（外）ロードウィザード
栗東・山内研二 厩舎

■ ロード公式ホームページより

(04/09/30)［ケイアイファーム（北海道］ 　10月２日（土）阪神３Ｒ・３歳未勝利・混合・ダ1400ｍで待望のデビュー戦を迎え る。最終追い切りとなった29日（水）は、重馬場の坂路コースに登場。昨夏に函館２ 歳Ｓ(Ｇ�V)を制したフィーユドゥレーヴを相手に、７馬身ほど先着して上昇ぶりを大 いにアピールした。これを終えて「中筋のモヤモヤは相変わらずながら、ひとまずは 出走態勢が整ったと見ています。今回が初めての競馬ですからね。いきなり結果を求 めるのは酷かも知れませんが、今後に繋がる競馬を見せて欲しいものです」と山内調 教師。なお、鞍上は安定した手綱捌きに定評のある赤木騎手。ロードウィザードの名 の通りの魔術に望みを託したい。 《調教時計》 　09／　　　　　　栗プール　　　17　18　22　23 　09／26　見習　　栗東坂良１回　　　　　56.6−39.8−25.7−13.1　一杯に追う 　09／29　助手　　栗東坂重１回　　　　　57.5−40.7−27.5−14.8　一杯に追う 　　　　　　　　　フィーユドゥレーヴ（古馬オープン）一杯に０秒８先着

(04/09/23)［栗東トレーニングセンター在厩］ 　17日（金）に晴れてゲート試験に合格。関門クリアが狙いだけにタイム的には至っ て平凡だが、帰栗から一週間で最たる目的を達したのだから十分な評価に値しよう。 そして、19日（日）に併せ馬を敢行して意気込みをアピールすれば、23日（木）は1 6秒４−13秒５−13秒１−13秒７でフィニッシュ。厳しい夏場に積んできた地道な稽 古の成果を垣間見せた。これを終えて「まだ脚元が万全ではないとは言え、動きに関 しては少しずつ素軽さを増しています。馬自身の雰囲気を見つつ、今週もしくは来週 の３歳未勝利戦でデビューさせましょう」と山内調教師。結果、後者へ。10月２日（ 土）阪神３Ｒ・３歳未勝利・混合・ダ1400ｍあたりで初陣を迎えるプランが浮上して いる。 《調教時計》 　09／　　　　　　栗プール　　　14　15　16 　09／17　助手　　栗東Ｅ良　　　　　　　　　　14.3−14.9−15.3　ゲートナリ 　09／19　助手　　栗東坂良１回　　　　　57.3−40.6−26.3−12.9　稍一杯追う 　　　　　　　　　オレンジボウル（障害オープン）馬ナリに０秒５先行首先着 　09／23　　　　　栗東坂稍１回　　　　　56.7−40.3−26.8−13.7

(04/09/16)［栗東トレーニングセンター在厩］ 　ここ最近の復調振りが認められ、急遽11日（土）には栗東トレセンへ。残念ながら 15日（水）、16日（木）のゲート試験は不合格となったものの、この積極的な姿勢に は好感が持てるのではなかろうか。山内調教師は「体調は良好ながら、中筋は完全に は固まっていない状況です」と近況を伝えた上で「ゲート試験では進入にゴネて落ち てしまいましたが、練習を重ねて慣れれば問題ないでしょう。来週に再び挑戦させま す」とコメント。デビュー戦について具体的なプランは出なかったが、これも致し方 のないところ。まずは目の前の目標を突破したい。 《調教時計》 　09／15　助手　　栗東Ｅ稍　　　　　　　15.0−14.9−14.4−14.9　ゲートナリ

(04/09/09)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ、ウッドチ ップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は20〜22秒ペース、２本目は18〜 20秒ペース）もしくは、三石軽種馬共同育成センターのダートコース・ダク1200ｍ→ キャンター3600ｍ（１周目は１ハロン22〜25秒ペース、２周目は20〜22秒ペース、３ 周目は18〜20秒ペース）→ダク1200ｍ。ダートコースでの調教をミックスするなど、 馬自身の意欲を損なわぬような細かな工夫が施されている。「ダイナミックな動きは 、この馬本来のもの。与える負荷は同じでも広い馬場に連れて来ると、馬自身が伸び 伸びと走ってくれます。坂路コースよりも平地の方が良い動きをしますね」と村岡調 教主任だった。すっかり軌道に乗った感のあるロードウィザード。今のリズムを大事 に、一歩一歩と確実な前進を図りたい。

(04/09/02)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ、ウッドチ ップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は22〜25秒ペース、２本目は18〜 20秒ペース）。重戦車の如く力強い走法に村岡調教主任は「フットワークは申し分な いのですが、速いペースでトレーニングをした時にどうか、と言う疑問符が付いて回 ります。両前脚繋靭帯の具合を考慮すると、もう少しの間は今のメニューを継続した 方が無難でしょう」と現在の状況を話してくれた。

(04/08/26)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンタ ー1000ｍ×２本（１本目は22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペース）。村岡調教主 任は「この馬の持ち味でもあるパワフルな動きが段々と目立つように。脚元の状態も 、今のところ心配は要りません。今週からは登板回数を２本に引き上げており、ここ からが帰厩に向けての正念場になるでしょう」と気合いを入れ直していた。

(04/08/19)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍに、ウッド チップ坂路コース・キャンター1000ｍ（１ハロン22秒ペース）。「単走だと途中で気 を抜く面が目に付きます。しかしながら、併せ馬の際には相手に食らい付いて最後ま で集中して走ってくれますよ。レースでは多くの馬達と一緒に走りますので、この特 徴はしっかりと伸ばしてあげたいと思います」と語る村岡調教主任だった。

(04/08/12)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍに、坂路コ ース・キャンター1000ｍ（１ハロン25秒ペース）。村岡調教主任は「馬場入りを開始 してから約２週間が経ちますが、脚元を含めて悪い意味での変化は生じていません。 コースでの運動とあって、馬自身にも段々と覇気が戻ってきた印象も窺えますよ。た だ、速いペースでの追い切りとなると、疑問符が付くことは言うまでもありません。 ですので、ひとまずは長目を入念に乗り込み、雄大な馬格に見合った屈強な足腰を作 り上げましょう」との指針を打ち出している。

(04/08/05)［ケイアイファーム（北海道)］ 　患部の回復具合を見極めた上で、３日（火）から調教内容を強化。ウォーキングマ シン45分、並脚60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→ウッドチップ坂路コース・ キャンター1000ｍ（１ハロン25秒ペース）。着実なステップアップが嬉しい限りだ。 村岡調教主任は「まだ軽目の調整ながら、ペースアップ後も脚元は落ち着いた状態。 大事に大事に進めていますからね。急激にガラッと変る感じはなくとも、徐々に回復 傾向を示しています。そう言った部分を評価して欲しいところですね」と慎重な姿勢 は崩していない。今後も柔軟な姿勢で日々のスケジュールを組み立てる。

(04/07/29)［ケイアイファーム（北海道)］ 　並脚を踏んだ後の歩様等をチェックした上で、24日（土）以降は調教レベルを一段 階アップ。ウォーキングマシン45分、並脚60分に加え、ポリトラックコース・ダク2 000ｍを始めている。「まだ本当に軽目の調整ですが、思った以上に脚元の状態は落 ち着いています。これならばダクを乗っても大丈夫だと判断しました」と村岡調教主 任が明るい兆しを伝えてくれたように、取り巻く状況が好転しつつあるのは間違いな い。

(04/07/22)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚60分、サンシャインパドック６時間。引き続き、リ ハビリに励む毎日だ。村岡調教主任は「患部の具合は段々と快方へ。でも、その割に は完全に不安が拭い去れない状況。痛み、熱感は感じられないのですけどね。ブリス ター治療等で適度に刺激を与えつつ、もう少しの間は今のメニューを継続しましょう 」と今後の指針を述べている。

(04/07/15)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、サンシャインパドック６時間。村岡調教主 任は「脚元の様子を含め、この一週間で特に変わった点は見当たりませんね。依然と して中筋には張りが残っている現状だけに、無理なステップアップは禁物。今後も調 教後のケアを入念に施しつつ、慎重に調整します」と説明してくれた。

(04/07/08)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、サンシャインパドック６時間。日々の生活 サイクルに変化は生じていない。村岡調教主任は「体調は相変わらず良好ながら、左 前脚には幾らか腫れが残っている現状。そのせいか、何処となく脚捌きにも窮屈さが 感じられます。一時に比べれば良化が窺えるだけに、焦らずに一歩一歩と確実に進め ていきましょう」と慎重な面持ちで話している。

(04/07/01)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、サンシャインパドック６時間。村岡調教主 任は「体調は安定。段々と脚元の腫れが落ち着いてきたことが何よりの朗報。これも ブリスター治療等のケアを丹念に続けた効果ですね。この調子で同様のメニューで頑 張っていければ、自ずとステップアップの時期も見えてくるでしょう。今後も細心の 注意を払いながら進めます」とのこと。余計なプレッシャーを与えぬよう配慮しつつ 、引き続き、地道なリハビリに励む。

(04/06/24)［ケイアイファーム（北海道)］ 　ウォーキングマシン45分、並脚1000ｍ、サンシャインパドック６時間が現在のメニ ュー。引き続き、症状の改善に全力を注ぐ毎日だ。村岡調教主任は「歩様自体は気に ならないのですが、やはり両前脚の張りは相変わらず。もちろん早期回復が図れれば 言うことはないのですが･･･。これからの競走生活を考えるのであれば、焦らずに治 癒を待った方が得策でしょう」。万全の状態を整える方針に変わりはない。

(04/06/17)［ケイアイファーム（北海道)］ 　先週末以降はウォーキングマシン45分、サンシャインパドック６時間のメニューで ウイークポイントの克服に力を注いでいる。「冷水による脚部冷却、レーザー治療は 欠かしていません。運動を始めたと言っても、まだ、不安が解消された訳ではなく、 依然として張りが生じている状態ですからね。少なくとも今月一杯は乗り運動を控え 、その後の状況に応じて適切な判断を下しましょう」と慎重に言葉を選ぶ村岡調教主 任だった。６月15日（火）測定の馬体重は５８０kg。

(04/06/10)［ケイアイファーム（北海道)］ 　休養。村岡調教主任は「先週末にウチに到着しました。来てまだ一週間も経過して いないので、どれぐらいのダメージを負っているのか、現段階では図りかねる状況。 冷却等の基本的なケアは施してはいますが、病状を正確に把握するには正直、もう少 し時間が欲しいと言うのが本音ですね。今後は症状を確認しながら、ブリスターやレ ーザー治療等、最善の治療法を模索して行きます」と臨機応変に対応していく構えだ 。 《調教時計》 　05／　　　　　　栗プール　　　28

(04/06/03)［栗東トレーニングセンター］ 　競走馬登録の完了に伴ない、入厩後の調整内容（一部）が表示された。なお、５月 28日（金）のゲート練習後に両前脚の繋靭帯に張りが生じたことから、山内調教師は 立て直しを決断。「立ち止まった状態からダッシュを利かせますので、それだけ脚元 には大きな負担が掛かります。その影響でしょう」と師。３日（木）に三石・ケイア イファームへ向けて旅立っている。ひとまずは一切の運動を見合わせ、症状の沈静化 を図るしかない。 《調教時計》 　05／　　　　　　栗プール　　　14　15　16　18　19　20　21 　05／　　　　　　栗プール　　　22　23　25　26　27 　05／28　助手　　栗東Ｅ良　　　　　　　　　　　　　15.4−14.5　ゲートナリ

(04/05/27)［栗東トレーニングセンター］ 　26日（水）はウッドチップコースをサッと１周すると、ゲートで進入、駐立、発進 の流れを入念に確認した。その後はプールへ。水の浮力を利用し、引き続き、脚元に 負担を掛けずシェイプアップに努めている状況だ。現在の様子について山内調教師は 「まだ気合い不足の感じながら、当面はゲート試験の合格が目標。もっと乗り込みを 進めれば変わってくるはずで、今のところは特に問題ないでしょう」と伝えている。

(04/05/20)［栗東トレーニングセンター］ 　栗東トレセン移動後は、ゲート練習を中心に坂路コース等で軽目のキャンターを継 続している。「こちらへ来てからも体調に不安は認められませんよ。ただ、まだまだ 中身がデキていない状態。プール調教も取り入れながら内面強化を図りましょう。取 り敢えず、泳ぎの方は上手そうですね」とジョークを交えて語るのは山内調教師。そ のリラックスした口調からも、現在の様子が伝わってこよう。一つ一つの課題を確実 にクリアしたい。

(04/05/13)［栗東トレーニングセンター］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→ウッドチップ坂路コース・ キャンター800ｍ×２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペー ス、週一回は15秒ペース）の調整を切り上げ、11日（火）に茨城・ミッドウェイファ ームを出発。翌12日（水）栗東・山内研二厩舎へ無事到着を果たした。なお、まずは 初めて経験する環境に慣れさせながら、じっくりと乗り込みを重ねる方針。ゲート試 験、追い切りへの下準備を整える。

(04/05/07)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→ウッドチップ坂路コース・ キャンター800ｍ×２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペー ス、週一回は15秒ペース）。「充実したトレーニングに取り組んでおり、その成果で フットワークにも力強さが備わった感じ。概ね順調と言えるでしょう」と宮崎場長は 好意的なコメント。これを受けて山内調教師から新たな指示が発せられ、12日（水） に遂に栗東トレセンへ入厩する予定が組まれた。ちなみに１日（土）米国・チャーチ ルダウンズ競馬場で行なわれたケンタッキーダービー(Ｇ�T)では、ゴーンウエストの 孫スマーティジョーンズが見事に栄光の座を射止めた。同じ血を受け継ぐ本馬も、こ れを機に新たな第一歩を踏み出す。

(04/04/29)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→ウッドチップ坂路コース・ キャンター800ｍ×２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペー ス、週一回は15秒ペース）。宮崎場長は「今のところ脚元は落ち着いており、馬体各 部のメリハリも目立つように。このまま無事に乗り込めれば、先生の判断一つで入厩 も考えられるでしょう。欲を言うならば、唸るような気合いが前面に出てくれば･･･ ですね。更なる向上に励みます」と語っている。

(04/04/22)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→ウッドチップ坂路コース・ キャンター800ｍ×２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペー ス、週一回は15秒ペース）。「全体のフォームが段々と良くなり、大柄な馬体を十分 に生かした走りへと変わってきましたね。調教後の左前脚球節に幾らか張りが見られ ますので、その点に注意を払いながらトレーニングを進めます」と宮崎場長は話して いる。

(04/04/15)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→ウッドチップ坂路コース・ キャンター800ｍ×１本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペー ス、週一回は15秒ペース）。「15−15の調教でも最後まで諦めずに駆けており、日々 のトレーニングも真面目に取り組んでいますよ。だいぶ気性面で大人っぽくなってき ました」と宮崎場長は順調な成長ぶりに満足げな表情だった。

(04/04/08)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→ウッドチップ坂路コース・ キャンター800ｍ×１本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペー ス、週一回は15秒ペース）。「ここに来て、だいぶ腹回りがシェイプアップされまし た。ただ、皮膚の厚ぼったさが抜け切れておらず、まだまだ良化の余地を残している 状態と言えます。この調子で更なる上昇を求めます」と宮崎場長。

(04/04/01)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→ウッドチップ坂路コース・ キャンター800ｍ×１本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペー ス、週一回は15秒ペース）。15−15のトレーニングを開始すると同時に、脚元への負 担を考慮して坂路中心のメニュー。微妙なコントロールを加えながら、可能な限りの 前進を志している。だが「併せ馬を取り入れることで、気力も段々と充実してきまし た。以前に比べれば･･･と言う印象は否めないですけどね」と宮崎場長のトーンは今 一つ。もう少し時間が掛かりそうだ。

(04/03/25)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。「ひとまずは順調にトレーニングを積めています。これからの季 節は汗を掻きやすくなるでしょうから、今まで以上にスムーズに調整が進められるは ずですよ」と宮崎場長は話している。

(04/03/18)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。「丸々とした腹回りは相変わらず。身のこなしに段々と素軽さが 出てきたとは言え、まだまだ絞り込む余地が多く残されています」と宮崎場長は更な る奮起を求めている。

(04/03/11)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。「もう少しガムシャラさが欲しい気もしますね。でも、馬体全体 の張りを増すなど、見栄えは確実に良くなっていますよ」と宮崎場長。このリズムを 更に高めることが、入厩へ向けて最も有効な手段となる。

(04/03/04)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。「ウチへ来てからも体調は良好。毛艶はピカピカに輝いています よ。大きなフットワークで悠々と動く馬だけに鋭さと言った点では今一つですが、迫 力自体は十分に感じられます」。日々のトレーニングの様子を見届ける宮崎場長も、 着実な良化に頬を緩めている。

(04/02/26)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　ウォーキングマシン40分、ダートコース・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロ ン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン 18〜20秒ペース）。「いかにも外国産馬と言った頑強そうな体型が目を引きますね。 まだまだ途上の印象が否めませんけど、この馬格に本当の意味での肉が付いたら･･･ と思うと実に楽しみ」と宮崎場長。本馬の恵まれた資質に目を輝かせながら、期待の ほどを伝えてくれた。

(04/02/19)［ミッドウェイファーム（茨城）］ 　当地移動後は、すぐに馬場入りをスタート。ウォーキングマシン40分、ダートコー ス・ダク850ｍ→キャンター1700ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）→ウッドチップ坂路 コース・キャンター800ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）が現在の調教メニュー だ。現在の様子について宮崎場長は「初めての環境にも動じたりせず、馬体同様、堂 々とした態度で過ごしていますよ。まだ完全に脚元が固まり切っていないとのこと。 そのあたりを日々慎重に確認しながら、無理の掛からない程度に負荷を与えていきま す」と展望を語っている。

(04/02/12)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000〜3 000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）をコツコツと乗り込んできたロードウィザードに 新たな指令が。９日（月）午前７時頃に馬運車へ積まれ、翌10日（火）には茨城・ミ ッドウェイファームへ。全長800ｍのウッドチップ坂路コースを有する当地で、今後 は更なるレベルアップを目指してトレーニングに励む。「もう脚元は心配しなくても 大丈夫。ですので、行かせようとも思えば速いペースでも十分に対応できるでしょう 。今度ウチへ戻る時には、勝ち星を持って来てもらいたいものですね」とエールを送 る村岡調教主任だった。

(04/02/05)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000〜3 000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。「相変わらず与えたトレーニングメニューを無 難に消化していますよ。こう言ったタイプは、一度軌道に乗ってしまえばガラリと変 身するはず。それまでは余計なプレッシャーを与えない方が素材の良さを存分に発揮 できるでしょう」と村岡調教主任。２月中旬頃に茨城・ミッドウェイファームへ移動 する可能性が出てきた。

(04/01/29)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000〜3 000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。「大柄な割にはパワーで押し切るだけのタイプ とは違うような気がします。もちろん稽古を見た上での印象ですから、それが実際に どうかは別でしょうけどね」と村岡調教主任。裏を返せば、まだ真価を発揮できる準 備が整っていないと言うこと。更なる奮起を促したい。

(04/01/22)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000〜3 000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。「小さな馬場ではスピードが出せず、キャンタ ーのペースも自然に制御されます。気性的にカリカリとしやすいタイプならば、それ がプラスにも作用するのですけど、この馬の場合は全くの正反対。ある程度の気合い を付けていなければ、途中で走るのを止めようとします。まずは重苦しさを解消させ るのが課題ですね」と当地スタッフ。

(04/01/15)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000〜3 000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。現在の様子について村岡調教主任は「まだ馬自 身の闘志に火が付いていない感じ。もっとピリピリとした面が出てきても･･･と言う 気がしています。ただ、これまでは、脚元を考慮してビシビシと乗れていなかったの も確か。ひとまずは馬体が緩まぬよう努め、先々へ向けて可能な限りの蓄えを養いま しょう」と話している。１月９日（金）測定の馬体重は５７６kg（前回比−10kg）。

(04/01/08)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000〜3 000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。「体調面に何ら不安は生じておらず、今のとこ ろは順調な部類と言えるでしょう。あと１、２ヶ月は同様のメニューを続け、馬の状 態に合わせながら春先を目安にピッチを上げるつもりです」と村岡調教主任は展望を 語っている。

(03/12/25)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000〜3 000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。「遅めのペースだからとは言え、手綱をグイグ イと引っ張って走るように。以前に比べ、前向きな姿勢が出てきたのは間違いなくプ ラスですね。この調子で頑張ってもらいましょう」と村岡調教主任は笑顔で語ってい る。

(03/12/18)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、ポリトラックコース・ダク2000ｍ→キャンター2000〜3 000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。この時期恒例の馬場凍結により、現在は坂路調 教を見合わせてセーブ気味の調教メニューに終始している。「相変わらず食欲は旺盛 。普段から元気十分ですよ。適切なトレーニングと適度な休養が、心身の成長には何 よりも重要。これはサラブレッドも人間も同じでしょう。来春を楽しみに待っていて 下さいね」。将来に期待を膨らませる村岡調教主任だった。

(03/12/11)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・ダク2000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ× ２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペース）もしくは、キャ ンター2000ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）。坂路調教では併せ馬を消化するなど、現 在はロードレンジャーを相手に切磋琢磨する毎日だ。「ピッチ走法な調教パートナー に対し、雄大な馬格に見合ったストライドで駆けています。それもあって動き自体に 強烈な印象が残るタイプではないのですが、もちろん手応えで見劣っている訳ではあ りませんよ」とは村岡調教主任の感想。

(03/12/04)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・ダク2000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ× ２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペース）もしくは、ダー トコース・キャンター2400ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）。相変わらずコツコツと前 進を図っている状況だ。「最近はコンディションが良い時だけ坂路コースを利用して います。凍結によって馬場が硬くなれば、それだけ不意のアクシデントに見舞われる 確率も高くなりますからね」と村岡調教主任。それらの配慮が、素質の芽を大きく大 きく引き伸ばす原動力となる。

(03/11/27)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・ダク2000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ× ２本（１ハロン20〜22秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター2400ｍ（１ハ ロン20〜22秒ペース）。現在はロードレンジャーと一緒に切磋琢磨を続けている。現 在の様子について「気合い乗りが今一つ。まだモッサリとした身のこなしが目に付き ますね。まだ要所要所に必要なパワーが備わっていない感じ」と分析するのは村岡調 教主任。冬場は当地でレベルアップに勤しむ可能性が高い。

(03/11/20)［ケイアイファーム］ 　17日（月）以降は坂路入りに踏み切っており、ウォーキングマシン60分、ポリトラ ックコース・ダク2000ｍで入念なウォーミングアップを済ませた後、ウッドチップ坂 路コース・キャンター1000ｍ×２本（１ハロン20〜22秒ペース）を繰り返している。 「しばらくの間は楽をさせていましたので、最初の頃はゴツゴツとした動きでしたね 。でも、段々と筋肉が解れてきたよう。丹念に乗り込み、馬体を引き締めていきまし ょう」と村岡調教主任。11月18日（火）測定の馬体重は５８６kg（前回比＋18kg）。

(03/11/13)［ケイアイファーム］ 　並脚60分。引き続き、控え目な調教メニューに終始している現状だが「脚元の具合 も時間の経過と共に良化へと向かっています。アイシング等のお陰で、殆んど熱感も 解消しましたよ。今週一杯は様子を見極め、週明けの雰囲気で柔軟な対応を取るつも りです」と村岡調教主任。慎重な姿勢は崩していないとは言え、前向きな展望を含ま せた点からも現在の様子が窺えよう。

(03/11/06)［ケイアイファーム］ 　並脚60分。「球節部分の熱感が思うように引いてくれない状態。腱等の不安が原因 では無さそうですが、脚元がしっかりと固まるまで無理は控える方針となりました」 （村岡調教主任）と、現在は馬場入りを一時中断。厩舎付近や、坂路コースからの帰 り道を利用して、黙々と歩行運動に勤しんでいる。なお、10月25日（日）米国・ブリ ーダーズＣターフ(Ｇ�T・芝12Ｆ)では、同じくゴーンウエストを父に持つジョハーが １着同着で優勝を飾った。これを今後の発奮材料と捉え、一日も早く復調の声を聞き たい。

(03/10/30)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・ダク2000ｍ。先週から今週初めに掛けての様子を比較した上 で「脚元の具合が今一つすっきりと変わってきません」と首を傾げる村岡調教主任。 「大型馬だけに騙し騙しで進めるよりは、完全に落ち着いてからの方が好結果に繋が りそう」との判断もあり、現在は準備運動用の馬場のみで四肢を動かしている。冷水 によって、まずは熱感を取り除いてしまいたい。

(03/10/23)［ケイアイファーム］ 　右前脚の球節付近に熱感を帯びたとの判断から、現在はキャンターを一時中断。ポ リトラックコース・ダク2000ｍ→ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×１本 （１ハロン22〜25秒ペース）にまでペースを落としている。その後の様子について村 岡調教主任は「そう大きな心配には及びませんが、些細な変化でも見逃さずに早目早 目の対処を施した方が結果的に上手く運ぶでしょう」と説明。もう少しの間は慎重な 姿勢を貫いた方が安心だ。

(03/10/16)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン22〜25秒ペ ース、２本目以降は18〜20秒ペース）、週一回はダートコース・キャンター3000ｍ（ １ハロン18〜22秒ペース）。13日（月）以降はボリュームアップを果たした。「まだ ビシビシと乗り込むには一抹の不安も残りますが、ひとまずは順調と言える範囲だと 思って下さい」とは村岡調教主任。秘める素質を大きく開花させるには、日々の小さ なケアが何よりも必要となる。

(03/10/09)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペ ース、２本目は20〜22秒ペース）、週一回はダートコース・キャンター3000ｍ（１ハ ロン20〜22秒ペース）。先週一杯の雰囲気をチェックした上で、６日（月）以降はバ リエーション豊かな内容を消化するに至った。「まだ脚元は完全と言えませんが、気 持ちの面で随分とヤル気が出てきた印象。グッとハミを噛んで、自分から走る意思を アピールしてきます。目に見えない部分で確実に復調を遂げていますよ」と述べる村 岡調教主任だった。10月８日（木）測定の馬体重は５６８kg（前回比−２kg）。

(03/10/02)［ケイアイファーム］ 　26日（金）には坂路入りを開始。ポリトラックコース・ダク2000ｍ→ウッドチップ 坂路コース・キャンター1000ｍ×１本（１ハロン22〜25秒ペース）が現在の調教メニ ューだ。「蹄鉄を打ち替えて以後は、脚元の具合も良化傾向に。歩様等に乱れは一切 認められず、期待通りの効果が得られていますね。でも、すぐに楽観視はせずに細心 の注意を払いながら進めます」とは村岡調教主任。

(03/09/25)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・ダク2000〜3000ｍ。先週同様に控え目なメニューを続け、状 況の推移を見守っている。「張り自体は段々と和らいできた印象。湿布等による冷却 効果が表れつつありますね」。ひとまずは村岡調教主任も胸を撫で下ろすが、間髪を 入れずに「でも、まだまだ油断は禁物ですよ」と付け加えていた。症状が完全に落ち 着いてからステップアップに踏み切る。

(03/09/18)［ケイアイファーム］ 　先週一杯の様子を見守った上で、毎日の調教メニューをポリトラックコース・ダク 2000〜3000ｍに。ウォーキングマシン60分、並脚等は消化しているものの、勾配のア ップダウンは見合わせた。と言うのも、先週お伝えした脚元の浮腫みが中筋から来る モノだったようで、ひとまずは慎重に扱う方針が固められたからだ。「ちょっと楽を させるかも知れません」と見通しを語る村岡調教主任の声も今一つ歯切れが悪かった 。

(03/09/11)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、ウッドチップ坂路コース・ダク1000ｍ×２本。ここ最近 は少々頑張りが過ぎたのか、今週になって脚元全体に浮腫みが生じた。よって現在は 、前記の通りに控え目なメニューに。馬体を緩めぬよう心掛けながら、ひとまずは様 子を見守っている。「一過性の疲れが原因でしょう。今のところ一応は運動を続けて いますが、その後の雰囲気次第では更にペースを落とすことも検討しています。恐ら く大丈夫だとは思うのですが･･･」。慎重な構えを見せる村岡調教主任だった。

(03/09/04)［ケイアイファーム］ 　ダートコース・キャンター2400〜3600ｍ（１ハロン20〜25秒ペースで、終い３ハロ ンを18秒ペース）もしくは、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１ 本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペース）。歯に衣着せぬコメント の多い村岡調教主任が「凄くイイ感じ」と評するだけあって、夏を越しての充実度で は筆頭格に挙げられる。「馬格同様、雄大なフォームに素質の片鱗を感じますね。背 中に筋力が備わり、それと同時にバネの利いた走りに。身のこなしも実に滑らかで、 特に速いピッチで行かせた時の乗り味が抜群です」と賛辞のオンパレードだった。９ 月４日（木）測定の馬体重は５７０kg（前回比＋12kg）。

■ ロード公式ホームページより

(03/08/28)［ケイアイファーム］ 　ダートコース・キャンター2400〜3600ｍ（１ハロン20〜25秒ペースで、週三回は終 い３ハロンを18秒ペース）もしくは、ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ× ２本（１本目は１ハロン22〜25秒ペース、２本目は18〜20秒ペース）。「馬体の張り 等を含め、目に見えて変化が分かるほど。それぐらいの上昇度が得られていますよ。 連日、力強い蹴っ張りでグイグイと坂を登っています」と目尻を下げるのは村岡調教 主任。この調子であれば、秋には入厩の二文字も視界に入れられるのではなかろうか 。

(03/08/21)［ケイアイファーム］ 　ダートコース・キャンター2400〜3600ｍ（１ハロン20〜25秒ペースで、週三回は終 い３ハロンを18秒ペース）。春頃はどうも湿りがちだった村岡調教主任のコメントも 、ここに来て実に歯切れ良い。「先週末にビシッと気合いを付けて行かせました。期 待に十分に応えるだけの走りでしたよ。もっと速いペースで乗れば、もっともっと変 身しそう。16、17秒ぐらいは今でも楽に行けるはずです」。その表情には笑顔が弾け ていた。

■ ロード公式ホームページより

(03/08/14)［ケイアイファーム］ 　ダートコース・キャンター3000ｍ（１ハロン18〜25秒ペース）。馬場コンディショ ンを復旧させる目的から、今週は坂路コースの改修工事が行なわれた。よって、十分 なトレーニングを課すべく三石軽種馬共同育成場へ赴くことに。「どちらかと言うと 、これまでは精神面で物足りなさを感じる場面が多かったですからね。それが今では ヤル気十分な印象。その意味では大きな前進と言えます」と語る村岡調教主任の言葉 が、現在の上昇ぶりを物語っていよう。８月７日（木）測定の馬体重は５５８kg（前 回比＋14kg）。

(03/08/07)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン22〜25秒ペ ース、２本目以降は18〜20秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター3000ｍ（ １ハロン18〜25秒ペース）。「恵まれた資質を遺憾なく発揮できる下地がようやく整 ってきましたね。ダイナミックな走りには、器の大きさが感じられます。このまま乗 り込めば、まだまだパワーアップが叶えられるでしょう」。村岡調教主任は、最近の 頑張りに納得の表情を浮かべる。

(03/07/31)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン22〜25秒ペ ース、２本目以降は18〜20秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター3000ｍ（ １ハロン18〜25秒ペース）。「各所に筋肉が備わると同時に、馬体全体が引き締まっ て映るように。今では、ソエも全然気にならないですよ」と夏場の成長を認める一方 で「大事に進めたからこそ、ここまで来られた訳ですからね。今以上のハードなトレ ーニングに耐えられるかどうかに関しては、やはり一抹の不安も残ります。まだ良化 の余地を大いに秘めているはず」とも。村岡調教主任は更なる高みを求めている。

(03/07/24)［ケイアイファーム］ 　「脚捌きに素軽さを増し、走りには躍動感が感じられるように。ここに来てメキメ キと良くなってきました。非常に前向きな姿勢で日々のトレーニングに励んでいます 」と目を細める村岡調教主任だけあって、18日（金）以降は調教内容を強化するに至 った。ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン22〜2 5秒ペース、２本目以降は18〜20秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター30 00ｍ（１ハロン18〜25秒ペース）。期待の大器が、いよいよ目を覚ましつつあるよう だ。

(03/07/17)［ケイアイファーム］ 　14日（月）以降は、ポリトラックコース・ダク2000ｍを開始。ウォーキングマシン 60分、並脚等の運動も含めれば運動量に不足はなかろう。「熱発の影響はすっかり解 消。シャキシャキとした歩様で馬場へと向かっていますよ。この感じであれば、キャ ンターへとステップアップするのに時間は要さないでしょう」と村岡調教主任は明る い口調で語ってくれた。

(03/07/10)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分。病み上がりな点に配慮し、今週も馬場入りは見合わせた 。とは言え、自身の体調は確実にアップしている模様。そう遠からず、ダク等の簡単 な乗り運動を始められるのではなかろうか。「上背が大きいだけに、大型馬でもボテ ッとした感じには全然見えません。一時期のスランプは脱出してくれましたし、あと は良くなる一方ですよ」。村岡調教主任は前向きな姿勢を強調している。

(03/07/03)［ケイアイファーム］ 　今週初めに風邪の影響で熱発が認められたことから、大事を取って数日間は完全休 養。そして、３日（木）よりウォーキングマシン60分を再開するに至った。「パッと （体温が）下がらず最初は心配しましたけど、もう大丈夫。体調はほぼ安定していま すよ。あとは、日々のトレーニングに耐えられるまで体力を回復させれば、自ずと馬 場へ足を運べるでしょう」。村岡調教主任もホッとした表情を浮かべている。６月3 0日（月）測定の馬体重は５４４kg（前回比−12kg）。

(03/06/26)［ケイアイファーム］ 　予定通り、24日（火）は調教内容を強化。ウッドチップ坂路コース・キャンター1 000ｍ×２本（１ハロン22〜25秒ペース）の調教メニューで汗を流している。その動 きについて村岡調教主任は「まだ軽目とは言え、キャンターを乗ってもソエを痛がる 様子はありませんよ。脚元の完成を待ちながら、少なくとも今月一杯は無理強いせず に進めます」と語る。慎重な姿勢を窺わせながらも、その口調にはテンポの良さが戻 ってきた。

(03/06/19)［ケイアイファーム］ 　ソエの症状が認められた箇所にブリスターを塗った上で、17日（火）よりダク200 0ｍを開始。騎乗者を背に迎えて丹念に四肢を動かしている。「１度目の治療が物凄 く効いたようで、今は脚元を気にする素振りも殆んど見せません」と村岡調教主任は 笑顔。大事を取って今週一杯は軽目に終始するが、来週からはもうワンステップアッ プできる可能性も十分。

(03/06/12)［ケイアイファーム］ 　ここ最近は順調にトレーニングを消化してきたが、先週末以降はソエの影響で一休 み。ひとまずはサンシャインパドックでの放牧３時間、ウォーキングマシン60分によ って隆起の解消を待っている。「まだ骨が完成し切れていないからでしょう。でも、 ソエが起こることで治った時には以前よりも丈夫になるはず。これも成長の一過程と 捉えて下さいね」と村岡調教主任。

(03/06/05)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン25秒ペース 、２本目は18〜20秒ペース）もしくは、ダートコース・キャンター3000ｍ（１ハロン 18〜25秒ペース）。気温の上昇を考慮して、今週からは登坂回数は２本に抑えた。し かしながら、合計して3000ｍにも及ぶポリトラックコースでのダク＆キャンターも消 化。総体的な運動量に不足はないどころか、これで十分過ぎるほどだ。５日（水）に は三石軽種馬共同育成場のダートコースに赴いて併せ馬を敢行。古馬を相手に最後ま で食らい付くガッツを発揮して、上昇度を盛んにアピールしている。６月２日（月） 測定の馬体重は５５６kg（前回比±０kg）。

(03/05/29)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース 、２本目以降は１ハロン18〜20秒ペース）。「ようやく、少しだけエンジンが掛かっ てきた印象です。以前に比べれば、だいぶキビキビとした身のこなしに変わってきま した」と村岡調教主任。26日（月）には山内調教師が視察。次に訪れた際には、もっ と活発な姿をアピールしたいところだ。

(03/05/22)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×３本（１本目は１ハロン25秒ペース 、２本目以降は１ハロン18〜20秒ペース）。良化の兆しを口にしていた村岡調教主任 の言葉通り、19日（月）以降は調教内容を強化。当地に在厩する他馬と同様のメニュ ーが与えられるようになった。「20日（火）に跨った際に一発気合いを入れておきま したよ。これで気持ちがシャキッとすれば言うこと無しなんですけどね。でも、走る 意欲が出てきたのは大きなプラス。このままトレーニングを続け、それで各部に筋肉 が備われば楽しみですね」と村岡調教主任。

(03/05/16)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン25秒ペース 、２本目は１ハロン20〜22秒ペース）。「ちょっとずつ前向きな面が感じられるよう になりましたよ。あとは夏を過ぎてから、どう変身するかですね」と微笑を浮かべる 村岡調教主任。まだまだと言ったニュアンスが多分に含まれていたことは事実だが、 来たるべき時には一気に素質が開花しそうなタイプ。現在の沈黙が却って不気味さを 漂わせる。

(03/05/08)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン25秒ペース 、２本目は１ハロン20〜22秒ペース）。「まだビシビシと乗っていないと言うのも確 かですが、脚元に関しては全く丈夫なタイプですね。あとは気持ちの問題。これが一 番大事な部分でもあります」と村岡調教主任は話している。

(03/05/01)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×２本（１本目は１ハロン25秒ペース 、２本目は１ハロン22秒ペース）。本馬とは対照的に馬体のボリュームアップに重点 を置かれているロードレンジャー（ケイティーズ'01）らと一緒のグループに参加し て、気の向くままのゆったりとしたペースで勾配を駆け登っている。「まだ完全に目 覚め切っていないのでしょう、素質を持て余し気味に走っている感じですね。今後も 心身のバランスを考えながら進めたいと思います」とは村岡調教主任。５月１日（木 ）測定の馬体重は５５６kg（前回比−４kg）。

(03/04/24)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×１〜２本（１本目は１ハロン25秒ペ ース、２本目は１ハロン22秒ペース）。「どうもまだ覇気に欠ける印象。この時期の 若馬ですし、もっとヤンチャな面を出して欲しいぐらいですね」（村岡調教主任）と の意見もあってペースアップは先送りする形に。先週同様の調教メニューで今後の方 針を探っている。どっしりとした風貌は大物の証とも言えよう。素質開花を焦らずに 見守りたい。

(03/04/17)［ケイアイファーム］ 　ウッドチップ坂路コース・キャンター1000ｍ×１〜２本（１ハロン22秒ペース）。 14日（月）から坂路コースを主体としたトレーニングを取り入れるに至ったが、まだ 始めたばかりとあって体調等を見ながら柔軟に日々のメニューを組み立てている。「 針の効果で馬体のカタさが解消。柔軟な身のこなしが目に付いてきました。気持ちの 面でも十分にリフレッシュできたようです」。村岡調教主任は明らかな良化ぶりを感 じ取っており、同時に来週から更にペースアップを図る考えも示唆していた。

(03/04/10)［ケイアイファーム］ 　最近の様子等を十分に判断した上で７日（月）以降は馬場入りに踏み切っており、 まずはポリトラックコース・ダク2000〜3000ｍによって柔らかな動きを取り戻そうと している。これを見届けて村岡調教主任は好感を抱いたよう。「オッケーですね。今 の雰囲気ならば、来週にも坂路調教が始められるかも」と目を細めながら感想を述べ てくれた。

(03/04/03)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、放牧５時間。引き続き、乗り運動は控えてマイペースの 調整に終始している。「ガッチリとしていて元々が見栄えのするタイプだけに、いざ 動かし始めればスムーズに進められるでしょう」とは村岡調教主任。次週より馬場入 りをスタートする予定だ。３月31日（月）測定の馬体重は５６０kg（前回比−４kg） 。競走馬名は「ロードウィザード／Lord Wizard＝冠名＋英語で魔法使い」に決定し た。

(03/03/27)［ケイアイファーム］ 　ウォーキングマシン60分、サンシャインパドックでの放牧５時間が現在のスケジュ ール。当初の方針に沿って馬場入りは控えている状況ながらも、すぐに簡単な運動を 始めた点を前向きに評価したい。現在の様子について村岡調教主任は「先週と比べて 特に変わった点はありませんが、今の時期に一転二転されても逆に困ってしまいます よ」と悠長な口ぶり。栄えある将来を見据えながら、あと１、２週間は鋭気を養う。

(03/03/20)［ケイアイファーム］ 　17日（月）に山内調教師が視察。その際に「まだ乗り込み不足であるのも確かでし ょうけど、もっと前向きな姿勢が出てきて欲しいですね。この時期ですから、なんで もかんでも乗り進めれば良いと言うことでもありません」との見解を示したことから 、18日（火）には針治療を施して現在は馬房内でゆっくりと過ごしている。少なくと も２週間程度は一切の運動を控える見込みだ。

(03/03/13)［ケイアイファーム］ 　ポリトラックコース・キャンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。白い息を勢 い良く吐き出しながら、同期の仲間達と一緒に周回を重ねている。「まだ動き云々を 評価するのは難しい段階ですけどね」と何度も断りを入れた上で「身のこなしに無理 がなく、背中の感触からは高い素質が感じ取れます。長所を上手く引き伸ばしてあげ たいですね」と村岡調教主任。日本へ輸入された母に自身の走りを一日も早く披露す べく、このままレベルアップに勤しみたい。

(03/03/06)［ケイアイファーム］ 　調教前後には脚元を含めた体調のチェックを欠かさず、ポリトラックコース・キャ ンター2000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）。この様子に村岡調教主任は「脚捌き等に 鈍重さは感じないものの、まだ馬体全体が緩い印象。これから筋肉が鍛えられるだけ に、当然と言えば当然なのですけどね」と。慎重に言葉を選びながらのコメントだっ た。とは言え、馬場入りを一切休んでいない点は誉めて然るべきだろう。２月28日（ 金）測定の馬体重は５６４kg。器の大きさに更に磨きを掛けたい。

■ 03.01.09 HPコメント

「均整の取れた馬体が何よりもの魅力。十分なまでに背中の長さを有しており、ゴーンウエスト産駒ながら距離に対する融通性も高そうです」。米国へ同行した山内調教師のお眼鏡に掛かった超ビッグサイズの原石は、2002年10月7日（月）に無事日本へ。ロンジング、ドライビング等の初期馴致を無難にマスターすると、11月下旬より坂路調教をスタートさせた。そして現在は、ポリトラックコースでダク2000ｍ、キャンター2000ｍ。この様子に村岡調教主任は「まだスピードを意識していない段階とは言え、キャンターの際に繰り出すフットワークは軽快そのもの。大柄なタイプに多々見られがちな手先の重苦しさは微塵も感じられません」とキッパリ。馬格同様、夢も大きく、史上初の外国産馬による日本ダービー(Ｇ�T)制覇を狙いたい。12月25日（水）測定の馬体重は562kg。

■ 募集カタログコメント／０２年募集

父ゴーンウエストは、現代のカリスマ種牡馬ミスタープロスペクターの系譜を綴る。この父系らしいスピード、仕上がりの早さをバックグラウンドに自身の才能を上手くミックスして発展。ザフォニックが芝８ＦのＧ�T競走で頂点を極め、ダート12ＦのＧ�Tタイトルを奪取したコメンダブルもいる。2002年度種付料12万5,000ドル（約1,500万円）のＶＩＰ待遇も絶大なる需要があればこそ。父の有力後継者の一角を占めるハイグレードなユーティリティーサイアーの触れ込みに嘘偽りは微塵もない。 　母レッドキャットは、日本のＯＰ特別に相当するリステッドレース優勝歴の持ち主だ。元々は欧州で隆盛を誇った牝系も間違いなく上位にランクされる。米国、仏国で載冠した兄姉２頭に加え、姪は翌春のクラシッ戦線を大いに占う２歳Ｇ�V重賞を制覇。他にも1987年ジャパンＣ（Ｇ�T）をレコードタイムで勝ったルグロリュー、芝1800ｍのＧ�T競走を悠々と逃げ切ったルトリトンらターフの一線級が目白押しだ。 　本馬に関しては、筋繊維の一本一本までを丹念に研ぎ澄ませたかのような素晴らしいシルエットに思わず一目惚れしてしまった。一個体を形成する各々のパーツ全てに宿る強烈な主張。こんな馬体は極めて稀。滅多にお目に掛かれる代物ではない。そして是が非でも強調しておきたいのは、これらが人工的作為によって造られた美しさとは明らかに一線を画している点だ。自然との調和を損なわぬが故に得られる神聖な雰囲気は見る者を恍惚の世界へと誘う。2002年10月上旬に日本到着予定。パッと見は米国血統。しかしその正体は世界における最先端のシンボルだった。（２００２年９月現在）

（外）ロードウィザード
牡馬・鹿毛・２００１年２月６日生れ（栗東・山内研二）
生産牧場：米国州産　全５００口●総額６，０００万円

Gone West 1984 鹿毛	Mr.Prospector 1970 鹿毛	Raise a Native	Native Dancer
			Raise You
		Gold Digger	Nashua
			Sequence
	Secrettame 1978 栗毛	Secretariat	Bold Ruler
			Somethingroyal
		Tamerett	Tim Tam
			Mixed Marrige
Red Cat 1995 栗毛	Storm Cat 1983 黒鹿毛	Storm Bird	Northern Dancer
			South Ocean
		Terlingua	Secretariat
			Crimson Saint
	Lady Sharp 1981 栗毛	Sharpman	Sharpen Up
			Miss Manon
		Golondrina	Sheshoon
			La Gueldra

母： レッドキャット Red Cat《本馬が初仔》米５勝　バイユーＢＣＨ（ＬＲ),ファールセイルＨ(ＬＲ),プレストンウッドディスタフＨ(ＬＲ)２着, 　　｜　　　ミスウッドフォードＳ(ＬＲ)２着,ブライアンステーションＨ(ＬＲ)２着,パンザレタＳ(ＬＲ)２着,ジェニーワイリーＨ(Ｇ�V)３着 祖母： 　レディシャープ Lady Sharp《産駒１２頭：出走８頭：勝馬８頭》仏１勝 　　レディブレシントン Lady Blessington(牝，父：バイアモン):仏米１１勝　オールアロングＳ(Ｇ�U),ミネルヴＳ(Ｇ�V), 　　｜　　　ローカストグローヴＨ(ＬＲ),キャピタルホールディングマイルＳ(ＬＲ),ジェニーワイリーＳ(ＬＲ),サンタアナＨ(Ｇ�T)３着 　　ローウェル Lowell(牡，父：General Home):仏米３勝　アンドレバポアン賞(Ｇ�V),リヨンダンジェ賞(ＬＲ),ラロシェット賞(Ｇ�V)２着 　　｜　　　種牡馬 　　レディゴルコンダ Lady Golconda(牝，父：Kendor):不出走 　　｜　レディヴェットーリLady Vettori(牝，父：Vettori):仏５勝　カルヴァドス賞(Ｇ�V),マルセルブサック賞(Ｇ�T)３着 ３代母： 　ゴンドリーナ Golondrina《産駒１０頭：出走９頭：勝馬７頭》仏１勝 　　プロスペロ Prospero(牡，父：Faraway Son):仏７勝　ミュゲ賞(Ｇ�V),エクリー賞(ＬＲ),パン賞(ＬＲ)　種牡馬 　　キングサイズ King Size(牡，父：Trepan):仏５勝　ペレイ賞(ＬＲ) ４代母： 　ラゲルドラパ La Gueldra《産駒２頭：出走１頭：勝馬１頭》仏入着 ５代母： 　ラマゲーナ La Malaguena《産駒５頭：出走５頭：勝馬４頭》仏２勝　ボモール賞,ロワイヤリュー賞２着,ミネルヴ賞２着,マルレ賞３着 　　ラマニャナレーユ La Magnanarelle(牝，父：Herbager):仏１勝 　　｜　マボウト Ma Beaute (牝，父：Margouillat):英仏２勝　クレオパトル賞(Ｇ�V) 　　｜　ラミラント La Mirande (牝，父：Le Fabuleux):仏２勝　ボルドー大賞典(ＬＲ)２着,ロワイヤリュー賞<(Ｇ�V)３着 　　｜　｜　ルグロリュー Le Glorieux（牡，父：Cure the Blues):独国最優秀３歳馬,独国３歳チャンピオン　仏独米日６勝 　　｜　｜　　｜　　　　　　　　　ジャパンＣ(Ｇ�T),ワシントンＤＣ国際(Ｇ�T),ベルリン大賞典(Ｇ�T),ヘルティー国際大賞典(Ｇ�U), 　　｜　｜　　｜　　　　　　　　　シュタインベルガーホテル大賞典(Ｇ�V),マンノウォーＳ(Ｇ�T)２着,オイロパ賞(Ｇ�T)２着　種牡馬 　　｜　｜　ラトリトナ La Tritona（牝，父：Touching Wood):仏４勝　フロール賞(Ｇ�V),マシーヌ賞(ＬＲ) 　　｜　｜　　　　ルトリトン Le Triton（牡，父：El Gran Senor):仏米４勝　ジャンプラ賞(Ｇ�T),ラロシェット賞(Ｇ�V) 　　｜　｜　ルカヤ Lucaya（牝，父：Mill Reef):英２勝 　　｜　｜　　　　ルクラティフ Lucratif（牡，父：Cure the Blues):伊国３歳チャンピオン　英米伊４勝　伊国２０００ギニー　種牡馬 　　｜　ラマニーユ La Manille (牝，父：Le Fabuleux):英仏１勝　ポモーヌ賞２着,ベネロープ賞２着,英国オークス３着 　　｜　｜　ムスリンドゥソワ Mousseline de Soie（牝，父：Riverman):米４勝　ヴィジテイションＳ 　　｜　｜　　　　ディズゴーンバイ Days Gone By（セ，父：Olden Times):米１８勝　スーパーモーメントＨ(ＬＲ),ラウンドテーブルＨ(Ｇ�U)２着