バルデス
美浦・木村哲也 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(18/02/28)［ＮＦ早来］「週末にこちらへ帰ってきた後、状態を把握するために改めて検査を行いました。その結果、やはり左前脚の浅屈腱にダメージがあり、正確な数字ではないものの腱の３分の１以上、見方によっては半分近くの損傷が確認できました。また、傷めた箇所が芳しくない部位で、順調に回復したとしても２年近く、もしくはそれ以上の期間が必要になりそうということがわかりました。これからの活躍を期待していただけに残念でなりません」（早来担当者）「トレセンでの診断でも今後の見通しは決して明るいものではなかったのですが、すぐに諦めることはせずに可能性を模索しようということで、いったん北海道へ動かしたうえで改めて状態の把握と判断をしていただくことになりました。しかし、診断結果に大きな差はなく、現状から順調な回復を見ることができたとしても相当な期間を要することがわかりました。まだまだこれからと思っていた馬で、素質を開花させられずにこのようなことになってしまい本当に申し訳ございません」（木村師）トレセンの診断だけでなく、複数の目で確認をしたうえで今後のことを判断したいと考え、ノーザンファームへ移動し、状態の把握を行いました。しかし、診断結果は両者とも実に厳しいもので、どれだけ順調な回復を見せたとしても２年以上の休養期間が必要となるのではないかということでした。今後の活躍に期待をかけていた馬であるだけに待ちたい気持ちもありますが、負傷した部位が悪く、また再発の可能性も十分に考えられるため、現状を鑑みたうえで木村哲也調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 (18/02/24)［ＮＦ早来］２４日にＮＦ早来へ移動しました。 (18/02/22)［ＮＦ天栄］２２日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (18/02/21)［美浦トレセン］２１日は軽めの調整を行いました。「先週は出走を取り消すことになり、申し訳ありませんでした。追い切り前も、追い切り後も、目立った変化はなかったのですが、レース当日になって異変に気づいたため無理はできませんでした。その後の経過を見ていたものの炎症がすんなりと治まらなかったので、今日診療所の獣医師に依頼してエコー検査をしてもらいました。その結果、左前脚の繋部分の浅屈腱を損傷していることがわかりました。この部分の損傷をパーセンテージで表すことは難しいため数字で分かりやすくお伝えすることができないのですが、この部分の損傷は簡単ではないケースもあるようです。このような事態になってしまい大変申し訳ございません。不安が表面化してきたのはレース当日だったのですが、追い切りでミスステップしたこともなければ、他に思い当たることもありませんでした。もしかしたら前走で走れなかったのはそういう部分が馬にとって薄ら違和感として表れ始めていて、それを気にしてか馬がセーブして全力で走っていなかったのかもしれません…。今後についてはすぐに判断を下すのではなく、北海道の獣医師にも診てもらいながら経過を観察していくことになりました。今のところ近日中にいったん天栄へ放牧に出して、体調等を見ながらその後早来へ移動する予定です」（木村師） (18/02/18)［美浦トレセン］「ここまで順調に来ていたのですが、今朝最終確認をしたところ、左前脚の球節部に腫れと痛みが見られ、馬自身気にしてしまい歩様にも見せていました。今回は東京を使いたいと思い投票させていただいたのですが、さすがに無理はさせられません。大変申し訳ありませんが、大事を取って出走を取り消させていただきました」（木村師）１８日の東京競馬（アメジストＳ・芝２０００ｍ）は出走取消となりました。 (18/02/14)［美浦トレセン］１４日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８１秒９−６６秒９−５２秒３−３８秒４−１２秒８）。「今週の競馬へ向けて日曜日に坂路で時計を出し、その他も適度に体を動かしながら仕上げを進めてきました。今日は全休日明けになりますが、追い切りを長めからしっかりとやってレースへ備えられるようにと通常通り水曜日に時計を出しました。先週は単走にしましたが、その後のメンタル面は悪くないように思えたので今日は併せています。バルデスが先行して最後に体を並べて伸ばすような形にしたのですが、しっかりと動けていたと思います。すごく良いとまで言い切れませんが、悪くない状態を保てていると思えますよ。鞍上については、実はライアンムーアに騎乗依頼をかけていたんです。身元引受の、つまり自厩舎の兼ね合いが出てくるかもしれないので早い段階で確定していたわけではなかったのですが、その時点では大丈夫、乗れるという話をもらっていて楽しみにしていました。しかし、レースはハンデ戦で、斤量が今日発表されたところ５５キロ。彼のコンディションの兼ね合いで今回５５キロは控えたいということで、直前で申し訳ないけれど乗れないということになってしまったんです。そこで考えられた選択肢が他の騎手を探して予定通りに行くか、翌週以降に予定を延ばすかということになったのですが、できることなら東京の２０００ｍという舞台は使いたいですね。ジョッキーの都合で予定を延ばすとしたら阪神の２２００ｍか中山の２５００ｍといった条件になり、今回の狙いとちょっと違う条件になってしまいます。もちろん今後避けずにトライしていくべきという時は来ると思います。ただ、クラブと相談しても東京の２０００ｍを見たいという意見で、私もそう思いますので、当初の予定通り東京を考えています。それで急遽ジョッキーを探しましたが、北村宏司をおさえることができました。相手は強いので簡単ではありませんし、チャレンジする立場ですが、北村にもこの機会を存分に活かしていい競馬をしてもらいたいと思っています」（木村師）１８日の東京競馬（アメジストＳ・芝２０００ｍ）に北村宏騎手で出走を予定しています。 (18/02/08)［美浦トレセン］７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８２秒３−６７秒０−５２秒１−３７秒８−１２秒３）。８日は軽めの調整を行いました。「前走後の馬体の変化を天栄でもしっかりとチェックしてもらい、特段問題なかったので先週末に入れさせていただきました。改めてこちらで見直すと、コンディションは悪くないと思います。良い意味で変わりないレベルにあると思いますが、時期、そして昨年、年始と使ってきたことでいくらか硬さはあるかなとも感じます。ただ、それは競馬を目指すことができる範囲内とも感じます。また、いくらか力みがあり、それも硬さにつながっているように思います。そのあたりは前走時の課題となったゲートにもつながる話なので、少しでもリラックスさせられるように意識して調整を進めています。他の馬と一緒に走らせると意識してしまってより力みが増してしまいかねませんから、極力他の影響を受けないようにと配慮して１頭で馬場へ入って、追い切りも単走で行っています。スタンド前の入り口からスタートし６ハロンで時計を出しました。大きく動かしていて、フットワークは悪くないように思います。しかし、これで仕上がるというわけではないですし、心身ともにもう少し状態を上げていきたいです。週末そして来週とある程度のものを求めて、もし態勢が整うようであれば来週の競馬を目指すつもりです」（木村師）早ければ１８日の東京競馬（アメジストＳ・芝２０００ｍ）に出走を予定しています。 (18/02/03)［美浦トレセン］２日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (18/01/30)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４秒のキャンター調整を取り入れています。「先週の様子から悪くないなと思える状態でしたので、そのまま乗り進めています。現在は坂路にも入っていて、今朝は１４−１４くらいで動かしていますよ。この後も心身の状態をよく確認していく必要はありますが、このままならそう間を空けずに次のレースへ向かえるかもしれませんので、木村調教師とこの後について相談しようと思っています。馬体重は５２０キロです」（天栄担当者） (18/01/23)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週こちらに帰ってきましたが、馬体には表立ったダメージは見られませんでしたね。今は少しずつ動かし始めていますが、もちろんこのあともしっかりと確認はしていきたいと思います。トレッドミルを使いつつ、乗る時は馬場に出てゆったりとしたキャンターで走らせていますが、精神面を見つつ徐々に坂路入りを考えていきます」（天栄担当者） (18/01/20)［ＮＦ天栄］１９日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (18/01/17)［美浦トレセン］１７日は軽めの調整を行いました。「脚元などをよく見ても外見上の異常はなさそうですね。やはり前走の敗因はテンション面になるのかなと感じます。ゲートに限らずそのテンションが能力の妨げになってしまっているのかもしれません。レースを終えて帰る時もバタバタしていて落ち着きにくい状態になっているので、そのあたりがいちばんの課題であることは確かだと思います。うまく持っていけずに申し訳ありません。今のところ気持ちを落ち着かせる意味でもいったん放牧に出そうと考えています。もう数日こちらで様子を見ますが、早くて週末あたりに放牧に出して天栄での状況を見ながら再びプランを考えていきたいです」（木村師） (18/01/10)［美浦トレセン］１０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８４秒６−６９秒０−５４秒０−３９秒３−１３秒２）。「先週は馬場コンディションの兼ね合いがからしっかりと動かすことができませんでしたが、その点をフォローするようにその後の調整を行ってきました。そして今週の競馬に備えて今朝追い切りを行っています。今週は水曜日が全休明けの日になるのですが、予定しているレースは土曜日ですし、ウチの厩舎の調教はそういうときも基本的に水曜日に追い切りをやれるようにしていますので、バルデスも水曜日に行いました。ハロー明けのウッドチップコースに入りまして、単走で長めから時計を出しています。数字的には６ハロン８４秒半くらいですが、終いを促してゴール板すぎから向こう正面までしっかりと動かしました。前走後は放牧に出したもののその時の印象は良くて、今回こちらで調整を進めていてもやはり体調は良さそうに感じます。前回は体にくすみがあったり、アンバランスな面がありました。現状が絶好調とまでは言えませんが、今回はその時よりも張りが出てきているので、良い時に戻りつつあるのかなと思います。中山の１８００ｍ戦でちょっと癖はありますが、状態面でうまくこなしてくれないかと思っています」（木村師）１３日の中山競馬（初富士Ｓ・芝１８００ｍ）に戸崎騎手で出走を予定しています。 (18/01/04)［美浦トレセン］３日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒５−５５秒２−４０秒５−１３秒１）。４日は軽めの調整を行いました。「前走後は極端には悪くない状態で放牧に出したつもりでしたので、そこまで時間をかけず、遅くとも２月〜３月くらいには競馬を考えられるのではないかなと思っていました。実際に天栄でのチェックでもそこまで問題はなかったようで、何なら１月の開催も考えられそうですという話でした。そのことを受けまして年末の検疫を押さえ入れさせていただくことにしました。京都、中山ともに考えられるレースはありましたが今回は中山を選び、そこへ向けて調整を進め出しています。入ってきて最初のうちはじっくりと動かすようにして昨日コースで時計を出しました。単走で追い切ったのですが、今の美浦のウッドチップコースは馬場状態があまり良くなくて気を遣う必要がありました。その分だけ思う存分動かすことができなかったかなと感じています。馬に負担をかけてしまっては元も子もないので加減せざるを得なかったのですが、ある程度しっかりと動かしていったほうがいいタイプでもあるので、そのあたりをこの後の調整における反省点と捉えてしっかりとやっていきます」（木村師）１３日の中山競馬（初富士Ｓ・芝１８００ｍ）に戸崎騎手で出走を予定しています。 (17/12/26)［美浦トレセン］２６日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (17/12/19)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を行っています。「負担のかかりやすい背中、腰、トモと入念にケアを行いながら調整を進めていますが、馬の雰囲気は悪くないですね。今週も坂路に入り３ハロン４０秒ほどの時計を出していて悪くない状況です。早ければ来月中の競馬を考えることになるかもしれないということです。それだと年内に移動することになるかもしれませんよね。移動を前提にして今後の調整にあたっていきたいと思います」（天栄担当者） (17/12/12)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「様子を見ながら動かしてきましたが、特に変わりはなかったですね。これならば１〜２月の競馬を使えるのではないかなと思えます。木村調教師と相談しながらにはなりますが、年明けの競馬へ向けて進めていくつもりです。今は坂路に入る際のペースを上げて３ハロンで４０秒近くの時計を出すようにしていますよ」（天栄担当者） (17/12/05)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。「久しぶりのレースを使った後ですから反動を考慮していったん放牧を挟むことになりました。ただ、木村調教師から聞いていたように、外見上ガタッと来ている印象はそこまでありませんね。これならばこのまま乗り込めると思いましたので、早速乗り始めています。坂路を中心として適度に乗っていますので、このまま順調に行けば１〜２月の競馬を考えることもできるはずですよ」（天栄担当者） (17/11/30)［ＮＦ天栄］３０日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (17/11/29)［美浦トレセン］２９日は軽めの調整を行いました。「先週は半信半疑な部分があり、どちらかというと不安のほうが大きい中でしたので、そう思うと悪くない内容とも捉えることができました。もちろん、皆さんは楽しみにされていたと思いますのでその期待に応えられなかったことをとても申し訳なく思っております。それに、レースを使って上向いている部分もあるように感じ、仕上げきれなかったのかもしれないと反省もしています。ただ、ここでもう一回と行くとしわ寄せがきてガクッと来てしまいかねません。夏の競馬のあとの回復に時間がかかったことを考えてもここは我慢すべき時だと思います。それに元気のいい馬なので乗り難しさもありますから乗り手も選ぶでしょうし、番組も慎重に考えたい馬ですから、総合的に見てもここは無理をせずいったん放牧に出して、次走へ備えたいと思っています」（木村師） (17/11/22)［美浦トレセン］２２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５２秒５−３７秒４−１２秒３）。「帰厩後は緩さなどが感じられる状態でしたので、コツコツと乗り込みながら状態を上げていくように取り組んでいました。イメージ的にはコンスタントに動かしながら筋トレしていくような感じです。ただ、お時間をいただいているとはいえ、正直なところ休み明けの影響を感じさせる状況なんです。若干ですが走りにアンバランスさがあるように見受けられます。こちら側が求める分だけ対応はしてくれるのですが、理想のレベル、近いところの例を挙げるとすれば上半期の東京や函館の時に比べるとちょっと物足りないのかなという印象でもあるんです。そのような中でも少しずつ良くはなってきているように、牧場、そして入ってきてからの取り組みが実になってきているところはあるのですが、今回に関して言えば現状でどこまでやれるか、という感じではあります。思い返せば新馬の時も同じような状況でした。バラつきはあるものの、ポテンシャルの高さで補ってくれました。準オープン戦でそう簡単ではないでしょうから強気なことは言えません。素質の高さでどこまでやれるのかということになるかもしれません。期待をしている馬なので、もちろん良い結果になってほしいですが、少なくとも今後につながるような競馬になってくれたらと思っています」（木村師）２６日の東京競馬（ウェルカムＳ・芝１８００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。 (17/11/15)［美浦トレセン］１５日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒１−５２秒９−３８秒３−１２秒６）。「先週はテンション面に配慮してじわっと動かしましたが、ハミをしっかりと取り切れずに走っていて、緩さも感じる状態でした。そういったことを鑑みて、この中間の調教では距離をしっかり乗るなど積極的に動かしています。その効果が少しずつ出てきているかな、いい方向へ向かっているかなとは感じています。今朝はコースで動かしました。５ハロンからの時計になっていますが、６ハロンからスタートさせて終いをしっかりと動かしました。まだギュンと来るまでの反応はないのですが先週よりは上がっているように感じます。来週の競馬を考えることはできると思いますが、あと１週間でどこまで良いレベルまでに持っていけるかがカギになってくるでしょう」（木村師）状態次第ですが、今のところ２６日の東京競馬（ウェルカムＳ・芝１８００ｍ）に出走を予定しています。 (17/11/09)［美浦トレセン］８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒４−５４秒１−３９秒５−１３秒０）。９日は軽めの調整を行いました。「先週入れさせていただきました。可能ならば東京の最終週の条件戦を最短の目標にしたく思い、昨日から時計を出し始めています。夏以来なので疲れ具合をしっかりと確認すること、そして馬場入りすると力みがちなところがある馬なので１本目の今回はビッシリ動かすというよりは長めからじっくりと走らせることに重点を置きました。全体で８５秒くらい、目的は果たせたのかなと考えています。特に右腰などの弱いところに注意を払っていく必要はありますし、しっかりとケアを施しつつ調整を進めていきます」（木村師）２６日の東京競馬（ウェルカムＳ・芝１８００ｍ）に出走を予定しています。 (17/11/04)［美浦トレセン］３日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (17/11/01)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１３〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「ここまでこの馬なりに順調に来ていますね。負担のかかりやすい箇所へのケアをしっかりと行いながら調教を進め、強い負荷もかけていますよ。この後については木村調教師と相談してからになりますが、近々の移動を考えてもらうことになるでしょう。馬体重は５２１キロです」（天栄担当者） (17/10/25)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「右半身が疲れやすい馬なのでしっかりとケアをしながら調整をしています。その甲斐もあって、動きを含めてここまで良い意味で変わることなく乗り進めることができていますよ。このまま順調に行けば数週間のうちに送り出すことができるかもしれません」（天栄担当者） (17/10/17)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「じっくり乗り込みながら、徐々に調教負荷を高めています。基本は１４−１４前後なのですが、日によっては３ハロン４０秒を切るくらいの時計も出し始めているんです。このままコンスタントに乗り込むことができれば、東京の最後くらいの競馬を考えられるかなと思います」（天栄担当者） (17/10/11)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「順調に調整を進めることができていますね。引き続き、体のケアをしっかりと行うことでバランスをよくしていく必要はありますが、ここまでは良い意味で変わりありません。年内の復帰へ向けてしっかりと乗り込んで下地づくりをしていきます」（天栄担当者） (17/10/03)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「以前から背腰、特に右側に疲れやすさがあり注意しながら接しています。また、若い頃に比べるとだいぶ成長をして、いい体つきになっているのですが、体が良くなり、馬力もついてくると今度は脚元への負担がかかりやすくなることもありますから、そのあたりも注意しながらやっていかなければいけないと思っています。今は少しずつ進めていく段階ですが、１１月の末かその後くらいのタイミングで競馬を考えられるようになればいいなというイメージを持っています。馬体重は５１８キロです」（天栄担当者） (17/09/26)［ＮＦ天栄］軽めの調整を行っています。「北海道から移動して来たばかりなので、まずは軽めに動かしながら状態の把握に努めています。ある程度乗ってきた影響か少し背中に疲れが出ていたので治療を施していますが、脚元やその他の部位が気になることはありません。精神面も極端に悪く見せることはありませんから、徐々に乗り込んで競馬へ向かっていけるようにしたいですね」（天栄担当者） (17/09/20)［ＮＦ天栄］２０日にＮＦ天栄へ向けて移動しました。「この中間も順調に調教を進められて、坂路では１５−１５も問題なくこなしてくれていました。あとはこのまま競馬へ調教本数を重ねていくだけですが、このタイミングで天栄へ移動して、現地で調教を進めながらトレセン帰厩に備えることになりました」（早来担当者） (17/09/14)［ＮＦ早来］トレッドミルでの調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、週２日は坂路でハロン１５〜１７秒のキャンター２本の調整を取り入れています。「坂路でハロン１５秒近くまで乗ることもありますが、状態はいい意味で変わらずに見せてくれていますね。この調子でコンスタントに乗り込んで状態を上げ、先々の移動につなげていきたいですね。」（早来担当者） (17/09/07)［ＮＦ早来］トレッドミルでの調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、週３日は坂路でハロン１６秒のキャンター調整を取り入れています。「坂路調教を再開してからも状態は安定していますし、以前顕著に疲れが出ていた背腰からトモにかけても悪く見せることはありませんね。現在は週３日は坂路でハロン１６秒程度のキャンターを消化できているようにいい流れで進めることができていますから、この調子で１５−１５の開始につなげていきたいですね。馬体重は５２０キロです」（早来担当者） (17/08/30)［ＮＦ早来］トレッドミルでの調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン１６〜１８秒のキャンター調整を取り入れています。「馬体の疲れに関してはしっかりとケアを行って来たことで少しずつ抜けていますし、この中間は坂路で軽めのキャンター調整を開始しています。現状では適度に乗りながらリフレッシュを図り、先々の本格的な調教再開に向けて下地を整えていきたいです」（早来担当者） (17/08/23)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンかトレッドミルでの調整を行っています。「この中間はトレッドミルでのキャンターも取り入れていますが、まだトモを中心に疲れが残っていますね。秋競馬が近づいて来ている状況ですが、現状を踏まえると秋前半の競馬は考えにくいでしょうし、あくまでも今後の良化具合を見ながら改めて判断していく必要があるでしょう。焦って進めてもいいことはありませんから、引き続き馬の状態第一でジックリ対応していきたいです」（早来担当者） (17/08/17)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンでの調整を行っています。「時間の経過とともに状態が悪くなることはないものの、まだ疲れを感じさせる状態なので、引き続きウォーキングマシン運動に留めています。血統背景からもこれからの成長が期待される馬なので、ここは無理せずしっかりとリフレッシュを促すことで先々につなげていきたいですね」（早来担当者） (17/08/10)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンでの調整を行っています。「この中間も心身のリフレッシュを図るために軽めの運動に留めています。必要に応じてショックウェーブなどの治療も取り入れつつ、まずは回復をメインに進めていきたいと考えています。馬体重は５１０キロです」（早来担当者） (17/08/03)［ＮＦ早来］ウォーキングマシンでの調整を行っています。「こちらへの放牧後に獣医師立ち合いのもと馬体チェックを行っていますが、脚元は問題なかったものの、背腰からトモにかけてさすがに使ったなりの疲れを感じる状態でした。強い勝ち方をしてくれただけに今後がさらに楽しみになったのは言うまでもありませんが、現状ではケアの期間を設けて慎重に対応していきたいですね」（早来担当者） (17/07/26)［ＮＦ早来］２５日にＮＦ早来へ放牧に出ました。「以前のように順調さを欠くことは許されないと思っていましたし、わずかなミスも許されないというプレッシャーがありましたから、短期決戦だからと言って決して楽なことはありませんでした。そのような状況の中で臨んだレースでしたので、良い結果を出せて嬉しいというよりもホッとしたというのが正直な感想でした。会員の皆様、おめでとうございました。レースはヒヤヒヤしたところもありましたけれど、よく凌いでくれました。まだまだこれからという状態の中で結果を出してくれるのですからやはり能力は高いですし、先々とても楽しみな馬になってくれるはずです。だからこそ、慎重に考えていかなければいけません。今回はいつも見てくれている天栄ではなく、別の目でもチェックしてもらえるようにと考えて早来へ放牧に出させていただきました。このあと間を取って成長を促すようにするのか、そう間を取らずに競馬へ向かうかは状態次第でしょう。まずは早来で、そして今後天栄へ移動させることになれば天栄での様子を見ながら目標を定めていければと考えています」（木村師） (17/07/20)［函館競馬場］１９日は函館Ｗコースで追い切りました（６９秒４−５４秒２−３９秒８−１２秒５）。２０日は軽めの調整を行いました。「先週の木曜日に函館競馬場へ直接入厩させていただきまして、翌日から徐々に動かしていました。今回は短期決戦ということもあり、可能ならば週末そして当該週とそれなりの調教を行っておきたいと考えながら調整を進めてきました。それで日曜日と水曜日にウッドコースを使って長めから動かしています。時計的には５ハロン６８〜６９秒くらいで、終いは併せる形で無理なく動かすことができています。現地で担当しているスタッフからも動きは悪くなかったという報告を受けていますが、毛ヅヤに関しては完調手前という印象も受けるということでもありました。長い目で見ていきたい馬で、今もまだ芯からしっかりしてきたというところまでには至っていないのでしょう。適度に使いながら良くしていければと思いつつこの春を過ごして来て、前回のようにいい結果も出すことができていますが、さらに良くするには引き続き長期的に考えていかなければいけないと改めて感じてもいます。もちろん今回の競馬も楽しみにしていますが、古馬１０００万下クラスでの戦いで、今の状態でどのくらいやれるのかというのはやってみないとわからない部分もあるでしょう。潜在能力的には引けを取らないと思っていますから、今回も素質の高さに期待をしています」（木村師）２３日の函館競馬（松前特別・芝２０００ｍ）にルメール騎手で出走いたします。 (17/07/13)［函館競馬場］１３日に函館競馬場へ帰厩しました。「天栄でじっくりと乗り込んでもらっていましたが大きく変わりはない状況でした。間を適度に空けつつ成長を促していきたいという思いもある一方で、将来へつなげていくためにもトライもしていかなければいけない面もありますし、バランスを考え天栄と相談した結果、今回は滞在競馬を考えることになりました。今回はある程度天栄で強めをしっかりと乗られていましたし、良ければそのままサッと競馬へ向かう方向で考えています」（木村師）状態次第になりますが、早ければ２３日の函館競馬（松前特別・芝２０００ｍ）に出走を予定しています。 (17/07/04)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンターを行い、日によっては坂路でハロン１３〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「じわりじわりと乗り込みを進めています。相変らず絶好調とまでは言えないのかもしれませんけれど、状態自体は悪くないように思えますね。夏のうちにもう１走頑張ってもらうこともできるかなと考えているので、木村調教師とはその線で相談をさせていただいているところです。夏の暑さもありますからできるだけこちらでギリギリまで乗り込んで競馬へ送り出すというプランも持っています。馬体重は５１５キロです」（天栄担当者） (17/06/27)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンターを行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「少しずつ探りながら乗り進めていて、今週は坂路に入り１５−１５を切るくらいのところを乗ってみていますよ。状態的にはすごく良いとは言えないものの、まずまずかなという感じですね。このまま探っていって悪いほうへ変わらないようであればそう遠くないうちの競馬を考えていきたいです」（天栄担当者） (17/06/20)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンターを行い、日によっては坂路でハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。「こちらに帰ってきた後の数日は楽をさせて疲れを取ることに専念しましたが、その甲斐もあってか少しずつ上向いてきました。まだ体は戻りきっていないものの、動かすこと自体は問題ないレベルに映ります。それなので現在は乗りながら体を良くしていく形の調整に切り替えていますよ。今朝は坂路１本で走らせたところで、今後の状態と照らし合わせながら徐々に負荷をかけていければと考えています」（天栄担当者） (17/06/14)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンターを行っています。「今回は無事にレースへ向かえ、そしてしっかりと結果を残してくれたので僕らもホッとしています。おめでとうございました。先週帰って来てからは、まずはレースの疲れを癒すことから始め、今週から軽く乗り出していますよ。現状では体が少し細く見え、右トモに疲れがあるかなと感じさせる状態です。調教はごく軽めにメニューにしていますので、無理のない程度に動かしながら回復を図っていきたいですね」（天栄担当者） (17/06/08)［ＮＦ天栄］８日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週はありがとうございました。心身共に幼さが残る状況ではありますが、今回はゲートをしっかりと出てくれましたし、前目の位置で流れに乗って持ち味を最大限に活かしてくれたのは大きかったですね。キッチリ勝つことができたのは何より良かったと思いますが、今後はさらに強い相手との競馬になりますので、バルデス自身のレベルアップも必要になるでしょう。心身のリフレッシュのために本日天栄へ放牧に出させていただいていますが、天栄での様子が問題なければ夏開催のうちに次の競馬を考えて、秋へ向けていい流れを作っていきたいです」（木村師） (17/05/31)［美浦トレセン］３１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８１秒４−６７秒４−５３秒１−３９秒０−１２秒６）。「先週に続いて今週も水曜日に追い切りを行いました。６ハロンで８１秒ほどの時計を出したのですが、動きを見るといい頃に比べるとやや物足りないのかな、緩いかなという感じはしますね。ただ、短期間でガラッと変わるという感じでもないのは確かですし、やはり実が入ってくるには時間がかかるのだろうな思っています。天栄で担当してくれている厩舎長と話をしましたが、現状ではビュッという脚を使う感じではないですし、中身が伴うには長い目で見ていかなければいけないでしょう。来週にしようかどうかと迷うところもありますが、例年の傾向から今週のレースはわりと手薄になることが多いということはわかっていましたし、ルメールジョッキーも確保できました。来週にしたから大きく変わるかと言われると微妙なところでもありますので、今のところ今週の方向で検討しています」（木村師）６月４日の東京競馬（ホンコンＪＣＴ・芝２０００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。 (17/05/24)［美浦トレセン］２４日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５３秒９−３９秒２−１２秒７）。「今週までに出走態勢を整えようとすると多少無理を強いることになる可能性もありましたし、それによって馬への精神的な負担にもなりかねないと思いましたので、天栄では急かさずジックリ進めてもらっていました。それで先週の様子が悪くはなさそうでしたので入れさせていただくことにしたんです。最近は精神的なことも鑑みて最短スケジュールで競馬へ向かうようになっていたのですが、今回は少しだけでも余裕を持って調整をしたいという考えから先週入れさせていただき、２〜３週間ほどで競馬へ向かえればと思っています。今朝はウッドチップコースで５３−３８くらいをベースにして追い切りました。動きは悪くないかなと思いますが、ここ最近の状態と比較するならばいくらか緩さはあるのかなと思います。ただ、それはわかっていることなので現時点ではそこまで問題視していません。また、メンタル面も今のところは落ち着いているように感じますし、追い切り後の雰囲気もまずまずですから、この調子で行きたいですね。いちおう最短で来週の競馬も頭に入れてこのあとの準備ならびに調整を行っていく予定です」（木村師）早ければ６月４日の東京競馬（ホンコンＪＣＴ・芝２０００ｍ）に出走を予定しています。 (17/05/20)［美浦トレセン］１９日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (17/05/16)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１３〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「馬の体調を見ながら木村調教師と相談をしましたが、無理に３歳馬同士の５００万下のレースに合わせるのではなくもう少し余裕を持って考えることになりました。だからと言って大幅にずれ込むというわけではないのですが、前回のことがありましたので、慎重に判断することになりました。調整のほうは順調ですが、もう少し良化の余地はあると見ています。引き続き日を選びつつしっかりと動かし、タイミングを見て入厩の相談をしていきます」（天栄担当者） (17/05/09)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「調整自体はわりと順調に行えていますが、もう少し時間がほしいというのは否めません。理想は３歳馬同士のレースと思っているものの、無理に番組に合わせてもいいことはないでしょうから、次のレースに関してはあくまでも状態メインで考えていきたいです。引き続き乗り込んでしっかりと状態を上げて、それから最終的にどうするか相談していきます」（天栄担当者） (17/05/02)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「前回使えなかったことは残念でしたけれど、その分ダメージを蓄積しないで再調整できていますので、状態は前回送り出した時よりも良くなっているかなと思えるほどです。今朝来場されて坂路調教の動きを木村調教師に見てもらったのですが、フットワークが良くなってきているんです。先生も同様のことを口にされていましたよ。これならばとも思えますし、このまま順調に乗り込めれば３歳馬同士のレースが組まれているうちに次を考えられるかもしれません。馬体重は５０９キロです」（天栄担当者） (17/04/25)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「トモ脚の管が腫れたということで帰って来ることになりましたが、ある程度落ち着いて戻してもらったこともあって、こちらでは大きな問題はないように映ります。ただし、取り消した後ですから天栄でも慎重に様子を見ていかなければいけないと思っています。軽く乗ってみているのですが、このまま探っていき行けそうならば強いところも課してみようと思っています」（天栄担当者） (17/04/22)［ＮＦ天栄］２１日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (17/04/20)［美浦トレセン］１９日、２０日は軽めの調整を行いました。「先週はご心配ならびにご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。傷による腫れであるだろうという獣医師の見解で、最初の診断は挫創というものになったのですが、その後時間が経ってより腫れが見られ、傷みも伴い始めました。それでフレグモーネという診断に変わっていました。今はだいぶ腫れは引いてきて乗ることもできる状況なのですが、腫れ方が気になったので引き続き手元で経過を見ています。このまま落ち着いて動かしても大丈夫と思えれば、いったん放牧に出して仕切り直させてください」（木村師） (17/04/14)［美浦トレセン］「最終調整を行った上で明日のレースに向かおうとしていたのですが、今朝の調教時にいくらか歩様のぎこちなさを感じました。それで慎重に様子を見ていたのですが、午後馬房から出してみると左トモの管の両側が腫れており、それを気にして歩様が悪くなっているようなんです。片側だけならまだしも両側なのでハッキリとした原因がわかっていないのですが、気にしている以上は無理をさせられません。本当に申し訳ありませんが、大事をとって出走を取り消すことにしました。現時点では骨の異常やフレグモーネと言ったものではなさそうなのですが、状況からこの後も慎重に様子を探っていきます」（木村師）１５日の中山競馬（山藤賞・芝１８００ｍ）への出走を取り消すことになりました。 (17/04/12)［美浦トレセン］１２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５３秒９−３９秒４−１２秒６）。「入厩した翌日から乗り出していましたが、体調面の不安はさほど感じさせず調整自体は順調に行えていました。ただ、この馬の成長曲線はまだこれから上向いてくると思えますし、そういった観点から考えても現時点では物足りなさがあるのは確かです。もっとパンとしてくれればよい良いのになと思うものの、それはこの馬に対する期待も高いために厳しい評価になってしまうところに因ります。実戦を経験しながら何とかいい成長を図っていければと思っています。予定のレースへ向かう分には問題ないかと思えたため、週末、そして今朝と時計を出すようにしました。今朝の追い切りはウッドチップコースに入って２頭併せ、半マイルから終いを伸ばすようにしました。相手が体を並べたのに合わせて動かし、向こう正面までしっかりと伸ばしましたが、動きはまずまずと思えるものでしたよ。調教と並行するようにゲートの確認も随時行っていますが、練習では問題ないんです。今回も実戦へ行って如何に対応できるかがポイントになってくるでしょう。馬具なども考えてレースへ臨もうと思っています」（木村師）１５日の中山競馬（山藤賞・芝１８００ｍ）に戸崎騎手で出走を予定しています。 (17/04/05)［美浦トレセン］５日に美浦トレセンへ帰厩しました。「前回に続いて今回もギリギリまで牧場で乗って、それで競馬へトライしてもらえないかということでした。メンタル的に難しいところがあるので理解はできますし、こちらでは短期間になりますけれど、何とか態勢を整えて競馬へ向かっていければと考えています。いちおう戸崎ジョッキーを確保できていますので行くとすれば彼とのコンビとなるでしょうが、行けるかどうかは状態次第になりますから、しっかりと確認しながら調整して最終的に判断をしていきます」（木村師）状態次第ですが、１５日の中山競馬（山藤賞・芝１８００ｍ）に戸崎騎手で出走を予定しています。 (17/04/04)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１３〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「山藤賞を目標に明日戻すという連絡をもらいましたので、今朝こちらでの最終調整のつもりで動かしました。坂路に入れて１３−１３の調教を行ったのですが、しっかりと対応してくれましたし、良い動きだったと思います。体調も良さそうですし、テンションも変に上がっているような様子はありません。あとは環境が変わってどうかでしょうね。今回競馬を使うとさすがにちょっと間を空けてあげたほうがいいかなと思うくらいの状態になって来ていますから、何とかここは良い結果を出してほしいです」（天栄担当者） (17/03/28)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースでハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「乗り出して以降、特に問題はないので本格的に動かし出しています。木村調教師とは、良ければ中山最後の山藤賞あたりを考えてもらえませんかという話をさせてもらっていて、その方向で検討してもらっているところです。同じ時期に関西圏にもレースはありますが、とりあえずその時期に目標を置き、競馬のストレスが少ないこちらでできる限りの調整をさせてもらってレースへ向かえるように調整をしています。馬体重は５１６キロです」（天栄担当者） (17/03/21)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースでハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。「先週乗り出していて少しずつ動かすようにしています。毎日というわけではなくてトレッドミルもうまく使いながら乗っているのですが、体調自体は悪くないかなと思えますね。２勝目を狙ってどこかで競馬を考えていければとは思っていますが、結構使ってきている状況でもあるので、次使ったら期間を少し空ける必要も出てくるかなとも思えます。木村師とはこの開催の最後くらいを考えていければという話をしているところなのですが、もちろんちょっと難しいかな、もう少し間を空けたほうがいいかなと思えれば柔軟に考えて対応していきます」（天栄担当者） (17/03/14)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週いっぱいは乗らずに軽めにして、回復に充てていましたが、まずまずかなと思えたので今朝から乗り出しました。まだゆったりとしたものなので、これから少しずつ進めていければと思っています。その中で不安に思うことがなければ何とか早いうちに２勝目を挙げられるように次走を考えていきたいですね」（天栄担当者） (17/03/02)［ＮＦ天栄］８日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週は応援いただいたのに結果を出せず本当に申し訳ございません。ゲート練習の成果を実戦で出せればと思っていましたが、待っているうちに中での体勢がもうひとつになってしまいましたね…。我慢はしている方だったと思うのですが、重心が理想的な位置にない時にスタートを切ることになり行き脚がつきませんでした。このあたりは正直、実戦の経験と馬の精神面の成長が必要となってくるでしょうし、時間もかかってしまうと思うんです。その中で如何に苦しくさせないで行けるかがポイントになってくるでしょうから、バランスを見ながらしっかりと対応していきたいです。走ったなりの疲れはありますが、ガクッとは来ていません。それでも心身のケアのためにいったん放牧を挟むべきと思いますので、本日一度放牧に出させていただきます。今後についてはあくまでも様子を見ながら検討していきたいと思っています」（木村師） (17/03/02)［美浦トレセン］１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５５秒０−３９秒５−１２秒７）。２日は軽めの調整を行いました。「今回は最短期間でレースに臨むことを考えて調整をしていますので、とにかくコンディションの把握を徹底すること、そしてしっかりと動かすようにすることを考えて接していました。２歳時に比べると少しずつですが頼りない面は薄れてきて、この馬なりにしっかりとしてきているのかなという気はしますし、それなりの調教を課すことはできると思い、水曜日に追い切っています。基本半マイル重点でゴール板すぎから向こう正面まで流す調教でしたが、フットワークを大きく見せていて、まずまずの走りだったと思います。前回はゲートが良くなくて、結果それが敗因になったと思いますし、事前に対応できた点もあったのではと反省をしていました。自厩舎ではないですがサンマルティンという例が近くにいたにも関わらず、こうなることを想定しきれていなかったのではないか、どこかに隙があったのではないかと考えさせられたレースでしたので、この中間は改めて確認をしておきました。週末、そして週明けとゲートの練習をしたのですが、その際はおとなしくできていました。もちろんそのあたりは当日の雰囲気次第の部分もあるでしょうから必ず大丈夫と言い切れないところもありますが、何とか対応してほしいと思っています」（木村師）４日の阪神競馬（３歳５００万下・芝１８００ｍ）にルメール騎手で出走いたします。 (17/02/22)［美浦トレセン］２２日に美浦トレセンへ帰厩しました。「前走後はちょっと萎んでしまったかな…と思っていましたが、短期間で戻ってきてくれたようでした。前回がちょっと消化不良で終わってしまった部分もありましたし、もう１回トライしてみてもらえないかという提案も牧場からありましたね。本質的にしっかりして来るのはまだ先だと思いますので慎重に考えていきたいですし、無理使いを続けることはしませんが、こちらに入れてみて行けそうならば近々のレースを考えてみようと思い、今日入厩させていただいています。明日から動かしていって週末、来週と調教を行ってみて対応できると思えれば、直線の長い阪神の自己条件を考えるつもりです」（木村師）状態次第になりますが、３月４日の阪神競馬（３歳５００万下・芝１８００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。 (17/02/21)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってハロンでハロン１３〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「先週あたりまでは馬体の変化も気にしながら調整をしていましたが、極端にしぼむこともなさそうに思えたので今朝ビシッと動かしてみました。併せた相手には遅れを取ったものの、この馬自身がそこまで動くわけではないですからあまり気にはしていません。悪くはないように感じましたし、その後の様子を見ても大丈夫そうに思えたことから木村師と相談をして、今の状態で入れてすぐの競馬を試してもらえないかお願いをしました。ゲートのこともありますし、段々とエンジンがかかってくるタイプでもありますから、直線の長いコースがベターという思いもありますので、阪神も視野に入れてもらっています」（天栄担当者） (17/02/14)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってハロンでハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「様子を見ながら徐々に動かしており、坂路入りも果たしています。今朝は１４−１４くらいのキャンターを乗ってみたのですが、今のところは悪くないかな、大丈夫かなと思えます。これがガクッと来るようであれば切り替えなければいけませんが、行けるのならば２勝目を早めにあげさせて、経験を積ませながら将来につなげていきたいという思いです。慌てないようには考えていますけれど、今後の様子次第ではもう１回近いうちの競馬を目指してみたいという考えを持っています。馬体重は５０５キロです」（天栄担当者） (17/02/07)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「レース後、トレセンではちょっと萎んだということを聞いていたので、馬体回復を念頭に置いて調整を行うようにしていました。ただ、想像以上にガクッとは来ておらず、軽めからなら動かしていっても大丈夫かなと思いました。それで現在はトレッドミルと馬場での軽めのキャンターを行いつつ、レース後のケアを図っているところです。上手くふっくらしてくれば最短で週末もしくは来週あたりから坂路入りも考えていけるかもしれません」（天栄担当者） (17/02/02)［ＮＦ天栄］２日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (17/02/01)［美浦トレセン］１日は軽めの調整を行いました。「先週は思うような結果を残すことができなくて申し訳ありませんでした。レース前は体が、レースでは精神面が気になっていました。レースが終わってここ数日の様子を見ていると脚元は問題ないものの、体が萎んでしまいましたね…。やはり心身ともにまだしっかりとしていないということを再認識させられました。大事に時間をかけていくほかないと思うのですが、血統の傾向でもあるように特に精神面の成長が重要になってくるでしょうから、よく考えながら接していかなければいけないと思っています。リラックスさせられればグッと回復してくるかもしれませんが、今の時点では次の目標をここと決めず、天栄へ放牧に出して状態の良化を見てどうしていくか相談して決めていければと考えています」（木村師） (17/01/25)［美浦トレセン］２５日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５４秒７−３９秒７−１２秒８）。「先週はいくらかソフトになったかなと思っていたので、それを補うようにその後の調整を行ってきたつもりです。そして、今週の競馬に備えて今朝再び追い切りました。終いをじっくり伸ばすようにした追い切りで、時計的な派手さはなくとも、動き自体は悪くありません。順調に調整ができたのかなと思いますよ。ただ、強いてマイナス面を挙げるならば、まだ弱さがあるのかなと感じさせられるあたりですね。良いものを持っているとは思うのですが、中身がまだ追いついていないような印象で、冬毛が出ていて、その毛足も長いんです。ある程度仕上げてくると毛ヅヤも変わってくるのですが、そのあたりの変化の仕方がまだ物足りなくも思うんです。中身を中心に全体的にパンとしてくるにはやはり時間が必要な馬なのだろうなと実感しているところです。そのような状況ではありますけれど、結果を出せたコースでもありますし、今回の馬たちを相手にどのくらいの競馬ができるかですね。今後につながるようなレースをしてもらえたらと思っています」（木村師）２９日の東京競馬（セントポーリア賞・芝１８００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。 (17/01/19)［美浦トレセン］１８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５６秒１−４０秒２−１３秒１）。１９日は軽めの調整を行いました。「先週入厩してきましたが、気持ちの面ではいくらかゆとりがあって、変にテンションが上がることもありませんし、そういった意味では悪くないと思います。体などはまだ良化の余地がありそうですし、精神面も含めて未完成なところが大いにある馬ですから、来週のレースは使うつもりですけれど慌てないで将来を見据えながら対応していきたいと思っています。先週末の調教を経て今週は水曜日にウッドチップコースで追い切りました。今回は先行してパートナーの動き次第でこちらもギリギリで動かそうという指示でした。前半はゆったりと走れていてハミを外しながら楽に走れていたので却ってペースは遅かったかもしれません。その分だけ余裕はあって仕掛けてからのフットワークは良かったですね。ちょっと軽かったかもしれませんけれど、妙にムキになりすぎずに走れていたことはプラスと捉えていいでしょうし、このまま週末そして来週と動かして問題なければセントポーリア賞へ向かうつもりです」（木村師）２９日の東京競馬（セントポーリア賞・芝１８００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。 (17/01/11)［美浦トレセン］１１日に美浦トレセンへ帰厩しました。「前走後は天栄でじっくりとケアをして乗り込んでもらっていました。本当に良くなるにはまだ時間がほしいという状況ではありますが、ひとまず次の競馬を考えていくこと自体は問題ないだろうという牧場のジャッジもありましたので、セントポーリア賞あたりを目標にして本日帰厩させていただきました。もちろん、本当にその目標へ向かえるかどうかはこの後の様子次第でもありますから、明日から少しずつ動かしていき、状態をしっかりと確認していきます」（木村師） (17/01/10)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「心身のバランスを考えながらじんわりと乗り込んできました。いちおうひと通りの調教はできましたし、木村師と相談のうえ次走はセントポーリア賞あたりを目標にしていきましょうということになっています。ただ、体などを見るとまだパンとし切れず、時間をかけているわりには膨らんでこない状況なんです。そのあたりを考えるとこの血統らしく焦らず時間をかけてあげるべきかなと思います。走る馬ですから、我々もしっかりとするまで急かさないことを頭において接していきたいと思っています。馬体重は５０９キロです」（天栄担当者） (16/12/20)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「まだ若さもあるためあまり目先のことばかりを考えすぎないで先々を見ていきたい馬ではありますが、とりあえず順調には来ています。この状況から、木村師とはひとまず東京開催あたりで２戦目を考えてみませんかという話をしているところです。その話で行くと確定すれば１月中頃にはトレセンへ送り出すことになるでしょうし、あとひと月ほどこちらでより良い時間を過ごせるようにしていきたいです」（天栄担当者） (16/12/13)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「この中間の様子もまずまずで、調教を徐々に進めていこうとしているところです。順調ではあるのですが、トモもそうですし、精神的にもこれからの馬でしっかりしていない状況ですから、慌てないで考えていきたいですね。木村師とは地道に行きましょうという話もしていますし、良くなってきたタイミングで次走を考えていきたいと思っています」（天栄担当者） (16/12/06)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「少しずつですが乗り進めていますよ。この馬は特に右トモに弱さを感じさせるのですが、しっかりとケアを行うようにしていますし、今のところ経過もまずまずと言えると思います。順調ならば１月後半から２月あたりを目標として考えていけそうですし、逆算してピッチを上げていこうと思っています」（天栄担当者） (16/11/30)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。「心身ともにまだまだ完成しておらず、血統的に見ても本当に良くなるのは先の馬ですから、厩舎とは慌てずに育てていきたいという話をしています。冬の後半くらいには２戦目を考えていきたいと思っているものの、そのあたりはまだこれからです。少しずつ調教を進め出したところですから、経過をよく観察していき、それに見合った調整の強弱をつけていったうえで今後の詳細について判断していければと考えています。馬体重は４９８キロです」（天栄担当者） (16/11/22)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週は少し疲れを見せていましたが、すぐに落ち着き少しずつ動かしていました。そして、この中間から乗り込みを開始しています。今は馬場に入れてゆったりと体を動かしているところです。先週あたりの様子を見ているとやはりしっかりと間を取りながら次の競馬を考えていったほうがいいのではないかと思えますし、慌てて使うことはしないで来年に備えて考えていければ理想的ですね」（天栄担当者） (16/11/15)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「レースの疲れを癒すように軽めの調整で様子を見ていたのですが、今朝は体温が高めになっていました。元々直ぐの競馬を考えていたわけではないものの、内面の疲れが抜けていないということでしょう。テンション面を考えてもしっかりリフレッシュ期間を設けたうえで、無理のないタイミングで次を考えていきたいですね」（天栄担当者） (16/11/09)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「先週こちらに帰ってきています。馬の様子を見ているところですが、体は減り、萎んでいる印象を受けますね。また、先週末に診てもらった北海道の獣医師からは、首の張りが目立ち治療をしておいたほうがいいということを言われています。現状からするとすぐの競馬というのはちょっと難しそうで、しっかりと調整をしてからレースへ向かっていったほうがいいタイプでしょう。今の様子からすると年内は調整に充てて来年からという感じなるかもしれません」（天栄担当者） (16/11/02)［ＮＦ天栄］２日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週は改めましておめでとうございました。そして、ご声援いただきましてありがとうございました。体質面を中心に慎重に見ていきたい馬と思っていましたが、それと同じくらい能力を感じている馬でしたから無事に勝つことができてホッとした気持ちもありました。あの走りを見て改めていいなと感じましたが、その一方でやはり難しさもあるのだなと実感したところも実はあったんです。口取り時の前掻きもそうですけれど、レースを終えて検量室前に戻ってきて鞍を外し、馬服を着せようとした時に急に大量の汗を掻きだし、テンションの高揚を見せ始めたんです。写真を撮る時も目をむくような表情になりつつありましたから、ふとしたことでこういう急激な変化を見せる馬であり、やはりこの血統の難しさを再確認させられたシーンでもありました。とにもかくにも、やはりこの後いかに慎重に接していけるかにかかっているかと思います。ノーザンファームもこのお母さんの仔への接し方を経験を経てわかってくれているようですし、この馬も同様に大事に接していかないと精神的におかしくなりかねません。勝って喜んでいただいている最中にこのようなシビアな話をするのは良くないのかもしれませんが、この馬に期待をかけているのと同時に、このような課題も兼ね備えているということを皆さんと共有させていただき、長い目でこの馬の成長を図っていければと思っていますので、今後もよろしくお願いいたします。レース後、念のため脚元や膝など各ポイントの状態を探りましたが、大きな異常はなさそうでしたので、本日いったん天栄へ放牧に出しました。まずはしっかりリセットしてから今後を考えていったほうがいいでしょうし、焦りすぎずに判断をしていければと思っています」（木村師） (16/10/26)［美浦トレセン］２６日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒９−５３秒４−３８秒９−１２秒４）。「今週が目標としているレースの組まれている週ですので、競馬のことを意識して調整を行いました。追い切りは同じ２歳馬と併せる形でウッドチップコースで５３−３８をベースにし、バルデスが先に動かして終いに体を並べるような形です。やるごとに動きは良化しているかなと思うものの、この馬に求めるものが高いため、本当にいいなと思うにはまだまだとも感じています。確かに一時よりはだいぶ良いとは思いますが、体の中から込み上げてくるものがもっとあってもいいと思いますし、馬体重の数値だけで言っても５００キロくらいあってもいいところ、現状は４８０キロほどです。おそらく少し予定を延ばしたとしても大幅に変わるということはなさそうなので、予定通り向かうことにしました。期待しているからこそ厳しいジャッジにもなりますが、能力は感じているんです。捌きの硬さも見られ、現状未完成ではありますが、今の状態、この馬の能力でどのくらいやれるかというのが今回の見方になるかもしれません。おそらくそれなりのメンバー構成になるでしょうが、今後につながるようないい競馬を見せてもらえればと思っています」（木村師）３０日の東京競馬（２歳新馬・芝１８００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。 (16/10/20)［美浦トレセン］１９日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８４秒７−６９秒６−５４秒５−４０秒２−１３秒２）。２０日は軽めの調整を行いました。「様子を見つつ適宜動かしてきています。正直に言うと良いものを持っているのですが、まだバランスが整い切れておらず、また根っこの部分には弱さがあるなと思わせる状況ですね。バランスは心身の部分が大きく、体のレベルよりも先走ってしまっている感じで動こうとしてしまうんです。速いところはまだそこまで目立ちませんが、軽めに動かしている時は顕著で、もう少し質を良くしていきたいと思います。そのため、今週水曜日に行った追い切りは、前を追いかけるとその気持ちを煽ってしまいかねないので、今回は先に出させて自分のリズムを整えてから動かしていくようなイメージの内容です。相手との兼ね合いはあるものの、後ろから突かれたことでギュンと動けるような反応をしていましたし、悪くはなかったと見ています。そういった動きだけで言えば来週の競馬へ向かうことは可能でしょう。ただ、弱さという点では体質面と言いますか体調面でも不安定なところがあります。特に強いところを行った日の午後などは急に皮膚炎を見せたりします。カイバも食べているわりに数字が増えてこないのは内臓からしっかりとしていない現状を表していると言えるでしょうから、本当に良くなるのは先々だと思いますので、あまり慌てないでこの馬の将来を考えて接していきます」（木村師）３０日の東京競馬（２歳新馬・芝１８００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。 (16/10/13)［美浦トレセン］１２日は軽めの調整を行いました。１３日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８４秒７−６９秒２−５４秒６−４０秒２−１３秒１）。「先週から調教をスタートしていますが、大きな不安を見せることはなく比較的順調に進められています。様子を見ながら徐々に動かすようにしていて、今週は今朝一番の組でウッドチップコースにて追い切りを行いました。良い動きをするものの、まだ身のこなし等に粗削りな部分はあり、これからとも言える馬だと思います。他で言えば体ですかね。しっかり食べさせるようにはしていますが、食べているわりには体の肌ツヤがもうひとつで、張りももっとあってもいいのにな…と思う状態なんです。水曜日の午後、天栄スタッフが状態を見に来ましたが、その時に天栄にいるディアデラノビアの仔はみんな内臓面に弱さがあったということでしたし、この馬も共通する部分があるのかもしれません。とりあえず進めていける状況ではあるので、再来週を本線に設定して、そこへ向けて進めていきたいと思います」（木村師）今のところ３０日の東京競馬（２歳新馬・芝１８００ｍ）にルメール騎手で出走を予定しています。 (16/10/06)［美浦トレセン］６日は軽めの調整を行いました。「天栄でしっかりと乗り込んでもらってまずまずの状態になってきましたのでこのタイミングで帰厩させていただくことにしました。今日から様子を見つつ進めていて今朝はダートコースをじっくりと走らせています。順調ならば東京の最後かそのあとくらいのデビューを目標にしていきたいですね」（木村師） (16/10/05)［美浦トレセン］５日に美浦トレセンへ帰厩しました。「坂路で１５−１５かそれ以上のペースで乗りながらも状態は安定していましたし、動きもゆっくりながら確実に良化傾向にありました。そのような状況を踏まえて調教師と相談した結果、本日の検疫で帰厩の運びとなりました。まずは帰厩後の馬体の確認をしてからになるでしょうが、スムーズにデビュー戦へ向かっていってほしいですね。馬体重は４９８キロです」（天栄担当者） (16/09/27)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「じっくり乗り込んできて今のところ感触としては悪くないですよ。今の調子で行けば早くて次の開催の最後くらいの競馬も考えていけるかもしれませんよ。入るタイミングはこれから木村調教師と相談しつつ詳細を決めていければと思っているものの、早くて来週か再来週くらいの移動となればベターかなと思っています」（天栄担当者） (16/09/20)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「今のところ大きなトラブルを抱えることもなく順調に来ています。まだ粗削りな走りをするところもありますから整えていきたいところですが、経過としては悪くないのでしっかり動かしつつ体力をつけ、デビューへ向かっていきたいと思っています」（天栄担当者） (16/09/13)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「まずまずの状況ですね。良い部分もあればまだまだ粗削りな部分もあり、先を見据えながらじっくりと育てていきたいという考えを持っています。おそらく東京でのデビューは可能になると思いますが、あくまでもそこだけでなく先を見ながら慌てず取り組んでいきたいと考えています」（天栄担当者） (16/09/06)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「徐々に上げてきている状況ですよ。動きは悪くなく、兄弟に通ずるものを感じさせます。どちらかというと同じお兄さんでもサンマルティンよりはディアデルレイのイメージに近いところはあるものの、しっかりとした動きを見せてくれますし、悪くないですね。体力をつけるようにしっかりと乗り込んで順調に行けばふた開催ある東京開催中の出走を考えることもできそうな気がしています。そのあたりはもう少し良化を待ってから詳細を詰めていければと思っています。馬体重は４９６キロです」（天栄担当者） (16/08/30)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によって坂路でハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。「帰ってきてすぐのうちは慣らすためにじっくりと動かすようにしていましたが、その後の様子は問題なさそうだったので徐々に動かし出していますよ。そして、今週は坂路でそれなりの調教を行っていこうと思い、月曜日には坂路で１５−１５からもう少し速いくらいのペースを取り入れています。動きを見ているとまずまずと思える走りでしたが、質をより良くしてデビュー戦へ送り出せるようにしたいですね」（天栄担当者） (16/08/20)［ＮＦ天栄］２０日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (16/08/18)［美浦トレセン］１７日は軽めの調整を行いました。１８日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５６秒８−４１秒８−１４秒１）。「ゲート試験合格後は様子を見ながら動かしています。そして、今週からは少し時計を出してみることにしました。当初は昨日行うことを考えていたのですが、台風の影響で風が出ていて、経験が浅い２歳馬にその状況下で多くを求めるのも酷でしょう。そのため昨日はじっくりとキャンターで動かすことにして、今朝ウッドチップコースで時計を出すことにしました。５５−４０をベースにして少し時計はかかったものの、まだ序盤のわりには動きが良かったですし、やはりいいものを持っている印象があります。自ずと期待が膨らみますね。ただし、良くも悪くもこの血統が出ているのかなという気がしています。お兄さんのサンマルティンもすごい馬ですが、苦労したということも聞いていますし、この馬も慎重に接していかなければいけないと思っています。ベースと言いますか体の芯の部分がまだしっかりしきれていない印象を受けるんです。皮膚病が少し見られていたのですが、それは中身がまだしっかりしきれていないところから来ているようなものでしたし、今もカイバをしっかり与えているものの、内からグッと張ってくるようなところがまだ見られないんですよね。動かしながら良化を図っていければと思っているのですが、そういった現状を見ているとやはり先々なのかなと思えますから、現時点ではこのまま競馬まで行くのではなくある程度のベースをつくったらいったん放牧に出すことになるかもしれません」（木村師） (16/08/10)［美浦トレセン］１０日にゲート試験を受けて無事合格しました。「先週半ばからゲート練習を開始したのですが、様子は悪くなく、形にもなりつつあったものですから、それならば練習がてら試験を受けていくことを考えてもよさそうでした。それで、金曜日からさっそく行ってみたのですが、そのときはまだ合格までのレベルにはないかなというジャッジだったんです。若干モソモソしたところを気にされたのかなという感じだったのですが、回を重ねていけば問題ないだろうと思える状況でしたので今朝改めて受験しに行ったところ、無事に合格をもらうことができましたよ。普段のキャンターの動きを見ていても質の高さを感じさせてくれる馬ですから、やはり楽しみです。この血統でもありますし、もちろん期待は高いですから、尻つぼみいならないように大事に育てていきたいと思っています。今の状況がダメということはないのですが、ベースの部分ではまだまだで、今すぐ競馬へ向かえる馬ではないというのも感じています。それは北海道から移動させるときから把握はできていたことで、入厩させる段階でゲートまでというつもりでいたものですから、競馬までこのまま進めるということはしないつもりでいます。ただし、今後のことを考えても色々と美浦の場所を見せて慣らしておきたいですし、我々もこの馬のことをより知れるように接していきたいので、今すぐに出すのではなく少し手元で様子を見て、大きめのところも少しやってみてから放牧に出す形を採れればと思っています」（木村師） (16/08/03)［美浦トレセン］３日は軽めの調整を行いました。「先週末に入厩させていただきました。血統的にも期待がかかる馬ですから、何とかいい形で育てていければと思っています。よろしくお願いいたします。入ってきてからの様子は、ちょっと安定しないところを見せているんです。特に体温とテンションで、入厩初日は３８．５度くらいまで体温が上がったりしていたんです。ただ、カイバ食いが落ちることはないので無理のない程度には動かせています。天栄での数日間でもテンションが高くなって、体温も不安定なところがあったという話でしたし、今は少し落ち着かせていく必要があるのかもしれませんね。表情を見ていても、まわりのことをすごく見ていて過敏になっているなと思えますし、まずは慣らしていくことから始めていきたいです。ゲート練習もまだ取り入れていませんが、明日以降の様子を見ながら徐々に見せていこうと思っています」（木村師） (16/07/30)［美浦トレセン］３０日に美浦トレセン・木村哲也厩舎へ入厩しました。 (16/07/26)［ＮＦ天栄］２６日にＮＦ天栄へ向けて移動しました。この後は体調を見ながらトレセン入厩に向けて態勢を整えていきます。「この中間もしっかり乗り込んでおり、馬体を見るとだいぶメリハリの利いた体付きになってきたと思います。体調や脚元にも不安はありませんし、木村調教師と相談した結果、このタイミングで本州へ移動させることになりました。初めての長距離輸になりますから、まずは無事に移動をこなしてほしいですね」（早来担当者） (16/07/15)［ＮＦ早来］馬体重：488kg　現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター１本の調整を行っています。この中間も坂路２本追いの日を設けるなど、しっかりとした負荷を掛けていますが、その中にあっても馬体重を減らすことがない点にはとても好印象を抱きます。調教時の動きからは状態の良さがひしひしと伝わってきますし、また申し分ない成長曲線を描いているので、今後もさらなる前進を求めて乗り込んでいきたいと思います。 (16/06/30)［ＮＦ早来］現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター１本の調整を行っています。ハロン１５秒の時計を出した際もフットワークにはゆとりが感じられ、坂路の最後までしっかりと駆けることができています。トモの緩さが着実に解消してくるなど、ここにきての馬体の充実ぶりには目を見張るものがあるので、時には坂路２本追い（ハロン１７秒と１５秒）の日を設けるなどして、さらなる良化を促しています。 (16/06/15)［ＮＦ早来］馬体重：485kg　現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１５秒のキャンター１本の調整を行っています。坂路コースでの動きにはだいぶ良化が感じられ、体力を養えてきたことは間違いないでしょう。背腰やトモにもだいぶ力が付いてきましたし、着実に状態は上昇していますので、この調子で父の産駒の特徴であるパワフルな走りを目指していきます。 (16/05/31)［ＮＦ早来］現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒のキャンター１本の調整を行っています。気温の上昇とともに馬がどんどん変わってきており、付くべきところに筋肉が付いてメリハリの利いた馬体になってきました。力強さが増してきたことでキャンターの動きには余裕が感じられるようになってきましたが、フォームを見ていると頭が少し高くなるシーンも見受けられますので、首をしっかり使って走れるように改善していきます。 (16/05/13)［ＮＦ早来］馬体重：484kg　現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１５〜１６秒のキャンター１本の調整を行っています。ボディコンディションが良好なことから、この中間より調教ペースをもう一段上げていますが、速いペースでも堪えることなくしっかり取り組んでくれています。馬体に目を向けると体重の数値が示す通り、幅が出て一段と逞しさを増してきた印象を受けます。ここにきて更なる成長を見せてくれていますので、この流れを崩さずにより一層の良化を促していきます。 (16/04/28)［ＮＦ早来］現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本の調整を行っています。気の強さやテンションの高さは見受けられるものの、血筋を考えると許容範囲のものであり、過度な力みに繋がらないように心がけて接しています。現状に見合った負荷を継続してかけていることでトモ脚の緩さにはだいぶ改善が見られるので、今後も少しずつペースアップしていくことを検討していますが、それに比例するように馬体は進歩を遂げてくれそうなイメージを持っています。 (16/04/15)［ＮＦ早来］馬体重：476kg　現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週４回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週２回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本の調整を行っています。調教時の動きは良く、着実に良化していることが伺えますが、乗り込みを継続する中で徐々に気の強いところを見せるようになってきました。この母系らしさが出てきたという意味ではいい傾向と捉えていますが、今後力みが出てくる可能性もありますので、のびのびと走れるように促していければと考えています。 (16/03/31)［ＮＦ早来］現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週４回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週２回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本の調整を行っています。馬体にはまだ緩さが残るものの、フットワーク自体には徐々に伸びやかさが出てくるなど、日々成長が感じられます。母系に由来すると考えられるトビの大きな走りには高い将来性を見出すことができ、今後の鍛錬によって持てる資質を競馬で活かせるようにしていきたいと思います。 (16/03/15)［ＮＦ早来］馬体重：470kg　現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週４回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週２回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本の調整を行っています。馬体や動きを見るとまだ未完成といった印象がありますが、その中でも順調にハロン１６秒台のメニューを消化している点は十分評価できるでしょう。これからの成長分を加味すると期待はますます高まりますので、しっかりと軌道に乗せていけるよう取り組んでいきます。 (16/02/29)［ＮＦ早来］現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週４回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週２回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本の調整を行っています。乗り込みを継続していますが、馬体の張りにはまだ物足りないところがあり、過剰な負荷は成長の妨げにもなるので、今しばらくは馬本位に進めていこうと思います。体に幅が出てくれば自ずと調教の動きにも力強さが増してくるでしょうし、今後の成長が楽しみな１頭であることは間違いありません。 (16/02/15)［ＮＦ早来］馬体重：464kg　現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週４回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週２回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本の調整を行っています。成長度合いに見合った負荷をかけてきたことで、調教での脚捌きは見るからに良化してきました。まだ成長途上で線の細さが残る現状ですが、それを感じさせないほどの動きを見せているので、今後も更なる良化を促していけるよう取り組んでいきます。 (16/01/19)［ＮＦ早来］現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本の調整を行っています。トモの肉付きがさらに良くなってくれば理想的ですが、現状においても調教では素軽い動きを見せており、如何にもスピードがありそうな印象を受けます。まだまだ成長が見込める時期だけに今後も焦ることなく日々の乗り込みを進めていきたいと思います。 (16/01/15)［ＮＦ早来］馬体重：475kg　年末年始も順調に過ごし、現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター２０００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１６秒のキャンター１本の調整を行っています。馬体重に大きな変化はないものの、体高が伸びてきたことで、見た目には腹回りがすっきりしてきたように感じらます。もう少し余裕を持たせながら調整していければ理想的だと思いますので、成長度合いを見ながら適切な調教メニューを組んでいきます。 (15/12/24)［ＮＦ早来］馬体重：472kg　現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週６回は屋内周回コースでハロン２０秒のキャンター２０００ｍ、週１回は屋内坂路コースでハロン１７秒のキャンター１本の調整を行っています。気温の低下とともに冬毛がだいぶ伸びてきましたが、元気よく調教に励むことができており、体調は良好そのものです。全兄ドレッドノータスが京都２歳Ｓを勝利したことで改めてこの母系の能力の高さを示しましたが、坂路を駆け上がってくる本馬の姿を見ていると兄姉に引けをとらない素質が感じられます。 (15/11/30)［ＮＦ早来］馬体重：464kg　現在はウォーキングマシンで１時間の運動の後、週３回は屋内周回コースでハロン２２秒のキャンター１８００ｍ、週３回は屋内坂路コースでハロン１８秒のキャンター１本の調整を行っています。この母系には悍性の強さを持つタイプが多いことから、ここまで慎重に接していますが、気の悪さを見せることはなく、むしろ扱いやすいくらいなので拍子抜けといった印象です。しかし、これから調教を課していく中で徐々にスイッチが入ってくる可能性は考えられますので、引き続きコミュニケーションを大事にしながら進めていきます。 (15/10/30)［ＮＦ早来］馬体重：475kg　ＮＦ早来へ移動するまでは夜間放牧を継続しながら初期馴致を進めてきました。物覚えがよく、馴致では教えたことをひとつひとつスムーズにこなしてくれた順応力の高さは、今後の育成において強みとなってくれると感じています。これから本格的な調教を開始していくことになりますが、バランス面に秀でた馬体造りであることからも、うまく成長を促していけばこの一族の武器でもある瞬発力に磨きを掛けていくことができるでしょう。 (15/10/07)［ＮＦ早来］７日にＮＦイヤリングからＮＦ早来へ移動しました。 (15/09/30)［ＮＦ−Ｙ］馬体重：477kg　現在はＮＦ早来への移動に備え、順調に夜間放牧を行っています。洗い場での馴致や背馴らしを行っていますが、人とのコンタクトがスムーズな飲み込みの早いタイプなのでスムーズに進めることができています。放牧地では筋肉量、骨量豊富な馬体を活かしたダイナミックな走りを披露しており、その力感あふれる動きにはさすが良血馬と舌を巻くほどです。母は毎年のように素質あふれる産駒を送り出していますが、本馬も兄姉に勝るとも劣らぬ素質の高さを感じさせますので、今後の成長が楽しみでなりません。 (15/08/27)［ＮＦ−Ｙ］馬体重：439kg　体高：156.5cm　胸囲：177.5cm　管囲：20.8cm

■ 募集カタログコメント／１５年募集

高い完成度を誇り、精悍な顔立ちや太い首差し、骨量・筋肉量ともに豊富な馬体は、一見すると1歳馬とは思えないほどです。艶やかで剛健なボディにそれ相応の高排気量エンジンを搭載しているため、アクセルを踏み込んだ瞬間に見せる加速ぶりは圧巻です。精神面でも大人びており、オン・オフの切り替えが上手く状況を読める利発さがあるため、人を煩わせることもありません。母は毎年産駒を送り出してクラブに華を添えていますが、そろそろ母の活躍を超えるG1制覇の声が聞きたいという希望に、本馬はきっと応えてくれることでしょう。

ディアデラノビアの１４
牡馬・栗毛・２０１４年３月１４日生れ（美浦・木村哲也）
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファームYearling 　全４００口●総額４，０００万円
馬名：バルデス
英名：Valdes（西語）
由来：アルゼンチンの地名。母母の生産国、母名より連想

Harbinger *ハービンジャー 2006 鹿毛	ダンシリ Dansili 1996 鹿毛	*デインヒル	Danzig
			Razyana
		Hasili	Kahyasi
			Kerali
	ペナンパール Penang Pearl 1996 鹿毛	Bering	Arctic Tern
			Beaune
		Guapa	Shareef Dancer
			Sauceboat
ディアデラノビア 2002 栗毛	Sunday Silence *サンデーサイレンス 1986 青鹿	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Mountain Flower
	Potrizaris *ポトリザリス 1995 栗毛	Potrillazo	Ahmad
			Azalee
		Chaldee	Banner Sport
			Gevar

母： ディアデラノビアは５勝，フローラＳ-JPN2(芝2000ｍ)，京都牝馬Ｓ-Ｇ�V(芝1600ｍ)，同-JPN3５着， 　　　　　　　愛知杯-Ｇ�V(芝2000ｍ)，白梅賞(芝1600ｍ)，中山牝馬Ｓ-JPN3２着，オークス-JPN1３着， 　　　　　　　ヴィクトリアマイル-JPN1３着，エリザベス女王杯-JPN1３着，同-Ｇ�T４着，阪神牝馬Ｓ-Ｇ�U３着， 　　　　　　　マイラーズＣ-Ｇ�U３着，オールカマー-JPN2３着，府中牝馬Ｓ-JPN3３着，同-Ｇ�V４着， 　　　　　　　フィリーズレビュー-JPN2４着。産駒 　　ディアデラバンデラ(09 セ 黒鹿*シンボリクリスエス)１勝，東海(公)２勝，梅見月杯５着，現役 　　ディアデラマドレ　(10 牝 鹿 キングカメハメハ )６勝，府中牝馬Ｓ-Ｇ�U（芝1800ｍ），マーメイドＳ-Ｇ�V（芝2000ｍ），愛知杯-Ｇ�V（芝2000ｍ）， 　　｜　　　　堀川特別（芝1800ｍ），エリザベス女王杯-Ｇ�T３着，クイーンＳ-Ｇ�V５着，現役 　　ディアデルレイ　　(11 牡栗キングカメハメハ )２勝，現役 　　サンマルティン　　(12 牡栗*ハービンジャー )１勝，現役 　　ドレッドノータス　(13 牡栗*ハービンジャー )未出走 祖母： ポトリザリスPotrizarisはアルゼンチン産，アルゼンチン年度代表牝馬， 　　　　　　　アルゼンチン３歳牝馬チャンピオン，アルゼンチン４勝，アルゼンチンオークス-Ｇ�T，アルゼンチンダービー-Ｇ�T， 　　　　　　　カルロスペレグリーニ大賞典-Ｇ�T４着，ペルー入着，南米ジョッキークラブ賞-Ｇ�T４着， 　　　　　　　米入着，サンゴルゴニオＨ-Ｇ�U４着。産駒 　　ディアデラノビア(02 牝 栗 サンデーサイレンス）５勝，フローラＳ-Ｇ�U，愛知杯-Ｇ�V，京都牝馬-Ｇ�V，白梅賞， 　　｜　　　　中山牝馬Ｓ-JPN3２着，オークス-JPN1３着，ヴィクトリアマイル-Ｇ�T３着，エリザベス女王杯-JPN1３着， 　　｜　　　　マイラーズＣ-Ｇ�U３着，オールカマー-JPN2３着，府中牝馬Ｓ-JPN2３着，同-Ｇ�V４着， 　　｜　　　　フィリーズレビュー-Ｇ�U４着，京都牝馬Ｓ-Ｇ�V５着，産駒 　　ドルセデレーチェ　(03 牝 栗 フレンチデピュティ）未勝利 　　クルサード　　　　(04 牡 鹿 ダンスインザダーク）１勝,若駒Ｓ-ＯＰ２着 　　マゼラン　　　　　(05 牡 鹿 *クロフネ）５勝,尼崎Ｓ，潮来特別，糸魚川特別 　　イグアス　　　　　(08 牡 黒鹿 ディープインパクト）３勝，高雄特別，かきつばた賞，ステイヤーズＳ-Ｇ�U２着，現役 　　バリローチェ　　　(10 牝 黒鹿 ディープインパクト）１勝，現役 ３代母： チャルディーChaldeeはアルゼンチン４勝，Especial Dia del Ejercito Argentino，ベネズエラ賞-Ｇ�U３着。産駒 　　ポトリディーPotridee：アルゼンチン２歳牝馬チャンピオン，アルゼンチン３勝，ラスエストレラスドポトランカス賞-Ｇ�T， 　　｜　　　　ホルヘアチュチャ大賞典-Ｇ�T，米４勝，ヴァニティ招待Ｈ-Ｇ�T，ビヴァリーディーＳ-Ｇ�T３着， 　　｜　　　　ラスパルマスＨ-Ｇ�U３着。産駒 　　｜　　チャームドギフトCharmed Gift：米４勝，シルヴァーブリットデイＳ-Ｇ�V２着，ドッグウッドＳ-Ｇ�V２着 　　ポトリチャルPotrichal：アルゼンチン３勝，プラタＣ大賞典-Ｇ�T，ラモンビアウス賞-Ｇ�U， 　　｜　　　　フランシスコＪベアスレイ賞-Ｇ�U３着，米１勝，ゴールデンポピーＨ-Ｇ�V３着。産駒 　　｜　　ティーエイチアプルーヴァルT. H. Approval：米５勝，サンフアンカピストラーノ招待Ｈ-Ｇ�U(２回) 　　サンバナーSun Banner：アルゼンチン２勝，アメリカラティナ賞-Ｇ�V，アントニオケイン賞-Ｇ�V， 　　｜　　　　ホセペドロラミレス賞-Ｇ�U２着，７月９日大賞典-Ｇ�T３着。種牡馬 　　ポトリナーPotrinner：アルゼンチン３勝，ミルギニー-Ｇ�T，フランシスコＪベアスレイ賞-Ｇ�U， 　　｜　　　　アルゼンチンオークス-Ｇ�T２着，エンリケアセバル賞-Ｇ�T２着。産駒 　　｜　　メローアインダMelhor Ainda：米４勝，サンズポイントＳ-Ｇ�V，アメリカンオークス-Ｇ�T２着， 　　｜　　　　　　　ビヴァリーディーＳ-Ｇ�T３着 　　ポトロレックスPotro Rex：アルゼンチン５勝，サンマルチン将軍大賞典-Ｇ�T，ペルー賞-Ｇ�U２着 　　サンヴィーナスSun Venus：アルゼンチン２勝。産駒 　　　　　ヴィーナスリンVenus Lin：不出走。産駒 　　　　　　　ポトロヴィーナスPotro Venus：アルゼンチン４勝，ビセンテＬカサーレス賞-Ｇ�V， 　　　　　　　　　　　　　コンパラシオン賞-Ｇ�U２着 ４代母： ヘバーGevarは不出走。産駒 　　クラウンゴルダCrown Golda：不出走。産駒 　　　　　タフゴルダTough Golda：アルゼンチン10勝，エリセオラミレス大賞典-Ｇ�T，ブエノスアイレス市賞-Ｇ�T， 　　　　　　　　　　トーマスリヨン賞-Ｇ�U