栗東・村山明 厩舎
■ 調教状況 ■ 社台サラブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント／１７年募集 ダート交流重賞で鎬を削った母の仔らしく本馬はがっちりとして、恵まれた馬格に成長してきました。骨量に富んで膝下が短い丈夫そうな脚元は上体をしっかりと支え、発育がよく柔軟性に優れた筋肉や、俊敏な伸縮の基となる腰の強靭さには、父の個性を色濃く感じとれます。胸前が薄く見える肘関節の角度が浅めの構造が、キビキビとして軽快な歩様を生み、母の１歳時と瓜ふたつなスピード感があるだけに、ダートの短〜中距離でコンスタントに勝ち星を積み重ねてくれることが期待できそうです。度胸のある性格ですでに大物感も備わり、母の適性を見極めて素質を花開かせた調教師とのタッグで大舞台を目指します。
ワイルドフラッパーの１６
牡馬・鹿毛・２０１６年４月２日生れ（栗東・村山明)
生産：社台ファーム・繋養：社台ファーム 全４０口●総額４，０００万円
馬名：プチティラン
英名：Petit Tyran（仏語)
由来：暴れん坊(仏)。母名と父のイメージから連想。
オルフェーヴル
2008 栗毛ステイゴールド
1994 黒鹿*サンデーサイレンス Halo Wishing Well ゴールデンサッシュ *ディクタス ダイナサッシュ オリエンタルアート
1997 栗毛メジロマックイーン メジロティターン メジロオーロラ エレクトロアート *ノーザンテースト *グランマスティーヴンス ワイルドフラッパー
2009 黒鹿ゴーストザッパー
Ghostzapper
2000 鹿毛Awesome Again Deputy Minister Primal Force Baby Zip Relaunch Thirty Zip Smok'n Frolic
*スモークンフローリック
1999 芦毛Smoke Glacken Two Punch Majesty's Crown Cherokyfrolicflash Green Dancer Cherokee Frolic (1)
母の父：
ゴーストザッパー Ghostzapperは米国産,米年度代表馬,北米９勝,ＢＣクラシック-ＧT。
主な産駒：*コンテスティッド(テストＳ-ＧT,エイコーンＳ-ＧT),シャーマン ゴースト(サンタ アニタＨ-ＧT)。
【ＢＭＳ：主な産駒】ドレフォン(ＢＣスプリント-ＧT,キングズ ビショップＳ-ＧT),ゲスト スーツ(ルコントＳ-ＧV),*レヴァンテライオン(函館２歳Ｓ-ＧV)
母：
ワイルドフラッパー(09 Ghostzapper)５勝,観月橋Ｓ(Ｄ1800ｍ),市原特別(Ｄ1800ｍ),フェアウェルＳ-ＯＰ２着,平安Ｓ-ＧV３着,
南関東○交３勝,エンプレス杯-JPN2(Ｄ2100ｍ),同２着,レディスプレリュード-JPN2(Ｄ1800ｍ),マリーンＣ-JPN3(Ｄ1600ｍ),
ＴＣＫ女王盃-JPN3２着,北海道・岩手交流入着,ブリーダーズゴールドＣ-JPN3２着,ＪＢＣレディスクラシック-JPN1３着。本馬が初仔
祖母：
*スモークンフローリック Smok'n Frolic(99 Smoke Glacken)米国産,北米９勝,コティリオンＨ-ＧU(Ｄ8. 5Ｆ),デムワーゼルＳ-ＧU(Ｄ９Ｆ),
ターフウェイ パークＢＣＳ-ＧV(Ｄ8. 5Ｆ),テンプティドＳ-ＧV(Ｄ８Ｆ),ネクスト ムーヴＨ-ＧV(Ｄ９Ｆ)２回,Fashion S-L(Ｄ５Ｆ),
VesselsStallion Farm Distaff S(Ｄ8. 5Ｆ),スピナウェイＳ-ＧT２着,ランパートＨ-ＧU２着,シュヴィーＨ-ＧU２着,
ヴェイグランシーＨ-ＧU２着,ベドー ロージズＢＣＨ-ＧV２着(２回),Astoria S-L２着,Ocala Breeders'Sales Distaff S２着,
オナラブル ミスＨ-ＧU３着,同-ＧV３着。産駒
エーピー カーディナル A. P. Cardinal(06 牡 A. P. Indy)北米１勝。種牡馬
ハンターズ ベイ Hunters Bay(07 牡 Ghostzapper)加古牡馬チャンピオン,北米６勝,ドミニオン デイＳ-ＧV(ＡＷ 10Ｆ),
｜ エクリプスＳ-ＧV(ＡＷ 8. 5Ｆ),ウッドバイン マイル-ＧT２着。種牡馬
グリップ ハンズ Grip Hands(08 セ Giant's Causeway)北米６勝
タカラフローリック(11 牝 芦 マンハッタンカフェ)兵庫(公)３勝,中央入着,現役
スモークフリー(12 牡 芦 ディープインパクト)４勝,糸魚川特別(芝2000ｍ),現役
３代母：
チェロキーフロリックフラッシュ Cherokyfrolicflash(87 Green Dancer)北米４勝,Shocker T. H-L２着,Orange Blossom H-L３着。
フロリックス ドリーム Frolic's Dream(フォワード ギャルＳ-ＧU)の祖母
プチティラン 牡６ （栗）村山明 本賞金 ￥９００ 総賞金 ￥１,５７５ (１８戦 ２- ０- １- １- １-１３) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 22/01/22 1中京7 ２勝クラス ９ 和田竜二 ８ 57 ダ1900 良 2.02.5 2.2 1- 2- 4 39.5 466 \0 22/01/10 1中山4 成田特別 12 丸田恭介 10 57 ダ2400 良 2.39.1 2.6 3- 5- 7 41.1 466 \0 21/11/14 5阪神4 ２勝クラス 10 和田竜二 ５ 57 ダ2000 良 2.10.7 4.6 1- 1- 5 42.8 464 \0 21/09/18 4中山3 松戸特別 ６ 丸田恭介 13 57 ダ2400 不 2.33.3 1.1 1- 3- 2 37.9 474 \0 21/07/10 3小倉3 インディアＴ 10 小崎綾也 14 53 ダ1700 重 1.43.5 2.1 10-13-13 36.9 474 \0 21/05/09 3中京2 ２勝クラス 10 泉谷楓真 10 55△ ダ1900 良 2.05.4 5.3 9-10-10 42.8 468 \0 21/04/03 2阪神3 ２勝クラス 10 小沢大仁 14 54▲ ダ1800 良 1.53.9 2.0 7-12-14 38.5 472 \0 21/03/20 2中京3 矢作川特別 13 鮫島良太 16 53 ダ1800 良 1.55.2 1.5 15-15-13 38.7 478 \0 20/11/08 5阪神2 ２勝クラス 12 泉谷楓真 ９ 54▲ ダ2000 良 2.09.5 4 .0 4- 4-11 42.4 476 \0 20/07/11 2函館3 渡島特別 ９ 藤岡康太 11 57 ダ1700 良 1.46.0 1.0 13-11-10 37.5 486 \0 20/03/28 2阪神1 １勝クラス １ 浜中俊 ２ 57 ダ1800 重 1.53.0 -0.1 3- 3- 3 36.8 468 \7,600 20/01/25 1小倉3 １勝クラス ４ 藤岡佑介 ４ 56 ダ1700 重 1.44.5 0.4 9- 9- 9 37.4 472 \1,100 19/10/20 4東京7 １勝クラス ５ 戸崎圭太 ２ 55 ダ2100 重 2.11.7 1.0 5- 5- 5 38.2 478 \750 19/06/01 3阪神1 500万下 ６ 和田竜二 ５ 54 ダ2000 良 2.07.7 0.3 3- 3- 4 38.7 474 \0 19/04/27 3京都3 未勝利 １ 福永祐一 ２ 56 ダ1800 稍 1.54.3 -0.0 4- 3- 3 38.8 468 \5,000 19/03/31 2阪神4 未勝利 ３ 福永祐一 ３ 56 ダ1800 稍 1.56.9 0.3 9- 9- 9 38.4 466 \1,300 19/02/23 1阪神2 未勝利 ６ 福永祐一 ６ 56 ダ1800 良 1.56.7 0.9 1- 1- 1 39.7 462 \0 19/02/02 2京都3 新馬 ６ 福永祐一 ２ 56 ダ1800 稍 1.57.6 1.3 14-11-10 38.0 462 \0
■ 22/01/22 中京 ２勝クラス 1月22日(土)中京8R・ダート1900ｍ戦に和田竜騎手57kgで出走、馬体重は前走から増減なしの466kgでした。 まずまずのスタートから、促してハナに立ちました。しかし、向正面で先頭を奪われてしまい、2番手で落ち着いたものの、勝負処で手応えが怪しくなりました。最後は流れ込むように勝ち馬から2.2秒差の9着で入線しています。 レース後、村山調教師は「鞍上には逃げの指示を出していて、望みどおりハナに立てました。しかし、向正面で先頭を奪われ、4コーナーでは手応えが怪しくなりました。道中でマイペースを握る競馬ができれば、もっと踏ん張りは利くと思いますが、少なくとも展開の助けは必要かもしれません」と話していました。 ■ 22/01/10 中山 成田特別 1月10日(祝･月)中山9R・成田特別(ダート2400ｍ)に丸田騎手57kgで出走、馬体重は前走から2kg増の466kgでした。 まずまずのスタートから、先行態勢を取りました。道中は3番手で折り合いをつけて運びましたが、3〜4コーナー中間でペースが上がると手応えが怪しくなりました。直線でも脚色は変わらず、最後は勝ち馬から2.6秒差の12着で入線しています。 レース後、村山調教師は「ゲートはよかったですし、本当はハナに立ちたかったのですが、外の馬が速くて先手を取られてしまいました。現状はマイペースに運ぶのが、この馬の持ち味を活かすパターンなので、逃げることができていれば結果も異なったと思います。トレセンに戻った馬の状態を確認してから、このあとのことを判断します」と話していました。 ■ 21/11/14 阪神 ２勝クラス 11月14日(日)阪神7R・ダート2000ｍ戦に和田竜騎手57kgで出走、馬体重は前走から10kg減の464kgでした。 五分のスタートから、促して先行争いに加わりました。テンのスピードを活かしてハナに立ち、後続を引っ張りました。しかし、3〜4コーナー中間で早めに並びかけられると、手応えが怪しくなり、最後は勝ち馬から4.6秒差の10着で入線しています。 レース後、村山調教師は「逃げて粘り込みを図りましたが、4コーナー手前で早めに来られる厳しい展開になってしまいました。楽に逃げることができれば、もう少し踏ん張れたと思います。このあとはいったん放牧に出して、リフレッシュさせます」と話していました。 ■ 21/09/18 中山 松戸特別 9月18日(土)中山9R・松戸特別(ダート2400ｍ)に丸田騎手57kgで出走、馬体重は前走から増減なしの474kgでした。 好スタートから前へと上がっていき、先行争いを制してハナに立ちました。道中は半馬身から1馬身ほどのリードでレースの流れをつくったものの、2周目の向正面で中団にいた馬が外から一気に捲ってペースが上がりました。手応えがやや劣勢に映りましたが、踏ん張る根性をみせて、勝ち馬から2.1秒差の6着で入線しています。 レース後、村山調教師は「ゲートをうまく出て、スムーズにハナに立つことができました。外から1頭マクッてきて、いっきにペースが上がったので、最後はそれが影響して脚が鈍りました。それでもよく踏ん張ってくれたと思います。7月に予定していた交流戦を取り消しするアクシデントはありましたが、そこから立て直して、状態はむしろ良かったです。このあとは馬の状態を確認して、このあとのことを検討します」と話していました。 ■ 21/07/10 小倉 インディアＴ 7月10日(土)小倉10R・インディアトロフィー(ダート1700ｍ)にハンデ53kg小崎騎手で出走、馬体重は前走から6kg増の474kgでした。五分のスタートから促していきましたが、中団後ろのポジションとなり、3〜4コーナーではさらに後ろの位置取りになりました。直線を迎えると内めからジワジワ追い上げたものの、最後は勝ち馬と2.1秒差の10着での入線でした。 レース後、村山調教師は「できれば先行したかったのですが、行き脚がもうひとつで徐々に後ろのポジションになってしまいました。最後はこの馬なりにジリジリと脚を使っていますが、時計も速い馬場で前も止まりませんでした。このあとはレース後の状態を見てから予定を決めていきます」と話していました。 ■ 21/05/09 中京 ２勝クラス 5月9日(日)中京12R・ダート1900ｍ戦に△泉谷騎手55kgで出走、馬体重は前走から4kg減の468kgでした。 ほとんど差のないスタートを切りましたがダッシュがつかず、最後方からの競馬となりました。道中は気合いをつけながらインコースを追走し、直線を迎えると外めに持ち出して前を追いました。しかし、その差は詰まらず、勝ち馬から5.3秒差の10着で入線しています。 レース後、東京競馬場でレースを見届けた村山調教師は「しまいは徐々に伸びてきそうな雰囲気でしたが、途中でブレーキをかけて寄れる場面があったそうです。レース後、臨場のスタッフから『上がりの歩様は特に問題さそう』との第一報が入ったものの、その後におこなわれたJRA獣医師の聴診で、心房細動を発症していたことがわかりました。このあとはひとまず栗東TCに連れて帰り、週明けに心電図による検査を受け、容態を確認したうえで今後の方針を検討します」と話していました。 ■ 21/04/03 阪神 ２勝クラス 4月3日(土)阪神12R・ダート1800ｍ戦に▲小沢騎手54kgで出走、馬体重は前走から6kg減の472kgでした。 差のないスタートを切りましたが、ダッシュがつかず中団を追走しました。道中は馬込みのなかで折り合いをつけて運び、直線コースではジリジリと脚を使いましたが、最後は勝ち馬から2.0秒差の10着で入線しています。 レース後、村山調教師は「ゲートを出たらできるだけ前につけてもらうつもりでしたが、行き脚がつかず後ろからの競馬になりました。減量騎手起用の効果もあって最後までバテずに脚を使っていましたが、距離はもう少しあった方がよさそうですね。続けて出走させたので、このあとは放牧先でひと息入れてから次のレースに臨むつもりで、長めの条件でレースを選択していこうと思います」と話していました。 ■ 21/03/20 中京 矢作川特別 3月20日(祝･土)中京12R･矢作川特別(ダート1800ｍ)にハンデ53kg鮫島良太騎手で出走、馬体重は前走から2kg増の478kgでした。 まずまずのスタートを切りましたが二の脚がつかず、後方を追走する展開でした。道中はインコースを立ち回り、勝負処で追い出しを開始しました。コースでは内を突いて上がっていこうとしましたが、最後は脚色が鈍って勝ち馬から1.5秒差の13着で入線しています。 レース後、村山調教師は「本当はコースでも追いたかったのですが、蹄を痛めやすく坂路中心の仕上げでした。道中は手応えよく運べていたようですが、追ってから伸び切れなかったとのことでした。まだ体の遣い方に改善の余地があり、これから良くしていきたいところです。週明けの状態を確認して問題がなければ、このまま続戦していきます」と話していました。 ■ 20/11/08 阪神 ２勝クラス 11月8日(日)阪神8R･ダート2000ｍ戦に▲泉谷騎手54kgで出走し、馬体重は476kg(-10)でした。 まずまずのスタートから、好位の4〜5番手で流れに乗りました。3コーナー付近から鞍上の手が動きはじめると勝負処では手応えがひと息となり、直線に入ってからも脚色は変わりませんでした。最後は勝ち馬から4秒差の12着で入線しています。 レース後、松田調教師は「競馬場までの輸送で気合いが乗り過ぎてしまい、想定よりも馬体重を落としての出走となりました。いつも促されて追走していますが、きょうは序盤から行きたがる面を見せていました。さらに最初のコーナーまでに外からのプレッシャーがきつく、ブリンカーの効果もあって余計に力んでいました。前半で体力を消耗したぶん、3〜4コーナーではやや伸び切ったような走りになってしまいました。また、きょうは前に行った馬が崩れたように、先行した本馬には展開も向きませんでした。不本意な結果となり申し訳ございません。このあとはひとまず減らした馬体の回復に努めたいと思います」とコメントしています。 ■ 20/07/11 函館 渡島特別 ７月11日(土)函館12Ｒ・渡島特別に57kg藤岡康騎手で出走、馬体重は486kg(+18)でした。スタート後に少し躓いてしまい、最後方で１コーナーを回りました。向こう正面から内目を押し上げていこうとしましたが押っつけながらの手応えで、４コーナーから直線にかけても馬群を突く形になりましたが、あと一歩の伸び切れませんでした。勝ち馬と１秒差の９着と敗れています。 松田国調教師からは「躓いて後ろからの競馬になりましたが、ペースが落ち着いてしまい苦しくなりました。ジョッキーも『このスローペースで外を回しては厳しい』と判断して内を上がっていったようですが、ごちゃついてややスムーズさを欠くところもありましたね。プラス18kgの馬体増でしたが見た目には太くはなく、成長分も含まれていたと思います。ただ、一度使ったことで次はもっと動けるでしょう。この後は中１週で７月25日(土)札幌・大倉山特別(ダート1700ｍ)へ向かう予定です」とのコメントがありました。 ■ 20/03/28 阪神 １勝クラス ３月28日(土)阪神８Ｒ・ダート1800ｍ戦に57kg浜中騎手で出走、馬体重は前走から４kg減の468kgでした。スムーズにゲートを出るとダッシュがついて３番手外めを追走しました。勝負処で鞍上の手が激しく動き、前を射程圏内に入れると、直線で先頭に立って後続の追撃を許さず１着でゴール、嬉しい２勝目を挙げています。勝ち時計は1.53.0、２着馬とは半馬身差でした。 レース後、松田調教師は「今回グリーンウッドから帰ってきてすごく良い状態で、予定を早めて使って結果的に正解でしたね。ブリンカーも利いていようで行きっぷりも良かったですし、強いて言うなら馬の後ろにつけて運んでいたら、もう少し楽に勝てたかもしれませんね」と話していました。 ■ 20/01/25 小倉 １勝クラス １月25日(土)小倉８Ｒ・ダート1700ｍ戦に56kg藤岡佑騎手で出走、馬体重は472kg(-6)でした。レースではスタート後一旦は前の位置を取りに行こうとしましたが、結果控えて後方の９番手につけました。勝負処３コーナーで馬群が詰まってくると外目を通って前との差を詰めにかかり、直線では馬場の半ばを通って一番の差し脚を見せて勝ち馬から0.4秒差の４着まで上がった所がゴールでした。 藤岡佑騎手は「返し馬の時に多少ハミ掛かりが不安定な気がしました。道中も手前をあまり替えなかったので無理せずに後ろから行きました。最後はしっかり反応して伸びてくれていますので、やはりこのクラスでは上位の能力があるのだと思います。」と話していました。 ■ 19/10/20 東京 １勝クラス 10月20日(日)東京６Ｒ・ダート2100ｍ戦に55kg戸崎騎手で出走、馬体重は478kg(+4)でした。まずまずのスタートを切ると、４〜５番手からの競馬となりました。３〜４コーナーから鞍上の手が動き始めましたが反応は今ひとつで、直線もやや伸びを欠いてしまい、勝ち馬と１秒差の５着でした。 戸崎騎手からは「勝負どころから早めに踏んでいったのですが、まだ緩さがある分モタついてしまいました。それでも最後はジリジリと脚を使っていますし、これから成長すればもっと走ってくると思います」とのコメントがありました。また、松田国調教師は「少し馬体には余裕があったかもしれません。レース後の状態をみて、この後のことを考えます」と話していました。 ■ 19/06/01 阪神 500万下 ６月１日(土)阪神７Ｒ・ダート2000ｍ戦に54kg和田騎手で出走、馬体重は474kg(＋６)でした。五分のスタートから鞍上が押して３〜４番手の内々を追走していきました。終始その位置取りをキープしており、直線でも内からじりじりと伸びてきましたが、勝ち馬から０秒３差の６着まででした。 和田騎手は「馬込みの中でレースをすると周りを気にして前に進んでいきませんでした。それでも最後は包まれながらも伸びてきていましたが、一瞬の抜け出す脚がありません。ただ、乗り味の良い馬なので、今後は後肢が入ってくれば楽しみな馬です」とレースを振り返っていました。 ■ 19/04/28 京都 未勝利 4月28日(日)京都２Ｒ・ダート1800ｍ戦に福永騎手56kgで出走、馬体重は468kg（+2）で2番人気でした。好スタートを切って先行争いに加わりましたが、控えて4番手の位置取りとなりました。その後の道中は前を行く3頭から離れた4番手を進んで、3コーナーで3番手に上がりました。そして直線半ばで先頭に立つと、ゴール前は本馬の内外から追い上げてきた2頭との競り合いになりましたが、最後まで抜かせずに１着でゴール、嬉しい初勝利を飾りました。ダート稍重の勝ち時計は1分54秒3、2着以下との着差はクビ、アタマでした。 見事勝利に導いた福永騎手からは「まだ動ききれないところがあって、本当に良くなるのはこれからですね。道中はなかなか進んでいかないところがあって、馬群の中でもまれる形になって気持ちの面でもフワフワしてしまい、4コーナーではやめようとする難しさも見せました。それでもあきらめないで追うと、またそこから盛り返してきて、最後はよく凌ぎきってくれました。もう少しトモがしっかりとしてきて、道中（手綱を）抱えることができれば、もっとレース運びが楽になると思います。まずは1つ勝てたので、このあとは成長を促すためにも放牧に出るのがいいと思います」と喜びのコメントがありました。 ■ 19/03/31 阪神 未勝利 ３月31日(日)阪神３Ｒ・ダート1800ｍ戦に福永騎手56kgで出走、馬体重は466（+4）kgで3番人気でした。スタートを決めてハナを主張し、逃げる展開に持ち込みました。道中は終始1馬身から半馬身のリードを保ったままで直線に入りましたが、残り100ｍの時点で交わされて、最後は勝ち馬と0秒3差の３着入線でした。 レース後、福永騎手は「前走で砂を被って嫌がるところがあって、きょうは枠も内めだったので、ハナへ行くか番手の競馬を考えていました。うまくハナに立つことができて、3コーナーまでは楽な手応えで、4コーナーで後続を突き放す作戦でしたが、促しても勝ち馬にびったりマークされてしまいました。最後までよく頑張ってはいましたが、あそこまででした。馬群の中だと突っ張って走るところがあるので、とりあえず1つ勝つにはハナか番手の競馬がいいと思います」とのコメントでした。 また松田国英調教師は「欲をいえば2着には入りたかったところですが、今回のようにうまく先手を取れれば勝たせられることがわかりました。様子をみながらこのまま続戦していきたいと考えています」と話していました。 ■ 19/02/24 阪神 未勝利 ２月24日(日)阪神３Ｒ・ダート1800ｍ戦に福永騎手56kgで出走、馬体重は増減なしの462kgでした。スタートは互角でしたが、中団グループの9番手前後を進む展開となり、向こう正面から鞍上が押しながらの追走となりました。それでも4コーナーでは外から差を詰めていくと、直線は少し脚を使って６着まで押し上げて入線しています。勝ち馬とは0秒9差でした。 レース後、福永騎手からは「スタートして前へ行ける手応えでしたが、馬のリズムに合わせてあの位置からの競馬になりました。テンの行きっぷりから楽に運べると思いましたが、砂を被ってからは顕著に嫌気が出てしまいました。松田国英厩舎の馬は砂を被っても問題ない馬が多いのですが、この馬は母譲りでキックバックを嫌がるところがあります。途中から砂を被らないよう外へ出していっても突っ張った走りで、最後の直線で追い出してからようやく脚を使ってくれました。現状では2〜3番手の競馬が合っていそうで、力を出し切れば勝つチャンスはくると思います」とのコメントがありました。 また、松田国英調教師は「直線だけの競馬になってしまいました。未勝利なら十分勝てると思うので、問題がなければこのまま続戦していきたいと考えています」と話していました。 ■ 19/02/02 京都 新馬 ２月２日(土)京都４R・ダート1800ｍ戦に56kg福永騎手で出走、馬体重は462kgでした。ゲートでタイミングが合わず出遅れてしまい、後方２番手からのレースとなりました。勝負どころでインコースを進み中団後ろまで押し上げたところで直線を迎えると、脚を使って伸びていきましたが道中の位置取りの差もあり、前には届かず勝ち馬から1.3秒差の６着でデビュー戦を終えています。 レース後、福永騎手は「ゲート内で鳴いて鳴いて幼さを出して出遅れてしまいました。コーナーごとに手前は替えてくれましたが、ハミをほとんど取らず直線だけの競馬でした。乗り味は良い馬ですので、レース慣れすれば変わってきそうです。今日は出遅れがすべてでした」とのコメントがあり、松田調教師は「この後は2/5（火）に一旦グリーンウッドトレーニングへ放牧に出します」と話していました。
