セイントニコラス
美浦・勢司和浩 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(10/07/29)［山元ＴＣ］ ２９日に馬体チェックを行いました。「軽めの調教を行っても歩様が芳しくなかったので、本日本場の場長の立会いのもと検査を行いました。骨折部分は治っているものの、右前球節の前面に骨膜が張っている状態で、完全に落ち着くにはかなりの時間を要する状態であることがわかりました。深管部分や球節部分にどうしても大きな負担がかかってしまうため歩様が乱れてしまうようです。入厩に向けてこちらに移動してきましたし、何とかしてあげたかったのですが、未勝利期間内にいい状態にして送り出すのは厳しいと言わざるを得ません。申し訳ありません」（山元担当者）「月曜日に見てきたときは楽をさせている状態だったので歩様は数週間前に比べればいくらか良くなっているように感じたのですが、軽めでも調教を行うと歩様が悪くなってしまうとのことでした。検査してもらったところ、球節部分に骨膜が出ていて、完全に症状が癒えるにはしばらくの時間がかかってしまい、未勝利期間内にいい状態で向かうことは厳しいとのことでした。隔週でノーザンファームと山元トレセンに行き、牧場と頻繁にコンタクトを取りながらこれまでやってきました。２歳の夏頃は明らかに体力不足だったので基礎構築に励んでもらい、秋ごろにようやく入厩を検討できるようになるだろうという状態に近づいてきた矢先に怪我を負ってしまいました。フットワーク、かもし出している雰囲気からとても楽しみにしていましたし、何とか苦しさを乗り越えてきてほしいと願っていました。しかし、現在は走りが以前のものとは別物になっていました。未勝利の期間内に間に合わせようとするとどうしても攻めていかなければならず、骨折明けで体がついてこれないところがあったのかもしれません。会員の皆様にはこれまで待ってもらっていましたし、期待している馬なので何とかしたい思いも強く、諦めたくはありませんでした。しかし、今の状態では調教を重ねて期間内にまともな形で競馬まで送り出すのは厳しく、リスクが大きいのは否めません。ご期待に応えることができずに大変申し訳ございません」（勢司師）怪我を克服し、可能性を信じて入厩そしてデビューに向けてこれまで進めてまいりましたが、本格的な調教を行っていくなかで脚元、特に球節部分に多大な負担がかかってしまっているのが現状です。未勝利戦が終了する９月までにしっかりと乗り込みを重ねて競馬へ向かえる状態になるのは厳しい状況であることから、勢司和浩調教師と協議を行った結果、残念ながら諦めることになり、３０日に中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご了承賜りますようお願いいたします。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。

(10/07/27)［山元ＴＣ］ 坂路で軽めのキャンター調整を行っています。「相変わらず右前脚に負担がかかりやすい状態です。怪我して手術をした影響もあるのか、繋のクッションが以前より硬くなっていて、その分だけ深管部分をはじめ脚元に負担がかかりやすくなっているのでしょう。この中間は少しペースを落として乗るようにしているのですが、今朝の軽めの調教後の上がりの歩様を見ていても正直いいとは言い切れません。勢司調教師も常々何とかしたいと言っていますが、昨日来場された際に、現在の状態を把握してもらいました。近々、本場の場長も来場する予定なので、改めて確認してもらうつもりです」（山元担当者）

(10/07/20)［山元ＴＣ］ 坂路でハロン１６秒のキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「様子を見ながら１５−１５の調教を取り入れています。本音を言うと、動きは重苦しいですし、歩様もひと息です。ボルトを入れた右前脚に負担がかかりやすい状態で、特に深管部分には疲れが溜まっているように見えます。少しでも良くなるようにしっかりとケアしながら乗り進めていければと考えています」（山元担当者）

(10/07/07)［山元ＴＣ］ 坂路でハロン１６秒のキャンター調整を行っています。「ハロン１６秒のペースで坂路２本登る調教メニューを課していますが、動きは重く、終いも一杯一杯ですね。怪我の回復時期と未勝利終了時期を考えるとできる限りの負荷をかけてこなければいけませんでしたが、まだ体力が付き切っておらず、気持ちも走るほうへ向いていないのが現状です。あまり酷使はできませんので体調をよく見ながらになりますが、できれば１５−１５くらいのところを乗りながら基礎体力を向上させていきたいと思っています」（山元担当者）

(10/06/29)［山元ＴＣ］ 坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行っています。「現在はハロン１６秒程度のキャンターを２本登るメニューを行っています。本音を言えば、動きは物足りないですし、息づかいも相変わらずもうひとつです。ノドはオペをするほどではないので馬具などで対応できればと考えているのですが、舌をくくっても大きな変わりはありません。体力不足もありますから、しっかり乗り込み、少しでも良くしていけるようにしていきたいです」（山元担当者）

(10/06/22)［山元ＴＣ］ 坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「打撲部分は落ち着きましたので、再び乗っていて現在では坂路でキャンター調教を行っています。その後の脚元の状態は問題ないのですが、息づかいがあまり良くありません。内視鏡でノドの状態を確認しましたが、極端なマヒはないようです。ただし、呼吸器にやや弱さがあるのでしょうし、しっかりケアしながら対処していきたいと思います」（山元担当者）

(10/06/15)［山元ＴＣ］ ウォーキングマシン調整を行っています。「先週こちらに移動してきましたが、まだ乗り込み量が足りないようで、ごく軽めの調教でも余力のない動きをしていました。体力が追いついていない分、気持ちもまだ出てきていない状態です。また、週末の調教時にフラフラしてしまって、その際に他馬に蹴られて軽い打撲を負ってしまいました。申し訳ありません。少し腫れましたが、極端にひどいものではなく、しっかりケアして時間を置けば落ち着いてくるものだと思います。いずれにせよ、まだしばらくは乗り込む必要がありそうなので、焦らず良化を促すようにしていきます」（山元担当者）

(10/06/08)［ＮＦ早来］ ８日にＮＦ早来を出発しました。９日に山元トレセンへ移動する予定です。屋外周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００ｍと、屋内坂路コースでハロン１５秒程度のキャンターを１本行っています。「出発にあたって１５秒の時計を出しましたが、いい動きを見せてくれました。体はスッキリとしています。山元トレセンでも順調に乗り進めてほしいですね」（早来担当者）

(10/06/01)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００ｍと、屋内坂路コースでハロン１６秒程度のキャンターを１本行っています。「引き続き順調に調教を進めることが出来ています。体つきも徐々に良化してきていますので、山元トレセンへの移動に備えてしっかり乗り込んでいきます。馬体重は４８３キロです」（早来担当者）

(10/05/27)［ＮＦ早来］ 「先日見てきました。順調に調教を進めることはできていますが、休みが長かった分、まだ乗り込み量が必要な状態ですね。体はふっくらというよりスッキリしている印象のほうが強いのですが、脚元に負担がかからないようにしてのものでしょうし、悪くない状態だと思っています。牧場スタッフと話をしたのですが、前脚への負担を考えて坂路コースのある施設で調教を積んでいくほうがベターだと思っています。今後の状況次第で予定が変わるかもしれませんが、本格的に暑くなる前に本州の気候に慣れておいたほうがいいと思いますので、今のところ６月中旬から下旬ごろにいったん山元トレセンに移動し、現地で調整してから美浦トレセンに連れてくるつもりで考えています」（勢司師）

(10/05/25)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００ｍと、屋内坂路コースでハロン１６秒程度のキャンターを１本行っています。「乗り運動を再開してから、順調にペースアップすることができています。いい状態を維持して調教に取り組めているのは心強いですね」（早来担当者）

(10/05/18)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００ｍと、屋内坂路コースでハロン１７秒程度のキャンターを１本行っています。「変わらず順調に運動を行えています。少しずつペースを上げていますが、しっかりと対応できていますので、引き続きこの調子で乗り込んでいきたいですね」（早来担当者）

(10/05/11)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００mと、屋内坂路コースでハロン１８秒程度のキャンターを１本行っています。「引き続き順調に乗り込むことができています。ペースを上げても脚元に不安はありませんし、継続した運動で腹まわりはスッキリとしてきています。馬体重は４９７キロです」（早来担当者）

(10/04/27)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００ｍと、屋内坂路コースでハロン２０秒程度のキャンターを１本行っています。「順調に来ていますので、坂路調教を開始しています。好調のサイクルに入ったようで、ペースアップしてもこちらの期待以上の手ごたえを見せてくれていますよ」（早来担当者）

(10/04/20)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００ｍの運動を行っています。「継続してキャンターを行っていますが、脚元に熱感などを見せることはありません。太めだった馬体も絞れてきましたし、このままペースを上げていけそうな手ごたえを感じています。馬体重は４９２キロです」（早来担当者）

(10/04/13)［ＮＦ早来］ 屋内周回コースでハロン２３〜２４秒のキャンター１８００mの運動を行っています。「ダクでの運動にも慣れて、馬の調子も良く見せていますので、軽めのキャンターを開始しています。始めたばかりで物足りなさはありますが、継続して乗って状態を上げていきたいと思います」（早来担当者）

(10/04/06)［ＮＦ早来］ ダクでの運動を行っています。「ダクでの運動を開始しました。しばらくダクでじっくり体をほぐして、軽めのキャンターへと移行していければと考えています。脚元は落ち着いて見せていますし、体調も上向きですので、ここから少しずつ進めていけそうですね。馬体重は５０４キロです」（早来担当者）

(10/03/30)［ＮＦ早来］ 常歩で３０分の運動を行っています。「ゆっくりとではありますが代謝が良くなってきているようで、徐々に体が絞れてきました。今後も少しずつ運動量を増やしていきたいと思います」（早来担当者）

(10/03/23)［ＮＦ早来］ 常歩で３０分の運動を行っています。「順調に運動時間を延ばすことができています。軽めではありますが、乗り運動を開始してから馬の調子は上向きですし、無理のないペースで進めていきたいと考えています。馬体重は５２０キロです」（早来担当者）

(10/03/16)［ＮＦ早来］ 常歩で１５分の運動を行っています。「引き続き軽めの乗り運動を継続しています。先日勢司調教師にも状態を確認してもらいました。体つきはお腹まわりこそ太く見せますが、背中のラインにはそう崩れた感じはありませんし、少しずつ良化してきてくれるでしょう」（早来担当者）

(10/03/09)［ＮＦ早来］ 常歩で１５分の運動を行っています。「先週末から乗り運動を開始しています。脚元は落ち着いていますが、慎重に様子を見ながら、少しずつ運動時間を延ばしていきたいと考えています」（早来担当者）

(10/03/02)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンで６０分の運動を行っています。「長期休養のため仕方ないところではありますが、体がかなり増えています。脚元の様子をしっかり確認しながら、次の調教へ進めていかなくてはいけませんね。馬体重は５１６キロです」（早来担当者）

(10/02/23)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンで６０分の運動を行っています。「引き続きマシンのみではありますが、じっくり体を動かしています。３月に入るころには乗り出すタイミングを探っていきたいと考えています」（早来担当者）

(10/02/16)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンで６０分の運動を行っています。「少しずつ時間を延ばし、運動負荷を上げています。ボルトを外した部分は、見た目にも触ってみても状態は安定していますので、この調子で進めていきたいですね」（早来担当者）

(10/02/09)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンで３０分の運動を行っています。「脚元の状態を確認して、マシンでの運動時間を延ばしています。馬は特にイライラする様子もなく落ち着いて運動を行っています」（早来担当者）

(10/02/02)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンで１５分の運動を行っています。「マシン運動の時間を延ばすことを検討していましたが、念のためもう少し様子を見るということで、現状の負荷にとどめています。脚元の状態を慎重に見ながら進めていきます」（早来担当者）

(10/01/26)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンで１５分の運動を行っています。「引き続きマシン運動で様子を見ていますが、経過は良好です。今後は少しずつ運動時間を延ばしていきます。馬体重は５１６キロです」（早来担当者）

(10/01/19)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンで１５分の運動を行っています。「ボルトを外してからも、脚元の状態は落ち着いています。まずはウォーキングマシンから徐々に運動を行っていきます」（早来担当者）

(10/01/12)［ＮＦ早来］ 舎飼にて休養を行っています。「引き続き舎飼にて経過を観察しています。今後もしっかりとケアを行っていきます。馬体重は５１３キロです」（早来担当者）

(10/01/05)［ＮＦ早来］ 舎飼にて休養を行っています。「年末に検査を行って骨折部分の良化が確認できましたので、患部を固定していたボルトを抜く手術を行いました。手術からまだ日が浅いこともあり舎飼していますが、馬の状態をよく見て運動を再開したいと考えています」（早来担当者）

(09/12/22)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンで１５分の運動を行っています。「引き続きウォーキングマシンでの運動を行っています。状態は変わらず安定していますので、様子を見ながら徐々に運動時間を延ばしていく予定です」（早来担当者）

(09/12/15)［ＮＦ早来］ ウォーキングマシンで１５分の運動を行っています。「患部の状態は落ち着いていますので、ウォーキングマシンでの運動を開始しています。今後も慎重に負荷を高めていきます。馬体重は５２０キロです」（早来担当者）

(09/12/08)［ＮＦ早来］ 厩舎周りで曳き運動を１５分行っています。「曳き運動で様子を見ていますが、患部の状態は変わらず落ち着いています。今後はマシンでの運動の開始も視野に入れていきます」（早来担当者）

(09/12/01)［ＮＦ早来］ 厩舎周りで曳き運動を１５分行っています。「変わらず曳き運動で様子を見ています。馬の様子はいい意味で変わりなく、このままじっくりと進めていきます。馬体重は５０６キロです」（早来担当者）

(09/11/24)［ＮＦ早来］ 厩舎周りで曳き運動を１５分行っています。「曳き運動を再開しても、脚元は安定しています。まずは少しずつ時間を延ばして運動を行っていきます」（早来担当者）

(09/11/17)［ＮＦ早来］ 厩舎周りで曳き運動を１０分行っています。「これまでは慎重に経過を見てましたが、一定期間が経過したこともあり、まずは曳き馬から運動を開始しています。引き続き、治療も併行して行いながら進めていきます」（早来担当者）

(09/11/04)［ＮＦ早来］ 舎飼にて休養を行っています。「超音波治療を継続しながら、厩舎で安静に過ごしています。馬体重は５０８キロです」（早来担当者）

(09/10/27)［ＮＦ早来］ 舎飼にて休養を行っています。「引き続き舎飼を行っています。レントゲンの結果を見ても、まだしばらくは安静が必要ですね」（早来担当者）

(09/10/20)［ＮＦ早来］ 舎飼にて休養を行っています。「超音波治療を行いながら、引き続き舎飼で安静にしています。来週には定期のレントゲン検査を行う予定です」（早来担当者）

(09/10/13)［ＮＦ早来］ 舎飼にて休養を行っています。「時間のかかる箇所なだけに、もうしばらく舎飼を続けることになるでしょう。馬体重は４９２キロです」（早来担当者）

(09/10/06)［ＮＦ早来］ 舎飼にて休養を行っています。「変わらず舎飼で様子を見ています。時間をかけて治療に取り組んでいきます」（早来担当者）

(09/09/29)［ＮＦ早来］ 舎飼にて休養を行っています。「厩舎で安静に過ごしていますが、痛がる様子は見せていません。馬体重は４９６キロです」（早来担当者）

(09/09/15)［ＮＦ早来］ 「部位的には、時間をかける必要のある箇所であることは間違いありませんので、しばらくは舎飼を続けることになります」（早来担当者）

(09/09/10)［ＮＦ早来］ 「今週見てきましたが、今のところボルトでしっかり固定されているので、患部は落ち着いているようです。髪の毛１本分程度の骨折線が見られるのですが、このような場合の骨折は少し時間をかけて診る必要があるということなので、引き続きしっかりケアしつつ経過を見てもらいます。今回のアクシデントは非常に残念ですが、何とかいい形で回復してほしいです」（勢司師）

(09/09/02)［ＮＦ早来］ 「２８日に患部をボルトで固定する手術を行いました。手術を無事に終え、引き続き舎飼で様子を見ています」（早来担当者）今後の治療期間などにつきましては、詳細がわかり次第お知らせいたします。

(09/08/27)［ＮＦ早来］ 「ここまで順調にきていましたが、トレセンでのより強い調教に備えるためにも、もうしばらくは牧場でじっくりトレーニングを積み、涼しくなった秋口に入厩させたいと考えていました。今回の怪我は非常に残念ですが、期待の大きい馬ですし、まずはしっかり治してもらいたいと思っています」（勢司師）手術は２８日に行うことになりました。その後の診断結果や経過については、手術が終了し、獣医の所見がされてからご案内させていただきます。

(09/08/25)［ＮＦ早来］ 今朝の調教中に歩様に異常が見られたため検査を行った結果、右前第一指骨骨折が判明しました。「腰に疲れが見られることから、周回コースで調教を行っていましたが、今朝の調教中に骨折してしまいました。数日間、様子を見てから患部をボルトで固定する手術を行う予定です。術後もしばらく舎飼で様子をみることになるでしょう」（牧場担当者）近日中に社台ホースクリニックへ運び、患部をボルトで固定する手術を行うことになります。入厩へ向けて順調にきていただけにまことに残念ではありますが、まずは完治を目指したいところです。なお、全治等の正式な診断結果や今後の経過につきましては、情報が入り次第ご報告させていただきます。

(09/08/14)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン１８秒程度のキャンター２０００ｍを行っています。継続した運動によって体力がつき素軽く動けるようになっていますが、腰に軽い疲れが見られるところがありましたので、周回コースのみの調教に切り替えています。周回のペースは落とさずに行えているように、大事をとっての一時的なものと考えています。秋入厩を目標にしているので、じっくりと乗り込み、基礎体力をつけていきたいと思います。

(09/07/31)［ＮＦ早来］ 屋内周回コースでハロン１８秒程度のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１７〜１８秒（週２日はハロン１３〜１４秒）のキャンター１本を行っています。じわじわとペースを上げる中でも馬体は増加傾向にあり、いい成長を見せてくれています。今後も入厩に備えて成長を促していきます。

(09/07/15)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１５秒（週２日はハロン１３〜１５秒）のキャンター１本を行っています。速めのキャンターにもだいぶ慣れが出てきた様子で単走になると少し遊ぶ余裕が出てきましたが、併せ馬の際はグッと集中し、気持ちの乗ったとてもいい動きを披露しています。内容の濃い調教を休みなく行えていることで、馬体には申し分のない張りが出てきました。今後も現状の調教を積み重ね、入厩に備えていきます。

(09/06/30)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１５秒のキャンター１本を行い、週２日はハロン１３〜１４秒を計時しています。速めの時計を毎週マークしていますが、息を切らすことなく、楽々と登坂できています。気配もよく、今後も実りある調教を重ねていくことができそうです。

(09/06/15)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１５秒のキャンター１本を行い、週２日はハロン１３〜１４秒までペースを上げています。毎日ハロン１５秒のキャンターを繰り返してきたことで速めのペースに慣れが出て、調教中に他馬にちょっかいを出すなど、走りの中にかなりの余裕が感じられるようになりました。随所に見せる負けん気の強さも今後を考えると頼もしい限りです。体調も優れているので今後も入厩へ向けて速目のキャンターを重ねていきます。

(09/05/29)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１５秒（週２日はハロン１３〜１４秒）のキャンター１本を行っています。毎日１５−１５を行えているようにここ最近の充実度にはいいものがあります。今後も高い負荷をかけることでトモ脚の筋力増強を図っていきます。

(09/05/15)［ＮＦ早来］ 調教の進んだ組に属しており、現在は屋外周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１６〜１７秒（週２日はハロン１５秒）のキャンター１本を行っています。飼葉食いのよさと充実した運動を行えていることで身体に幅が出てきており、メリハリの利いた理想的な馬体となってきました。性格が素直なことからペースアップを苦にする様子もありません。今後は１５−１５をもっと楽にこなせるようにトモに力をつけることに主眼を置いていきます。

(09/04/30)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター２０００ｍの後、屋内坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター１本を行い、週２日はハロン１５秒を計時しています。集中力の高まりにはいいものがあるので、今後は身体に見合った筋肉をつけていくことを課題に挙げ、周回＋坂路で乗り進めていきます。

(09/04/15)［ＮＦ早来］ 屋外周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター１６００ｍの後、屋内坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター１本を行い、週２日は登坂ペースを１５秒としています。飼葉食いも良好なことで身体面はいい成長を遂げ、ここ最近は上背が伸び、バランスが取れてきました。筋肉にはもう少し厚みが欲しいところですが、今後の坂路調教で徐々に増強できるでしょう。気性面はいい意味でガスが抜けてきており、集中して走れる時間が長くなってきたことは好印象を与えています。

(09/03/31)［ＮＦ早来］ 現在は屋内周回コースでダク６００ｍ、ハロン１８〜２０秒のキャンター１８００ｍ、屋内坂路でハロン１６〜１８秒（週２日はハロン１５秒）のキャンター１本、週２日は屋内坂路のみでハロン２０秒と１６秒のキャンター２本を行っています。攻めを強める中にあっても体調は安定しており、飼葉食いも良好です。２歳馬らしく多少落ち着きがないところもありますが、それは元気が溢れている証拠で、実際に人の扶助や運動にしっかりと集中できるようになってきました。柔らか味のあるキャンターは健在ですが、登坂時の動きには若干力不足を感じることがあります。しかし、これは本馬に対する期待値が高いことから生じる考えで、ここまでの過程から推察するに今後乗り込みを重ねることで自ずと解消していくことでしょう。なお、本馬は４月２３日、２４日に行われる第一回産地馬体検査を受検予定です。

(09/03/18)［ＮＦ早来］ このたび、競走馬名が「セイントニコラス」(Saint Nicholas　「聖ニコラス」の意)に決定いたしました。

(09/03/13)［ＮＦ早来］ 屋内周回コースでダク６００ｍ、ハロン１９〜２０秒のキャンター１８００ｍ、屋内坂路でハロン１７秒程度のキャンター１本を行っています。確実に負荷を高めていますが、難なく対応できており、そう遠くなく登坂本数を２本にしたり、１５−１５を開始したりしたいと思っています。

(09/02/27)［ＮＦ早来］ この中間も理想的なペースアップを図ることができています。現在は１日１時間のウォーキングマシン運動で身体をほぐした後、屋内周回コースでダク６００ｍ、ハロン１９〜２０秒のキャンター１８００ｍ、屋内坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター１本を連日消化しています。継続した乗り込みと飼葉食いのよさから腹回りもだいぶどっしりとしてきており、いいラインが浮かび上がってきました。ここ最近は現状の時計では物足りないといった仕草を見せるようになってきたので、無駄にテンションが上がらないように接しています。柔らか味のあるキャンターは相変わらずで登坂する姿には頼もしさを感じることができます。まだ大きくなりそうな身体つきをしていることも好印象を与えています。

(09/02/13)［ＮＦ早来］ 屋内周回コースでハロン２０秒程度のキャンター１８００ｍ、屋内坂路でハロン１８秒のキャンター１本を行っています。精神面に幼さを残す状態ですが、その中にあってキャンターの質はとても高く、心身ともに更に成長を遂げれば、どれだけの走りを見せてくれるか、楽しみでなりません。

(09/01/30)［ＮＦ早来］ 現在は屋内周回コースでダク６００ｍ、ハロン１９〜２０秒のキャンター１５００ｍ、屋内坂路でハロン１９〜２０秒のキャンター１本を行っています。気性面にまだ幼さは残りますが、ここ最近は落ち着きが増してきた印象を受けます。今後も精神的なストレスが溜まらないように気をつけつつ、落ち着きをもって調教に向き合えるように心がけていきます。日々のキャンターにはとてもいいものがあるように高い素質の持ち主であることは間違いなく、精神面の成長が成されればさらに見栄えのする走りを披露してくれることでしょう。乗り込みつつ体重が増加していることも好印象を与えています。

(09/01/15)［ＮＦ早来］ 屋内周回コースで軽めのキャンター１５００ｍ、屋内坂路でハロン１８秒のキャンター１本を行っています。徐々にペースを上げていますが、キャンターのよさには変わりはなく、重心の低い、見栄えのする走りを見せています。今後も負荷を高めることで更なる変わり身を引き出していきます。

(08/12/24)［ＮＦ早来］ ここ最近の好調さを示すように運動負荷を高める中で馬体重は増加傾向にあります。現在は１日１時間のウォーキングマシン運動の後、屋内周回コースでダクと軽めのキャンター１５００ｍ、屋内坂路でハロン１９〜２０秒のキャンター１本を行っています。まだ気性面では時折幼い仕草を見せますが、キャンターの動きにはなんともいえない良さがあります。実際にハロンペースを上げていますが、スピードが乗るごとに重心が安定してくる感じでとても頼もしい限りです。今後も順次ペースを上げていきますが、１５−１５に到達した際、どれだけの動きを見せてくれるか、非常に楽しみです。

(08/11/28)［ＮＦ早来］ とてもいい形で日々の調整を進めることができています。現在は１日１時間のウォーキングマシン運動と屋内周回コースでダク６００ｍ、ハロン２０秒程度のキャンター１５００ｍを行っています。徐々に負荷を高めていることで馬体はギュッと引き締まってきており、見た目に毛ヅヤがよいことから、内面の健康状態の高さに疑いようはありません。首と身体の使い方がとても上手いことから素晴らしい推進力を感じさせ、競走馬向きの気性であることからキャンターで見せるスピードにはかなりの能力を感じさせます。現状においても心技体のバランスに優れたものがあるので、今後もこの良好なバランスを崩すことのないように進めていきます。

(08/10/27)［ＮＦ早来］ 現在は１日１時間のウォーキングマシン運動の後、屋内周回コースでダク９００ｍ、軽めのキャンター９００ｍを行っています。落ち着きのある気性ということもあり非常に乗り易く、また良好なコンディションを保っています。まだ手前を替えることなど教え込む点は多いですが、本馬の気性からして順調に調整を進めることができそうです。今後も焦らず基礎的なことを反復していくことを中心に、しっかりとしたキャンターができるよう進めていきます。

(08/09/30)［ＮＦ早来］ 当地に移動後間もなく初期馴致に取り掛かりましたが、素直ということもあり鞍付けや帯締め、サイドレーンを装着した上でのウォーキングマシン運動等をスムーズに消化することができました。現在は人を背にしてロンギ場でダクを踏んでいます。大きく、素軽い歩様が特徴的で、また首の上下動が上手でリズミカルな動きで前へ前へと積極的に動いています。気性面に難がないことから幅広い距離に適性がありそうな感じがします。なお、入場当初減っていた馬体もしっかりと戻しており、馬体を一段とよく見せるようになってきたことも好印象です。

(07/09/11)［ＮＦ早来］ 馬体重：398kg 体高：155.5cm 胸囲：179cm 管囲：19.5cm

■ 募集カタログコメント／０８年募集

ダートG1を4勝し米国年度代表馬にも輝いた父の初年度産駒になります。その父のプロフィールだけを聞くとパワフルな馬体と動きをイメージさせられますが、さすが日本の軽い馬場で大成功を遂げているヘイロー系、素軽い馬体を柔軟に使った動きを見せており、芝での成功も予感させます。収牧後も息が乱れることのない高い心肺機能の持ち主で、従順な気性からも幅広い距離をこなしてくれそうです。両親にとっての初仔でもあり不確定要素も多いですが、それ以上に未知の魅力にあふれており、その可能性に賭けてみたくなる一頭です。

スリリングヴィクトリーの07
牡馬・鹿毛・２００７年３月１８日生れ（美浦・勢司和浩）
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファームYearling 　全４００口●総額２，４００万円

Saint Liam 2000 鹿毛	Saint Ballado 1989 黒鹿	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Ballade	Herbager
			Miss Swapsco
	Quiet Dance 1983 芦毛	Quiet American	Fappiano
			Demure
		Misty Dancer	Lyphard
			Flight Dancer
Thrilling Victory *スリリングヴィクトリー 2002 鹿毛	Event of the Year 1995 黒鹿	Seattle Slew	Bold Reasoning
			My Charmer
		Classic Event	Mr. Prospector
			Six Months Long
	Golden Shadows 1998 栗毛	*デヒア	Deputy Minister
			Sister Dot
		Promise of Gold	Slew o'Gold
			Alydar's Promise

母： *スリリングヴィクトリーThrilling Victoryは米国産，米６勝， 　　　　　Bay Meadows Oaks，Angel Island S，Albany S，ラブレアＳ-Ｇ�T３着，Golden Poppy Breeders’ Cup S３着， 　　　　　Sunshine Millions Filly and Mare Sprint S３着。本馬が初仔 祖母： 　ゴールデンシャドウズGolden Shadowsは不出走。出走した産駒は１頭 ３代母： 　プロミスオブゴールドPromise of Goldは不出走。産駒 　　ジャナクJanak：バルバドス７勝。種牡馬 　　フライングプロミスFlying Promise：米３勝 　　レッドホットコピーRed Hot Copy：米２勝 　　バードオブゴールドBird of Gold：米２勝 ４代母： 　アリダーズプロミスAlydar’s Promiseは英１戦。産駒 　　ジェネラルミーティングGeneral Meeting：米４勝，ヴォランテＨ-Ｇ�V，Bradbury S， 　　｜　　　　ハリウッドフューチュリティ-Ｇ�T２着，エルカミノリアルダービー-Ｇ�V２着， 　　｜　　　　ハリウッドプレヴューＢＣＳ-Ｇ�V３着。種牡馬 　　モリーガールMolly Girl：米３勝。産駒 　　　　ボーンパーフェクトBorn Perfect：不出走。産駒 　　　　　　デヴェローDevereux：米４勝，Red Legend S，Inaugural S，アムステルダムＳ-Ｇ�U３着 ５代母： 　サマータイムプロミスSummertime Promiseは米10勝， 　　　　　ギャロレットＨ-Ｇ�V，同２着，サンタマルガリータ招待Ｈ-Ｇ�T２着，ブラックヘレンＨ-Ｇ�U２着， 　　　　　コランビアナＨ-Ｇ�V２着，セリマＳ-Ｇ�T３着，シープスヘッドベイＨ-Ｇ�U３着。産駒 　　ネクストフォールNext Fall：米１勝。産駒 　　｜　ナチュラルナインNatural Nine：米３勝，シルヴァースクリーンＨ-Ｇ�V，Bradbury S 　　ブラッシングプロミスBlushing Promise：不出走。産駒 　　　　カースンシティCarson City：米６勝，サプリングＳ-Ｇ�U，フォールハイウェイトＨ-Ｇ�U， 　　　　　　　　ブージャムＨ-Ｇ�V。種牡馬