シュペトレーゼ
美浦・久保田貴士 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(13/07/23)［ＮＦ空港］「ノーザンファーム空港へ放牧に出して現地で様子を見てもらっていましたが、トモに溜まった疲れが大きく、期間内にレースへ向かえるまでの状態に持っていくのは正直難しいという話が獣医師からもありました。トモに弱さを抱えていたのは今に始まったことではなく入厩時からあったので天栄でもトレセンでも入念にケアをしながら調整を進めてきましたが、期間内にしっかりしてきたと思えるほどまでにはなかなかなりませんでした。レース時にも歩様に不安定なところが垣間見られていましたし、前走時も彼女なりに目一杯走った証なのか入線後に検量室前まで帰ってくるのもやっとというくらい全力を出し切っていた様子をこの目で見ていましたから、限られた中で何とか調整し、これまで以上の結果を求めるのは酷なのではないかと思いました。これだけの血統の馬なので競走馬として立派に育てられなかったことは非常に申し訳ないのですが、後世に伝える役目もある馬なはずです。トモが良くないことを考えると酷使しすぎて大事な骨盤などに不具合を生じるようなことも避けなければいけないと思いますし、クラブ、牧場と相談した結果ここで判断することとなりました。期待に応えることができず本当に悔しいですし、誠に申し訳ございません」（久保田師）「レース後にこちらに戻って来て、獣医師を含め馬体のチェックを行っていました。元々トモに疲れが溜まりやすいところがあったのですが、今回こちらで馬体を見ても正直すぐに次の競馬を考えていくには厳しそうな状態でした。我々牧場としても何とか立て直して再度競馬に向かい、いい走りをさせてあげたかったのですが、力になることができず申し訳ございません」（空港担当者）レース後にノーザンファーム空港へ放牧に出てトモをはじめ状態を確認してきましたが、現状で未勝利戦が終了する期間内に万全の状態で出走することが難しそうであることが判明しました。また、ここまで芝やダートと視野を広く持って取り組んでくる中でも大きな変わり身とはいきませんでしたし、このような現状を踏まえて久保田貴士調教師と協議をした結果、ここで現役続行を断念し、近日中に競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 (13/07/18)［ＮＦ空港］１８日にＮＦ空港へ放牧に出ました。「これまで異なった条件を使い、少しでもいい競馬ができるを模索してきたのですが、申し訳ありません。結果はすごく悪いものではないものの内容としては厳しいものとなってしまいました。体力的なこともあるのかもしれませんが、トモを中心に疲れも溜まっていたところもあると思います。ここが勝負のつもりでケアと並行しながら中身を造ってきたところもありましたからね。レースから上がってきたときは疲れ切ってしまっていましたし、馬体面を考えてもこのままさらにというのは厳しいと言わざるを得ませんでしたので、いったん放牧に出させていただきました。残り期間が限られているので、体力面、馬体面の回復を見て今後の方針を決めることになると思います」（久保田師） (13/07/10)［美浦トレセン］１０日は函館Ｗコースで追い切りました（６８秒５−５４秒１−３９秒９−１２秒９）。「いよいよ今週が狙っていたレースのある週ですし、今朝しっかりと動かして最終追い切りをかけました。再びジョッキーを乗せてウッドチップコースにて動かしましたが、相変わらず持っている間の行きっぷりは上々なものの手綱を放して追われるとちょっとモタモタとした走り。そういった点にやや物足りなさを感じるのは否めませんが、この馬としての動きは悪くないでしょう。前走後に見られた馬体の疲れも時間をかけたことで癒えてきていますし、精神的にも悪くないはず。今回は思い切って長めの距離で新味を見いだせるようにチャレンジしたいと思って芝の調教へ向かうことにしました。これまで使ってきた中で思うような結果が出せませんでしたし、何とかこの条件でいい部分を見せてほしい。ジョッキーはいろいろと考えましたがこれまでの成績からネガティヴに捉えられても困りますし、稽古からしっかり乗ってくれてこの馬の現状を把握して少しでも活路を見い出そうと考えながら乗ってくれる方がいいので、博康でいかせてください」（久保田師）１３日の函館競馬（３歳未勝利・芝２６００ｍ）に田中博騎手で出走を予定しています。 (13/07/03)［美浦トレセン］３日は函館Ｗコースで追い切りました（７１秒０−５６秒５−４２秒１−１３秒３）。「先週までは前走後の回復に充てることに専念していました。言ってもトモを中心に疲れは垣間見られたようで、次に向けてしっかりケアしてから立ち上げていくようにしないといいパフォーマンスを望むことはできませんからね。それで先週まではじっくり動かして中身を維持しつつ馬体ケアを行っていました。滞在の効果もあってカイバの喰いは安定していていいし、思惑通り状態は上向いてきたので今週から再度負荷をかけ始めています。今日は調教を手伝ってくれている田中博康を背にしてウッドチップコースで動かしました。力のいるウッドのためトモの踏ん張りがひと息だったのか素晴らしい動きという感じではなかったようなのですが、長めからじんわり負荷をかけてまずまず。しっかり動けるようになればもちろん理想的ですが、少しでもそうなるようにしたいですね」（久保田師）１３日の函館競馬（３歳未勝利・芝２６００ｍ）に出走を予定しています。 (13/06/26)［美浦トレセン］２６日は軽めの調整を行いました。「前走後の状態をじっくり確認しているところですが、馬はいい意味で変わらず来ています。北海道は馬房の制限もあって余裕はないのですが、シュペにいい走りをしてもらいたいと思っているので、何とか調整してそのまま函館に残させていただいています。ここ一連の内容からいいことをご報告できないのが大変申し訳ないのですが、何とか次で変えたいと思っています。２６００ｍ戦が再来週に組まれているので、そこを目標にし、今週は大き目を交えてじっくり乗ることにしています。馬の心身のコンディションと番組が近づくのに合わせて徐々にピッチを上げていくつもりです」（久保田師）７月１３日の函館競馬（３歳未勝利・芝２６００ｍ）に出走を予定しています。 (13/06/19)［美浦トレセン］１９日は軽めの調整を行いました。「先週はどれくらい頑張ってくれるかなと思っていましたが、思ったより苦しくなってしまいました。申し訳ありません。理想の形に持っていければ良かったのですが、馬場も影響したのか展開的にも苦しくなり、ポジションを上げていこうにも上げていけませんでした。もう少し時計がかかり、中間動けるようなペースになってくれていればまた違ったのでしょうが残念です。左トモに疲れやすさがあり、歩様も力強さが足りない感じですが、これは今に始まったことではないのでできる限りのケアを施し、少しでも道を拓いていけるようにしたいです。今は様子を見ているところです。もう少し経過観察をしますが、もう１回勝負に行きたいですし、ダメージが表面化してこないようならばこのまま函館に残してレースへ向かっていきます」（久保田師） (13/06/12)［美浦トレセン］１２日は函館ダートコースで追い切りました（７０秒５−５４秒７−４０秒７−１３秒５）。「予定通り先週末に函館競馬場へ移動しました。移動直後は環境の変化と輸送の疲れによって戸惑いがあったようで、カイバの喰いもあまりいいほうではなかったのですが、少しずつ慣れてきたようです。週が明けてからは比較的食べてくれていますし、疲れも徐々に癒えてきたのか雰囲気も良くなってきましたね。早めに運んでおいて正解でした。それで今朝追い切って、今週の競馬に備えるようにしたのですが、後半の時間帯だったため使い込まれたウッドチップコースよりも良い馬場コンディションかなと思えたダートコースで追い切ることにしました。基本的には７０−４０を基調として終いを伸ばすような追い切りだったのですが、この馬なりにしっかりとした走りで良かったと思います。終いにもっと動ければより理想的ですが悪くはありませんでしたから気にはなりません。瞬発力勝負では分が悪いかもしれませんが、フラットコースのダート１７００ｍは魅力的ですし、持久力を活かせる展開に持ち込めれば違ってもいいと思うんですよね。スタートがひと息な馬なのでそこもポイントになりますが理想はもう少し前で競馬をしたいところ。そのあたりは少しピリッとさせるなど工夫もしつつレースへ臨みたいと思います。節がない馬でもあるので、まずは状況を見て、４つあるダート１７００ｍのいずれに向かうか決めることになると思います」（久保田師） (13/06/05)［美浦トレセン］５日は美浦坂路で１５−１５を行いました（５８秒３−４２秒９−２８秒２−１４秒０）。「前走後の様子をよく確認してきましたが使ったなりの疲れというところでとどまっており、日が経つにつれて回復してきましたのでそのまま競馬へ向かうことにしました。いろいろと考えた結果やはりダートの中距離でワンペースな部分を補えるようなレースをして勝機を伺おうと思いましたので、滞在調整もできる函館を考えます。それで今週の調教は坂路に入って１５−１５からもうちょっと伸ばすくらいのイメージでじわっと動かしています。持ったままだと本当に引っ張り切りの手応えで上がってくるくらいなんですけれどね。ただ、具合が変わらずいいということは確かなのでこの状態をキープできればと思います。今のところ週末あたりに函館へ移動して、最短で来週のダート１７００ｍ戦いずれかのレースを目標にしていくことになるでしょう」（久保田師） (13/05/29)［美浦トレセン］２９日は軽めの調整を行いました。「先週はダートへ行ってみての変わり身を引き出せればという狙いがあったのですが、良くも悪くも変わりはなかったですね。ギアが替わり切れないところがあるためワンペースになりがちですが、芝でもダートでもパフォーマンスにそこまで差はなかったように感じました。それで今後をどうしていこうかなと考えているところなのですが、距離を短縮すると考えた場合そのレースの流れに対応できるかがポイントになると思うんです。ワンペースな部分を補うことができるかもしれませんが、トモの非力さからどうしてもスタートがネックになりがちなので極端に短い距離というのは競馬ができないまま終わってしまう可能性が高いのかな、厳しいかなと想像できてしまうんですよね。それならば、キックバックに対しても極端にひるむことなく対応できているのだし、比較的メンバーが手薄になりがちなダートの中距離戦で良さを引き出していくほうが勝利に近道なのかもしれないとも思うようになりました。そう言った点から頭数も手ごろになりがちな函館線というのもあってもいいでしょう。ただ、まだ馬の回復具合を見ているところですし、悩んでいる最中です。最終的にダメージ具合の有無をよく確認していってどの形がベターなのかを検討して決めたいと思っています」（久保田師） (13/05/23)［美浦トレセン］「昨日の想定だと１６００ｍ戦ならば出られるかもしれないと思えたのですが、１４００ｍ戦から回ってくる馬もいて結果的には厳しい状況になってきていました。ワンペースなところがあるので、マイルから場合によっては１４００ｍくらいの流れのレースを使ってみたいと思っていましたが、そうなると今の状況ではすぐの出走を望むのも難しいかもしれません。それで考え方をいったんリセットしてみて、ダート戦をフレッシュな状態である今回使ってみるのもいいのではないかと思うようになったんです。いずれは試すことになるかもしれませんから遅いか早いかの違いでもあるでしょうしね。牝馬限定戦に出られそうでしたし、そこに田辺をキープして向かうことにしました。何とか条件を変えてみていい部分を見せてくれればと思っています」（久保田師）２６日の東京競馬（３歳未勝利・牝馬限定・ダ１６００ｍ）に田辺騎手で出走いたします。 (13/05/15)［美浦トレセン］１５日は美浦坂路で追い切りました（５４秒２−３９秒６−２５秒７−１２秒４）。「帰厩してきてからの体調面に問題はなく順調に調教を始めています。週末にはさっそく１４−１４くらいから終いを伸ばすような調教を課していて今週の追い切りに備えていました。今朝坂路で追い切りをかけましたが、まずまずですかね。まだ頼りない面はあるし、理想を言えばもっと軽い走りを繰り出せるようになればいいのですが、悪いとまでは言わない動きだったと思いますよ。やればやるだけ疲れも蓄積するでしょうから、フレッシュな状態でレースへ向かってみたいという気持ちもあり、新潟の牝馬限定戦も視野には入れていたのですが、おそらく入らないでしょう。出馬状況を見ながらになりますが、今週が厳しいようならば翌週以降のレースを体調と照らし合わせながら考えていきたいと思っています」（久保田師） (13/05/08)［美浦トレセン］８日に美浦トレセンへ帰厩しました。「天栄では馬体の回復をメインに取り組んでもらっていて、ここ最近の格好は悪くなくなってきたとのことでした。それで今週トレセンへ入れさせていただいています。トレッドミルを用いながらでしたから動かしていってどうかということを改めて確認していく必要もあるでしょうし、現時点ではまだ予定を決めていません。細化しやすいタイプということを考えて、もし対応できるようならばサッと競馬へ向かうプランもあってもいいでしょうし、状態を見ながら来週よりレースを考えていくことも頭の中に入れて調整を進めていきます」（久保田師） (13/05/07)［ＮＦ天栄］トレッドミル中心の調整を行っています。８日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。「帰ってきたときが４３０キロ台の馬体重だったので馬体の回復をメインに今回取り組んできました。そのことから乗りも程よく取り入れるようにしていましたが基本はトレッドミル中心のメニューにして中身をおとさないように調整してきたところ、先週の段階で４４７キロの数字にまでなりましたよ。コンディションもまずまずです。あとは出馬状況を見つつということになるのでどのタイミングの出走となるかは厩舎に託すことになりますが、今週トレセンへ戻ることにはなりましたのでうまく行ってほしいですね」（天栄担当者） (13/04/30)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「こちらでは馬体を少しでもふっくらさせて、次走へ向けた調整は基本的にトレセンでできるようにというつもりで進めているところもあります。可能ならば新潟ということですが、ちょっと節的にどうなるかという面もありますので、そのあたりを踏まえて調教師とも相談していければと考えているところです。馬の状態的にはすごく良くなったとは言い切れない面もありますが、体調的には悪くはありませんよ」（天栄担当者） (13/04/23)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「先週に引き続きトレッドミルでの運動を課していて、馬体面の回復をメインに取り組んでいます。時間の経過とともに少しずつですが体も戻りつつありますし、思惑よりいくらかスローなものの狙いの方向には持ってくることができていますよ。可能ならば新潟を考えたいということでしたし、何とかそうなるように進めていきます」（天栄担当者） (13/04/16)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「先週こちらに帰ってきましたが、馬体面の疲れは多少あるものの顕著に見られるというレベルではありません。気になる点を挙げるとするとちょっとピリピリしていて、その分カイバの喰いが遅めということでしょうか。そのあたりがしっかりしてきて身になってくれれば力も付いてくると思えるだけに悩ましい限りですが、うまくオンオフを利かせつつ成長を促していくほかありません。次走へ向けた調整を行っていく段階ですし、何とか前走以上のいい状態に持っていけるようにしたいです」（天栄担当者） (13/04/10)［美浦トレセン］１０日は軽めの調整を行いました。「稽古の感触が良くなっていたので楽しみにしていたのですがいい結果にならず申し訳ありません。大柄な馬ではないですし、ここを目標にしっかり造っていたため予定が延びることはマイナスになると思い先週の競馬へ向かったわけですが、雨が災いしました。非力な馬なのでタフな状況になったのは堪えました。また、手綱を持っている間はいいのだけれど、肝心な時にぐっとき切れない。それは馬場もあると思いますが、基本的にはトモの弱さが影響してしまっているのでしょうし、じっくり運べる条件で巻き返しを狙っていけるようにしたいです。心身ともに出来上がった中での出走でしたから、ちょっとリフレッシュさせたいと思えるのがレース後の状況です。出走間隔の兼ね合いもあるので思惑通りに行くかどうかは何とも言えませんが、可能ならば短い間隔のリフレッシュ放牧に出して新潟戦を使えればと思っています」（久保田師） (13/04/03)［美浦トレセン］３日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５４秒６−４０秒０−１３秒６）。「先週はホワイトフリートらと併せましたが今週も３頭併せ。今日はコースの向こう正面から最後方を進み、半マイル重点で終いを頑張らせるような内容でした。最後は体を併せて少し抜け出しました。馬場が重たかったのはこの馬にとってつらい状況下だったと思いますが、いい動きだったと思いますよ。トモに疲れが残りやすいためショックウェーブ治療を施すなどしながらケアして調整していますが、状態は悪くないでしょう。非力な面を考えると中山より福島に魅力を感じているため牝馬限定戦の１８００ｍを考えていましたが、想定を見る限り入らなそうですね。来週まで待ったから必ず入るという保証もありませんので、限定戦ではありませんが日曜日の２０００ｍ戦へ向かおうと考えています」（久保田師）７日の福島競馬（３歳未勝利・芝２０００ｍ）に出走を予定しています。 (13/03/27)［美浦トレセン］２７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５６秒７−４０秒９−１３秒１）。「先週ホワイトフリートと併せて追い切りましたが、今朝も同じ組で行いましたよ。朝一番の組で３頭併せ。私が跨った馬がいちばん外、２番目がシュペ、３番目がホワイトフリートという隊列で進んで最後に並べるような形の追い切りでした。先週同様無理しすぎないように注意しつつ負荷をかけたのですが、持っている間は悪くない格好で走れていました。今日もあまり出さないようにしていたのですが、やはり放すとちょっと頼りなさそうな面を感じたと乗り手も言っていました。先週坂路に入れたらトモがクタッとしたのですが、やはりこの馬のポイントはトモだと思いますし、そこがパンとするまではギュンッと来てほしいところがモタモタとしてしまうのでしょう。それでも現状としては悪くないですし、少しずつ力をつけてくれればと思っています。いちおう来週の競馬を予定していてできれば坂などを考慮すると福島をメインに考えたいと思っていますが、エージェントたちに聞いているとそこを予定している馬が大多数いるとのこと。この馬の節で入るかどうかも微妙とのことでしたからジョッキーも押さえられていませんが、乗り手ふくめて最終的にどうするかは来週の状況を見てみたうえで判断することになると思います」（久保田師）４月６日の福島競馬（３歳未勝利・牝馬限定・芝１８００ｍ）に出走を予定しています。 (13/03/21)［美浦トレセン］２０日は軽めの調整を行いました。２１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５３秒９−３９秒４−１３秒９）。「こちらでの調教も順調にこなせていますよ。追い切りは今朝木曜日に行い、ホワイトフリートと併せる形で動かしています。ただ、シュペはあまりやり過ぎてへこたれさせたくもなかったのであくまでも自分のペースで先行していって、直線で並ばれてから何が何でも張り付いていこうとしなくてもいいという指示を出していたんです。スタートしてからのリズムがよくいい感じ。直線どうかなと思っていたら、ホワイトがモタモタしたのもあって終始優勢の動きを見せて抜かせることはなかったですよ。この調子でコンスタントに乗っていければ２週前後で仕上がってくるのではないかなと思います。福島に限定戦が組まれていますし、いちおう最短で開幕週の１８００ｍあたりを考えてもいいのかなと思っています」（久保田師）４月６日の福島競馬（３歳未勝利・牝馬限定・芝１８００ｍ）に出走を予定しています。 (13/03/14)［美浦トレセン］１４日は軽めの調整を行いました。「水曜日にアロヒラニとともに帰厩させていただきました。天栄でじっくり調整してもらって小柄ながらにも体を少しふっくらさせてもらったようで帰ってきてからの印象はいいですよ。まだ今日が初日でゆったり動かすだけのメニューですが、少しずつ様子を見ながら進めていきたいですね」（中鉢助手） (13/03/13)［美浦トレセン］１３日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (13/03/12)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、日によっては１５−１５を取り入れています。「じわじわと上げてきてこの中間には１５−１５からもう少し速いところも織り交ぜて調教を行ってきました。幸いにもガクッと来るようなことがなく、行きっぷりもまずまずという動きを見せてくれましたよ。これならば福島あたりを目指して段取りを組んでいってもいいのではないかと思います。厩舎とも話をしていて、早ければ今週中の帰厩となりそうですから、移動を念頭に置いてこのあとの調整を行っていきます」（天栄担当者） (13/03/05)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「背腰に疲れが溜まりやすいタイプですし、体も決して大きい馬ではありませんから様子を見ながらじわじわと乗り進めるようにしていますが、悪くはありません。現在は日によって１５−１５に近いところも乗るようになっていて比較的順調には来ているのかなと感じています。あくまでも今後スムーズに乗り込んでいければということが前提になりますが、うまく行けば福島開催あたりを考えていくこともできると思います」（天栄担当者） (13/02/26)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「馬場での調教を始めていましたが少しずつ進めるようにもしていますよ。現在は普通キャンター程度まで乗っていますし、この調子で乗り込んでいって適度に１５−１５程度も交ぜていければと考えています。ただ、先週量った馬体重が４２８キロと減少傾向なのでそのあたりも考えながら調整していかなければいけませんね」（天栄担当者） (13/02/19)［ＮＦ天栄］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週に引き続き今週も馬場に入ってじっくりキャンター調整を行っています。相変わらず背腰からトモにかけての疲れは感じさせる状態なのでゆったり調整しています。今は馬場を２周ほど回って長めの距離を乗るような調整にしているのですが、この調整をまずは行っていき体がふっくらしてきてくれればと思っています」（天栄担当者） (13/02/12)［ＮＦ天栄］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「帰ってきてから数日間はマシンなどで疲れを癒していましたが、今週からは少しずつ乗るようにしています。日によってメニューは異なりますが今朝は馬場に入ってハッキング程度の軽めのキャンターをゆったりと行うことにしました。まだトモを中心に寂しく見える部分はありますし、しっかりと体力を養っていけるように乗り込んでいかなければいけないと思っています。それなので、少し時間を設けて良くしていければと考えています」（天栄担当者） (13/02/05)［ＮＦ天栄］ウォーキングマシン調整を行っています。「先週こちらに帰ってきました。まだ体力が付き切っていないのもありますが、レースの疲れを感じさせる状態ですね。体もやや寂しく映りますし、ウィークポイントであるトモを中心として疲労を感じさせますからまずは回復を促すことから始めていきます。それなので現在はまだウォーキングマシン運動のみです。回復に合わせて少しずつ乗りやトレッドミルでの運動を考えていければと思っています」（天栄担当者） (13/01/31)［ＮＦ天栄］１月３１日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (13/01/30)［美浦トレセン］３０日は軽めの調整を行いました。「丸田も言っていたようですがデビュー戦のようなスタートになってしまいましたね。まだトモがパンとしきれていないのもあってどうしても速いスタートを切ることができないのである程度は仕方ないと思っていましたが、ちょっと流れに乗りきれませんでした。仕掛けてからの反応は悪くなかったものの、まだ体力がつき切っていないからサーッと格好よく回っていたけれど最後まで持たないような感じ。持っている間はいいのですが、手綱を放すと頼りなくなるのは稽古と同じでしたね。現状は完成していない状態ですし、成長を待ちたい馬です。２回使ったことが成長をさらに促進してくれるはずです。ここでひと息入れて春半ばくらいを考えていければと思っていますから、何とか変わってきてほしいと期待しています」（久保田師） (13/01/23)［美浦トレセン］２３日は美浦坂路で追い切りました（５２秒５−３８秒４−２５秒２−１２秒５）。「先週の除外は痛恨でしたがそうも言ってられないですから切り替えて調整しています。除外の影響でカイバの食いが極端に苦しくなったりしているわけではないですし、まずまず変わらない状態で調整を進めることができていますよ。今朝も坂路で適度な負荷を求める追い切りを行いましたが、動きは先週と同じような感じで、ビュッとはき切れないまでもジリジリとしぶとく頑張ってくれていました。芯が通り切っていない現状ですから力がつくまでにはこういった走りになるでしょうが、コンディション自体は悪くないので何とか今週の競馬に出してあげたいですね。先週の状況から混み合うことが予想され乗り役もなかなか押さえられなかったのですが、丸田で調整しましたので、このコンビで向かいたいと考えています」（久保田師）２７日の中京競馬（３歳未勝利・芝２０００ｍ）に丸田騎手で出走を予定しています。 (13/01/17)［美浦トレセン］「水曜日の想定では大丈夫な状況だったのですが、他から回ってきたのでしょう。シュペの節で８分の１を争う抽選になってしまい残念ながら除外となってしまいました。使ってあげたかっただけに残念ですが気持ちを切り替えなければいけません。蓋をあけないとわからない面が大きいので何とも言えませんが、来週の中京２０００ｍを中心に考えていくことになると思います」（久保田師）１９日の中京競馬（３歳未勝利・芝２０００ｍ）に出馬投票を行いましたが、非当選除外となりました。 (13/01/16)［美浦トレセン］１６日は美浦坂路で追い切りました（５４秒１−４０秒２−２６秒４−１２秒７）。「今日は変則日程の兼ね合いから全休日明けだったのですが、出られれば今週の競馬を予定しているので中京にも対応できるようにと今朝追い切りを行うことにしました。しっかり体を動かし、坂路での追い切りです。時計的にはビッシリやり込むほどのものではなく５４秒くらいのところ。じっくり行ってちょっと強めに仕掛けたのですが、並びかけるまでの感触は良かったものの、その後の追い出し時に少しモタモタしてしまいましたね。そのあたりはまだ力が付き切っていないうえに雨・雪の影響から力を要する馬場状態になっていたこともあるのでしょう。そのあたりがグッと動けるようになればさらにいい走りができるようになるのは確かですが、現状でもそれほど悪いわけではありませんから予定通りレースへ向かいますよ。あとは想定次第ですね。中山のマイルの限定戦か中京の２０００ｍのいずれかを考えていますが、状況からすると今のところ後者になるでしょう」（久保田師）１９日の中京競馬（３歳未勝利・芝２０００ｍ）に吉田隼騎手で出走を予定しています。 (13/01/09)［美浦トレセン］９日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５６秒７−４１秒５−１３秒０）。「先週の追い切りの動きを見るといちばん苦しい時かなと思えましたが、何とか乗り越えてくれたようです。カイバも食べてくれていますし、一度使ってそのまま残しておいてよかったと思った年末の感想を再び持てるようになってきました。それで今週も追い切りをかけましたよ。単走ではなく相手を前に見て、後ろからじわっと追いかけながら最後だけやや強めに動かし併入という形。少し加減した部分があったので、競馬は来週あたりかなという思いますが、ガクッと来ることなく順調に進められて良かったです。来週ならデビュー戦と同じ距離で限定戦という条件のレースがありますが、おそらく厳しいでしょう。入るようならば考え直しますが、中山がダメで中京なら大丈夫という場合、２０００ｍを吉田隼人で向かうことを考えています」（久保田師）状況次第で変更になる可能性もありますが、今のところ１９日の中京競馬（３歳未勝利・芝２０００ｍ）に吉田隼騎手で出走を予定しています。 (13/01/04)［美浦トレセン］３日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５５秒７−４０秒６−１４秒０）。４日は軽めの調整を行いました。「前走後の様子を見つつ、次走へ向かっていこうと調整しています。年末に追い切りをかけた際の感触がとても良く、“残しておいて正解だった”と思える動きを見せてくれたんです。ただ、年が明けた昨日の追い切りでは最後にちょっとモタモタしてしまいました。乗り手の感想は“今がいちばん苦しい時かもしれない”ということでした。馬場がちょっとタフだったということもあるのかもしれませんが、前走からのタイミングを考えると確かにちょうど山場なのかもしれませんね。ただ、ここをうまく乗り越えてくればワンランク上がってくれるはずですし、しっかりケアして競馬を目指していければ理想的と思っています。ガクッと来るようならば無理はできませんが、今後の回復具合を見て来週以降の競馬を目指すことになるでしょう」（久保田師） (12/12/20)［美浦トレセン］１９日、２０日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬はある程度想像できた範囲内の走りでした。もちろんいい競馬もできるかもしれないとは思っていましたが、後肢が緩い分要所要所でもたつくかもしれないとは思っていましたからね。普段はおとなしく真面目な仔で、競馬へ行くといい意味での気持ちを出してくれましたからこの部分をうまく接していきながら成長を促していきたいです。レース後の様子を見ていますが、今のところは大きな問題はありません。ただ、初めての競馬の後ですからもうしばらくはよく見ていきます。基本的にはこのまま変わらないようならば厩舎に残しておくつもりで、権利がないものの年明け中山開催を目指して調整していきたいと考えています」（久保田師） (12/12/12)［美浦トレセン］１２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５４秒９−４０秒７−１３秒８）。「先週の半ばは出張に行っていたため美浦を不在にしていたのですが、助手からの連絡だと動きがもうひとつだったみたいでした。それで帰ってきてから週末の１５−１４をやるときに自分で確認することにしたんです。確かにまだ動き切れない部分があるのは否めないのですが、週末の感触だとハミを取れていましたし、悪くない動きではあったんです。おそらく先週の追い切りがいい刺激になったのでしょう。その時点で今週から考えていっても大丈夫だろうと思って競馬を想定して今朝再び追い切りをかけています。今回も僕が直接またがってウッドチップコースで動かしましたが、まずまずでしたね。トモなど非力な分はありますが、極端にダメというものでもありません。本音を言えば初戦からというより徐々に力をつけていくタイプでもあるので、悪くない流れの中で競馬を使って経験を積ませたいという気持ちもありますし、今週から考えていきます。今週ならば戸崎圭太が中山に乗りに来るということで彼にお願いをしました。いきなり結果を求めるとなると大変でしょうが、今後につながるいいレースをしてくれれば嬉しいですね」（久保田師）１６日の中山競馬（２歳新馬・芝１６００ｍ）に戸崎騎手で出走を予定しています。 (12/12/05)［美浦トレセン］５日は美浦南Ｐコースで追い切りました（６５秒８−５０秒５−３７秒４−１２秒８）。「徐々に負荷を強めながらいい走りができるように乗り込んでいます。坂路に入って１５−１４くらいでじっくり動かすと“いいな”と思わせ、感じさせてくれるものがあるのでいいものは持っているように思うのですが、いざコースで動かそうとなると坂路の時より物足りないんです。支えて形を作っている間はいいのでしょうが、トップスピードとなるとまだ体が対応し切れていない感じがあるのかもしれません。トモなどいい意味でディープ産駒らしいところがあるのですが、見方を変えればまだ強い刺激は与えられないようにも思える状態なんです。今朝はポリトラックで一杯に動かしたのでその分が刺激となってプラスに変わってくれればいいですね。調教師が不在にしているのではっきりとしたことを決めるのは週末から来週の具合を見てからになると思いますが、早くて来週かその次くらいになるかもしれませんね」（尾形助手）早ければ１６日の中山競馬（２歳新馬・芝１６００ｍ）を目標にしていますが、状況次第では変更になる可能性もあります。 (12/11/28)［美浦トレセン］２８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒８−５５秒５−４１秒６−１３秒７）。「先週に続いて今週もウッドコース追いを行い、負荷をかけています。まだ力強さに欠けるところはありますが、少しずつ力はつけてくれていると思いますよ。良くなるのは先だと思うので、短期間で劇的に変わるわけではないでしょうが、負担にならない程度に気を付けながらトレーニングを重ねていってしっかりさせていきたいですね。幸い、牝馬でもカイバ食いに不安を見せていないのがいい点ですよね。脚元などにも不安を見せていませんから、この調子で行きます。できれば来週の牝馬限定戦と思っていたのですが、ちょっと間に合いそうにもないので、早くて３週目からかなと思っているところです」（久保田師） (12/11/21)［美浦トレセン］２１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７１秒５−５５秒１−４０秒７−１３秒５）。「徐々に負荷を強めだして、デビュー戦へ向かっていってます。今朝は朝一番の組で、私が跨って追い切りを行いました。後ろ２頭に先行して直線で体を並べる形。後ろが来てから出していこうとしたのですが、反応がやや鈍く、勢いは思うようにはつかなかったですね。見せ鞭、肩鞭など扶助に対しての反応もやや鈍かったのですが、それは身体的なことというよりはまだわかっていないことによるのが大きいのではないかなと思います。ゴール板過ぎてからは良かったですから、徐々にギアの変え方を良くしていければいいでしょう。トモの緩さは相変わらずで、手前の替え方などはぎこちない。気をつけないといけないので急かさずに仕上げていきたいと思っています」（久保田師） (12/11/15)［美浦トレセン］１４日は軽めの調整を行いました。１５日は美浦坂路で追い切りました（５３秒６−３９秒７−２６秒５−１３秒３）。「入厩してきて少し経ちますがコンディションはまずまずですね。まだ毛ヅヤであったり、体の張りであったりと外見上は良化の余地がありますが、悪くない形で調整を進めることができています。先週は慣らすことをメインに取り組み、今週から徐々に時計になるところを取り入れ始めました。今朝は坂路２本で、２本目に少し時計を出す形。ウィークポイントになるかなと思っていたトモですが、緩さはあるものの、グニャグニャというほどではありません。ただし、普通キャンターなどはだいぶいいんですが、速いところへ行くとまだ頼りなさが目立ちます。今朝も坂路で４ハロン５３秒半ほどの時計でしたが、このくらいの時計を出すのも少し促してあげないといけないくらいですね。まだまだこれからですから慌てず行きましょう。可能ならば次の中山開催中のデビューを目指していけるように進めていくつもりです」（久保田師） (12/11/07)［美浦トレセン］７日に美浦トレセンへ帰厩しました。「北海道で調整していた時はまだ根本的に力をつけていく必要があるなと思えたので無理せずお休みにしましたが、じっくり調整してきてもらって夏場よりいくらか馬もしっかりしたようでしたので、今週入厩の運びとさせていただきました。こちらの環境は初めてになりますし、まずは慣らすことから始めていきたいですね。トモに頼りなさが目立つ馬ですから、そのあたりも動かしていってどう変化するかをよく見ていかなければいけないでしょうし、様子を見ながら徐々に動かしていきます」（久保田師） (12/11/06)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「背腰やトモなどを含めて全体的にもっと力強くなってくれればという理想はありますが、一時に比べれば徐々に力も付いてきているように感じますね。今月中に移動させてあげられればという大まかな目標を持ってはいますが、もしかするとそう遠くないタイミングでの移動話も出て来るかもしれません。そのことを踏まえて体調もしっかり調整していきたいと思っています」（天栄担当者） (12/10/30)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「良くなるのはまだ先かなと思えるタイプの馬ではありますが、現在も比較的順調に乗り込めていますし、悪くはありませんよ。北海道からの入場時が４５０キロほどで、現在の馬体重は４５７キロ。まだ線の細さがあるものの、調教を積んできてもガックリ来るようなこともなありませんので、このまま乗り込んでいきたいですね」（天栄担当者） (12/10/23)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「まだ体の芯がしっかりしきれていないところもあるので頼りない印象はありますし、本質的には早いうちからのタイプではないような気がします。ただ、ここ最近は比較的順調に乗り込むこともできていますし、悪くはないのではないでしょうか。もう少し乗り込んでいきたいとは思っていますが、年内には移動のメドを立てて競馬を考えていければ理想的と考えています」（天栄担当者） (12/10/16)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「傷を作りやすい傾向にある脚元の様子を見ながら調教を課しているところですが、今のところは安定していますし、スムーズに乗り込めていますよ。まだしっかりし切れていない印象は強いですが、こればかりは動かしながら少しでも体力をつけていくほかありませんからね。まだこれからではありますが、可能ならば年内の移動を考えていけるようにしっかり負荷をかけていきたいですね」（天栄担当者） (12/10/09)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「傷腫れの影響でペースを落として様子を見ていましたが、だいぶ落ち着いてきました。今週から再び馬場へ入り１７−１７前後のところを乗っていますよ。タイミングを見ながら１５−１５も取り入れていき、体力を養っていきたいと思っています」（天栄担当者） (12/10/02)［ＮＦ天栄］ウォーキングマシン調整を行っています。「先週右トモが少し腫れてしまったのですが、先週末に今度は左トモに傷腫れが出てしまいました。トモの歩様から擦って歩くためどうしてもこういったことが起きやすいのですが、少しでも減らせるように対応しつつ進めていかなければいけません。今はまた落ち着いてきたので、近々乗り出せればと思っています。馬体重は４６０キロです」（天栄担当者） (12/09/25)［ＮＦ天栄］ウォーキングマシン調整を行っています。「今朝も普通から１５−１５くらいのところを乗ろうと思っていたのですが、右トモの繋部分に傷腫れが出てしまったため無理せずマシンだけにとどめることにしました。脚元の格好もあってか歩く際にトモ脚を擦りやすいところがあるので気をつけているのですが、そこが腫れてしまいました。まずは治療をしていって落ち着くのを待ち、安定してきたら再度乗っていきたいと思います」（天栄担当者） (12/09/18)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「普段はじっくり乗るようにして日を選んで１５−１５くらいの強めのペースで乗ることもしていますよ。まだ頼りない動きを見せていますが、そのあたりは体力を養っていき馬体に芯を通していかなければいけないのでしょうね。本当によくなるのは先々の馬でしょうが、上手に接しながら競馬も使っていけるようにしたいですね」（天栄担当者） (12/09/11)［ＮＦ天栄］周回コースでハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行い、週１回は１５−１５を行っています。「様子を見ながら徐々に進めていて、今朝は１５−１５くらいで動かすこともしました。ただ、本音を言うとまだまだで、体力が付ききっていない印象を受けます。北海道で調整されていたときもそのような感じだったようですし、じっくりと乗り込んでいくようにしていきたいですね」（天栄担当者） (12/09/04)［ＮＦ天栄］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週末に空港牧場から天栄へ移動してきました。競馬を考えるのはまだちょっと早いかなと言う話は聞いていましたが、実際こちらで動きを見ていても、まだいかにも体力不足の感がしました。気性などは大人しそうで、落ち着いた様子を見せているのは好感を持てます。まずは地道に乗り込んでいって体力をつけていくことから始めることになるでしょう」（天栄担当者） (12/08/30)［ＮＦ天栄］３０日にＮＦ天栄へ向けて移動しました。 (12/08/28)［ＮＦ空港］屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター２本を行っています。「競馬場ではゲート練習を中心に行っていましたし、それによって負担のかかりやすい背腰やトモの状態を中心に確認してきましたが、今のところは目立った疲れが出ることはありませんね。そのことから早速坂路に入れて調教を開始していますが、その後の体調も変わりなく推移しています。動きなどを見ているともう少し馬体がしっかりしてくればさらに動けるようになると感じますから、焦らずに進めていきたいですね。馬体重は４７６キロです」（空港担当者） (12/08/23)［ＮＦ空港］２３日にＮＦ空港へ放牧に出ました。 (12/08/22)［函館競馬場］２２日は軽めの調整を行いました。「先週ゲート試験に受かって様子を見、週末に１５−１５くらいのところで動かしてみました。どこかが悪いということはないのですが、全体的にまだ芯が通ってなくて非力な印象を受けるのは否めません。無理に進めていくよりはやはり成長を促す期間を設けたほうが良さそうかなと思える状態でしたので、このまま競馬まで向かうことは避けることにしました。今朝も普通のところをじっくり乗っていて体調のほうが落ち着いていますので、このまま問題なければ明日空港牧場へお願いするつもりです。成長してくるのはまだ先のような印象ですから、まずはノーザンファームで経過を観察してもらいながらじっくり動かしてもらって、タイミングを見てノーザンファーム天栄へ動かしてもらうことになると思います。その上で具体的なことを徐々に詰めていければ理想的かなと思っているところです」（久保田師）２３日にＮＦ空港へ放牧に出る予定です。 (12/08/16)［函館競馬場］１６日にゲート試験を受けて無事合格しました。「先週のゲートの状況は出はもうひとつだけれども入りや駐立に関してはそれほど問題はありませんでした。それなので練習のつもりで受けていってもいいかなと思いましたが、無理に詰めて苦しくさせたくもなかったので今週に集中して調整を行ってきました。昨日まではじっくり動かすことにして今朝受けてみたところ見事合格をもらうことができましたよ。まだトモが甘くて上に跳ねるような格好になりかけるところこそありますが、大きな課題はないということで良かったです。本質的に良くなるのはまだ先だと思いますので基本線としては無理をせず成長を促す形を取ろうと思っていますが、今朝試験に受かったばかりですし、２〜３日様子を見てやれるならば週末に少し大き目を乗ってみてから来週判断します」（久保田師） (12/08/08)［函館競馬場］８日はゲート練習中心のメニューを行いました。「入厩後徐々にゲート練習を行ってますが、カイバもそれなりには食べれていますし、ガクッと来ることはありませんよ。ゲートの状況はというと、まだ一歩目が遅くて被るような格好になりたがります。ということは、まだ力がつききっていない、トモのハマりがもうひとつなことからそういった格好になりやすいわけですから急かさないことが大事なのでしょう。目立った課題があるわけではないので、急激に強いところなどをやって酷使しないように気をつけながら徐々に慣らしていって、まずは合格を目指すというのが今のこの馬にあっている調整方法なのかもしれませんね。腱がやや太めなところがあって調教後に多少張り気味になることこそありますが、気持ち悪いようなレベルではありません。まだ体を持て余しているようなところもあるので局所的に疲れも溜まりやすいのでしょうから、ケアを怠らないようにしながら進めていきたいと思います」（久保田師） (12/08/01)［函館競馬場］１日はゲート練習中心のメニューを行いました。「先週の金曜日に函館競馬場へ入厩しました。最初に見た頃は頼りない印象が強かったけれど調教を積むに連れて体もよくなってきて成長を感じられるようになってきましたからね。これならば夏のうちにまずはゲートをクリアして競馬のことも徐々に考えていける態勢になってきているなと感じましたし、牧場の調教主任とも話をしていたところでしたので、馬房の調整をつけて函館へ入れる運びとなりました。輸送も問題なさそうでさっそく調整をスタートしています。ゲート練習も行っていて出すまでの一連の流れを行っています。入り駐立は悪くないですが、出ることに対する反応はまだありません。ただ、これは大体の馬の最初のときに見られるものですし、練習を積み重ねていけばこなしてくれるはずです。まずは合格を目指していきますし、馬に合わせて徐々に進めていきます」（久保田師） (12/07/27)［函館競馬場］ここまで順調に調整が進んでいることから２７日に函館競馬場・久保田貴士厩舎へ入厩しました。 (12/07/13)［ＮＦ空港］馬体重：469kg　現在は５００ｍ周回ダートコースをスローキャンターで４周しており、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で２本元気に駆け上がっています。馬体面でも徐々に筋肉量が増えており、見た目のハリは申し分なく迫力も出てきました。今後はいつ入厩の声がかかってもいいように万全の態勢を整えていきます。兄姉も堅実に走っており、本馬にも競馬場で活躍する姿を期待したいと思います。 (12/06/29)［ＮＦ空港］この中間も順調に調教を積んでいます。現在は１０００ｍ周回ダートコースをスローキャンターで２周しており、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で１本元気に駆け上がっています。しっかりリフレッシュもできたようで徐々に調整ペースを戻しています。動きは相変わらず良好で、坂路コースもしっかりと登坂することができています。具体的な日程は未定ですが、今後も移動に向けて調整を継続していければと思います。 (12/06/15)［ＮＦ空港］馬体重：469kg　現在は４００ｍ周回ダートコースをスローキャンターで４周のメニューをこなしており、週３回は１２００ｍ屋外直線ポリトラックコースをハロン１８秒で１本こなしています。この中間、リフレッシュ目的で若干楽をさせていましたが、動き自体は問題なくきており、今後は徐々に調教ペースを戻していく予定です。６月１３日に行われた第二回産地馬体検査も無事に受検しましたので、今後は移動を目指してしっかりと調整を進めていく予定です。 (12/06/13)［ＮＦ空港］第二回産地馬体検査を受検し、ＪＲＡ競走馬登録ならびに美浦の久保田貴士厩舎との預託契約が完了しました。 (12/06/11)［ＮＦ空港］ここまで順調に調整も進んでいることから本馬は、６月１３日に行われる第二回産地馬体検査を受検する予定です。 (12/05/31)［ＮＦ空港］この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回コースをスローキャンターで４周しており、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１８秒で２本元気に駆け上がっています。ここまでの調整過程には問題がなく、調教時は頼もしい動きを見せてくれています。現在の順調度から夏場に入厩というプランも上がっているので今後も細心の注意を払いながら継続して調整を進めていきます。 (12/05/15)［ＮＦ空港］馬体重：450kg　現在は４００ｍ周回ダートコースをスローキャンターで４周しており、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１８秒で２本元気に駆け上がっています。ここまで順調に調整を進めることができています。疲れを溜め込ませないためにも強弱をつけて調整を進めていますが、調教時に見せる動きやピカピカの馬体は共に問題なく、早期で入厩を検討するのも十分可能な状態と言えるでしょう。 (12/05/01)［ＮＦ空港］この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回コースをスローキャンターで４周しており、週３回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で２本駆け上がっています。相変わらず動きは絶好調で、坂路コースでも最後まで息を抜くことなくしっかりと走れています。ピカピカの毛ヅヤが示すように、カイバ喰いを含む体調面に問題はなく、今後も早期のトレセン入厩を目指してしっかり乗り込んでいきます。 (12/04/16)［ＮＦ空港］馬体重：440kg　現在は４００ｍ周回コースをスローキャンターで４周しており、週３回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で２本元気に駆け上がっています。坂路コースの登坂回数を増やしていますが、疲れや脚元に不安を見せることもなく元気いっぱいです。順調に調教ペースをアップできているのは何よりですし、今後も状態を見ながら更なる動きの向上に努めていきたいと思います。 (12/03/30)［ＮＦ空港］この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回コースをスローキャンターで４周しており、週３回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で１本元気に駆け上がっています。動きは勿論のこと、馬体面でも一回り大きくなり、大人びた雰囲気を醸し出しています。素質馬と評判の全兄エックスマークも遂に初勝利を手にしました。本馬自身も大きく羽ばたくためにも様子を見ながら更に調教ペースを上げていきます。 (12/03/15)［ＮＦ空港］馬体重：445kg　現在は４００ｍ周回コースをスローキャンターで４周しており、週３回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒で１本元気に駆け上がっています。この中間、リフレッシュの意味を込めて少し楽をさせましたが、現在は元の調教ペースに戻しています。リフレッシュの効果でトモの動きが非常に良くなっており、坂路コースでの動きも日を追うごとに良化してきていることが感じられます。 (12/02/29)［ＮＦ空港］この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回コースをスローキャンターで３周しており、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１８秒で２本元気に駆け上がっています。依然として気性面で幼い部分は残りますが相変わらず坂路コースを登坂する動きは抜群です。ここまで調教ペースが上がっても手ごたえには余裕がありますし、今後も順調に調整を進めていけそうです。 (12/02/15)［ＮＦ空港］馬体重：430kg　この中間は４００ｍ周回ダートコースをスローキャンターで３周の運動メニューに留めてリフレッシュを図っています。重心が低く、伸びのあるキャンターはいかにも父の産駒らしく、非常に期待が高い１頭です。気性面でまだ幼い部分はありますが、真面目に調教に取り組めているので問題はありません。このリフレッシュ期間を経ての更なる成長を期待します。 (12/01/31)［ＮＦ空港］この中間も順調に調教を積んでいます。現在は４００ｍ周回コースをスローキャンターで３周しており、週２回は９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８〜２０秒で１本元気に駆け上がっています。基礎体力も順調に付いてきていることから坂路コースでの調教を開始しています。登坂後も疲れを見せることはなく、動きや息遣い共に問題は全くありません。またカイバ喰いを含む体調面にも不安はありません。 (12/01/13)［ＮＦ空港］馬体重：429kg　年末年始は順調に調整をこなしていました。現在は４００ｍ周回コースをスローキャンターで３周しています。引き続き、周回コースでの調整を続けていますが、非常にいい動きを見せています。気性面でうるさい部分はありますが、調教中は前向きで充実したトレーニングを積むことができています。ここまで調整を進める中で脚元や体調面に不安は全くありません。 (11/12/22)［ＮＦ空港］馬体重：417kg　角馬場での調整を経て、現在は４００ｍ周回コースをスローキャンターで３周しています。　この馬の長所である柔らかい動きを変わらず披露してくれています。また継続した乗り込みで力強さも出てきており、基礎体力の向上を感じ取れます。今後は坂路コースでの調教も取り入れて行く予定ですが、問題なく対応してくれそうです。全兄エックスマークも勝利は間近と思われ、この血統からは当分、目が離せません。 (11/11/30)［ＮＦ空港］馬体重：412kg　ロンギ場での調整を経て、現在は角馬場でフラットワークをこなしています。運動開始直後は深い砂に脚をとられることもありましたが、徐々に力強さが出てきて脚取りもしっかりしてきました。父ディープインパクトを彷彿とさせる柔らかみのあるキャンターは乗り味抜群で、期待は膨らむばかりです。母系には父とともに凱旋門賞を戦ったドイツの名馬シロッコもおり、日本で旋風を巻き起こすドイツ血統の新たな刺客となる素質は十分でしょう。今後も基礎体力の強化をメインにじっくり進めていきます。 (11/10/31)［ＮＦ空港］馬体重：419kg　賢い気性の持ち主ですぐに環境の変化に順応してくれました。すでに初期馴致を開始しており、問題なくこなしています。近いうちにロンギ場での運動を始められそうです。まだ小柄な馬体ではありますが、バネのある俊敏な動きはいかにもディープインパクト産駒という印象です。 (11/10/04)［ＮＦ空港］本格的な育成を行うため、ＮＦ空港へ移動しました。 (11/09/30)［ＮＦ−Ｙ空港］馬体重：416kg　ＮＦ空港への移動に備え、順調に夜間放牧を行っています。４月生まれでまだ成長が見込める馬体は、まさに今が成長の真っ只中で、グングン良化を見せています。現状でも資質の高さをうかがわせるだけに来年には見違えた姿に成長を遂げていることは間違いないでしょう。脚捌きの柔軟性やピッチの速さ、強靱なバネを利かした放牧地での走りからは父の面影を感じさせます。 (11/09/01)［ＮＦ−Ｙ空港］馬体重：406kg　体高：155.0cm　胸囲：174.0cm　管囲：19.2cm

■ 募集カタログコメント／１１年募集

4月生まれでやや小柄ではありますが、体の大きさが必ずしも競走成績に比例しない父の産駒であることを踏まえれば、取るに足らないファクターです。むしろ無駄肉の少ない良質な筋肉をまとったバランスの良い馬体、回転の速さと強靱なバネを兼ね備えた伸びのあるフットワークなど、父に酷似した部分に目を向けるべきでしょう。半兄・全兄は共にセレクトセール当歳で高額で取引されたように、母の血統は高く評価されており、身体能力だけでなく血統背景においても力強い後押しを受けており、クラシック戦線での活躍が今から楽しみでなりません。

ショアーの１０
牝馬・鹿毛・２０１０年４月１６日生れ（美浦・久保田貴士）
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファームYearling 　全４００口●総額２，６００万円
馬名：シュペトレーゼ
英名：Spatlese（独語）
由来：ドイツの糖度の高い高級ワインの名称。ドイツ出身の母より連想。

ディープインパクト 2002 鹿毛	Sunday Silence *サンデーサイレンス 1986 青鹿	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Moutain Flower
	Wind in Her Hair *ウィンドインハーヘア 1991 鹿毛	Alzao	Lyphard
			Lady Rebecca
		Burghclere	Busted
			Highclere
Shoah *ショアー 1999 黒鹿	アカテナンゴ Acatenango 1982 栗毛	Surumu	Literat
			Surama
		Aggravate	Aggressor
			Raven Locks
	ソーセデュラス So Sedulous 1991 鹿毛	The Minstrel	Northern Dancer
			Fleur
		Sedulous	*タップオンウッド
			Pendulina

母： *ショアーShoahは独国産，独２勝。産駒 　　スライタイガーSly Tiger（04 セ Tiger Hill）独１勝 　　サンウェイクSunwake（05 牝Tiger Hill）英障１勝 　　シャイニンググローリーShining Glory（07 牝Konigstiger）独仏３勝 　　ショウナンバーズ（08 牡鹿Tiger Hill）２勝，新緑賞（芝2300ｍ），現役 　　エックスマーク（09 牡鹿ディープインパクト）未出走 ２代母： ソーセデュラスSo Sedulousは英２勝。産駒 　　シロッコShirocco：独伊米仏英７勝，独ダービー-Ｇ�T，コロネーションＣ-Ｇ�T，ＢＣターフ-Ｇ�T， 　　｜　　　　ジョッキークラブ大賞典-Ｇ�T，ジョッキークラブＳ-Ｇ�U，フォワ賞-Ｇ�U，同３着， 　　｜　　　　Aqua Derby-Trial-L，バーデン大賞典-Ｇ�T３着，ウニオーンレンネン-Ｇ�U３着， 　　｜　　　　凱旋門賞-Ｇ�T４着。種牡馬 　　ズビアコSubiaco：独６勝，ゲルリンク賞-Ｇ�U，ヴァルターＪ.ヤコブスレンネン-Ｇ�V， 　　｜　　　　ベティバークレイレンネン-Ｇ�V，ブレーメンヴィルトシャフト大賞典-Ｇ�V， 　　｜　　　　Grosser Preis der Stadtsparkasse Dortmund-L，独ダービー-Ｇ�T２着， 　　｜　　　　ＥＬＥポカルエルドガス賞-Ｇ�T３着，フュルシュテンベルクレンネン-Ｇ�V３着， 　　｜　　　　ドイツ賞-Ｇ�T４着，オイロパ賞-Ｇ�T４着 　　ストームトルーパーStorm Trooper ： 独・ノルウェー３勝，Grosser Preis der Sparkasse Dortmund-L， 　　｜　　　　ドイツ賞-Ｇ�T２着，ハンザ賞-Ｇ�U２着,独ダービー-Ｇ�T３着,ゲルリンク賞-Ｇ�U４着 　　サッチモSatchmo：独４勝，Ittlingen Pokal-L，仏障３勝 　　セプテンバーストームSeptember Storm：独３勝，SWB Derby-Trail-L ３代母： 　セデュラスSedulousは英米４勝，キラヴーランＳ-Ｇ�V，愛パークＳ-Ｇ�V３着。産駒 　　インダバIndaba：英仏４勝，October S-L２着 　　カラーファストColourfast：英１勝，Silver Flash S-L３着