美浦・河野通文 厩舎
■ ロード公式ホームページより (04/07/08)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ 今週に入って右前脚の裏筋に腫れと熱感を帯びたことから、数日間は状況の推移を 見守って８日（木）に美浦トレセン内の診療所で精密検査を受けた。その結果、重度 の屈腱炎が判明。全治９ヶ月以上との診断が下された。これを受けて今後の方針につ いて河野調教師と協議したところ、残念なことに中央競馬の登録を抹消する方針が固 められた。今年４月のデビュー戦では、余裕残しの状態で僅差４着に健闘。これから と言う矢先だっただけに、何とも悔やまれて仕方がない。ウッドマン、リズム、アサ ティスら著名種牡馬を多数輩出した米国屈指の名牝系から誕生したプリンスは、僅か １戦と底を見せぬまま新たな道へと旅立つ。お疲れ様でした。 (04/07/01)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ 先週お伝えした通り、25日（金）に美浦トレセンへ帰厩を果たした。そして、６月 30日（水）は遅い時間帯の午前８時30分頃にサクラジュノー、オレンジアロマらと一 緒に坂路コースへ。檜山調教助手とコンビを組んで53秒７－35秒０－17秒５でサッと １本を登り切ると、その後はウッドチップコースを単走で。２歳の若駒を先導する形 で悠々と駆け抜けている。なお、戦列復帰の目標は現在のところ未定。もう少しの間 は丹念に本数を重ね、その上でターゲットを絞り込む意向だ。 (04/06/24)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ ウォーキングマシン50分、並脚30分、角馬場でダク800ｍ→ハッキング1000ｍ→ウ ッドチップ坂路コース・キャンター700ｍ×２本（１ハロン20～22秒ペース、週二回 は15～18秒ペース）。「ウチへ着た頃と比べ、馬体が相当に充実した印象。日に日に 動きも満足できる感じに変わってきました。息の入り等、トレセンでの調教をスムー ズに始められるレベルに到達したと思いますよ。ですので、先日、私の方から河野先 生にプッシュしておきました。そろそろお声が掛かるのではないでしょうか」と瀬口 マネージャーはニヤリ。その言葉通り、25日（金）に帰厩の予定が組まれている。２ 回新潟開催での復帰へ向け、今後は美浦トレセンで臨戦態勢を整える方針だ。 (04/06/17)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ ウォーキングマシン50分、並脚30分、角馬場でダク800ｍ→ハッキング1000ｍ→ウ ッドチップ坂路コース・キャンター700ｍ×２本（１ハロン20～22秒ペース、週二回 は15～18秒ペース）。先週お伝えした通り、11日（金）に16－16を、そして22日（火 ）には15－15の登坂を課すなど、ここに来て調整は急ピッチだ。瀬口マネージャーは 「ビシッと追い切った後も、脚元を含め何ら問題は生じていません。胸前の張り、ト モの盛り上がり等の充実からも、状態は確実に上がってきていると思いますよ」と嬉 しい応答。なお、河野調教師は新潟開催での復帰を示唆。今後の動向から目が離せな い。 (04/06/10)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ ウッドチップ坂路コース・キャンター700ｍ×２本（１ハロン22～25秒ペース、週二回 は18～20秒ペース）。瀬口マネージャーは「相変わらず順調ですね。先週末には獣医 師にもＯＫを頂いたので、そろそろ15－15の追い切りも開始しようかと考えていると ころです。動きに関しても着実に素軽さを増してきました。この調子で鍛え込みます 」。歯切れの良い口調で、積極的な姿勢を示していた。 (04/06/03)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ ウォーキングマシン50分、並脚30分、角馬場でダク800ｍ→ハッキング1000ｍ→ウ ッドチップ坂路コース・キャンター700ｍ×２本（１ハロン22～25秒ペース、週二回 は18～20秒ペース）。６月以降は更にピッチを上げた。瀬口マネージャーは「左前脚 の腫れは、外見的にも殆んど治まりました。元々が見栄えのするタイプながら、全体 にメリハリが付いて筋肉が戻ってきた印象ですね。毎日の稽古でも、適度な気合い乗 りで駆けています」と満足そうな表情で頷いていた。なお、週末には再び獣医師の診 察を受ける予定。最終チェックを済ませた上で、来週からは帰厩を意識したトレーニ ングを開始できそうだ。 (04/05/27)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ ウォーキングマシン50分、並脚30分、角馬場・ダク800ｍ→ハッキング1000ｍ→ウ ッドチップ坂路コース・キャンター700ｍ×２本（１ハロン22～25秒ペース）。現在 は２本の登坂を課すなど、順調なステップアップが嬉しい限りだ。瀬口マネージャー からも「全体的な疲労が抜け、普段の仕草にもキビキビとした面が目に付くように。 日に日に良化を遂げている印象です。今の未勝利戦事情を考えれば、そう悠長にも構 えて要られませんからね。河野先生も勝ち星の勘定に当然入れているでしょうし、こ こからは意欲的に進めたいところです」と気合いの入ったコメントが寄せられた。 (04/05/20)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ ウォーキングマシン50分、並脚30分、角馬場でダク800ｍ→ハッキング1000ｍのメ ニューに、今週からはウッドチップ坂路コース・キャンター700ｍ×１本（１ハロン 22～25秒ペース）を追加した。瀬口マネージャーは「冷水、消炎剤等のケアの甲斐も あり、左前脚に生じた浮腫みは段々と落ち着いてきましたよ。ただ、まだ完調とは言 えない状態。能力は確かなだけに、ここは安全運転を心掛けたいと思います。獣医師 や河野先生とも相談しながら、ステップアップのタイミングを判断します」と説明し ている。 (04/05/13)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ 普段の仕草等を確認した上で、今週からは馬場入りを開始。ウォーキングマシン5 0分、サンシャインパドックで放牧１時間、並脚30分、角馬場でダク800ｍ→ハッキン グ1000ｍのメニューが組まれた。その様子を見守って瀬口マネージャーは「まだ本当 に軽目。慎重に探りを入れながら見極めているところです。でも、馬自身は相変わら ず元気一杯。このまま不安が顔を覗かせなければ、トントン拍子で前進が図れると思 いますよ」。マイペースの姿勢を強調しつつも、意気込みを新たにしていた。 (04/05/07)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ ブリスター治療と冷水によるケアを施した上で、ウォーキングマシン50分、サンシ ャインパドックで放牧１時間、並脚30分に勤んでいる。その後の様子について「すぐ に効果は表れないだけに、ひとまずは症状が落ち着くのを待つ期間が必要です。でも 、それ以外に関しての心配は皆無。毎日キビキビとした身のこなしで動いていますよ 。たっぷりと時間を掛けて歩行運動を行なえば、馬場入りを控えている分も少しは補 えるでしょう」と瀬口マネージャー。４月10日（土）測定の馬体重は４６８kgだった 。 (04/04/29)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ ウォーキングマシン50分、サンシャインパドックで放牧１時間。これに加え、先週 後半には並脚30分を追加した。また、河野調教師の指示を受けて、左前脚にブリスタ ー治療を実施。瀬口マネージャーは「ずっと状況の推移を見守ってきたのですけど、 どうも今一つすっきりと変わってくれません。ですので、早期解消を図る狙いから刺 激を与えようと。あとは回復具合に合わせ、ステップアップの時期を検討します」と 今後の方針を説明している。 (04/04/22)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ 先週末からは、ウォーキングマシン50分、サンシャインパドックで放牧１時間のメ ニューで調整している。「トモの頼りなさも然りですが、左前脚の腱に幾らか浮腫み が生じていました。ですので、念には念を押して獣医師の診察を受けました。すると 、恐らく競馬を使った疲れから来る一過性の症状で、筋自体のダメージではないとの 見解でした。歩様、気配等を十二分に確認した上で、今週末から並脚を始める予定で す」とは瀬口マネージャー。 (04/04/15)［セグチレーシングステーブル（千葉）］ レースでの疲れを癒すべく、舎飼いにて毎日を送っている。現在の様子について瀬 口マネージャーは「環境の変化に戸惑ったりもせず、移動後も落ち着きを有していま すよ。ただ、やはりトモには疲れが溜まっている様子。厩舎で笹針を打っていますの で、セオリー通り２週間程度は休養に充てる予定です。状態を見ながら放牧、ウォー キングマシンなど柔軟に対応します」と冷静な口調で説明してくれた。今後へ向けて 、十分に鋭気を養ってもらいたい。 (04/04/01)［美浦トレーニングセンター］ １日（木）は、稍重まで回復したウッドチップコースで５ハロンからの追い切りを 敢行。終いだけ気合いを付けられ、14秒７－14秒０－26秒１（１ハロン平均13秒05） －13秒５のラップを刻んだ。これを終えて、河野調教師は出走にゴーサイン。10日（ 土）中山３Ｒ・３歳未勝利・混合・ダ1800ｍでの初陣を決めている。なお、鞍上は田 中勝春騎手。本格的な「春」が到来した中山で、是非とも「勝」利をもぎ取って欲し い。
《調教時計》
03／28 助手 美南Ｗ稍 40.2－13.3⑦Ｇ前仕掛け
04／01 助手 美南Ｗ稍 68.3－53.6－39.6－13.5⑥強目に追う
(04/03/25)［美浦トレーニングセンター］ 24日（水）は、トラストファイヤー、イサオヒート、シャドウビンテージらと坂路 コースへ。歴戦のオープン馬と一緒に52秒３－34秒４－17秒２で頂上へ到達した。そ して25日（木）は、蛯名騎手とコンビを組んで叔父にリンドシェーバー（ＧⅠ・朝日 杯３歳Ｓ）を持つシャドウファイルと。昨年の新潟２歳Ｓ(ＧⅢ)に駒を進めたパート ナーを５馬身ほど突き放す堂々の内容を披露した。なお、河野調教師は「もう心臓に 関しては殆んどデキていますからね。来週の動き次第では、出馬投票を行なおうとも 考えています」と好感触。デビューへ向け、いよいよ詰めの段階に突入した。
《調教時計》
03／25 蛯 名 美南Ｗ稍 70.7－55.5－40.8－13.2④強目に追う
シャドウファイル（３歳500万）馬ナリの外０秒８先着
(04/03/18)［美浦トレーニングセンター］ 17日（水）は、午前10時30分頃に坂路コースを１本。52秒６－35秒０－17秒４で息 を整え、翌18日（木）のスパーリングへと向かった。ここでは、ラジオたんぱ賞(Ｇ Ⅲ)を制したトラストファイヤーに胸を借りて６ハロン標識からスタート。最後は貫 禄の違いを見せ付けられたが、これだけの相手と一緒に稽古を積んだ点からは期待の ほどが伝わってくると言うものだ。「先週末には２本の登坂を消化。一瞬はドキッと させられましたけど、もう脚元に関しての心配は皆無ですよ」。現在の様子を伝える 庭厩務員の表情は晴れやかだった。なお、具体的なデビュー戦は未定ながら「十分な 馬格を有したタイプ。血統、気性、調教での動き等を総合的に考えれば、初戦はダー トの方が無難かも知れません」（河野調教師）。28日（日）中山２Ｒ・３歳未勝利・ ダ1800ｍ、４月４日（日）中山３Ｒ・３歳未勝利・ダ1800ｍあたりが候補と考えられ よう。
《調教時計》
03／18 助手 美南Ｗ良 82.2－67.5－52.4－38.1－13.6④強目に追う
トラストファイヤー（古馬オープン）一杯の内先行３Ｆ付０秒８遅れ
(04/03/11)［美浦トレーニングセンター］ ５日（金）にゲート試験に見事合格。だが、９日（火）夕方になって左前脚球節付 近に若干の腫れが生じてしまい、大事を取って今週は追い切りを見合わせた。幸いだ ったのは、その後の様子を説明する河野調教師の口調に深刻さが感じられなかったこ と。「今朝の様子を見て、場合によっては馬場入りを休ませざるを得ないかな･･･と も考えていました。でも、今のところフレグモーネの際に見られる発熱も生じていま せん。これならば軽く動かせるでしょう」。その言葉通り、10日（水）は午前10時3 0分頃に１本だけ登坂を課している。桜が開花する頃には、中山でデビュー戦を迎え られるはずだ。 (04/03/04)［美浦トレーニングセンター］ ３日（水）は、午前10時30分頃に柴田大知騎手を背に坂路コースへ。リラックスし た脚取りで52秒７－35秒４－18秒０を記録して、ゲート練習へと足を運んだ。そして ４日（木）は、入念なウォーミングアップを施してからウッドチップコースへ。単走 で終いをビシビシと追われ、14秒４－13秒８－27秒０（１ハロン平均13秒５）－12秒 ６と順調な仕上がりをアピールしている。これまでの過程を振り返って佐藤調教助手 は「気性は温厚。こんな言い方も何ですが、ラムタラ産駒らしくないタイプですよね 。顔付きや、全体の雰囲気などにオッと思わせるモノを感じさせてくれます。併せ馬 での動きも上々。今後が楽しみです」と高い評価を与えている。なお、近日中にゲー ト試験を受ける可能性が高い。ここで合格を果たせば、一気にデビュー戦の視界が開 けてこよう。
《調教時計》
02／29 助手 美南Ｗ良 39.5－13.1④馬ナリ余力
キャピタルフライト（３歳未勝利）馬ナリの外同入
03／04 柴田大 美南Ｗ良 67.8－53.4－39.6－12.6④一杯に追う(04/02/26)［美浦トレーニングセンター］ 25日（水）は手綱を抑えままの態勢で坂路コースを１本駆け登り、その後はゲート の設置された南馬場ダートＤコースへ。進入、駐立、発進と言った一連の流れを手際 良く済ませた。この様子に目を凝らして「なかなかの行きっぷり。心身共に着実にデ キ上がっている印象ですね」と目尻を下げた後「ただ、まだゲートの出がモッサリ。 来週か再来週には試験を受けられると思いますが、もう少しの間は練習に時間を割く のも悪くはないでしょう」と河野調教師だった。そして翌26日（木）は、ウッドチッ プコースを力強いフットワークで走破。これが実質２本目の追い切りながら、ここ３ 戦で３着、２着、２着と未勝利クラスでは力量上位のサクラスペリオールに食らい付 く頑張りを見せている。
《調教時計》
02／19 助手 美南Ｗ良 86.2－70.0－54.5－40.2－13.7③一杯に追う
アドマイヤベッカム（３歳未勝利）一杯の内先行４Ｆ付１秒０遅れ
02／26 助手 美南Ｗ良 69.8－54.6－39.8－12.9⑦一杯に追う
サクラスペリオール（３歳未勝利）馬ナリの内先行３Ｆ付０秒１遅れ
(04/02/19)［美浦トレーニングセンター］ 引き続き、軽目のキャンターとゲート練習に重点を置いた調整。今後の追い切りや ゲート試験を見据え、一つ一つの動作を事細かに叩き込んでいる。「馬体、動き共に 上々。特にトモの蹴っ張りに楽しみな素質を感じさせてくれます。精神的にも適度な 落ち着きを有しており、この感じならば仕上げに手間取らないでしょう。とは言って も、まだ入厩して２週間程度。その点を踏まえながら、大事に育てていきますよ」。 そう語る河野調教師の表情は、終始笑顔だった。 (04/02/12)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 予定通り６日（金）に入厩。その後は初めて経験するトレセンの環境に順応させな がら、坂路コースを利用した軽目のキャンターやゲート練習に時間を割いている。現 在の様子について「育成場でも十分に乗り込んでもらいましたからね。外見的には、 ある程度の仕上がりに達している感じです。もうそろそろかな･･･と思ってから、グ ッと我慢して一呼吸を置いたことで更に良くなってくれたのでしょう」と河野調教師 も満足げな表情。ひとまずはゲート試験合格を目指し、一歩一歩と目標達成へ近付い ていく。 (04/02/05)［ミッドウェイファーム（茨城）］ ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22～25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18～20秒ペース）。「まだピリッとした面に欠ける印象ながら、普段のトレーニング は順調に消化。馬体全体には十分に丸みを帯びており、体調に関しても至って良好で すよ」と宮崎場長。なお、河野調教師の指示を受け、６日（金）に美浦トレセンへ入 厩する段取りが組まれた。今後の展開が楽しみだ。 (04/01/29)［ミッドウェイファーム（茨城）］ ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22～25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18～20秒ペース）。「馬自身の気分が高揚している時などは、様子を見て15－15に近 い内容で行かせる場合もありますよ。ただ、今のレベルで継続的に課せば途中でガク ンと来てしまうでしょう」との見解を示すのは宮崎場長。今後も丹念に乗り込み、来 るべき日へ向けて十分な体力を養っておきたい。 
(04/01/22)［ミッドウェイファーム（茨城）］ ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22～25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18～20秒ペース）。宮崎場長は「脚元はすっきりと見せており、その点に関しては何 の心配もしていません。馬体全体のバランスも良い方へ変わってきましたよ。ただ、 欲を言えば、もう少しトモに迫力が出てくれば･･･と言うところでしょうか。その辺 りを意識しながら、引き続き日々の稽古に取り組みます」と宮崎場長。 (04/01/15)［ミッドウェイファーム（茨城）］ ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22～25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18～20秒ペース）。「肉体的な疲れが溜まってきたのか、最近は幾らか身のこなしに 硬さが感じられます。厳冬期に差し掛かっており、そのような影響も少なからずある のだと思いますけどね。与えたトレーニングメニューは普段通りに継続できています が、その辺りの改善が今後のカギですね」と宮崎場長は話している。 (04/01/08)［ミッドウェイファーム（茨城）］ ウォーキングマシン40分、ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22～25秒ペ ース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18～20秒ペー ス）。「厳しい目で見れば可もなく不可もなくと言った感じですけど、相変わらず順 調に毎日の稽古を消化できていますよ。最後まで十分な余裕を残して駆けられるよう になれば、そう遠からずペースアップ入厩の目途も立てられるのでは」と宮崎場長は 現在の様子を説明している。 (03/12/25)［ミッドウェイファーム（茨城）］ ウォーキングマシン40分、ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22～25秒ペ ース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18～20秒ペー ス）。「重量感に溢れたフットワークが目に付きますね。こちらへ来てからも特に気 難しい面は出しておらず、騎乗者の合図で勾配を真一文字に駆け上がっていきますよ 」と宮崎場長は笑顔を浮かべている。 (03/12/18)［ミッドウェイファーム（茨城）］ ウォーキングマシン40分、ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22～25秒ペ ース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18～20秒ペー ス、週一回は15秒ペース）。11日（木）には15－15のトレーニングを開始。当地移動 後も、着実なステップアップが叶えられている。これには宮崎場長も納得顔。「環境 の変化にも動じず、毎日、真面目に調教に励んでいますよ。食欲も十分。これならば 、先々への目途も意外と早く立てられると思います」と前向きな見解が示された。 (03/12/11)［ミッドウェイファーム（茨城）］ ５日（金）に茨城・ミッドウェイファームへ。新たな地での調教メニューは以下の 通りだ。ウォーキングマシン40分、ダートコース・キャンター2200ｍ（１ハロン22～ 25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18～20 秒ペース）。その後の様子について宮崎場長は「すぐに馬場入りを始めたように、何 のトラブルにも遭遇せず無事に到着しましたよ。また、ファンタストクラブに連絡を 入れて仕上がり具合等について一応の雰囲気は掴めました。けれど、やはり実際に自 分の眼で確かめないことには判断できない部分もありますからね。ひとまずは稽古や 普段の動きを見逃さずにチェックしたいと思います」と宮崎場長。 (03/12/04)［ファンタストクラブ］ ウッドチップコース・ハッキング1500ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1 200ｍ×１本（１ハロン20～22秒ペース、終い３ハロンを18秒ペース）もしくは、ダ ートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。「調教後もクタッとし た雰囲気は全く見せず、馬房内でも元気一杯。ずっと身体を動かしていましたので、 今でも毛艶の輝きを失っていませんよ」と米田育成広報が笑顔で述べれば、河野調教 師からは近日中の入厩を匂わせる発言が飛び出した。よって、今週末にも茨城・ミッ ドウェイファームへ移動の予定。どんな状況にも対応できるよう準備を整えておく構 えだ。 
(03/11/27)［ファンタストクラブ］ ウッドチップコース・ハッキング1500ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1 200ｍ×１本（１ハロン20～22秒ペース、終い３ハロンを１ハロン18秒ペース）もし くは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。日々の調教メ ニューに若干の変更が生じたが、これについて米田育成広報は「いよいよ本格的な寒 さが到来してきましたからね。現在２本の登坂を課している在厩馬はいませんよ。で も、あくまで馬場コンディション等を判断した上でのこと。アクシデントを未然に防 ぐための対策の一つです」と説明を加える。なお、24日（月）には河野調教師が視察 。近日中に美浦トレセン近隣の育成場へ移動する可能性も浮上している。 (03/11/20)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は終い３ハロンを１ハ ロン18～20秒ペース、２本目は終い３ハロンを18秒ペース）もしくは、ダートコース ・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。「幾らかセーブ気味の内容だけに 、馬体には良い意味での丸みを帯びてきました。心身共に順調と言える状態です」と 米田育成広報が印象を述べる一方で、当地に足を運んだ河野調教師は「もう少し馬体 にメリハリが欲しいところ。全体的な成長は認められるのは確かですが、そのあたり を今後の稽古で一皮剥けさせる必要がありますね」と伝えている。 (03/11/13)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース）も しくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。「適度な気 合い乗りで雰囲気は上々ですよ。恵まれた馬体の持ち主だけに、坂路を駆け登ってく ると十分な迫力を感じさせてくれます。いつでも15－15にゴーサインが出せそうです 」とは米田育成広報。そろそろ何らかの動きが出ても不思議ないところだろう。11月 ６日（木）測定の馬体重は４９０kg（前回比＋５kg）。 (03/11/06)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース）も しくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。「じっくり と乗り込むことで全体のバランスが更に良くなった感じ。気性的にも難しい面は見せ ておらず、相変わらず順調な過程を踏んでいますよ」と米田育成広報は笑顔で語って いる。 (03/10/30)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース）も しくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。「今週も速 い稽古は控えていますが、それは坂路コースに敷き詰められたウッドチップ入れ替え た影響から。新しいチップは滑りやすく、馴染むまでは不意のアクシデントを起こす 可能性が高まります。万が一を考えてのことです」と米田育成広報。隅々にまで行き 届いた気配りが、非凡な素質を余すことなく引き伸ばす。 (03/10/23)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース）も しくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。併せ馬、単 走などを含めて日々のシチュエーションを変える工夫が、単調になりがちな日々のト レーニングの適度な刺激剤の役目を果たす。「随分と大人びた印象。もちろん更なる 良化の余地は残っていますけどね。この時期に入って、馬体全体が完成されてきまし た」と米田育成広報。先々へ向けて視界が開けてきた。 
(03/10/16)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース）も しくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。先週末以降 は15－15のトレーニングを一時中断した。その理由について米田育成広報は「体調等 に何ら不安は生じていませんよ。ただ、ずっとビシッと乗り込んできましたからね。 そのあたりを考慮した上での判断です」と説明する。10月下旬には河野調教師が当地 を視察に訪れる予定。そこで新たな見解が出される可能性も十分に考えられよう。 (03/10/09)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース、週 一回は終い３ハロンを15秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ ハロン20～22秒ペース）。「もう少し、と言ったところでしょうか。でも、ずっと気 になっていた繋ぎの硬さは、徐々に柔らか味が感じられるように。全体的に良くなっ ているのは確かですね。見栄えも随分と変わってきました」と河野調教師は明るい口 調。入厩時期に関する明言はなされなかったものの、着実な進境ぶりは強く師の頭に インプットされている。 (03/10/02)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース、週 一回は終い３ハロンを15秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ ハロン20～22秒ペース）。24日（水）の坂路調教ではパートナーの内側を通り、ラス ト２ハロンを29秒台でフィニッシュした。「脚捌きは着実に素軽さを増していますね 。最後まで集中力を切らさず、凄く良い雰囲気で駆け登っています」と笑みを浮かべ るのは米田育成広報。10月２日（木）測定の馬体重は４８５kg（前回比＋７kg）。 (03/09/25)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース、週 一回は終い３ハロンを15秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ ハロン20～22秒ペース）。17日（水）には、ラスト３ハロンを45秒で走破。20日（土 ）の併せ馬でも軽快な脚捌きを披露しており「一追い毎に気持ちが前向きに。目に見 えて良化を遂げている一頭です。距離が伸びて能力を発揮できそうなタイプ」と米田 育成広報を喜ばせている。仕上がりは至って順調だ。 (03/09/18)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース、週 一回は終い３ハロンを15秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ ハロン20～22秒ペース）。10日（水）には２ハロン30秒台をマークするなど、相変わ らず充実した稽古を消化している。最近の様子について「段々と一生懸命さが伝わっ てくるように。また、速いペースでのトレーニングによって腹回りがすっきり。胴長 な体型に変わってきました。やはり血統でしょうかね」と述べる米田育成広報だった 。 (03/09/11)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース、週 一回は終い３ハロンを15秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ ハロン20～22秒ペース）。３日（水）には頂上付近の３ハロンを42秒台で駆け抜け、 ６日（土）は併せ馬の形式を取って17～18秒で２ハロンを。順調な上昇ぶりが伝わっ てこよう。しかし、だからこそ米田育成広報は更なるレベルアップを求める。「道中 を前向きな姿勢で走りながら、時折、終いに気を抜く面が見られます。その辺りを詰 めていくのが今後の課題です」。 (03/09/04)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース、週 二回は終い２ハロンを15秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ ハロン20～22秒ペース）。８月27日（水）の坂路調教においてラスト２ハロンで29秒 台のタイムをマークしたのに続き、30日（土）には28秒台を叩き出した。当地での調 整も、いよいよ佳境に突入した印象が強い。「もう秋ですからね。それに何より状態 がバッチリ。併せ馬では闘志を表に出して駆けていますよ。可能な限り、今後も積極 的に進めて行きます」。米田育成広報も並々ならぬ意欲を伝えている。９月４日（木 ）測定の馬体重は４７８kg（前月比－８kg）。 
(03/08/28)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18～20秒ペース）も しくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。先週に掲げ られた課題をすぐにクリアするなど、不安定な時期に無理を控えた判断が実を結びつ つある。26日（火）には河野調教師が視察。ここに来ての復調ぶりに目を細めており 「状態は明らかに上向き。このままペースを上げ、お腹の辺りが引っ込めば15－15も 取り入れられるでしょう」と、それを受けた米田育成広報も意気揚々の口ぶりだ。苦 境から這い上がって得た逞しさは、今後の競走生活において必ずや貴重な財産に転ず るだろう。 (03/08/21)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１本（１ハロン18～20秒ペース）も しくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。水、土曜日 の週二回の頻度で行なわれる坂路調教。16日（土）以降からは幾らかペースを上げた 。その様子に米田育成広報は「体調、脚捌き共に着実に上昇カーブを描いていますよ 。調教後の歩様も至ってスムーズ。この調子で登坂回数を２本に増やしたいですね」 と相好を崩している。 (03/08/14)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１本（１ハロン20～22秒ペース）も しくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハロン20～22秒ペース）。８日（土） 以降は坂路コースへ足を運んだ。先週一杯の一挙手一投足を見守って「だいぶ動きに 覇気が戻ってきましたね。筋肉の柔軟性も段々と取り戻しています。順調の一歩手前 ぐらいまでは来ていると思いますよ」と自信を深める米田育成広報だった。着実な復 調ぶりを喜びたい。 (03/08/07)［ファンタストクラブ］ ダートコース・キャンター1600ｍ（１ハロン25秒ペース）。今後のペースアップへ 向け、少々流動的な姿勢を打ち出していた米田育成広報。しかし、その後の感触を滑 らかに語る様子に一安心。「ここ最近は再び上昇気配が感じられます。これならば少 しずつ進めて行けそう。動かし始めた直後に多々見られる一過性の疲れだったのかも 知れませんね」との報告を届けてくれた。８月７日（木）測定の馬体重は４８６kg（ 前回比－６kg）。 
(03/07/31)［ファンタストクラブ］ ダートコース・キャンター1600ｍ（１ハロン25秒ペース）。先週同様、控えめな調 教メニューに終始している。と言うのも「軽く動かせば更に滑らかさを増すだろうと 踏んでいたのですが、思ったほど進境が認められませんでした。もう少し様子を見た 方が賢明な選択なのかも」（米田育成広報）との判断から。今後もしも下降線を辿る ようであれば、馬場入りを再び中断することも視野に入れているようだ。なお、その 可能性について訊いたところ「五分五分･･･と言ったところですかね」との返事。ひ とまずは今後の成り行きを見守りたい。 (03/07/24)［ファンタストクラブ］ ウォーキングマシン50分、屋内角馬場で十分に筋肉を解した上で、ダートコース・ キャンター1600ｍ（１ハロン25秒ペース）を。予定通り、18日（土）より馬場入り再 開に踏み切った。この動きを見守って米田育成広報は「問題なし、ですね。調教後の 歩様にも違和感は生じていませんよ」と安堵の表情。そして「馬体が更に成長。全体 的に一回りほど大人っぽさを増した印象です。今の姿を見ると、休憩を挟んだことが 改めてプラスに捉えられますね」と頬を緩めていた。 (03/07/17)［ファンタストクラブ］ ウォーキングマシン50分、放牧３時間は変わらず。しかし、自身を取り巻く状況は 確実に好転を始めている。「馬体の張りも殆んど落ちておらず、一段とボリューム感 を増した印象すら受けます。今週末には乗り出そうと思っています」と米田育成広報 。約一ヶ月に及んだ充電も、ほぼ完了したと判断したい。 (03/07/10)［ファンタストクラブ］ ウォーキングマシン50分、放牧３時間。坂路コースを颯爽と駆け抜ける他馬の様子 を羨ましそうに眺めながら、別メニューの調整に終始している。「身のこなしに不自 然さが消えつつあり、そろそろ乗り出せそうな雰囲気ですよ。ただ、先週にもお話し たように、ここで一呼吸を置きます。その間に成長促進も兼ねられるでしょう」と今 後のプランを口にする米田育成広報だった。 (03/07/03)［ファンタストクラブ］ ウォーキングマシン50分、サンシャインパドックでの放牧３時間が一日のスケジュ ール。欧州の調教場を模して造られた当地を舞台に蹄音を鳴り響かせる他馬を横目に 、黙々とマイペース調整を貫いている。最近の様子について米田育成広報は「歩様は 日に日に良化。また、馬自身には覇気が甦ってきました」と明るい口調。そして「た だ、折角ですからね。あと２、３週間はゆっくりと過ごさせ、この一休みをも有効に 生かしましょう」と今後のシナリオを描いてくれた。７月３日（木）測定の馬体重は ４９２kg（前回比＋14kg）。 (03/06/26)［ファンタストクラブ］ 右前脚の歩様も少しずつ滑らかさを取り戻し、それを確認できた23日（月）以降は ウォーキングマシンをスタート。幾つかに区分けされたゲージ内に収まり、50分ほど 黙々と身体を動かしている。「少し楽をさせたことで、適度なゆとりが生まれたよう です。人間に置き換えた場合もそうですが、ずっと緊張を維持するのは心身に大きな 負担が掛かるもの。幸い、筋肉は落ちておらず、馬体が緩んだようにも見えません。 ガス抜きの意味では、この頓挫もプラスに考えられます」と米田育成広報。心機一転 、これから新たな一歩を踏み出す。 (03/06/19)［ファンタストクラブ］ 引き続き、厩舎内で休養。一切の運動を控えている。「念のためレントゲン検査も 受けましたが、骨等に異常は見つかりませんでした。やはり筋肉を痛めてしまったよ うですね。２週間後に歩様をチェックして、問題がないようならば次の段階へ進めま す。でも、ずっとお休みらしいお休みを取っていなかったですからね。丁度良いリフ レッシュ期間になるのでは」。米田育成広報の穏やかな表情が印象的だ。 (03/06/12)［ファンタストクラブ］ ７日（土）の坂路調教後に歩様に乱れが生じたことから、大事を取って９日（月） 以降は馬場入りを一時中断。痛み止めの注射を打って馬房内で安静を維持している。 現在の様子について米田育成広報は「勾配を登り切った後で減速する際に捻ってしま ったよう。右前脚の出にまだ少し違和感が残っています。骨休みを兼ねて当面は様子 を見たいと思います」と話している。 (03/06/05)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は１ハロン20～22秒ペ ース、２本目は17～18秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター1800ｍ（１ハ ロン20～22秒ペース）。２日（月）には河野調教師が視察に訪れ、日々の鍛錬の成果 で逞しさを増した馬体を評価。傍らで見守った米田育成広報も「付くべき個所の筋肉 が盛り上がり、見栄えが本当に良くなってきました。全体的に成長が認められます」 と柔和な表情だった。このリズムを大事にしたい。６月５日（木）測定の馬体重は４ ７８kg（前回比＋４kg）。 (03/05/22)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は１ハロン20～22秒ペ ース、２本目は１ハロン17～18秒ペース）。「胸前から肩周辺に掛けて一段と力強さ を増しました。あとはトモの逞しさが出て、前後のバランスが整ってくれば･･･と言 うところ。これまでの頑張りを考えれば、楽しみの方が明らかに大きいです」とは米 田育成広報。 (03/05/22)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１本目は１ハロン20～22秒ペ ース、２本目は１ハロン18～20秒ペース）。「常に一生懸命にトレーニングに取り組 んでくれています。馬体の張りも上々。どんどん筋肉が備わってきました。走りに関 しても同様。現段階で注文を出す点はありません」。米田育成広報は満足そうな表情 を浮かべている。 (03/05/16)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１本（１ハロン18～20秒ペース）。 「鼻筋が通っていて、顔つき全体に幼さが消えつつあります。同じ２歳馬と比べると オジさんっぽい感じですね」と冗談を交えながら語る米田育成広報だったが、それは 成熟度の裏付けとも言える。２歳戦の実績に乏しい父の産駒ながら、穏やかな気性面 を含めて本馬が新たな一面を引き出してくれそうな気がしてならない。 (03/05/08)［ファンタストクラブ］ ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１本（１ハロン18～20秒ペース）。 「最後まで集中して走っており、乗り役の指示にも素早い反応を示していますよ。ど ちらかと言うとパワーで押すタイプ。ですので、軽快さと言った点では今一つですが 、だからと言って重苦しいこともありません」と米田育成広報は目を細めながら語っ てくれた。 (03/05/01)［ファンタストクラブ］ 週二回、ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×１本（１ハロン18～20秒ペ ース）が基本メニューながら、30日（水）は悪天候のために屋内ダートコース・キャ ンター2400ｍ（１ハロン22～25秒ペース）へと変更された。とは言え、馬自身のコン ディションは極めて良好。29日（火）に視察に訪れた河野調教師も、日に日に頼もし さを増す馬体に温かな視線を送り「このまま順調に行ってくれればイイですね」と呟 いて当地を後にしたとのことだ。５月１日（木）測定の馬体重は４７４kg（前回比－ ４kg）。 (03/04/24)［ファンタストクラブ］ ウッドチップコース・ハッキング1500ｍ→ウッドチップ坂路コース1200ｍ・ダク2 00ｍ、キャンター1000ｍ（１ハロン18～20秒ペース）。水、土曜日に行われる前記メ ニューをトレーニングの中心に、屋外ダートコース、ウォーキングマシン等をフル活 用してコツコツと基礎体力の増進を図っている。「心身両面において芯の強さを備え たタイプですね。どこかでクタッとするだろうなと予想していたのですが、そう言っ た面は今まで全く顔を覗かせていません。良い意味で裏切られている感じですよ。も う少し体力が付けば２本の登坂を課したり、速いペースで乗り込んだり坂路調教にも バリエーションが加えられるでしょう。その時にどう変わるかが非常に楽しみな一頭 です」と米田育成広報は滑らかな口調で話してくれた。 (03/04/17)［ファンタストクラブ］ 14日（月）に河野調教師が視察に訪れて馬体、歩様等を入念にチェック。その後「 気温が上昇したことも一因でしょうか、思っていた以上に身のこなしの柔らかさが目 を引きました。この感じならば、以前に気になった繋ぎ部分の硬さも大きな心配には 及ばないでしょう」との感想。着実な成長ぶりに目を細めていた。ウッドチップコー ス・ハッキング1200ｍ→ウッドチップ坂路コース・ダク200ｍ、キャンター1000ｍ（ １ハロン22秒ペース）。当地に在厩して順調にトレーニングを積む２歳馬のグループ に参加して充実した日々を送っている。 (03/04/10)［ファンタストクラブ］ ウッドチップコース・ハッキング900ｍ→ウッドチップ坂路コース・ダク400ｍ、キ ャンター800ｍ（１ハロン22秒ペース）。今週も順調に稽古を積み重ねており、「馬 体が若干絞り込まれた印象。以前に比べ、腹回りがキュッと引き締まったように見え ます。段々と大人っぽさを増しつつありますね。走りに関しても十分に合格点を与え られますよ。ラムタラ産駒にしては冷静な点がイイですね」。これまで同様、米田育 成広報は明るい口調で賛辞の言葉を並べていた。この調子で更なるレベルアップを遂 げたい。 (03/04/03)［ファンタストクラブ］ 屋内ダートコース・キャンター1600ｍ（１ハロン25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース1200ｍ・ダク600ｍ、キャンター600ｍ（１ハロン25秒ペース）。まだ大きな差 は生じていないとは言え、当地に在厩して順調に調整が進んでいる仲間たちに混じっ てトレーニングを積めている点を評価したい。31日（月）には河野調教師が視察。「 幾らか繋ぎの硬さが気になるタイプ。寒い時期は特に解れにくいだけに、ウォーミン グアップにはたっぷりと時間を掛けて下さい」とアドバイスを送っていったとのこと だ。４月３日（木）測定の馬体重は４７８kg（前回比±０kg）。競走馬名は「ロード トライアンフ／Lord Triumph＝冠名＋英語で勝利」に決定した。 (03/03/27)［ファンタストクラブ］ 「順調過ぎて怖いぐらい」。米田育成広報が冗談交じりに第一声を発する。続けて 「ここまでずっと頓挫せずに乗り込んでいるだけに、もうそろそろ疲れの兆候が出始 めても不思議はないのですけどね。また、気性も素直。現時点で注文を付けるような 点も特に見当たりません」と落ち着いた口調。米国の名門として名高い母系の下地が 、やはり超良血の出身である父の血と上手くマッチングして更なる進化を遂げた印象 が強い。 (03/03/20)［ファンタストクラブ］ 屋内ダートコース・キャンター1600～2400ｍ（１ハロン22～25秒ペース）。「元々 の体型がガッチリとしていて幅のあるタイプ。それだけに動かすと迫力のあるキャン ターをしますね。一時期よりも元気が出てきて、ヤル気を漲らせていますよ。ラムタ ラ産駒も最近は良い仔が出ていますし、そう言った意味でも期待が持てそうです」と 米田育成広報。父から譲り受けた素質を余すことなく発揮できるよう、日々のトレー ニングに精を出すのみ。 (03/03/13)［ファンタストクラブ］ 屋内ダートコース・キャンター1600～2400ｍ（１ハロン22～25秒ペース）。「今の ところは至って順調ですよ」と笑みを浮かべる米田育成広報の声も明るい。なお、一 時は３月中旬から開場が予定されたウッドチップ坂路コースだが、早朝には－10℃以 下を記録する最近の気候等の影響で４月以降に先送りされる可能性が濃厚。少なくと も、あと２、３週間ほどは同様のメニューで基礎体力を養う方針だ。 (03/03/06)［ファンタストクラブ］ 屋内ダートコース・キャンター1600～2400ｍ（１ハロン22～25秒ペース）。週二回 は１周800ｍの馬場を３周する内容を元気に継続している。「与えたメニューを難無 くこなしています。順調そのものですよ。少しノンビリ屋さんな面を持っていますが 、今後、調教のピッチを上げた際にそれが良い方向に出てくれそうです」と特徴を挙 げるのは米田育成広報。血統からも中長距離のターフで活躍するタイプだろう。３月 ６日（木）測定の馬体重は４７８kg（前回比＋８kg）。 ■ 03.01.09 HPコメント 3班のチームを編成してブレーキングを始めたのが10月上旬。腹帯を締めたり、鞍を乗せたり、更にはロンジング、ドライビング等へと進み、最終的には人間を背に受け入れる態勢を築く。幾多の経験によって作成された独自のプログラムに沿って、本馬も競走馬としての基本を無事にマスター。そして現在は、屋内ダートコースでダク1600ｍ、ハッキング1600ｍを丹念に乗り込んでいる。「過去の経験からして判断すると、ラムタラ産駒と言えば気性の激しいイメージを想像してしまうんです。ですが、意外にもおっとりとしたタイプのよう。また、線の細さを感じさせぬゴロンとした体型も、らしくないかな、と言った印象。この辺りは逆に楽しみが持てますね」。米田育成広報は未知なる素質に大きな魅力を感じ取っているようだ。1月9日（木）の馬体重は475kg。 ■ 募集カタログコメント／０２年募集 父ラムタラは、英国オークス（ＧⅠ）優勝馬とノーザンダンサー系の王道を行く英国三冠馬の父が残した最後にして最大の傑作だ。デビュー２戦目に英国ダービー（ＧⅠ）を制覇。しかも従来のタイムを１秒以上も更新する驚異的な走りで世界を唖然とさせ、“キングジョージ”（ＧⅠ）では古馬を一蹴。凱旋門賞（ＧⅠ）も勝って無敗のまま近代欧州三冠を達成した奇蹟の名馬である。2001年産の本募集馬が日本での４世代目。そろそろ大物が出現する頃合いだろう。
母シンコウリアルは、世界を代表する大物種牡馬ウッドマンの半妹。母系も“超”を付けねば失礼にあたるピッカピカの名血とケチの付けようがない。それともう一つ。本募集馬はニューイングランドの従兄弟に相当するのだ。“たら”、“れば”がタブーなのは重々承知済み。だが、それを忘れて「無事だったら･･･」と何度も呟やきたくなる素質馬であった。初めて耳にする名前かも知れない。だが、ＧⅠ級と表現しても決して過言でない潜在能力は見た者の誰もが認めていた。
本馬に関しては、欠点らしい欠点が一切見当たらない。総合点で勝負するタイプなのだろう、“ここが”と言うよりは全身から滲み出る独特のオーラが深く脳裏に刻み込まれる。そして特筆すべきは祖母の父バックパサーの存在だ。祖父ニジンスキーと配合に、あのマルゼンスキー。次元の違う走りで観衆の度肝を抜いた英雄の再来を意識させる血統構成で産駒にヴィヴィッドな活力を注入。スタミナ寄りに傾倒した父の弱点を見事なまでに補完したと言えよう。（２００２年９月現在）。
ロードトライアンフ
牡馬・鹿毛・２００１年３月２４日生れ（美浦・河野通文）
生産牧場：北海道・門別産 全５００口●総額２，３００万円
ラムタラ
1992 栗毛Nijinsky
1967 鹿毛Northern Dancer Nearctic Natalma Flaming Page Bull Lea Flaring Top Snow Bride
1986 栗毛Blushing Groom Red God Runaway Groom Awaasif Snow Knight Royal Statute シンコウリアル
1994 鹿毛リアルシャダイ
1979 黒鹿毛Roberto Hail to Reason Bramalea Desert Vixen In Reality Desert Trial プレイメイト
1975 栗毛Buckpasser Tom Fool Busanda Intriguing Swaps Glamour
母：
シンコウリアル《産駒１頭：出走０頭：勝馬０頭》本馬が第２仔 不出走
祖母：
*プレイメイト Playmate《産駒１３頭：出走１２頭：勝馬１０頭》米入着勝
ウッドマン Woodman(牡，父：Mr.Prospector):愛国最優秀２歳馬 英愛３勝 アングルシーＳ(ＧⅢ),フューチュリティＳ(ＧⅢ) 種牡馬
３代母：
イントリギング Intriguing《産駒１０頭：出走９頭：勝馬６頭》米２勝
ナショナルスタリオンＳ２着,アディロンダックＳ２着,ポリードラモンドＳ３着
ナンバードアカウント Numbered Account（牝，父：Buckpasser）米国最優秀２歳牝馬 米１４勝 フリゼットＳ,セリマＳ,メイトロンＳ
｜ ダンスナンバーDance Number（牝，父：Northern Dancer）:米８勝 ベルデイムＳ(ＧⅠ),シュヴィーＨ(ＧⅡ)
｜ ｜ *リズムRhythm(牡，父：Mr.Prospector)：米国最優秀２歳牡馬 米６勝 BCジュヴェナイル(ＧⅠ),トラヴァーズ(ＧⅠ) 種牡馬
｜ ｜ ゲットラッキーGet Lucky(牝，父：Mr.Prospector)：米５勝 アフェクショネトリーＨ(ＧⅢ)
｜ プライヴェイトアカウントPrivate Account(牡，父：Damascus）:米６勝 ワイドナーＨ(ＧⅠ),ガルフストリーム
｜ ｜ パークＨ(ＧⅠ) 種牡馬
｜ コンフィデンシャリティーConfidentiality（牝，父：Lyphard）:米１勝
｜ ｜ コンフィデンシャルトークConfidential Talk(牡，父：Damascus)：米４勝 ジャマイカＨ(ＧⅡ) 種牡馬
｜ シークレットアセットSecret Asset（牝，父：Graustark）:不出走
｜ ｜ *アサティスAssatis(牡，父：Topsider)：英伊６勝 ジョッキークラブ大賞典(ＧⅠ),ハードウィックＳ(ＧⅡ)２回 種牡馬
｜ ｜ ワルシャンWarrshan(牡，父：Northern Dancer)：英４勝 ゴードンＳ(ＧⅢ) 種牡馬
カニングトリックCunning Trick（牡，父：Buckpasser）米４勝 アーリントンＨ(ＧⅡ),ギャラントフォックスＨ(ＧⅡ)
スペシャルアカウントSpecial Account（牝，父：Buckpasser）米１勝
｜ ギャラントスペシャルGallant Special（牡，父：Gallan Romeor）:英仏米９勝 リッチモンドＳ(ＧⅡ)
｜ オーサムアカウントAwesome Account（牝，父：Lyphard）:米５勝 ニコシアＳ(ＬＲ)３着
｜ ｜ アンギラAnguilla(牝，父：Seattle Slew)：米７勝 ブラックヘレンＨ(ＧⅡ),ミセスリヴェアＳ(ＧⅡ),カナディアンＨ(ＧⅢ)
｜ タイムデポジットTime Deposit（牝，父：Halo）:不出走
｜ ｜ トレソリエールTresoriere(牝，父：Lyphard)：仏米４勝 ギャロレットＨ(ＧⅢ),ソリデュード賞(ＬＲ)
４代母：
グラマー Glamaour《産駒１７頭：出走１２頭：勝馬９頭》米６勝
テストＳ,ジャスミンＳ,メイトロンＳ２着
ブーチャーBoucher（牡，父：Ribot）：英愛６勝 英国セントレジャー,ベレスフォードＳ,デズモンドＳ 種牡馬
アーティスティカリーArtistically（牝，父：Ribot）：米１勝
｜ アブソリュートAbsolute（牝，父：Luthier）:仏伊２勝 リラ賞(ＬＲ),ドルーメーロ賞(ＧⅡ)２着
｜ ｜ アブサードAbsurde(牝，父：Green Desert)：仏国２歳牝馬チャンピオン 英仏３勝 グロット賞(ＧⅢ)
５代母：
ストライキングStriking米国年度代表繁殖牝馬《産駒１５頭：出走１２頭：勝馬１１頭》米３勝
スカイラヴィルＳ,スピナウェイＳ２着
