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16/07/24 中京 渥美特別 |
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7月24日(日)中京･渥美特別(芝2200ｍ)に57kg藤岡康太騎手で出走し、馬体重は前走から-6kgの524kgでした。
レースでは、スタートでやや遅れて、最後方からとなりました。前からはやや離れた位置を追走し、向正面に入ってから少しずつ差を詰めていきました。残り800ｍを切ったあたりで外から進出を開始。3コーナー過ぎでさらに勢いがつき、先行グループに取りついて直線に向きました。馬場の大外から伸びるかと期待されましたが、ジワジワとした脚取りで、勝ち負けまで加わることはできず、勝ち馬からは1.3秒差の5着で入線しています。
「3･4コーナーはスッと上がっていけましたが、一瞬しか脚を使うことができませんね。馬場のいいところを選んだものの、直線も外めがだいぶ掘れてきて、脚を取られてしまいました。それでも、ジワジワとは伸びています。今後も展開ひとつで結果を残せるでしょう」(藤岡康太騎手)
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16/06/26 阪神 500万下 |
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6月26日(日)阪神7R･芝2200ｍ戦に57kg川田騎手で出走し、馬体重は前走から-12の530kgでした。
レースでは、いつものようにゆっくりとしたスタートで、前半はリズムを整えながら最後方を追走。スローペースのなか、向正面から内をスルスルと上がっていき、差を詰めていきました。3・4コーナーでは少しずつ押してポジションを上げて、直線でやや外めへ出し、追い込みを図りましたが、前も止まらず、6着まででした。勝ち馬とは1.1秒差でした。
「やはりトモに甘さを感じますね。緩めの馬場でもなんとかこなしてくれていましたし、最後も踏ん張ってくれていたのですが…。ゆっくりと流れたペースも厳しかったです。頑張って走ってくれているので、展開や相手関係などで変わってくる部分はあると思うのですが…」(川田騎手)
「レースに行けば、トモに甘さがあるので、しっかりトモがハマってくるまでは、急かせずに行けばよいと思っていましたから、ゲートで横を向いて遅れても後ろからは想定の範囲です。ただ、今日のような流れでは厳しいですね。踏ん張っていますが、ワンパンチ足りません。現状では、さらに上を狙うとなると、まだ展開などいろいろな要因の助けが必要なことも事実でしょう。本馬としては、状態は決して悪くないので、権利はありませんが、ガタッと来なければ、中京への続戦も考えましょう」(池江調教師)
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16/04/16 阪神 500万下 |
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4月16日(土)阪神7R･芝2000ｍ戦に57kgルメール騎手で出走し、馬体重は前走から-6の542kgでした。
レースでは、いつもどおりゆっくりとしたスタートで、ジワッと馬なりで中団後方を追走。道中は先行勢と後方待機の馬群が前後2つに分かれる形で進み、本馬は後方勢の前めに少しずつ押し上げていきました。4コーナーで全体のピッチが上がり、一気に先団を捉え、直線では大外から差し切りを狙いました。しかし、ジリジリとしか伸びず、3番手までしか追い上げられませんでした。最後はさらに外から1頭交わされて、4着での入線。逃げ切った勝ち馬からは0.6秒差でした。
「開催後半ですが、今日は馬場が良すぎました。この馬にはもう少し緩くなった方が合っているでしょう。勝負所で、しっかり前に取り付いていけましたが、直線は一杯になってしまいました。ここまで使ってきているからでしょうか、少し硬さも感じました」(ルメール騎手)
「次走への権利は獲りましたが、連戦してきていますので、疲れがないかよく確認します」(池江調教師)
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16/03/26 中京 500万下 |
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3月26日(土)中京8R･芝2000ｍ戦に57kg藤岡康太騎手で出走し、馬体重は前走から+4の548kgでした。
レースでは、スタートはいつも通りゆっくりで、馬なりで後方から進めました。道中もじっくりと運び、後方2・3番手を追走。3コーナーから進出を開始し、外から一気に捲って好位3番手で4コーナーをカーブ。直線、前を行く2頭を追い掛けましたが、懸命に脚を伸ばして後続との差は広げたものの、最後まで2頭を捉えられず、3着での入線となりました。勝ち馬との差は0.4秒でした。
「先生からは前半はじっくりとの指示をもらっていましたので、リズムを整えることに専念しました。ただ、道中のペースがかなりゆっくりでしたので、早めに動いていきました。キレるタイプではありませんので、最後まで長くこの馬の伸び脚は繰り出してくれているのですが、前の2頭が道中で楽をしていたぶん、粘り強かったですね。すみませんでした」(藤岡康太騎手)
「上手く後方から捲ってくれましたが、本馬にとっては厳しいスローペースでしたね。ですが、良馬場で、前走からしっかり巻き返すことができました。次走への権利も獲りましたので、状態に問題がなければ、また次走を考えていきます」(池江調教師)
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16/02/20 小倉 500万下 |
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2月20日(土)小倉8R･芝2600ｍ戦に57kg松山騎手で出走し、馬体重は前走から-4の544kgでした。
レースでは、ゆっくりとしたスタートでもあり後方からとなりました。リズムを整え、1周めの正面で勢いがつくとジワジワと3番手までポジションを上げました。その後は、大きく逃げを打った馬とすぐ前の2番手のライバルと見ながら競馬を進めました。2周め3コーナーから集団のペースが上がり、本馬もさらに動いて、逃げ馬との差を詰めていきました。しかし、直線を向いてからの伸びがひと息で、バテた逃げ馬は交わしたものの、すぐ内の2番手を捉えられず、最後は後続にも差されて、残念ながら6着に敗れてしまいました。勝ち馬からは0.6秒差でした。
「テンはジックリとリズムを整えることに専念しました。1周めに、いい感触でジワっと上がって、スローだった集団を交わしました。その後もペースに惑わされることなく、この馬のリズムで運べましたが、最後が伸びきれませんでした。すぐ前の2番手も交わせなかったのが…。時計が掛かる馬場はいいと思っていましたが、雨を含んだ馬場は良くなかったのかもしれません。申し訳ありません」(松山騎手)
「状態は良かったですが、今日のような馬場状態では、微妙に距離が長かったのかもしれません。権利も逃してしまいましたので、トレセンへ戻った感触をよく確かめて、今後を考えていきましょう」(池江調教師)
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16/01/24 中京 500万下 |
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1月24日(日)中京8R･芝2200ｍ戦に57kg内田博幸騎手で出走し、馬体重は前走から+10の548kgでした。
レースでは、五分のスタートを切り、軽く仕掛けて中団を追走していきました。前半はじっくりと脚を溜めることに専念し、3コーナーあたりから馬なりでジワジワとポジションを上げていきました。4コーナーでは5,6番手まで進出し、さらに前も射程圏に入れて直線へ。少し内へモタれるところもあったものの、すぐに体勢を立て直して、しっかりと脚を伸ばし、前を交わしていきました。残るは逃げ馬のみで先頭をうかがうかと思われましたが、外からビュッと伸びた馬のキレ味に及ばず、粘り強く伸びてゴール前で逃げ馬も交わしたものの、2着まででした。勝ち馬とは0.2秒差でした。
「キレるタイプではないと思っていましたので、ジワっと早めに動いていきました。イメージしていた通りのレースができたのですが、あそこまでキレる馬がいるとは…。プラス10kgでしたが、特に太いと感じるところはありませんでした。キレはないものの、最後までジワジワと伸びてくれましたし、芝の走りも問題ありません。もっと長い距離でも面白いかもしれませんね」(内田博幸騎手)
「久々の芝でしたが、中京の馬場は大丈夫ですね。ジョッキーが非常に上手く乗ってくれたので、勝ったかと思ったのですが残念です。今回もレースの後はトモの状態をよく確認しておきます」(川合助手)
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15/12/26 阪神 500万下 |
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12月26日(土)阪神8R･ダート1800ｍ戦に57kgボウマン騎手で出走し、馬体重は前走から+4の538kgでした。
レースでは、スタートダッシュがひと息で今回も後方からの競馬となりました。向正面からジワジワと動き始めて前との差を詰め、3･4コーナーでは中団馬群の中で、さらに前を射程圏に入れようと気合をつけていきました。直線での差し切りを狙いましたが、その伸び脚はジリジリとしたもので、バテはしないものの追い上げきれず、最後は勝ち馬から1.0秒差の9着に敗れてしまいました。
「出脚がつきにくく、気難しいところも感じたので、前半はステッキを入れずに押して気合をつけていきました。道中は機嫌を損ねないようにと注意しながら動いていきましたが、ポジションが苦しくなってしまいました。砂を被るのもあまりよくないように感じました」(ボウマン騎手)
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15/12/13 中京 500万下 |
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12月13日(日)中京･ダート1900ｍ戦に57kg松田騎手で出走し、馬体重は前走から+2kgの534kgでした。
レースでは、ややダッシュがつかず、後方5番手から進めていきました。道中は後方グループでリズムよく脚を溜めて向正面へ。3･4コーナーの中間あたりから、徐々に気合いをつけていくと、ジワッと進出を開始し4コーナーをカーブ。直線、馬群の外めから前を追いかけました。残り200mを過ぎたところで、エンジンがかかるとジワジワと脚を伸ばしました。前を行くライバルには及ばなかったものの、5着争いに最後は4頭が並んでゴール。クビ差先着し、5着に入線して掲示板を確保しています。
｢いまの中京競馬場のダート中距離戦は、前が止まらない傾向にあります。そのため、スタートで好位を取りに行きたかったのですが、テンでダッシュがつかなかったので、終い勝負に賭けました。3コーナー過ぎからジワジワと仕掛けていき、なかなかギアが上がりませんでしたが、終いはいい伸びを見せてくれましたね。スッと反応してくれるところはありませんが、長くいい脚を使ってくれました。それだけに、スタートでいいポジションを取れていれば、さらに上位争いが可能だったはずです。申し訳ございません｣(松田騎手)
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15/10/12 京都 500万下 |
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10月12日(祝･月)京都･ダート1900ｍ戦に57kg浜中騎手で出走し、馬体重は前走から+6kgの532kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを切ったものの、行き脚がつかず後方2番手からとなりました。縦長に広がる展開の中、中団グループからはやや離された位置を追走、3コーナーを過ぎて外を通り、前との差を徐々に詰めていきました。4コーナー付近で馬群にとりつき、5番手グループの外で直線へ。いざ追い出してからはジワジワと伸びましたが、レースを引っ張った先行馬3頭が止まらず、最後まで捉えることはできませんでした。勝ち馬からは0.9秒差の4着で入線しています。
｢ゲートからの一完歩めはいいものの、その後は走りがバラバラで、嵌まってくるまでに時間がかかります。トモや前後のバランスがもうひとつに感じます。ただ、それは前走も同じような感じでしたし、終いはきっちり脚を使ってくれますね。前半で追走できないとなると、どうしても展開に左右されます。今回のような行った行ったの決着は、本馬に合いませんでした｣(浜中騎手)
｢伸びてはきているんですけどね･･･。ジョッキーも話していた通り、展開ひとつでしょう。レース後の歩様や状態をよく確認したうえで、今後の予定を決めたいと思います｣(池江調教師)
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15/09/21 阪神 500万下 |
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9月21日(祝･月)阪神8R･ダート2000ｍ戦に57kg浜中騎手で出走し、馬体重は前走から+4の526kgでした。
レースでは、ゆっくりとゲートを出ると、無理せず最後方からレースを進めました。道中は、前と3馬身ほど離れた後方2番手を追走。向正面で徐々に進出を開始し、3コーナーでは中団までポジションを上げていきました。そこからさらに位置取りを上げて、先行勢を前に見ながら、4コーナーをカーブ。その4コーナーと直線で、外から被されて進路がなくなる場面があり、少し待ってから外に進路をとって追い出しを開始しました。抜け出していた先行馬3頭を目掛けて脚を伸ばしていき、追いついて最後は4頭が横並びになりながらゴール。しかしながら、僅かに及ばず、勝ち馬からは0.1秒差、2着馬とはクビ差の3着で入線しています。
「テンは周りが速かったため、馬のリズム重視で後方からレースを進めました。向正面ではペースが落ち着いて、うまくポジションを上げることができましたし、手応えも良かったです。最後はよく伸びていましたが、外から被されたことで、一旦ブレーキを踏んで、再度エンジンを掛ける形になったのが痛かったです。アクションの大きい馬で、このロスが大きく響いてしまいました。もっと早めに外へ出していれば違ったと思います。たいへん申し訳ありませんでした」(浜中騎手)
「ジョッキーも話していましたが、勝負所でもっと外を回していればよかったかもしれません。状態は良く、乾いて力の要るダートで条件としては本馬に合っていただけに、悔しいですね。今後のことについては、状態を見ながら決めていきます」(兼武助手)
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15/07/25 中京 500万下 |
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7月25日(土)中京･ダート1800ｍ戦に57kgZ.パートン騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの522kgでした。
レースでは、きっちりスタートを決めて、押していきましたが外の馬の方が速く、中団後方からとなりました。9番手で向正面に入り、やや外めに出して、3コーナーからは押していったものの、4コーナーで進路がなくなり、ブレーキをかけて後方まで下がってしまいました。直線に入って脚を伸ばしたものの、上位まで押し上げることはできず、勝ち馬からは1.7秒差の10着でゴールしています。
｢4コーナーをまわってスピードが上がったところで、前をカットされてしまいました。元からズブさがあり、エンジンのかかりが遅いだけに、この不利は致命的でした。最内枠というのも、本馬には合いませんでしたね｣(Z.パートン騎手)
｢向正面では外から被されたり、4コーナーでもスペースがなかったり、力を発揮することができませんでした。調子は良かったのにも関わらず、不完全燃焼なレースとなってしまい申し訳ございません。今後については、状態や出走状況を見ながらになりますが、このまま厩舎で調整を続けていければと考えています｣(池江調教師)
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15/05/03 東京 1000万下 |
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5月3日(祝･日)東京12R･ダート2100ｍ戦に57kg三浦騎手で出走し、馬体重は前走から-2の524kgでした。
ゲートはほぼ五分の反応で出ましたが、いつものようにダッシュはひと息で、後方からの競馬となりました。前半はそのまま馬なりでじっくりと進め、3コーナーからジワジワと差を詰めていきました。4コーナーから直線入口に掛けてしっかり勢いに乗せて、大外から追い込みを図りました。一旦は前を交わしていく伸び脚を見せましたが、坂を上っているあたりで脚色が鈍り、思ったほど順位を上げられないままゴールとなりました。勝ち馬から1.3秒差の9着でした。
「ゲートを出てからはなかなか進んでいきませんでした。急かしていくより、リズムを重視した方が良いとおもいましたので、馬なりでいきました。直線ではグンと勢いに乗って、交わしていけると思ったのですが、最後の200〜300ｍで止まってしまいました。ダートだったら1800ｍくらいまでの方が良いのかもしれません」(三浦騎手)
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15/03/29 中京 500万下 |
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3月29日(日)中京5R･ダート1800ｍ戦に57kgＺ.パートン騎手で出走し、馬体重は前走から-4の526kgでした。
レースでは、ゲートは五分に出たものの行き脚がつかず中団後方からの追走となりました。前半はしっかり脚を溜めて、3コーナーから外めを通ってジワジワと進出を開始。先団を射程圏に入れて4コーナーをカーブしていきました。直線、エンジンが掛かるのに少し時間は要しましたが、坂を力強く駆け上がって伸び、外から前を交わしていきました。ラスト100ｍあたりで粘り込みを図る逃げ馬を捉えると、きっちり差し切って先頭でゴール。待望の2勝めを挙げました。勝ち時計は1:54.9、2着馬との差は半馬身でした。
「スタートしてからは押しても行き脚がつきませんでしたが、途中からはリズムよく流れに乗れました。ダートの走りも良かったですね。直線で外へ出したらしっかり伸びてくれました。特に最後の200ｍの伸びは良かったですね。いい馬に乗せてもらいました。ありがとうございました」(Ｚ.パートン騎手)
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15/03/14 中京 500万下 |
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3月14日(土)中京6R･ダート1900ｍ戦に57kg川田騎手で出走し、馬体重は前走から+6の530kgでした。
レースでは、スタート直後のダッシュがひと息で、後方からとなりましたが、向正面では馬群の中を怯むことなく進んで差を詰めていきました。4コーナーで外めへ進路を取り、さらに進出を開始して中団につけると、直線は大外に出して追い上げました。鞍上が懸命に追うのに応え、最後まで粘り強く大きなフォームで伸びて交わしていきましたが、先に抜け出していた3頭に及ばず、勝ち馬から0.8秒差の4着まででした。
「前半はあの位置になってしまいますが、流れに乗ってからは良い走りをします。良いところでもあるとは思うのですが、常に自分のリズムで走るので、スタート直後は押してもなかなか進んでいきません。現状では、行く気になってくれた時にジワッと進めていくスタイルが合っていると思います。ダートも問題ありませんし、砂を被っても全く動じるところはありませんでした。この感じならスピードが求められる芝よりもダートの方が良いように思います」(川田騎手)
「ダートの走りも大丈夫ですね。砂を被って苦しい位置取りになっていましたが、最後はいつもの感じで伸びていました。前半の行き脚が課題ですが、ジョッキーが話しているように、急かすと逆にリズムが悪くなる気がします。まずはこういう形でもレース経験を積んで力をつけていきたいと思います。次走への優先権を得ましたし、状態に問題なければ、このままトレセンで調整を続けて、次もダートの長めの距離へ向かいたいと思います」(池江調教師)
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15/02/08 京都 500万下 |
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2月8日(日)京都8R･芝2000ｍ戦に56kg川田騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの524kgでした。
ゆっくりとしたスタートで今回も後方からレースを進めました。向正面から徐々にピッチを上げて、3･4コーナーでは外から捲くり気味に好位まで進出していきました。直線、外から追い込みを図り、脚を伸ばしていきましたが、内の馬も止まらず、勝ち馬から0.3秒差の6着に敗れています。
「やはりスタートが速くありませんので、前半は後ろからになってしまいます。勝ち馬の後ろで差が大きくなると厳しいと思い、早めに上がっていきましたが、そのさいにだいぶ外を回る形になってしまいました。結果的にそのロスもあったと思います。申し訳ありませんでした」(川田騎手)
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15/01/10 京都 500万下 |
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1月10日(土)京都8R･芝2200ｍ戦に56kg川田騎手で出走し、馬体重は前走から-4の524kgでした。レースでは、ゲートの反応はほぼ五分に出ましたが、行き脚がひと息で、気合をつけながら中団につけていきました。前半は9,10番手を追走して脚を溜め、3コーナー手前からジワっと動き始めて7番手あたりまで進出しましたが、4コーナーで素早い反応が見せられず、少し前との差が開いて直線へ向きました。直線、外めに進路をとり、脚を伸ばしてきましたが、まとめて交わしさるほどのキレはなく、内から抜け出した勝ち馬から0.2秒差の5着まででした。
「大きな跳びで器用な感じではありませんから、出脚は速くありませんが、徐々に勢いに乗せてこの馬なりの位置にはつけられました。最後もしぶとく伸びてきているのですが…。距離はこれくらいか、もっとあっても良いくらいだと思います。ただ、もっと力の要る馬場の方が本馬の良さが出そうです」(川田騎手)
「ジョッキーも話していたように、下が硬くて軽い今の京都の芝よりも重めの馬場の方が合いそうです。トレセンへ戻った状態を確認しながらですが、より合いそうな阪神開催へ回ることも考えます」(池江調教師)
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14/12/21 中京 500万下 |
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12月21日(日)中京9R･芝2000ｍ戦に56kg吉田隼人騎手で出走し、馬体重は休養前の前走と増減なしの528kgでした。レースでは、ほぼ五分の反応でゲートを出ましたが、ダッシュがあまり速くなく、中団からの追走となりました。リズムを整え、一頭が大きく飛ばしていく縦長の展開のなか、じっくり脚を溜めていくと、3〜4コーナーでポジションをジワジワ押し上げて直線を向きました。ビシッと気合をつけられると、外から追い上げて順位を上げていきました。ゴール前でグイっともうひと伸びして、前に迫りましたが、僅かクビ差及ばず、勝ち馬からタイム差なしの2着に惜敗しています。
騎乗した吉田隼人騎手は「ある程度にポジションを取って競馬をして欲しいと指示されていましたが、テンがそれほど速くありませんでした。ただ、向正面からは、上手く集団で流れに乗れました。道中も外枠を上手く利用して、馬場の良いところを通っていけましたし、最後まで長く良い脚を使ってくれたのですが、あと少し届きませんでした。悔しいです」とコメントしています。
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14/08/23 小倉 青島特別 |
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8月23日(土)小倉･青島特別(芝1700ｍ)に54kg浜中騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの528kgでした。レースでは、五分のスタートをきると、好位5番手に控えました。道中はリズムよく追走し、そのまま5番手で脚を溜めていきました。3コーナー過ぎからペースが速くなると、ジワッと先頭集団との差を詰めていき前を射程圏内に入れて、直線へ向きました。馬群がばらけ、前が開きいざ追い出しを開始しましたが、ジリジリとしか伸びきれず、先に抜け出した勝ち馬から0.5秒差の4着でした。
騎乗した浜中騎手は「馬場の影響からか、道中は走りがバラバラになっていましたし、今日みたいな上がり勝負の競馬だと分が悪いですね･･･。最後までバテてはいないですし、距離はもう少しあったほうがいいかと思います。すいません」とコメントしておりました。
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14/08/03 小倉 500万下 |
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8月3日(日)小倉8R･芝1800ｍ戦に54kg北村友一騎手で出走し、馬体重は前走から+12の528kgでした。レースでは五分のスタートを切りましたが、ダッシュがそれほど速くなく、前半は無理せず後方を追走していきました。向正面に入ったところで上手く外へ出すと、スルスルとポジションを上げて、3コーナーまでに中団へ進出しました。そのまま前を射程圏に入れて3〜4コーナーをカーブしていきましたが、直線追い出してからの反応がひと息で伸び切れませんでした。順位を上げることができず、最後は勝ち馬から0.8秒差の9着で入線しています。
騎乗した北村友一騎手は「先生の指示通り、急な加速はせずラストに向けてジワジワとアクセルを踏んでいくイメージで乗りました。3コーナーくらいまでは良い感じでいけましたが、追い出してからの反応が鈍い感じでした。久々の分や、馬体に緩さを残しているので雨で重たくなった馬場がこたえたのではないかと思います。背中の感触はとても良いので、体がしっかりすれば今日のような馬場もこなせるようになると思います」とコメントしており、
また池江調教師は「まだ成長を続けているところですので、今回は雨で重たくなった馬場が影響したと思います。体も少し余裕を残していましたので、ここを使ったことで上向いてくると思います。次走への優先出走権が得られなかったので、出馬投票状況を見ながらにはなりますが、トレセンへ戻った状態も確認して次に向かいたいと考えています」と話していました。
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14/04/26 東京 新緑賞 |
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4月26日(土)東京･新緑賞(芝2300ｍ)に56kg蛯名騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの516kgでした。レースでは、ゲートを出て内･外の馬を見ながら、中団馬群の真ん中で1コーナーへ。向正面では隊列が縦長となるなか、7番手のポジションを追走しました。3コーナーから少し仕掛けて、前を射程圏に捉えて直線に向きましたが、追い出してからはすぐに反応できず、1番人気のライバルに前をカットされながら交わされてしまいました。そこからふたたびジワジワとした脚取りで盛り返してきたものの、勝ち馬から0秒7差の4着まででした。
騎乗した蛯名騎手は「前走のポジションがあまりにも後ろ過ぎて、今回はもう少し前めでという指示でした。ある程度の位置でいい感じにレースを進めることができて、終いも伸びてはいるのですが、勝ち馬のようなビュンと切れるようなところが現状ではありません。もっと前後のはまりが良くなってくれば、切れる脚も繰り出せることでしょう。今はとにかく素質だけで走っているような印象です」、池江師は「直線で前に入られてしまいましたが、脚が残っていれば抵抗できたはずで、それが敗因ではありません。蛯名騎手が言うように、まだこれからの馬ということでしょう。今は緩さがあってもどかしい結果が続いていますが、いずれは絶対に走る馬です。今後は一旦放牧を挟み、成長を促すことを検討しましょう」と話してくれました。
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14/04/05 阪神 アザレア賞 |
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4月5日(土)阪神9R･アザレア賞(芝2400ｍ)にシュタルケ騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの518kgでした。レースでは、ゆっくりとしたスタートとなり、直後に両側から挟まれるような形にもなってしまったため、無理せず最後方からじっくり脚を溜めていきました。3コーナーで外に逃げるようなシーンもありましたが、体勢を整えて4コーナーから徐々にポジションを上げていきました。直線大外から追い込みを図ると、力強く伸びて、順位を上げていき、前を射程圏内に入れているかと思われましたが、残り100ｍあたりから内へもたれたこともあり、上がり3F34.5秒はメンバー中最速をマークしたものの、先行勢に及ばず、2番手から抜け出した勝ち馬から0.4秒差の4着まで追い上げたところがゴールでした。
騎乗したシュタルケ騎手は「スタートはそれほど大きな遅れではありませんでしたが、両側から挟まれたのが痛かったです。切り替えてじっくりレースを進めましたが、位置取りの差が最後まで響いてしまいました。まだ完成途上の部分もありますが、最後よく伸びているように力のある馬です。結果を出せずに申し訳ありません」とコメントしており、また池江師は「あの位置取りでは苦しかったですね。スタートは速くないものの、この頭数なら中団5番手くらいにはつけて欲しいと指示していたのですが…。馬自身は短期放牧を挟みながら、だいぶ成長してきています。トレセンへ戻った状態を確認しながらになりますが、問題なければ、除外を覚悟でダービートライアルへ向かうのか、再度自己条件へ向かうのかを考えていきたいと思います」と肩を落として話していました。
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14/02/02 東京 500万下 |
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2月2日(日)東京6R･芝1800ｍ戦にベリー騎手で出走し、馬体重は休養前の前走から＋8の518sでした。レースでは、ゆったりとしたスタートとなりましたが、気合をつけてダッシュを利かせると、中団6番手あたりで流れに乗りました。道中は積極的なレース運びで、3〜4コーナーの勝負所から少しずつポジションを上げていき、外から先行勢を射程圏内に捕らえてほぼ横並びの4,5番手で直線へ向きました。直線に入って追われると、すぐに内の馬を交わして一気に先頭に立ち、直線の坂も力強く駆け上がっていきました。そのまま押し切るかと思われましたが、ラスト1F過ぎで馬群を割ってグイグイ伸びてきた馬に交わされてしまいました。それでも最後まで踏ん張って、それ以外の追撃は凌ぎきり、勝ち馬から0.2秒差の2着で入線しています。騎乗したベリー騎手は「ゲートは反応しているものの、ダッシュがひと息でしたね。押していっても基本的には素直な馬なので、すぐに折り合いはつきました。最後までよく踏ん張ってくれましたが、悔しいですね。抜け出して少し戸惑うところもありましたが、レース経験を積んで慣れていけば問題ない範囲のものでした。ただ、まだ馬体重よりも体が薄く感じました。ポテンシャルはかなり高いと思いますので、さらに成長すれば将来がとても楽しみな馬ですよ」とコメントしており、池江師は「最後は残念でしたが、改めて力があることを確かめることができた1戦だったと思います。ジョッキーのジャッジにもありましたが、まだ成長を続けているところです。トレセンへ戻った状態をしっかり確認して、今後も大切に育てていきたいと思います」と話していました。
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13/11/09 京都 未勝利 |
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11月9日(土)京都2R･芝1600ｍ戦に浜中騎手で出走し、馬体重は休養前の前走から+4の510kgでした。レースでは五分のスタートから出して行きましたが、ダッシュはもうひとつで、中団の外め9,10番手からの追走になりました。しかし、向正面では徐々に進出、3コーナー手前では先行集団のすぐ後ろまで上がり、4コーナーで仕掛けていくとスッと反応して直線に入るところではあっさり先頭に立ちました。直線は少しモタモタしながらも伸びて、セーフティーリードを保ったまま、最後は手綱を緩める余裕で後続を1馬身差抑えてゴール、1番人気に応えて嬉しい初勝利を飾りました。勝ち時計は1:35.4でした。騎乗した浜中騎手は｢スタートでもまだモタモタしていて、直線が長かったおかげである程度のポジションまで追いつくことが出来ました。ただ勝負どころの反応はこれまで以上で、良くなっている印象です。この成長段階で勝てるのですから、これからが楽しみな馬ですね。｣とコメントしていました。
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13/09/17 阪神 未勝利 |
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9月17日(火)阪神2R･芝1800ｍ戦に浜中騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの506sでした。レースでは、ゲートの出があまり速くなかったこともあって、中団馬群のなか10番手くらいを追走する形となりました。勝負どころでも少しゴチャゴチャしたところに入ってしまったこともあり、慌てず脚を溜めて4コーナーを回りました。直線に入って馬場の内めを突くと鞍上のゴーサインに応えてジワジワと加速していきましたが、ゴール前で外から伸びてきた勝ち馬との叩き合いで僅かに及ばず、クビ差の2着に惜敗しています。騎乗した浜中騎手は「ゲートでだいぶん待たされたせいか、ほぼ五分に出ているものの二の脚がつかずに、あの位置からの競馬になってしまいました。道中の折り合いはスムーズでしたが、まだ追い出してからの反応は良化途上で、内の馬場が悪くなっていることもあってジリジリという感じでした。乗り味の良い馬ですし、まだ馬体にも余裕があって、使いながら変わってくるタイプだと思います。ノドはレース中まったく気になりませんでした。」とコメントしており、また調教助手は「ひと頓挫あって出走間隔があいた影響もあったと思います。馬体もまだ幼く成長途上ですし、次は変わってくれると思います。」と話していました。
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13/08/03 新潟 新馬 |
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8月3日(土)新潟5R･新馬(芝1800ｍ)戦に岩田騎手でデビューし、馬体重は506kgと輸送競馬でしたが、まだ若干余裕はありました。レースでは、五分のスタートを切ると行き脚がついてスっと先行できて、好位で流れに乗りました。道中は4番手でインコースの経済コースを追走していきました。直線はなかなか外が開かず、満を持して内ラチ沿いから前を追い上げましたが、少しモタモタするところもあって、スピードに乗るまで手間取るところがありました。直線半ばで、やや外めへ出して逃げ馬を交わしてから伸びてきましたが、外から先に抜け出した勝ち馬には、0.5秒差及ばず、デビュー戦は4着で入線しています。騎乗した岩田騎手は｢前半はセンス良く流れに乗って、道中も折り合っていました。直線では最後まで集中して走れるように、最後は外へ出しました。この馬なりに伸びてくれましたが、跳びが大きく少しエンジンが掛かるまでに時間を要するタイプですね。まだ馬体にも余裕があるように感じました。調教でも良いものは持っていると感じていますし、まだまだこれからの馬ですね。｣とコメントしており、また池江師は｢まだ調教でも動ききれていない印象ですし、成長途上の段階です。現状でセンスの良いところは見せてくれましたので、今後が楽しみです。栗東に戻ってからの状態をしっかり確認して、次を決めたいと思います。｣と話していました。
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