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24/03/17 阪神 阪神大賞典 |
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3月17日(日)阪神･阪神大賞典(Ｇ２･芝3000ｍ)に57kg松若騎手で出走し、馬体重は前走から+2kgの414kgでした。
レースでは、スタートで出負けし、後方からの競馬となりました。1頭だけ離された最後方で1周目のバックストレッチを進み、最初の3･4コーナーカーブへ。ホームストレッチに入ってからも依然最後方を追走し、そのままのポジションで1･2コーナーカーブへ向かいます。2周目向正面で若干隊列が詰まると、3コーナーでようやく1頭を交わしました。ただ、前の馬群とは一気に離されてしまい、後方2番手で4コーナーカーブから直線へ。直線入口ですでに先頭からは大きく離されており、その後も、前を進むライバルとの差を縮めることはできませんでした。ゴール前ではふたたび1頭にも交わされてしまい、最後方15着での入線となっています。勝ち馬とは3.3秒差でした。
「うーん…スタートから進んでいきませんでしたし、道中は雨が降った影響で悪化した馬場にノメっており、進んでいきませんでした…。申し訳ありませんでした」(松若騎手)
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23/10/09 京都 京都大賞典 |
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10月9日(祝･月)京都･京都大賞典(Ｇ２･芝2400ｍ)に57kg藤岡康太騎手で出走し、馬体重は前走3月の阪神戦から-4kgの412kgでした。
レースでは、スタートはまずまず決めるも、行き脚がつかず、最後方をじっくりと進みました。単独の最後方で最初のホームストレッチを通過し、1･2コーナーをカーブ。向正面も淡々と進み、少しずつ促していくも、依然最後方のまま3コーナーカーブに入りました。内めをロスなく回るも、ポジションを押し上げることができないまま直線へ。鞍上がゴーサインを送るも、伸び脚を見せられず、上位争いからは離される一方でした。そのまま後方での入線となっており、勝ち馬から3.1秒差の13着に敗れています。
「トモの緩さがあると聞いていましたし、前半は無理をせずに、ハマったタイミングで動き出す、勝った時のようなレースをイメージして臨みました。ただ、雨の影響で馬場が悪いこともありますし、メンバーも強く、思うように進まず、最後までなだれ込むような形にしかなりませんでした。結果を残すことができずに、申し訳ありませんでした」(藤岡康太騎手)
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23/03/19 阪神 阪神大賞典 |
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3月19日(日)阪神･阪神大賞典(Ｇ２･芝3000ｍ)に57kg武豊騎手で出走し、馬体重は前走から-10kgの416kgでした。
レースでは、五分のスタートを切ったあと、適度に促しながら中団後ろに。最初のコーナーまでに隊列が縦に伸びるなか、後方4番手につけました。3コーナーでポジションを1つ上げて、4コーナーはじっくりと回って1周目のホームストレッチに。インコースを通り、我慢しての追走でした。1コーナーでは9番手となり、そのまま向正面へ。淡々と進めるなかでも、前からは離されないようについていきました。勝負どころを迎えると、3･4コーナー中間で鞍上のアクションが大きめに。直線に向き、ステッキが入りましたが、反応はいまひとつでした。けっして後退はしていないものの、目立った末脚も見られないまま、勝ち馬からは1.6秒差の9着で入線しています。
「4コーナーまでの手応えは良かったのですが、最後は上位に離されてしまいました」(武豊騎手)
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23/02/26 阪神 松籟Ｓ |
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2月26日(日)阪神･松籟Ｓ(芝3000ｍ･ハンデ)に55.0kg鮫島克駿騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの426kgでした。
レースでは、ややゆったりとしたスタート。しかし焦らず構え、後方2〜3番手を並走状態で進める形に。最初のコーナーで単独の後方3番手となり、1度目のホームストレッチはじっくりと追走しました。1コーナーではまだ動きませんでしたが、2コーナーの出口あたりから一気に進出。7番手まで上がったところで収まりました。その後はポジションをもう1つ上げて勝負どころを迎え、3･4コーナー中間で鞍上のアクションが大きめに。反応は渋く見えたものの、直線では脚をジワジワと伸ばし続けました。上位争いへ加わる格好となり、特にラスト100ｍで目覚ましい末脚を披露。先頭まで突き抜けて、インコースにいた1番人気馬の追撃もクビ差防ぎきりました。2020年6月以来、じつに2年8ヵ月ぶりとなる勝ち星を手にして、通算4勝目を飾っています。勝ち時計は3:06.7です。
「レース前は、長くいい脚を使ってくれそうだとは思っていました。前半は流れていると感じたので、無理についていかないようにして、向正面あたりでペースが落ちたとき、ポジションを取りに行こうと考えました。その通りに進められましたし、ひと息入れたあと、4コーナーから直線にかけて、エンジンを点火させられたことが良かったです。かなりズブかったですが、馬が最後まで一生懸命に走ってくれました。距離も合っているイメージですね」(鮫島克駿騎手)
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22/11/19 阪神 尼崎Ｓ |
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11月19日(土)阪神･尼崎Ｓ(芝2400ｍ)に57kg浜中騎手で出走し、馬体重は前走から-4kgの428kgでした。
レースでは、やや遅めのスタート。無理せず後方に控え、シンガリでホームストレッチを通過しました。1･2コーナーもじっくりと構えてカーブ。向正面に入って以降は残り1600ｍを過ぎて、7番手までグッと進出しました。3コーナーを迎えると6番手に上がり、4コーナー手前で鞍上のアクションが盛んになりました。直線に向いてから伸びは、鋭さこそいまひとつだったものの、前へ食らいつこうとする姿勢がうかがえ、大きく後退せずにゴール。勝ち馬からは0.5秒差の8着で入線しています。
「集中力にムラがある感じですね。前回もゲートを出ていかなかったようなので、こういったポジションになるかなとは予想していました。ペースが遅かったため、ジワッと上がっていきました。この馬なりに頑張ってくれたと思います」(浜中騎手)
「スローペースを読んで早めに動きながら、最後まで頑張ってくれました。着順はいまひとつでしたけども、差のない競馬はできています。今回も蹄が痛くなってきたため、引き続き注意を払う必要はありますが、このクラスでも堅実に走ってくれそうです」(堀調教師)
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22/05/14 東京 緑風Ｓ |
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5月14日(土)東京･緑風Ｓ(芝2400ｍ)に57kg石橋脩騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの432kgでした。
レースでは、スタートでやや遅れ、二の脚もつかず、最後方からとなりました。道中はそのままのポジションをジッと追走。3コーナーに入り、ひとつ前を走るライバルに並びかけました。直線では大外へ。懸命に前を追いかけましたが、ジリジリとした脚取りで、数頭を交わすにとどまりました。勝ち馬とは1.3秒差の9着で入線しています。
「落ち着きは出てきていますが、スタートが遅く、スピードに乗っていくことができませんでした。完歩が大きいため、コーナーはロスなく立ちまわり、直線で外へと進路を取りましたが、内から馬場が乾いていましたね。結果的には内を突いていれば、もっとやれたかもしれません。年齢的な衰えは、そこまで感じませんでした」(石橋脩騎手)
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22/01/30 中京 美濃Ｓ |
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1月30日(日)中京･美濃Ｓ(芝2200ｍ)に57kg藤岡佑介騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの434kgでした。
レースでは、ゲート出が遅く、二の脚もつきませんでした。離れた最後方からの競馬に。向正面に入ってからもポジションは変わりませんでした。3コーナーでようやく馬群の後ろまでとりつき、4コーナーから直線にかけて、大外へと持ち出します。直線へと向いてからは、ジリジリと伸びてきたものの、上位争いに加わるほどの切れはありませんでした。勝ち馬とは0.7秒差の7着で入線しています。
「厩舎サイドから聞いていたイメージよりも、とても落ち着いていました。返し馬やゲート裏でも、イレ込みはまったくなかったです。ただ、ゲート内で首をすくめるような格好をしたため、出遅れてしまいました。前半、流れに乗せることができず、申し訳ございませんでした。直線に入ってからは、ジリジリとながらも伸びてくれましたね。本来であれば、スタートを決めて、内に潜り込むような進め方をしたかったところです。折り合いは特に問題ないので、もっと長い距離を使ってみるのもありでしょう」(藤岡佑介騎手)
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21/12/25 中山 グレイトフルＳ |
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12月25日(土)中山･グレイトフルＳ(芝2500ｍ･ハンデ)に55.0kg大野騎手で出走し、馬体重は前走と変わらず436kgでした。
レースでは、スタートでやや遅れましたが、押して馬群の後ろにとりつきました。後方2番手で最初のコーナーに入り、内々を通って、後方2･3番手のポジションでスタンド前へ。8番手でゴール板の前を通過します。2周めの向正面で、外から1頭を交わして、7番手で3コーナーへと向かいました。外を捲ってきたライバルに交わされて、ふたたび8番手に。4コーナーはそのまま外々をまわり、直線では馬場の外めから追い出しましたが、伸びを欠きました。前を捉えることはできず、外を伸びた馬にも遅れをとり、1番人気の勝ち馬からは1.0秒差の8着で入線しています。
「前半のリズムは良かったです。ただ、集中が続かないイメージですね。早めに追い出していったところ、自分で走るのをやめてしまいました。結果的には、もっとゴーサインを遅らせて、一瞬の脚を活かす乗り方のほうが良かったかもしれません」(大野騎手)
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21/08/21 新潟 日本海Ｓ |
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8月21日(土)新潟･日本海Ｓ(芝2200ｍ)に57kg石橋脩騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの436kgでした。
レースでは、少し遅めのスタート。気合いを適度に入れつつも最後方に控え、じっくりと構えてホームストレッチを通過しました。最初のコーナーでポジションを1つ上げて向正面に入り、少頭数ながら縦長となった隊列の後方2番手で追走。バックストレッチ半ほどを過ぎてから鞍上の手が動き始め、勝負どころで前との差を詰めにかかりますが、上位争いからは水をあけられたまま直線に入りました。外めに持ち出して以降は伸びているものの、ジリジリとした脚色で、順位を大きく押し上げることは叶いませんでした。勝ち馬からは0.9秒差の7着で入線しています。
「返し馬は思ったよりも落ち着いていました。ただ、2200mの小回りで、レースの流れがこの馬にはちょっと…。そうなることは意識していたのですが、一周ずっと脚を使っている感じでした」(石橋脩騎手)
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21/05/15 東京 緑風Ｓ |
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5月15日(土)東京･緑風Ｓ(芝2400ｍ)に57kg石橋脩騎手で出走し、馬体重は前走から+4kgの438kgでした。
レースでは、スタート直後に隣の馬と接触するアクシデントもあり、後方からの競馬を余儀なくされました。最後方のポジションで1･2コーナーをカーブすると、道中もじっくりと後方で脚を溜めていきました。3コーナー手前あたりで、内めからポジションをジワっと押し上げて2頭交わすと、そのまま最終コーナーをカーブして直線へ向きました。末脚に賭けて鞍上が追い出していきましたが、前を進むライバルとの差をなかなか詰めることができませんでした。ゴールまでジリジリとは伸び、バテた馬を交わしながらの入線となっており、勝ち馬からは0.6秒差の6着でした。
「今日は割と暑かったこともあるのか、ややイライラとしたところがありました。ゲート裏でのテンションも高めでしたし、スタートも遅れ気味なうえに、内の馬にも寄られてしまい、態勢の立て直しに時間がかかりました。本馬なりに終いも伸びてはいますが、展開も向きませんでした。中間も跨って状態は良さそうだっただけに、結果を出せずに申し訳ございませんでした」(石橋脩騎手)
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21/02/06 東京 早春Ｓ |
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2月6日(土)東京･早春Ｓ(芝2400ｍ･ハンデ)に55kg石橋脩騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの434kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを決めるも、無理せず控えて、中団後ろのポジションで1･2コーナーをカーブしていきました。向正面は後方6番手をじっくりと追走。3コーナー手前あたりで後方3番手までポジションを下げましたが、そこでもジッと我慢。最後のコーナーでも焦らずに脚を温存し、いざ直線へと向きました。馬場の外に持ち出してからは、ジワジワと伸びて内の馬を交わしていきました。長い直線を生かして、最後まで末脚を伸ばしましたが、先に抜け出した1番人気馬には及ばず、接戦の2着争いにハナ差敗れたところで入線。勝ち馬からは0.2秒差の3着でした。
「気性的にカリカリとしたところがあるので、今回はどんな感じかと思っていましたが、レース前の雰囲気は良かったですね。少しイライラはしていたものの、我慢してくれました。道中は集中力を欠かさないように注意しました。直線に入ってからは、思っていた以上の切れでした。1･2着馬とはコース取りの差ですね。もう少し内にこだわった方が良かったかもしれません」(石橋脩騎手)
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20/10/11 東京 六社Ｓ |
10月11日(日)東京･六社Ｓ(芝2400ｍ)に57kgミルコ･デムーロ騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの436kgでした。
レースでは、五分のスタートを決めましたが、行き脚はそれほど速くなく、中団やや後方につけました。道中は縦長の展開のなか、後方3番手あたりでゆったりとリズムを整え、3コーナーより進出を開始。4コーナーでは外めを通ってさらに押し上げつつ直線へ。鞍上が懸命に追い、本馬もしっかりと脚を伸ばして、前との差を着実に縮めていきました。しかし、先に抜け出していたライバルたちの脚色も鈍らず、勝ち馬と0.7秒差の4着まででした。
「いつもは競馬の前にイライラするところが見られるのですが、今回は返し馬から本馬なりに落ち着いていて、いい雰囲気でした。二の脚が速くなく、ついていけませんでしたが、今日の流れ的にはあのポジションで良かったと思います。スッと反応できないタイプですし、勝負どころでは外からジリジリと上がっていきました。直線もよく伸びてくれていましたし、久々を考えれば、よく頑張ったと思います。あとは馬場が中途半端だったかもしれません。パンパンの良馬場か、昨日みたいな馬場など、極端な方がハマるような気がします」(ミルコ･デムーロ騎手)
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20/06/20 東京 町田特別 |
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6月20日(土)東京･芝2400ｍ戦に57kgミルコ･デムーロ騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの436kgでした。
レースでは、ゲートからは五分に出たものの、少しヨレ気味だったこともあり、無理にポジションを取りには行かずにじっくりと構えました。前の馬からは少し離れた後方3番手で1･2コーナーをカーブ。向正面半ばあたりからジワッと動き始め、集団にとりついて3コーナーへと入りました。勝負どころも外めをまわって先団近くまで押し上げ、コーナーワークで少し後退したものの、手応えを残したまま直線へ。いざ右ムチを入れて追い出すと、ジワジワと脚を伸ばしました。内側のライバルもしぶとく、なかなか捉えることができませんでしたが、ジョッキーが諦めず懸命に追うともうひと伸びを見せて、ゴール直前できっちり差し切りました。一昨年8月以来の嬉しい3勝めを飾っています。勝ちタイムは2:26.4、2着馬とは1/2馬身差でした。
「どうもありがとうございました。トレセンからの輸送競馬ということで、レース前はかなり煩いところを見せていました。ただ、レースでは思いのほかズブかったですね。一旦離されてしまったものの、坂を上がってからはふたたびエンジンがかかって、見事に差し切ってくれました。小柄な馬体をしていますが、本当にいいスタミナを持っています」(ミルコ･デムーロ騎手)
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20/02/23 小倉 皿倉山特別 |
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2月23日(祝･日)小倉･皿倉山特別(芝2600ｍ･ハンデ)に54kg藤岡康太騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの438kgでした。
レースでは、揃ったスタートから控えました。最初の3･4コーナーで先団まで位置を上げてホームストレッチに入ります。5･6番手を進みますが、1･2コーナーで少し位置を下げ、2度めの向正面は後方4番手で迎えました。残り1000ｍあたりで鞍上が促し始め、残り800ｍから本格的に進出を開始。勝負どころは外々を通り、スピードに乗せながら回って最後の直線に向きました。懸命に脚を伸ばしましたが、勝ち負けに加わるまでは至らず、勝ち馬から0.3秒差の5着で入線しています。
「前走は後ろから進めましたが、今日の馬場では構えても上位は難しいと考えて、ポジションを取りに行く競馬をしました。人気馬が前を主張してきたので譲ったものの、結局その馬が下がってきたため、外を回される形となったことがもどかしかったです。結果として位置が後ろになりながら、本馬としてはしっかりと脚を使ってくれたと思います。テンションが高いところは相変わらずで、精神面の成長を求めたいですね」(藤岡康太騎手)
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20/02/01 小倉 海の中道特別 |
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2月1日(土)小倉･海の中道特別(芝2600ｍ)に57kg藤岡康太騎手で出走し、馬体重は前走から+8kgの438kgでした。
レースでは、まずまずのスタートも後方からの競馬となりました。馬群はすぐに縦長となり、最初のホームストレッチへ。道中は後方4番手を追走していき、2周めの向正面で徐々に馬群が詰まり始めました。本馬も鞍上が手を動かしながら徐々に進出。外めからポジションを上げていき、3番手の一線まで上がる構えで直線を向きました。そこからは外のライバルと併せながらジワジワと伸びましたが、先に抜け出した前の2頭との差は最後まで縮まりませんでした。ゴール前では外の馬にもクビ差競り負けてしまい4着での入線。勝ち馬からは1.5秒差でした。
「精神面は滞在競馬の効果もあって、ギリギリ保っているという感じでした。跨るとどうしても気が入り、ポケット地点では大人しくしていたものの、ゲートへ向かう際にガチャガチャとしました。1頭だけキャンターになりましたし、汗もかき始めました。それでも、いつもよりは落ち着いており、状態も良かったと思います。道中はハミを取ってリズムに乗ることができました。もともと、モレイラ騎手で勝ったときのような早めの競馬をしたいと考えていましたが、想定よりもさらに早くトロピカルストームに動かれてしまいました。重ための馬場でしたし、そこで動き始めるのはさすがに可哀想だと思い、少し我慢して仕掛けました。
反応はけっして悪くなかったですね。しかし、ギアが上がりきらなかった点は、馬場が影響しているのでしょう。上位2頭とは今日のような馬場に適性があるかないかの差も出た印象です。最後まで頑張ってくれて、近走の中では内容のある競馬ができたのではないでしょうか」(藤岡康太騎手)
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19/09/21 中山 九十九里浜特別 |
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9月21日(土)中山･九十九里特別(芝2500ｍ)に57kg石橋脩騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの430kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを切るも、後方から競馬を進めました。後方でじっくりと脚を溜めながら最初のホームストレッチを通過すると、2頭交わした後方3番手で1コーナーをカーブ。向正面でも、外からジワっとポジションを上げていきましたが、3コーナーあたりから早くも鞍上の手が動き始めました。そこからは懸命に促し、大外を回りながらコーナーをカーブして、直線を向くも、前に迫るような脚はありませんでした。最後は勝ち馬から0.5秒差の9着で入線しています。
「テンションが高かったですし、本馬のメンタル面を考慮し、ビシビシやるよりかはある程度譲りながら、気持ち良く走れるようにとレースに臨みました。調教師からも『位置を下げる必要はない』と言われており、ゲートを上手く出れば前につけることも頭にありました。慎重にアプローチしたものの、終始イライラしている様子で、中で上下に動くようなところもあり、結局ボコッとしたスタートになってしまいました。
レースは後方から、前の有力馬を見ながら動いていきましたが、3コーナーでペースが上がると、追走が苦しくなってしまいました。決して競馬を止めている訳ではないものの、全力で走り切っている訳でもありません。レース前に力を消耗しているという訳でもありませんが、発汗は目立ちます。上手く導くことができず、申し訳ございませんでした」(石橋脩騎手)
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19/05/26 東京 青嵐賞 |
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5月26日(日)東京･青嵐賞(芝2400ｍ)に57kgダミアン･レーン騎手で出走し、馬体重は前走から-10の430kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを決めるも後方からの競馬となりました。最後方で1コーナーをカーブし、レースは淡々と流れました。向正面で外から位置を上げると、後方3番手まで進出。気合いをつけながらコーナーをカーブし、直線を向きました。勝負どころで鞍上が手綱を手放すアクシデントがありましたが、そこから態勢を立て直して追っていきました。しかし、ジリジリとした伸びで前に迫ることはできませんでした。最後は勝ち馬とは0.8秒差の7着で入線しています。
「テンションが高く、ゲート裏に行ってもなかなか落ち着きませんでした。発汗も目立ちましたし、気持ちの面で負担がかかっていた印象です。道中でポジションを上げようとして1頭分だけ上がっていきましたが、手応えがすぐになくなってしまいました。後ろから進めた割に、終いの伸びもいまひとつでした。今日の暑さも影響したのかもしれません」(ダミアン･レーン騎手)
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19/03/23 中京 熊野特別 |
3月23日(土)中京･熊野特別(芝2200ｍ)に56kg藤岡康太騎手で出走し、馬体重は昨年9月の前走から+10の440kgでした。
レースでは、スタートがいまひとつで後方から。前半はじっくりと構え、後方2番手を追走していきました。3コーナー手前から鞍上が手を動かして、徐々にポジションを押し上げ、4コーナーでは中団につけて、前を射程圏に入れて直線を向きました。しかし、外からの差し切りを狙ったものの、伸びきれず、中団での入線となりました。勝ち馬から0.9秒差の9着に敗れています。
「体がまだ成長途上のぶん、スタートはうまくないですね。前半でいいポジションがとれませんでした。向正面から少しずつ動かしていきました。もともとズブい印象を受けていましたが、思ったよりも早く仕掛けないといけない感じでした。直線、もっと伸びてくれるかと思いましたが、ジリジリでした。ちょうど両側から挟まれる形になっていたことも影響していましたし、久々で反応しきれなかった部分もあると思います」(藤岡康太騎手)
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18/09/17 中山 朝日杯セントライト記念 |
9月17日(祝･月)中山･セントライト記念(Ｇ２･芝2200ｍ･菊花賞トライアル)に56kg大野騎手で出走し、馬体重は前走から-12の430kgでした。
レースでは、ややゆっくりとしたスタート。焦らずに控えてホームストレッチを通過し、そのまま1･2コーナーを回っていきました。道中は後方2〜3番手で我慢して追走。そして3コーナーから鞍上が仕掛けていきました。直線では馬場の真ん中を進路に選び、着実に伸びているものの上位争いには及ばず。勝ち馬からは0.8秒差の10着で入線しています。
「今日はイレ込みがきつかったですね。もう少し精神的に大人になってくれたらいいなと思います。それでも、よく頑張っており、終いも伸びています。成長すれば、さらにいい走りに結びついてきそうな印象を受けました。柔らかく、見た目以上に大きく身体が使えているのもいいところです」(大野騎手)
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18/08/05 新潟 500万下 |
8月5日(日)札幌･芝2600ｍ戦に54kgジョアン･モレイラ騎手で出走し、馬体重は前走から+8の442kgでした。
1番人気に支持されたレースでは、スタートでやや遅れました。しかし、無理せず後方2･3番手を進み、道中はじっくりと脚を溜めていきました。2周めの向正面から徐々にレースが動き始め、他馬の捲りにも動じず、後方2番手をキープしたまま3コーナーへ。3･4コーナー中間から一気にペースアップすると、ライバルとは違う脚で瞬く間に前との差を詰めていきました。外々を回りながらも、逃げ馬を射程にとらえて直線へ。馬場の外から力強く伸び、逃げ粘るライバルを並ぶ間もなく交わし、見事に1着でゴールしています。勝ち時計は2:40.8、2着馬とは2馬身差でした。
「今日で2戦めということでまだ心身に幼さを感じました。ゲートの中でフワフワしたり、周りに馬がいて気にしたりとメンタル面はまだまだこれからですね。それでも終いまでしっかりと伸びる競馬で強かったです。成長途上の段階でも勝ち切ったようにポテンシャルは確かですし、今後レース経験を重ねることで、さらなる活躍が期待できると思います」(ジョアン･モレイラ騎手)
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18/04/22 東京 未勝利 |
4月22日(日)東京･芝2400ｍ戦に56kgミルコ･デムーロ騎手で出走･デビューし、馬体重は434kgでした。
レースでは、五分のスタートを決めると、軽く促しながら先行していきました。1コーナーを6･7番手でカーブすると、向正面ではインコースでじっと脚を溜めました。3･4コーナーでもロスなく内々を回り、直線入り口で徐々に外めに持ち出していきました。1番人気馬のすぐ後ろをついていき、ジワジワと脚を伸ばすと、先に抜け出したライバルをきっちりと捕まえ、2着馬に1馬身1/4差をつけ、先頭でゴール板を駆け抜けています。勝ち時計は2:27.4でした。
「強かったです。レースでは気持ちが一生懸命過ぎる面がありますし、行動も敏感です。道中は右に右に行こうとしていたので、直線では敢えて外に出しました。ただ、そこからは真っ直ぐ走ってくれました。幼さは残しますが、いいセンスの持ち主です」(ミルコ･デムーロ騎手)
「週中は448kgくらい馬体重がありましたが、追い切り後にイライラして体を減らしてしまいました。血統面からもそうですが、成長がゆっくりなので、結果的にここまで待って良かったかもしれません。今後さらに良くなりそうです。フットワークも良く、能力は感じていただけに勝てて良かったです」(堀調教師)
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