カドリーユ
美浦・奥平雅士 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(13/04/22)［美浦トレセン］２２日に歩様が芳しくなかったためにレントゲン検査を行ったところ右前トウ骨遠位端を骨折していることが判明しました。「日曜日のレースはもっといい結果を期待していただけに申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、使いつつ良化していきそうな手応えも感じていましたし、悲観はしていませんでした。権利がないため気性面を考慮して短期放牧に出し、２週間ほどで普通キャンターを問題なくこなせる状態になればすぐ戻して東京、新潟戦を考えていきたいと思っていたんです。それでまずはレース後の状態をしっかり見極めていこうとしていました。レース後はもちろんまったく問題なかったのでこの２〜３日で変わりないようならば段取りを組もうと思っていたところ今朝になって様子が変わっていました。朝馬房から出した際に歩様が芳しくなく、すぐに診療所の獣医に診てもらったところ、右の膝の部分であるトウ骨を骨折していることがわかりました。骨折の程度としては約半年の回復期間が必要だろうというものでした。まだ弱さがある中でしたから、開幕週のきれいな馬場を狙って前走後の調整もさせていただきましたし、大事に大事に育てるようにしていました。この馬は古馬になってからさらに良さが出てくると思っていましたし、成長の芽を摘まないように細心の注意を払いながら接してきました。日曜日の競馬場も生えそろった芝が雨の影響から湿って程よくソフトな馬場状態。硬すぎることはなかったので馬への負担はかかりにくいだろうと思っていたんです。血統的にはこういう馬場をこなして不思議ではないと期待していたくらいでした。それだけにこのようなことになるとは思ってもいませんでした。少しでもいい成績を出せるようにしていき、立派なお母さんとして血統を残していけるようにしたいと意気込んでいたのですが、このようなことになり会員の皆様のことを思うと悔しいですし、本当に申し訳ございません」（奥平師）将来を期待し、大事に成長させていこうと育ててまいりましたが、残念ながら前走のレースにて右膝を骨折するアクシデントに見舞われました。程度が軽ければ現役続行の線も考えたかったのですが、短く見積もっても完治には半年の期間を要する怪我ということで、未勝利期間内での復帰は難しい状況です。そのことから奥平雅士調教師と協議を行った結果、中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されています会員の方へは、追って書面をもってご案内いたします。 (13/04/18)［美浦トレセン］１７日は美浦坂路で追い切りました（５２秒６−３８秒１−２５秒３−１２秒６）。１８日は軽めの調整を行っています。「先週あたまに脚元の疲れが見られたので慎重に見極めていましたがやはり捻挫か何かによる一過性のものでした。水曜日、木曜日に速い時計を出すことはしませんでしたが、週末にはそれなりの時計を出せましたし、影響はそこまで感じさせません。今週の追い切りの動きとその後の状態に問題がなければ予定通り今週の競馬へ向かおうと思っていました。追い切りは水曜日に坂路で行っています。無理なく上がってきましたし、動きもまずまず。走りからも今週の競馬を考えても大丈夫だろうと思えました。その後の状態を今日まで見極めていましたが変わりないようでしたので、今週の競馬へ行きます。開幕週ですがこの条件はこの馬にとっていいですから、前走からさらなる前進を見せてくれればと思います」（奥平師）２１日の東京競馬（３歳未勝利・牝馬限定・芝１８００ｍ）に北村宏騎手で出走いたします。 (13/04/10)［美浦トレセン］１０日は軽めの調整を行いました。「先週の追い切り後も、翌日も変わらない様子を見せていましたし、今週、来週と負荷をかけて態勢を整えられればと思っていました。それで今週水曜日もしくは木曜日に速いところをやろうと考えていたところ、少しだけ右前脚を気にする素振りを見せました。チェックしてわかったものなのですが、球節の前っ面、部位でいえば第１指骨部分が少し張っていて屈曲するとやや気にする素振りを見せます。だからと言って歩様が乱れているであったり、熱感がひどいということはありません。今週に入ってからも元気が良かったのでミスステップから来る捻挫の可能性が高いようです。今のところ大事には至らないように見えますが念のため用心してみたいと思いますから週中の追い切りは控えるつもりです。週末に時計を出せれば、それと来週で態勢を整えられると思いますから来週の競馬を、そうでない場合は馬の状態に合わせて対応したいと思います」（奥平師）今のところ２１日の東京競馬（３歳未勝利・牝馬限定・芝１８００ｍ）に北村宏騎手で出走を予定しています。 (13/04/04)［美浦トレセン］３日は軽めの調整を行いました。４日は美浦坂路で追い切りました（５２秒４−３８秒２−２５秒３−１２秒６）。「先週帰厩してきて環境の変化に敏感にならないか用心して見ていましたが特に問題なさそうですね。順調に調教を開始できています。昨日まではじっくり動かすことにしていましたが、水曜日の調教は併走して長めのキャンター調整。その際、併走馬のほうに跨っていて横からカドリーユのことを見ていましたが、天栄で見たときの印象と同じく機敏な走りをしていましたし、好印象でしたね。そして今朝追い切りを課しています。先々ではコース追いなども取り入れていければと思っていますが、１本目は坂路でした。無理やり出すというよりは馬なりでしっかり動かせるようなイメージだったのですが、動きはよく楽に上がってきましたよ。順調ですね。東京の開幕週に組まれている牝馬限定戦という魅力的なレースがあり、そこを考えていけそうです。ジョッキーは今のところ北村宏司ジョッキーに打診しています」（奥平師）２１日の東京競馬（３歳未勝利・牝馬限定・芝１８００ｍ）に北村宏騎手で出走を予定しています。 (13/03/28)［美浦トレセン］２８日に美浦トレセンへ帰厩しました。「この中間に天栄へ行って馬に直接跨って確認してきたのですが、まだ完成されていない分は残るものの、機敏さが出ていていい印象を持つことができました。これなら東京開催を目標に帰厩させることもできそうと思ったため、今週のタイミングで帰厩させていただくことにしました。まずは明日からじっくり動かしていって体調をよく見つつ進めていきます」（奥平師） (13/03/27)［ＮＦ天栄］トレッドミルと周回コースでキャンター調整を行い、週２回は坂路でハロン１５〜１６秒のキャンター調整を取り入れています。「じっくり調整を進めてきましたが、いい意味で変わりなく来ることができています。一度使って動きがガラリ一変したとまでは言いませんが、変に苦しい面を出すわけではないですし、順調と言えると思いますよ。先日調教師が来場して自身で跨って確認されましたが好印象を抱いて帰られました。おそらく次開催あたりを目指していくでしょうから、近々の移動となってもいいように、こちらも接しています」（天栄担当者） (13/03/19)［ＮＦ天栄］トレッドミルと周回コースでキャンター調整を行い、週２回は坂路でハロン１５〜１６秒のキャンター調整を取り入れています。「疲れの出やすい面、またはテンション面やカイバの喰いなどの変化をよく見ながら調整を進めていますが、今のところいい意味で変わりはありませんし、順調に来ていると言っていいのではないでしょうか。調教も坂路で１５−１５を取り入れつつ負荷をかけていますし、悪くない流れの中で進めることができていると思いますよ。東京開催がメインの目標ですし、徐々に移動のことも検討していけるようにしたいですね」（天栄担当者） (13/03/12)［ＮＦ天栄］トレッドミルと周回コースでキャンター調整を行い、週２回は坂路でハロン１５〜１６秒のキャンター調整を取り入れています。「球節、背腰と負担のかかりやすい箇所のケアを入念に行いながらじわじわと調整を進めています。この中間から少しだけステップアップして週に２回の頻度で坂路にて動かすようにもしていますよ。まだ乗り込みがほしいところですが、この調子でペースアップを図っていき、次の競馬へとつなげていきたいですね」（天栄担当者） (13/03/05)［ＮＦ天栄］トレッドミルと周回コースでキャンター調整を行っています。「様子を見ながらじわじわと動かしてきていますが、右前脚の球節部分の疲れも今はそれほど感じさせることはありませんし、比較的順調に調教を行うことができていると思いますよ。現在は、騎乗調教を行う際は馬場を基調にしていて、今朝は終い重点で伸ばしています。時計でいえば終いでハロン１６〜１７秒くらいでしょうか。東京開催あたりが目標となりますし、今後も少しずつ乗っていければと思っています」（天栄担当者） (13/02/26)［ＮＦ天栄］トレッドミルと周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「帰ってきて最初の頃はマシン運動のみにしていますがその後から少しずつ動かし出しました。ただ、乗り出し当初に右前脚の球節に少しだけ疲れを感じさせていたので気を付けながら動かすようにしています。今ではそこまで気にならないですが腰に疲れが目立っていたように芯がしっかりし切れていなくて負担がかかりやすい部分もあるでしょうから、しっかりケアしながら進めていきたいと思います。馬体重は４５９キロです」（天栄担当者） (13/02/19)［ＮＦ天栄］ウォーキングマシン調整を行っています。「先週こちらに帰ってきて様子を見てきました。腰回りを中心に疲れを感じさせる状態ではあるのでまずはそこのケアを重点的に行っています。可能ならば広いコースでの競馬を再度考えたいという調教師のリクエストもありましたので、リフレッシュに主眼を置いてじっくり調整を進めていければと考えていますよ」（天栄担当者） (13/02/15)［ＮＦ天栄］１５日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (13/02/14)［美浦トレセン］１３日、１４日は軽めの調整を行いました。「先週はこの馬の良さが垣間見られたレースでしたし、今後が楽しみになりましたね。年を重ねて良くなりそうな印象を持っていただけに現在の状態であの走りを見せてくれたことは大きかったです。レース後の様子を見ているところですが、今朝直接跨ってみたところ左の腰にちょっと疲れを感じさせましたね。あと、月曜日から水曜日まで運動だけにしていたこともあってか体がやや緩んで少しゴトゴトした歩様にも感じました。ただ、そこに関しては疲れを取って適度に動かしていけば解消するものでしょうし、それほど問題ではないと思います。気になる点と言えば腰の疲れ以外でカイバの食いがひと息なことですね。北海道の育成主任とも報告がてら話をしたのですが、強い負荷がかかるとカイバに影響が見られるようで北海道の頃もそういった面があったようですよ。未完成な馬でもありますし、間を取りながら使っていかなければいけないと思っていましたが、こういった面を見てもしっかりケアの期間を設けながら実戦へ向かっていかなければいけませんね。いったん放牧に出させていただきますし、今後のことに関しては現地での様子を見ながら改めて考えていきます」（奥平師）１５日にＮＦ天栄へ放牧に出る予定です。 (13/02/07)［美浦トレセン］６日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５８秒２−４３秒０−１４秒０）。７日は軽めの調整を行いました。「まさかのダブル除外で予定が後ろだおしになってしまいましたからコンディションを維持することをメインに調教するようにしています。先週、先々週ある程度負荷をかけているので今週は整えるだけで十分かなと思い、やりすぎないようにゆったりと動かす追い切りに終始しました。ペースは遅かったのですが、コース追いを開始してからトータルで見ても今週は特に良く感じましたね。直前にゲートなどを確認したいと思いますが、除外が続いても状態面に不安はありませんし問題なく今週の競馬へ向えますね」（奥平師）１０日の東京競馬（３歳新馬・芝１６００ｍ）に嶋田騎手で出走いたします。 (13/01/31)［美浦トレセン］「水曜日に出た想定表の予定頭数を見るとそこまで多くはなかったですから大丈夫かなと思っていましたが、フルゲートが１４頭のコースですからね。最初の５頭枠の抽選に外れ、その後の権利持ち同士の抽選でも外れてしまいました。同じようにダブル除外になってしまった馬がもう１頭いましたが、ちょっとビックリですね。ただ、目一杯に仕上げているわけではありませんから、体調面に大きな影響はないはずですし、よく確認してケアしながら調整を進めていきます。ゲートでの駐立の確認なども行いながら来週の競馬に向けて準備していきます」（奥平師）２月２日の東京競馬（３歳新馬・芝２０００ｍ）に出馬投票を行いましたが、非当選除外となりました。２月１０日の東京競馬（３歳新馬・芝１６００ｍ）に嶋田騎手で出走を予定しています。 (13/01/30)［美浦トレセン］３０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８５秒１−６９秒５−５４秒９−４０秒６−１３秒２）。「先週は除外になってしまいましたが、そのことも念頭に置いての調整でしたからね。まったく問題ありませんよ。先週のコースでの追い切りがとてもいい印象を受け、跨った嶋田くんも“素直でとても乗りやすい馬”と口にしていたんです。そんな中でもだいぶ気持ちが入ってきて少し元気のいいところも見せ始めていますから注意しながら調整しています。今朝はスタッフが跨ってダートコースでじっくり動かした後にウッドチップコースへ。パートナーを見ながら進み、最後に伸ばすような追い切りでしたが、悪くありませんでしたね。まだしっかりと体を使えるというところまでではないものの、現段階での初戦へ向かう態勢は整ったと思いますよ。体は４６０〜４７０キロくらいなのですが、骨格からすると本来はもう少しあってもいいかなと思える馬。よく見ると牝馬らしいと言えばそれまでなのですが、薄手の馬で幅はそこまでないからこのくらいになるのでしょうね。体つきや背中の感触からも最初からというよりは先々でいいと思えるタイプですから、もちろん期待をしていますが、大事に競馬をして将来につながる走りを見せてほしいと思っています」（奥平師）２月２日の東京競馬（３歳新馬・芝２０００ｍ）に嶋田騎手で出走を予定しています。 (13/01/24)［美浦トレセン］２３日は軽めの調整を行いました。２４日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７１秒７−５６秒４−４１秒５−１２秒９）。「先週は状況をよく考えて金曜日に時計を出しました。引き続き坂路で動かし、だいたい５５−４０ほどの時計で程よい負荷をかけたところです。その後はじっくり乗る日に充てて今朝再び追い切りを課すことにしました。これまでは坂路を主体に乗ってきましたが、実戦を想定する意味でも今朝はコース追いにしました。同じ３歳馬で新馬戦５着に来た馬とウッドチップで併せたのですが、ダメージを残さないように、でも適度な負荷をかけるように終い重点で動かしています。前半はゆったり進めて向こう正面から徐々にペースアップ。最後にどれだけ頑張れるかと思っていたのですが、相手が帰厩後１本目だったとはいえ既走馬相手に優勢の脚色で駆けていました。ゆったりとしたペースだったから大きなことは言えませんが、コース追いで良さを見せてくれていることは悪くないでしょう。ただ、基本的には緩さがあり未完成な部分が目立つ馬。最初のうちは成長を阻害しないよう慎重に育てていきたいと思っている馬なので、意図もしっかり理解でき、なおかつ２キロ減の利点ももらえる嶋田純次くんにお願いしたんです。それで稽古にも乗ってもらい、追い切り後も角馬場でこの馬の特徴と現在の状態をよく確認してもらうこともしました。先週の状況からほぼ５頭枠を争う抽選だなと思っていたところ、やはり除外になりました。想定済みなので来週の競馬に向けて引き続き調整していきます」（奥平師）２７日の東京競馬（３歳新馬・芝１８００ｍ）へ出馬投票しましたが非当選除外となりました。このあとは２日の東京競馬（３歳新馬・芝２０００ｍ）に嶋田騎手で出走を予定しています。 (13/01/16)［美浦トレセン］１６日は軽めの調整を行いました。「先週の追い切り後も順調に来ていますよ。現状は体の緩さがありますし、ビッシリ強い負荷をかけて鍛えていくというのではなく体が伸びきった走りにならないように注意しながら乗っていき、力を付けていけるような接し方をするようにしています。今朝は全休日明けなので大き目をじっくり乗っているところです。速いところを行うタイミングはまだ決めていませんが、おそらく明日は追い切る馬が多くて混み合う恐れがあるでしょうから、今のところは金曜日から週末くらいのタイミングでじっくり乗って来週に備えるような形を取ろうと思っています。いきなりからというタイプではないかもしれませんが、期待の血統ですし、先々を見据えながら育てていきたいですね」（奥平師）２７日の東京競馬（３歳新馬・芝１８００ｍ）に出走を予定しています。 (13/01/10)［美浦トレセン］９日は軽めの調整を行いました。１０日は美浦坂路コースで追い切りました（５５秒５−４０秒６−２６秒６−１３秒２）。「先週末に少し時計を出して再び今週の追い切りに備えていました。水曜日に私が直接跨って普通キャンターの調教を行ったのですが、跨った瞬間からいいものは持っているけれど現状は大味かなという印象を抱きました。こういう表現だけだと誤解を招くかもしれませんが、まだ前と後ろのかみ合いがもうひとつしっかりし切れていなくて、いわゆるトモに力が付き切っていないタイプのように感じです。ハミに頼ってしまうところがあるのでしょう。ここで無理やり走らせようとガシガシやると体が伸びきって走ってしまうようになるので、その点を注意しなければいけないと思いました。一生懸命に走ろうという前向きさもあるのでうまく育てていきたいですよね。そのことを踏まえて今朝の追い切りをかけました。基本的には無理をしないようにしつつ、複数頭で併せて競馬を意識しながら負荷をかける指示内容。朝一番で坂路へ入り、３頭併せ。先行して一番外々をじっくり走って大体５５−４０くらいと理想的な時計で動いてきましたし、悪くはありません。乗り手もしっかり抱えて体を少しでも使えるように乗ってくれていましたし、狙い通りの稽古ができていたと思いますよ。急かす競馬は良くないかなという気もしますから、少し距離があり、コース形態的にも理想的かと思える芝１８００ｍあたりでのデビューを検討しようかと思っています」（奥平師）今のところ２７日の東京競馬（３歳新馬・芝１８００ｍ）に出走を予定しています。 (13/01/04)［美浦トレセン］３日は美浦南Ｐコースで１５−１５を行いました（６１秒４−４５秒９−１４秒８）。４日は軽めの調整を行いました。「年末に入れさせていただきましたが、大きな問題もなく順調に調整を開始できています。初入厩時には馬を気にするようなところがあったので天栄でも注意して見てもらっていましたが問題はないという報告をもらっていました。いちおうこちらでも改めて確認しているのですが、大丈夫そうでしたね。敢えて馬をくっつけに行ってみたりもしたのですが、それで変な反応を見せることもしませんでしたし、課題は解消されているのでしょう。現在は少しずつ進めるようにしているところです。昨日はポリトラックコースに入れて大き目をじっくり乗りました。当初の予定では今朝少し速いところに行ってもいいかなとも考えていたのですが、変則日程ですし、無理に出すのではなく週末からにしようかなと考えています。まだ具体的なことは決めていませんが、楽しみな馬なので焦らず大事に見ていきたいですね」（奥平師） (12/12/20)［美浦トレセン］２０日に美浦トレセンへ帰厩しました。「天栄でじっくり乗り込んでもらいましたが、ここ最近の雰囲気は悪くないということでした。まだ良化の余地を残していると思いますが、いいタイミングで入れてあげたいとも思っていたので、検疫がいちばん混み合う年末年始ではなく今週の検疫で迎え入れることにしました。ゲート試験は受かっている馬ですし、まず数日は様子を見ながら動かしていき、徐々に負荷をかけていければと思っています。よろしくお願いします」（奥平師） (12/12/18)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回はハロン１５〜１６秒のキャンター調整を行っています。「順調ですね。良化の余地を残しているのは確かですがこちらでできることはある程度行ってきましたし、そろそろ帰厩となっても大丈夫だろうなと思えるほどになってきました。検疫次第になるのですが早ければ今週かそれ以降くらいの近いタイミングで帰厩を考えたいと調教師からも言われていますし、体調をしっかり整えていけるように調整していきます。馬体重は４６８キロです」（天栄担当者） (12/12/11)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回はハロン１５〜１６秒のキャンター調整を行っています。「引き続き１５−１５近くのキャンターも行いながらじっくりと乗り込みを重ねています。ひと頃に比べれば少しずつ体力もついてきたように感じますし、そろそろ具体的なことを詰めていってもいいかなという気はしています。とは言ってもまだ良化途上中ですから、最終的な判断は調教師と相談してから決めることになると思います」（天栄担当者） (12/12/04)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回はハロン１５〜１６秒のキャンター調整を行っています。「じっくり乗り込んできていますが、初めてこちらに来たときよりはいくらか体力もついてきたかなという印象は受けます。体のラインなどを見ているともっとしっかりさせていければ理想的と思えますが、少しずついいほうへ変わってきているのは確かだと思いますよ。もう少しの間はこちらで乗っていくことになるでしょうが、１月の中山か２月の東京開催を行っているくらいの時期にデビューを考えられるようになってくれるかもしれませんね」（天栄担当者） (12/11/27)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回はハロン１５〜１６秒のキャンター調整を行っています。「継続して普通キャンターであったり、１５−１５に近いところを乗るなどして負荷をかけていますが、ガクッと来ることもなく日々の調教をこなしてくれています。体つきなどを見るともっとしっかりとしてほしいなと思える面はありますが、初めてこちらに来たときよりはもちろんいいですし、この調子で体力をつけていって年明けくらいのデビューを考えていけるようにしたいですね。馬体重は４６９キロです」（天栄担当者） (12/11/20)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回はハロン１５〜１６秒のキャンター調整を行っています。「順調ですね。まだ非力な面もありますし、しっかりさせたいという気持ちが強い状態なのですぐにどうこうという話をできるわけではないのですが、日々の調教をコンスタントに消化できているので、経過としては悪くないと思います。他馬を気にするようなところも課題点としてありましたが、その後の様子を見ていても極端に馬添いが悪いということもないですよ」（天栄担当者） (12/11/13)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回はハロン１５〜１６秒のキャンター調整を行っています。「引き続き日によっては１５−１６ほどのペースの調教も課しながら乗り込んでいますが、大きな変化はないですね。まだ体力的にも物足りない印象で、現時点では年内のデビューを目指すのはちょっと時間が足りないかもしれないなという感じがしています。このあともじっくり乗り込み、よりいい状態でトレセンへ戻し、競馬へ向かっていけるようにしたいですね」（天栄担当者） (12/11/06)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回はハロン１５〜１６秒のキャンター調整を行っています。「今週も引き続きハロン１５〜１６秒程度のキャンターも織り交ぜつつじっくり乗り込んでいます。まだ体力面など強化させたい気持ちもありますが、比較的順調に乗れているのは間違いないですよ。まだ具体的な話をしていくところまでには至ってませんが、年内の競馬を目指せればより理想的かなと思っているところです」（天栄担当者） (12/10/30)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回はハロン１５〜１６秒のキャンター調整を行っています。「馬添いなどは多少敏感なところこそありますが悪いというほどではありませんし、比較的順調に乗り込めていると言えると思います。体力的にもう少ししっかりできればという想いでじっくり乗り込んでいますが、雰囲気はまずまずです。目標は中山あたりと思っているのでもう少し鍛錬していきたいですが、今週に入ってから４ハロンほどハロンペースで１５〜１６秒くらいのキャンターも行うようになっていますよ。馬体重は４７２キロです」（天栄担当者） (12/10/23)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「今週もコースに入れてじっくり動かすメニューを行っています。まだ全体を通してしっかりと速いところを乗っているわけではありませんが、徐々に終い３ハロンだけでも負荷をかけていこうかなと考えているところです。まだすぐに競馬という感じではないのですが、年末年始くらいの競馬を考えていければ理想的ですね」（天栄担当者） (12/10/16)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「先週に続いて馬場にてじっくり動かしています。トレセンでは馬を怖がるような面を見せるとのことでしたので、こちらでもチェックしていますが、まわりの動きを気にするところがあるけれど、極端な癖を見せるほどではありませんから大丈夫だと思いますよ」（天栄担当者） (12/10/09)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「先週こちらへ帰ってきて様子を見ながら調整を行っています。最初はゲートの疲れ具合を見極めていましたが、脚元を含めて大きなダメージはなさそうでしたので、少しずつ進めています。現在は普通キャンターくらいを乗っていますが、力を養っていけるようにしたいですね。また、精神的な課題も見せていたようなので、そのことも頭に入れつつ乗っていきたいと思っています」（天栄担当者） (12/10/03)［ＮＦ天栄］３日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週の金曜日に無事ゲートをクリアできましたので、そのあともゆとりを持たせてケアと様子見を行ってきました。大きなダメージこそ見られませんでしたから軽く動かしてみたところどうも怖がりな一面を持っていますね。ゲートの音に対しても敏感になっていましたが、他馬と横並びになった時に逃げようとします。馬の後ろに入るのは大丈夫なんですけれどね。また、カイバは食べてはいるもののしっかりとした体つきまでにはなっていませんし、体力も養っていかなければいけない状態なんだと思うんです。そのことを踏まえるとやはり無理はできませんから、体力づくりを行うためにも本日いったん天栄へ放牧に出させていただきました」（奥平師） (12/09/28)［美浦トレセン］２８日にゲート試験を受けて見事一発合格しました。「昨日までの練習状況は大きな癖こそ見せないものの、まだ自信を持ってというレベルではありませんでした。ただ、出が早くないだけでしたので、練習がてら受けてうまく受かればと思いましたので、さっそく今朝受けてみることにしました。今朝も相変わらず出は速くなく、トモの緩さもあって出てからもフラフラする走りを見せていましたが、大目に見てもらって合格をもらうことができました。ギリギリだったでしょうが、合格は合格ですし、馬の負担を少なくしてあげられたことは何より嬉しいことですから、良かったです。このあとですが、数日はじっくり様子を見ていきたいと思います。ただ、現状でこれからさらに負荷をかけることは心身を追い込むことになりかねませんから、基本的には無理をせずいったんリセットさせたい考えを持っています」（奥平師） (12/09/27)［美浦トレセン］２６、２７日はゲート練習中心のメニューを行いました。「精神面の変化に気を配りつつ調整を進めていますが、馬房や洗い場は落ち着いているし、普段はそこまで扱いづらいようなことはないんですよ。ただ、馬場に行くとクッとスイッチが入るところがあるので、大事に接してあげなければいけないと思っているんです。ゲートに関しては引き続き練習をしていて悪くはありませんが、まだトモを中心に力がつき切っていないこともあって速いダッシュをするわけではありませんね。できるだけ負担を最小限にして最初の課題をクリアさせたいので練習のつもりで受けていくことも考えるかもしれませんが、あくまでも体調を見つつ判断していきます」（奥平師） (12/09/20)［美浦トレセン］１９日、２０日はゲート練習中心のメニューを行いました。「今週は変則開催の兼ね合いでトレセンも月曜日は動いていて調教ができる状況下でした。次はすぐ休みになるのは避けてあげたいなと思っていたのですが、検疫も確保しやすい日でしたし、そういった状況も加味した結果、日曜日の検疫で入厩させていただきました。体の張りなどはまだこれからという状況ではありますが、輸送によるものでもあるでしょう。体もいい意味で立派になっていて乗り込まれてきたことがわかる格好でもありましたから、先々の成長にしっかりとつなげていけるように大事に接していきたいと思っています。環境が変わったことが繊細にさせているのか全休日明けの昨日は馬が大勢いるときに立ち上がる格好を見せていましたし、気性的なことを考えると上手くオンオフをつけながら対応していかなければいけないタイプかなとも思えましたね。現在の調教状況はゲート練習中心です。中での行儀はそれほど悪くないので、さっそく音ありのゲートで出すことまでやっています。最初は音にビックリするような素振りも見せていましたが、３頭で一緒に練習していて他２頭にしっかりとついていこうとしているので、このまま練習を続けていって自分からしっかりと出れるようになれば数週間のうちにはメドが立てられそうな気がしますね」（奥平師） (12/09/16)［美浦トレセン］１６日に美浦トレセン・奥平雅士厩舎へ入厩しました。 (12/09/11)［ＮＦ天栄］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「移動後、環境の変化に対して極端に敏感になることはありませんし、問題なく乗り出せています。今はミニトラックを用いて軽めに動かしているところで、体つきなどはまだまだかなと思える状態ですね。ただ、いろいろ経験を積みながら成長を促すことも考えてあげたいですし、調教師と相談しながら今後の予定を決めていければと思っています」（天栄担当者） (12/09/04)［ＮＦ天栄］４日にＮＦ天栄へ移動しました。移動までは周回ダートコースでダクを５００ｍとハロン２４秒のキャンター２０００ｍを行い、週２回は屋内坂路コースでハロン１７秒のキャンター２本を取り入れていました。「まだそれほど速いペースで乗っている訳ではありませんし、競馬に向かって行くにはもう少し乗っていく必要はありますが、状態面に問題がないことから天栄へ移動することになりました。初めての長距離輸送になりますし、まずは体調の変動をしっかりと見極めながら進めていくことになると思います」（空港担当者） (12/08/27)［ＮＦ空港］この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回ダートコースでのスローキャンター調整を中心に、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１７秒で２本元気に駆け上がっています。継続して負荷をかけていますが、ここまで堪える様子はありません。血統的にも焦る必要はありませんし、今後も更なる良化を促すように、じっくりと乗り込みを重ねていきたいと考えています。 (12/08/15)［ＮＦ空港］馬体重：474kg　４００ｍ周回ダートコースでのスローキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１７秒で２本元気に駆け上がっています。調教ペースや坂路コース登坂回数などの負荷を強めていますが、疲れを見せることはありません。坂路での走りにも安定感が出てきており、着実に良化しています。また前向きさも徐々に出てきており、手ごたえにも余裕があるのは良い傾向です。じっくり進めてきたことでここまでしっかりとした良化を見せています。 (12/07/31)［ＮＦ空港］この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回ダートコースでのスローキャンター調整を中心に、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１７〜１８秒で１本元気に駆け上がっています。しっかり乗り込めていることで徐々にですが、状態面には良化が見られます。元々は乗り味の良いキャンターを見せていましたので、乗り込みを継続していけば体をしっかり使った走りもできるでしょうし、それほど心配は要りません。 (12/07/13)［ＮＦ空港］馬体重：481kg　現在は４００ｍ周回ダートコースでのスローキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっています。先月から坂路コース登坂回数を増やしていますが、疲れを見せることはありません。ただ調教の動きを見るとまだ体全体を存分に使い切れていない印象で、トモの力強さも不足しています。今後は継続した坂路コースでの調教を行うことで全体的な良化を促していきます。 (12/06/29)［ＮＦ空港］この中間も順調に調教を積んでいます。１０００ｍ周回ダートコースでのスローキャンター２周の調整メニューを中心に、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっています。動きが良化してきたことと併行するようにカイバ喰いも本馬なりに安定してきており、毛ヅヤにも良化が見られるようになってきました。調子は上昇傾向にあり、更なる上積みが見込めることでしょう。今後も馬の体調面に合わせながら、じっくりと調整を進めていきます。 (12/06/15)［ＮＦ空港］馬体重：468kg　現在は４００ｍ周回ダートコースでスローキャンター調整を中心に、週１回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっています。先月まではなかなか良化が見られませんでしたが、ここにきて動き自体は以前のいい頃の状態に戻ってきた印象を受けます。坂路コースでの調教も無事に再開することができましたので、今後も様子を見ながらじっくり良化を促していきます。 (12/05/31)［ＮＦ空港］現在はロンギ場での調整を経て、１０００ｍ周回ダートコースをスローキャンターで２周しています。若干ではありますが調教ペースを上げており、引き続き騎乗運動を継続して行えています。本来であれば気温が暖かくなることと併行するように毛ヅヤも良くなってくるものですが、なかなか良化が見られず、カイバ喰いも不安定な状況です。今後も体調面の状態をよく確認しながら焦らず慎重に調教ペースを上げていく予定です。 (12/05/15)［ＮＦ空港］馬体重：456kg　この中間はトレッドミルでの運動で様子を見ていましたが、馬体の成長もだいぶ落ち着いてきましたので、騎乗運動を再開しました。現在はロンギ場での調整を経て、４００ｍ周回コースをスローキャンターで３周しています。歩様の硬さもだいぶ取れていますが、しばらくはブランク分を補う体力強化のためにフラットコースでしっかりと乗り込んでいきたいと思います。 (12/05/01)［ＮＦ空港］この中間からトレッドミルでの調整を再開しています。現在はトレッドミルにてダクを５分のメニューをこなしています。また、ウォーキングマシンでの調整も併用して進めています。ここにきて調整負荷を強めていますが、期待の高い馬でもありますので、焦ることはせずじっくりと進めていきます。依然として運動量自体は抑えていますが、気性面でうるさくなることもなく落ち着いています。 (12/04/16)［ＮＦ空港］馬体重：468kg　引き続きこの中間もウォーキングマシンでの運動で様子を見ています。背腰の状態には良化が少しずつ見られたので騎乗運動の再開を検討していましたが、馬体の成長が現在も続いている状況です。前肢に負担のかかりやすい状態ですので、もうしばらくはウォーキングマシン運動で調整していきます。今後は状態を見ながらトレッドミルでの運動も徐々に取り入れていく予定です。半兄コールトゥバトルは先日行われたバリサックスステークス(愛Ｇ�V・芝２０００ｍ)で２着に入線しました。過去の優勝馬にはガリレオやハイシャパラルなどが名を連ね、またこのレースで２着となったシンダーは秋には凱旋門賞を制覇する名馬へと成長している出世レースです。ますますこの血統から目が離せなくなったのは言うまでもないでしょう。 (12/03/30)［ＮＦ空港］この中間も背腰の疲労回復を主眼においてウォーキングマシンでの調整で様子を見ています。引き続き、背腰にはショックウェーブ治療を施すことで回復を促しています。順調に回復していることは見て取れますが、今後も無理はせず馬体の成長を慎重に見極めながら騎乗運動再開の時期を探っていきます。 (12/03/15)［ＮＦ空港］馬体重：469kg　様子を見る意味でトレッドミルでのダクを行っていましたが、この中間の動きを見る限りでは、本調子とは言えない感じです。背腰にも疲労が溜まってきたように見受けられるので、現在はウォーキングマシンでの調整で様子を見ています。楽をさせることで調子を上向かせていきますが、併行して背腰にはショックウェーブ治療を施して、疲労回復を促しています。 (12/02/29)［ＮＦ空港］これまでは馬体の成長を見ながら１０００ｍ周回ダートコースを２周半のスローキャンター調整を行ってきましたが、右トモに疲れが見られるようになりました。体の成長は徐々に落ち着いてきましたが、まだいくらか前捌きに硬さが残るなど、大きな負荷をかける時期ではないと判断し、現在は様子を見る意味でトレッドミルでのダク調整を行っています。騎乗運動を行っていた時は気持ちの入った、いい意味で前向きなキャンターを見せてくれていただけに乗り進めたい気持ちは山々ですが、先々のことを考えるとここで一服入れることは良い方に導けると考え、しばらくは馬体のケアにあたっていきます。 (12/02/15)［ＮＦ空港］馬体重：454kg　馬体の成長期で脚元への負担を考慮して坂路での調教を控えています。現在は１０００ｍ周回ダートコースをスローキャンターで２周半しています。ここにきて馬体の成長も落ち着いてきているので、近々坂路での調教も再開できそうです。気性面でも落ち着きが出てきており、カイバ喰いも少しずつですが安定してきています。 (12/01/31)［ＮＦ空港］馬体の成長期に入り、脚元への負担がかかりやすい状態になっていますので、この中間は坂路コースでの調教を控えています。現在は１０００ｍ周回ダートコースをスローキャンターで２周半しています。砂の深いダートコースでもしっかりした脚取りで駆けており、着実に全体的にパワーアップしているのがハッキリわかる状態です。 (12/01/13)［ＮＦ空港］馬体重：438kg　年末年始は順調に調整をこなしていました。先月に引き続き、ロンギ場でのフラットワークを中心に、週３日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっています。坂路コースでの調教も回数をこなすうちに、物見をすることもなく安定したリズムで走れるようになっており、充実したトレーニングを積めているようです。 (11/12/22)［ＮＦ空港］馬体重：430kg　現在はロンギ場でのフラットワークを中心に、週３日は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒で１本元気に駆け上がっています。相変わらず調教での手ごたえは抜群で、ハロン１８秒のペースでは物足りないと言わんばかりです。ただカイバ喰いが安定しないところがありますので、今後も無理をさせることはしないでじっくりと調整を進めていきます。 (11/11/30)［ＮＦ空港］馬体重：434kg　先月に引き続き、ロンギ場でフラットワークをこなしており、９００ｍ屋内坂路を馴らし程度に駆け上がっています。変わらず身のこなしが柔らかく、乗り味は抜群です。また乗り込みを継続してきたことで、体力も徐々に付いてきており、脚取りもしっかりしてきました。少しテンションが高くなりやすいので、精神面の成長も促しながら進めていきます。６月に行われた仏ダービーでは本馬と同じDalakhani×Sadler's Wellsの配合であるリライアブルマンが優勝。本馬にもクラシックディスタンスを意識できる活躍が期待できるでしょう。 (11/10/31)［ＮＦ空港］馬体重：422kg　すぐに環境の変化に順応してくれたように、堂々とした気性の持ち主です。スムーズに騎乗馴致を終えており、現在はロンギ場でのフラットワークをこなしています。馬体面ではまだ線の細さを感じさせますが、バランスの取れた好馬体を維持しています。乗り味も柔らかく、気性面でもメリハリの利いた気性ですので、機敏に動いてくれます。 (11/09/30)［ＮＦ空港］馬体重：426kg　現在はトレッドミルとウォーキングマシンでの運動を併用してこなしています。この血統を見て欧州仕様と思われる方は今すぐ思い直した方がいいかもしれません。日本で錚々たるＧ１馬を多く輩出してきた華麗なる一族の出身です。東京２４００ｍ戦の鬼ともいうべきこの馬の血統背景は、まさに馬場が合うや合わないというレベルの問題ではなく、間違いなく新たな歴史のページを開いてくれる１頭となるでしょう。 (11/09/01)［ＮＦ空港］馬体重：432kg　体高：156.5cm　胸囲：175.0cm　管囲：19.5cm

■ 募集カタログコメント／１１年募集

バレークイーン、ポインテッドパス、ピンクタートル、そして本年のオークス馬を輩出のエリンバード。これら全て本馬の7代母と同じサニーガルフから派生する本邦のクラシックホースの母になります。本馬はその豪華な一族の名に恥じぬ好馬体を持ち、人の心を惹きつけるほどの気品もまたサニーガルフ牝系出身であることの証であり、新たな大物誕生の予感に胸騒ぎを覚えます。もし血統表を見て重たいと感じるのであれば、冒頭の名牝たちの周辺を紐解いてみてください。調べれば調べるほど深みのある血統にいつしか虜になっているはずです。

ダンスザクラシックスの１０
牝馬・黒鹿・２０１０年４月１日生れ（美浦・奥平雅士）
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファームYearling 　全４００口●総額２，４００万円
馬名：カドリーユ
英名：Quadrille（仏語）
由来：18〜19世紀にフランスを中心に流行した舞曲。 母名より連想。

ダラカニ Dalakhani 2000 芦毛	ダルシャーン Darshaan 1981 黒鹿	Shirley Heights	Mill Reef
			Hardiemma
		Delsy	Abdos
			Kelty
	ダルタワ Daltawa 1989 芦毛	Miswaki	Mr. Prospector
			Hopespringseternal
		Damana	*クリスタルパレス
			Denia
Dance the Classics *ダンスザクラシックス 2004 鹿毛	サドラーズウェルズ Sadler's Wells 1981 鹿毛	Northern Dancer	Nearctic
			Natalma
		Fairy Bridge	Bold Reason
			Special
	ヘッドインザクラウズ Head in the Clouds 1998 鹿毛	Rainbow Quest	Blushing Groom
			I Will Follow
		Ballerina	*ダンシングブレーヴ
			Dancing Shadow

母： *ダンスザクラシックスDance the Classicsは愛国産，英１勝。産駒 　　コールトゥバトルCall to Battle（09 牡King’s Best）未出走 ２代母： ヘッドインザクラウズHead in the Cloudsは英２勝，プリンセスロイヤルＳ-Ｇ�V， 　　　　　　　　　セントサイモンＳ-Ｇ�V２着，仏入着，ポモーヌ賞-Ｇ�U２着。産駒 　　ロージズフォーザレイディRoses for the Lady：英２勝，VintageCrop S-L，愛オークス-Ｇ�T２着， 　　　　　　　　　Finale S-L２着，カラーＣ-Ｇ�V３着，Ballycullen S-L３着，Cheshire Oaks-L３着 ３代母： バレリーナBallerinaは英１勝。産駒 　　ミレナリーMillenary：全欧チャンピオンステイヤー，英12勝，英セントレジャー-Ｇ�T， 　　｜　　　　ジョッキークラブＳ-Ｇ�U，同２着（２回），プリンセスオブウェールズＳ-Ｇ�U（２回）， 　　｜　　　　ヨークシャーＣ-Ｇ�U，ドンカスターＣ-Ｇ�U（２回），ロンズデイルＣ-Ｇ�U， 　　｜　　　　チェスターヴァーズ-Ｇ�V，ゴードンＳ-Ｇ�V，ジョッキークラブＣ-Ｇ�V， 　　｜　　　　愛セントレジャー-Ｇ�T２着，ジェフリーフリアＳ-Ｇ�U２着，コロネーションＣ-Ｇ�T３着， 　　｜　　　　仏独入着，ジャンドショードネイ賞-Ｇ�U２着， 　　｜　　　　クレディスイスプライヴェイトバンキングポカル-Ｇ�T３着。種牡馬 　　レットザライオンロアーLet the Lion Roar：英２勝，グレイトヴォルティジュールＳ-Ｇ�U２着， 　　｜　　　　英ダービー-Ｇ�T３着，ダンテＳ-Ｇ�U３着 　　キングインウェイティングKing in Waiting：英２勝，ガリニュールＳ-Ｇ�V３着， 　　｜　　　　Saval Begin S-L３着，英障３勝 　　エンジェルオブザグワインAngel of the Gwaun：不出走。産駒 　　　　ビューティオグワインBeauty O’ Gwaun：英２勝，ブルーウィンドＳ-Ｇ�V， 　　　　｜　　　　ギヴサンクスＳ-Ｇ�V３着 　　　　*コスモメドウ：５勝，ダイヤモンドＳ-Ｇ�V，万葉Ｓ-OP，磐梯山特別， 　　　　｜　　　　積丹特別，阪神大賞典-Ｇ�U２着 　　　　エンジェルオンマイショルダーAngelonmyshoulder：英米６勝，Shishkabob S２着， 　　　　　　　　　B-Connected S２着