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24/02/18 小倉 小倉大賞典 |
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2月18日(日)小倉･小倉大賞典(Ｇ３･芝1800ｍ･ハンデ)に56.0kg角田大和騎手で出走し、馬体重は前走から-8kgの508kgでした。
レースでは、好スタートを決めると、大外枠から前めの位置を取りに行きました。5番手のポジションで1コーナーをカーブ。逃げ馬が後続を離し気味に進む道中は、5･6番手を追走。3コーナーあたりから徐々に鞍上が促しながら進めましたが、反応が良くなく、徐々に後退する形で4コーナーカーブから直線に入りました。そこからも盛り返すような脚はなく、最後方まで下がり、14着での入線。勝ち馬とのタイム差は1.8秒でした。
「うーん…勝ち馬を近くに見る形で、レース運びとしては、これ以上ないくらいのもので、いいポジションを取れたと思ったのですが…。空馬が絡んできた時に一瞬だけムキになるようなところがありましたが、すぐに落ち着きました。ただ、3コーナーに入る前あたりで、それまであった手応えが無くなってしまいました。前が後続を離していたのも踏まえ、ちょうど仕掛けていこうとしたタイミングで、ひと息入っただけなのかなとも思ったのですが、その後に仕掛けても反応がありませんでした。
2週続けて追い切りに乗せてもらい、1週前はオープン馬らしからぬ動きだったのですが、当該週はさすがオープン馬だなと思えるような動きにガラッと変わっていたので、状態は良くなっていたと思います。返し馬もカッコよく走れていましたし、最初のコーナーの入りもスムーズで、とてもいい形だなと思っていたのですが…申し訳ありませんでした」(角田大和騎手)
「3コーナーまではいい形でした。ただ、ペースが上がるタイミングで、手応えがなくなってしまいました。調教の感触は上向き、いい感じに仕上がったと思っていたのですが…。今日のレースを見ると、さすがに年齢的なものもあり、少し厳しいのかなと感じました。結果を出すことができずに、申し訳ございませんでした」(中尾調教師)
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23/11/18 京都 アンドロメダＳ |
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11月18日(土)京都･アンドロメダＳ(Ｌ･芝2000ｍ･ハンデ)に56.0kg国分恭介騎手で出走し、馬体重は前走から+4kgの516kgでした。
レースでは、ゲート内で潜ったり、立ち上がったりというシーンが見られたものの、なんとか体勢を整えてスタートを切りました。出はあまり良くなかったものの、ジワッと行き脚はついて、中団前めにつけました。しかし、馬群の中のタイトな位置取りとなっており、3コーナーからジリジリとポジションを下げてしまいます。中団後方で直線を向き、外めにできたスペースを狙って追い出しました。残り200ｍあたりからは勢いがついて、よく伸びたものの、スムーズに進めたライバルたちには及ばず、勝ち馬から0.9秒差の8着で入線しています。
「うーん、またしても窮屈なポジションになってしまったので…。大変申し訳ございません。最後の最後は伸びていましたし、勝負どころで外を回って、直線に向くまでにある程度の勢いをつけられていたら、また違ったでしょう。スタートはゆっくりだったものの、わりと行き脚はついて、中団前くらいはとれましたから、同じ窮屈でもそのあたりをキープして運んでもらえれば良かったのですが、3コーナーあたりから下がってしまい、外にも出しにくいところに入ってしまっていました…。
装鞍所やパドックから、いい意味でうるささが出てきて、本馬らしい活気がうかがえるようになってきました。ようやくいい状態でレースに臨めているので、結果も出したかったところでした…。ゲートは練習では大丈夫ですが、実戦になると潜ってしまいますね…。なんとか今回も注意までで済みましたが、次走の前にはまた練習･確認をしておきます。レース後のメンタル面をよく確かめたうえで判断しますが、一旦リフレッシュを挟むつもりです」(中尾調教師)
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23/10/29 京都 カシオペアＳ |
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10月29日(日)京都･カシオペアＳ(Ｌ･芝1800ｍ)に58kg国分恭介騎手で出走し、馬体重は前走から+14kgの512kgでした。
レースでは、ゲート内でガタついたものの、スタートは五分に出て、馬なりで中団を追走。そのまま道中も中団馬群の中で脚をためていきます。3･4コーナーではタイトな位置取りになり、走りにくそうにしていましたが、直線で外めに出し、前を目がけて追い出します。しかし、目立った伸び脚は繰り出せず、勝ち馬から1.2秒差の14着に敗れています。
「ゲートで立ち上がってしまい、注意を受けています。スタートはそれなりに切ったものの、窮屈なポジションで走りにくそうでした。跳びの大きな馬なので、もっとノビノビと走れるところへいければ良かったのですが…。馬体も久々の分、まだ太かったです。レース後の状態に問題がなければ、このまま良化を促しながら続戦したいと考えています」(中尾調教師)
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23/07/09 福島 七夕賞 |
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7月9日(日)福島･七夕賞(Ｇ３･芝2000ｍ･ハンデ)に57.0kg大野騎手で出走し、馬体重は昨年8月の小倉戦の前走から増減なしの498kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを決めると、大外枠から他馬の出方を見ながら、中団前めで1コーナーをカーブしていきました。道中は6番手の外でじっくりと運び、ジワッと進出し、4番手まで上がって3コーナーをカーブしていきました。外々を回りながら進み、手応えがそこまで良くないながらも、懸命に抵抗し、5番手の一線まで粘って直線へと向きました。しかし、その後は脚色が一杯になり、上位争いに加わるような余力はありませんでした。後続に交わされながらの入線となり、最後は勝ち馬から1.1秒差の12着で復帰戦を終えています。
「ジョッキーは『いいリズムで運ぶことができて、直線に向いたときには一瞬、いけるかと思った』と話していました。間隔が長く空いた分、最後は息が上がってしまったものの、全体的にいい内容を見せてくれましたね。この歳でも衰えは感じられませんし、無事ならまだまだ元気に走ってくれそうです。ネックだった肩の状態がようやく回復し、元に戻った感じはありますね。暑いなか、久々の競馬でしたので、コンディションはよく確認しておきますが、大丈夫ならば8月13日(日)小倉･小倉記念(Ｇ３･芝2000ｍ･ハンデ)へ向かうことも選択肢に入れましょう」(中尾調教師)
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22/08/14 小倉 小倉記念 |
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8月14日(日)小倉･小倉記念(Ｇ３･芝2000ｍ･ハンデ)に56.0kg西村淳也騎手で出走し、馬体重は前走から-4kgの498kgでした。
レースでは、ほぼ五分のスタートを決めると、ジワッと前へ。無理せず馬なりで勢いがつくと、そのまま先手を取りきります。道中はハナで馬群を引っ張っていきました。リズム良く運んでいるように映っていたものの、4コーナーで好位に控えていたライバルが抑えきれないほどの手応えで上がってくると、2番手に下がって直線へ。なんとか踏ん張りたいところでしたが、残り200ｍあたりで脚色が鈍って、徐々に後退。最後は勝ち馬から2.8秒差の14着に敗れています。
「若干ペースは速かったものの、リズムは良かったので、期待したのですが…。ハナに立ってから1･2コーナーでうまくハミが抜けて、ひと息入り、前半の走りは良かったです。ただ、良馬場の発表でしたが、週中から時折降っていた雨の影響で、内はだいぶ緩くなっていました。ジョッキーも『少し脚をとられていた』と話していましたので、そのあたりもこたえたのでしょう。輸送競馬でも臨戦過程は良かったです。暑い時期の出走になりましたので、ここでふたたびリフレッシュを挟みます」(中尾調教師)
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22/05/14 中京 都大路Ｓ |
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5月14日(土)中京･都大路Ｓ(Ｌ･芝2000ｍ)に56kg吉田隼人騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの502kgでした。
レースでは、ゲート内で待たされましたが、しっかりとスタートを決め、軽く促して先行。道中は2番手で逃げ馬をぴったりマークしながら運びました。3コーナーあたりから徐々にペースアップ。馬なりで前に並びかけて直線へ。追われると、ジリジリとながらしっかりと反応して伸びました。残り200ｍあたりで先頭に立つと、外からきたライバルの差し脚も凌いで、見事に1着。これで4戦4勝となった鞍上との好相性も光る、嬉しいリステッド勝ちとなりました。タイムは2:00.5、2着馬とはクビ差でした。
「ありがとうございました。勝っているコースですし、自分のペースでいこうと思っていました。内から行く馬がいましたので、2番手でリズム良く運べました。しぶとさを生かしたいと考えていましたし、いい形でいけたと思います。終いもよく凌いでくれました」(吉田隼人騎手)
「おめでとうございました。最後まで力が入りましたが、凌ぎきれて良かったです。やはり相性の良いジョッキーということもあったでしょう。うまく運んでくれて、本馬の持ち味を存分に生かしてくれました。展開的にも良かったですね。レース前にはハナに立つかなとも思っていましたが、1番がスッと行ってくれて、いい形で2番手から臨めました。引っ掛かりそうな雰囲気はあったものの、今日は馬場が少し緩い分、脚元を気にすることでかえってうまく折り合ってくれたようです。いろいろな部分がプラスに出ましたね。この後は一旦リフレッシュを挟みます。また、今後のプランについては、状態を見て検討していきましょう」(中尾調教師)
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22/03/13 中京 金鯱賞 |
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3月13日(日)中京･金鯱賞(Ｇ２･芝2000ｍ)に56kg荻野極騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの504kgでした。
レースでは、五分のスタートを切り、促して前へ。2番手に収まり、流れに乗って運びました。3･4コーナーで軽く仕掛けて逃げ馬に並び掛けようとしますが、相手の手応えはまだ楽で、逆に差をつけられてしまいました。2番手集団で直線を向き、踏ん張りたいところだったものの、坂のあたりで失速して後退。最後はレコードタイムで逃げ切った勝ち馬から1.7秒差の13着に敗れています。
「イメージ通り、先行する策はとれました。道中の走りっぷりも良かったです。ただ、今日はさすがに相手が強かった印象です。このメンバーなので着順こそ下がってしまいましたが、そんななかでも終いまで本馬なりに頑張っていました」(荻野極騎手)
「レース前の想定通り逃げ馬の後ろにつけて、しっかりと走ってくれていました。このメンバーのレコード決着となったので、さすがにラストは見劣ってしまいましたが、持ち時計並みには動き、本馬の競馬はできたかなと思います。許容範囲だったものの、今日はパドックからチャカチャカしていました。このあたりは久々に続戦した分でしょうか。このあとは一旦リフレッシュを挟みます。また態勢を整えなおして、あらためてオープンやリステッドなどを狙っていきましょう」(中尾調教師)
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22/02/06 小倉 関門橋Ｓ |
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2月6日(日)小倉･関門橋Ｓ(ＯＰ･芝2000ｍ)に56kg西村淳也騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの506kgでした。
レースでは、少しモタれながらのスタートでしたが、すぐに行き脚がつき、外からスッと先行。スムーズにハナをとりきり、そのまま2馬身ほど前に出て、馬群を引っ張っていきました。3コーナーで全体のペースが速くなったものの、こちらの手応えも十分で、きっちりとリードをキープしたまま直線へ。最内で粘り込みを図り、逃げ切るかと思われましたが、2番手につけていたライバルが並び掛け、追い比べとなりました。残念ながら最後は僅かに遅れて2着に惜敗。勝ち馬とは同タイム･クビ差でした。
「うまくハマったかと思いましたが…。よく頑張っていたので、なんとか勝たせてあげたかったです。今回は競馬場に着いてから、ずっと落ち着いていました。本馬としては珍しいくらいの雰囲気でした。パドックやゲート裏でもチャカチャカしていても、許容範囲のものでしたし、いいメンタルで臨めたことは大きかったと思います。競馬でもハナに行くと、もっとハミを噛んで力むかなと心配したのですが、とてもリズムが良く、折り合いもきっちりついていました。
ジョッキーもうまく運んでくれましたね。スローに落としてから、後続が来るたびに、ジワッと小脚を使って、リードをキープしたまま勝負どころを回ってきてくれました。最後、並ばれてからも、よく抵抗してくれていたのですが…。落ち着いて、この馬の力が出せれば、通用することが分かったのは、大きな収穫です。レース後の状態に問題なければ、2月20日(日)小倉大賞典へ続戦することも視野に入れていきます」(中尾調教師)
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21/12/11 中京 中日新聞杯 |
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12月11日(土)中京･中日新聞杯(Ｇ３･芝2000ｍ･ハンデ)に54.0kg川須騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの508kgでした。
レースでは、スタートでフラつき、体勢を立て直したものの、行き脚はつかず、進路も狭くなって、中団からとなりました。道中は中団馬群の中で我慢する形。3･4コーナーでも動ききれず、さらにポジションを下げてしまいました。直線、外に出すと、伸びてはいたものの、先行勢も止まらず、最後は勝ち馬から0.9秒差の15着でした。
「スタートで1歩めが遅く、行ききれなかったことで、苦しくなりました。後ろからになって、全く展開も向きませんでした。先行馬での決着でしたし、前へ行けていれば…。申し訳ございません。気持ちの部分ではそれなりに我慢していましたが、ゲート内で前掻きするなど、ちょっとピリピリしていました。またここでリフレッシュを挟んで、次走へ向かいます」(中尾調教師)
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21/11/20 阪神 アンドロメダＳ |
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11月20日(土)阪神･アンドロメダＳ(Ｌ･芝2000ｍ･ハンデ)に54.0kg鮫島克駿騎手で出走し、馬体重は前走から+6kgの508kgでした。
レースでは、ほぼ五分のスタートから、内の馬を見ながらスッと先行。道中はインに入り過ぎず、比較的馬場の良いコースを通りながら、好位3番手あたりで運びました。馬なりでジワッと前に並び掛けて4コーナーをカーブ。先頭をうかがう勢いで、直線を向き、抜け出しを図りました。しかし、反応はジリジリで、残り200ｍあたりでは少し両サイドから寄られて窮屈な体勢になると、脚色は鈍り、盛り返せないまま、徐々に後退。最後は勝ち馬から1.0秒差の11着に敗れています。
「1･2コーナーで少し行きたがる素振りを見せていたものの、すぐに収まっていましたし、道中の雰囲気は良かったです。ただ、窮屈な場面もありましたが、それ以上に直線の瞬発力勝負では分が悪いですね。結果論とはなるものの、3･4コーナーで楽に動いていましたし、あそこで自分から仕掛けて、もっと早め先頭で、後続を引き離すくらいの形に持ち込んでも良かったと思います。次は前走で勝った舞台でもありますから、12月11日(土)中京･中日新聞杯(Ｇ３･芝2000ｍ･ハンデ)を視野に入れていければと考えています」(中尾調教師)
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21/10/02 中京 関ケ原Ｓ |
10月2日(土)中京･関ヶ原Ｓ(芝2000ｍ)に57kg吉田隼人騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの502kgでした。
レースでは、五分のスタートを切ると、外からスッと先行。2番手に収まって、流れに乗っていきました。道中は抱えつつリズムの良い走り。3･4コーナー中間からジワッと動き、逃げ馬に並び掛けて直線へ。追われるとやや外にモタれるような感じはあったものの、脚色は十分で単独先頭へと抜け出しました。直線半ばから後続も追い上げてきたものの、懸命に脚を伸ばし、最後まで凌ぎ切って、見事に1着で入線。2019年6月以来の白星で、通算4勝めを挙げ、オープン入りとなりました。勝ち時計は1:59.9、2着馬とは同タイムのクビ差でした。
「ありがとうございました。最後までよく頑張ってくれました。ゲートの中で前掻きをしてソワソワしていたものの、スタートは出ましたし、道中もリズム良く走れていました。ペースは落ち着いていましたが、完全なヨーイドンの競馬になると分が悪いと思い、早めに逃げ馬に並び掛けるように動いていきました。いい展開に持ち込めました」(吉田隼人騎手)
「久々の勝利で嬉しいですね。ありがとうございました。パドックではチャカチャカしていたものの、今日は返し馬の後、ゲート裏に行ってからがずいぶんと落ち着いていました。枠順からゲート入りも最後の方でしたし、変に気負うことなく、スタートから気分良く走れたのでしょう。我慢を効かせながらも、いいリズムで走れていました。ジョッキーも速過ぎず遅過ぎずのちょうどいいペースに持ち込んでくれましたね。距離も2000ｍが合っているのでしょう。これより長いとダラッとしますし、短くなると終いでキレ負けする面が見られますからね。リフレッシュを挟みつつの調整も良さそうなので、この後も一旦リフレッシュ放牧を挟むつもりです」(中尾調教師)
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21/06/06 中京 高山Ｓ |
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6月6日(日)中京･高山Ｓ(芝2000ｍ)に57kg川須騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの502kgでした。
レースでは、若干伸びあがるような格好でのスタートでしたが、出負けすることはなく、ジワッと先行していきました。3番手につけると、道中は行きっぷり良く、なだめつつの追走。そのまま3番手で3･4コーナーの勝負どころも回り、直線を向いて、前の2頭を目標に追い出しました。しかし、反応がいまひとつで、伸びきれませんでした。残り100ｍくらいでズルズルと後退してしまうと、最後は勝ち馬から1.2秒差の11着で入線しています。
「好位のポジションは狙いどおりだったのですが、2コーナーでペースが落ち着いたときにグッとハミを噛んで行きたがってしまいました。あそこをスムーズに行けれていれば…。申し訳ありませんでした。力んで走っていた分、最後も伸びを欠いてしまいました」(川須騎手)
「申し訳ございません。馬に活気があるのはいいのですが、具合が良いと、走りが力んでしまって…。ゲートは少し前掻きをしていましたが、なんとか我慢して出てくれました。好位につけながらもうまく壁ができていれば、もう少し折り合いもついて、最後への余力を残せていたのでしょう。この後はふたたびリフレッシュを図ります。状態を見ながらまた次走については検討していきましょう」(中尾調教師)
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21/04/24 阪神 京橋Ｓ |
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4月24日(土)阪神･京橋Ｓ(芝2000ｍ)に57kg川須騎手で出走し、馬体重は前走から-6kgの504kgでした。
レースでは、五分のスタートからスッと先行。1頭飛ばして縦長の展開となるなか、3番手で流れに乗っていきました。4コーナーで馬群がグッと凝縮すると、好位のインで我慢して運び、直線で内めから抜け出しを図りました。追われて反応を示し、2番手に上がって、あとは逃げ馬を捉えるだけというところでしたが、残り200ｍくらいからは脚色がジリっぽくなり、逆に離されてしまうと、最後は後続にも交わされて、4着での入線となりました。
「上手に競馬をしてくれました。直線でも手応えがあったので、逃げ馬を交わせると思いましたが、いざ追い出すと、脚色はジリジリでした。最後はキレ負けして、後続にも差されてしまいましたが、止まることなく踏ん張ってくれました」(川須騎手)
「いい形の競馬はできましたし、内から抜け出してくれるかなと期待しましたが、直線はジリジリでした。パドックではチャカチャカしてしまうものの、それ以外の装鞍所やパドックでは、以前より落ち着いて臨めるようになっています。着順で前進できましたし、距離は2000ｍが良さそうですね。ひと息入れてから、次走には6月6日(日)中京･高山Ｓ(芝2000ｍ)を目指していこうと考えています」(中尾調教師)
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21/04/10 阪神 難波Ｓ |
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4月10日(土)阪神･難波Ｓ(芝1800ｍ･ハンデ)に55.0kg岩田康誠騎手で出走し、馬体重は前走から-8kgの510kgでした。
レースでは、五分のスタートを決めると、テンは少し促して先行の構え。すぐに控えて、道中は中団のインで脚を溜めていきました。そのまま我慢して4コーナーをカーブ。直線、内にできたスペースを突くと、ジワジワと脚を伸ばして、差を詰めていきました。懸命に追われ、なんとか抜け出したいところでしたが、外のライバルの決め手が勝り、最後は7着で入線しています。同着となった1着からは0.4秒差でした。
「ポンと出てくれたので、前半は流れに乗りながら脚を溜めていけました。内から直線勝負と思っていたのですが、3･4コーナーで少しだけ引っ掛かりました。直線でいい反応を見せて、追い上げていましたから、勝負どころをもう少し我慢していれば、もっとグンと伸びていたかもしれません。そこだけが悔やまれます。ワンターンで上がりが速い競馬よりも内回りの2000ｍの方がいいかもしれませんね」(岩田康誠騎手)
「岩田騎手らしい競馬がハマったかと思いましたが…。着順を大きく上げることはできませんでしたが、本馬も上がり3F32.4秒といい脚でよく伸びてくれました。次に繋げていける部分は見られたのは良かったです。目方も今日くらいがちょうど良さそうです。ジョッキーからの進言もありましたし、問題なければ、中1週で4月24日(土)阪神･京橋Ｓ(芝2000ｍ)を視野に入れていきましょう」(中尾調教師)
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20/12/20 阪神 サンタクロースＨ |
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12月20日(日)阪神･サンタクロースハンデキャップ(芝1600ｍ･ハンデ)に55.0kg松山騎手で出走し、馬体重は前走から+12kgの518kgでした。
レースでは、ほぼ五分のスタートを切ると、少し気合をつけて中団前めにつけました。距離短縮でも道中の行きっぷりはそれほど変わりなく、前が飛ばす展開のなか、5番手に進出して流れに乗っていきました。直線、3番手あたりから前を目掛けて追い出したものの、伸び脚は見られず、後続に交わされてしまいました。残り200ｍで脚色が鈍り、さらに後退。最後は勝ち馬から1.9秒差の16着に敗れています。
「スタートはまずまず上手に切れましたし、いいポジションがとれました。ただ、結果的にはマイルは忙しかったです。そこまで無理に出していってはいないものの、軽く促しつつとはなりますし、抱えていける面がなかったです。もう少し溜めが効けば、ジリジリとでも伸びてきてくれるタイプなので…。もともとの1800ｍや2000ｍの方が合っていると思います」(松山騎手)
「キレないですが、長く脚を使ってくれるので、この距離でハマる可能性もあるかと期待しましたが…。申し訳ありませんでした。思った以上に早く脚が上がってしまいました。一度リフレッシュを挟んでから、ふたたび距離は戻すつもりです。以前ほどテンションが高くならず、汗をそれほど掻かないことと、季節的なものもあってのプラス体重だと思います。腹回りはスッキリとして、ダブつく感じはなかったので、そこの影響はなかったと思います」(中尾調教師)
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20/11/14 阪神 岸和田Ｓ |
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11月14日(土)阪神･岸和田Ｓ(芝2000ｍ)に57kg松山騎手で出走し、馬体重は前走から-14kgの506kgでした。
レースでは、スタートを決めて、外からスッと先行。道中は2番手で流れに乗って運びました。馬なりで逃げ馬に並び掛けるようにして4コーナーをカーブ。しかし、直線を向いて追われると、反応がいまひとつ。並んでいた逃げ馬を交わすことができず、逆に離されてしまうと、後続にも差されて、最後は4着での入線となりました。勝ち馬とのタイム差は0.8秒でした。
「最後は思ったほどの伸び脚が発揮できなかったものの、春に跨らせてもらったときよりも、具合はいいと感じました。スタートから勝負どころまではスムーズに運べましたし、次はもっと踏ん張りが効くようになるはずです」(松山騎手)
「最後はちょっと残念でしたが、道中は非常にスムーズでした。パドックで少しチャカつくことはあったものの、これまでに比べれば、ほどよいくらいのテンションでレースに臨むことができました。馬体重もこれくらいの方が走りやすいでしょう。トレセンへ戻った状態を確かめてから、また次走を検討しましょう」(中尾調教師)
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20/08/29 札幌 オホーツクＳ |
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8月29日(土)札幌･オホーツクＳ(芝2000ｍ)に57kg石川騎手で出走し、馬体重は前走から+12kgの520kgでした。
レースでは、好スタートを決めるとスッと先行。道中は2番手でリズムに乗って運びました。3･4コーナー中間あたりでは馬なりで逃げ馬に並び掛けていきました。楽な手応えかと思われましたが、ここからギアが上がらず、前を交わせないまま直線へ入ると、後続に飲み込まれてしまいました。そのまま失速し、最後は勝ち馬から2.5秒差の14着で入線しています。
「跨っていい雰囲気だと思いましたし、道中は行きたがるところもなく、スムーズに運べました。しかし、4コーナーで逃げ馬を交わせないでいると、後続に来られて、一気に止まってしまいました。ちょっと馬体が太い分もあったかもしれません」(石川騎手)
「道中で無理をしているわけではなかったので、逃げ馬を交わして、あとはどこまで踏ん張れるかと思ったのですが…。中間では太い感じはしなかったものの、輸送がない分や滞在で具合が良かったことで、かえって直前で増えてしまいました。メンタル的にはいい状態で臨めましたが…。申し訳ございませんでした。またレース後の状態を確かめてから、今後の予定を検討していきましょう」(中尾調教師)
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20/08/01 札幌 ＳＴＶ賞 |
8月1日(土)札幌･ＳＴＶ賞(芝1800ｍ･ハンデ)に56.0kg岩田康誠騎手で出走し、馬体重は前走から+2kgの508kgでした。
レースでは、まずまずのスタートから押して先行。3･4番手で1コーナーに入りました。そのまま楽に運びたいところでしたが、外から上がってきたライバルと併せるように動いて、2コーナーでは一気に先頭に並び掛けていきました。向正面に入るともう一度落ち着かせて2番手を追走。3･4コーナーの勝負どころでは馬なりでポジションを押し上げ、ふたたび逃げ馬に追いつきました。直線に入ると、懸命に脚を伸ばして、残り200ｍで逃げ馬を振り切ると、先頭に立って粘り込みを図ります。なんとか凌ぎたいところでしたが、後続がドッと押し寄せ、残念ながら交わされてしまい、最後は勝ち馬から0.4秒差の6着でした。
「早い段階で外から13番に来られて、一緒にこちらもスイッチが入ってしまいました。あそこで一旦リズムが悪くなってしまったので…。スムーズならば、直線もそのまま押し切っているか、少なくとももっと際どいレースになっていたと思います。申し訳ありませんでした」(岩田康誠騎手)
「押し切ってくれるかと期待しましたが…。ジョッキーが話していたように道中をリズム良く運べていれば、もうひと踏ん張りが効いていたでしょう。装鞍所からパドック･返し馬と、これまでにないくらい落ち着いて臨めました。これほどパドックできちんと歩けていたのは初めてではないでしょうか。滞在競馬の効果はあったと思います。状態を見てからですが、札幌でもう一戦したいと考えています」(中尾調教師)
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20/06/21 阪神 垂水Ｓ |
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6月21日(日)阪神･垂水Ｓ(芝2000ｍ)に57kg松山騎手で出走し、馬体重は前走から-6の506kgでした。
レースでは、ゲート内で煩いところもあり、ややタイミングが合わず、遅れ気味のスタートとなりました。後ろからの競馬となり、後方3番手で1コーナーへ。向正面は縦長の展開のなか、後方5番手を追走。3コーナーあたりから外めをジワっと進出。そのまま外々をカーブしながら、直線を向きました。馬場の外めをジワジワと伸びましたが、最後は脚色が鈍ってしまい、勝ち馬からは1.0秒差の9着に敗れています。
「ゲートが良くなく、道中のリズムも本来の感じではありませんでした。もっと行きっぷりがいい馬なのですが、いまひとつ進んでいかず、終いの伸び脚もジリジリでした。全体的にテンションが高いのはいつものことですが、返し馬では一旦落ち着いてくれています。ただ、今日はゲート裏で待たされるうちに、どんどんと入れ込んでしまって…。あそこで時間が掛かったのが痛かったです。申し訳ありませんでした」(松山騎手)
「入りが悪く馬が多く、ゲート裏で待っているうちにエキサイトしてしまいました。ホライゾネットをパドックで着けることを考えていましたが、試してみると嫌がっていたので、今日はアレコレ着けず、メンコもリップチェーンも外しました。チャカチャカしてはいましたが、いつもよりマシだったくらいです。返し馬でも落ち着いていたので、これならばと思いましたが…。ゲートからリズムに乗れないままとなってしまいました。申し訳ございません。ゲートは潜りかけたり、立ち上がったりしたことで、注意を受けています。この後は一度じっくりゲート練習を行うつもりです」(中尾調教師)
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20/04/05 阪神 難波Ｓ |
4月5日(日)阪神･難波Ｓ(芝1800ｍ･ハンデ)に56.0kg松山騎手で出走し、馬体重は前走から+4の512kgでした。
レースでは、ほぼ五分のスタートから押して先行。前半は3番手につけていきました。3コーナーでは外から来た馬を行かせて4番手。4コーナーでは内でやや窮屈になり、少し後退してしまいました。直線を向いて、前があいたスペースを突こうとしますが、反応はひと息。そのまま最後までジリジリとした脚色のままで、勝ち馬から1.0秒差の8着で入線しています。
「勝ち馬の後ろで運び、手応えもあったので、直線でもっと伸びてくれるかと思ったのですが…。追ってからの反応がいまひとつでした。今日は前走よりもテンションが高く、ゲートでも少しガタガタしていました。メンタル面での影響もあったのでしょうか…。申し訳ありませんでした」(松山騎手)
「勝負どころでは少し窮屈にも見えましたが、直線では前もあいて、そこから伸びてくればと期待したものの、反応がいまひとつでしたね。今日は前走よりもテンションが高く、そのあたりも影響したのでしょう。ここで一度リフレッシュを挟んで立て直します」(中尾調教師)
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20/03/07 阪神 但馬Ｓ |
3月7日(土)阪神･但馬Ｓ(芝2000ｍ)に57kg松山騎手で出走し、馬体重は前走から+4の508kgでした。
レースでは、ゲートで少しうるさい仕草を見せ、なんとか五分に出たものの、行き脚がいまひとつで中団から。道中はそのまま脚を溜め、3コーナーからジワッと進出を開始。馬なりで押し上げ、前とはそれほど差のない位置取りで4コーナーをカーブしました。直線で追われると、しぶとく脚を伸ばして、前を交わしていきましたが、決め手に勝るライバルには遅れをとり、3着での入線となりました。勝ち馬とのタイム差は0.2秒でした。
「返し馬での雰囲気やゲートで少しうるさいあたりはいつもと変わりなかったのですが、今日は出てからが妙に落ち着いていました。2番手くらいからの競馬をイメージしていたものの、行き脚がひと息で中団になりましたし、スッと折り合っていたので、無理せず道中は脚を溜めていきました。勝負どころから早め早めの展開でしたし、流れ的にはかえっていいポジションになりました。手応えも十分にあったので、差し切りを狙いました。ただ、上位2頭と比べるとキレ負けしてしまいました。最後までよく伸びてくれているのですが…。申し訳ありませんでした」(松山騎手)
「パドックやゲートでのテンションはいつもくらいで許容範囲のものでした。馬体は張り艶が増し、返し馬の雰囲気も良かったです。思い描いていたよりは後ろの位置取りになりましたが、途中から流れていたので、これならばと期待したものの、直線では決め脚の差が出てしまいました。それでも、最後までよく伸びていました。また、状態を見ながら次の予定を検討しましょう」(中尾調教師)
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20/02/02 京都 飛鳥Ｓ |
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2月2日(日)京都･飛鳥Ｓ(芝1800ｍ)に56kg松山騎手で出走し、馬体重は前走から+10の504kgでした。
レースでは、五分のスタートを切り、馬なりで中団につけました。そのままのポジションで運んで直線へ向かい、馬場の真ん中あたりのスペースを突いて追い出しました。そこから脚は伸ばしていたものの、抜け出すことはできませんでした。ゴール前は大混戦の争いとなり、勝ち馬とのタイム差は0.2秒でしたが、8着に敗れています。
「巻き返しを期していたのですが、結果を出せず、申し訳ありませんでした。返し馬から少しテンションは高かったものの、前走に比べれば問題ない範囲で、スタートも五分に出れました。久々のレースで距離も短縮されていましたし、無理に慌てさせないように馬なりでポジションをとりました。道中もしっかりと走れていましたし、直線も狭いところをよく伸びてくれていましたが、他馬も止まらず、抜け出せませんでした。結果的にはもう一列前で運べば良かったかもしれません。差は大きくなかったですし、やはり力がある馬だと思います。間隔があいての出走でプラス体重でしたが、問題なく具合は良かったです。距離はこれくらいの方が合いそうですが、一瞬のキレには欠けるので、展開などもカギにはなってくると思います」(松山騎手)
「パドックではうるさい面を見せていたものの、本馬なりのもので、前走ほどの入れ込みではありませんでした。差はそれほどでもないのですが…。久々を使っての上積みがあるはずですし、このままトレセンで調整して、また次走へ向かいます」(中尾調教師)
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19/10/20 京都 菊花賞 |
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10月20日(日)京都･菊花賞(Ｇ１･芝3000ｍ)に57kg松山騎手で出走し、馬体重は前走から-8kgの494kgでした。
レースでは、スタートで立ち遅れ、後方からの競馬を余儀なくされました。折り合いを欠きながら最初のコーナーをカーブ。ホームストレッチでは鞍上が懸命になだめつつも、最後方に下がりました。2周めの向正面で1頭交わすも、依然後方のまま最後のコーナーへ。レースのピッチも上がり、鞍上が促していくも後方のまま直線を向きました。しかし、そこからも余力はなく、馬群からは離される一方でした。そのまま後方での入線となっており、勝ち馬からは2.7秒差の16着でした。
「本当ならばハナに立ち、スイスイと競馬を進めたいところでしたが、出遅れてしまいました。G1の雰囲気に呑まれたのか、いつも以上にイレ込んでおり、先出しするなど工夫したものの、返し馬でもゲート裏でもカッカしたままで…。ゲートが先入れだったことも余計に響きました。他馬がゴネて待たされると前掻きしていましたし、さらには立ち上がってしまいました。元々スタートは速い馬であるはずですから、前に行けなかったことが本当に悔やまれます。
道中も折り合いを欠いて、遅いペースのなかでも上がっていける感じではなかったです。ハナに立てば物見して気を抜くタイミングがあったと思います。今日はこの馬らしい競馬ができませんでした。大変申し訳ありません」(松山騎手)
「テンションが高くなりすぎました。返し馬が終われば落ち着くと思っていましたが、ずっとカチャカチャとしていました。ジョッキーの話にもあったように、偶数枠の後入れであれば、また違ったかもしれません。今日は全てが悪い方に悪い方に向いてしまった印象です。申し訳ございませんでした。この後はしっかりと心身のリフレッシュを図りましょう。来週(水)グリーンウッドＴへ放牧に出す予定です」(中尾調教師)
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19/09/22 阪神 神戸新聞杯 |
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9月22日(日)阪神･神戸新聞杯(Ｇ２･芝2400ｍ)に56kg松山騎手で出走し、前走6月阪神戦から+8kgの502kgでした。
レースでは、問題なくスタートを切り、押し出されるようにハナへ立ちました。そのまま逃げる形となってホームストレッチを通過。2番手に1馬身半ほどの差をつけて最初のコーナーを回り、向正面に入りました。道中は少しだけキープを広げて、淡々と逃げの手を打ちます。3コーナーから人気馬がジワジワと上がってきて、3･4コーナー中間で並びかけられると、4コーナーではわずかに交わされて2番手となり直線の攻防。応戦を試みますが、先頭に立ったライバルの手応えが抜けていました。脚を溜めていた後方勢にも1頭ずつ差されてしまい、勝ち馬からは1.1秒差の6着で入線しています。
「結果を出せず、申し訳ありませんでした。スタートが良く、押し出される形ではあったものの、中途半端なレースにしたくないと思い、そのまま逃げました。前半に関しては楽に進めることができましたが、勝負どころで思ったよりも早く来られてしまいました。パドックや返し馬に向かうところは少し力んでいましたね。しかし、走り出せばリズムは良かったです。ハナで運んでも落ち着いた走りでした。直線ではもっと踏ん張りたかったところですが、勝ち馬に早めに来られた分、及びませんでした」(松山騎手)
「途中までは楽に行かせてもらいましたが、勝ち馬が早めに楽な手応えで来てしまいました。ハナに立ってもゆっくり運べたことは良かったものの、上がり勝負になると、上位とは分が悪いですね。他にも行く馬がいる展開であれば、また違ったかもしれません。今日のような形でも、極端に力まず走れたことは収穫だと思います。今後も色々と考えながら調整していきます」(中尾調教師)
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19/06/22 阪神 京橋特別 |
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6月22日(土)阪神･京橋特別(芝2000ｍ)に54kg松山騎手で出走し、馬体重は前走から+2の492kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを決めると、馬なりで先行していきました。道中はインの3番手あたりを追走。そのままリズムよく運び、直線入口で、好位馬群の間を抜け出して追いました。逃げ馬がしぶとく粘っていたものの、ゴール前でグイッとひと伸びして、きっちりと差し切りました。連勝で、価値ある3勝めをあげています。勝ち時計は2:00.7、2着馬とはクビ差でした。
「ありがとうございました。強かったです。先行するつもりではいましたが、ハナへ行って目標にされるのも嫌でしたから、好位を狙っていました。うまく前を見ながら運べましたし、道中の手応えも十分でした。直線へ向くときに狭いところを抜けてくる形になりましたが、しっかりと馬が反応してくれました。跳びは大きい馬ですが、以前に乗ったときよりも力をつけていて、不器用さは感じませんでした。最後は前がしぶとかったものの、きちんと捕まえることができました。まだまだ良くなりそうですし、これからが楽しみですね」(松山騎手)
「強い競馬ができました。跳びの大きな馬なので、あの位置からどう捌いてくるかなと思いましたが、迫力十分に抜け出してくれました。内回りコースでもインコースから好内容で勝てたことは今後に向けて大きいですね。いいポジションで運んでくれたこともありますが、折り合いも以前より効くようになっていますし、経験を重ねて着実にレベルアップしていると言えるでしょう。ここでリフレッシュを挟むつもりです。秋に向けて、しっかりと英気を養いましょう」(中尾調教師)
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19/05/18 新潟 早苗賞 |
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5月18日(土)新潟･早苗賞(芝1800ｍ)に56kg吉田隼人騎手で出走し、馬体重は前走から-10の492kgでした。
レースでは、好スタートを決めると、外のライバルを行かせて、インコースで折り合いに専念しました。少し外に持ち出すと、道中は3番手を追走。持ったまま楽な手応えで3･4コーナーをカーブし直線へ。軽く促しただけで、すぐ前を進む2番手の馬に並びかけると、鞍上のアクションに応えて、力強く馬場の真ん中を伸びました。残り300ｍ付近で先頭に並ぶと余裕の手応えで前に出ました。その後も気を抜かせずビッシリと追うと、後方から追い込んだライバルに2馬身半のセーフティリードを保って1着でゴール。嬉しい2勝めを挙げており、勝ち時計は1:46.8でした。
「テンションが高いところがあるので、折り合いには注意しながら進めました。ストライドが大きく、力強い走りで、ここではモノが違った印象です。抜け出してからも手応えに余裕がありましたし、先々が本当に楽しみです」(吉田隼人騎手)
「ありがとうございました。余裕を感じさせる良い勝ち方だったと思います。レース後の状態を見ながらとはなりますが、このまま在厩させて、6月22日(土)阪神･京橋特別(芝2000ｍ)に向かうことも検討しています」(中尾調教師)
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19/03/16 阪神 若葉Ｓ |
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3月16日(土)阪神･若葉Ｓ(Ｌ･芝2000ｍ･皐月賞トライアル)に56kg幸騎手で出走し、馬体重は前走から+6の502kgでした。
レースでは、スタートを決めて先行。道中は2番手を追走していきました。4コーナーで早めに先頭に立って直線へ。圧倒的1番人気のライバルにはすぐに交わされてしまったものの、そこから内めで粘り込んでいました。なんとか2着を死守するかと思われたところ、ゴール前で後続に捕まり、惜しくも3着での入線となっています。勝ち馬とのタイム差は0.6秒でした。
「ペースがゆっくりだったこともあって、ハミをずっと噛んでいました。2番手で前に馬を置いて、落ち着いてくれるかなと思いましたが、変わりませんでした。勝負どころで逃げ馬が早めに下がってきて、もう少し我慢しようかとも考えましたが、余計に苦しくなるかもしれないと判断したので、そのまま行きました。目標にされてしまいましたし、先頭に立つとフワッとしていました。また交わされかけてから、グッと伸びてくれたものの、相手とは瞬発力が違いましたね。最後までよく粘り込んでくれているのですが…。なんとか2着をと踏ん張っていましたが、残念です。申し訳ありません。力はありますし、リラックスして走れるようになれば、もっと良くなるはずです」(幸騎手)
「この馬の持ち味を活かす競馬はできたかなと思いますが、相手も強かったです。あと少しで権利が取れるかと思ったのですが…。こちらがハミを噛んで、若干引っ掛かっていたことを考慮しても瞬発力の差を感じました。跳びの大きな馬ですから、勝ちきるためには今後もこのあたりは課題になるでしょう。馬体は戻っていましたが、パドックからちょっとカリカリしている面も見られました。この後はリフレッシュを挟んでから次走へ向かいます」(中尾調教師)
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19/02/16 東京 フリージア賞 |
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2月16日(土)東京･フリージア賞(芝2000ｍ)に56kg石橋脩騎手で出走し、馬体重は前走から-8kgの496kgでした。
レースでは、五分のスタートを決めると、無理せず前めにつけました。逃げ馬を行かせて2番手で向正面へ。レースは淡々と流れ、そのままの隊列で3･4コーナーをカーブし、2番手で直線を迎えました。持ったままの手応えで逃げ馬に並びかけると、早くも先頭に躍り出ました。そこからも鞍上のアクションに応えるように、しぶとく伸びましたが、残り200m過ぎで、内のライバルに並びかけられてしまいました。そのまま交わされてしまいましたが、こちらも懸命に抵抗。しかし、僅かに及ばずの2着でゴールしており、勝ち馬とは1馬身1/4差でした。
「跨った時は少しイライラしている感じを受けましたが、レースではそういった面を見せませんでした。スタートも上手に出てくれましたし、ヨーイドンの競馬にはしたくなかったので、残り400m辺りから自分のタイミングで動いていきました。抜け出してからが心配でしたが、意外にフワフワするようなところはありませんでした。決して最後まで止まってはいないものの、最後は勝ち馬の決め手に屈してしまいました」(石橋脩騎手)
「2番手から楽に行けて、最後まで頑張ってくれましたが…。競馬場に到着してから入れ込んでしまい、8kgも減らしてしまいました。それが最後のもうひと踏ん張りにつながらなかったのかもしれません。ただ、時計･内容ともに悪くなかったですし、関西圏でもこのくらいの距離であれば頭数も多くならないと思われるので、今後についてはレース後の状態を見ながら決めていきたいと思います」(中尾調教師)
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19/01/19 中京 未勝利 |
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1月19日(土)中京･芝2000ｍ戦に56kg吉田隼人騎手で出走し、馬体重は前走から+2kgの504kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを切った後、ややゴチャつきますがうまく立て直し、前めへつけてホームストレッチを通過。1･2コーナーは外をじっくり回ってリズムを作りました。向正面に入ると少しポジションを上げ、道中は3〜4番手を追走。3･4コーナーで徐々に前との差を詰めて直線に向き、ひと呼吸置いてゴーサイン。指示にしっかりと反応して抜け出しました。そのままライバルの差しを1馬身1/4振り切って先頭でゴール。デビュー4戦めで、嬉しい初勝利を飾っています。走破タイムは2:02.4でした。
「スタートはソロっと出る感じなうえに、隣の馬に少し寄られる形となり遅れてしまったものの、前にスペースができてからはポジションを取りにいけました。自分からハミを取って行くようなところがありながらも、抜くところは抜けるセンスがあります。ただ、とにかくトビが大きく、出し入れするような競馬は現状では厳しいかもしれません。基本的に広いコースが合っていると思います」(吉田隼人騎手)
「ありがとうございました。徐々に良くはなっていましたが、この時期に勝つことができたのは大きいですね。狭いところを突くような器用さは現状ではないものの、今日はジョッキーが上手く乗ってくれました。レース後の状態をしっかりと確認しておきます」(中尾調教師)
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18/11/24 京都 未勝利 |
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11月24日(土)京都･芝1800ｍ戦に55kg藤岡佑介騎手で出走し、馬体重は前走から-2の502kgでした。
レースでは、やや外へ張り気味のスタートから、控えて後方を追走。道中も8頭立ての最後方で、じつくり我慢して運びました。坂の下から徐々に進出を開始。4コーナーをロスなくカーブして、直線はインを狙って脚を伸ばしました。外から先に抜け出した1番人気のライバルには及ばなかったものの、内の2着争いに加わり、叩き合いに持ち込みました。しかし、最後は残念ながら交わしきれず、4着で入線しています。勝ち馬とのタイム差は0.6秒でした。
「前走で先手をとっているので、今日は競馬を覚えさせることも含めて、できるだけ我慢してほしいとの指示でした。少頭数でしたが、外枠でしたので、下げてから行きたがる面を抑えて脚をためていきました。ジリっぽいと聞いていましたが、前に馬を置いてから、きちんと我慢できていたので、思っていたよりもいい伸び脚を使ってくれました。今日の経験は次以降に活きてくるはずです。この競馬を覚えて、内枠からもっと好位で脚をためる形になれば、チャンスはくると思います」(藤岡佑介騎手)
「前走でハナを切っているので、だいぶ気が入っていました。パドックでもテンションが高めでした。メンバー的には前へ行けるところでしたが、続けて行ってしまうと、次走以降が厳しくなるので、我慢を覚えさせてもらうように指示を出しました。前半は難しい面もありましたが、直線ではいい伸び脚を見せてくれました。なかなか勝ちきれませんが、いろいろといい経験をして、当初に考えていたよりも早いスピードで、動きや馬体は良くなってきています。この調子でいけば、もっと成長を見せてくれるはずです。続けて使ってきましたし、ちょっとテンションが高くなってきているので、ここで一旦ガス抜きを兼ねて、リフレッシュを図るつもりです」(中尾調教師)
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18/11/03 京都 未勝利 |
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11月3日(祝･土)京都･芝2000ｍ戦に55kg浜中騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの504kgでした。
レースでは、スタートを決めると、大外枠から一気にハナを奪いました。道中は後続をひきつけながら、マイペースの逃げを刻んでいきました。大きく隊列が変わるようなこともなく、気合いをつけながら、4コーナーを先頭でカーブしていきました。直線でも懸命に粘りましたが、残り200m過ぎで、2番手から競馬を進めたライバルに交わされてしまいました。さらに後続の2頭にも差され、最後は勝ち馬から0.5秒差の4着で入線しています。
「切れないタイプという話を聞いていましたので、ある程度動いていこうと考えていました。外からスッと進出して、坂の下りから早めに仕掛けました。この馬なりにいい伸びを見せていたと思います。最後は決め手の差が出てしまいました。今日は気が入りすぎており、返し馬からハミを取るほどでした。レースに行ってハナに立つと、程よく物見をしていたことで、かえってリラックスできていましたね」(浜中騎手)
「ハナに行ってペースをうまく落とし込み、綺麗に立ち回ってくれました。一発があるかと思いましたが、残念でしたね。決め手の差に屈したとはいえ、この馬なりに伸びていました。終いもバタバタになっていないのはよかったです。力をつけていますし、次も頑張ります」(中尾調教師)
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18/10/14 京都 新馬 |
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10月14日(日)京都･新馬戦(芝2000ｍ)に55kg松山騎手で出走･デビューし、馬体重は504kgでした。
レースでは、他馬よりもやや遅いスタートでした。最後方から中団まで、ジワジワと位置を上げてホームストレッチを通過。1･2コーナーは抑えて回り、少し控える格好となりました。後方3番手のポジションで向正面に入ると、ほどなくして一旦は4番手まで進出。その後は再び後方3番手となりますが、3･4コーナーの勝負どころで積極的に動いていきました。そして3番手で先頭争いに加わる形を作って直線へ。鞍上が懸命に追いますが、人気馬2頭が大きく抜け出し、3番手のライバルも捉えることはできませんでした。しかし、バテて後退することもなく、勝ち馬からは1.2秒差の4着で入線しています。
「ずっと外を回る形となってしまい、うまく内に潜り込ませることができませんでした。申し訳ございません。使いつつ良くなるタイプかなと思っていましたが、流れに乗っていましたし、最後までしっかり走ってくれました。気持ちの部分も問題ありません。いずれはダートという選択肢もあるかもしれませんが、ひとまずは芝で、今日のような条件を使っていくのがいいでしょう」(松山騎手)
「まだ緩さを残しながらも、よく頑張ってくれました。実戦向きですね。進めるたびに良くなっていますし、伸びしろしかありません。今後は厩舎に置いて、芝の1800〜2000ｍ戦を目指します」(中尾調教師)
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