■ 調教状況 ■ サンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント/17年募集 頭部から背中へと流れるようなトップライン、均整の取れた骨格が描く綺麗なシルエットには、ただただ見とれるばかりです。4 月生まれとしては十分な体格を有し、そこに弾力に富んだ量感のある筋肉をまとう姿は、さながら美しくも強いトップスリートのようです。上体のブレが少なく、躍動感に満ちた華麗なキャンターは天性の素質といえるもので、気品漂う凛とした表情からは、すでに女王の風格すら感じます。普段は穏やかな性格ですが納得しないことは決して譲らない一面もあり、芯の通った精神的な強さも魅力です。その比類なき才能は大舞台になればなるほど発揮されることでしょう。
シユーマの16
牝馬・鹿毛・2016年4月2日生れ(美浦 萩原清)
生産:ノーザンファーム・繋養:ノーザンファームYearling 全40口●総額5,000万円
馬名:メッシーナ
英名:Messina(伊語)
由来:シチリア島とイタリア本土を結ぶ海峡名。
ディープインパクト
2002 鹿毛Sunday Silence
*サンデーサイレンス
1986 青鹿Halo Hail to Reason Cosmah Wishing Well Understanding Moutain Flower Wind in Her Hair
*ウィンドインハーヘア
1991 鹿毛Alzao Lyphard Lady Rebecca Burghclere Busted Highclere Siyouma
*シユーマ
2008 鹿毛メディチアン
Medicean
1997 栗毛Machiavellian Mr. Prospector Coup de Folie Mystic Goddess Storm Bird Rose Goddess シシラ
Sichilla
2002 鹿毛*デインヒル Danzig Razyana Slipstream Queen Conquistador Cielo Country Queen (12)
母の父:
メディチアン Mediceanは英国産,英6勝,エクリプスS-GT,ロッキンジS-GT。
【主な産駒】ダッチ アート(ミドル パークS-GT),ナニナ(フィリーズ マイル-GT),アルメリタ(独オークス-GT),
アル シェマリ(ドバイ デューティ フリー-GT)。
【BMS:主な産駒】ボスカッチオ(ウニオーン レンネン-GU),ロンギナ(独オークス トライアルS-GU),
ローカル タイム(オー ソー シャープS-GV),ダバ(ヴィンターケーニギン賞-GV)
母:
*シユーマ Siyouma(08 Medicean)愛国産,仏2勝,コリダ賞-GU3着,
ジャン ロマネ賞-GT4着,英1勝,サン チャリオットS-GT(芝8F),ファルマスS-GT3着,
北米1勝,E.P.テイラーS-GT(芝10F)。
ヘリファルテ (14 牡 鹿 ディープインパクト)2勝,現役
ブレステイキング(15 牡 鹿 ディープインパクト)未出走
2代母:
シシラ Sichilla(02 *デインヒル)仏2勝,Prix Amandine-L。産駒
シユーニ Siyouni(牡 Pivotal)仏4勝,ジャン リュック ラガルデール賞-GT,Prix La Fleche-L,ジャン プラ賞-GT2着,
| ロベール パパン賞-GU2着,ラ ロシェト賞-GV2着,フォンテンブロー賞-GV2着,ムーラン ド ロンシャン賞-GT3着,
| 英入着,セント ジェイムズ パレスS-GT4着。仏2歳チャンピオンサイアー
シエニカ Siyenica(牝 Azamour)仏2勝,Prix de Bagatelle-L,ダニエル ウィルデンシュタイン賞-GU3着,リウレイ賞-GV3着
3代母:
スリップストリーム クイーン Slipstream Queen(90 Conquistador Cielo)北米3勝,Dahlia S2着,Chou Croute S-L3着。産駒
スリックリー Slickly:仏英伊10勝,パリ大賞典-GT,ムーラン ド ロンシャン賞-GT,ヴィトリオ ディ カプア賞-GT(2回),
| ノアイユ賞-GU,ドラール賞-GU,ラ ロシェト賞-GV,ラ クープ-GV,ジャック ル マロワ賞-GT2着,
| 仏ダービー-GT4着。種牡馬
ノー スリップ No Slip:仏・北米4勝,オーク トゥリー ダービー-GU,ゴールデン ゲイトBCH-GV,Prix de Pontarme-L3着。種牡馬
スリップストリーム キング Slipstream King:仏1勝,フォンテンブロー賞-GV3着
リップル Ripple:仏2勝,グレフュール賞-GU2着
ストリーミクス Streamix:仏2勝,ダフニス賞-GV3着
4代母:
カントリー クイーン Country Queen(75 Explodent)北米12勝,イエロー リボンS-GT,ラモナH-GV,
ビヴァリー ヒルズH-GV,ハニムーンH-GV,デル マー オークス-GV,ウイルシャーH-GV
メッシーナ 牝5 (美)萩原清 本賞金 ¥900 総賞金 ¥2,670 (11戦 2- 1- 4- 0- 0- 4) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 21/06/12 3東京3 芦ノ湖特別 3 戸崎圭太 4 55 芝1600 良 1.33.7 0.1 - 4- 5 33.5 466 \3,800 20/07/18 2函館5 かもめ島特別 12 C.ルメール 1 55 芝1800 良 1.49.4 1.8 3- 5- 6 38.5 464 \0 20/05/17 2東京8 2勝クラス 3 武豊 2 55 芝1600 良 1.33.6 0.7 - 4- 6 33.5 468 \2,800 20/03/01 1阪神2 2勝クラス・牝 3 丸山元気 2 54 芝1800 稍 1.47.0 0.7 - 4- 3 35.6 466 \2,800 20/01/12 1中山4 2勝クラス 10 O.マーフィー 2 54 芝1600 良 1.34.7 0.3 15-12- 9 34.7 468 \0 19/10/19 4東京6 2勝クラス・牝 6 戸崎圭太 1 53 芝1800 稍 1.48.9 0.5 2- 3- 3 34.0 460 \0 19/09/01 2新潟12 1勝クラス・牝 1 戸崎圭太 1 52 芝1600 良 1.36.2 -0.1 -11-10 32.8 468 \7,500 19/06/09 3東京4 1勝クラス・牝 2 戸崎圭太 2 52 芝1600 稍 1.33.7 0.0 -15-13 33.9 468 \3,000 19/03/23 3中山1 ミモザ賞 6 M.デムーロ 1 54 芝2000 稍 2.03.3 1.2 1- 1- 1 37.8 462 \0 18/12/08 5中山3 未勝利・牝 1 戸崎圭太 1 54 芝1800 良 1.49.1 -0.3 6- 6- 5 35.6 468 \5,000 18/10/13 4東京4 新馬 3 C.ルメール 1 54 芝1600 良 1.36.1 0.3 - 3- 3 34.1 470 \1,800
■ 21/06/12 東京 芦ノ湖特別 6月12日(土)東京9R・芦ノ湖特別(芝1600m)に55kg戸崎騎手で出走し、勝ち馬からアタマ差、アタマ差の3着、馬体重は前走から2kgの466kgでした。五分のスタートを切ると、5番手でレースの流れに乗りました。直線入口から追い出すと、内の馬と馬体を併せて豪快に脚を伸ばしました。最後は競り負け、後ろから脚を伸ばした馬に抜かれてしまいましたが、長期休養明け初戦から見せ場十分のレースをみせてくれました。 レース後、戸崎騎手は「以前にまたがった時よりも折り合い面は良くなりました。いい感じで併せていったので、何とか勝ち馬を負かしたいところでしたが、最後に少し勢いが衰えました。距離を若干短くした方がいいのかもしれません」とのことで、萩原調教師からは「レース後、鼻出血の症状も大丈夫でした。舌を出しながら走っていたので、次はリングハミで舌を縛ってレースに臨みたいと思います。これからにつながるレースになったと思います」とのコメントがありました。 ■ 20/07/18 函館 かもめ島特別 7月18日(土)函館12R・かもめ島特別(芝1800m牝馬限定)に55kgルメール騎手で出走し、勝ち馬から1秒8差の12着、馬体重はマイナス4kgの464kgでした。レースは先行5番手を追走、道中外めを進みました。早め3コーナーから仕掛けましたが、直線では良いところがみられませんでした。 レース後のルメール騎手は「道中は掛かってはいませんでした。しかし最後脚が上がってしまいました。距離が長かったのかもしれません」、萩原調教師は「今回は良い状態で函館競馬場に帰厩して、仕上がりも良かっただけに結果を出せず残念です。今回は滞在競馬で落ち着いていることからメンコを外して臨みましたが、少し気負っていたようです。次走に向けて距離適性の再考と改めて落ち着かせてレースに臨ませるかを考えたいと思います」と話しています。 ■ 20/05/17 東京 2勝クラス 5月17日(日)東京8R・芝1600m戦に55kg武豊騎手で出走し、勝ち馬からハナ、1馬身1/2差の3着、馬体重は前走から2kg増の468kgでした。五分のスタートを切ると、中団でレースを進めました。ひとかたまりの馬群の真ん中だったので、直線では仕掛けを待たされました。ようやく残り200m付近で前が開いて、ムチを入れて、仕掛けていきましたが、前との差は縮まりませんでした。 レース後、武豊騎手は「ゲートはまずまず出てくれて、道中はハミを噛むものの、許容範囲でした。現状では芝1600mの距離が合っていると思います」とのことで、萩原調教師からは「結果は残念でしたが、レースの流れに乗れて、内容は良かったと思います。ただ、このクラスにいつまでもいてはいけない馬と思っていますので、何とかしたいですね」とのコメントがありました。 ■ 20/03/01 阪神 2勝クラス・牝 3月1日(日)阪神8R・芝1800m牝馬限定戦に54kg丸山騎手で出走し、勝ち馬から3/4馬身と3馬身1/2差の3着、馬体重は前走からマイナス2kgの466kgでした。道中は中団外めを追走しました。直線では懸命に脚を伸ばすも前2頭を捕まえることはできませんでした。 レース後、丸山騎手は「心配していた折り合い面は、レースでは問題ありませんでした。早めに仕掛けて前を走る馬を交わすつもりでしたが、直線では手前を何度も替えていて、思ったように伸びませんでした」と話しています。 ■ 20/01/12 中山 2勝クラス 1月12日(日)中山12R・芝1600m戦に54kgマーフィー騎手で出走し、勝ち馬から0秒3差の10着、馬体重は前走から8kg増の468kgでした。スタートから行き脚がつかず、最後方からの競馬となりました。途中から馬群をぬって少しポジションを上げましたが、勝負所では進路がなくなってしまいました。進路が開いてからはジワジワと脚を伸ばしましたが時すでに遅く、勝ち負けの争いから少し遅れての入線となりました。
レース後、マーフィー騎手からは「距離は1800m〜2000mぐらいが良いように感じました。引っ掛かると聞いていましたが、まったくそのような素振りはみせませんでした。広いコースの方がいいと思います。いい馬なので、条件を変えれば巻き返せると思います」とのコメントがありました。■ 19/10/19 東京 2勝クラス・牝 10月19日(土)東京12R・芝1800m牝馬限定戦に53kg戸崎騎手で出走し、勝ち馬から0秒5差の6着、馬体重は前走からマイナス8kgの460kgでした。2〜3番手の内でレースを進めましたが、終始頭を上げたり口を割ったりと折り合いに苦労したため、最後の直線では前走のような伸びが見られませんでした。 レース後、萩原調教師は「ミモザ賞の時のように折り合いを欠くレースになってしまいました。能力で最後まで喰らいつきましたが、やはり前半のロスが痛いですね」と話しています。 ■ 19/09/01 新潟 1勝クラス・牝 9月1日(日)新潟8R・芝1600m牝馬限定戦に52kg戸崎騎手で出走して2勝目を挙げました。勝ち時計は1分36秒2、馬体重は前走からプラス6kgの468kgでした。後方の外を折り合いに気をつけながら追走、最後の直線では持ち前の切れ味で素早く先頭に立つと、そのまま押し切り、2着馬に1/2馬身差をつけてゴールしています。
レース後、戸崎騎手は「返し馬は落ち着いていましたが、ゲート裏からゲートに向かうところで体を硬くして力んでいました。レースは大外で壁がつくれなかったのはマイナス材料でしたが、スローペースのぶん行きたがった程度で、掛かるまではいきませんでした。最後は持ち前の切れ味を発揮してくれました。さすが素質馬ですね」と話しています。また、萩原調教師は「勝ててよかったです。馬は今日中にNF天栄に放牧に出します。リフレッシュさせた後、10月19日(土)東京・芝1800m牝馬限定戦を目指したいと思います」と話しています。■ 19/06/09 東京 1勝クラス・牝 6月9日(日)東京8R・芝1600m牝馬限定戦に52kg戸崎騎手で出走、勝ち馬とはクビ差の2着、馬体重は462kg(±0)でした。レースではスタートのタイミングが合わず上に飛び上がって発馬し、1馬身ほど出遅れてしまいました。そのまま最後方追走となりましたが、直線では前が内外に広がると後方から一気に馬群を突き抜けてきました。先に抜け出していた外の勝ち馬も止まらず、惜しくもクビ差届きませんでしたが、上がり33.9とメンバー最速の猛追を見せました。 戸崎騎手は「レースになると興奮してゲートでじっとできず、横を向いているときに扉が開いて、飛び上がるようなスタートになってしまいました。今日は位置取りの差の負けで、直線ではよく走っていました」とのコメントでした。萩原調教師は「トレセンに戻ってゲート練習を積んでから、いちど放牧に出そうと思います」とのコメントでした。 ■ 19/03/23 中山 ミモザ賞 3月23日(土)中山9R・ミモザ賞(芝2000m牝馬限定)に54kgミルコ・デムーロ騎手で出走し、勝ち馬から1秒2差の6着、馬体重はマイナス6kgの462kgでした。今回は逃げて、道中は2馬身ほどリードを保って競馬をしました。直線では懸命に脚を伸ばしましたが、上り坂のあたりで一杯になってしまいました。 レース後、デムーロ騎手は「スタートしてすぐハミを噛んで、かかってしまいました。道中我慢させるよりも、長く脚を使ったほうが能力を発揮できると思っていたので、そのままハナを切りました。しかし最後は脚があがってしまいました」と、萩原調教師は「前2走をみてもかかるとは思いませんでした。意外だったので戸惑いはありますが、今日のことを踏まえて今後調整していきます」と話しています。 ■ 18/12/08 中山 未勝利・牝 12月8日(土)中山4R・芝1800m牝馬限定戦に54kg戸崎騎手で出走し1着、勝ち時計は1分49秒1で、2着馬に1馬身3/4差をつけました。馬体重は前走から前走からマイナス2kgの468kgでした。道中は中団につけて競馬をしました。4コーナーで外を通って直線を迎えると先頭を射程圏に捉えます。鞍上のゴーサインに反応すると素晴らしい末脚を発揮して、初勝利を手にしました。 レース後、戸崎騎手は「持っている能力は素晴らしいものがあります。それだけに、道中の行きっぷりや直線での反応は物足りなく感じました。まだ緩さがありますね」、萩原調教師は「今日は完勝でした。先々が楽しみですし、まだ良化の余地があるので大事に使っていこうと思います」と話しています。 12月8日(土)中山4R・芝1800m牝馬限定戦に54kg戸崎騎手で出走し1着、勝ち時計は1分49秒1で、2着馬に1馬身3/4差をつけました。馬体重は前走から前走からマイナス2kgの468kgでした。道中は中団につけて競馬をしました。4コーナーで外を通って直線を迎えると先頭を射程圏に捉えます。鞍上のゴーサインに反応すると素晴らしい末脚を発揮して、初勝利を手にしました。 レース後、戸崎騎手は「持っている能力は素晴らしいものがあります。それだけに、道中の行きっぷりや直線での反応は物足りなく感じました。まだ緩さがありますね」、萩原調教師は「今日は完勝でした。先々が楽しみですし、まだ良化の余地があるので大事に使っていこうと思います」と話しています。 ■ 18/10/13 東京 新馬 10月13日(土)東京5R・芝1600m戦に54kgルメール騎手で出走・デビューし3着、馬体重は470kgでした。レースは先行3番手を追走、道中内めを進みました。その位置のまま最後の直線を迎え、残り400mで仕掛けましたが、思うように伸びず、外からきた1頭にも差されてしまいました。勝ち馬とはコンマ3秒差でした。 レース後のルメール騎手は「スタートが良かったこともあり、ある程度良い位置で追走できました。道中もイメージどおりでした。しかし最後の直線で長く良い脚を使っていましたが、ゴール前で止まってしまいました。本日の感じですと、距離はもっと長くてもいいでしょう。能力はありますが、精神的に幼いところがあり、これから良くなると思います」、萩原調教師は「調教の動きは良く、仕上がりも良かったです。しかし思ったより良い脚を使ってくれませんでした。本日は負けてしまいましたが、素質はありますので、今後に期待していただきたいと思います」と話しています。