パサート
美浦・萩原清 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(07/09/04)［山元ＴＣ］ 「体調も万全ではなく、山元到着後の数週間、楽をさせていても背腰や脚元に見られた疲れがなかなか抜けてきませんでした。これから無理して乗っていってもいい形で送り出すことはかなり厳しい状態と言わざるを得ません」（山元担当者）「脚元の不安もありましたが、以前から素質を感じていて、何とかいい競走馬生活をおくらせたいと考えていました。しかし、現状を考えると厳しいと言わざるを得ないようで、残念でなりません」（萩原師）この話を受け協議を行った結果、５日に中央競馬登録を抹消することになりました。本馬をお持ちの会員様へは追ってお手紙をもちましてご案内申し上げます。

(07/08/28)［山元ＴＣ］ ウォーキングマシン調整。「体調自体は少しは楽にはなっているのですが、まだ背腰や脚元に疲れが見られます。時期が迫っているのですが、マシンで馬体回復を待たないといけない状態なので無理をしないでいます。近いうちに師が来場すると思いますし、状態を見つつ乗り出しのタイミングを判断したいと思います」（山元担当者）

(07/08/21)［山元ＴＣ］ ウォーキングマシン調整。「先週末に疝痛を起こしたので、すぐに治療にあたり対処しました。原因は便秘から来るもので、疝痛の症状としては軽度でしたし、今は落ち着いて見せているので心配は要らないようです。レースの影響から背腰に疲れが目立っていたのですが、今回の疝痛が起きたことで更に体が減ってしまい、決していい馬体とは言えないのが現状です。まずは馬体の回復に専念する必要があるようです」（山元担当者）

(07/08/09)［美浦ＴＣ］ 今週は連闘のため軽めの調整。「レース後は軽めの調整を行ってきましたが、案外ダメージはなく、いつでもレースに向かえる状態でした。当初は間隔を空けないと出走できないかなと思っていましたが、今週のダ１８００ｍは相手も楽そうで頭数が揃わなそうだったので投票を行いました。連闘になりますが一度使った上積みは大きいでしょうし、前進できると思っています。また前走は外に膨れ気味だったので補正の意味でブリンカーを着用します」（萩原師）１１日の新潟競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）に後藤騎手で出走。

(07/07/25)［美浦ＴＣ］ ２５日は美浦坂路での追い切り（５１秒４−３６秒９−２４秒１−１２秒３）。「脚元の状態はいい意味で平行線で、調教後しっかりケアを行っていることで継続して乗り込めています。プール運動を併行していることで、だいぶ体も絞れてきましたね。出来るだけいい状態で出走させてあげたいので、もう少し乗り込んでいきたいと思います。現状からすれば来週の競馬に向かえそうな感じです」（萩原師）今のところ８月４日もしくは５日の新潟競馬（３歳未勝利・ダ１８００ｍ）に出走予定。

(07/07/12)［美浦ＴＣ］ １８日は美浦坂路での追い切り（５２秒３−３７秒７−２４秒９−１２秒７）。「週末と１７日にも１５−１５程度の運動を重ねていますし、１８日も終い１３秒程の調教を行っています。熱発の影響はないのですが、日によって脚元に疲れを見せる日があります。疲れが出たり出なかったりと状態の差が大きい馬なので、引き続きチェックとケアを入念に継続していきながら乗り込んで行きます。プール運動も併用しており、入厩時に５６０キロ近くあった馬体は今のところ５３０キロを切るくらいまでになっています」（大竹助手）

(07/07/12)［美浦ＴＣ］ １１日は美浦坂路での追い切り（５３秒２−３７秒８−２４秒４−１２秒３）。「先週見られた四肢のムクミは取れたので、熱発の影響はとりあえず落ち着いたと見ていいと思います。ただし、まだ動きに重さを感じますし、この後も入念に乗り込んで行くことに変わりありません。プールも併用して息を作っていくことを考えています」（大竹助手）

(07/07/05)［美浦ＴＣ］ ５日は美浦坂路で１５−１５。「先週末見られた熱発は、１日で落ち着きました。ただ四肢にムクミが出るように、少なからず体の内部への影響はありそうです。今は様子を見ながら軽めの運動に留めている段階ですが、このまま在厩で進めて行けるでしょう」（萩原師）

(07/06/29)［美浦ＴＣ］ 「２９日に３９度の熱発を起こしてしまいました。しばらく具合を見ていくことになりますが、場合によっては短期放牧も検討することになるかもしれません」（萩原師）

(07/06/27)［美浦ＴＣ］ ２７日は美浦坂路での追い切り（５３秒３−３８秒３−２４秒８−１２秒１）。「先週ゲート試験を合格してくれたので、週末から徐々に時計を出し始めました。動き、体ともにまだまだな状態ですが、この後もしっかり乗り込み、レースに向かうことが出来ればと考えています。脚元は入念にケアしているので、今のところ問題ありません」（萩原師）

(07/06/12)［美浦ＴＣ］ １３日は馬場入りし、軽めのキャンター調整。「先週入厩して、軽めの運動を行っていますが、大型馬のため、球節を中心に脚元への負担は大きいようです。牧場にいる時から見られた種子骨炎の影響もあり、骨膜も若干見られます。まだ入ったばかりですし、まずはゲートを合格させたいので、暫くはじっくりと乗り込み、脚のケアをしながら進めていくことになるでしょう」（萩原師）

(07/06/05)［美浦ＴＣ］ ６日に美浦入厩。「６日に予定通り入厩しました。入ったばかりなので何とも言えませんが、様子を見ながら乗り進めて馬の状態を把握していきます。まずはゲートに合格をさせてから競馬に向かう調教を行っていきます」（萩原師）

(07/05/29)［ＮＦ早来］ 周回でキャンター８００ｍの後、屋内坂路でハロン１５秒のキャンター２本。週２回はハロン１３〜１４秒を計時。６月３日に山元トレセンへ移動予定。「明らかに体型が変わってきましたね。まだ見た目にコロンとしたところはありますが、ひばらが引き締まり、確実にシャープさが出てきています。色々な面を考慮しトレセンでの調整を選択しましたが、調整に難しい面がある馬なのでいい方に出るでしょう。いずれにしても能力は結構なものがある馬なので、何とか無事にデビューに漕ぎ着けてもらいたいものです」（早来担当者）

(07/05/22)［ＮＦ早来］ 周回でキャンター８００ｍの後、屋内坂路で１５−１５を２本。週２回はハロン１３〜１４秒を計時。「益々快調でこの中間からは毎日１５−１５を行うまで進めています。ようやく見られるだけの素晴らしい体つきになってきましたね。今後は北海道への入厩も検討しましたが、脚元の問題があったように調整の難しい馬なので施設面が充実している美浦に一旦連れて行くことになりました。今のところ６月頭〜中旬の入厩を予定しています」（早来担当者）

(07/05/17)［ＮＦ早来］ 「先日、北海道で状態を確認してきました。順調に調教を積めていますが、まだ身体に余裕があります。牧場スタッフとも話をしましたが、もう少々乗り込みが必要でしょう。いい感じに引き締まりを見せてくれば入厩について具体的に検討できると思います」（萩原師）

(07/05/15)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター２本。週２回はハロン１３〜１４秒を計時。「脚元が落ち着いていることから、バンバン攻めることはできています。動きはとてもいいですね。このところ馬体重が減ってきませんが、安定時期に入っているのかもしれません。一定時期を越えればもう少々絞れてくるでしょう。馬体重は５６８キロです」（早来担当者）

(07/05/08)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター２本。週２回はハロン１３〜１４秒を計時。「この中間も抜群の動きを見せています。乗るもの皆が一様に『手応えがいい』『デビューさえできれば結構な活躍ができる』と褒めています。是が非でもデビューまで漕ぎ着けたいですね」（早来担当者）

(07/05/01)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター２本。週２回はハロン１３〜１４秒を計時。「気温の上昇に呼応するようにグングン良化していますね。馬体も週を追う毎に絞れ、輪郭にいメリハリがついてきました。随所に能力を感じられる馬ですし、この分なら夏競馬にはいい形で向かえるでしょう。何とか無事にいってもらいたいものです。馬体重は５６８キロです」（早来担当者）

(07/04/24)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター２本。週２回はハロン１３〜１４秒を計時。「速目を継続していることで、馬格を存分に活かした力強さ溢れる走りができるようになりました。この分なら夏競馬にはいい形で臨めるでしょう。折り合って調教を行えていますし、血統的にも距離の融通は結構利くと思います。あくまでも入厩後に決まることになりますが、馬力のあるタイプですし、脚元の件もあるので、デビューはダート戦になるのではないでしょうか」（早来担当者）

(07/04/17)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター２本。週２回はハロン１４秒を計時。「素晴らしい良化を見せています。確かに乗り込み量は他馬と比べると少ないですが、ここ最近は冬場とはまるっきり違う馬のような感じになってきました。馬体もいいですし、何と言っても動きがいい。漠然としたデビュー予定（夏競馬）しか立っていませんが、とても楽しみになってきたことは間違いありません。いい汗をかいていることで馬体重も５６２キロと順当に絞れてきています」（早来担当者）

(07/04/10)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター２本。週２回はハロン１４〜１５秒を計時。「思った通りの調教を積むことができています。課題の種子骨もすっかり落ち着いており、冬場に大事を取ってゆったりさせたことがいい方向に出ている感じです。今後は夏の北海道あたりでのデビューを想定して、入念に乗り進めていくことになります」（早来担当者）

(07/04/03)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター２本。週２回はハロン１４〜１５秒を計時。「ここにきて覇気が出てきましたし、脚元もすっきり見せています。馬体重は乗り運動開始時から３０キロ程度落ちましたが、いい骨格をもっている馬なので今後はそう数値自体は減ってこないでしょう。すでに速めを行っていますが、一般的には５月一杯は牧場での乗り込みが必要かと思われます。目標を夏競馬に定めて、テンポよく乗り進めていきたいと思います」（早来担当者）

(07/03/27)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター２本。週２回は１５−１５を取り入れている。「この中間から速めのところを取り入れ始めましたが、自発的に前へ前へと進んでおり、いい行きっぷりを見せています。乗り込み自体は浅いものの、速いところをやった時の乗り役の評価はとても高いですね。能力は結構ありそうなので、あとは脚元が保つかどうかでしょう。何とか無事にいってもらいたいものです。馬体重は５７４キロです」（早来担当者）

(07/03/20)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター２本。「この中間から、坂路のみの調整とし、登坂本数を２本に増やしました。かなりの太目があるので、一気に絞れたとはいきませんが、確実に良化していることは確かです。脚元の不安は今のところありませんが、完全によくなったとまではいえない面もあるので、注意しながら乗り進めていきます。素質の高い馬なので何とかものにしたいですね」（早来担当者）

(07/03/13)［ＮＦ早来］ 屋内周回でキャンター１８００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整。週２回は登坂本数を２本にしている。「負荷をかけることで５８０キロといい感じに絞れてきています。動きも徐々に良化している感じですね。脚元は落ち着いていますが、今後も慎重に状態を確認しつつ進めていくことになります」（早来担当者）

(07/03/06)［ＮＦ早来］ 屋内周回でキャンター１８００ｍの後、屋内坂路でハロン１８秒程度のキャンター調整。「少しずつペースを上げていますが、脚元はいい意味で落ち着いていますね。あとはペースを更に上げた際に問題がなければといった感じです。まだまだ先にはなりますが、順調に進められれば夏の北海道あたりでのデビューが一つの目標となるでしょう」（早来担当者）

(07/02/20)［ＮＦ早来］ 屋内周回でキャンター１８００ｍの後、屋内坂路でハロン１８〜２０秒のキャンター調整。「２０日に師が調教を確認しました。大柄な割には器用さがあり、いい脚捌き、いいキャンターを見せています。馬体は徐々に減っていますが、本格的に良化するのは汗をかくシーズンに入ってからでしょう」（早来担当者）

(07/02/13)［ＮＦ早来］ 屋内周回でキャンター１２００ｍの後、屋内坂路でハロン２２〜２３秒のキャンター調整。「馬体重は５９４キロですが、例年より気温が高いことで、徐々に引き締まりを見せています。汗さえかければ更にいい新陳代謝が見られると思いますが、冬場ではそうもいきませんね。徐々に負荷を強めることで変わり身を引き出していきたいと思います」（早来担当者）

(07/02/06)［ＮＦ早来］ 屋内周回でキャンター１２００ｍの後、屋内坂路でハロン２２〜２３秒のキャンター調整。「脚元の状態に変化はありませんが、上体はそれほど絞れていません。この状態でのペースアップは脚元にかかる負担も大きいので、今しばらくは手控えた乗り込みを行うことになります。本格的なペースアップは気温が上がってからと考えています」（早来担当者）

(07/01/30)［ＮＦ早来］ 屋内周回でキャンター６００ｍの後、屋内坂路でハロン２２〜２３秒のキャンター調整。「乗り進めながら、種子骨の炎症が引いてきていることは喜ばしい限りです。昨秋にじっくり待った甲斐がありました。ペースを徐々に上げられる状態にはありますが、まだ太目が残っており、筋肉にも緩みが見られます。本当の意味で軌道に乗るまでにはもう少々時間を要するでしょう。馬体重は５９６キロです」（早来担当者）

(07/01/16)［ＮＦ早来］ 屋内周回でキャンターキャンター６００ｍの後、屋内坂路でハロン２５秒のキャンター調整。「徐々に進めていますが、幸いなことに脚元は落ち着いています。まだ太目が残っているので、スローペースで乗っていきます。馬体重は５９８キロです」（早来担当者）

(07/01/09)［ＮＦ早来］ 屋内周回でハロン２５秒程度のキャンター１２００〜１８００ｍ。「現状のペースでは種子骨の炎症に悪化は見られません。今後も徐々に調教負荷を増やし、馬体を絞っていきたいと思います」（早来担当者）

(06/12/26)［ＮＦ早来］ 屋内周回で軽めのキャンター１２００ｍ。「種子骨に若干の炎症は残りますが、悪化は見られません。まずは馬体をほぐしつつ、絞ることを第一に考えた調整を行っていきます。馬体重は５９４キロです」（早来担当者）

(06/12/19)［ＮＦ早来］ １５日より常歩を開始。「種子骨に炎症は残りますが、だいぶ良化を見せているので乗り運動を開始しました。ただし、いきなり馬場入りできるような状態までは回復していないので、まずは軽めの調整で様子を見ることになります」（早来担当者）

(06/12/06)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシン調整。「１２日に萩原師が状態を確認しました。まだ種子骨に炎症はありますが、小康状態を保っています。この箇所の炎症は一定期間の休養が必要なので、今のところ年内はマシンに留め、年明けの状態次第では跨ってみるプランももっています。馬体重は６０４キロです」（早来担当者）

(06/12/06)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシン調整。「休養させていますが、依然として種子骨には炎症が残ります。まだ馬体が若いので致し方ないところもあるでしょう。化骨が進んでくれば炎症は引いてくると思うので、まず芯から強くなるのを待ちます。その上で次のステップに進むのが得策だと思います」（早来担当者）

(06/11/28)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシン調整。「患部は徐々に良化していますが、まだ熱感が残っています。晩成型の血統面と併せ考え、冬場は大事を取る予定です。乗り運動を行っていたときの感触にはいいものがあったので残念ではありますが、来春目標に進めていきます。馬体重は６０２キロです」（早来担当者）

(06/11/21)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシン調整。「休ませていますが、依然として種子骨に炎症が残っています。化骨形成の遅い馬によく見られる症状で、調整を焦ると良くない結果となることが大多数です。元から成長が遅めな馬なので、当面は慎重に接していきたいと思います」（早来担当者）

(06/11/14)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシン調整。「種子骨の炎症は触診でも感じられます。もう暫くの休養が必要ですね。冬場は楽をさせ、春に備えていくことになると思います」（早来担当者）

(06/11/07)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンのみ。「種子骨の炎症は相変わらず残ります。馬体は６００キロを超えましたが、冬場に休ませていることを考えれば許容範囲と思っています。奥手の血統ということで成長分も含まれていると思います」（早来担当者）

(06/10/31)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシン調整。「種子骨の状態は平行線です。このところの気温の低下もあり、汗をかきづらく、６０６キロとだいぶ余裕のある体となりました。調教を開始すれば５５０キロくらいまではすぐ落ちると思うので数値自体は気になりません」（早来担当者）

(06/10/24)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンのみの調整。「左前種子骨の炎症は相変わらず残ります。加減しながら乗り運動を行ってきましたが、スローペースで再度熱感を帯びてしまったので、今後は思い切って長い期間休ませて良化を促していきたいと思います」（早来担当者）

(06/10/17)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンのみ。「左前種子骨の炎症もあり、マシンのみの毎日です。この箇所の炎症が引くまでには結構時間を要するケースが多いので根気強く接していきます。乗り運動を休止していることから腹回りがボテッとしていますが、気温の低下もあるので致し方ない部分だと思います」（早来担当者）

(06/10/12)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンのみ。「左前種子骨炎を考慮した調整を行っています。見た目に異常はありませんが、炎症は残っています。乗り運動を行っていないこともあり、幾分コロンとした体型になってきました。今後は寒い時期を迎えるのでできるだけの負荷をかけ、体重の増加を最低限に留める調整を行っていきます」（早来担当者）

(06/10/03)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンのみ。「左前種子骨炎を考慮した調整を行っています。見た目に異常はありませんが、炎症は残っています。乗り運動を行っていないこともあり、幾分コロンとした体型になってきました。今後は寒い時期を迎えるのでできるだけの負荷をかけ、体重の増加を最低限に留める調整を行っていきます」（早来担当者）

(06/09/26)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でゆったりと進めてきたが、再度左前脚種子骨に炎症が起こってしまった。「ペースもゆったり目に時間をかけて馬体を絞ってきましたが、再度種子骨に炎症が出てしまいました。このまま進めることはできないので、まずはマシンにペースを落とし、炎症が治まるのを待つことになります」（早来担当者）

(06/09/15)［ＮＦ早来］ 屋内坂路でハロン１８秒のキャンター調整。「まだ５５２キロと太目があるので、急激なペースアップは避け、ゆったりとペースを上げつつ、絞ることに主眼を置いています。現状脚元はすっきりしていますが、今後も気を配りながら丁寧な仕上げをしていきたいと思います」（早来担当者）

(06/08/30)［ＮＦ早来］ この中間も成長度合に合わせた調整を進めています。現在は周回でハロン２２秒（終いハロン２０秒）のキャンター１８００ｍの後、屋内坂路でハロン１８秒のキャンター１本を行っています。夏の暑さも手伝い、良い汗をかきながら馬体も徐々に引き締まり、減量が進むにつれて身のこなしもスムーズになり、だいぶ走る気持ちも高まってきました。

(06/08/15)［ＮＦ早来］ 乗り出してから間もないこともあり、ゆったりとしたペースで乗り込んでいます。現在は周回でハッキング１６００ｍの後、屋内坂路でハロン２０秒程度のキャンター１本を消化しています。化骨状態に合わせた軽めの調整のということもあり、馬体の太目感は否めませんが、調教時にはすこぶる前向きな走りを見せています。

(06/07/31)［ＮＦ早来］ 周回でハッキング１６００ｍの後、屋内坂路でハロン２０秒程度のキャンター１本を消化し、週１回はゲート馴致を行っています。仕上げに時間を要する血統背景を持ち合わせていることを考えると、本当に良くなるのは今夏を超えてからという印象がありますので、今後も一歩一歩じっくり進めていくことになります。

(06/07/14)［ＮＦ早来］ 乗り進めていますが、左前種子骨の炎症は落ち着いています。現在は屋内周回でキャンター１８００ｍの後、屋内坂路でハロン２０秒のキャンター１本を行っています。長らく休養していたこともあり、馬体がだいぶ増えていますので、まずは脚元に負担をかけないように徐々に絞ることを心がけています。

(06/06/30)［ＮＦ早来］ 周回と屋内坂路を併用し、ハッキング程度を行っています。やる気が漲り、自ら進んでいくタイプではありますが、まだ化骨状態が十分とは言えず、現状気持ちと体力が噛み合っていないため、速めの調教を課すことはできませんので、暫くはじっくり進めていくことになります。

(06/06/15)［ＮＦ早来］ 乗り始めてからは順調に調整が進み、現在は屋内周回と屋内坂路を織り交ぜ、軽めのキャンターを行っています。これまで種子骨の炎症で休養していた馬だけに、今後も用心しながら乗り進めていくことになります。

(06/06/07)［ＮＦ早来］ この中間、早来牧場へ移動。５日から乗り運動を開始し、常歩運動。「左前種子骨の炎症も引き、乗り運動を再開しました。今の状態から問題なく乗り進められると思います」（早来担当者）なお、本馬は６月下旬に行われる第二回産地馬体検査を受検予定です。

(06/05/31)［ＮＦ空港］ 左前種子骨に炎症が残るため、１日３０分のアエロホースとウォーキングマシン６０分を行っています。もともと骨太な体格ですが、休養していることから太めも随分あるため、他馬以上に脚元への負担を考慮していきたいと思います。馬体重560kg

(06/05/16)［ＮＦ空港］ １日１時間のアエロホースを行っています。左前種子骨の炎症を考慮し、乗り運動を休止していたことから、馬体に余裕があるため、まずは脚元に優しいアエロホースで負荷をかけ、絞っていきます。馬体がいい感じに絞れ次第、早来牧場へ移動し、乗り運動を再開する予定です。

(06/05/01)［ＮＦ早来］ 「空港牧場へ移動させました。１ヵ月程度は空港牧場にあるアエロホースで調整を行っていきます。アエロを行えば腹まわりもすっきりするでしょうから、その後に早来へ戻し、乗り運動をを開始する予定です」（早来担当者）

(06/04/28)［ＮＦ空港］ 左前脚種子骨の炎症はまだ若干残っていることを考慮し、１日１時間のウォーキングマシン調整を継続しています。治療の一環としてショックウェーブをあてていますが、効果が徐々に表れている様子で確実に良化傾向にあります。馬体重522kg

(06/04/14)［ＮＦ空港］ 左前種子骨の炎症がまだ若干残っているため、１日１時間のウォーキンマシンのみを行っています。炎症の程度自体は非常に軽いものですが、成長途上でまだ大きな負荷をかけるべきでないとの見地から、もう暫くは乗り運動を休止して様子を見ていくことになります。なお、治療としてショックウェーブを行っています。

(06/03/27)［ＮＦ空港］ １日１時間のウォーキンマシン調整を行い、併せてショックウェーブ治療を行っています。走る気持ちが出てきた矢先の出来事で大変残念ではありますが、幸い症状は軽く、多少休ませれば問題ない程度のものと判断しています。

(06/03/14)［ＮＦ空港］ 週３回、屋内坂路コースでハロン１７秒のキャンターを行ってきましたが、左前脚の種子骨に若干の炎症が見受けられたため、ウォーキングマシンにペースを落としています。乗り運動を行っていた時も前向きな気持ちに馬体の成長が追い付いていない感があったように幾らか晩生の印象もあるので、暫くはじっくり様子を見ることになります。なお、第一回産地馬体検査に申込を行いましたが、抽選の結果、落選となりました。

(06/03/08)［ＮＦ空港］ 馬名決定：パサートPassat〜「貿易風」の意。国内にとどまらず世界でも活躍できるように。（独語）

(06/02/28)［ＮＦ早来］ 週３回、屋内坂路コースでハロン１７秒のキャンターを行っています。ペース自体に変化はありませんが、馬体の使い方が上手くなってきたことで動きに余裕が感じられ、また良い意味での積極性が出てきました。馬体重522kg

(06/02/14)［ＮＦ早来］ 屋内坂路コース（８００ｍ）では２本目にハロン１７秒程度のキャンターを、屋内周回コースでは普通キャンター２４００ｍを行っています。これまでの乗り込みから基礎体力もしっかりついてきたようで調教後もケロっとした顔をしています。今後も冬場は調教のリズムを大事にして更なるペースアップを図っていきます。

(06/01/27)［ＮＦ早来］ 週のうち３日間は屋内坂路コース（８００ｍ）で２本目にハロン１８秒のキャンターを、他の３日間は屋内周回コース２４００ｍと屋内坂路コースでハッキングを行っています。少しずつハミ受けを理解してきており、力まず上手に馬体を使えるようになってきました。馬体重528kg

(06/01/13)［ＮＦ早来］ 週３日は屋内坂路コースで最速ハロン２０秒のキャンター２本、他の３日は屋内周回コースでハッキング２０００ｍを行っています。抜群の乗り味ではありますが、まだ精神的に幼く、激しい気性を見せていますが、とりたてて問題になる程度ではなく、乗り進めるごとに徐々に解消していくでしょう。

(05/12/20)［ＮＦ早来］ 良好な化骨形成が進んできたことから、徐々にペースを上げています。現在、週３日は屋内坂路コースでハロン２２秒のキャンター２本、他の３日は屋内周回コースでハッキング２０００ｍを行っています。抜群の乗り味で周回コースでは周回を重ねる毎にハミをしっかりととる前向きさが出てきました。馬体重530kg

(05/12/12)［ＮＦ早来］ ロンギ場でダクとハッキングを行っています。まだ体を持て余している感じですが、素直で温和な性格ということもあり運動は進め易い馬です。１歳の冬に差し掛かったばかりであることを考慮すれば全く問題なく、ひと冬越して大きく変身する予兆は十分と言えます。

(05/11/28)［ＮＦ早来］ 現在はロンギ場でダクとハッキングといった軽めのメニューを順調に消化しています。馬体重が示す通り大柄ながらも、しっかりとした脚元を持つバランスのいい馬ですが、化骨の進行がスローということもあり、冬場はじっくりと進めていく方針です。馬体重530kg

(05/11/11)［ＮＦ早来］ この中間も順調に馴致が進んでいます。現在は１日１時間のウォーキングマシンとダク等による背慣らし馴致を行っています。雄大な馬体を有しているだけに現状でも非常に見栄えがする一頭ですが、来春から始める予定の速いペースでの調教をこなすようになれば、体のラインもさらに良化することは間違いないでしょう。

(05/10/28)［早来Ｆ］ 現在は移動してから間もないこともあり、環境に慣らしつつ、ウォーキングマシンを毎日１時間と人が背中に跨る基礎馴致をじっくりと進めています。跨った感じでは大人しく従順で、いかにも大型馬らしい余裕が感じられます。馬体重512kg

(05/10/13)［ＮＦ遠浅］ 馴致を開始するため、１０月５日にＮＦ早来へ移動。現在は移動後、間もないため環境に慣らすことに重点を置いています。素直で物怖じしない性格であることから、これから始める馴致調教はスムーズに進み、パワーに満ち溢れた体を存分に活かした豪快なキャンターはさぞかし見栄えのするものになるでしょう。

(05/09/28)［ＮＦ遠浅］ 放牧のみを行っています。骨量豊富な恵まれた脚元、関節の造り、蹄の盤の大きさなど、うまく上体と釣合っています。大型馬特有の重苦しさは全くなく、動きも機敏で日常の何気ない仕草にさえ反応の良さを感じます。近々ＮＦ早来に移動し、本格的なトレーニングに入ります。

■ 測尺・体重表(０５年９月２日現在）

体高：157.5 胸囲：182.5 管囲：21.0 体重：510

■ 募集カタログコメント／０５年募集

1歳馬らしからぬ風格で自信に満ち溢れた姿の本馬は、全身を包む質のよい柔らかな筋肉が流線型のラインとなって浮かび、四肢の関節と繋はその大きさや角度が理想的な造りとなっています。また駆歩時のフォームは首を上手に使いストライドの大きいダイナミックな走りを披露しています。人の指示を抵抗なく受け入れる賢く大人しい性格の本馬ですが、個性豊かな名馬たちの近親として、経験を積みながら自分のスタイルの競馬を確立するタイプでもあります。逃げるか追い込むかいずれにしても中・長距離路路線での息の長い活躍が期待できる一頭です。

チェイスザウインドの04
牡馬・鹿毛・２００４年３月１７日生れ（美浦・萩原清）
生産牧場：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファーム　全４００口●総額２，４００万円

White Muzzle *ホワイトマズル 1995 黒鹿	Dancing Brave *ダンシングブレーヴ 1983 鹿毛	Lyphard	Northern Dancer
			Goofed
		Navajo Princess	Drone
			Olmec
	Fair of the Furze 1982 鹿毛	Ela-Mana-Mou	*ピットカーン
			Rose Bertin
		Autocratic	Tyrant
			Flight Table
チェイスザウインド 1995 鹿毛	Tony Bin トニービン 1983 鹿毛	カンパラ	Kalamoun
			State Pension
		Severn Bridge	Hornbeam
			Priddy Fair
	Antique Value *アンティックヴァリュー 1979 鹿毛	Northern Dancer	Nearctic
			Natalma
		Moonscape	Tom Fool
			Brazen

母： チェイスザウインド　は１戦。産駒 　　チェストウイング(01 牡黒鹿スペシャルウィーク）２ 勝，現役 祖母： 　アンティックヴァリューAntique Valueはは米国産，不出走。産駒 　　ベガ：最優秀３歳牝馬，４勝，桜花賞-Ｇ�T，オークス-Ｇ�T，チューリップ賞，エリザベス女王杯-Ｇ�T３着。産駒 　　｜　アドマイヤベガ：：４勝，ダービーＧ�T，京都新聞杯-Ｇ�U，ラジオたんぱ杯３歳Ｓ-Ｇ�V，エリカ賞， 　　｜　｜　　弥生賞-Ｇ�U２着。種牡馬 　　｜　アドマイヤボス：２勝，セントライト記念-Ｇ�U，大阪杯-Ｇ�U３着，天皇賞(春)-Ｇ�T５着， 　　｜　｜　　有馬記念-Ｇ�T５着，アルゼンチン共和国杯-Ｇ�U５着。種牡馬 　　｜　アドマイヤドン：最優秀２歳牡馬，最優秀ダートホース(２回)，ダートグレード競走最優秀馬(２回)， 　　｜　　　　中央・岩手・南関東10勝，フェブラリーＳ-Ｇ�T，ＪＢＣ クラシック(交)-Ｇ�T(３回)，帝王賞(交)-Ｇ�T， 　　｜　　　　南部杯(交)-Ｇ�T，同２着，朝日杯フューチュリティＳ-Ｇ�T，エルムＳ-Ｇ�V，京都２歳Ｓ ， 　　｜　　　　ジャパンＣダート-Ｇ�T２着(２回)，同３着，菊花賞-Ｇ�T４着，かしわ記念(交)-Ｇ�T４着， 　　｜　　　　札幌記念-Ｇ�U４着。種牡馬 　　マックロウ：３勝，京都記念-Ｇ�U，目黒記念-Ｇ�U２着，天皇賞(春)-Ｇ�T４着。種牡馬 　　アンティックミスティークAntique Mystique ：米６勝，Burlington CountyS ，ニューヨークＨ-Ｇ�U２着， 　　｜　　ボイリングスプリングスＨ-Ｇ�V４着 　　ニュースヴァリュー：６勝，パラダイスＳ ，むらさき賞，ファイナルＣ ，秩父特別，八甲田山特別， 　　｜　　札幌スプリントＳ-Ｇ�V２着。産駒 　　｜　グランプリゴールド：４勝，太宰府特別，七夕賞-Ｇ�V５着，現役 　　スターアルファ：５勝，播磨特別，木古内特別。産駒 　　｜　ジュラナスリング：３勝，現役 　　フサイチルーラー：３勝，小野特別，清洲特別 　　オールドスタッフOld Stuff ：不出走。産駒 　　　　アンティックオークションAntique Auction：米４勝，スターシュートＳ-Ｇ�U，Fanfreluche S ， 　　　　｜　　マイディアＳ -Ｇ�V２着。産駒 　　　　｜　インディアナカーヴ：５勝，蓬莱峡特別，三宮特別 　　　　｜　ネットオークション：中央・南関東３勝，ファビィホイップ特別(交)，マルチスター特別(交) 　　　　｜　アンティークコイン：２勝，マカオジョッキークラブＴ ，現役 　　　　｜　オステアアンティカOstia Antica ：不出走。アウトディスタンス(新潟２歳Ｓ-Ｇ�V３着)の母 　　　　ダイナマイトスタッフDynamite Stuff ：米２勝，アチーヴメントＳ-Ｇ�V３着 　　　　マルブツカイウン：３勝，吉野ヶ里特別，あずさ賞 ３代母： 　ムーンスケイプMoonscape不出走。産駒 　　ムーンティーMoontee ：米４勝，ポストデブＳ-Ｇ�V，アラバマＳ-Ｇ�T３着