなフットワークで駆けていましたよ」と相好を崩した後 「今度は相手のマークも当然キツくなるでしょうからね。そのような状況で59kgの斤 量を克服できるかがカギだと思います。でも、その分は距離短縮で相殺できるのでは 。加えて、まだ殆んど傷んでいない馬場なら更にスピードが生きるはず」と期待を込 めていた。先週は京成杯ＡＨ(Ｇ�V)を含む６勝、２着３回と大暴れだった柴田善臣騎 手を再び迎え、待望の1000万クラス昇格を叶えたい。 《調教時計》 　09／14　助手　　美南Ｄ良　　　　84.3−68.2−53.7−40.2−12.9�D馬ナリ余力

(05/09/01)［美浦トレーニングセンター］ 　９月４日（日）新潟９Ｒ・瓢湖特別・混合・芝2200ｍに出走する。最終追い切りと なった８月31日（水）は、良馬場のダートＤコースをサッと。５ハロン標識からスタ ートを切り、15秒１−14秒６−28秒１（１ハロン平均14秒05）−12秒７のラップを刻 んだ。そして「中１週のローテーションですからね。単走で十分でしょう。本当はマ イル戦に行ければ理想的だったのですが、たとえ今回の競馬で負けたとしても先々に は必ずプラスに転ずるはず。そう考えて送り出します。あとは道中を上手く息を入れ られれば･･･」と語る伊藤調教師だった。ちなみに、母父トランポリノは凱旋門賞(Ｇ �T・芝2400ｍ)でトニービン、トリプティク、ムトト、リファランスポイントと言っ た強豪を打ち破った経歴の持ち主だ。また、父グランドスラムの日本における産駒エ スユーグランド、トゥーエニワン、タイガーモーションは1800〜2000ｍに対応。本質 的にはスピードタイプながら、ある程度の柔軟性は備えていると見て良かろう。柴田 義臣騎手とのコンビも魅力大だ。 《調教時計》 　08／31　助手　　美南Ｄ良　　　　　　　70.5−55.4−40.8−12.7�G馬ナリ余力

(05/08/15)［美浦トレーニングセンター］ 　21日（日）新潟９Ｒ・火打山特別・混合・芝1800ｍに出走する。グラスコースに足 を踏み入れた17日（水）は、５ハロン標識を目安にスタート。テンの１ハロン目から 順に、14秒７−13秒３−26秒８（１ハロン平均13秒４）−12秒６と刻んで楽な手応え のままフィニッシュを迎えた。この最終追い切りを終えて「前走が全くダメージの残 らぬ競馬でしたからね。中一週のローテーションながら、今朝の動きも実に素晴らし かったですよ。心身に刺激を与える狙いも兼ねて、今回は久しぶりに1800ｍへ。３歳 春には２着の実績を残しており、道中をスムーズに運べれば対応できない距離だとは 決して思っていません。今回はブリンカーを装着する予定です」と気合いを込める伊 藤調教師だった。なお、鞍上は柴山騎手。今年３月のデビューながら44勝をマークし て関東リーディング第７位に付ける手腕に託す。 《調教時計》 　08／17　助手　　美南芝良　　　　　　　67.4−52.7−39.4−12.6�F馬ナリ余力 　　　　　　　　　エアサップ（古馬500万）馬ナリの外先行同入

(05/08/04)［美浦トレーニングセンター］ 　７日（日）新潟９Ｒ・湯沢特別・混合・芝1200ｍに後藤騎手で出走する。最終追い 切りとなった３日（水）は、ロードモデラートを相手に迎えてのスパーリングを敢行 。稍重のウッドチップコースを舞台に15秒９−13秒９−25秒１（１ハロン平均12秒5 5）−12秒７と刻み、１馬身ほど先着してのフィニッシュだった。「今朝は２頭の呼 吸が合わず、ちょっとチグハグな内容となってしまいました。ただ、動き自体は良か ったです。あとはレースへ行って、この馬特有の気難しい面を露呈しなければ･･･で すね。でも、そろそろ500万クラスでは順番だと思いますよ」と伊藤調教師は力強い 口調で語ってくれた。なお、前走後に示唆したブリンカーは着用しないことに。裏を 返せば、これも自信の表われと言えよう。シャルドネワインも結構だが、決戦の舞台 は日本酒の産地として有名な新潟。いずれにせよ、久しぶりに勝利の美酒に酔いしれ たいものだ。 《調教時計》 　07／30　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　68.0−53.3−39.7−13.2�F馬ナリ余力 　　　　　　　　　レディサブリナ（３歳未勝利）強目の外０秒２先着 　08／03　助手　　美南坂良１回　　　　　59.4−43.2−29.3−15.0　馬ナリ余力 　08／03　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　67.6−51.7−37.8−12.7�E強目に追う 　　　　　　　　　ロードモデラート（３歳未勝利）強目の外０秒２先着

(05/07/28)［美浦トレーニングセンター］ 　この中間は、リラックス重視のスケジュール。坂路＆ウッドチップコースを利用し 、軽目キャンターに終始している。そして「心身共にコンディションは安定。これと 言った不安も見当たらず、それなりに元気を有した状態です。でも、本数の要らない タイプですからね。今週末、来週にサッと追い切れば、十分な仕上がりで本番を迎え られるでしょう」と伊藤調教師だった。８月７日（日）新潟９Ｒ・湯沢特別・混合・ 芝1200ｍまで、あと10日。越後の地への旅支度は着々と進んでいる。

(05/07/15)［美浦トレーニングセンター］ 　10日（日）に函館競馬場へ到着。17日（日）函館11Ｒ・登別特別・混合・芝1200ｍ に出走する。なお、13日（水）にはダートコースで最終追い切りを敢行。14秒４−1 3秒３−12秒９−24秒９（１ハロン平均12秒45）−12秒６のラップを刻んでいる。そ して「馬なりの手応えで６ハロン80秒を切るなど、この馬らしく速いタイムが出まし た。でも、これは足抜きの良い馬場コンディションの影響が大きいでしょう。インを 回ってのモノですしね。キッカケさえ掴めば、一つ上のクラスでも十分に勝ち負けに 持ち込めるだけの素材。状態は変わらず良好なだけに、改めて期待を寄せたいですね 」と伊藤調教師だった。ちなみに、デビュー戦も１回函館の最終週だった。丸２年が 経過した今、当時と同じ北村宏司騎手を鞍上に迎えて２個目の金メダル獲得に挑戦す る。 《調教時計》 　07／09　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　65.0−51.3−38.6−12.6�BＧ前仕掛け 　　　　　　　　　ツルガオカハヤテ（古馬1000万）馬ナリの内同入脚劣 　07／13　助手　　函館ダ稍　　　　78.1−63.7−50.4−37.5−12.6�B馬ナリ余力

(05/07/07)［美浦トレーニングセンター］ 　不良のウッドチップコースを舞台に据えた６日（水）は、３頭併せの形でスパーリ ングを行なった。ここでは、ＳＳ産駒サンデーローザと鼻面を並べてフィニッシュ。 この様子を見届けて伊藤調教師は「テンに幾らか掛かり気味でした。相手が３歳未勝 利だけに最後は抑えるぐらいの余裕を見せたものの、もう少しリラックスして走れれ ばレースでもスムーズに運べるのですけどね。まぁ、馬体等に調子落ちの兆しは窺え ません。今週末に函館競馬場へ移動させ、２回函館の開幕週に組まれた芝1200ｍを使 うつもりです」と語っている。７月17日（日）函館10Ｒ・登別特別・混合・芝1200ｍ が目標。スプリント戦での巻き返しを目論む。 《調教時計》 　07／06　助手　　美南Ｗ不　　　　　　　67.1−52.9−39.3−13.2�E馬ナリ余力 　　　　　　　　　サンデーローザ（３歳未勝利）強目の外先行同入

(05/06/23)［美浦トレーニングセンター］ 　26日（日）阪神９Ｒ・舞子特別・混合・芝1400ｍに出走する。22日（水）は、稍重 コンディションと化したウッドチップコースへ。スキャターザゴールド産駒ネヴァー トルネードを追い掛ける形でスタートを切り、１ハロン毎に脚を伸ばしてフィニッシ ュ。終わってみれば、約２馬身のリードを築いていた。「阪神までの輸送を考慮し、 今日はサラッと行く感じで。いつものロードスフィーダほど速い時計は出していませ ん。でも、具合自体は決して悪く無いですよ。コース替わりで改めて期待を寄せたい ところ」。伊藤調教師の言葉にも自然と力が入っていた。横山典弘騎手と共に、久々 の美酒に酔いしれたい。 《調教時計》 　06／　　　　　　美プール　　　10　11　12　14　 　06／22　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　67.5−52.7−38.7−12.8�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　ネヴァートルネード（３歳未勝利）強目の内追走０秒４先着

(05/06/16)［美浦トレーニングセンター］ 　先週同様の理由で、19日（日）福島８Ｒ・３歳上５００万下・混合・芝1200ｍへの エントリーも断念する運びに･･･。だが、その一方でロードスフィーダも14日（火） に右トモを軽く打撲するアクシデントに見舞われていた。「周辺に若干の腫れが生じ 、15日（水）は追い切りを控えて息を整える程度のキャンターまで。まぁ、直前にサ ッと流せば仕上がり不足を案じずとも大丈夫と思います」（伊藤調教師）と大事に至 らなかったものの、ここでワンクッションを置けたのは却って好結果に転じそうな気 がしてならない。６月26日（日）阪神９Ｒ・舞子特別・混合・芝1400ｍに目標を切り 替える。 《調教時計》 　06／　　　　　　美プール　　　03　04　05　07　08　09 　06／11　助手　　美南Ｗ重　　　　　　　64.6−51.4−38.8−13.5�D直強目追う 　06／11　助手　　美南坂重１回　　　　　54.5−41.0−28.5−15.1　馬ナリ余力秒４遅れ

(05/06/09)［美浦トレーニングセンター］ 　先週の予想通り、12日（日）東京７Ｒ・４歳上５００万下・混合・芝1600ｍは出走 間隔との兼ね合いでゲートインが不可能に近い状況だった。この点を踏まえ、今後は ６月19日（日）福島８Ｒ・３歳上５００万下・混合・芝1200ｍに矛先を向ける。さて 、８日（水）は古豪ロードフラッグとのスパーリングを消化。師の歩様チェックを受 けた後にウッドチップコースへ移動し、スピード感たっぷりの脚捌きで５ハロンを走 破した。これを終えて「今朝も最後まで一生懸命に走っていましたよ。デキは高いレ ベルで安定。ある程度は想定できた事態ですからね。たとえ一週間ほど延びたとして も、それほどの問題は生じないでしょう」と伊藤調教師は余裕の表情だった。ちなみ に、12日（日）東京12Ｒ・４歳上１０００万下・芝1400ｍにはカラメルアートが登場 する。前走で後塵を拝したライバルの昇級戦は如何に？ロードスフィーダの能力を、 いつもと違った角度から観るのも一興だろう。 《調教時計》 　05／　　　　　　美プール　　　27　28　29　31 　06／　　　　　　美プール　　　01　02 　06／04　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　68.2−53.8−40.5−13.3�C馬ナリ余力 　　　　　　　　　サンデーローザ（３歳未勝利）馬ナリの外追走３Ｆ併同入 　06／08　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　66.3−51.5−38.2−13.2�C馬ナリ余力 　　　　　　　　　ロードフラッグ（古馬オープン）馬ナリの内先行０秒４遅れ

(05/06/04)［美浦トレーニングセンター］ 　今週はタイムトライアルを行なわず、軽目キャンターで心身のコンディションを整 えた。現在の様子について「体調面に陰りは生じておらず、あとは１、２本の追い切 りを直前に課せば十分な仕上がりに持って行けるでしょう。また、この中間はプール 調教も取り入れており、これによって精神的なリラックス効果も期待できそう。ただ 、ゲートインできるでしょうか？ここが最大のネックですね」と伊藤調教師。その眼 は、一足早く福島へと向いているのかも知れない。もちろん現段階では６月12日（日 ）東京７Ｒ・４歳上５００万下・混合・芝1600ｍが目標だが、果たして？ 《調教時計》 　05／　　　　　　美プール　　　24　25　26

(05/05/19)［美浦トレーニングセンター］ 　21日（土）東京12Ｒ・４歳上５００万下・混合・芝1400ｍに出走する。18日（水） のスパーリングでは、坂路コースを舞台に豊かなスピードを披露。フューチャサンデ ー（Ｇ�V・クイーンＣ）の全妹サンデーローザを２馬身半ほど追い掛け、持ったまま の手応えで約半馬身の先着を果たして見せた。「もう馬体は仕上がっており、今朝は コンディションを整える程度に。除外の影響も感じさせず、好調をキープしたまま送 り出せそうですよ。このクラスでの力量上位は明らか。今度こそ、気持ち良く決めて 欲しいですね」。伊藤調教師は晴れやかな表情で抱負を語ってくれた。なお、鞍上は 関東リーディングジョッキーの横山典弘騎手。昨春以来３度目となるパートナーを背 に、新緑の眩しい府中の森を颯爽と駆け抜けてくれるだろう。リベンジは必至だ。 《調教時計》 　05／18　助手　　美南坂良２回　　　　　51.9−38.4−25.8−13.0　馬ナリ余力 　　　　　　　　　サンデーローザ（３歳未勝利）馬ナリと同入 　05／18　助手　　美南坂良　　　　　　　52.0−----−26.2−13.7　馬ナリ余力 　　　　　　　　　サンデーローザ（３歳未勝利）強目を０秒４追走０秒１先着

(05/05/12)［美浦トレーニングセンター］ 　「体調面に何ら不安は認められぬものの、今週のレースに使えるか微妙なところ。 いつも一生懸命に走り切るタイプだけに、ひとまずは出走状況を見渡してから判断を 下します。余計な消耗を防ぐためにも、その方が賢明な選択となるはず」（伊藤調教 師）と、最終追い切りは12日（木）に行なわれた。なお、ここではウッドチップコー スを単走で。５ハロン標識を目安にピッチを速めると、16秒１−14秒５−26秒７（１ ハロン平均13秒35）−12秒７を記録した。そして「中一週のローテーションに加え、 幾らかテンションの高さが気に掛かったものですからね。サッと乗る程度で十分でし ょう。予定通りの内容ですよ」と師。15日（日）新潟９Ｒ・４歳上５００万下・混合 ・芝1600ｍへ正式エントリーを済ませた。ところが、除外馬２頭にロードスフィーダ が含まれてしまったのだ。止むを得ず、５月21日（土）東京12Ｒ・４歳上５００万下 ・混合・芝1400ｍに目標を切り替える。 《調教時計》 　05／12　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　70.0−53.9−39.4−12.7�C馬ナリ余力

(05/04/28)［美浦トレーニングセンター］ 　30日（土）東京８Ｒ・４歳上５００万下・混合・芝1600ｍに出走する。27日（水） は５ハロン64秒５のタイムを計測。ロードスフィーダらしいスピード感たっぷりの走 りで、古豪ロードフラッグを馬なりのまま圧倒して見せた。そして「元々が仕上がり 早なタイプとは言え、今朝はオープン馬にもヒケを取らないぐらいでしたよ。これな らば、今週にゴーサインを出して大丈夫。態勢は十分に整ったと判断できるでしょう 」。伊藤調教師も怪気炎を燃やしていた。鞍上は、デビュー戦以来およそ１年９ヶ月 ぶりのコンビ結成となる北村宏司騎手。現在までに23勝を積み重ねて関東リーディン グ第６位に位置する手腕に、２度目の先頭ゴールへと導いてもらいたい。 《調教時計》 　04／23　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　65.6−51.0−37.0−12.8�D馬ナリ余力 　　　　　　　　　ロードフラッグ（古馬オープン）強目の内先行同入 　04／23　助手　　美南坂良１回　　　　　----−38.5−26.5−13.8　馬ナリ余力 　04／27　助手　　美南Ｗ重　　　　　　　64.5−50.9−37.3−12.9�C馬ナリ余力 　　　　　　　　　ロードフラッグ（古馬オープン）一杯の内追走０秒６先着

(05/04/21)［美浦トレーニングセンター］ 　「ウチでの２ヶ月間で、みっちりと鍛え込みましたからね。レースを楽しみにして おきますよ」と宮崎場長は納得顔。最近の著しい上昇ぶりが師の目に止まり、20日（ 水）に美浦トレセンへ帰厩を果たした。なお「何の問題も見当たらなければ、週末か ら追い切りを始められるでしょう。そこでの動き如何によっては来週の復帰も視野に 入れたいと思います」とは伊藤調教師。早くも披露された戦列復帰のプランニング。 30日（土）東京８Ｒ・４歳上５００万下・混合・芝1600ｍへ名乗りを上げられるかは 、これからが重要なカギを握っている。

(05/04/14)［敷宮牧場（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン20〜22秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・ダク800ｍ×１本→キャンター800ｍ ×２本（１ハロン18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。11日（月）より、坂路コ ースの登坂を２本に増加するに至った。「ここに来て馬体が立派に。とは言っても息 遣い等は悪くなく、しっかりと充実が図れている証拠だと判断できるでしょう。調教 内容を強化した後も、心身のコンディションは良好。更に状態を上げ、ロードダルメ シアンみたいに出世してもらいたいですね」と宮崎場長は滑らかな口調。態勢は着々 と整いつつある。

(05/04/07)［敷宮牧場（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン20〜22秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・ダク800ｍ×１本→キャンター800ｍ ×１本（１ハロン18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。先週末に、待望の15−1 5を敢行するに至った。「一定の状態に達するまではスムーズだったのですが、そこ からグンと上向くまでに思いのほか時間を要してしまいました。でも、この10日間ほ どで見る見るうちに良化。内面的な要素に左右されていたのかも知れませんね」と宮 崎場長は満面の笑みを浮かべる。戦列復帰へ向け、あとは上昇カーブを描くのみだ。

(05/03/31)［敷宮牧場（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン20〜22秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・ダク800ｍ×１本→キャンター800ｍ ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。「最近は、幾らか身体を大きく感じさせるよう に。これならば、もっとハードな調教にも打ち込めるでしょう。当日の雰囲気を判断 して先週末の追い切りは見送ったものの、もちろん心配は無用。早ければ、土曜日（ ４月２日）に･･･と検討しています」とは宮崎場長。更なるステップアップへの期待 が高まる。

(05/03/24)［敷宮牧場（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン20〜22秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・ダク800ｍ×１本→キャンター800ｍ ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。「与えたメニューをバッチリ消化。概ね予定通 りの進行を果たせています。今週末には、試しに15−15のトレーニングを行なう予定 。そこでの動き如何によっては、毎週のスケジュールに加えるかも知れません」と真 剣な眼差しを向ける宮崎場長だった。

(05/03/17)［敷宮牧場（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン20〜22秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・ダク800ｍ×１本→キャンター800ｍ ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。宮崎場長は「ウチで預かってからの１ヶ月の期 間で、稽古での気配もグンと良化。一方で、筋肉の付き方に物足りない印象を受けて おり、当面は馬体作りを優先します。従来通り、あくまでも馬自身の状態に合わせて 進めましょう」と泰然自若の構えを見せている。

(05/03/10)［敷宮牧場（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン20〜22秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・ダク800ｍ×１本→キャンター800ｍ ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。「この一週間で目に見えて変わった点はありま せん。裏を返せば、順調に毎日を過ごしていると言えるでしょう。そろそろ、坂路で のキャンターも２本に増加したいですね」と意気込みを新たにする宮崎場長。更なる ステップアップに期待したい。

(05/03/03)［敷宮牧場（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン20〜22秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・ダク800ｍ×１本→キャンター800ｍ ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。３月を迎え、予定通りに調教内容の強化を図っ ている。「他馬に比べると、息の戻りが今一つ。ですので、今後もコツコツと乗り込 みを継続して改善を図りましょう」との課題を指摘する宮崎場長だった。着実な前進 が何よりも嬉しい限りだ。

(05/02/24)［敷宮牧場（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン20〜22秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・ダク800ｍ×１本→キャンター800ｍ ×１本（１ハロン20〜22秒ペース）。19日（土）以降はキャンターを開始。宮崎場長 は「ひとまずは感触を確かめている段階。よって、敢えてペースは抑え気味です。で も、今の具合ならば、更にピッチを上げても大丈夫でしょう」と既に及第点を与えて おり、近日中に18秒ペースに取り掛かる見込みだ。

(05/02/17)［敷宮牧場（茨城）］ 　11日（金）に茨城・ミッドウェイファームへ。到着後の馬体チェックを終えて、現 在はウォーキングマシン40分、ウッドチップコース・ハッキング2400ｍのメニューが 与えられている。「馬体を細く見せていますので、もう少しの間は余裕を持たせて肉 付きを良くさせましょう。その点が解消すれば、他のロードさんの馬と同様にダート コースでのトレーニングに打ち込みたいですね」と朗らかな表情を浮かべる宮崎場長 だった。

(05/02/10)［敷宮牧場（茨城）］ 　ロンジング調教15分、ダートコース・ダク1500ｍ→キャンター1000ｍ。「探りを入 れる程度のキャンターを課す場合も。何秒ペースと言うレベルには及ばないものの、 このように感触を確かめながらピッチを上げれば余計な負荷を掛けずに済みますから ね」と説明する敷宮場長だった。なお、伊藤調教師の指示を受け、11日（金）には茨 城・ミッドウェイファームへ移動の予定。戦列復帰へ向けてのレールは着々と敷かれ ている。

(05/02/03)［敷宮牧場（茨城）］ 　ロンジング調教15分、ダートコース・ダク1500ｍ。軽目キャンターを視野に入れ、 ここに来て運動量を若干プラスするに至った。「まだまだ余裕を残したシルエットで すね。でも、ウチの役目として期待されているのは、十分に心身のリフレッシュを図 ること。ある程度の体力を取り戻した上で、乗り込みをメインとした育成牧場へ移動 する段取りが組まれます。ちょっと前まで面倒を見ていたロードフラッグも然り。も ちろん、直接トレセンへ入厩するパターンにも対応できますけどね」と敷宮場長は力 強く語っていた。

(05/01/27)［敷宮牧場（茨城）］ 　ロンジング調教15分、ダートコース・ダク1000ｍ。伊藤調教師の指示を受け、21日 （金）以降は一周400ｍのコースを利用したトレーニングに着手した。その様子を見 届けて「雨が降った翌朝は馬場の表面が凍結し、蹄に不安を抱える馬にとっては大敵 な舞台と化します。ですので、その場合はロンジング調教まで。今後も臨機応変な判 断を下しながら、徐々に馬体を引き締めに掛かります」と報告を寄せる敷宮場長だっ た。

(05/01/20)［敷宮牧場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間、ロンジング調教15分。「食欲に減退傾向は一 切認められず、幾らか腹回りには余裕が出て来ましたね。でも、これは休養の度合い を考えれば許容範囲でしょう。元々が太らないタイプだけに、むしろ良い傾向だと思 います」と敷宮場長。続けて「先生からの連絡が届くまでは、現在のメニューを徹底 する方針です。今のうちに少しでも身体を慣らしておきたいですね」と気を引き締め ていた。

(05/01/13)［敷宮牧場（茨城）］ 　午前６時過ぎ、陽の目覚めと共にサンシャインパドックへ足を運ぶ。そして、午後 １時を目安にロンジング調教を開始。許される限りの汗を流しており、そのトレーニ ングも先週末からは15分へと若干の強化を図った。「年明けに蹄鉄を打ち替えました 。その際に幾ら蹄を触られても気にする素振りは見せませんでしたよ」とは敷宮場長 。目の上のコブも徐々に沈静化へ向かっている模様だ。

(05/01/06)［敷宮牧場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間、ロンジング調教５〜10分。５日（水）以降は 足慣らしを開始。直径30ｍ程度の円形馬場を利用し、騎乗者を背に乗せぬままダクに 近い運動を消化している。その様子を見守って「馬自身は相変わらず元気そのもの。 もう少しの間は同様のパターンで調整を続け、それから徐々にステップアップを図り ます」と敷宮場長は微笑みを交えながら語ってくれた。

(04/12/23)［敷宮牧場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間。午前６時過ぎから正午あたりまでの時間を使 い、日光浴を満喫している。「この一週間で体調面の変動は認められず、いつも穏や かな雰囲気ですよ。まずはロンジング調教などで入念にウォーミングアップを行ない 、年明けから徐々に乗り出そうと考えています」とは敷宮場長。来春の戦列復帰が当 面のターゲットだ。

(04/12/16)［敷宮牧場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間。「馬自身は元気そのもの。相変わらず、と言 ったところですよ」と、現在の様子を伝えるのは敷宮場長。また「12月に入っても今 年は本当に暖かいですからね。毎年毎年のことですので慣れっことは言っても、朝早 くから作業に取り掛かる私達にとっては非常に助かりますよね」と微笑を交えながら 語ってくれた。ちなみに、11日（土）中山・師走Ｓ(ＯＰ)・ダ1800ｍではカフェオリ ンポスが２着に好走。今秋にジャパンダートダービー(Ｇ�T)を制した同期のグランド スラム産駒を目標に、追い付け追い越せの意気で来シーズンを闘い抜いてもらいたい 。

(04/12/09)［敷宮牧場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間。自身を取り巻く状況に大きな変化は生じてい ない。「まだ新しい指示は受けておらず、引き続き、のんびりと過ごさせています。 でも、飼い葉の食いは良好。乾燥しやすい時期だけに蹄の手入れには一層の注意を払 い、調教師の判断を仰ぎながら今後も状態に応じてステップアップを図ります」と敷 宮場長は話している。

(04/12/02)［敷宮牧場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間。現在の様子について敷宮場長は「普段の仕草 等から判断すれば、痛みは段々と和らぎつつある様子。コレと言って変わった点を挙 げるのも難しいですけど、着実な回復を遂げているのは間違いないと思います。もう 少し良くなれば軽い運動を始めても大丈夫そうです」と穏やかな口調で述べている。

(03/11/25)［敷宮牧場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧６時間。柔らかな陽射しを全身に浴びながら、のんび りとしたスケジュールで一日を送っている。「徐々に落ち着きを取り戻してきた感じ です。ただ、蹄を触ろうとすると嫌がる反応も。また、一部には小さなヒビ割れも見 られますので、ひとまずは消毒、塗り薬などを用いて雑菌が侵入しないよう努めてい ます。もう何週間は無理に動かさない方が賢明でしょう」とは敷宮場長。

(04/11/11)［美浦トレーニングセンター］ 　13日（土）福島12Ｒ・赤湯特別・混合・芝1200ｍに出走する。10日（水）は良馬場 の坂路コースを３本。フォーティナイナー産駒ユノナゲットに胸を貸す形でアップダ ウンを繰り返した。この最終追い切りの様子をモニタ越しに確認した後「元々が稽古 駆けするタイプながら、今朝も弾むようなフットワークで頂上へ。本当に良い動きで したよ。ラストの１本で36秒台をマークできれば数字的にも十分に合格でしょう」と 伊藤調教師は笑顔に。続けて「前走ぐらいの競馬をすれば、自ずとチャンスは回って くるはず。改めて期待したいですね」と怪気炎を燃やしていた。なお、鞍上は再び武 士沢騎手。２勝目奪取へ向け、ボルテージは更に高まったと言えるだろう。 《調教時計》 　11／10　助手　　美南坂良３回　　　　　　　　43.7−28.7−14.9　馬ナリ余力 　11／10　助手　　美南坂良　　　　　　　　　　37.8−24.9−12.5　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ユノナゲット（２歳未勝利）馬ナリに０秒５先行同入 　11／10　助手　　美南坂良　　　　　　　　　　36.7−25.0−13.2　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ユノナゲット（２歳未勝利）強目に０秒３先行同入

(04/10/28)［美浦トレーニングセンター］ 　中一週のローテーションで、30日（土）福島12Ｒ・秋元湖特別・混合・芝1200ｍに 出走する。最終追い切りとなった27日（水）は、坂路コースで絶好のデモンストレー ションを披露した。31日（日）東京・天皇賞・秋(Ｇ�T)に有力候補の一頭として参戦 するローエングリンと共に頂上を目指すと、後方から迫り来るパートナーを寄せ付け ない。厩舎の看板馬のプレッシャーをモノともせず、最後はロードスフィーダ騎乗の 佐藤調教厩務員がチラチラと横目で僚馬を気遣うほど。堂々の先着フィニッシュを決 めて見せた。これを終え、伊藤調教師も思わず相好を崩す。そして「ロードが先行し ていたとは言え、相手が相手ですからね。前回でも悪くない仕上がりでしたが、一度 レースを使って更に上向いた感じ。能力的にも勝ち負けを期待して良い状態です」と 並々ならぬ意欲を語ってくれた。なお、鞍上は先週２勝（３着１回）と波に乗る武士 沢騎手にバトンタッチ。人馬共々、力の入る一戦となりそうだ。 《調教時計》 　10／27　助手　　美南坂稍３回　　　　　　　　37.3−25.1−12.7　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ローエングリン（古馬オープン）馬ナリと同入 　10／27　助手　　美南坂稍　　　　　　　　　　36.8−24.8−12.7　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ローエングリン（古馬オープン）一杯に０秒６先行０秒４先着

(04/10/14)［美浦トレーニングセンター］ 　17日（日）東京12Ｒ・３歳上５００万下・混合・芝1400ｍで待望の戦列復帰を果た す。変則日程の煽りを受けて、最終追い切りは14日（木）に。ここでは、坂路コース で下記のタイムを記録。また、９日（土）にも３ハロン40秒以下を２本叩き出してお り、一連の流れを見渡せば臨戦態勢は十分に整ったと判断できよう。佐藤調教厩務員 も「馬自身がソエ等の余計な心配をしなくなったからか、春当時よりも飼い葉食いが 旺盛に。馬体は適度にふっくらと見せており、心身共に良い雰囲気だと思います。久 々とは言え、芝1400ｍの条件ならば初の古馬相手でも何らヒケは取らないはずですよ 」と明るい表情で語ってくれた。なお、鞍上は主戦の横山典弘騎手と同期にあたる松 永幹夫騎手。抜群の安定感を誇る手綱捌きの後押しを受け、約半年ぶりにターフへ姿 を現わす。 《調教時計》 　10／09　助手　　美南坂重２回　　　　　　　　37.0−25.0−12.7　馬ナリ余力 　10／09　助手　　美南坂重　　　　　　　　　　38.4−25.4−12.7　馬ナリ余力 　10／14　　　　　美南坂良２回　　　　　　　　37.0−25.0−12.8 　10／14　　　　　美南坂良　　　　　　　　　　36.9−25.1−13.2

(04/10/07)［美浦トレーニングセンター］ 　１日（金）より早速タイムトライアルを開始。そして、前日までとは打って変わっ て青空の広がった６日（水）も、坂路コースを舞台に12秒３−12秒４−13秒５のラッ プを計測した。これを見届けて「幾らか重目が残っている影響で、まだ息の入りが今 一つな感じ。とは言え、これでグンと素軽さを増すでしょう。動き自体には及第点を 与えて良いと思います。週末、来週と追えば態勢は整うはず」と伊藤調教師は晴れや かな表情。パートナーに手応えで勝った点からも一夏を越してのパワーアップが窺え ると言うものだろう。17日（日）東京12Ｒ・３歳上５００万下・混合・芝1400ｍが戦 列復帰戦に指名された。 《調教時計》 　10／01　助手　　美南坂良２回　　　　　　　　41.8−----−14.7　馬ナリ余力 　10／06　助手　　美南坂良２回　　　　　　　　37.2−25.3−13.1　馬ナリ余力 コウチブレイザー（古馬500万）馬ナリと同入 　10／06　助手　　美南坂良　　　　　　　　　　38.2−25.9−13.5　馬ナリ余力 コウチブレイザー（古馬500万）一杯と同入

(04/09/30)［美浦トレーニングセンター］ 　「これまでも、ずっと好調をキープできていましたからね。指示が出されたからと 言って、特に変わったトレーニングは課していません。それでも十分な仕上がりで送 り出せましたよ。トレセンでハードな追い切りを行なう点等を踏まえれば、適度にお 釣りを残しておいた方がプラスに働くでしょう」と村岡調教主任。ウォーキングマシ ン45分、並脚1000ｍ、三石軽種馬共同育成センターのダートコース・ダク1200ｍ→キ ャンター3600ｍ（１ハロン18〜20秒ペース、３周目は16〜18秒ペース）→ダク1200ｍ での調整を切り上げ、29日（水）に三石・ケイアイファームを出発。翌日に美浦トレ センへ無事到着を果たした。今後の方針について伊藤調教師から見解は示されていな いが、ようやく帰厩の途に着いたばかりだけに致し方のないところ。これからの動向 を楽しみに待ちたい。

(04/09/23)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、三石軽種馬共同育成センターのダートコー ス・ダク1200ｍ→キャンター3600ｍ（１ハロン18〜20秒ペース、３周目は16〜18秒ペ ース）→ダク1200ｍ。「もうソエの心配は吹き飛んだと考えて差し支えないでしょう 。腹回りも適度にふっくらと映っており、現在のコンディションの良さが感じ取れま す。だからと言って、最後まで油断は禁物。これまで以上の細心の注意を払い、来る べき時に備えます」とは村岡調教主任。今春の中山・山桜賞・芝1800ｍ２着の際に３ ／４馬身ほど先着したトゥルーリーズンが、先日のセントライト記念(Ｇ�U)でクビ、 クビ差の３着に好走。戦列復帰を果たした暁には、ライバルに負けぬ頑張りを見せて くれることだろう。

(04/09/16)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、三石軽種馬共同育成センターのダートコー ス・ダク1200ｍ→キャンター3600ｍ（１ハロン18〜20秒ペース、３周目は16〜18秒ペ ース）→ダク1200ｍ。現在の様子について「あと一追いすれば、もう殆んど仕上がっ たと言えるぐらい。ですので、多少セーブ気味のペースで乗り込み、あまりテンショ ンを上げ過ぎぬよう配慮しています。未勝利戦が終われば新たな動きも生まれるでし ょうから、それまでは心身をフレッシュな状態に保っておきます」と村岡調教主任。 順調な過程が何よりの朗報だ。

(04/09/09)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、三石軽種馬共同育成センターのダートコー ス・ダク1200ｍ→キャンター2400ｍ（１周目は１ハロン18〜20秒ペース、２周目は1 6〜18秒ペース）→ダク1200ｍ。村岡調教主任は「リズミカルな脚捌きで駆けており 、相変わらず具合は良好ですよ。息の戻りも上々。まだ具体的な指示は出されていな いだけに、この感じを長期間に渡って維持することが現在の目標ですね」と伝えてい る。

(04/09/02)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、三石軽種馬共同育成センターのダートコー ス・ダク1200ｍ→キャンター2400ｍ（１周目は１ハロン18〜20秒ペース、２周目は1 6〜18秒ペース）→ダク1200ｍ。「今、一番動きが良いのはこの馬でしょう。稽古で は躍動感に溢れた動きを見せてくれます。この調子を維持できれば、秋に向けて更に 楽しみが膨らむはずですよ」と村岡調教主任。目を輝かせながら、進境を認めていた

(04/08/26)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、三石軽種馬共同育成センターのダートコー ス・ダク1200ｍ→キャンター2400ｍ（１周目は１ハロン18〜20秒ペース、２周目は1 6〜18秒ペース）→ダク1200ｍ。「また、掛かる面が出てきました。ただ、これは悪 い意味ではなく、むしろ良いニュアンスでのもの。この馬の調子を測るバロメーター と捉えています。併せ馬でも煽るぐらいの凄みを見せていますよ」と伝える村岡調教 主任のトーンも明らかに昇り調子だ。

(04/08/19)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、三石軽種馬共同育成センターのダートコー ス・ダク1200ｍ→キャンター2400ｍ（１周目は１ハロン20〜22秒ペース、２周目は1 8〜20秒ペース）→ダク1200ｍ。村岡調教主任は「平地での調教では、かなり脚取り がスムーズ。スクミの症状も全く認められません。このリズムで調教を続けていけれ ば、自ずとパワーアップに繋がるはずです」と重しが取れたような表情で語ってくれ た。復調ムードに包まれてきたロードスフィーダ。更なる心身の鍛練に励みたい。

(04/08/12)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、三石軽種馬共同育成センターのダートコー ス・ダク1200ｍ→キャンター2400ｍ（１周目は１ハロン22〜25秒ペース、２周目は2 0〜22秒ペース）→ダク1200ｍ。９日（月）以降は、三石軽種馬共同育成センターへ 足を運ぶように。一進一退を続けながら、真の逞しさを得ようとする毎日だ。「柔軟 性に富んでいて、フォームそのものには能力を十分に感じさせてくれます。線の細さ が解消すれば、更に良さが発揮できるはずです」と村岡調教主任。

(04/08/05)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→ウッド チップ坂路コース・キャンター1000ｍ×１本（１ハロン20〜22秒ペース）。先週末よ り一旦ペースを抑えた調整メニューを組んでいる。これについて村岡調教主任は「針 を打つ程ではないのですが、トモに若干の疲れが見られました。この馬の長所でもあ るのですが、稽古に対して頑張り過ぎてしまう面があるんですよね。知らず知らずの うちに疲労が溜まっていたのかも知れません。少しの間はリラックスに重点を置いた 調整を心掛けます」と穏やかなニュアンスで語っている。

(04/07/29)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク1000〜1500ｍ→ ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペー ス、２本目は18〜20秒ペース）。村岡調教主任は「先週末の調教後に若干コズミの症 状を見せ、２日ほど馬場入りを控えました。とは言え、本当に軽い症状。現在は通常 通りのメニューを課しています。大きな心配には及びませんよ」と笑顔。続けて「ス ピードの加速、切れ共にウチに在厩している馬の中でもトップクラスといても過言で はありません。また、フレッシュな状態で出走できる初戦がキーポイントとなりそう なだけに、きっちりと仕上げてから伊藤調教師の元へ戻そうと考えています」と意欲 を伝えている。

(04/07/22)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ→ ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペー ス、２本目は18〜20秒ペース）。村岡調教主任は「レース経験を積んできたことが大 きいのでしょうね。以前のようにヤンチャな面もあまり見せなくなりました。集中力 を持って駆けている点には非常に好感が持てます」と近況を報告。ここに来て、段々 と本格化を窺わせるロードスフィーダ。秋口での戦列復帰がとても楽しみだ。

(04/07/15)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク4000〜5000ｍ→ ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペー ス、２本目は18〜20秒ペース）。村岡調教主任は「相変わらず順調に馬場入りを消化 。まるで鉄砲玉のように坂路を駆け上がっていきますよ。息遣いも段々と良化してお り、現時点で注文を付けるのが難しいぐらい。強いて挙げるとするならば、仕上がり の早いタイプだけに、できるだけ馬体に貯金を作っておきたいと言ったところでしょ うか」と目尻を下げて語っていた。

(04/07/08)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ→ ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペー ス、２本目は18〜20秒ペース）。「頗る順調。体調面を含め、不安な点は全くと言っ て良いほど見当たりませんよ。今の雰囲気を維持しながら、更にコンディションを整 えたいと思います」とは村岡調教主任。上昇カーブを描く愛馬に、笑みが途切れるこ とは無かった。

(04/07/01)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000〜5000ｍ→ ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン20〜22秒ペー ス、２本目は18〜20秒ペース）。村岡調教主任は「時々は気の強さみたいな面を出す 場面もあるとは言え、前向きな気性がこの馬のセールスポイント。これは非常に大切 な要素です。いざレースに行った時に怯まない芯の強さを見せてくれることでしょう 」と上々の評価を与えている。

(04/06/24)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000ｍ→ウッド チップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン20〜22秒ペース、２ 本目は18〜20秒ペース、３本目は16〜18秒ペース）。村岡調教主任は「豊富な運動量 を消化した後でも、ケロリとしていますよ。動きに関しても特に注文を付けるところ も見当たりません」とニッコリ。続けて「これからはどんどん気温も上昇していきま す。些細な点にまで十分に気を配りながら、今のコンディションをキープしたいとこ ろですね」と意気込みを力強く述べてくれた。

(04/06/17)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク3000ｍ→ウッド チップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン20〜22秒ペース、２ 本目は18〜20秒ペース、３本目は16〜18秒ペース）。村岡調教主任は「相変わらず順 調。ソエを気にする素振りも見せず、伸びのあるフットワークで勾配を駆け上がって います。今の雰囲気を維持すれば、今後の指示に対しても即座に対応することができ るでしょう」と冷静な口調で述べている。６月15日（火）測定の馬体重は４８０kg。

(04/06/10)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ウッドチップ坂路コース・ダク1000ｍ×１ 本→キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は20〜22秒 ペース）。村岡調教主任は「調子のリズムによってトレーニング内容を少しずつ変え ながら調教を行なっています。ですので、本数が減った事に関しては特に心配は要り ませんよ。帰厩の話がすぐには舞い込みそうに無いだけに、今後も調教師の意見を参 考にして進めて行きます」と復帰までのプランを明かしている。

(04/06/03)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ウッドチップ坂路コース・ダク1000ｍ×１ 本→キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目以降は20〜 22秒ペース）。「頗る順調。気性的にも前向きで、いつも一生懸命な姿勢には大いに 好感が持てます」と笑顔を見せる村岡調教主任。続けて「元々がスラっとした体型で 、仕上げに時間の掛からないタイプ。ですので、もう少しの間はリフレッシュに重き を置き、今後のペースアップに備えます」と歯切れの良い口調で話している。

(04/05/27)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャン ター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。６月上旬のウッドチップ坂路コース開場（ 予定）に合わせ、現在はウォーミングアップ用の小さな馬場を中心に息を整えている 。「キビキビとした身のこなしは相変わらず健在。ソエも着実に解消傾向を示してお り、あとは今の状態を更に良くさせることが大事ですね」と村岡調教主任だった。

(04/05/20)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、サンシャインパドックで放牧６時間、ポリトラックコー ス・ダク2000ｍ→キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）もしくは、三石軽種 馬共同育成センターのダートコース・ダク1200ｍ→キャンター2400ｍ（１ハロン22〜 25秒ペース）→ダク1200ｍ。最近の雰囲気等をチェックした上で、軽目のキャンター をミックスするに至った。「ウチヘ来た当初は、明らかに馬体が寂しく映りましたか らね。ですので、取り立てて太目感は見られず、筋肉が緩んだ印象も受けませんよ。 ただ、ちょっと口向きに硬さが残っており、その改善を図ろうと歯を研磨するなどの 対策を考えています」と村岡調教主任。

(04/05/13)［ケイアイファーム（北海道）］ 　11日（日）以降は馬場入りをスタート。ウォーキングマシン45分、サンシャインパ ドックで放牧６時間に加え、ポリトラックコース・ダク2000ｍが現在の調教メニュー だ。この様子に視線を送って「今のところ特に変わった点も生じていませんよ。あと は右前脚のソエの具合を探りながら、少しずつペースアップを図ります」と村岡調教 主任は穏やかな表情を浮かべている。

(04/05/07)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、サンシャインパドックで放牧６時間。「ソエの患部を触 った際に、嫌がる反応を出さなくなりました。来た当初は寂しく映った腹回りも、徐 々にふっくらと回復を遂げています。ですので、来週にも乗り始めようかと思案して いるところ。全体としては悪くない流れだと思いますよ」と村岡調教主任は明るい口 調。週一回のブリスター治療を継続しつつ、ベストのタイミングを見極める方針に変 わりはない。

(04/04/29)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ウォーキングマシン45分、サンシャインパドックで放牧６時間。村岡調教主任は「 適度にストレスを発散できているのでしょう、馬房内でも大人しく過ごしていますよ 。歩様自体の不自然さは目に入らず、オーバーホールの効果も確実に表れています。 あと１、２週間ほど経てば、次のステップへ進む判断を下せるのではないでしょうか 」と今後の展望を描いている。

(04/04/22)［ケイアイファーム（北海道）］ 　休養。当地移動後すぐに笹針を打ち、同時にブリスター治療も。少なくとも今週一 杯は馬房内で静かに過ごす方針だ。「右前脚のソエを痛がる仕草が相当に目立ちます ね。右トモを筆頭に全体的なダメージの蓄積も認められ、当分の間は馬場入りを控え た方が良さそうな感じです」と村岡調教主任は現在の様子を報告している。

(04/04/08)［美浦トレーニングセンター］ 　11日（日）中山９Ｒ・山藤賞・混合・芝1600ｍに横山典弘騎手で出走する。最終追 い切りとなった７日（水）は、次週マイラーズＣ(Ｇ�U)への参戦を予定しているロー エングリンと良馬場のウッドチップコースで。中一週のローテーションとあって坂路 コースへは向かわなかったが、下記のタイムが示す通り、十分に合格点が与えられる デキと考えられよう。これを見届けた伊藤調教師も「最後までスムーズな脚捌き。一 叩きした効果も感じられ、良い状態でレースへ送り込めそうです」と胸を張っている 。 《調教時計》 　04／07　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　65.5−51.7−38.8−12.7�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　ローエングリン（古馬オープン）馬ナリの内先行０秒２遅れ

(04/03/25)［美浦トレーニングセンター］ 　27日（土）中山９Ｒ・山桜賞・混合・芝1800ｍに出走する。最終追い切りとなった 24日（水）は、午前10時半頃にウッドチップコースヘ。柴田調教助手を背に、５ハロ ンからの３頭併せを敢行した。最後はインに潜り込んだパートナーに１馬身ほど出し 抜けを食ったが、これを見届けた伊藤調教師は「外の馬が来るのを待っていたのと、 内の馬が先に行き過ぎたのとで、結果的に遅れたような格好になってしまっただけ。 手綱を抑えたまんまで、結構なタイムをマークできましたよ。馬体的にも殆んど仕上 がっていますからね。これで十分」と納得の表情を浮かべ、続けて「１週余計に追え たことで、除外は却ってプラスと受け止めています。1800ｍへの距離延長が微妙なと ころですけど、スタートをフワッと出て行けば対応できるでしょう」と抱負を語って くれた。なお、鞍上は横山典弘騎手にチェンジ。テン乗りで21日（日）の中山・スプ リングＳ(Ｇ�U)を制した手腕に望みを託す。 《調教時計》 　03／20　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　67.1−51.0−36.8−12.8�A馬ナリ余力 　03／24　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　64.0−50.5−37.8−13.6�CＧ前仕掛け 　　　　　　　　ジェイドスワロー（古馬1000万）馬ナリの外先行３Ｆ付０秒２遅れ

(04/03/18)［美浦トレーニングセンター］ 　12日（金）に15−15のペースで登坂して感触を確かめると、21日（日）阪神９Ｒ・ 雪割草特別・混合・芝1400ｍに特別登録を済ませた。そして、17日（水）は朝一番の 午前７時に南馬場へ。まずはウッドチップコースでスピード感十分の動きを披露し、 その後の坂路コースでは12秒０−12秒１−13秒１の意欲的なスパーリング内容。上昇 ぶりを大いにアピールした。これには伊藤調教師も思わず頬を緩ませる。「帰厩して 日数は浅いですが、今朝も引っ張り切りの手応えで結構なタイムが出せました。もち ろん仕上がりに不満はありませんよ。一生懸命に走るタイプ。距離に関しても大丈夫 でしょう」と抱負を述べた上で「ここを使うと、マイルカップに丁度良いローテーシ ョンが組めるんですよね」と青写真を描いていた。ところが、フルゲート超過のため 抽選が行なわれ、除外馬６頭の中に･･･。よって、次走に関しては今のところ未定。 27日（土）中山９Ｒ・山桜賞・混合・芝1600ｍ、28日（日）中山６Ｒ・３歳５００万 下・混合・ダ1800ｍ、同日の阪神６Ｒ・３歳５００万下・ダ1400ｍから、追い切り後 に最終的なジャッジを下す見通しだ。 《調教時計》 　03／12　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　----−30.9−16.1　馬ナリ余力 　03／17　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　37.2−25.2−13.1　強目に追う 　　　　　　　　　エアトリビア（３歳新馬）一杯を０秒９追走０秒２先着 　03／17　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　65.1−51.8−38.2−12.8�C馬ナリ余力 　　　　　　　　　アーケアアイガー（古馬500万）強目の内追走４Ｆ併同入

(04/03/04)［美浦トレーニングセンター］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。10日（水）に15−15のトレーニングを消化 。そして「連日、この馬らしい軽快なフットワークで駆けていましたからね。息遣い なども含めて良化を遂げており、今後へ向けて見通しは明るいと思います」と頬を緩 める宮崎場長に見送られ、翌11日（木）には美浦トレセンへ帰厩を果たしている。４ 月10日（土）中山11Ｒ・ニュージーランドトロフィー(Ｇ�U)・芝1600ｍもしくは、1 1日（日）中山９Ｒ・山藤賞・芝1600ｍあたりを目指す公算が高い。

(04/03/04)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。「この一週間で特に目立った変化は挙げられません。でも、具合 は確実に上向いていますよ。ソエさえ解消すれば、元々、ピッチを上げるのにも何の 支障がない状態でしたからね」と宮崎場長。戦列復帰を果たした暁には、もう一皮剥 けたロードスフィーダに出逢えるに違いない。

(04/02/26)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター850ｍ（１ハロン 22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18 〜20秒ペース）。「キビキビとした動きは相変わらず。とは言っても、ナーバスな面 は見受けられず、適度な気合い乗りと言った方が適切かも知れません。グイグイと引 っ張って行こうとするところを懸命に抑え込み、現在はスピードをコントロールでき るよう意識付けています」と説明する宮崎場長だった。

(04/02/19)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。今後の方針について伊藤調教師は「もちろんソエの回復具合が一 番ですけど、今のところ３月半ばを目安に帰厩を考えています。それまでは牧場でし っかりと乗り込んでもらうつもり。暮れに勝った時と同じようなイメージで、レース へ送り込めれば･･･と思います」と胸の内を明かしてくれた。

(04/02/12)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。引き続き、順調にトレーニングを消化している。「まだ体型的に も気性的にも幼さを残していますね。でも、すぐに太ってしまう体質ではなく、そう 言った意味では仕上がり早なタイプ。日を追う毎に少しずつ良化の気配を示しており 、今後へ向けて特に不安となる要素は見当たりませんよ」とは宮崎場長。

(04/02/05)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。ミッドウェイファーム移動後は早速トレーニングを開始した。「 まだ幾らかソエを気にする面も見せますが、状況をしっかりと把握して適切なケアを 続ければ大丈夫でしょう。一日一日の変化を見逃さず、今後も適度な負荷を与えてい きます」と宮崎場長は自らの見解を述べている。

(04/01/29)［敷宮牧場（茨城）］ 　午前７時半〜午後１時半頃までの暖かな時間帯を利用し、サンシャインパドックで 自由時間を満喫。その様子に視線を送り「最近は天気も良く、本当にリラックスした 様子で過ごしていますよ。右前脚のポコンと出っ張った部分を触ると嫌がるのは相変 わらずですが、以前に比べれば気にならなくなった感じ」と話す敷宮場長だった。な お、伊藤調教師の指示を受けて、28日（水）に茨城・ミッドウェイファームへ。今後 は当地で徐々に乗り運動をスタートする。

(04/01/22)［敷宮牧場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧３時間。「17日（土）にも再び獣医さんに確認しても らいましたが、まだ痛がる反応を示していますね。まぁ、ウチへ来てから日が浅いで すから、それも仕方のないところでしょう。時間の経過と共に症状が治まるのを待つ のみです」と敷宮場長は穏やかな口調で伝えている。

(04/01/15)［敷宮牧場（茨城）］ 　サンシャインパドックで放牧３時間。11日（日）には獣医師に具合を診てもらった 。「患部に触ると嫌がる素振りを見せますが、動き回ったりする様子からは何の影響 も認められません。ガクンと落ち込んだ様子も窺えず、レース後も元気は十分ですよ 。治療を施すと言っても、ソエですからね。ひとまずは乗り運動を控えるのが最も効 果的な対処法でしょう」と敷宮場長。

(03/12/25)［美浦トレーニングセンター］ 　24日（水）は、ウォーミングアップ代わりに坂路コースを楽走した後にウッドチッ プコースヘ。トワイニング産駒ジャックハヤブサを相手に５ハロンから追い切りを敢 行した。ここでは、ラストを一杯に追われたパートナーに対し、最後まで持ったまま の手応えでフィニッシュ。好調ぶりを盛んにアピールした。中間の様子について伊藤 調教師は「久々を叩いて更に上向いた感じ。もう少し馬体に幅が欲しいところですけ ど、それ以上に動きの良さが目に付きます。一瞬は今週の競馬に使おうかとも思った ほどですよ」と目を細める。狙いは１月５日（月）中山10Ｒ・ジュニアＣ(ＯＰ)／芝 1600。格上挑戦を感じさせぬほどの勢いが、今のロードスフィーダには備わっている 。 《調教時計》 　12／23　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　40.0−----−14.5　馬ナリ余力 　12／24　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　41.7−----−15.0　馬ナリ余力 　12／24　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　67.4−51.9−38.4−13.9�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（２歳未勝利）一杯の外０秒４先着

(03/12/11)［美浦トレーニングセンター］ 　14日（日）中山４Ｒ・２歳未勝利／芝1600（発走時刻11:05）で戦列復帰を果たす 。10日（水）の最終追い切りでは、牝馬クラシック戦線で活躍したエアデジャヴーの 初仔エアシェイディと併せ馬を敢行。既に白星を飾った同期に、１馬身半ほど先着し て上昇ぶりを盛んにアピールした。帰厩後の過程について「先週にビシッと追ってか らは、だいぶ戦闘モードへ切り替わった感じ。まだ一追い足りないかなと言う気もし ますが、普段の稽古でも前へ前へと言う気持ちを表に出すようになりました」と柴田 調教助手が語れば「確かに右前脚は幾らかソエ気味ながら、北海道の時のような競馬 にはならないはず」と佐藤調教厩務員も不敵な笑み。また、バルジュー騎手の川上通 訳も「この馬は楽しみなところを持っているから、と伊藤先生も仰っていましたよ」 との談話を届けてくれた。７日（日）中山・ターコイズＳ(ＯＰ)を制した巧みな手腕 を持ってすれば、テン乗りの心配も無用と言うものだろう。適鞍と思われる条件でま い能力全開といきたい。 《調教時計》 　12／ 6　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　66.8−52.4−38.3−12.9�C馬ナリ余力 　　　　　　　　　タイキブラック（古馬500万）馬ナリの外先行同入 　12／ 6　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　39.7−25.8−13.3　馬ナリ余力 　12／10　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　40.2−27.5−14.7　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ウインライジング（２歳未勝利）馬ナリに０秒５先行同入 　12／10　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　65.4−50.6−37.6−12.6�E強目に追う 　　　　　　　　　エアシェイディ（２歳500万）強目の内追走３Ｆ併０秒６先着

(03/12/04)［美浦トレーニングセンター］ 　帰厩３日後の29日（土）に初時計を記録したのに続き、３日（水）にもウッドチッ プコースで軽快な脚捌きを披露した。そして、これを見届けた伊藤調教師は「帰厩し てから日は浅いですけど、以前よりも基礎的な部分がデキている印象。心身のバラン スが取れ、走り方に関しても夏頃とは全然違って見えますね」と戦列復帰にゴーサイ ン。14日（日）中山４Ｒ・２歳未勝利／芝1600へ参戦の意思を表明している。鞍上は 、昨年も来日してホワイトカーニバルでフェアリーＳ(Ｇ�V)を勝ったダリオ・バルジ ュー騎手の予定。北の地でのリベンジへ向け、次週の最終追い切りへと突入する。 《調教時計》 　11／29　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　70.6−55.5−41.3−13.6�C馬ナリ余力 　　　　　　　　　タイキブラック（古馬500万）馬ナリの内追走同入 　12／３　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　65.8−51.4−38.2−13.9�A一杯に追う 　　　　　　　　　フューチャギャング（古馬500万）一杯の内追走０秒４遅れ

(03/11/27)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・ダートコース・ダク1600ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター 800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。先週に続いて22日 （土）にも15−15を消化。そして27日（木）には美浦トレセンへ帰厩を果たした。「 心肺機能など、中身に関しては相応のレベルに達していると思います。あとは厩舎で 仕上げを施すのでしょう。先生のところは普段から結構ハードな稽古を積みますから ね。今ぐらいの雰囲気で丁度良い塩梅だと思います」と宮崎場長。明日28日（金）よ り馬場入りを開始する見通しだ。

(03/11/20)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・ダートコース・ダク1600ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター 800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース、週一回は15秒ペース）。14日（金）以降は 、15−15のトレーニングに着手するなど、確実に行動範囲を広げている印象だ。しか し「まだトモの張りが寂しく映ります。全体的なバランスも今一つな感じ。成長期に 入っているのかもしれませんね。ですので、今の段階で無理に競馬を使う仕上げを施 しさない方が先々に好結果を得られるはず」と先日視察に訪れた伊藤調教師。これも 本馬に対する期待の表れと言えるだろう。

(03/11/13)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・ダートコース・ダク1100ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター 800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。先週末以降は、再び坂路入りに踏み切っ た。とは言え、自身のコンディションに急激な変化が生じた訳ではなさそう。「気分 転換を兼ねてのこと。前向きな気性だけに、時期を見てガス抜きをしてあげた方が精 神的にも良いでしょうからね。ただ、ソエの良化が窺えるのも確か。全体的に好転し つつありますよ」と宮崎場長は分析している。

(03/11/06)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン30分、ダートコース・ダク1100ｍ。最低限の運動は継続しつつ 、右前脚に生じたソエの解消に大きなウェイトを置いている。「体調は安定。毎日を 落ち着いた様子で過ごしていますよ」と宮崎場長。なお、10月25日（日）米国サンタ アニタ競馬場で行なわれたブリーダーズＣスプリント(Ｇ�T・ダ６Ｆ)では、グランド スラム産駒カジュンビートが２馬身半差で快勝。日本では本馬が快速を広めたいとこ ろだ。

(03/10/30)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン30分、ダートコース・ダク1100ｍ。先週視察に訪れた伊藤調教 師の指示を受け、その後は坂路入りを一時ストップ。現在は前記メニューに落として いる。「ここで一息入れてあげれば、もっと全体的な肉付きが良くなるはず。先々の 可能性を広げるためにも、その方がプラスと判断しました」と語る師の言葉に迷いは ない。更なるスケールアップを果たすべく、みっちりと基礎体力を養う。

(03/10/23)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・ダク550ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ ハロン18〜20秒ペース）。最近の様子について宮崎場長は「日々の調教を見合わせる ほどではないものの、また幾らか右前脚のソエを気にする素振りを見せています。こ こで少し立ち止まり、推移を見守った方が賢明な選択となるでしょう」と冷静なジャ ッジを下す。やはり、まだ全体的に完成途上な部分が残されているようだ。

(03/10/16)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・ダク550ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ ハロン18〜20秒ペース）。ソエの具合を慎重に確認しながら、毎日のトレーニングに 精を出している。「こちらのサイクルにも難無く対応できており、この一週間で何か が変わったと言うのもないですね。ひとまずは休まずに稽古を積めている点を良しと しましょう」と宮崎場長。

(03/10/09)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・ダク550ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ ハロン18〜20秒ペース）。「引き続き、レーザー等を用いてソエの解消に努めている ところ」（宮崎場長）と慎重な姿勢は崩さないながらも、６日（月）以降はキャンタ ーを取り入れることに。脚取りを確かめながら、連日、アップダウンを繰り返してい る。秋後半から年内を目途に帰厩を目指す。

(03/10/02)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　右前脚のソエを気にする素振りが見られ、ひとまずは大事を取ってペースダウン。 先週末以降は、ダートコース・ダク2000ｍの控え目な調教メニューに終始している。 「それほど大きな心配には及びませんよ。この時期の若馬ですからね。成長過程で心 身に様々な変化が出てくるのは、言わば普通のことです」と宮崎場長は落ち着いた口 調。幾多の経験が素質を大きく引き伸ばす。

(03/09/25)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。19日（金）以降は、 当地で行なわれる普通メニューを消化。確実な進歩を窺わせた。とは言え、宮崎場長 は冷静な見解。「もう少し良くなりそうな感じ。全体的にまだ物足りなさが募ります ね。でも、ウチへ来たばかり。これから変わってくるでしょう」と淡々と伝えていた 。

(03/09/18)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　「今度は大丈夫なはずですよ」と胸を張る村岡調教主任に見送られ、15日（月）に は茨城・ミッドウェイファームへ。今後は美浦トレセンの前線基地として機能する当 地で、帰厩へ向けた準備を進める方針となった。ひとまずはダートコース・キャンタ ー2200ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）と軽い調教メニューを行ない、今週末にも坂路 入りに踏み切る構えだ。

(03/09/11)［ケイアイファーム（北海道）］ 　ダートコース・キャンター2400〜3600ｍ（１ハロン20〜25秒ペースで、終い３ハロ ンを18秒ペース）もしくは、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１ 本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目以降は18〜20秒ペース）。登坂回数を３本に アップさせるなど、早くも充実したトレーニングを与えられている。「やっぱりイイ 感じで動きますね。デビューから２戦は結果を出せませんでしたけど、この馬の能力 はアレが全てでは絶対にないですよ。トモの緩慢さも今ではすっかり解消しました」 。好感触を口にする村岡調教主任だった。なお、来週にも茨城・ミッドウェイファー ムへ移動の予定。巻き返しのチャンスを虎視眈々と狙う。

(03/09/04)［ケイアイファーム（北海道）］ 　８月29日（金）から徐々に筋肉を解し始め、１日（月）以降はポリトラックコース を舞台に軽目キャンターへ。そして現在は、ウッドチップ坂路コース・キャンター1 000ｍ×２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は20〜22秒ペース）にまで ピッチを上げた。その様子に村岡調教主任も納得の表情。「手綱を抑えなければ更に 行けそうな雰囲気でした。効率良くリフレッシュが図れたようですね。手前をスムー ズに替えて走っていた点を評価しています」と明るい見通しを伝えてくれた。年内に はリベンジのチャンスが与えられることだろう。９月４日（木）測定の馬体重は４８ １kg。

(03/08/28)［ケイアイファーム（北海道）］ 　放牧５時間。午前５時半頃から屋外へと足を運び、照り付ける太陽を避けるように 自らの馬房へ。24時間ずっと尖らせていた神経も、良い意味で徐々に丸みを帯びてき たようだ。「乗り始めるには全体の覇気に少々物足りなさが残りますね。でも、食欲 自体は落ちておらず、上向くキッカケが掴めればグングンと調子を取り戻せると見込 んでいます。まぁ、すぐに競馬に使うこともないでしょうから、今後も自然体でメニ ューを組んで行きます」と村岡調教主任。

(03/08/21)［ケイアイファーム（北海道）］ 　サンシャインパドックで放牧５時間。先週に引き続き、のんびりと過ごしている。 最近の様子について村岡調教主任は「ウォーキングマシンに入れると、ゲージ内で暴 れるなど危なっかしい面を露呈しますからね。ですので、現在はトモのオーバーホー ルを重点的に。電気治療器等を用いて疲労回復を促進させています」と伝えている。

(03/08/07)［函館競馬場在厩］ 　10日（日）函館１Ｒ・２歳未勝利／芝1800に出走する。最終追い切りとなった６日 （水）は、僚馬タイキブラックを追い掛ける形でスタート。終始コースの中央を進み 、約２馬身半ほど遅れてフィニッシュを果たした。この報告を受けた伊藤調教師は「 中間の状態を考えても、一度叩いての上積みは今一つかも知れません。でも、実戦を 経験したことは、この馬にとっては大きなプラス材料。スムーズに流れに乗りさえで きれば、勝ち負けに持ち込めると思っています。この後は一息入れる予定です」と戦 前の感触を伝えている。なお、鞍上は五十嵐冬樹騎手。ホッカイドウ競馬で鍛え抜か れた豪腕をもってすれば、遊び癖のあるロードスフィーダも最後まで気を抜かずに走 れるに違いなかろう。ガラリ一変を期待したい。 《調教時計》 　８／３　助手　　函館Ｗ重　　　　　　　67.8−51.9−38.9−13.6�F馬ナリ余力 　　　　　　　　　トシザドラゴン（３歳未勝利）馬ナリの外追走０秒８遅れ 　８／６　助手　　函館Ｗ良　　　　　　　71.7−55.9−41.6−13.4�D馬ナリ余力 　　　　　　　　　タイキブラック（古馬500万）馬ナリの内追走０秒４遅れ

(03/07/31)［美浦TC］ 　30日（水）より追い切りを再開した。ここでは入念なウォーミングアップを施した 後、稍重のウッドチップコースへと歩を進めた。ここでは向こう正面付近から徐々に ピッチを速めて行ったが、その後もスピードは制御されたまま。軽目の内容でフィニ ッシュでした。そして、中間の気配について述べる伊藤調教師の口調には、流動的な ニュアンスが含まれている感が否めない。「緩慢さの見受けられたトモを含め、まだ 本来のデキではないのかも。一応は次週に照準を絞って調整していますが、場合によ っては一息入れる考えも頭には入れています」とのこと。10日（日）函館１Ｒ・２歳 未勝利／芝1800への出否は、今後の頑張りがキーポイントと言えそうだ。 《調教時計》 　７／30　助手　　函館Ｗ稍　　　　　　　71.3−54.6−40.4−13.2�C馬ナリ余力

(03/07/10)［美浦TC］ 　「先週末に現地で具合を確認してきましたが、右トモに幾らか疲れが残っている感 じ。まぁ、時間的な余裕もたっぷりですし、大きく心配する必要もないでしょうけど ね」と話す伊藤調教師のジャッジの下、10日（日）函館１Ｒ・２歳未勝利／芝1800に 狙いを定めた陣営。よって、今週は調整程度の軽目キャンター。今後のコンディショ ン作りに重点を置いた。状態を十分に見極めた上で、追い切りを再開する見込み。

(03/07/10)［美浦TC］ 　13日（日）函館５Ｒ・２歳新馬／芝1200（発走時刻12:15）でデビュー戦を迎える 。最終追い切りとなった９日（水）は、実戦でも手綱を取る北村騎手を背にウッドチ ップコースへ。「先週にビシッと追っていますからね。今朝は相手に合わせる程度の 内容で十分。乗り役には、事前にそう伝えておきました」と余裕の表情で応える伊藤 調教師の言葉通り、タイム自体は取り立てて目立つものではない。だが、馬場の外目 を悠々と追走して、最後は馬体を並べてフィニッシュ。上々のデモンストレーション を披露できたと言えよう。レースへの意気込みについて師は「どの馬も同じですが、 競馬と言うモノ自体が初めての経験ですからね。実際に走ってみないと何とも言えな い部分はあります」と煙に巻いた後「ただ、やっぱりソコソコは人気するでしょうね 」と本音をチラリ。自分の能力を発揮できれば、自ずと結果は付いて来ると言わんば かりだった。2001年産Lord＆Ladyの先陣を勝利で飾れるか？注目の一戦だ。 《調教時計》 　７／９　北村宏　函館Ｗ良　　　　　　　69.7−53.8−39.9−13.7�G馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（２歳未勝利）馬ナリの外追走４Ｆ併同入

(03/07/03)［美浦TC］ 　２日（水）は、芝コースに入って併せ馬が行われた。ここでは北村宏司騎手を背に 、躍動感溢れる動きを披露。萩原厩舎所属のエボニービジョンを相手に馬ナリのまま 手応えで勝って見せた。これには「なかなか良い走りだったと報告が届きましたよ」 と伊藤調教師も白い歯を見せ、続けて「函館へ移動してからは、一追い毎に上昇して いる印象を受けます。それならば、もう一週待機して更なる良化に期待したいと思い ます」と満面の笑みで意気込みを語ってくれた。勇躍、13日（日）函館５Ｒ・２歳新 馬／芝1200へ。次週の到来を楽しみにさせる一週前追い切りだった。 《調教時計》 　６／28　助手　　函館Ｗ良　　　　　　　　　　59.5−44.4−13.7�E馬ナリ余力 　７／２　北村宏　函館芝良　　　　　　　64.2−49.4−36.8−11.9�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　エボニービジョン（２歳新馬）強目の外０秒２先着

(03/06/26)［美浦TC］ 　20日（金）函館競馬場へ無事到着。すぐに馬場入りを始め、これまで同様、25日（ 水）もジャックハヤブサを相手にスパーリングを敢行した。入念なウォーミングアッ プの後にウッドチップコースへと脚を踏み入れ、鞍上の合図と共にスピードアップ。 終始、外ラチ沿いを進んで最後は馬体を並べて引き上げている。これを終えて伊藤調 教師は「動きそのものは上々だったようです。ただ、乗り役に言わせれば、もう少し 追い切りの本数が欲しい感触とのこと。ですので、現段階では４週目まで待機するこ とになりそう。直前の動き次第ですけどね」と胸の内を明かしている。７月６日（日 ）函館５Ｒ・２歳新馬／芝1200もしくは、13日（日）函館５Ｒ・２歳新馬／芝1200。 いずれにせよ、ここまで順調な過程を踏めている点を喜びたい。 《調教時計》 　６／22　助手　　函館Ｗ良　　　　　　　　　　　　　45.2−14.0�F馬ナリ余力 　６／25　助手　　函館Ｗ良　　　　　　　　　　56.2−41.9−13.2�H馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（２歳新馬）馬ナリの外先行同入

(03/06/19)［美浦TC］ 　13日（金）のゲート試験に合格を果たすと、18日（水）には下記のタイムをマーク 。ここ最近の上昇ぶりを確認して伊藤調教師は「浅いブリンカーを装着したところ、 その効果が感じ取れました。最後まで気を抜かず、軽快な脚捌きを見せていましたよ 」と納得の表情。そして、７月６日（土）函館５Ｒ・２歳新馬／芝1200もしくは、1 3日（日）函館５Ｒ・２歳新馬／芝1200へ向かうプランを打ち上げている。なお、今 日19日（木）に美浦トレセンを旅立ち、翌20日（金）に函館競馬場へ到着の見込み。 楽しみなデビュー戦へ向け、いよいよ最終段階へと突入した。 《調教時計》 　６／18　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　66.5−51.9−38.7−13.5�B馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（２歳新馬）強目の内先行３Ｆ付同入

(03/06/12)［美浦TC］ 　ゲート試験合格を第一目標に置いた調整。11日（水）も坂路コースで軽快なリズム を刻んだ後は、ダートＤコースへと向かった。その様子に「前方に重心を掛けると立 ち上がろうとする面は殆んど見せません。何度も練習を重ねることで、乗り役も特徴 を掴んできたようです」と伊藤調教師は頬を緩めていた。なお、明日13日（金）に再 挑戦する予定が組まれており「ここで合格するようならば、近日中に函館へ移動させ るつもり。ハードな追い切りを何本か消化してから、具体的なデビュー戦の選定に取 り掛かります」と見通しを語っている。 《調教時計》 　６／７　助手　　美南Ｗ稍　　　　　　　ｷﾘ　　　　　　　　　　�D馬ナリ余力 　　　　　　　　　フューチャギャング（３歳500万）馬ナリの内同入 　６／７　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　40.7−27.7−14.6　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（２歳新馬）馬ナリと同入 　６／11　助手　　美南坂良２回　　　　　　　　43.4−28.8−14.5　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（２歳新馬）馬ナリと同入 　６／11　助手　　美南坂良　　　　　　　　　　41.6−----−13.9　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（２歳新馬）馬ナリと同入

(03/06/05)［美浦TC］ 　30日（金）にゲート試験を受けた。ところが「駐立の際に立ち上がろうとする格好 を見せてしまいました」（伊藤調教師）と、ここは残念ながら不合格に。とは言え、 師の口調に暗さは皆無で「騎手を乗せるなどして、キチッと教え込めば大丈夫。今後 の調整に大きな誤算を生じさせる心配もないでしょう」と笑顔でフォローを加えてい る。なお、今週も坂路１本とテンションを上げぬよう配慮した調整。今後の練習状況 を見極めた上で、近日中に再チャレンジする方針だ。 《調教時計》 　６／４　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　40.5−26.7−13.4　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（新馬）馬ナリと同入

(03/05/29)［美浦TC］ 　24日（土）はウッドチップコースを舞台とした追い切り。序盤は14秒１−13秒２と 快調なラップを刻んだが、さすがに終いまで息が持たなかったようだ。とは言っても 、これが初めての経験。しかも、相手は厩舎の先輩であれば、何ら意に介せずと言っ たところだろう。逆に、その後に行なわれた登坂で最後まで踏ん張り切った点を評価 してあげたい。なお、今週はゲート練習を熱心に。伊藤調教師は「だいぶ上達してき ました。ですので、来週あたりに挑戦させてみようかなと考えています。一応、函館 でデビューさせるつもりですが、今年から新馬戦には一度しか使えませんからね。場 合によっては、新潟にも目を向けたいと思っています」と話している。 《調教時計》 　５／24　助手　　美南Ｗ良　　　　　　　69.6−55.5−42.3−15.2�AＧ前仕掛け 　　　　　　　　ルナパルティール（３歳未勝利）馬ナリの内先行４Ｆ付０秒４遅れ 　５／24　助手　　美南坂良１回　　　　　　　　41.1−27.6−14.2　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ルナパルティール（３歳未勝利）馬ナリと同入

(03/05/22)［美浦TC］ 　17日（土）に入厩後初となる調教時計を坂路コースで記録すると、21日（水）にも ジャックハヤブサをパートナーに２本の登坂を消化。脚取りを確かめるようなペース ながらも、着実な前進をアピールするには十分な内容だろう。その後は、ゲートのあ るダートＤコースへ向かって反復練習。相変わらず順調な過程を踏んでいる。なお、 今後の方針について「まだ出脚が今一つ。ですので、あと２週間ほどはみっちりとお 勉強させましょう。それで試験にチャレンジするつもり」と伊藤正徳調教師。ちなみ に、１回函館は６月22日（土）から。残りの一ヶ月をどのように過ごせるかが、デビ ューへ向けての大きなポイントとなる。 《調教時計》 　５／17　助手　　美南坂良２回　　　　　　　　42.6−27.9−14.7　馬ナリ余力 　　　　　　　　　ジャックハヤブサ（２歳新馬）馬ナリと同入 　５／21　助手　　美南坂重２回　　　　　　　　42.9−29.0−15.0　馬ナリ余力

(03/05/16)［美浦TC］ 　入厩後は、坂路＆ダートコースへと足を踏み入れて軽目のキャンターに終始。初め て顔を合わせる厩舎スタッフたちと綿密なコミュニケーションを図った。そして、1 4日（水）は坂路コースへ。前日まで北海道へ赴いて手駒の視察に奔走していた伊藤 正徳調教師のチェックを受けた後、計２本のアップダウンを繰り返している。現在の 様子について「まずはゲートを出るまでの流れを重点的に教え込もうと考えています 。調整は今のところ順調。素直に駐立、発進をしてくれていますよ」と師は笑顔。上 々のスタートを切れたようだ。

(03/05/08)［美浦TC］ 　「５日（月）に行なった化骨検査でも何ら不安はありませんでした。ウチでは普通 キャンターレベルまでの調整でしたけど、トレセンへ移動してからもスムーズに進め られるのでは」と清々しい表情で語る宮崎場長に見送られ、８日（木）午前に美浦ト レセン検疫厩舎へ。そして午後には、北Ｄ−３に構える伊藤正徳厩舎の馬房へと無事 に辿り着いている。なお、しばらくは環境の変化に慣れさせながら、じっくりと進め る方針。ゲート練習等に時間を掛けながら１回函館へ狙いを定める。

(03/05/01)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ダートコース・キャンター1600ｍ（１ハロン22秒ペース）。ウォーキングマシン、 角馬場でのダク等を含め、現在は足腰の更なる鍛錬に時間を割いており、これが強靭 なバネを生み出すことは言うまでもなかろう。この様子に「馬体の造りも、気性もな かなか良いですね。今のところコレと言った問題もなく、調整はスムーズに運べてい ますよ」と宮崎場長が頬を緩めれば、伊藤正徳調教師も「函館でのデビューを意識し ています。ですので、ある程度コンディションが整ったら手元に置いて面倒を見るつ もり」と非常に意欲的な姿勢。早ければ来週にも美浦トレセンへ足を踏み入れる可能 性が出てきた。

(03/04/24)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　先週お伝えした通り、20日（日）に茨城・ミッドウェイファームへ移動。今後は霞 ヶ浦の辺にある当地で、北海道デビューを睨んだ調整に打ち込む方針だ。なお、現在 の調教メニューは、ダートコース・キャンター1600ｍ（１ハロン22秒ペース）。まだ 到着してから間もないとあって足慣らし程度の内容に終始しているが、今後はウッド チップ坂路コースを利用したトレーニングを徐々にミックスする予定。まずは順調な 滑り出しと言えよう。

(03/04/17)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース、２本目以降 は１ハロン16〜18秒ペース）。先週末以降は当地で一歩進んだ調整を続けるロードマ ーシャル、ロードフュージョンに加わり、３頭併せの形式で意欲的に鍛錬に励んでい る。15日（火）には、浦河ＢＴＣ（Bloodhorse Training Center）へ赴いて北海道産 地馬体検査を無事完了。これを受けて、伊藤正徳調教師は１回函館開催でのデビュー プランを打ち上げており、近日中に茨城・ミッドウェイファームへ調製の舞台を移す 方針が固められた。

(03/04/10)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース、２本目以降 は１ハロン18〜20秒ペース）。アッと言う間に次週へと迫った北海道産地馬体検査へ 向け、体調維持を心掛けながら登坂を繰り返している。「段々と動きがシャープにな り、息の入りもスムーズに。無駄肉が削げ落ちていることで、本来の優れた心肺機能 が存分に生かせるようになってきました」。村岡調教主任は全体的な良化に頬を緩め ていた。

(03/04/03)［ケイアイファーム］ 　至極順調。31日（月）以降は、ウッドチップ坂路コース1000ｍ×３本（１本目は１ ハロン25秒ペース、２本目以降は１ハロン18〜20秒ペース）に調教内容を強化しなが らも、これを涼しい顔でクリアしている点が実に頼もしい。とは言え、村岡調教主任 は敢えて辛口な言葉を口にする。「実際にビシッと行くのは、これからですからね。 その時に、どれだけの動きができるかでしょう。また、それを維持できるだけのタフ さも必要。そのためには普段から自分自身で気持ちをコントロールできるようになら ないと」。その点を踏まえて「上手くメリハリを付けながら調整を進めるつもりです 」と今後の指針を続けている。３月31日（月）測定の馬体重は４９０kg（前回比−６ kg）。

(03/03/27)［ケイアイファーム］ 　24日（月）以降は全長1000ｍのスケールを誇るウッドチップ坂路コースでのトレー ニングを開始（キャンター1000ｍ×２本）。まだ感触を確かめながらの登坂だけにペ ース的には１ハロン25秒ペースと軽目ではあるが、心肺機能を効率良く強化するには 実に頼もしいパートナーと言えよう。「日々の乗り込み量自体は他馬と同じ程度です けど、馬体の格好などを比べるとそれなりに形がデキている感じですからね。早い時 期から競馬に使えるタイプと言えるかも知れません」とは村岡調教主任。父の長所で あるスピード能力と完成度の高さを忠実に受け継いだようだ。

(03/03/20)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。なお、先週 にお伝えした浦河ＢＴＣで行われる北海道産地馬体検査（４月15日）への登録も無事 完了。これを受けた競走馬は美浦、栗東の各トレーニングセンターを経由せずに函館 、札幌等の競馬場へ直接入厩でき、北海道デビューを目指す際にスムーズな移動が可 能となる。もちろん本馬も、今後は早期出陣を目指して仕上げを進める方針だ。なお 、競走馬名は「ロードスフィーダ／Lord Sfida　冠名＋イタリア語で挑戦」に決定。 昨夏に初年度産駒が旋風を巻き起こした父が、今年のロード＆レディの２歳勢を引っ 張ってくれそうだ。

(03/03/18)［ケイアイファーム］ 　シャルドネイリッジ'01は、４月15日（火）に北海道産地馬体検査を受ける予定が組まれたことから早急に馬名申請を行い、下記の通りで競走馬名が決定しました。 【競走馬名】ロードスフィーダ／Lord Sfida　冠名＋(伊)挑戦 　　第１希望　ロードリッジ／Lord Ridge　冠名＋(英)尾根 　　第２希望　ロードスフィーダ／Lord Ridge　Sfida　冠名＋(伊)挑戦 　　第３希望　ロードプルーフ／Lord Proof　冠名＋(英)証明

(03/03/13)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。至極順調に トレーニングを積んでいる。なお、11日（火）に伊藤正徳調教師が当地で仕上がり具 合をチェックした上で、４月中旬に行われる産地馬体検査を受ける予定が組まれるこ とに。予備登録を済ませている。北海道でのデビューを視野に入れながら、今後の調 整を進めるプランが浮上した。

(03/03/06)［ケイアイファーム］ 　「馬体面はともかく、全体的にもう一皮剥けて欲しいんですよね。調教でも遊び遊 びで走っている感じで･･･」と苦言を呈するのは村岡調教主任。だがこれは、現在の 調教メニューを楽々と消化できていると言う証拠。まだまだ余裕があるからこそ、周 囲を気にするゆとりも出るのだろう。ウッドチップ坂路コースでの走りが今からとて も楽しみだ。ポリトラックコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。 ２月28日（金）測定の馬体重は４９６kg。

■ 03.01.09 HPコメント

2002年10月7日（月）に日本へ。現在は3ヶ月間の着地検疫期間を兼ねて、ポリトラックコースでダク2000ｍ、キャンター2000ｍを熱心に乗り込んでいる。「鋭い掻き込みが非常に素晴らしく、現段階で完成度の高さは文句無しにナンバーワンと言えるほど。踏み込みの一歩一歩にはパワーが漲っていますよ。少々ワガママを出す時もありますが、それ以上に動きのダイナミックさに一目を置かざるを得ません」。息する間もなく本馬を絶賛し続けた村岡調教主任の言葉が強く耳元に残った。日本へ高い適性を示し始めていたグランドスラム産駒を伊藤正徳調教師と共に多数吟味した上で遂に探し当てた秘密兵器。その期待に違わず、早い段階から頭角を現してくれそうだ。12月25日（水）測定の馬体重は502kg。

■ 募集カタログコメント／０２年募集

父グランドスラムは、鮮烈な走りでダート5.5Ｆ戦のトラックレコードを樹立。３戦目でＧ�Tの栄冠を手中に収めた。３歳秋にはＢＣスプリント（Ｇ�T）を２着。翌々年の覇者で最近まで短距離路線のトップを張り続けた３着コナゴールドを指標に取れば、卓越した能力が改めて浮き彫りにされてこよう。初年度産駒は2002年デビュー。日本のモンテオーシャンが２歳新馬戦（芝1200ｍ）で豊かな将来性を見せ、米国では早くも重賞級がゾロゾロ。評価は赤丸急上昇中だ。 　母シャルドネイリッジは、米国Ｇ�V重賞（芝8.5Ｆ）優勝馬の半妹にあたる。一族の“顔”はジュピターアイランド、アレミロードの壮絶なデッドヒートが思い出深い1986年ジャパンＣ（Ｇ�T）に参戦したフライングピジョン。ファミリー全体を一望した際にやはり地味な印象は否めず中堅級評価が妥当であろう。しかし牝系図の細部までを注意してご覧頂きたい。実績に疑問符が残る配合相手ばかりなのだ。恵まれぬ状況下で従兄妹にステークスウイナーが軒並み揃うなら話は別。朽ち果てた過去の栄光より発展途上の活性力を優位に取れば形成逆転の糸口を掴むにピッタリのタイムリーヒットとなる。 　本馬に関しては、この父系に代々伝わる軽快なスピードのＤ．Ｎ．Ａを至極忠実に再現できた。一切の無駄を排除した馬体は言うなれば“速さの求道者”。完成度の高さが最大の売りだ。本場メジャーからやって来た頼もしい助っ人。一世一代の桧舞台における“ここぞ”と言う大事な場面で満塁ホームラン級のドでかい一発を豪快に打ち放ってくれそうだ。2002年10月上旬に日本到着予定。（２００２年９月現在）

（外）ロードスフィーダ
牡馬・鹿毛・２００１年１月３１日生れ（美浦・伊藤正徳）
生産牧場：米国産　全５００口●総額２，８００万円

Grand Slam 1995 黒鹿毛	Gone West 1984 鹿毛	Mr.Prospector	Raise a Native
			Gold Digger
		Secrettame	Secretariat
			Tamerett
	Bright Candles 1987 栗毛	El Gran Senor	Northern Dancer
			Sex Appeal
		Christmas Bonus	Key to the Mint
			Sugar Plum Time
Chardonnay Ridge 1992 栗毛	Trempolino 1984 栗毛	Sharpen Up	エタン
			Rochetta
		Trephine	ヴァイスリーガル
			Quiriquina
	Pecos Girl 1970 黒鹿毛	Gallant Man	Migoli
			Majideh
		Lignee	Bull Lea
			Near Miss

母： シャルドネイリッジ Chardonnay Ridge《産駒４頭：出走３頭：勝馬２頭》不出走 　　ハイスピリッツHigh Spirits (牝, 1997, 父：Beau Genius):米４勝 　　シルヴァラドリッジSilverado Ridge (牡, 1998, 父：Silver Deputy):米２勝 祖母： 　ペコスガール Pecos Girl《産駒１２頭：出走８頭：勝馬７頭》米２勝 　　トルースメイカー Truce Maker(牡，父：Ack Ack):米８勝　タンフォランＨ(Ｇ�V),サンフランシスコマイル(ＬＲ), 　　｜　　　　　　　　　　　　サンフランシスコＨ(ＬＲ),エスコンディドＨ(ＬＲ),アメリカンＨ(Ｇ�U)２着,タンフォランＨ(Ｇ�U)２着, 　　｜　　　　　　　　　　　　オールアメリカンＨ(Ｇ�V)３着　種牡馬 　　ペコスペッパー Pecos Paper(牝，父：Ack Ack):米５勝　ヒルズボローＨ 　　｜　トニーズトライアンフ Tony's Triumph(セ，父：My Tony):米１１勝　ダウンズアットアルバカーキＨ,ターフパラダイスＢＣＨ(ＬＲ)３着 　　｜　アックズバーゲン Ack's Bargain(セ，父：Bargain Day):米１６勝　ヒューストンＨ 　　アッカチャナ Ackachina(牝，父：Ack Ack):米４勝 　　｜　バーゲンドール Bargain Doll(牝，父：Bargain Day):米８勝　サクラメントＨ(ＬＲ),コートシップＳ(ＬＲ) 　　｜　アッカチャイナズデイ Ackachina's Day(牡，父：Hoedown's Day):米８勝　サラトガＨ(ＬＲ) 　　アックアックスウィートハート Ack Ack Sweetheart(牝，父：Ack Ack):不出走 　　｜　ヴァレンタインラッド Valetine Lad(セ，父：Bargain Day):米９勝　サンマテオジュヴェナイルＳ(ＬＲ)３着 ３代母： 　リグニー Lignee《産駒７頭：出走７頭：勝馬５頭》米１勝 　　ブリーズメイカー Breeze Maker(牡，父：Gallant Romeo):米１１勝　ハリケーンＨ３着 　　トゥルービリーヴァー True Believer(牡，父：Nalur):米７勝　エンチャントメントＳ,インスピレーションＨ 　　ギャラントウイリアム Gallant William(牡，父：Gallant Romeo):米６勝　スペースニードルＨ,インディペンデンスデイＨ 　　ミスジーニー MIss Jeanie(牝，父：Gallant Man):米出走 　　｜　ミスミネソタ Miss Minnesota(牝，父：Minnesota Mac):米１勝 　　｜　｜　フライングピジョン Flying Pidgeon（牡，父：Upper Case):米１２勝　ハリウッド招待Ｈ(Ｇ�T), 　　｜　｜　　　　　　　　　　　　Ｗ.Ｌ.マクナイト招待(Ｇ�U),Ｗ.Ｌ.マクナイト(Ｇ�U),ブーゲンヴィリアＨ(Ｇ�U)２回, 　　｜　｜　　　　　　　　　　　　カムデンＳ(ＬＲ),ハイアリアターフＣＨ(Ｇ�T)２着　種牡馬 ４代母： 　ニアミス Near Miss《産駒５頭：出走５頭：勝馬４頭》米４勝 ５代母： 　ユッカ Yucca《産駒７頭：出走５頭：勝馬４頭》不出走 　　フロリダムーン Florida Moon(牝，父：Bahram):英１勝 　　｜　ルナーウェイ Lunar Way (牝，父：ソロナウェー):英３勝　シートンデラヴァルＳ 　　｜　｜　スペースキング Space King（牡，父：King's Bench):英１２勝　マグネットＣＨ　種牡馬 　　｜　｜　ルナープリンセス Lunar Princess（牝，父：King's Bench):英４勝　キングズクレアＳ