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15/11/28 京都 貴船Ｓ |
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２８日の京都競馬ではまずまずのスタートから押して前に行こうとするもなかなか行き脚がつかずに後方から。直線はそのまま見せ場なく１６着。「スタートはしっかりと出てくれましたし、砂を被らないように前につけようと思っていたのですが、手綱を押してもなかなか進んでいってくれませんでした。これだけ負けてしまったのでダート適性については正直合っているとは言いづらいのですが、いつもどおりテンションが高いですし、気持ちの部分の影響もあるのかもしれません」（和田騎手）「時間をかけて乗り込んでしっかりと調整してきましたし、いい状態でレースに臨むことができました。レースではいいスタートからジョッキーが懸命に押していたのですが、全然行けなかったですね。ダートでの変わり身を期待していたものの、まったくと言っていいほど見せ場がありませんでした。いつもどおりテンションが高かったとはいえ、もう少し走れると思ったのですが…。この後については、ここまでしっかりと仕上げてきましたし、一度放牧に出してから検討させてください」（南井師）最近は芝で思うような結果を出すことができずダートに活路を求めての出走だったのですが、スタートしてから前に行けずに終始後方のまま。直線に入っても伸びてくる気配はありませんでした。状態は良かっただけに残念ですが、今後のことについては一度放牧に出してから検討していく予定です。
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15/10/25 京都 桂川Ｓ |
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２５日の京都競馬ではまずまずのスタートももうひとつ行き脚がつかず中団から。３～４コーナーでもたついてしまい、直線は伸びあぐねて１５着。「間が空いていたせいか、今日はいつも以上にうるさかったです。まだ本来のデキまでではないようで、トモの踏み込みが甘くてスタートがいいわりには進んでくれませんでした。普段の調教もなかなか難しいタイプで、いろいろ工夫しながら調整してくれているのは知っていますし、使ってからの方がいいと思います」（古川騎手）今日は久々が影響したのか、いつも以上にテンションが高く、力を出すことができませんでした。トモの踏み込みなどもう一歩物足りないとのことでしたし、使って良くなる部分も大きいのではないでしょうか。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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15/08/02 小倉 佐世保Ｓ |
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２日の小倉競馬では好スタートを決め、押して前へ。快調に飛ばしたが、直線半ばでやや苦しくなってしまい１０着。「思った以上にいいスタートを切ってくれたので、思い切って前へ行きました。馬場入りはかなりうるさかったものの、レースではスムーズに走れていましたし、いい感じで進められたと思ったのですが、直線を向いたあたりではやや苦しい状況。開幕週の馬場ということでタイムも速かったですし、もう少し時計のかかる馬場の方が合うと思います」（国分恭騎手）「馬場入りでは相変わらずかなりうるさく、今日のような暑い日とあって消耗も大きかったのではないでしょうか。道中はいいスピードを見せたとはいえ、時計も速くこの馬には厳しい展開になりました。申し訳ありません。平坦コースだけに、ひと雨降るなど条件の後押しが欲しかったところです」（南井師）好スタートを決めて前へ行きましたが、さすがにペースも速く、直線半ばで苦しくなってしまいました。もう少し時計のかかる馬場ならまた違ったでしょうし、いい条件で巻き返してもらいたいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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15/07/04 函館 ＴＶｈ杯 |
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４日の函館競馬ではゲートから軽く促してハナに立つ。直線は押し切りを図るも後続の末脚が勝り６着。「パドックはゆったり歩いていましたが、いざ跨がるとスイッチが入ってしまって、とにかく元気いっぱいで…。でもレースにはしっかり向き合えていましたよ。スタートが決まり、道中も楽に理想的な感じで進めることができましたが、気合いが乗りすぎてしまったぶん、終いの粘りを欠いてしまいました。中間の調整を任せていただき、何とかしたかった、力になりたかったのですが、結果に結びつけることができず残念な気持ちです」（田中健騎手）「滞在と時計のかかる洋芝でプラスアルファが求められないかと思い、函館に連れてきましたが、トレセンと違い、坂路やプールがないことでなかなか難しいところはありました。それでもジョッキーがつきっきりで調教にあたってくれましたし、栗東で下準備をしてきたこと、輸送のない滞在効果もあり、一定の状態で送り出せたと思います。レースでも最後まで頑張ってくれました。このあとの番組を見ると函館に同条件がありますが、函館移動後の調教からも馬場のみの函館で満足のいく調整となると難しさは格段に増すと思います。そうなるとレースで力を出し切るのは難しいでしょう。このあとはいったん栗東に戻し、ひと息入れて次を目指すことも検討しています」（南井師）調整が難しいタイプだけに坂路やプールのない函館滞在は難しいところもあるかもしれないと思われましたが、滞在効果やジョッキーがつきっきりで調教をつけてくれたことで普段よりは平静を保った状態でレースに臨むことができました。結果から時計のかかる洋芝が良かった感はあるものの、このまま函館で続戦となると中間の調整は今回のそれより難儀を極める可能性が高いと思われることから、このあとはいったん栗東に戻したうえで状態を見つつ、ガス抜きの放牧を挟むことも含めて検討していきます。
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15/06/20 阪神 水無月Ｓ |
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２０日の阪神競馬では五分のスタートからスッと２番手につけてスムーズに進める。直線は前を捕える勢いだったが、半ばで脚が鈍って９着。「返し馬からかなりテンションが高く、発汗もしていましたが、ゲートをうまく出てくれてすんなり２番手につけてスムーズに進められました。直線半ばまではよく辛抱してくれましたが、坂を上がって一杯になってしまいました。休み明けでもありましたし、一度使って良くなってくるのではないでしょうか」（国分恭騎手）パドックからかなり発汗しており、返し馬でもテンションの高さが目立っていましたが、レースに行けばスムーズでしたし、内容は悪くありませんでした。久々でプラス体重でしたし、一度使っての上積みは大きいでしょう。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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15/04/04 中山 船橋Ｓ |
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４日の中山競馬ではまずまずのスタートを切り好位からの競馬。直線に向いて追い出したが、後続の勢いを食い止めることはできず粘ってはいたが８着まで。「聞くと元気で気を付けて接してあげないといけないタイプかなと考えていましたが、馬場入りはあと出しで、カッカしつつも冷静さは保てていたのではないかと思っていました。スタートを切っていいところからうまく流れに乗れたと感じていました。勝負どころにもいい形で向かえたかに思えましたけど、トップスピードを求められた直線では堪えきれませんでした。それでもバッタリとは止まっていないでしょうし、もう少し時計がかかるような展開になれば見直せるはずです」（津村騎手）「追い切りはすごくいい動きを見せてくれ、具合は良かったように思えました。元気がありすぎる馬ですが、今日はその中でも落ち着きというか冷静さは保てていたように思えたんです。これならばいい競馬をしてくれるのではないかと期待をかけていたのですが、レースの感じは良かったものの最後は踏ん張りきれませんでしたね。それでもギリギリ８着と稼いではくれていますから頑張りには頭がさがる思いです。理想を言えばフラットコースであったり、もう少し時計がかかってほしいなとも思えますが、コツコツと走って力をつけてきて、頑張ってくれている馬です。また何とかいい結果を出せるようにしていきたいですね。番組を見ると、どこを使うべきかちょっと悩みます。直近だと阪神という選択肢もあるのでしょうが、精神的にすぐの競馬がいいかどうかは、少し様子を見てみないとなんとも言えませんからね。まずは数日間状態をよく確認して競馬を続けて使うか、少し間を設けて次を考えるか判断していきたいと思っています」（南井師）右回りの中山コースに替わるのは良いのではないかと考えていました。実際、道中の感触は悪くなかったのですが、ここ一番の底力を問われて、やや遅れを取ってしまった印象です。それでも大きくは負けていませんし、展開ひとつでまた食い込めるはずです。今後に関してはレース後の心身の状態を加味してどうしていくか判断していく予定です。
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15/03/15 中京 トリトンＳ |
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１５日の中京競馬ではまずまずのスタートから道中は好位からレースを進める。いい手応えで直線に向くも伸びを欠いて１４着。「スタートは良かったのですが、すんなり行かせてしまうと力んで走ってしまいそうだったので、今日はいつもよりジワッと乗りました。道中は折り合って運ぶことができていましたし、手応えも最近にないくらい良くて、この感じなら…と思ったのですが、３～４コーナーで外へと張っていってしまいました。直線はその分、伸び切れませんでしたね。もう少しコーナリングが上達してくれているかと思ったのですが…。うまく乗れずに申し訳ありません」（古川騎手）「牧場でしっかりと乗り込んでもらって、本当に状態は良かったですし、パドックでもこの馬としては落ち着きはマシなほうでした。レースではあまりに道中の手応えが良かったので、久々に勝てるんじゃないかと思ったほどです。ただ、やっぱり左回りだと外へと張ってしまうんですよね。今日の感じだとすんなり回ることができるんじゃないかなとも思ったのですが、そうはいきませんでした。この後は右回りに戻して巻き返したいと思います」（南井師）パドックでチャカついたり、本馬場入場でテンションが上がるのはこの馬にとってはいつものことですし、休み明けでも馬体は良く見えました。レースでは誰もがその手応えの良さに、上位争いを期待したのでしょうが、残念ながら直線では伸びを欠いてしまう結果となりました。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討していきます。
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14/12/07 中京 クロフネＣ |
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７日の中京競馬では好スタートから促して道中２番手を追走。３～４コーナーでスムーズさを欠いたこともあり直線は余力なく１５着。「ポンとゲートを出てくれましたが内の馬が速かったですし、無理にハナを奪いにいこうとするとオーバーペースになることは明らかだったので２番手に控えました。３コーナーまではとてもいい感じに進めることができましたが、コーナリングがちょっとぎこちなくスムーズさを欠いてしまいました。そのぶん最後は苦しくなってしまった感じです。前につけられるスピードはある馬ですし、様々なファクターが噛み合えさえすればこんなには負けないと思うのですが、結果に結びつけられずすみませんでした」（古川騎手）「一度叩いたことで上々の仕上がりでしたが、コーナーで幾分外へ逃げ気味になるなどスムーズさを欠いてしまいましたし、良発表ながらやや力を要する馬場も堪えた感じです。続けて使えるに越したことはありませんが、このあとの番組を見るといい間隔に適鞍がないのでリフレッシュも込みでひと息入れようと思っています」（南井師）ゲートが速く、いい位置をキープして道中を運ぶことができましたが、コーナーでロスがあったこともあり、余力を持った状態で直線に向くことができませんでした。スムーズであれは現級でも掲示板を確保できる力は示しているので巻き返しに期待したいところです。このあとは近くに適鞍がないこともあり、ひと息入れることを検討しています。
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14/11/24 京都 醍醐Ｓ |
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２４日の京都競馬では好スタートから出たなりで中団を追走。直線半ばで前が開くと伸びかけたが、反応が鈍く１３着。「古川さんからもいろいろ聞いていましたし、馬場入りは確かにかなりうるさかったのですが、レースに行ってしまえば問題ありませんでしたし、テンションが上がりすぎて我を失うというようなことはありませんでした。スタートも上手で、考えていたとおりに進められましたし、直線前が開いた時はヨシと思ったのですが、そこから手応えほどは伸びてくれませんでした。このあたりは休み明けもあるでしょうし、次は変わってくるはずです」（藤岡康騎手）「馬場入りは相変わらずうるさかったですが、ジョッキーもうまくなだめてくれましたし、道中はスムーズに進められました。直線で前が開いた時、内から来られてちょっと勢いがなくなったかなと思いましたが、今回は休み明けでもありますし、次は変わってくると思います」（南井師）競馬場ではいつもどおりチャカついていましたが、レースに行ってからはすんなり流れに乗れましたし、いい形で直線を向きました。反応が鈍かったのは休み明けの分もあるでしょうし、ここを使った次が楽しみです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認し、問題なければ在厩で調整していく予定です。
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14/09/27 新潟 セプテンバーＳ |
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２７日の新潟競馬では好スタートから道中３番手を追走する。直線では後続に差を詰められたが、最後まで脚を使って４着。「前に行った馬が残る流れでしたし、展開が向いた面はありますが、今日は内枠を活かして理想に近い形で運べたのは良かったですね。コーナーではちょっと右に張るようなところがあって、右回りに比べるとスムーズではなかったかなと感じましたし、今日は何より返し馬がダクながらも止まらなくて危なかったかな。この馬には何度か競馬で跨がっているのですが、正直、これまでで一番レース前にこちらの体力を奪われましたからね（苦笑）。レースを終えてからは一頭だとなかなか難しそうだったので近くにいた丸田に声をかけて一緒に上がって来たくらいです。以前と比べてテンションが高くなり過ぎて力を発揮できなかったというまでではないものの、まだまだこちらが気を抜けないような中で、しかも準オープンでも頑張っているように力を付けているのでしょう。また機会があればよろしくお願いいたします」（古川騎手）「もう少しで３着にもなれたし、頑張ってくれたね。展開云々もあるだろうけど、このクラスで続けて悪くない走りをしてくれているのはいいことだし、ここのところは以前よりも落ち着いて調教できているのもプラスでしょう。ただし、今日の返し馬はちょっと元気過ぎたようだから、やはり注意は必要ですね。そのような状況ですから、この後は一度放牧に出してリフレッシュさせることも考えていきますが、次をどこに狙うにしても番組的に右回りの芝１２００ｍになるでしょうし、コーナー自体はそのほうが走りやすいだろうから、さらにいい走りをお見せしたいですね」（南井師）直線最後はジリジリとした脚になったものの、しっかりと粘って掲示板を確保してくれましたし、力のあるところは見せてくれました。この後は状態を確認してからになりますが、今のところ放牧に出して心身のリフレッシュを図り、次走に備えていく予定です。
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14/09/06 小倉 北九州短距離Ｓ |
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６日の小倉競馬ではまずまずのスタートから前目のインコースを追走する。直線ではジリジリながらも最後まで伸びて５着。「悪くないスタートを切れましたし、イメージとしては逃げ馬を前に置いて進めようと思っていたのですが、外から馬が来たら突っ張ってしまい、理想より後ろからになってしまいました。それでもこの馬の気性を考えたら無理やり押して気分を損ねたらいけませんし、馬に任せて進めました。直線ではちょっと前から離されてしまったものの、最後まで本当にしぶとく脚を使ってくれました。今日はテンションが高くなり過ぎてエキサイトすることはなかったですし、勝っている小倉というのも良かったと思います」（高倉騎手）「最後まで脚を使ってくれているし、う～ん、もう少し前から運べれば良かったね。それでも一度スイッチが入っちゃうと大変な馬だし、何がなんでも押して行くというよりは、馬のリズムで運んでリラックスさせたほうがいいだろうからね。枠を考えても悪くない競馬ができましたし、このクラスでも力のあるところを見せてくれたのは良かったです。この中間はこの馬にしては落ち着いて調整できていましたが、またトレセンに帰って様子を見ながらどうするか考えていきます」（南井師）最良の結果とはなりませんでしたが、終いまでしっかりと競馬に参加して掲示板に食い込んでくれました。これまでも各クラスで地道に力をつけてここまで来ましたし、今後もこの調子でさらに上の着順を目指していきたいところです。この後はレース後の心身の状態を確認してから次をどうするか判断していきます。
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14/06/21 阪神 水無月Ｓ |
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２１日の阪神競馬では五分のスタートから積極的に押して前をうかがう。そのまま直線を向いたが、坂のあたりで苦しくなり１２着。「ハナに行ければ行ってほしいという指示でしたし、枠も良かったので、積極的に出して行きました。追っ付けていった分、ちょっと頭を上げてかかるようなところを見せましたが、直線半ばまではなんとかなるのではと思うぐらい頑張ってくれました。直線平坦なコースなら粘りも違うのではないでしょうか」（国分優騎手）スタートからかなり押して行った分脚を使ったこともありますし、行きたがるところも見せていましたから、最後は苦しくなってしまいました。それでも直線半ばまではよく粘っていましたし、条件次第ではもっと上を目指せるはずです。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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14/05/03 新潟 駿風Ｓ |
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３日の新潟競馬では外ラチよりの中団の位置からレースを進めて後半勝負に出るが、追われてから思ったほどの伸びは見られず１１着。「スタートは普通で道中も良かったんです。あまりゆったり構えすぎても良くないし、出しすぎても脚が上がってしまうので、出しすぎないようにはしつつ、いつもよりはいいところにつけられれば理想的と思っていました。実際のところバッチリと思っていたんですが、ゴーサインを出しても動ききれず差を詰めることができませんでした。クラスが上がってきたのもありますが、いくらか忙しいので、もう少し溜めをつくれる競馬のほうがいいのかもしれません」（古川騎手）クラスが上がり展開等も変わってきますから、そういったことを意識して臨んだレースでした。本馬のことをよく知る鞍上がいいところで導いてくれたかに見えましたが、余裕がなかったのか追われてからの伸びがもうひとつでした。コンディション自体は悪くなかったように思えただけに残念ですが、まだクラスが上がって２戦目でしたし、経験を養って力をつけていってくれればと思います。今後については馬の様子を番組等を考えながら決めていくことになります。
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14/03/16 中京 トリトンＳ |
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１６日の中京競馬ではまずまずのスタートから上手く先行するも、コーナーで外に張るようなところがあり直線でも思ったような脚を使えず９着。「テンション面はこの馬なりでしたし、スイッチが入ってコントロールが利かないと言うことはなかったのですが、コーナーで外に張るようなところがありました。直線ももっと頑張れる力はあるの馬なのですが、やはり右回りの時と比べると道中にちょっとスムーズさを欠くような走りでしたし、その影響かもしれませんね。いい走りをお見せできず、申し訳ありません」（古川騎手）「今日は阪神競馬場に臨場していたので、中京に行っていたスタッフからの報告ですが、いつもに比べると馬場入りなども落ち着いていたとのことでした。ただ、どうも左回りが良くないのか、スムーズに走れていないような印象を受けました。とはいえ、昇級戦でそう差のない競馬はできているわけですし、悲観する内容ではなかったと思っています。まずはレース後の状態をチェックしてからどうするか考えていきます」（南井師）中京競馬場での出走は２回目でしたが、今回はコーナーで膨れるような格好になり、終いも伸び切れませんでした。この後は状態を見ながら判断していきますが、これまで同様にクラス慣れをしつつ結果につなげていきたいものです。
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14/02/16 小倉 帆柱山特別 |
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１６日の小倉競馬では好スタートから好位のラチ沿いを進める。勝負どころでの手応えも良く、直線は一気に抜け出して見事優勝。「本馬場に入る直前に跨がりましたが、馬はいつもと同じくエキサイトしていたもののキャンターに下ろしてからはスムーズな走りでした。ゲートも決まって難なくいい位置を取れましたし、内枠だったことでロスなく立ち回れたことはとても大きかったです。道中の速すぎず遅すぎず、程よく流れるペースも味方してくれました。直線に向いたときの手応えも抜群で追い出したら思い通りの伸び。馬に力がなければ出来ない芸当ですが、勝つ時は全てが上手く行くものですね。自分にとっても嬉しい勝利でした。ありがとうございました」（古川騎手）「気難しく一筋縄ではいかない馬なので、放牧先の調整方法、目標を見ての帰厩時期、そして厩舎での調整と気を配ってきましたが、本馬場に入る前はいつもの暴れっプリ（苦笑）それでも能力はありますし、そんな気性だからこそ、今日のような圧巻の走りができるのでしょう。ジョッキーが好枠を最大限に活かしたレース運びをしてくれたことも大きかったですね。如何せん難しいタイプですし、このあとについては厩舎に戻った際の馬体、様子を見た上で判断していこうと考えています」（南井師）下馬評は高いものではありませんでしたが、有り余る闘志を何とかなだめつつ走りに向けようとしてきた厩舎陣営の尽力は大きく、そしてジョッキーの好エスコートもあって、久々に勝利の美酒に酔うことができました。もちろん、それに応えるように一瞬にして先頭に躍り出る脚を繰り出した馬の頑張りも際立ったレースでした。これで準オーブン馬となり、さらにメンバーは強化されますが、これからもオレニホレルナヨらしい快活な姿、躍動感あふれる走りを披露し、結果を残していってもらいたいものです。このあとは厩舎に戻っての様子を見た上で決めていきます。
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13/10/27 新潟 轟Ｓ |
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２７日の新潟競馬ではまずまずのスタートから先団やや後方を追走。粘り込みを図ったが８着。「気持ちが高ぶりやすい馬なので馬場へ先入れしてできるだけ消耗を抑えてレースへ臨めるように心がけました。ただ、大変で…。千直戦ですからスタート地点までが長いし、馬場に入ってからすぐ返し馬におろすと消耗しますからダクや軽いキャンターまでにとどめられるように何とか我慢していきました。レースへ行くと普通なのですが、ロスを少なくできたこともあってか頑張ってくれたと思います。格上挑戦でしたが、踏ん張ってくれましたからね。さすがに目一杯に走った分疲れていたように見えましたが、上がりの歩様だけで言えば問題なさそうでしたから、また自己条件で頑張ってくれると嬉しいですね」（川島騎手）元々の気持ちの高揚しやすい気性にプラスして連闘策をとった分か下見所からテンションは高めでした。ただ、鞍上が我慢強く接してくれたことでレースではしっかりと走ってくれたように思います。得意の条件で意欲の格上挑戦。結果はいいものではありませんでしたが、この経験が次走に活きてくれればと思います。
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13/10/20 新潟 驀進特別 |
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２０日の新潟競馬ではまずまずのスタートから馬場の真ん中あたりを通りつつ先行する。差を詰めることはできなかったもののしぶとく粘り６着。「とりかく無事にゲートまで行ってレースへ向かえるようにすることから集中しました。馬場入りではバタバタしかけましたが、ゲートでは比較的おとなしくしてくれました。流れに乗りつつ粘り込みを図ったのですが前を捕らえるまでにはいかなかったものの踏ん張ってくれました。ただ、基本的にはあまり道悪は良くなさそうに感じました。トビが大きいからちょっとドタドタした走りになっていましたからね。それなので、馬場コンディションが違えばまた変わる部分もあると思います」（菱田騎手）相変わらずテンションの高さはあり、鞍上が跨がると顕著になりコントロールに苦労する馬ではありますが陣営と鞍上の尽力もあり、悪くない形でゲートへ向かえたのではないでしょうか。道悪馬場に苦労しながら踏ん張る姿勢を見せたあたりも成長を感じさせますし、次はいい馬場で走らせてあげたいですね。今後に関しては状態をよく確認してから判断する予定で、選択肢のひとつとするため２７日の新潟競馬（轟Ｓ・芝１０００ｍ）に特別登録を行いました。同レースはフルゲート１８頭のところ、本馬を含めて１８頭の登録があります。
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13/09/01 新潟 稲妻特別 |
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１日の新潟競馬ではまずまずのスタートで先行するが、最後は内外の影響もあってか踏ん張りきれず１３着。「馬は比較的落ち着いていたように思いましたし、流れに乗せてあげられればと思っていました。ただ、やはり枠が厳しかったですね。できるだけいいところを通そうとしましたが、２番枠だと限界がありますからね。馬場のいい外の馬たちより苦しかったです。申し訳ありません。極端に脚を取られることはありませんでしたが、軽い馬場のほうがいいのかなと感じました」（池添騎手）「ここを目標にじっくり乗り込んできましたが、この馬にしては落ち着いてレースまで持ってくることができたと思うんです。元気のいい馬だからいちおうすぐに対応できるようにと重賞を使わせてもらってる小倉でなくて新潟に来たくらいでしたが、大丈夫でしたね。今日はなんと言っても枠なのではないでしょうか。みんな外に行きたい。でも、かたまっていて行けない。窮屈な格好で走らなければいけなくなっていたし、今日は力を発揮できないまま終わってしまった印象です。もう少し頑張れていたはずなだけに残念ですが、精神的な成長も見られますからまた巻き返せるようにやっていきます。続けて使ったあとですから、今後に関してはレース後の馬の状態をもとに判断していきます」（南井師）こだわる必要はなくなってきていますが、勝鞍のある新潟直線１０００メートルの舞台でしたし、いい走りを期待したのですが残念ながら内枠の不利を受けてしまい苦しくなってしまいました。今日はその影響とノビノビ走れなかったことに尽きますし、まだ巻き返してくれることに期待したいと思います。今後についてはレース後の馬の心身の状態を見てから放牧とするか判断していく予定です。
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13/08/10 小倉 フィリピンＴ |
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１０日の小倉競馬では好スタートからスッと好位につけてスムーズに追走。３コーナー過ぎから動き出していくが、前と離されそうになったところで内からぶつけられ、態勢を立て直してからはジリジリ脚を使ったが８着。「前走よりイレ込みも少なく、力まずに走れていました。ちょっと追い出しが早かった分、苦しくなったところで内からぶつけられてしまい、直線で余力がなくなってしまいました。楽にいいところを追走できたので、もう少し追い出しを我慢しても良かったかもしれません。申し訳ありません」（国分恭騎手)「スムーズに進められていたように見えたのですが、早めに手が動いていたあたりが久々ということなのでしょうか。直線で不利はありましたが、手応えが残っていれば跳ね返せたと思いますし、ちょうど苦しいところだったのでしょう。調教の走りは好調時となんら変わらない感じでしたが、結果的には乗り込み不足だったのかもしれません。一度使って良くなってくれれば巻き返せるはずです」（南井師）前半はスムーズな競馬ができていましたが、直線一番苦しいところで不利を受けたこともあって最後はジリジリとした脚になってしまいました。休み明けを使って中身が違ってくるでしょうし、次走改めて期待したいと思います。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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13/06/15 阪神 500万下 |
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１５日の阪神競馬では五分のスタートからジワッと好位をうかがい、３番手を追走。いい手応えて直線を向くと、ひと追いごとにしっかりと伸びて優勝。「イレ込みもそれほどではありませんでしたし、番手につけてすぐに収まってくれました。追い出してから少し右にモタれるところはありましたが、坂もしっかりと伸びていましたし、今日は完勝です。すでにこのクラスを勝っているだけはありますね。力の違いを見せてくれました。ありがとうございます」（国分恭騎手）「ありがとうございました。前回の競馬でしぶとさを見せてくれていましたし、その流れでいい競馬をしてくれないかと期待していましたが、その期待どおりいい走りでした。好位から直線半ばで先頭に立って押し切るという強い競馬。やはり５００万下クラスでは力が違いましたね。使ってきて、中間置いたまま調整して精神的な部分がどうかという心配もあったのですが、よく我慢してくれました。それでいちばんいい成績を残してくれましたし、このあとはひと息入れようかと考えています」（南井師）好位から抜け出して危なげのない勝利。上のクラスでも好勝負してきただけに、ここでは力が違いました。このあとは一度放牧に出してリフレッシュする予定です。今日の戦いぶりなら、ひと息入れて今後の戦いが楽しみです。
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13/05/25 京都 御池特別 |
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２５日の京都競馬では好スタートからスムーズに２、３番手を追走。そのまま直線を向き、追い出して先頭に並びかけるも、最後は力尽きて５着。「パドックからけっこうチャカチャカしていましたが、この馬としてはまともな部類で、ゲート裏もそれほどうるさくはありませんでした。スタートをポンと出てくれましたが、無理に行かせると最後が苦しくなりますし、行くなりでスムーズに好位を追走。直線を向いた時はこれなら、と思ったのですが、そこから伸びを欠いてしまいました。それでもしぶとく粘ってはいましたし、決して悪くない内容でした。今日のような競馬ができれば１２００ｍは問題ありませんね」（古川騎手）「パドックではかなりイライラしていましたが、先出しでうまく返し馬ができましたし、スタートしてからもムキにならずうまく番手を追走できました。最後は一杯になりましたが、しぶとく粘ってくれましたし、力のあるところは見せましたね。一度使って中身ができていましたし、直前の追い切りもいい動きだったから期待していたんです。テンションの高さという課題はありますが、このクラスの１２００ｍでも十分やれることが分かりましたし、次は５００万下ですからね。まずは精神的な面で疲れが溜まっていないかよく見て、放牧に出すか続戦するか考えます」（南井師）敗れたとはいえ、好位を折り合って追走し、直線抜け出しを図るという中身の濃い競馬ができましたし、叩いた上積みも感じさせてくれました。このあとは降級になりますし、ますます次走が楽しみです。まずはトレセンでの体調とテンションをよくチェックして今後のプランを検討します。
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13/05/04 新潟 邁進特別 |
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４日の新潟競馬ではまずまずのスタートを切り先行馬を見ながら追走。勝負どころから追い出すも思うような伸びはなく１４着。「ちょっとズブくて、もしかしたら追い通しになるかもしれないかもという話も聞いていたのですが、まったくそんなことはなかったですね。スタートからシューっと楽に進んでいけてこれならと色気を持てたくらいだったんです。しかし、満を持して追い出したらアレッというぐらいで脚色が一杯になってしまいました。パドックで跨がろうとしたらカーとなってしまっていました。ゲート裏は問題ないレベルではあったでしょうが、レース前の消耗が目立ちます。牧場の方々や厩舎スタッフさんたちが苦労しながら接してくれているのではないかということが容易に想像できますが、少しでも落ち着いてくれればと思います。今日はガス欠みたいなものですから、そのあたりが今回で補われれば違うかもしれませんね」（松田騎手）前半の行きっぷりは上々でこれならと思わせる走りだったのですが、いざ追い出すと踏ん張り切れずに後退してしまいました。下見所から馬場へ移行する際にテンションの高揚が目立っていましたし、鞍上が口にするようにレース前の消耗が堪えてしまったところもあるのかもしれません。今後に関しては肉体面はもちろん精神状態もよく確認しながら今後の予定を決めていくことになります。
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13/01/26 京都 乙訓特別 |
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２６日の京都競馬では好スタートから押して先頭へ。そのまま直線を向くが、半ばで脚が上がり７着。「かなりうるさいところがあると聞いていましたが、跨がってからはそれほど気になりませんでした。スタートが上手でスッと二の脚がつきましたし、枠も良かったので前に行き、道中はスムーズに走れていました。最後は止まってしまったので体力的に１０００ｍの方がいいのかもしれませんが、ここでも通用するスピードは持っています」（国分恭騎手）連闘とあってテンションが気になりましたが、想定の範囲内でレースに臨みました。最後こそ厳しくなりましたが、道中は楽に進めましたし、この距離でも展開次第ではいい勝負になりそうです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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13/01/19 中京 伊吹山特別 |
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１９日の中京競馬ではまずまずのスタートから好位インコースを追走し直線に向くも、徐々に手応えが怪しくなってしまい１３着。「初めて競馬で跨りますし以前との比較はできないのですが、跨った瞬間からかなり力んでいましたね。調教師からは返し馬はキャンターではなくダクで行ってほしいと言われていましたし、レース前に消耗しないように慎重に進めました。スタートは悪くなかったですし好位から運べたのですが、ずっと変なところに力が入っていて４コーナーまでにガーッと一気に脚を使ってしまう感じです。気性面を考えると乗り難しいところがありますが、１２００ｍと言う距離を考えると少しでも力を抜くタイミングがほしいですし、やはり脚を溜められるポイントを作りたいですね。少しでもいい結果を出したいと思っていたのですが、今日はいい走りをさせてあげられず申し訳ございません」（中舘騎手）「元々力みやすいところはありますが、今日は地下馬道でジョッキーを乗せてからよりチャカチャカしていましたし、この時期ながらゼッケン下などに発汗もありましたね。前走から間隔が空いていましたし、その影響もあると思います。状態自体は悪くなかったけど、一度使って上向いてくれる部分はあるはず。ただし、使ったことでいいガス抜きになればいいけど、その逆でさらにテンションが高くなる可能性もありますから、より慎重に状態を見ていきたいと思います」（南井師）レース前から力んでいましたし、レースの道中も無駄なところで体力を消耗してしまいました。この後はレース後のテンションや馬体をチェックしてから決めていきますが、気持ちひとつで大きく着順が上向く可能性を持っている馬ですし、何とかレースでフルに力を発揮できるようにしたいところです。
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12/09/02 新潟 稲妻特別 |
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２日の新潟競馬ではまずまずのスタートから脚を溜めて勝負どころで追い上げる。上位争いをするものの最後は粘り切ることができず、６着。「ちょっと内枠が厳しかったですね。頑張っているだけになんとかしたかったんだけど、結果が出せず申し訳ありませんでした。外枠ならまた違った結果になったと思うし、能力はこのクラスでも通用します。今日は引っ掛かることもなかったですし、距離は１２００ｍでもいけると思います。力はあるので先々が楽しみですね」（武豊騎手）決意の連闘策で挑んだ一戦となりましたが、残念ながら連勝とはなりませんでした。勝利こそ掴むことはできませんでしたが、ジョッキーも評価しているように能力があることは再確認できましたし、次走では更なる高みを目指していきたいと思います。
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12/08/25 新潟 雷光特別 |
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２５日の新潟競馬では中団から競馬を進める。残り２００ｍで先頭に並びかけ叩き合いを制して優勝。「これまでの競馬では前に行き過ぎて終いが甘くなっている印象だったので、少し出しながらも溜めるイメージで乗りました。その通りの騎乗が出来ましたし馬もよく頑張ってくれましたよ。追い出してからの反応がよくて、いいタイミングで先頭に立つことが出来ましたし、迫ってくる馬がいましたが、こちらも同じくらい伸びてくれましたからね。力を感じることが出来ました」（内田騎手）「休み明けの前回でもそこそこの競馬をしていたし、あともうひと押しを期待して乗ってもらったけど本当にうまく導いてくれました。イレ込みは相変わらずだったけど馬場に出てからは落ち着いていましたからね。この条件が合っていますし、来週を逃すとしばらく間隔をあけないといけなくなるので、栗東に戻ってから問題がなければ連闘も考えたいと思います」（南井師）懸命に立て直した効果もあり、待望の２勝目をあげることが出来ました。今後は問題がなければプール調整を挟み連闘での出走も検討しています。
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12/08/05 新潟 500万下 |
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５日の新潟競馬では好スタートから持ち前のスピードを発揮し積極策。最後は数頭に遅れをとるも、ズルズルとは下がらずに４着。「スタートがよかったですし、その後のスピードの乗りもよかったですよ。本当は何頭か前に行かせて、その後ろで脚を溜められればよかったのですが、せっかくいいスタートを切れましたし、下げてしまってはもったいないですからね。勝ち馬とは手応えが違いましたが、こちらも最後まで我慢してくれていると思います。今回が休み明けの競馬でしたし、これを使ったことで次走の粘りも変わってくるはずです」（和田騎手）「いいスタートを切ってうまく前々で運べたけれど、ここからというところでひと伸びがありませんでした。このあたりが休み明けということなのでしょうね。外枠の方が競馬がしやすそうだったし、枠も影響あったのかもしれません。ひと叩きして良くなるでしょうし、このまま馬体に問題なければ在厩で調整していきます」（南井師）休み明けの競馬で好スタートからスピードを見せつけてくれたものの、最後は脚があがってしまいました。それでもこのクラスでは間違いなく力上位の存在ですし、一度実戦を使った次走には期待が膨らむばかりです。
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12/05/13 新潟 はやぶさ賞 |
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１３日の新潟競馬ではまずまずのスタートから外枠を活かして馬場のいいところを伸びてくるも、内にいた勝ち馬に粘られ２着。「小倉で乗った時に感じたのですが、切れる脚といいよりは、惰性で流れ込むようなところがありましたし、抱えるのではなく少しずつ出して行きました。伸びてくれた時は交わせると思ったのですが、勝ち馬が意外としぶとかったです。あそこまで行ったらもちろん勝ちたかったですし、悔しいです。今日はパドックからチャカチャカしていましたが、跨がったらビクッと怖がっているような感じで、より気持ちに余裕がなくなってしまいました。返し馬も腕の感覚が痺れてしまうほどうるさくなっていましたし、正直ギリギリの精神状態でしたね。こういう気持ちの面を考えてもこの距離で何とか紛れればという気持ちでしたが、競馬では頑張って走ってくれましたね。それを考えるともう少しでも気持ちに余裕があればさらにいい走りができるでしょうし、今後もやはりそこは課題になってくると思います」（古川騎手）勝ち馬と並んでゴールしているように今日の直線１０００ｍ戦は合ったと言えるでしょうし、勝ち負けできる力があるところは見せてくれましたが、パドックや返し馬で落ち着きがなく発汗も他の馬よりも多い状態でした。そのことを考えると少しでも気持ちが悪い方に傾いていたら今日のような結果はなかったかもしれません。今後についてはまずはレース後の状態を確認し、必要ならば放牧に出して精神面のケアをしていきます。
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12/04/28 京都 あやめ賞 |
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２８日の京都競馬では五分のスタートから押して先頭へ。後続を引きつけつつ逃げるが、４コーナーを回ったあたりでやや手応えがなくなって１３着。「以前よりも怖がりになっている感じはするけれど、レースで変なところは見せていませんでした。ただ、普段の調教も角馬場中心と聞いていますし、休み明けの分息ができていない感じがしました。本来ならかかって行くぐらいのスピードがある馬ですからね。一度使った上積みは大きいと思います」（和田騎手）「装鞍所からパドックまではとてもおとなしく、何も問題ありませんでした。このままレースに臨んでくれればと思っていましたが、やはり馬場入りの時はちょっとテンションが高く、発汗もしていましたね。ただ、レースでは特に悪いところは見せていませんでしたし、今日の敗戦は休み明けという部分が大きかったと思います。このひと叩きでグッと良くなってくるでしょうし、馬体に異常がなければこのまま使っていくつもりです」（南井師）前に行ったとはいえ、この馬本来の行きっぷりではありませんでしたし、４コーナー手前ではほぼ一杯の手応え。このあたりは久々の実戦ということなのでしょう。使っての上積みは見込めますし、次走の変わり身を期待したいところです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから決定しますが、問題なければこのまま在厩で調整していく予定です。
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11/12/17 小倉 つわぶき賞 |
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１７日の小倉競馬では道中５、６番手から進める。いい手応えのまま直線に向くも、ジリジリとした伸びになり５着。「スタートからはいい感じで追走出来ていましたが、コーナーで他馬に擦られて頭が高くなってしまいました。それでも極端な不利ではありませんでしたし、手応えも良かったのでどれだけ伸びるかを期待していたのですが、追ってからが案外でした。控える競馬で折り合えたのはいい点ですが、レース前に結構うるさかったので、そこで消耗してしまった部分もあるのかもしれません。実はこの馬のお姉ちゃんにも乗ったことあったのですが、それだから余計に結果を出したかったですし、悔しいですね。いいスピードを持っている馬ですし、経験を積むことでまだこれから良くなってくると思います」（古川騎手）「結果として逃げた馬が勝ちましたし、もう少し前に出して行っても良かったかもしれませんね。直線では伸び切れなかったところもありますが、道中は折り合っていましたし、それほど悪くない内容だったと思います。ただし、今日の競馬で一番気になったのはテンションの高揚。パドックから少しうるさかったのですが、返し馬もそれが見られました。元々そういうところがある馬ですし、短距離となればそういう前向きな点も必要ではあるのですが、度が過ぎるとさすがに体力的に厳しくなってしまいます。この時期としては発汗の量も多かったように感じますし、やはりその影響もあるのでしょう。この後はレース後の状態を見てから決めますが、気性面を考えて放牧に出すことも考えています」（南井師）悪くない手応えで直線へ向かえましたが、直線での思ったほど伸び切れなかったことを考えると、レース前から見られたテンションの高揚が影響していることが考えられます。この後はリフレッシュ放牧に出してガス抜きすることを考えていますが、次走こそはリラックスしてレースに臨み、持ち前のスピードを遺憾なく発揮してほしいものです。
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11/11/19 京都 500万下 |
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１９日の京都競馬では好スタートから楽に先行し、前２頭で逃げる形に。４コーナーで先頭をうかがい、抜け出しを図るが、最後は一杯になって５着。「久々のせいか今日は返し馬からちょっと変なテンションで、隣の馬と並んでからはハミをグッと噛んでしまいましたし、あの位置で収まりきらないぐらい力んで走っていました。一杯になってからはノメッていましたし、雨の馬場も走りづらかったのだと思います」（和田騎手）久々とあって、力んで行きたがる良くない癖が出てしまい、最後は脚が上がる恰好になってしまいました。一度使うことでうまくガス抜きができれば粘りも違ってくるでしょうし、次走はひと叩きしての上積みに期待したいところです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから決定しますが、問題なければ次走に向けて在厩のまま調整していく予定です。
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11/09/17 中山 カンナＳ |
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１７日の中山競馬では好スタートから逃げる展開に。道中ではかかって上がってきた馬に絡まれてしまうが、直ぐさまハナを奪い返し、直線では粘り込みを図るも坂上で捕まってしまい４着。「ペースを落として息を入れたいと考えていたタイミングで、外から急に被せられてしまいました。番手でもいいかなと思ったのですが、やはりかかりそうになったのでもう一度先頭に立ちました。そこからはハミが抜けていい走りが出来ましたね。もう少しの結果でしたし、道中のあれがなければとも思いますが、直線でも最後まで頑張っているように、やはり力があります。自分の走りが出来れば、このクラスでも勝ち負けできますね」（和田騎手）「レース間隔は詰まっていましたが、やはりこの距離でスピードを活かす競馬をしたかったので、今日の競馬を使わせてもらいました。さすがに輸送が続いて体は減っていましたが、動けるデキだったと思います。また、返し馬の雰囲気も悪くなかったですね。かかった馬に絡まれるのは有り得ることですし、一頭で競馬をしているわけではないので仕方のないことでもあるのですが、直線の頑張りを考えたら、やはりもう少しスムーズに運べていたらと思ってしまいます。そうは言っても差のない競馬をして内容も悪くないですから、切り替えて次のレースで結果を残したいですね。今後については、ここまで続けて使ってきましたから、ひと息入れたいと思います。復帰時期については馬の状態を第一に決めていきます」（南井師）直線で後続を離した際は、思わず「そのまま」と声が出てしまいました。気性面で前向きなところもありますし、道中でリズムを乱されてしまったことが余計に悔やまれますが、悪くない内容だったと思いますし、次走ではキッチリ結果を残してくれることに期待したいと思います。今後は近日中にＮＦしがらきへリフレッシュ放牧に出る予定です。
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11/09/04 小倉 未勝利 |
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４日の小倉競馬では好スタートから２番手を追走し、勝負どころでは早めに先頭に立つ。直線でもセフティーリードを保ったまま優勝。「いいスタートを切ってくれましたし、楽に好位から進めることが出来ましたね。早めに先頭に立った後も後続を寄せ付けずにしっかり走っていますし、直線の手応えは余裕がありましたね。ただ、調教からそうだったのですが、いくらか気性が前向き過ぎて、かかり気味に走るところがありますから、道中でもう少し抜くことを覚えてくればもっといい走りを見せられるようになると思います」（和田騎手）「初戦も力は示していましたが、競られて厳しい競馬になっていましたからね。普通に回ってくることができればいい結果がついてくると思っていました。今日は力みこそありましたが、番手をスムーズに追走できていたし、危なげない勝ち方をしてくれました。この血統のなかではまだ気持ちのコントロールが利くタイプだし、もう少し延ばした距離にも対応してくれれば理想的ですが、基本的には短い距離に適性がある馬でしょう。このあとはあくまでも馬の状態を見ながら考えるつもりで、状態に合わせていい番組があれば、そこへ向かうようにしたいと思っています」（南井師）好スタートから早め先頭で押し切りと、安心して見ていられる競馬で嬉しい初勝利を挙げてくれました。今後については、心身共にまだこれからの馬でもありますので、レース後の状態をしっかり見極めてから決めていきますが、持ち前のスピードを武器に上のクラスでも活躍してくれることを期待しています。
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11/08/13 小倉 新馬戦 |
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１３日の小倉競馬は好スタートから逃げようとするも、外の馬も譲らず２頭の併走がじばらく続く。いったん先頭を譲り、直線ではもう一度先頭に立つも後続に交されてしまい３着。「スタートが決まったし、ハナに行こうかと思ったのに隣の馬が必要以上に絡んで来ましたね。あれ以上やり合うことはないので、いったんこちらから下げました。ただ、前半に競り合った分だけペースが速くなってしまいましたし、最後の脚が鈍りました。終始外に逃げ気味なところがありましたし、体ももうひと絞り出来る状態ではあったと思います。展開などを考えれば上々の内容ですし、次はよくなってくるでしょうから期待したいですね」（和田騎手） 「この兄弟はうちの厩舎でやらせてもらっていますが、みんなスタートが速いのにこの馬はそんなに速いタイプではないんですよね。パドックではメンコをつけていたせいもあるのでしょうが、かなりのんびりと歩いていました。それなので、ゲートは遅いだろうなと思っていたのですが、想像以上にいいスタートを切ることができました。それなのに道中はしばらく絡まれてしまって辛い展開になってしまいましたね。もう少し早い段階で行くか、行かないか決められていればまた結果も違ったでしょう。精神面と肉体面はマッチしていたので今週のデビューは間違っていなかったと思いますが、まだ体に余裕があるのは事実なので、次走ではきっちり仕上げたいと思います」（南井師）待望のデビュー戦である程度の人気も背負っており、直線で半ばまでは新馬勝ちが見れる内容でしたが、最後はうまく前半に脚を溜めていた馬たちに交されてしまいました。それでも能力が上位であることは示せてくれました。レース後の状態に問題がなければ再度小倉開催での勝ちあがりを目指す予定でいます。
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